哲学・宗教・心理作品一覧

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  • チャネリング・センス【交信能力編】
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    「本当の人生の歓び =スピリチュアルに生きる」ための魔法、 天国とのコミュニケーション力をどう磨き高めるか 神霊(スピリット)波長の通信コンタクト&チャネルを 実現させる実践の手引書[完全保存版]! 《最先端科学:死後の世界と霊媒術》概説も特別掲載 交信感度を引き上げ、 いかにして神霊の智恵を受けとめるか 自分自身で繋がる直接交信と、 霊媒師を介した間接交信の 仕組み&実践方法を 豊富な実例とともに詳細に解説 ・「死後の世界」から降りるサインにどう気づくか ―スピリットの働きかけは、どのような種類や方法があるのか ・直感から超感覚(スーパーセンス)へギアを引き上げよう ―第六感、予知夢、ナイト・ヴィジョンで繋がる天国との新関係 ・動物との交信から学ぶスピリチュアルな世界 ―ペットの無条件の愛、本当の癒しが目覚めのきっかけに ・愛のエネルギーの強さが交信感度を高める ―祈りの力、幽体離脱、臨死体験が天国からの奇跡を現実化 ・スピリットとの交信を可能にする驚異の霊媒術メソッド ―物理的な次元と非物理的な次元を繋ぐ領域の舞台裏 ・スピリット次元との双方向通信を深める極意 ―霊媒師が、クライアントからのあらゆる疑問に答える …etc. この本は、スピリットの助けを借りて あなたの元に届けられました この本を読む運命だったのです さあ、希望のパンドラの箱を開けて 次なる魂の進化へ向かいましょう 今こそ《あなたの中の霊媒師》に 目覚めるときです テレサ・チャンの 『チャネリング・センス【識別能力編】 天国からのサインをどう見極め受け取るか』 (ヒカルランド刊)も好評発売中 テレサ・チャン[著] 斉藤宗美[訳]

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  • 図解・超入門 自分と他人のホンネがわかる心理学
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本書は、コンビニ限定書籍「自分と他人のホンネがわかる心理学」を電子化したものです。 「あの人に何でこんなことをしたのだろう」 「自分は周りからどう見られているのだろうか」 これらの悩みは、他人のホンネがわからないことから起こります。 そのようなときに役に立つのが心理学。 他人の行動の裏に隠されたホンネを読み解くヒントになります。 相手のホンネがわかれば、人間関係もよりよいものにできるでしょう。 実は心理学でわかるホンネは他人のものだけではありません。自分自身のホンネを知るためにも心理学は有効活用できます。 たとえば、テストの直前に急に部屋の掃除を始めたり、ゲームに熱中してしまった記憶はないでしょうか。 これは「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれる心理的作用が働いているからです。 テストで不利になる行動をとることで、点数が悪かったとしても「本気になればできる」と言い訳することができます。 失敗を自分以外の外的要因のせいにしたいという心理が無意議に働いているのです。 しかし、実際にテスト前にゲームをしているときに、自分のそのようなホンネに気づくことはできません。 心理学で無意識の中に潜むホンネを学ばない限り、改善することはできないのです。 心理学は心と行動についての科学的な「学問」であると同時に、私たちの日常生活で有効活用できる「道具」でもあります。 本書で心理学を学ぶことで人生をよりよいものにできれば、著者としてこんなにうれしいことはありません。 (はじめに より)
  • 読む哲学事典
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    ◇◆◇「愛とは何か」を解るために、「暴力とは何か」を考える。◇◆◇ ◇◆◇さまざまな概念を対にして展開する、縦横無尽な思考の一大パノラマ!◇◆◇ 本質と時間/愛と暴力/ここと私/正義と詩人…… ある概念と別の概念を対にしてみると、思いもよらない連関が生まれ、ありふれた言葉から豊かな哲学の問題が立ち上がってくる! 現代哲学の重要論点のみならず、文学、芸術、宗教、科学、政治を自由闊達に横断。一人ですべての項目を書き切った事典にして、どこから読んでも愉しめる上質の哲学エッセイ。 【本書より】 哲学事典を引く人が、「存在」とか「記憶」とかの意味をまったく知らない、などということは考えにくい。求められているのは日常では一見自明な言葉に哲学者が見出す亀裂であり、それを通して見えてくる思いがけない意味連関ではなかろうか? 概念間の連関が重要なのだ。ゆえに、哲学事典は一貫した視点で、一人が全項目を書くべきなのだ。 これは、すべてを網羅するという事ではない。多くの知識を蓄える事が問題ではない。問題は、越境的な精神の自由を確保する事なのである。本書では、諸概念の連関を強調するため、事項を単独で説明するのではなく、一対の概念に対して説明をした。読者は、関連する事項説明をたどることによって、梁と梁が大きなドームをなすイスラム建築のように、あるいはたがいに連関して図形を構成する夜の星空のように広がる、概念の天蓋が見渡せよう。 【本書の内容】 愛と暴力 アキレスと亀 一者の実在性/真理と悲劇 イロニーとユーモア 運と偶然 可能性と反実在論 共同感覚と感覚質 言語と意味/ Sinn(意)とBedeutung(指示)/実在論と反実在論 検証主義とプラグマティズム ここと私/意識と想像的なもの/想像的な私と象徴的な私 自然とユートピア/美と判断力 自由と問題 正義と詩人 全体論と解釈/現象学と志向性/心的な用語(mental term)と命題的態度 疎外論と物象化論 存在と存在論/数と算術/性質と類似性/実体と普遍論争 知識と信念 超範疇と超越論的 美のイデアと芸術 文化相対主義と普遍的正義論 弁証法と(再)定義/観念論とヘーゲルの弁証法―意図と欲望 保守主義と左翼 法と革命 本質と時間/時間様相―過去現在未来/期待と希望 メタ言語と主体性 ヨブの苦しみと罪の名 歴史と伝統/ヘーゲルの歴史観/反時代的 索引 *本書の原本は、2006年に講談社現代新書より刊行されました。(増補あり)
  • 往生要集入門 悲しき者の救い
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    辛い現世を終えて、来世こそは阿弥陀仏のすまう極楽浄土に生まれたい――貴賤を問わず日本で幅広く、長きにわたって信仰されてきた浄土思想。すべては平安時代、一人の僧によって著されたこの書物から始まった。源信なくしては、法然も親鸞もない。 『往生要集』の訳・校注で知られる著者が、歴史的背景に始まりゆるやかに『往生要集』の構成に沿いつつ、親しみやすい現代語訳を随所に示しながら、源信の教えの真髄を平易に解き明かす。 「予が如き頑魯(がんろ)の者(わたしのような愚かなもの)」と自らを顧みた源信(942-1017年)。智慧や才にめぐまれた一握りの人ではなく、自身を含む多くの罪深い「悲しき者」が救われる道を模索した『往生要集』が、日本の思想・信仰に与えた影響ははかりしれない。  往生を目指すべき理由として描かれる等活地獄、黒縄地獄、衆合地獄、阿鼻地獄など数々の地獄も、経典と源信自身の言葉を交えながら、恐ろしい責め苦が生々しく描き出され、それに対応する極楽の姿、そして現代人の想像をはるかに超える仏の姿もあざやかに示される。地獄、極楽、さらに仏の姿は、信仰のみならず、のちの思想、文学、芸術にも大きな影響を及ぼした。『源氏物語』や『栄華物語』、『梁塵秘抄』など、のちの文学作品にみられる『往生要集』の影響も示唆される。  『往生要集』は「集」というその名が示す通り、『無量寿経』、『観無量寿経』、『阿弥陀経』の浄土三部経をはじめ数多の経典や経典の注釈書の引用によって、往生の要諦を説いたものである。膨大多岐にわたる出典についての解説は、仏教学の泰斗たる著者ならではのものであり、源信が数々の経典のなかから何を重要としていたのかが、次第に浮かび上がってくる。  仏の姿を念じる「観相の念仏」を自らの思想の核とした源信が、「南無阿弥陀仏」と仏の名を口で称えるいわゆる「念仏」、「称名の念仏」に託したものとは何だったのか――。浄土思想の原点に触れる一冊。(原本:『悲しき者の救い――源信『往生要集』』筑摩書房(仏教選書)、1987年) 【本書の内容】 はしがき 第一章 『往生要集』の成立 第二章 迷いの世界 第三章 浄土へのねがい 第四章 正しい念仏 第五章 悲しき者の救い 源信略年譜 あとがき 付 参考文献について 選書版あとがき 解 説(岩田文昭)
  • ことばをはぐくむ【新装版】 発達に遅れのある子どもたちのために
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    ことばの育ちの「バイブル」。30年のロングセラー新装版。 親ごさんたちに、「そのままのあなたでいいんですよ。りっぱですよ」と言いつづけてきた言語聴覚士の先生が伝えます。ことばを育てる、「こうすれば、もっといいのではないか」「こう考えると、もっとわかりやすいのではないか」。ことばをはぐくみながら、心を育てていく子育て。すべての子育て中の方たちへ、想いを込めた本。 【目次】 序章 子どもとひらく「ことば」の世界 第1章 心を育て、ことばを育てる 第2章 脳のはたらきとことば 第3章 ことばときこえのしくみ 第4章 ことばのビルを建てましょう 【著者】 中川信子 言語聴覚士(ST)1948 年東京生まれ長年にわたり幼児のことばや発達の相談事業に従事。現在は、東京都狛江市の特別支援教育巡回専門家チームの一員として、市内の小中学校の巡回を行っている。子どもの発達支援を考えるSTの会代表。2022年 母子保健事業功労者として「厚生労働大臣表彰受賞」
  • 正負の法則―一瞬で人生の答えが見つかる
    3.8
    本書の目的は、 あなたが「本当の自分に目覚める」のをサポートすることです。 生きる目的を見いだし、 人生を理想の状態にする方法を理解する手助けをすることがゴールです。 お伝えする新しいものの見方と実践的手法は、 知的活動、職業、お金、人間関係、社会生活、健康、精神的な探求に 自信を持って取り組むための鍵を提供します。 心満たされる意義深い生活を送るための鍵です。 あなたの大きな潜在能力、いちばん大切な目的、そしてあなた自身を発見するためのものです。 本書の考え方とツールを利用すると連鎖反応が起こります。 あなたは夢を実現する方程式を学び、 想像を超える段階まで心を開くコツをつかむでしょう。 また、人生のあらゆる面で、 愛と感謝を増やす方法を見いだしていくことになります。 思いやりあふれる人間関係を築く方法について、深い洞察を得ることで、 あなたの中に眠る天性の才能は必ず目覚めます。 また、恐れと幻想を超越することで、 本当の使命と人生の目的を理解することになるでしょう。 これはただの本ではありません。 いままでの自分の殻を破っていく(ブレイクスルー)という体験なのです。 心を動かされる体験をして、 自分が変化したことに間違いなく気がつくことでしょう。 ──ドクター・ジョン・F・ディマティーニ 逆境や試練がきたときも、 その裏には必ずそれと同じだけの祝福があるという考え方は、 人生を大きく変える力を持っています。 私がいちばん感銘を受けたのは、 「人生には、成功と失敗が同じだけある」というくだりです。 もし、失敗が、成功と同じだけの確率だとわかったら、 どれだけ多くの人が行動しはじめることでしょう。 人生の中で起きるいろんな出来事を冷静に見て、 正(プラス)と負(マイナス)を統合することは、 とても大事だと私も考えています。 自分の中にある正と負の両面を見つめる癖がつけば、 あなたの人生は劇的に変わり、夢を生きるようになるでしょう。 ──訳者・本田 健
  • なぜあの人と分かり合えないのか 分断を乗り越える公共哲学
    4.0
    「世の中がギスギスしている」「心に余裕のない人が多い」。学校や職場など社会の至る所から、そんな声が聞こえてくる。意見の異なる人と物別れになる。そもそも話し合いが成り立たない。ときにはお互いに譲らず、口汚い罵倒が飛び交うことさえある。それでも、人は生きるうえで他人と関わらざるをえない。どうすれば、こうした軋轢を解きほぐせるだろうか――。 身近な経験から社会に関わる話題まで、捉えどころのない問題を整理し、解決に向かうための道筋を提示する。学歴主義、商業主義、成果主義、ルッキズム、差別といった様々な問題を抱える現代人のための実践的哲学! 他人と一緒にやっていくにはどうすればいいか、多様化する社会で、相互理解を進めるための第一歩。不機嫌な時代の処方箋! 【目次】 はじめに 序章 「いやならお金を払えばいいのに」の論理――断片化する公共圏 第1部 子どもの難問――子育て、教育、学歴社会を考える 第1章 お金のために勉強させてもよいか――教育の脱公共化 第2章 偏差値は高ければ高いほどよいのか――大学への無理解 第3章 大学は無料にすべきか――学歴偏重社会と反知性主義 第2部 大人の難問――商業主義、イムズ、偏見を考える 第5章 成果主義は善か――人を操ろうとする思考 第6章 強く、正しく、美しく?――人を追い込む社会的偏見について 第7章 犯罪者は犯罪者らしく? 第3部 根本的な問題――思想的背景から解決へ 第8章 そもそもリベラルとは何か 第9章 思想的な対立を乗り越える――公共の再生 第10章 公共圏の可能性――市民的連帯のもとでの取り組み 注 参考文献一覧 あとがき
  • 新しい「領解文」(浄土真宗のみ教え)ご消息と解説
    -
    ・新しい「領解文」(浄土真宗のみ教え)についての消息 ・ご消息 解説(勧学寮) ・新しい「領解文」(浄土真宗のみ教え)の解説本の発行について(浄土真宗本願寺派)
  • 中国古典百言百話6 老子・荘子
    4.0
    仁や徳など人間の厳格な精神性を重んじた儒教に対し、我や欲など人間の自然な姿を肯定した老荘の教え―患いを避け人生をしなやかに生きる知恵を説く「老子」と、何ものにもとらわれない自由な生き方を説く「荘子」。二つの思想が共に目指した「道」とは何か。二つの書のエッセンスから、現代をより豊かに生きるための、世俗を超えた“無為自然の哲学”を学ぶ。
  • 中国古典百言百話14 大学・中庸
    4.0
    儒教の根本思想「修己治人」の教えを説き、宋代の思想家・朱子により為政者修養の書として定められた四書・五経。その中心を成し、指導者たる者の道と徳のあり方を示したものが「大学」と「中庸」である。「修身・斉家・治国・平天下」「日々に新たに」「徳は本なり、財は末なり」など、数多くの名言・名句を今日に伝える名著のなかから、上に立つ者の要諦を学ぶ。
  • 教養として知っておきたい宗教学
    3.0
    日本ではこれまで、不祥事やテロなどのニュースを除いては、宗教は公共の話題になりにくかった。しかしながら、2021年の安倍元総理大臣銃撃事件をきっかけに、カルト的宗教の問題、宗教二世の困窮の問題、政教分離と信教の自由をめぐる問題などが広く認識されるようになった。人類文化の「原点」を占めている宗教を、個人の内心の問題としての「信仰」からいったん離れて、文化的・社会的・思想的な「知識」として理解する――。それを行なうのが本書のテーマ「宗教学」である。本書は、『面白くて眠れなくなる宗教学』を改題し、文庫化したものである。基本的な内容は親本に準拠しているものの、新宗教、カルト、無神論ないし宗教批判といった、ニーズが高いと思われるトピックに関しては、加筆したり新たな節を設けたりしている。また、巻末にある「読書案内」の中身も刷新している。世界観が広がり、社会を見る目を養える一冊。
  • 人生が変わる超シンプルなストレスコントロール ~自分を理解し、幸せを手に入れるコツ~
    -
    自分の心だけで完結する「ストレス」制御術 幼い頃から厳格な両親に育てられた著者は40年以上もの間、それを「ストレス」だとも気づかずに箱入り娘として育ち、抑圧された人生の中で人格が形成された。自分と同じように「ストレス」で苦しんでいる人を助け、日本人の幸福度を上げるため、現在、ストレスマネジメントコーチとして活動中の著者が伝える、自分の心だけで完結する「ストレス」制御術。ストレスの大小にかかわらず、今後何が起こるかもしれない世の中で、読んでおいて決して損はない1冊。 【目次】 はじめに コーチングオフィス・ファーストペンギン 箱入り娘の人生 箱入り娘、箱を出る 自信につながったコーチの一言 ストレスマネジメントコーチとは マミー流コーチング 日本人の幸福度を上げていきたい 完璧主義は心の危険信号 マミー流コーチングのチェックリスト 自分を大好きになろう おわりに 【著者】 井澤満美 1966年 京都府京都市に誕生 1989年 家業である和装小物店に入社 販売業に専念 2015年 CTIコーチングスクールで1年半コーチングを学ぶ コーチングオフィス・ファーストペンギン設立 企業研修 企業コーチング パーソナルコーチング メンターコーチングなどあらゆる業種のかたをクライアントに持ち現在はストレスマネージメントのコーチとして活躍中 米国CTI認定資格CPCC NLPプラクティショナー Points of You®プラクティショナー 保有
  • 人生は後半に輝く 中国古典に学ぶ熟成の生き方
    -
    遅咲きの幸福をつかむヒント。中国の歴史の中から24人の人物をとりあげ、それぞれの生き方について、とくに後半生に光をあて紹介。気力をふりしぼって人生に挑戦し、自分の人生を生き抜いた人々から、現代を生きる術を得る。
  • つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて
    4.0
    分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して ”筋を通す” ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう! ◆積極的安楽死は認められるか? ◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か? ◆テロリストの逮捕か人質の命か? ◆安全基準か雇用の最大化か? 【徳倫理とは】 アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。
  • 「不安症」でもだいじょうぶ
    -
    不安とうまくやっていける自分になれる! いま、不安を感じる人が増えています。「こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」と連想ゲームのように次々と不安が生じ、日常生活に支障が出るほどになるのが「不安症(不安障害)」です。10人に1人がなると言われ、アレルギー体質と同じように、不安になりやすい体質(不安感受性)もあります。頭は不安でフル稼働し眠れなくなる悪循環に陥り、うつ病になることも珍しくありません。 しかし、行動を変えることで、不安は手なずけることができます。たとえば原因を探して不安をなくそうとするのは、むしろ不安を増やす行動。それを別の行動に置き換えることが大切なのです。本書はパニック症、社交不安症(対人恐怖)、病気不安症、ためこみ症、強迫症など様々な不安の病気やそのメカニズムの解説とともに、自分でできる対処法、そして不安症の家族に巻き込まれないための付き合い方を伝授。不安にとらわれず、人生を楽しめるようになれます!
  • つながりを、取り戻す。
    -
    ~家族を壊したのは、母の意思ではなく、アルコール~ 物心ついた頃から母親は一日中お酒を飲んでいた。 両親は毎晩ケンカをしていた。 家族がうまくいかないのは、 母親の酒のせいだと気が付いた福岡雅樹少年は、 学校から帰るたびに母から酒を取り上げ、シンクに流していった。 それでも母親は酒をやめられず壊れていく。 ある日少年は、母親から性的虐待を受けた。 まだ幼かった少年は、それが罪だとも知らずに母を受け入れた。 その後、両親は別居。母は亡くなった。 母を奪ったアルコールが憎かった。 だけど少年は大人になり 自分も母と同じ病気になってしまう。 そこからどのようにアルコール依存症を克服し、現在に至るのか? 依存症を支援し続けるソーシャルワーカー・斉藤章佳と、 依存症の回復を模索し続ける医師・竹内達夫との 「語り」から見えてきた、 この冷たい日本を生きていくための処方箋! 「悪いのは母親ではなく、この液体なのだ。  この液体が、母をモンスターにしてしまったのだと……  その後しばらくして、両親は離婚しました」 ―――福岡雅樹 「この疾病は決して〈自業自得〉でも、〈自己責任〉でもないのです。  本当に嫌な言葉ですよ。最近流行の〈自己責任〉というのはね」 ―――竹内達夫 「自己責任だと断罪する国というのは  カミングアウトしにくいですし、助けを求めにくい世界です。  それよりも〈回復責任論〉を大切にしたいと思っています。  これは、依存症という病気になった責任は個人にはないけれど、  そこから回復に取り組む責任はあるよ、という考え方です」 ―――斉藤章佳
  • 悲しみ・無気力・失望を乗り越えるセラピー ブルーな気持ちの処方箋
    3.0
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 ネガティブな感情も役に立つ!「これってウツ?」と思ったらまず読む本 ブルーな気持ちの深刻度がわかるチェックテスト付き 本著では、著者特有のユーモラスなアプローチと例示・ストーリーを通じて、「ブルーな気持ち」に対処するための強力な戦略を提供していきます。 ・ちょっと悲しいだけなのか、それとも治療が必要なうつ病なのかは、どう判断したらいいの?・どの程度の悲しみが「普通」なの?・ブルーな気持ちを超えてうつになってしまったら、どのような治療法があるの?・医師はどのように選べばいいの?・うつ病になった人にどのように寄り添えばいいの? 著者が臨床心理学者としての研究・臨床経験・個人的経験に基づき、精神医学から自然療法まで、あらゆる治療の選択肢をカバー。気になる疑問にお答えします。自己採点であなたの状態(うつの深刻度)がわかるチェックテストも収録。 著・文・その他:グウェンドリン・スミス 臨床心理学者。専門は不安障害、気分障害。アートを利用した認知行動療法(CBT)の小児心理学者として活躍。ブログ「Dr Know」でその療法を紹介したところ、世界中の不安障害・気分障害に悩む若者より大反響があり、『The Book of Knowing 』(未邦訳)が書籍化される。 『The Book of Angst』(未邦訳)など著書多数。日本では『The Book of Overthinking』が『考えすぎてしまうあなたへ』(CCCメディアハウス)として翻訳されており、考えすぎに悩む多くの人々に読まれている。www.gwendolinesmith.co.nz 翻訳:小谷七生 英語翻訳者。兵庫県生まれ。神戸市外国語大学卒業後、同大学院博士課程在籍中。専門は歴史社会学・文化史。現在、神戸市外国語大学非常勤講師をつとめているほか、映画や音楽番組などの字幕翻訳に携わる。訳書にグウェンドリン・スミス著『考えすぎてしまうあなたへ』(CCCメディアハウス)がある。 監修:廣瀬久益 医療法人社団正定会(新宿OP廣瀬クリニック・廣瀬クリニック)理事長。筑波大学医学専門学群卒業。茨城県立友部病院、他を経て、1989年に精神科・心療内科・内科の外来専門内「廣瀬クリニック」を水戸市に開設。うつ病、アルコール依存症、不安障害、強迫性障害、不登校、ひきこもり、チック障害、統合失調症等の診療にあたる。薬物療法を補助的に考え、栄養療法、運動療法、集団精神療法などその都度、患者が必要とする治療を組み合わせて行ってきた。著書に『完全復職率9割の医師が教える うつが治る食べ方、考え方、すごし方』(小社刊)がある。
  • WEIRD「現代人」の奇妙な心理 上 経済的繁栄、民主制、個人主義の起源
    3.3
    「現代人は、歴史上存在した社会や、人類進化の途上で存在した社会の人々とは、神経学的にも心理学的にも全く異なっている――」(本文より) 市場経済や法律、科学、民主主義の起源を探ると、それら現代を特徴づける制度や概念が誕生するよりも先に、ヨーロッパの人々に現代的な心理が芽生えていたことがわかる。 従来考えられていたように、社会制度や物質的豊かさが人々の心理を変えてきたのではなく、まず人々の感じ方や考え方が変化し、それによって社会が変わり、歴史がつくられてきた。 そうして生まれたヨーロッパ人の現代的な心理は、その後、文化の伝播や国家間の競争を通じて世界中に広がり、世界のあり方を大きく変えていくことに―― ジャレド・ダイアモンドが『銃・病原菌・鉄』のテーマに組み込まなかった「人々の心理」を、歴史を動かすファクターとして捉えなおすことで新しい世界像を描き出す、知的興奮の書! 16か国で刊行の世界的ベストセラー! :::::::::世界的著名人が絶賛!::::::::: 「社会思想書における最高傑作」 ――マシュー・サイド『多様性の科学』著者 「現代世界の起源を知るうえで必読」 ――ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史』著者 「世界全体で生活水準を向上させ、大規模かつグローバルな課題に対処する方法を見つけることは、今後ますます重要になってくる。人々の多様性が何に由来するのか、それがこうした問題に立ち向かう上でいかに重要であるかを、わたしたちは認識しなければならない。それらの問いの答えを知りたい方は、ぜひ本書を読んでもらいたい」 ――ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』『自由の運命』共著者 「学術書としても啓蒙書としても偉大な一冊」 ――マット・リドレー『人類とイノベーション』著者 「すべての人間は共通した心理を持つという定説をくつがえした」 ――リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス』著者 「目もくらむような偉業」 ――リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』著者 「現在繁栄している国の人々の心理的特徴は人類社会に普遍的なものではなく、(……)中世ヨーロッパのカトリック教会がもたらした制度的変化の結果だ。本書は現代社会の起源に関する議論を大きく変えていくだろう」 ――ポール・シーブライト『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?』著者 「ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』よりもはるかに深くて野心的な本」 ――ダニエル・C・デネット『心の進化を解明する』著者 「2020年で最も重要な本のひとつ」 ――キャス・サンスティーン『NUDGE 実践 行動経済学』共著者

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  • 民主主義を疑ってみる ――自分で考えるための政治思想講義
    -
    近年、民主主義の危機が叫ばれ、その重要性を訴える議論が巻き起こっている。だが、民主主義を擁護するだけで本当に今日の「危機」は回避できるだろうか。むしろ、民主主義それ自体がポピュリズムなどの現象を招いているのではないか。本書では、政治思想が「民主政」批判から始まったことに注目しつつ、民主主義だけでなく、それを補完・抑制する原理としての自由主義や共和主義、社会主義などを取り上げ、それぞれの歴史的展開や要点を整理していく。主主義を機能不全から救い出すために何が必要か、その核心に迫る白熱の講義。
  • 家族3人を殺された私が、憎しみを乗り越えた方法
    3.7
    2003年に家族3人を殺害された著者が、苦しみの淵からどのように抜け出せたのか。その道のりを振り返り、著者を手助けした様々なスキルやノウハウを紹介する。事件の被害者だけでなく、自分の力ではどうしようもない、様々なハンデや不運を背負った人たちに読んでいただきたい一冊。 【目次抜粋】 序章 ある日突然、家族三人の命を奪われた ・事件の第一報は早朝のニュースだった ・ストーカーと化した男の非道な「決意」 ・最高の教育者だった母の教え 第1章 ポジティブ思考への切り替え方 ・すべては「平穏な日常」を取り戻すことから始まる ・負の連鎖を断ち切るために ・本当につらい人には、ただ寄り添うだけでいい 第2章 言葉が人生を形づくる ・言葉が持つ力を知る ・ベストな自分を見つけて褒める 第3章 新しい人生を切り開くスキル ・宇宙から自分を眺めている光景をイメージする ・頭の中の独り言をコントロールする 第4章 五感を満たして自律神経を整える ・大好きな人と美味しいものを食べる ・励ましてくれる音楽を聴く 第5章 目標を達成する「アウトカム・フレーム」 ・最初の一歩を踏み出すための方法 あとがき
  • はたらくみんなのニューロダイバーシティ 対話からはじまる「発達特性」あふれる組織改革論
    5.0
    一人ひとりの脳や神経の違いを尊重し活かすニューロダイバーシティという概念は、組織や職場にこそ必要なものだ。 本書では、組織で出会うさまざまな人たちの特性、基本的なメンタルヘルスに関する知識や、オープンダイアローグという対話の手法を使った具体的なアイディアなど、組織がうまく機能するためのヒントが多くちりばめられている。 特性で苦労する人だけではなく、一緒にはたらくみんなでみんなのダイバーシティについて考え、組織全体のパフォーマンスを上げるためのバイブル。

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  • 「もう、いやだ!」と思った時のこころの立て直し方
    -
    「かつてとは比べものにならないスピードの世の中で、こころが凹む出来事がいろいろ起こります。でも、ちょっとへこたれても大丈夫。こころを立て直す方法を知っていればいいのです」(著者)日本国内から中国、アジア圏で、多くの方々のメンタルに寄り添ってきたドクターの実践アドバイス。・一度、うつむくから上が向ける・「応援したくなる人」になればいい・「どうしよう」と思ったら、まずその場で深呼吸・心の不安を身体から和らげる「軽くジャンプ、体を揺らす」・自分との「スキンシップ」を大切にする・あせり、ハードル、損得勘定……8つの「しばり」を解き放ってみる・壁は「乗り越えない」という選択もあっていい・人と向き合うときは「ドッジボール方式」で遠回りや挫折、苦手や羨望から抜け出した方々の事例にも力づけられる、「弱いんだけどなぜか強いメンタル」になるやさしい方法。

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  • 新・心の探究 ―神の子人間の本質を探る―
    -
    つい、感情に振り回されてしまう。 自分の心なのに、思いどおりにならないのは、なぜ? 心について、ほんとうのことが知りたい。 誰も教えてくれなかった心の本質を説き明かした、心の基本書。 本書にそって、まずは自らの心の奥を見つめ、 日頃の思いと行いをふり返ってみませんか。 そんな習慣の積み重ねによって、心が浄化され、 新しい人生が開けてくるはずです。 心には幸・不幸を導く法則や作用があった! 精神医学でも心理学でもわからない、その真実とは ○肉体は乗り物であり、運転手は「心」 ○人生という道を快適に進むには交通ルールを知る必要がある ○病気の原因には心の不調和が関係している ○睡眠中に心は霊界へ行っており、それが夢 ○「念」には力があり、悪念も善念も相手に届いている…etc. 第1章 正しき心の探究 第2章 心と悩み 第3章 心の諸相 第4章 心の浄化 第5章 心の構造 第6章 心の力学 第7章 心の実相 第8章 心の段階 第9章 心の極致

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  • 私たちのおかげさま
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    本書「私たちのおかげさま」は、日々の生活の中で忘れがちな小さな幸せや、私たちを取り巻く自然や人々、そして遠い先祖から受け継がれた遺産に対する感謝の気持ちを見つめ直すことを提案します。私たちの体を構成する細胞一つ一つに宿る神秘、日常に隠された宇宙とのつながり、心身の健康を育むシンプルな習慣など、生活の中にある「おかげさま」を感じ取るヒントを、優しく教えてくれる一冊です。 この本は、読者が自分自身の中にある平和と調和を見つける旅へと誘います。簡潔で心温まる言葉を使いながら、感謝の力、自己との対話、そして日々の実践から得られる教訓についてゆっくりと考える時間を提供します。読み進めるうちに、自分自身とのつながりを深め、周囲の世界への感謝の気持ちを育む手助けとなるでしょう。 どなたにも共感できる内容でありながら、自分だけの発見があるかもしれない。そんな一冊を、ぜひ手に取ってみてください。あなたの日常に新しい色を加え、感謝の気持ちを再発見するきっかけとなるはずです。
  • 一遍語録を読む
    -
    一遍の徹底した「捨ててこそ」の実践と南無阿弥陀仏の教え。その思想的背景と生涯を法語から読み解き、巻末では一遍の和讃である「別願和讃」を『節用集』『日葡辞書』を駆使して詳論。時衆・時宗研究の入門書、待望の文庫化。解説=長澤昌幸。
  • 観音経を読む
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    観音経にはまさに人生がある。自我・執着から自らを解き放つ観音経の教えを、混沌とした時代を生きる現代人に向けて、瑞法尼僧がわかりやすくひもといた書。巻末に観音経の全文を収録。

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  • 撤退学宣言
    -
    資本主義をさらに暴走させようとする加速主義の時代だからこそ、「ゲームの外側へと降り立つ手順」「世界外への離脱」を探求する撤退的知性が求められている。その鮮やかな実践。 ──内田樹 行き過ぎた市場原理主義、環境破壊による地球温暖化、経済格差の拡大、出口の見えない戦争……多くの矛盾や暴力を生みつつも、疾走を続ける近代システム(民主主義+資本主義+テクノロジーの三位一体)。その先に待ち受けるカタストロフィーを回避するためには、撤退する知性が必要だ。人々の思考を「持続」へと方向づけるメカニズムを解明し、適切な局面で適切に撤退できることこそが知性であると説くマニフェスト。「近代の学問」と、仏道・茶道・華道などの「道」の知見を接合する、壮大な哲学的思索と問題提起の書。 “いま考えるべきは、次の処方箋や、個々の処方箋が効かない理由ではない。「惰性」それ自体である。これまでのやり方を停止し、撤退すべき場面にもかかわらず、次の処方箋、次の処方箋へと人々を押し流す「惰性・慣性」のメカニズムを解明し、撤退の条件を探ること、これがいま知性に求められる課題ではなかろうか。カタストロフィー前の方向転換、これが「撤退学」の目標にほかならない。”(本書より) 【目次】 序 ■I部 撤退学宣言──ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ はじめに ◎1章 撤退学宣言 問題編──近代システムとはなにか? 1 近代システムとはなにか?/2 システムの暴走と「近代の超克」/3 「惰性・慣性の力」からは脱出不可能?/4 【問題】 ◎2章 撤退学宣言 解決編──なぜ生物は3つ以上の眼を持たなかったのか? 1 撤退の困難、あるいは生物が3つ以上の眼をもたないわけ/2 人間の知的特性 /3 【解答】/ ◎3章 撤退学宣言 展望編──テクノロジーは加速し、人類は愚行を繰り返す 1 テクノロジーは加速し、人類は愚行を繰り返す─よって主権者の顕現?/2 世界の彼方、存在の側へ──鬼退治/3 【展望1】 宗教と政治との新たな連関/4 【展望2】 学と道との新たな連関 ■II部 補論 撤退の知性──イエスとソクラテスから ◎4章 補論1 イエス論──奇天烈の倫理 イエス論1 倫理とイエス/イエス論2 政治と文学、あるいはマキァヴェッリとイエス/ ◎5章 補論2 知性と反知性──ソクラテスを起点に 1 はじめに/2 知性の祖型:ソクラテスの無敵/3 反知性の典型:反ユダヤ主義者/4 問題提起:知性は自らを維持したまま、propertyの不条理な肯定が可能か?/5 回答:決断主義を超えて 完全性の反復 おわりに
  • 隠された十字架の国・日本 古代日本を作った渡来人と原始キリスト教 〈新装版〉
    -
    古代、日本はシルクロードの終着地として「特別な国」であった!☆日本史の謎、日本建国、日本人のルーツの謎に迫った、ベストセラー復刊!☆2世紀までに日本へと渡ってきたアッシリア人は、すでに2万人の大集団で、彼らの多くはキリストを救世主と認めるユダヤ教の一団であり、多彩な技能集団でもあった。原始キリスト教徒、景教徒である秦氏に代表される渡来人は、聖徳太子とともに日本建国の礎をつくり、日本文化の中にも多くの痕跡を残している。アッシリア人景教徒を先祖にもつケン・ジョセフ・シニアが50年以上、さらに息子のケン・ジョセフ・ジュニアが引き継いだ、日本人のルーツに迫る名著!
  • 話が通じない相手と話をする方法
    4.0
    有意義な対話のためのレベル別・超実践ガイド 分断と二極化の時代、考えが極端に異なる人とも礼節と共感を保って会話・対話をするにはどうしたらよいか? 友人や家族との会話、ビジネスでの交渉、SNSでの議論……よい会話のための入門級の基礎知識から、強硬派・過激派に対処するための達人級のテクニックまで、すべてを網羅した実践的マニュアル。 リチャード・ドーキンス氏推薦 「すべての人がこの本を読めば、世界はもっとよい場所になるだろう」 戸田山和久氏推薦 「著者たちの思想も行動も気に入らない。なのに、本書には学ぶべき価値あることがギッシリつまっている。というわけで、私は、極端に考えが違う人たちから「根本的に異なった考えをもつ人と語り合うスキル」を教えてもらったのだ。稀有な読書体験を与えてくれた本書に感謝。分断のあっち側にいる人もこっち側にいる人もぜひ読みましょう」 【目次】 第1章 会話が不可能に思えるとき 第2章 入門:よい会話のための9つの基礎  ──通りすがりの他人から囚人まで、誰とでも会話する方法 第3章 初級:人の考えを変えるための9つの方法  ──人の認知に介入する方法 第4章 中級:介入スキルを向上させる7つの方法  ──(自分を含む)人の考えを変えるための効果的スキル 第5章 上級:揉める会話のための5つのスキル  ──会話の習慣の見直し方 第6章 超上級:心を閉ざした人と対話するための6つのスキル  ──会話のバリアを突破すること 第7章 達人:イデオローグと会話するための2つの鍵  ──動かざる人を動かす 第8章 結論 謝辞 原注 監訳者解題 参考文献 索引 【著者・訳者】 ピーター・ボゴジアン(Peter Boghossian) 1966年生まれ。アメリカ合衆国出身の哲学者。主たる関心は、批判的思考や道徳的推論の教育に関する理論とその実践。ソクラテス式問答法を活用した囚人教育プログラムの研究によってポートランド州立大学から博士号を取得し、2021年まで同大学哲学科で教員を務めた。意見を異にする人びとが 互いの信念や意見の根拠について理性的に話し合うためのテクニックである「路上の認識論」(Street Epistemology)を提唱。著書に、『無神論者養成マニュアル』(A Manual for Creating Atheists , 2013)など。 ジェームズ・リンゼイ(James Lindsay) 1979年生まれ。アメリカ合衆国出身の文筆家、批評家。テネシー大学ノックスビル校で数学の博士号を取得。宗教やポストモダン思想の問題を分析・考察する論考を多数発表している。著書に、『「社会正義」はいつも正しい――人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』(ヘレン・プラックローズ共著、山形浩生+森本正史訳、早川書房、2022年)など。 藤井翔太(ふじい・しょうた) 1987年東京都生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、テンプル大学大学院教育学研究科修士課程修了。関心領域は応用哲学、教育哲学。現在、テンプル大学ジャパンキャンパス アカデミック・アドバイザー/講師。訳書に、ナンシー・スタンリック『アメリカ哲学入門』(勁草書房、2023年)、ドナルド・ロバートソン『認知行動療法の哲学――ストア派と哲学的治療の系譜』(共監訳、金剛出版、2022年)など。 遠藤進平(えんどう・しんぺい) 三重県津市生まれ、愛知県名古屋市育ち。慶應義塾大学文学部人文社会学科哲学専攻卒、アムステルダム大学論理学修士課程修了(Master of Logic)。現在、シドニー大学博士課程(Philosophy, PhD)。曖昧さや様相といった伝統的な哲学のトピックから、冗談や脅迫、挨拶のようなコミュニケーションの(ときに哲学分野では非標準的なありかたとして放置されがちな)諸相に関心がある。業績など:https://researchmap.jp/shimpei_endo
  • 増補改訂版 創作者のためのファンタジー世界事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ファンタジー作品の創作に必要な事項や要素を、テーマごとに解説。「神々と英雄」「天使と悪魔」「幻獣・精霊・妖精」「魔術・呪術・錬金術」「武器と魔道具」「異世界」に、新章として「社会・制度・冒険の舞台」を加えた7章立てとした増補改訂版。
  • イラストレート社会心理学
    -
    大学等の教科書としてロングセラーを続けている「イラストレートシリーズ」の著者による、社会心理学の書き下ろしテキスト。様々な実験とその結果をもたらした心理的メカニズムや理論を分かり易く解説して好評を博しているトピックスを、各右頁に配置。社会心理学を学ぶうえで押さえておきたい実験は、ほぼ網羅している。人と社会のつながりのうえで起きる様々な心理を解説した、社会心理学基本テキストの決定版。
  • 創元アーカイブス ユングと共時性
    -
    ユングが提唱した後期思想の中でも、今なお大変関心の高い共時性原理。本書はユングと共同研究した体験をもつ著者が、ユング自身の理論の生い立ちをたどりつつ、シンクロニシティ(意味のある偶然の一致現象)への理解をより深めるために著した重要な一冊。易経、道教からライプニッツ、アインシュタインまで、広い視野から詳細に考察する。巻末には、本書をより平易に理解するために、共訳者・河合隼雄氏による解説を付した。
  • 社会福祉学原理要綱
    -
    社会福祉学とは何か、その前提としての社会福祉とは何か。昭和から令和に至る今なお、実務の根底にある理論体系を追究する研究者のひとつの答えが、ここに開示される。L字型構造やブロッコリー型構造概念を確立した著者の、それを含めたその背景、根底にある学の体系としての社会福祉学を牽引する姿を目にすることできる。国、地方自治体、社会福祉協議会、日本社会福祉学会等の委員、理事、学会長等務めた著者による集大成ともいえる渾身の書き下ろし。 関連書籍
  • 日本の近代思想を読みなおす1 哲学
    -
    近代の日本哲学のダイナミズムを気鋭の哲学者が活写 日本の近代思想において哲学を考えることは、日本の哲学的な経験を通じながら、そこに普遍化への努力をどう見ていくのかということになる。本書は、西洋哲学の受容と展開だけでなく、中国哲学やインド哲学などにも目配りをして、近代の日本哲学のダイナミズムを明らかにする。 【シリーズの特長】 ●日本の近代思想を15のテーマに分け、その新たな読みなおしを提案する。 ●近代を反映する重要テキストを精選・収録し、第一線の研究者が解説を付す。 ●危機の時代である現代において、時勢に流されることのない基礎的かつ確実な内容を提示する。 【主要目次】 総論 哲学という問題系 Ⅰ 日本哲学の系譜学 一 日本哲学と中国哲学 二 二つの啓蒙――福沢諭吉と中江兆民 三 霊魂不滅論争 Ⅰ 資料編 Ⅱ アカデミズムとしての哲学の成立 四 東京学派の哲学 五 近代日本における中国哲学 六 近代日本におけるインド哲学 Ⅱ 資料編 Ⅲ 帝国の哲学 七 京都学派の礎――西田幾多郎 八 世界史の哲学――高山岩男 九 帝国日本を支える論理――田辺元 一〇 フィロロジーの行方――和辻哲郎 Ⅲ 資料編 Ⅳ 脱出の方位 一一 偶然性と未来への志向――九鬼周造 一二 ディアスポラの哲学――三木清 一三 マルクス主義哲学――戸坂潤 一四 東北大学で展開した哲学――高橋里美と高橋ふみ Ⅳ 資料編 Ⅴ 戦後の哲学 一五 戦後民主主義――丸山眞男 一六 戦後マルクス主義哲学――梅本克己 一七 経験と思想――森有正 一八 神秘について――井筒俊彦 一九 立ち現われ一元論――大森荘蔵 二〇 共同主観性――廣松渉 二一 あわいの哲学――坂部恵 二二 装飾的思考――北川東子 二三 「自分」という謎――池田晶子 Ⅴ 資料編
  • 風景構成法の現在(いま)
    -
    風景構成法の本質はその臨床性にあるという認識のもと、常に研究と臨床の相克を生き抜こうとしている編者を中心に、その姿勢を共有する執筆陣が多様なテーマから風景構成法に光を当てた。風景構成法の成立過程から技法としての検討と発展の解説、多岐にわたる観点からの研究、そして詳細な事例の提示と考察が、風景構成法の到達点を明らかにし、心理臨床の真髄に通じる。心理臨床家・研究者が多くを得ることができる書である。
  • 考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)
    3.7
    「知識と思考は反比例の関係にある」。経験を軽視し、自分の頭で考えることが苦手になった日本人が自由思考を手に入れるためには? 知ることと、ものを考えることは違う。知識を蓄えれば蓄えるほど、自由な発想でものを考えることが難しくなってしまう。過剰な情報が溢れる現代社会で、自由に考え、新しい価値を生み出すためにはどうしたら良いのか。著者が自らの思考の軌跡を開陳し、自由な思考法の数々を提案する。超ロングセラー『思考の整理学』の著者が提案する発想のヒント。
  • 江戸の少食思想に学ぶ ~水野南北『修身録』解題~(小学館新書)
    -
    「開運のための少食論」を解説書き下ろし。 高橋源一郎氏推薦「水野南北のメッセージは世界を滅びから救う」 減量のための食事制限でもなく断食健康法でもない。過食・大食をせず、自分の身の程に合った食事の量「腹八分」を守れば、めぐりめぐって「吉」となる──。 江戸時代、そんな“少食・粗食のすすめ”を説いた人物がいる。水野南北──文化文政期に高い人気を誇った観相家だ。その著書『修身録』は、貝原益軒の『養生訓』と並ぶ“食と命の指南書”であり、同書で繰り返し説かれる「食の慎み」と「立身出世」ための少食思想は、過食・飽食の現代にこそ示唆に富む。 「人は天から一生の食を与えられている。これを余計に食べるということは、天に借りを生ずるということだ」 「たとえ天運の人相が悪くとも、当人がその持ち分の食よりも少食で済ませる者は相応の福分を得る」 「本来の天運が良くとも、食を過ごす者であらば、物事に際して障りが出るものだ」 「食あれば命あり。ゆえに少食の者は長寿なのである」 「少しの酒は気の力を増すものだ。血もめぐらせる。しかし多ければいのちを削る」 「立身出世があるかどうか見定めるにはもっとよい方法がある。まず食を減らせ。そしてそれを厳重に定めよ。これを守る者には立身出世があろう」  水野南北自身も、この「少食」を実践していたという。 「わたしは……生涯にわたって米の飯は食わぬこととし、米の形が残るものならば餅も避け、麦の一合五勺をまったく一日の限りの量とし、大の好物の御酒さえ一日一合と定めた。しかしこれはまったく自分の為ではない。世の人の為に食を減じたのだ」 「節食」は「開運」に通ず──その極意を平易な言葉で解説した全編書き下ろし最新刊。 (底本 2024年2月発売作品)
  • 教養としての「日本人論」
    -
    古代から根付く習俗や、神道・仏教などの信仰、伝統文化にまつわる、知っておきたい知識を徹底解説! さらに、日本人が懐き続けた異国への憧憬や、明治維新と近代の戦争などから、日本人の内面を深掘りする。
  • 成田善弘 心理療法を語る 「まっすぐに」患者と向きあう
    -
    本書は、著者珠玉の講演録である。 収録された講演当時のことを振り返りそれぞれ「補記」を付けている。 著者の「まあこのくらいでいいんだ」という言葉の中には、長年の臨床経験から、患者との心地よい関係も、厳しい関係も、悲惨な関係も内在化されている。いままでの臨床の「総まとめ」として著者から出てきた「心に染みる言葉たち」である。

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  • 宗教と不条理 信仰心はなぜ暴走するのか
    4.0
    なぜ宗教は争いを生むのか? ウクライナのNATO加盟を巡る対立の裏でキリスト教内の宗教問題を抱える露・ウクライナ戦争に加え、ユダヤ教とイスラム教の確執が背景にあるイスラエル・ハマス戦争が勃発。日本では安倍元総理銃撃事件が起こるなど、人々の宗教への不信感は増す一方だ。宗教は本来、人を救うために生まれたはずなのに、なぜ暴力を正当化しようとするのか? 古代ローマ史研究の大家と国際事情に精通した神学者が宗教に関する謎について徹底討論。宗教が人間を幸福にするのに何が必要かがわかる一冊。
  • 法と糸と私
    -
    創建から800年余りを数える仙台市の古刹、曹洞宗・大満寺の若き住職が贈る法話集。 歴史ある曹洞宗の寺、大満寺の住職が行った法話の中から、10編を集めたもの。 寺の子として生まれながら、将来に悩み、アルバイトや音楽活動など様々な経験を重ねた後に、 仏の道へと進むことを決意した著者が、悩み多き現代に贈る仏の教えとは。 分かりやすく、親しみやすい言葉が心にしみる一冊。 私たちが幸せに生きていけるように 私たちの心に美しい花が咲くように 慈しみの心を真ん中において 苦しんでいる人を放っておけないそんな寛容な心で これからの皆様の人生を歩んでまいりましょう(本文より)

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  • マインドフルネス・ダイエット 頑張らないから痩せていく
    -
    誰しも一度は「痩せよう」と思ったことがあるのではないだろうか? 見た目だけではなく、慢性疾患のために仕方なくダイエットを始めた方もいるかもしれない。 食事というのは生きていくうえでとても大切なことである反面、ダイエットをしている人にとっては「苦労すること」になってはいないだろうか。そう思う方は“我慢型”のダイエット方法を実践しているかもしれない。 人間には「我慢」や「苦労」をすると良い結果が得られるという思い込みがあるが、実際「我慢」や「無理」のダイエットは、長続きせず挫折やリバウンドを繰り返してしまう。“我慢”と食欲に制限をかけることによって、「食べたいな」と思うものを「もっと欲してしまう」という状態にしてしまうからである。 そこで、『ダイエット=食事制限/運動』という常識にとらわれず、マインドフルネス・ダイエットを実践してみよう。マインドフルネス・ダイエットには2つの鉄則がある。「空腹感をチェックする」「五感を使って1秒でも長く味わう」たったこれだけである。この2つを実践するだけで、日々の食生活は必ず変わる。 自分の食生活を改めて見直し「味わう」という喜びを感じられるようになろう。

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  • 所有論
    -
    主体と存在、そして所有。著者の重ねる省察は、われわれを西欧近代的思惟が形成してきた「鉄のトライアングル」の拘束から解き放つ! 「ほかならぬこのわたし」がその身体を労して獲得したものなのだから「これはわたしのものだ」。まことにもっともな話に思われる。しかし、そこには眼には見えない飛躍があるのではないか……? ロックほか西欧近代の哲学者らによる《所有》の基礎づけの試みから始め、譲渡の可能性が譲渡不可能なものを生みだすというヘーゲルのアクロバティックな議論までを著者は綿密に検討する。そこで少なくともあきらかにできたのは、「所有権(プロパティ)」が市民一人ひとりの自由を擁護し、防禦する最終的な概念として機能しつつも、しかしその概念を過剰適用すれば逆にそうした個人の自由を損ない、破壊しもするということ。そのかぎりで「所有権」はわたしたちにとって「危うい防具」だという根源的な事実である。主体と存在、そして所有。著者の重ねる省察は、われわれを西欧近代的思惟が形成してきた「鉄のトライアングル」の拘束から解き放ち、未来における「手放す自由、分ける責任」を展望する。
  • 西田哲学とその彼岸──時間論の二つの可能性
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「永遠の今の自己限定」に帰着するその全貌を解読する。そしてそこから、西田哲学が封印したもう一つの時間論が浮上する。時間が流れるとはどういうことか。時間は本当に流れているのか。新しい西田哲学を解釈する試み。
  • イスラームから見た西洋哲学
    4.0
    キリスト教を中心とした西洋哲学がイスラームの世界ではどのように解釈されてきたのか、それがイスラームの哲学にどう影響を及ぼしてきたのかを、イスラーム法学者がわかりやすく解説。
  • 花咲かじいさんの読書会 哲学の宝を掘り起こす
    -
    難解な哲学の思索をできるかぎりシンプルな形で読み取り、自分自身が生きている「いま・ここ」での生活空間へ解き放ち枯れ木に花を咲かせようとする、豊かな老後のための挑戦的な哲学エッセイ。人生百年時代を生きるための知恵をハイデガー、西田幾多郎、ニーチェ、ウィトゲンシュタインといった偉大な哲学者たちから学びとろうとわかりやすく解説した一冊。
  • 今さらだけど、アドラー心理学を実践してみたらすごかった!(大和出版) 普通の会社員が人生を変えた12ヵ月
    4.0
    30歳の「私」はどこにでもいる典型的な会社員。 ・平日は「早く過ぎ去ってくれ」と思いながら働き、週末にストレス発散する ・給料はほぼ全部趣味や買い物で使い切ってしまい、貯金はゼロ ・読書や勉強など、成長につながることに興味なし どこにでもいるというよりも、平均以下かもしれません……。しかし、とあるきっかけで人生激変!? 「アドラー心理学は聞いたことあるけど、よくわからない」「アドラー心理学についての本は読んだことがあるけど、なんだか難しかった」と知らずにいるのはもったいない! 仕事・人間関係・健康・お金を丸ごと好転させた「生活に落とし込める心理学」を実体験から解説! あなたも、「いつも他人に振り回されて自分の意見が言えない……」「やりたいことを見つけてやっている人が正直羨ましい」もしこれらのうち、ひとつでも当てはまるようでしたら、是非とも本書をお読みください。
  • 本音を見抜く心理学 改訂版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「なるほど」は退屈のサイン、何度も頷くのはわかったフリ、相手の顔の左側を見れば嘘がわかる……など、しぐさで見抜く心理学にはじまり、相手の気持ちを掴む心理学、ビジネスで役立つ心理学に結び付けていきます。相手が何を望み、何を嫌がっているのかを見抜くことができれば、自分が心地よく暮らせるだけでなく、周りの人も気持ちよくさせ、さらには、ビジネスを成功に導くことにつながります。人間関係をスムーズにする心理学のテクニックを身近な具体例満載のイラスト付解説で紹介します。オールカラー
  • 名僧の生死観
    -
    誰しも生きているからには、いつかは「死」と直面しなければならず、それに対して自分なりの態度を決めなければならない。「死」に対する態度を決めるということは、すなわち「生」に対する態度を決めることである。この決断は生きる者にとっての宿命であり、この宿命に正面から対峙したのが名僧と呼ばれる人たちである。彼らが「死」と「生」をどのように捉え、その問題にどのような解答を与えたかということは、現代に生きるわれわれにとっても貴重なしるべとなるはずである。彼らの生死観を見ることによって、今日の日本人の生死観の骨格が見えてくるであろう。

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  • 奇跡を起こす エンパシーアロマ教室
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    新時代のアロマセラピー! “エンパシー=共感” “身体・心・魂からの気づきと癒し” という言葉がなぜか気になるというすべての方に。 相手の身体・心・そして魂の領域に〝共感=エンパシー〞して大きな癒しを起こすエンパシーアロママッサージ&カウンセリング。 大いなる宇宙と繋がり、精油と繋がり、五感でメッセージをキャッチしてセラピーを進めていきます。クライアントだけでなく、セラピストの身体と心、魂の成長もサポートしてくれる奇跡のセラピー体験! セラピストだけでなく、変容したいすべての人におすすめな、読むだけで気づきを促す15以上のヒーリングワークを掲載。 〈この本で分かること↓〉 ・癒しが加速!“エンパシー=共感”することの必要性 ・過去生など魂の領域からのメッセージが見える、聞こえる、感じる方法 ・精油とエンパシーして、五感でメッセージをキャッチする ・疲れにくい&もらいにくい!宇宙と共感してセラピーを行う意味 ・エンパシーアロママッサージ&カウンセリングの手法 ・今生、癒すべき課題や大いなる宇宙と交わした約束 ほか、多数 これから今まで以上に、“身体・心・そして魂の領域からの気づきと癒し”が必要とされる時代がやってきます。これからの時代に最適なアロマトリートメント&カウンセリング! CONTENTS ●Lesson1 エンパシーの種類と使い方 授業の前のご挨拶 自分自身とワンネスしよう エンパシーの5つの種類 感覚に正解も不正解もない 相手から「もらっちゃう」時は? 反応が起きる部位はギフトの場所 じゃあ今、何ができるか? 自分自身にもっと優しく! 宇宙と共感すると起こる奇跡 3秒以内にやってくる感覚を信じて 上がるエネルギーと下がるエネルギー 身体と心と繋がるヒーリングワーク ヒーリングワークの後のシェア会 願望達成のプロセス 身体のエネルギーは地球を生きるエネルギー 世界に彩りをもたらす感情エネルギー 宇宙と繋がり魂エネルギーを癒す チャネリングとエンパシーの違いは? 【コラム】セラピストに多い過去生は? ●Lesson2 精油とエンパシーする方法 鳥肌は大切なキーポイント エネルギーが重たくなり過ぎると? エンパシーアロママッサージの手技手法 第1チャクラのズレが猫背に繋がる 個々の翼をひらくエネルギー お腹は自分の太陽を輝かせるエネルギー 魂の部分に共感する理由 精油は宇宙のエネルギー パチュリのヒーリングワーク オレンジスィートのヒーリングワーク ミルラのヒーリングワーク ペパーミントのヒーリングワーク 先祖のエネルギーはしっかりした根をつくる 男性性と女性性のエネルギー クライアントさんの方が魂レベルは上 精油は宇宙のエネルギー 精油の基礎知識とエンパシーワード エンパシーアロマノートを作ろう! 【コラム】繰り返される父との関係 ●Lesson3 エンパシーカウンセリング セラピーの無限の可能性 顕在意識と潜在意識 臓器のヒーリングワーク 腸のヒーリングワーク 肺のヒーリングワーク 眼のヒーリングワーク あなたの臓器はどんな状態? 自分そのものをあらわすエネルギー 名前を響かせるヒーリングワーク 丸ごと好きになれる感覚が生まれる お互いがお互いを知るための鏡 パートナーシップを感じるヒーリングワーク 怒りがとけていく愛 エネルギーをどんどん動かしていこう! ローズウッドのヒーリングワーク 信じて口に出すことがトレーニングになる 変化していくセラピーの形 声が変わるとエネルギーが変わる! 大いなるチャクラの癒し 【コラム】パートナーシップの課題 ●Lesson4 エンパシーヒーリングワーク エンパシーの感度を上げるために インナーサークルヒーリング ガイアと過去生を癒すヒーリングワーク ガイアと私たちは繋がっている ローズマリーのヒーリングワーク ローズマリー精油のエネルギー 聖なる男性性と女性性を整えるヒーリングワーク ピラミッドX ヒーリングワーク 癒しの大循環を起こしていこう! 【コラム】外と内のHOME を大切に ●エンパシーアロマ体験談 体験談① 癒しは〝気づき〟 体験談② 魂が喜ぶ生き方を! 体験談③ 娘との関係を教えてくれた ●講座案内 エンパシーセラピスト一覧
  • レーニン・セレクション
    -
    レーニンの思想を俯瞰すべく、主な著作物から重要な箇所を選び抜いたレーニン選集。2024年はレーニン没後100年。
  • 新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣 「人はどうしたら幸せになるか」を科学的に研究してわかったこと
    4.0
    多くの書籍やサイトでも名著と引用され、「持続的な幸福」の研究結果をまとめた世界的ベストセラー。「人は何によって幸せになるのか?」ということについて、現在の科学者が知っているすべてをまとめました。 とくに注目すべきが「幸福を決める3つの因子」。50%が遺伝、10%が環境、40%が意図的な行動。人は「幸せ」にも慣れてしまう生き物だから、幸福度が高まる「意図的な12の行動」を習慣にすることが大切になるのです。
  • 自分らしいレジリエンスに気づくワーク
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レジリエンスが「ない」と思っている人にも、人それぞれのレジリエンスが「ある」ことに気づいてもらうための予防的アプローチ。
  • 立法者・性・文明:境界の法哲学
    -
    20年間の「旅の記録」 この20年間はどんな時代だったのか? 浮かび上がってくるのは、「公共性」・「性」・「文明」という巨大な問題群だ。 著者は第一論集『ショッピングモールの法哲学』で、1970年代以降の政治理論、とりわけ正義論の枠組みを「郊外」という具体的な場で再考してみせた。社会の境界で考えるという基本姿勢は第二論集である本書でも変わらない。 著者の大きな転換点となったのは2003年のいわゆる「性同一性障害」特例法の立法運動だ。そこで拓けた地平は、法を根幹から見つめ直すだけでなく、法と政治、法と社会の関係を問い直すものだった。 こうした視座は「立憲主義」が時代のキーワードとなった2010年代に計り知れない意味を持った。ジェンダー/セクシュアリティ、移民/難民はじめ、よりいっそう先鋭化していく問題について、政治的、社会的足場を重視しつつ、分析することを可能にしたのだ。 著者は、スナック研究を軸に「夜の公共圏」を提唱したことで知られる。もちろん、そこにも「公共性」・「性」・「文明」という問題が貫かれている。社会の最前線を走り抜けてきた法哲学者の「旅の記録」。
  • 新版 法華経 方便品・自我偈講義
    5.0
    【目次】 講義にあたって 方便品講義 方便品について 爾時世尊。従三昧。・・・・・・・所不能知。 所以者何。仏曾親近。・・・・・・意趣難解。 舎利弗。吾従成仏已来。・・・・・令離諸著。 所以者何。如来方便。・・・・・・皆已具足。 舎利弗。如来知見。・・・・・・・未曾有法。 舎利弗。如来能。・・・・・・・・仏悉成就。 止舎利弗。不須復説。・・・・・・難解之法。 唯仏与仏。乃能究尽。・・・如是本末究竟等。 寿量品講義 寿量品について 爾の時、仏は諸の菩薩、・・・・・如来の秘密・神通の力を。 一切世間の天・人、・・・・・無量無辺百千万億那由他劫なり。 譬えば五百千万億那由他阿僧祇の・・・・・無量無辺なり」と。 爾の時、仏は大菩薩衆に・・・・百千万億那由他阿僧祇劫なり。 是自従り来、我は・・・・・・・・・・・衆生を導利す。 諸の善男子よ。是の中間に於いて、・・歓喜の心を発さしめき。 諸の善男子よ。如来は諸の衆生の・・是くの如き説を作すのみ。 諸の善男子よ。如来の演ぶる所の経典は、・・皆実にして虚しからず。 所以は何ん、如来は如実に・・・・錯謬有ること無ければなり。 諸の衆生は、種種の性、・・・・・未だ曽て暫くも癈せず。 是くの如く我は成仏してより已来、・・・復上の数に倍せり。 然るに今、実の滅度に非ざれども、・恭敬の心を生ずること能わず。 是の故に如来は方便を以て説く。・・皆実にして虚しからず。 譬えば良医の智慧聡達にして、・・・・・・遠く余国に至りぬ。 諸の子は後に於いて、他の毒薬を・・・・更に寿命を賜え』と。 父は、子等の苦悩すること・・・・・復衆の患い無けん』と。 其の諸の子の中の心を失わざる者は、・・而も美からずと謂えばなり。 父は是の念を作さく、・・・・・・差えじと憂うること勿れ』と。 是の教えを作し已わって、復他国に・・・咸く之に見えしめん。 諸の善男子よ。意に於いて云何。・・・・・偈を説いて言わく、 自我偈の意義 自我得仏来。所経諸劫数。・・・・・爾来無量劫。 為度衆生故。方便現涅槃。・・・・・雖近而不見。 衆見我滅度。広供養舎利。・・・・・倶出霊鷲山。 我時語衆生。常在此不滅。・・・・・乃出為説法。 神通力如是。於阿僧祇劫。・・・・・散仏及大衆。 我浄土不毀。而衆見焼尽。・・・・・不聞三宝名。 諸有修功徳。柔和質直者。・・・・・為説仏難値。 我智力如是。慧光照無量。・・・・・仏語実不虚。 如医善方便。為治狂子故。・・・・・救諸苦患者。 為凡夫顚倒。実在而言滅。・・・・・為説種種法。 毎自作是念。以何令衆生。・・・・・速成就仏身。 引用・参照文献
  • 新装版 バウムテスト活用マニュアル 精神症状と問題行動の評価
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    バウムテストは日々進化している。テストをとるのは簡単だが、バウムに現れたサインの意味をどう解釈をしていけばいいのか。誰しもがぶち当たる壁である。バウムテストを行ったからといって、すぐにクライエントのすべてを理解することはできないが、主観で判断するよりも、まずは本書で数多くのバウムに当たり、絵からどのようなサインをとることができるのかを読み解いていこう。 解釈をするのには、サインを拾う側の力量も関わる。しかしバウムテストを系統立てて読み解いていくことで、分析できることはたくさんある。また、クライエントとの言葉のやり取りだけでは得られなかった情報も見えてくるだろう。 本書の初版は2002年であるが、そのあとの訳者の著作、他書の翻訳を通し、ぼやけていた描画の印象がだんだんと明瞭になりつつある。バウムテストへの理解が深まることで、臨床の役に立つ機会がさらに増えるはずだ。

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  • 感じやすいあなたのためのスピリチュアル・セルフケア エンパスとして豊かに生きていく
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    感じやすい人(エンパス)は,日常生活において他者や周囲の微細なエネルギーを感じ,他者の感情を吸収しやすく,相手の気分に染まりやすく,人疲れや気疲れを含めて疲労が蓄積しやすいといった,さまざまな困難が生じやすいという性質があります。そのため,セルフケアが欠かせません。毎日,マインドフルに心をこめてセルフケアを実践していくことで,その感じやすさは豊かに活躍するはずです。 自身がエンパス(感じやすい人)である著者の精神科医ジュディス・オルロフが,毎日行なう具体的なセルフケア,並びに,セルフケアの観点からのものの見方,セルフケアの瞑想を一日一ページのスタイルで365日,心構えとともに紹介します。そこには,食事・運動・休息,人間関係の持ち方,考え方の転換など,一般的な健康やメンタルヘルスに役立つケアもふんだんに取り入れられています。 本書は,カレンダー通り順番に読んで毎日の心構えを確認したり,自分にとって重要な日(誕生日や記念日など)を中心にセルフケアの方法を整理したりすることもできます。また,ページをぱらぱらとめくり,目に止まったもの,心にとまったセルフケアを試してみて,自分に合っていれば取り入れる,という読み方もできます。 エンパスである人も,そうでない人も,自分を大切にし,成長し,豊かに生きていくヒントを与えてくれる一冊です。

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  • 超解釈 キルケゴールの教え~「絶望」を考え抜いた哲学者に学ぶ「詰んだ」人生から抜け出す方法~
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    キルケゴールは、本来の自分から目をそらしている状態を「絶望」と定義づけ、この「絶望」こそが、「死に至る病」と説いた。本書『超解釈キルケゴールの教え』では、キルケゴールが残した難解な書物を読み解き、人間が陥る絶望を「無限性の絶望」「有限性の絶望」「可能性の絶望」「必然性の絶望」の4つのプロトタイプに分類。「キルケゴール先生」に扮した著者が、人生相談の形式で、それぞれの絶望からの脱出法を教授する。
  • 自分だけを信じて生きる スピリチュアリズムの元祖エマーソンに学ぶ
    -
    スピリチュアルは宗教ではない。 自分を信じるとは何か。霊魂とは何か。 マルクス、ガンジーなど大思想家たちに影響を与え、世界中に広がった思想の軌跡を辿る。 金融・経済の近未来予測を当ててきた著者が、今度はスピリチュアルの真髄に到達したーー。 いつの時代も人々は、「病気やお金の心配、煩悩から逃れ、幸せに生きること」を願ってきた。そして宗教を頼りにしたが、宗教は人類の苦悩に答えられなかった。むしろ難しい教義で人々を煙にまき、寄付を集め、聖職者のいる寺院、教会、教団を肥やしてきた。私たちは宗教に縋りついてはいけない。大事なことは、「各々が自分の霊魂と対話し、自分を信じて生きること」だ。元牧師でスピリチュアリズムの元祖・エマーソンの教えを、彼の著作『自己信頼』(1841年)を元に解説。世界に広まった軌跡を辿る。著者自身が導かれた霊魂のエピソードも掲載。
  • マッチングアプリの心理学 メッセージから相手を見抜く
    4.0
    「まだ起きてる?」というメッセージに込められた本当の意味は? 文末が「……」で省略されているわけとは? 「メッセージ文解釈の達人」である精神科医の著者が、マッチングアプリでのカップルのやり取りを分析。互いの性格や相性の読み取り方を伝授する。
  • 新版 都市空間の怪異
    3.0
    千変万化する妖怪、そのイメージを作り出したのは、不安により膨れ上がる都市住民の想像力であったーー。大通りを闊歩する百鬼夜行、学校の暗闇に潜む女子生徒の幽霊、銀幕を跋扈する大怪獣。人が集まる場所にこそ妖怪あり! 民間伝承から都市伝説まで、江戸から魔都東京まで。時間も空間も乗り越える、遊び心あふれる宮田式妖怪地図を手に、都市怪異譚をたどる旅に出よう。小松和彦による解説「宮田登の妖怪論」収録。
  • 道元『正法眼蔵』を読む
    -
    曹洞宗の開祖・道元。座禅や生活作法、世界や時間や人間のとらえ方などの思想を凝縮して伝えるのが『正法眼蔵』だ。難解で長大な原文の要点をわかりやすく解説。初学者に禅の精神をやさしく伝える。
  • 戦争と平和 田中美知太郎 政治・哲学論集
    -
    戦争は悪だ。しかし、悪であって、なお正義であり得るのはなぜか。そして、戦争を悪だと告発することがアリバイ証明と自己弁護、他を非難するための手段として利用されるのはなぜか。「道徳問題としての戦争と平和」ほか、ギリシャ哲学の碩学が戦中・戦後の政治的問題を考察した一七篇。文庫オリジナル。
  • カウンセリングを語る
    -
    対人関係の困難から「心の問題」が取り沙汰される今、ケアを求める声は大きい。心の問題を抱えた相手とどのように接したらいいのか。日本でカウンセリングを切り開いた第一人者が語る、ロングセラーの名著。
  • 意味と時間 人生は夢か──
    -
    「人生の意味とは?」「存在の意味とは……?」思索の旅人である一人の哲学者が“人間存在”の究極の命題に挑んだ本書。古代ギリシアに始まる古今東西の哲学者たちのさまざまな知見を振り返りつつ、著者オリジナルの思想を綴った21世紀の哲学書です。/私たち人間は、食べ、眠り、排泄すること以上の何かを人生に求める、「哲学する動物」なのです。(あとがきより)
  • 神降臨 本当の神が現れる
    -
    今の人間は、物質という目に見える物こそ確実なモノと信じて、シンプルになりすぎの獣のレベルにまで落ちてしまっている。この世界の実相は、多層階層の複雑怪奇な世界なのだ。物質世界の中ばかりを見ていては、真実は見えては来ない。多層階層を理解し、上に在るものを見なければ真実は見えては来ないのだ。そんなことを理解して、この世界の認識を新たにするつもりで学んでほしいと願う。
  • まいにちメンタル危機の処方箋
    4.0
    人気の精神科医、初のセルフケア本! まだ大丈夫。でも実はつなわたり。仕事に家庭に忙しいあなたに、 ハーバード大准教授・精神科医・3児の母の著者が贈るセルフケア本。 仕事や子育てを頑張りながら、「なんとかやっているけど、最近しんどさを感じている」 「ときどき心がパンクしそうになる」「モヤモヤから抜け出したい」と思う人の心をかるくします。 「感情」に目を向けてよりよく過ごすための、最新のケアメソッドが満載。
  • 「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド
    3.0
    精神科医が迫る、「推し」ブームが起きているワケ 2021年紀伊國屋じんぶん大賞第4位の気鋭の著者による「推し」の精神分析 なぜ、ここまで多くの人が「推し」にハマるのか? 学校、職場、地域といった共同体が衰退し、気の合う者だけで付き合えるようになった現代社会。 そこで、息を吹き返したのは旧くて新しい「つながり」だった―― 〔目次〕 第1章 承認の時代から「推し」の時代へ――21世紀の心理的充足のトレンド 第2章 推したい気持ちの正体――SNS時代のナルシシズム 第3章 「いいね」と「推し」に充たされ、あるいは病んで――自己愛パーソナリティの時代と成熟困難 第4章 「推し」をとおして生きていく――淡くて長い人間関係を求めて 第5章 「推し」でもっと強くなれ――生涯にわたる充足と成長
  • メンタルヘルスとWEBライティング 在宅ワークでの心のケア術。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 まずは、この本を手に取っていただいた方々に、心より厚くお礼申し上げます。 この本では、主に在宅ワークについて、そして在宅ワークで働く人々のメンタルケアの方法についてお伝えしていこうと思います。 在宅ワークでなんとなく心身の体調が優れないと感じている方、そして、これから新たに在宅ワークを始めるという方におすすめの内容となっております。 現在webライターとして、在宅勤務をしている筆者の体験談も交えながらお伝えできればと思っておりますので、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。 【著者紹介】 いとうちい(イトウチイ) 1995年静岡県生まれ。 看護専門学校卒業後、静岡県伊豆にある病院へ就職。 3年間勤めたのち、静岡県東部の介護福祉施設へ転職し、2年半勤務する。 介護福祉施設勤務時代に、適応障害・パニック障害と診断され、退職。 その後、およそ1年弱の休職期間を経て、2023年7月にWebライターとして社会復帰。 2023年9月に、自身初の書籍である『適応障害・パニック障害の真実への向き合い方』を執筆。 本作は2作目。

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  • さらりと生きてみる
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    自分を大切に、優しくすることから始めよう! 落ち込んだとき、不安なとき、傷ついたとき、許せないとき、つい人と比べてしまうとき、死ぬのが怖いとき……。仏教ならその苦しみをほどく手立てがあります!TikTokフォロワー10万人の大人気青年僧が、あなたのお悩みにやさしく、やわらかく応える。読むだけでこだわりが消え、さっぱり心が軽くなる。心穏やかに自由に生きる100のコツ! ・他人からの悪意はつらいものです。ときには「向けられた悪意を受け取らない」ことが必要です。自分自身がなすべきことをこなし、心の清らかさを保つように生きる。すると、悪意は自分の心へと届きません。一方、悪意を持つ人は、自身がどんどん悪に染まってしまいます。ですから、悪意を向けられたときには、仕返しをする必要はありません。 ・「誰かのため」と行動するとき、いろいろと期待してしまいますよね。「『ありがとう』って反応がくるかな?」とか、「今後優しくしてくれるかな?」とか。期待した反応でなかったとき、モヤッとします。「誰かのため」と行動するときは「何か得があるかな」でなく「徳がある」と考えてみましょう。「得をしよう」じゃなく「徳を積もう」。
  • 一休が笑う
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    笑いを秘めた批判や教えを説き示すことで、健全な社会と人間性の回復を追及した一休。明日への希望や創造力をもつために、彼の生き方と批判精神を学ぶ。今の日本、一休ならこうする、こうやる、こう考える! 喝!

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  • 図解 自省録 人生を考え続ける力
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    ■世界で一番、重い荷を負った男、ローマ皇帝アウレリウスは、いかにしてよき人生を生き切ったのか。彼の生き方の根源にあったのは、まっすぐな哲学だった。 第16代ローマ皇帝マルクス・アウレリウス(西暦121~180年)。5賢帝のひとりであり、プラトンのいう理想の国家君主「哲人王」にもたとえられる彼は、日々の思索と内省をメモのような散文として書き残した。のちに『自省録』としてまとめられたストア哲学の薫り高い約500の断章から80篇を選び、齋藤孝がわかりやすく解説する。 他の哲学思想との比較はもちろん、ウクライナ問題からSNS、コロナウイルス、はては大谷翔平までを例に挙げた読み解きにより、ローマの賢人の日々の「つぶやき」が現代の私たちの生活とシンクロしていく。現代を正しく生きるために、ストア哲学、そしてアウレリウスが大事にした「理性」を学ぼう。 [目次]  はじめに  第1章 自分を自分のコントロール下におく方法   まどわされない生き方/生と死と運命の考え方  第2章 自分と自分の周りを幸せにする方法  他者と生きる/社会の中の自分/仕事をするときに  第3章 よりよく生きていく方法  人生にも哲学が必要だ/善悪と幸福/困難に立ち向かうには  おわりに    【著者略歴】 齋藤 孝 (さいとうたかし) 明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『書ける人だけが手にするもの』(SB新書)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『図解 歎異抄 たよる、まかせる、おもいきる』(ウェッジ)など著書多数 この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 自省録 人生を考え続ける力』(2023年12月23日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 己を忘れて他を利する
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    百寿。天寿を全う、大往生された山田恵諦第253世天台座主最後の法話集。ここには、今いちばんホットな関心事、生と死の問題、健康、平和、社会・経済問題などへの提言、人生の指針となる知慧と言葉が、あふれています。

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  • 図解でわかる 14歳から知るインド・中国の宗教と文化
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界史を創った2大文明の基礎 仏教/ヒンドゥー教/道教/儒教をビジュアルで理解する かつて世界の富の8割は東洋にあった。 現代西欧型文明の混迷から再び見直される、21世紀の東洋の叡智 14歳から読める! わかる! カラ―図版満載!! 図解でわかる「世界の宗教と文化」シリーズ! ●Part1 インドの古代宗教ヴェーダの時代 ●Part2 仏陀とインド仏教の誕生 ●Part3 インド民衆の宗教ヒンドゥー教 ●Part4 古代中国の宗教 ●Part5 シルクロードの仏教とその他の宗教 【目次より】 ヴェーダ神話がインド宇宙を創造 この宇宙が東洋の世界創造の基礎に/バラモン教が身分制度(カースト)を生む/青年シッダールタの覚醒から世界宗教の仏教が誕生/仏陀の教えはなぜ人々を魅了したのか/インドの大乗仏教の密教化はヒンドゥー教との勢力争いの結果/インド仏教最後の光芒はタントラ仏教/ヒンドゥー教の神々 その絢爛豪華な面々/ヒンドゥー教の聖地巡礼/モンゴルイスラム教徒がムガル帝国をつくった/「気」が全てを生成し、「天」が全てを支配する/道(タオ)を説く中国独自の宗教/天と地の意思を知る「太極」の思想/道教・儒教と融合し中国仏教が生まれた/チベット仏教とその波乱の歴史
  • 話せば、うまくいく ー50代からの人生を機嫌よく生きるヒント
    4.5
    50歳を迎えた青木さやかが、91歳のシスターに教わった、 人生後半を機嫌よく生きるヒント。 * * * 友達に話す。 自分に話す。 神様に話す。‥ 「話す」ことの大切さとは―― ネガティブな感情と向き合うコツは―― 【本書目次】 はじめに ― (青木さやか) CHAPTER1 話せば、人生うまくいく ・五十歳は自分を見つめ直す良いチャンス。 ・話すことで自分の心の中に光を当てる。 ・自分の感情を摑まえる訓練をする。 ・自分を責めない、否定しない。 ・辛い出来事の中にあるメリットを考えてみる。 ・人の悩みを吸い込まない。 ・物事には必ず両面があることを心に留めておく。 CHAPTER2 ネガティブな感情と向き合うコツ ・感謝の瞑想をする。 ・孤独を感じたときは感謝する。 ・嫉妬する自分も「いいな」と思う。 ・「あの人が嫌い」と思ったときは、自分を知るチャンス。 ・評価は「あればいい」くらいのもの。自分から追い求めない。 ・無理しそうなときは、話して思い込みをチェックする。 ・自立した人間になることで、人と深く付き合える。 ・自己肯定感は、自分で高められる。 ・事実が先。気持ちはあと。伝え方で親子関係は変えられる。 ・価値観が合わない人とは縁を切るのではなく「距離を置く」。 ・誹謗中傷から心を守るコツは「なるべくポジティブ」。 ・相手の全てを知っていなくても友達は友達。 ・傍にいるだけでも相手を大切にすることができる。 ・亡くなってからも心の中での繫がりを大切にする。 ・機嫌よくいるというのは、心穏やかであるということ。 ・ポジティブな感情を摑まえて、機嫌のよい人になる。 CHAPTER3 自分と仲良く生きるには ・自分で自分の親になり、自分を認め大切にする。 ・自分で自分を認めることで力を発揮できる。 ・お金の不安は具体的に。 ・成功よりも成長することを大切にする。 CHAPTER4 視点を変えれば人生は変わる ・「気づきは癒やし」。感情を押さえ込まない。 ・辛いことはノートに書いてやり過ごす。 ・成長のコツは「視点を変える」と「自分を責めない」。 ・短所を短所と決めつけない。 ・若い頃の辛いできごとも、自分の糧になる。 おわりに ― 読者の皆さんへ(鈴木秀子)
  • 発達心理の専門家が教える 保育で役立つ気になる子のサポートBOOK
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幼稚園や保育園で言葉や行動や少し「気になる子」はいませんか? 落ち着きがない ずっとボーっとしている 「わからない」が多く、会話が成り立たない すぐウソをつく 他の子や保育者をベタベタ触る……など そのような気になる行動や言葉を発する子どもたちのサポート法を 多数の声かけ例とともに丁寧に解説。 また、「気になる子」の周りの子どもたちにも焦点をあて、 周りの子どもたちや親御さんへのフォローや対応策のほかに クラス全体が過ごしやすくなる環境づくりのアイデアを提案します。 そのほか、園でのスムーズな連携の仕方や有効的な記録の取り方など、 今すぐ実践したい保育で役立つ情報を豊富に収録。 保育学生さんや新米保育士さんだけでなく、 改めて「気になる子」のサポートについて考えたいベテラン保育士さんなど 多くの方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。 (※電子書籍の仕様により、本電子版巻頭に掲載の「付録カード」は切り離して使うことができません。また第4章に掲載の「場面シート」は書き込むことができません。ご参考としてご覧いただくことをお願い致します。)
  • 日本思想史と現在
    -
    私たちは、私たちの文化と言語とを形成してきた永い歴史を受けて、その流れの中で、感じ、思い、考えている。では、過去にどのようなことがあったために、いま私たちはこのように感じ、思い、考えるのか。そして、その過去に気づくことによって私たちは何を得られるのか――そうした日本思想史と現在の関わりについての問題を研究してきた著者が、これまでに様々な機会に発表してきた短い考察を集成。碩学による「日本」をめぐる長年の思想史探究を集成した、驚きと刺戟に満ちた珠玉の小文集。 【目次】はじめに/I その通念に異議を唱える/II 日本思想史で考える/III 面白い本をお勧めする/IV 思想史を楽しむ/V 丸山眞男を紹介する/VI 挨拶と宣伝/索引
  • 完全版 創価学会(新潮新書)
    4.0
    一宗教団体であるにもかかわらず、いまや国家を左右する創価学会。国民の7人に1人が会員ともいわれる巨大勢力だが、その全容はあまりにも知られていない。発足の経緯、高度経済成長期の急拡大の背景、組織防衛のしくみ、公明党の役割、そして池田大作というカリスマ亡き後の展開――。あくまでも客観的な研究者の視点から、現代日本社会における創価学会の「意味」を明快に読み解いた決定版。
  • 正義とは何か
    4.0
    何が「正しい」のか、わからなくなった時代に。 プラトン、カント、ベンサム、ロールズ……2400年にわたる知的格闘。 人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた! 法哲学の第一人者があざやかに整理し、切れ味鋭く論じる、「正義」入門の決定版! 【本書の構成】 はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか? 序章 正義論のさまざまなパターン――本書のねらい 第一章 正義とは魂の内部の調和である――プラトン 第二章 正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス 第三章 正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ 第四章 正義とは自然権の保護・実現である――ロック 第五章 正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム 第六章 正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス 第七章 正義とは「定言命法」に従うことである――カント 第八章 正義とは功利の原理の一適用にすぎない――功利主義 第九章 正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ あとがき――文献案内をかねて
  • 日本哲学入門
    -
    西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版! 【哲学を知るための10講】 第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死 【本書のおもな内容】 ・日本最初の哲学講義はいつ行われた? ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る ・経験と言葉のあいだにあるもの ・言葉の創造性を考える ・人間の生のはかなさと死に迫る ・心によって生かされた身体とは ・田辺元が生み出した「種の理論」 ・「自然」という言葉の歴史 ・和辻哲郎の「風土論」 ・美とは何か、芸術とは何か ・移ろうものと移ろわぬもの ・光の世界と闇の世界
  • 体・心・意識を浄化して、魂のスイッチオン
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    恋愛や人間関係など、うまくいかなかった多くの出来事は本来の自分に戻ると驚くほど変化し、幸せとなって返ってきます。余計なものを削ぎ落とす浄化のワーク、ハートを開き宇宙のパワーを取り込めるワークも収録されている、変質を楽しみながら体験する内容となっています。体・心・意識を浄化し、魂のスイッチがオンになった人生へ向けて、あなたのその一歩に繋がりますように。
  • 日月神示の救いの岩戸を開ける方法 上 大峠(大艱難辛苦)の本番を告げる書 国常立とあなたに託される未来予測マップ
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    岩戸に封印されし神々よ、偽物のアマテラスの世界を突破し、出現せよ! 2026年に生き残る者たちに渡されるラスト・サバイバルブック! 誰も触れてこなかった八咫烏の正体にも迫る! 2020年に始まったコロナ(567)の暗号で分かった! 子の歳=2020年こそが、預言の基点! 子の歳真ん中に前後10年(日月神示)に起こる出来事を網羅! 国常立が古のユーラシア、ヨーロッパまでを統治していたのだ! 日本へ追放され、この国でさらに念入りに封印され、貶められた神々 ーー艮の金神、素戔嗚尊、瀬織津姫、饒速日命ーーが 今ここに、全部岩戸から飛び出してくる! 全くジャンルに違う世界で活躍する著者の元に 誤って配達されて来た一冊の本! それは『[完訳]日月神示』だった 霊示に導かれるまま 『日月神示とポストヒューマン誕生 2030年すべてが加速する未来に備えよ!』が上梓されたが その後も霊的感応は止むことなく あっという間に 出口王仁三郎、日月神示関連資料を読破し 驚くべきスピードで 日月神示の預言解読である本書が完成した

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  • ソルライツ・チューニング 神と悪魔のホントの話
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    ――スピリチュアルの常識が全てひっくり返る!?    夢を壊したらごめんなさい。 神の御業を可視化・具現化する生観院捨名(しょうかんいんしゃな)が語る、 神様から視せてもらい、教えてもらった“いのちと宇宙と神世”の真実 あなたも扱える かつては全ての人が扱えていた 太陽と光の見えない実在エネルギー「ソルライツ」。 本来の輝きや生命力を再び甦らせ あなたと、あなたの大切な方々の人生を より光り輝く道に調整(チューニング)します。 再現性100%の奇跡と驚異を 見て感じてください。 ・ソルライツ・チューニング(Sol Lights Tuning)とは ・生観院捨名師 インタビュー ・トイレの中から、見えない魔の手が出てくる ・ソルライツ・チューニングに、アカデミックな知識は必要なのか ・10分でガンを消した!? ・天機を切る、とは? ・パワースポットは悪魔の巣窟? 行ってはいけない理由 ・地球の憂鬱を晴らす、とは? ・子どもを授かるメカニズム ・医者も苦慮する花粉症、エイズにも効果あり!? ・海外で紹介され反響が大きかった書籍『エナジー・メディスン』 ・やっていることは「人型神製造所」? ・神様は自己犠牲がお嫌い ・神様が発動すれば再現性は100% ・ソルライツ・チューニングを学ぶプロセス ・捨名師匠の子育て論 ・ソルライツ・チューニングの最重要手技「基本のキ」 ・魂の持ち主である神様に私たちは愛されている ・捨名師匠ができることは、みんなも必ずできる ・ジル・ブレイクウェイ氏 インタビュー(『エナジー・メディスン』著者) ・ソルライツ・チューニング体験談 ほか

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  • 仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉
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    苦しいとき、迷ったとき、悩んだとき…先人の知恵、珠玉の名言が、あなたを救う !仕事で苦しくて眠れない夜、チームをまとめるのに悩んだとき、人生の進路に迷った瞬間に、本書で紹介する数々の言葉は一歩を踏み出す勇気を授けてくれます。
  • 10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」
    3.8
    「カクレ悪意」や「カンチガイ善意」を見ぬき、一生自分らしく生きていく強さを身につける! 差別を考える社会学者が、「ずるい言葉」に言いくるめられないための手がかりを伝授! 「あなたのためを思って」 「もっと早く言ってくれれば」 「友達にいるからわかるよ」 「傷ついたのもいい経験だったね」 「私には偏見ないんで」 「昔はそれが普通だったのに」 よく口にする、または耳にする言葉です。でもこういう言葉を聞くと、なんだかちょっとモヤモヤしませんか? 実は言葉の裏には言う側の自覚なく(あるいは自覚的な場合も)別の意味が隠されていることがあって、 それでなんとなくモヤモヤしたり、イラッとしたりしてしまうのです。 そういった納得のいかない言葉について、なぜそんな言葉が使われるのか、 そこにはどんな意図が隠されているのかを解説していきます。 また、そういった言葉を言われたときにはどのように考え、対処したらいいのかにも触れるとともに、 各項目ごとに、より理解を深めるための関連用語を取り上げています。 個性や異文化をどう受け入れていくのかがますます重要になっていく時代、 言葉に隠された意識を見抜けるようになることで、自分らしく生きる強さを身に着けましょう。
  • 家族に迷惑をかけたくないあなたが認知症になる前に準備しておきたいこと
    -
    2025年には、高齢者の約5人に1人が認知症になるといわれている。 認知症はいまや高齢になれば誰にもリスクがある身近な病気。 認知症になると「銀行預金が引き出せなくなる」「遺言書を残せなくなる」「介護施設の入居契約ができない」等、生活に大きな制限が出るのに、そのリスクに対して準備を進める人は意外にも少ない。 「大認知症時代」ともいわれる今、認知症になっても安心して暮らすために、今すぐに取り組みたい手続きや準備がある! 本書は、おひとりさまや身内に頼れない人、また相続等で家族に迷惑をかけたくない人が、認知症になる前に準備したいことをテーマ別にわかりやすく紹介する。 著者は、終活カウンセラーの資格をもつ弁護士だから、難しい制度や手続きを当事者の目線に立って優しく解説してくれる。 「おひとりさま」や「認知症」への不安や心配ごとがスッキリ解消する1冊!
  • 「男の余裕」のつくり方
    4.0
    その「余裕」――。 生命体の男としての周波が違う! 変にガツガツしない。 でも勢いはある。 女性の心を「あっという間」に開かせ、求められる男が持っているもの! なぜ、あのオヤジは、微笑み佇むだけで女が腕を絡ませたくなるのか? その答えは「男の余裕」にあった! ただ、お金、時間があって、物腰がゆったりしていて、 聞き上手で、口数が少ない――だけでは足りない。 「選ばれる男(オス)」になるために、絶対に知っておきたいこれだけのこと! ●男の余裕とは 「余裕」と聞くと、お金、時間があって、物腰に落ち着きがあり、 聞き上手で、口数が少ない――。 そんな男性像が、思い浮かぶかもしれない。 でも、そんなオヤジは、そこらじゅうにいる。 もしかしたら心のあり方、感情の変化の仕方、 心のエネルギーの蓄え方、放射の仕方の違いが 真の「余裕」なのではないか――。 女性を腰砕けにする「男の余裕」に、迫る! ■目次 ●プロローグ なぜ、あのオヤジは微笑みたたずむだけで女性が腕を絡ませたくなるのか? ・女性の心を「あっという間」に開かせる男 ・目の肥えた女性たちが、オスとしての心地よさを感じ群がる ・男としての周波の違い ・女性を腰砕けにする「余裕」とは? ●1章 「余裕のある男」の共通点とは? ・「俺、バカだからさぁ」と自分を笑い飛ばす  ・最強の「かさぶた」を持つ ・人生の主役男という看板を持つ ・承認欲求トークはしてはいけない ・自己重要感をはき違えるな ・「正しいか? 正しくないか?」で会話をしない ・なぜ余韻をまとうことが大切なのか? ・第一声で相手の心は変わる ・期待を裏切らない「老舗名店」になる ●2章 女性にとって付き合いやすい男とは? ●3章 求められる男はここが違う! ●4章 関係はじっくり深める ●5章 女性との適度な距離感とは? ●6章 切り捨てることを知る ●エピローグ「大人の余裕男」は105度で接する ■著者 潮凪洋介 著者・作家・イベントプロデューサー・出版プロデューサー 著書73冊・累計172万部。 「サードプレイス啓蒙」「恋愛文化の発展」をテーマに出版。 シリーズ累計20万部突破のベストセラー 『もう「いい人」になるのはやめなさい! 』(KADOKAWA /中経出版)など。 「心の壁を壊し、生きることを楽しもう」をステートメントに「サードプレイス主義」を掲げ活動。 約100種類のアソビジネス・メニューから、その人に合った 「オリジナルなアソビジネス」を診断・創造するLD 法を開発し、 日経新聞、リクルート、アステラス製薬、など 各種企業・団体と共催で講演・ワークショップを複数回開催。
  • 電車に乗れない人たち 最新版
    3.7
    ここ数年の社会や環境の変化によって「電車に乗れない人」はさらに増え、その理由や症状のでかたもより複雑になり、パニック障害への対応にも変化が生まれています。 どうしてそうなるのか、どうしたらいいのかを最新の情報を盛り込みながらていねいに解説。 とくにパニック発作への対処や不安のコントロールのしかたの、時代に合わせて効果的な方法を紹介。
  • 思考デトックス
    4.3
    可愛く手放し、毎日ウキッと満たされる方法 最近の女性は頑張りすぎ。 仕事も恋も人生もうまくいかなくっちゃ! といろんなものを手に入れてきた。 でも、手に入れたはいいけれど、それって本当に必要?ワクワクしあわせ? 頑張れば頑張るほど、身軽になるどころか、人間関係も仕事も気持ちも重くなり、背負うものも増えていく。いま大切なのはそう、「手放す力」。 「自分で幸せになる力を身につければ、人は手放せるようになる」 手放せない大きな理由は「頑張ってきた過去」を否定したくない気持ち。「せっかくここまでやってきたのだから」とか、「10年もつきあってきたのだから」などというように。 手放せないのは、今のキャリアでも仕事でもなんでもなく過去の自分。 キャリアでも、人間関係でも、次のステップに行くことが怖くて、現状維持している女性も多い。でもそれでは次の幸せは手に入れられない。佳実流の手放し方が分かる本。
  • 0.1.2歳児 育児の気がかり相談室
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ついほかの子と比べて 「何でできないんだろう?」 「どうして伝わらないんだろう?」 と考えてしまうなど、子育ては不安がいっぱいだと思います。 特に子どもが小さいうちは個人差が大きく、余計に心配になってしまうこともあるでしょう。 そこで、気がかりなことがあるママやパパをはじめ、子どもに関わる大人の方へ向けて不安がやわらぎ、関わり方がわかる1冊を作りました。 現役の0.1.2歳児専門保育士が気になる不安ひとつずつに、考え方、ふれあい方、声かけの仕方、発達を促すあそび方を丁寧に伝えるので、悩む前に、まずは読んでみて、できそうなことからやってみてください。 中には、大人は気がかりだけど子どもの成長ににとってはとてもいい言動や、少し気にかけてあげるだけで大人も子どもも笑顔になれることなど、「気がかり」という括りで112個もの項目が紹介されています。 正しい手立てがわかることで、子どもの成長をぐっと促すことができるようになるでしょう。 *監修:金沢創(日本女子大学人間社会学部心理学科教授)
  • ”私”が生きやすくなるための同意
    4.0
    我々は「自分の領域」を持って生活しています。その領域とは、名前、住所、趣味、財産、価値観、気持ちなど、自分を形作るすべての要素を指し、誰も無断で踏み入れることはできません。 この本では、そんな自分の領域を自分専用の乗り物=「ジブン号」として解説していきます。 自分で運転できてプライベート空間が保てるジブン号に他人が乗り込むには同意が必要です。 さらに、ジブン号には鍵のかかったスーツケースも積まれ、その中にはひとつずつ大切なものが仕舞われており、同意なしに開けることは許されません。 同じように、他人にもそれぞれ「タニン号」が存在し、自分が乗り込むには同意をもらわなければなりません。 それぞれ違う考えを持つ人たちが一緒に心地よく生きていくためには、同意をする、同意をもらう、つまり「はい」と「いいえ」が無数に繰り広げられていると言うことなのです。 逆に、もやもやする、嫌な気持ちになる、トラブルが起きる……これらは同意ができていない証拠です。 第1章では同意の概要を伝え、第2章では自分が相手へ同意するとき、第3章では相手から同意をもらうときを解説し、第4章で同意が発生するさまざまな場面を関係性に分けて具体的に見ていきます。 1冊通して「同意」を意識し自分の人生を自分で決めて歩んでいけるようになることを目指します。
  • 裏切り者の中国史
    3.5
    復讐に取り憑かれた伍子胥、人心を操り権力に固執した王莽、女のために国を売った呉三桂……。極め付きの裏切り者たちが行き着く先は? 『史記』『戦国策』『三国志』『世説新語』等の史料から、歴史を動かした個性溢れる悪漢たちを描き切る。春秋時代から明末清初まで、二五〇〇年にわたって興亡の絶えない中国をかき回した反逆者たちの数奇な人生。 中国古典の第一人者・井波律子氏による評伝集にして、中国史・中国文学のファン必携の一冊。 【主な登場人物】 ・母国の君主に父兄を殺され、敵国の呉に奔った伍子胥(ごししょ) ・品行方正を装い、世論を操作して王朝を簒奪した王莽(おうもう) ・三世代かけて国を滅亡させた諸葛亮のライバル司馬懿(しばい) ・貴族に出し抜かれ、皇帝になりそこなった繊細な桓温(かんおん) ・反乱を引き起こすも、夢半ばで息子に殺された安禄山(あんろくざん) ・英雄を処刑したため、中国史上最も忌み嫌われた秦檜(しんかい) ・恋人を奪われて激怒し、身を売り国をも売った呉三桂(ごさんけい) ほか、呉起、始皇帝、商鞅、張儀、蘇秦、趙高、則天武后、楊貴妃、項羽、劉邦、諸葛亮、永楽帝、朱元璋、李自成など多数。 【目次】 はじめに 第1章 復讐の鬼――伍子胥 第2章 自立するコスモポリタン――戦国時代のパフォーマー 第3章 頭でっかちの偽善者――王莽 第4章 持続する裏切り――司馬懿 第5章 気のいい反逆者――王敦と桓温 第6章 危険な道化――安禄山 第7章 極め付きの「裏切り者」――秦檜 第8章 恋に狂った猛将――呉三桂 年表 参考文献 あとがき
  • インド思想史
    3.0
    インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』にはじまり、世界的にも類がないほど深遠な思想を生みだしてきたインド。ウパニシャッド、ジャイナ教、仏教、マハーバーラタ、正統バラモンの六派哲学、ヒンドゥー教から、近代のガンジーやタゴールに至るまで、3000年以上にわたる複雑で多様な思想の全領域をコンパクトに大観する。 アーリヤ人の侵入や農村社会の成立、王朝の興亡など、それぞれの時代の社会変動の影響も踏まえつつ、各思想大系の特質を明らかにすることで、〈解脱〉をもとめてやまない人類の思索の歴史が描き出される。 世界的なインド哲学、仏教学者であり、比較思想の開拓者でもあった著者による、半世紀以上にわたって読み継がれてきた不朽の概説書。原本:『インド思想史 第2版』岩波書店、1968年) 第一章 アーリヤ人の侵入とリグ・ヴェーダの宗教 第二章 農村社会の確立とバラモン教 第三章 都市の興隆と自由な思索の出現 第四章 国家統一と諸宗教の変動 第五章 統一国家崩壊後における諸宗教の変遷 第六章 クシャーナ帝国時代における新思想  第一節 時代の趨勢  第二節 仏 教   第三節 ジャイナ教   第四節 南インド文化の開花 第七章 集権的国家における諸哲学学派の確立  第一節 正統バラモン系統  第二節 仏 教   第三節 ジャイナ教  第八章 諸王朝分立時代における諸学派の継続的発展  第一節 バラモン教およびヒンドゥー教   第二節 仏 教  第九章 回教徒の侵入と思想の変化  第一節 中世的宗教の発展   第二節 近代的思惟の発展  第十章 外国資本主義制圧下における思想運動 第十一章 〔附論〕科学思想
  • 所有とは何か
    -
    本書は、激動する19世紀フランスに生きた社会思想家ピエール=ジョゼフ・プルードン(1809-65年)の初期の主著である。 スイスとの国境に近いフランス東部のブザンソンに生まれたプルードンは労働者階級出身であり、向学心旺盛でありながら学業を断念せざるをえなかった。そうして働き始めた印刷所での日々は、のちの社会思想家を生み出す養分を提供することになる。すなわち、校正作業を通じてヘブライ語を習得したほか、聖書や言語学をはじめとする学的関心を養うとともに、同郷の社会思想家シャルル・フーリエの著書を校正することで、現実とは異なる社会を構想する動機を与えた。さらに、印刷工として働く傍らでフランス各地を巡行して印刷所の現場監督を務める中で労働者の境遇を身をもって知り、これが「社会の構成単位は仕事場である」という発想を導くことになった。これらの成果が結実したのが本書にほかならない。その冒頭には「最も数が多く最も貧しい階級の物質的、道徳的、知的境遇を改善する手段」を見出すというプルードンの動機が明確に宣言されている。 本書は第一章で提示される「所有とは盗みである」という警句によって物議をかもした。これは「奴隷制とは殺人である」という命題を「変形させただけ」だと言われるとおり、「所有」とは合法化された「盗みの権利」にほかならない。ならば、それが奴隷制につながらないための線引きを担保する必要がある。その方策を実現するものこそ、プルードンが構想した理想の社会だった。 紛れもない社会哲学の古典である本書の邦訳は1971年になされたあと半世紀以上、新しいものは登場していない。本書は、気鋭の研究者が清新な日本語で作り上げた新訳であり、格差が激化する今こそ熟読したい1冊である。 [本書の内容] ブザンソン・アカデミー会員諸氏へ 第一章 本書が従う方法論――革命という観念 第二章 自然権とみなされる所有について――所有権の始動因としての先占と民法について 第三章 所有権の始動因としての労働について 第四章 所有は不可能であること 第五章 公正・不公正の観念の心理学的説明および、統治と法の原理の確定 訳者解説
  • 要約 世界の宗教文学13篇 完全読破の気分になれる!
    -
    「宗教」をキーワードにセレクトした名作文学が、この1冊に!シェイクスピアからゲーテ、ドストエフスキーまで「人間の本性」と「魂の救済」を読み解いた世界の宗教文学パーフェクトガイド。原作の感動と迫力はそのままに、10分間の読み切りサイズに大要約。

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  • 要約 日本の宗教文学13篇 完全読破の気分になれる!
    -
    「宗教」をキーワードにセレクトした名作文学が、この1冊に!夏目漱石から森鴎外、芥川龍之介まで―「人間の本性」と「魂の救済」を読み解いた日本の宗教文学パーフェクトガイド。原作の感動と迫力はそのままに、10分間の読み切りサイズに大要約。

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  • 君たちはどの主義で生きるか バカバカしい例え話でめぐる世の中の主義・思想
    4.3
    ■人生というダンジョンに地図もなく放り出された私たちは、これからどう生きるべきか? そんな疑問に対して、かすかな光を灯してくれるのが「主義・思想」。この世には、過去の哲学者・思想家によって確立された、いくつもの主義・思想が存在する。世界の賢人たちは、2千年以上も前から、理想の生き方や社会の作り方について考え、築き上げてきた。本書は、世の中の主義・思想を22章にわたって紹介。色眼鏡をかければ景色が違って見えるように、主義・思想を知れば世界も変わって見えるはず! 『インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも』、『感じる科学』etc.のさくら剛4年ぶりの最新作! [目次] Capter1 道徳 正しさについてどう考えるか  第1章 相対主義  第2章 功利主義  第3章 人格主義(カント主義)  第4章 利己主義  第5章 利他主義 Capter2 組織 身勝手な集団をどうまとめるか  第6章 社会主義①  第7章 社会主義②  第8章 資本主義  第9章 自由主義(リベラリズムとリバタリアニズム)  第10章 民主主義  第11章 ポピュリズム(大衆迎合主義) Capter3 認識 曖昧な現実をどう捉えるか  第12章 合理主義と経験主義  第13章 スピリチュアリズム、オカルティズム  第14章 愛国主義  第15章 テロリズム  第16章 構造主義①  第17章 構造主義② Capter4 幸福 自分の人生をどう生きるか  第18章 楽観主義 VS 悲観主義 第19章 幸福主義と快楽主義  第20章 清貧主義 VS 拝金主義  第21章 懐古主義  第22章 実存主義 【著者略歴】 さくら剛(さくらつよし) 1976 年静岡県浜松市生まれの作家。デビュー作の『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』が10 万部を超えるベストセラーに。以降、『アフリカなんて二度と行くか!ボケ!! …でも、愛してる( 涙)。』『三国志男』『( 推定3000 歳の) ゾンビの哲学に救われた僕( 底辺) は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。』など著作多数。相対性理論など科学の世界を解説した『感じる科学』は、理研創立100 周年を記念した「科学道100 冊」に選ばれるなど高い評価を得ている。 この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『君たちはどの主義で生きるか バカバカしい例え話でめぐる世の中の主義・思想』(2023年12月23日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 親鸞聖人のことば-『教行信証』御自釈を読む-
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    八百年の時を超えて今あなたに伝えたい 令和訳で読む、時を超えたメッセージ 親鸞聖人の主著『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』 その御自釈を、大胆な現代語訳に翻訳。親鸞聖人が本当に伝えたかったことが、令和の時代に響きわたる!
  • 情報哲学入門
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    私たちは「情報」なしで暮らすことはできません。スマホでニュースを確認する、メールやラインをチェックする。改札を電子マネーの端末で通り抜け、車内では画面に映る広告や駅名を見る。そして会社に着けば……といったように、あらゆる場所に、無数の形で情報はあふれています。 では、そもそも情報とは何でしょうか? 一昔前のように言語をモデルに理解するのでは、医療現場での生体反応データから宇宙空間における周波数データまでをすべて「情報」として捉えることはできません。つまり、それが何かをよく理解していないまま私たちは情報なしではありえない生活を送るようになっているのです。 本書は、こうした現状の中で「情報という問い」に正面から取り組みます。カーツワイル、ボストロム、テグマークを通して技術との関係の中で「人間」とは何かを確認し、マカフィーとブリニョルフソン、ズボフを通して社会の中での情報がもつ機能を捉え、フクヤマ、ハラリ、サンデルを通して政治との関わりを考察します。その上で改めて「情報」というものを哲学的に規定し、情報をめぐる課題を整理します。 最先端の議論の見取り図を得られるばかりか、そこから得られる知見を整理し、日常にどう役立てるのかまで示してくれる本書は、これまでになかった1冊と断言できます。 [本書の内容] 序 章 情報という問い 第I部 情報がもたらす未来 第1章 情報と技術の未来 一 カーツワイルのポスト・ヒューマン論 二 ニック・ボストロムのスーパーインテリジェンス論 三 マックス・テグマークの生命システム論 第2章 情報と経済の未来 一 マカフィーとブリニョルフソンによる第二のマシン・エイジ 二 ショシャナ・ズボフの監視資本主義 第3章 情報と政治の未来 一 フランシス・フクヤマと「テクノロジーの政治学」 二 マイケル・サンデルと「守るべき美徳」 三 ユヴァル・ノア・ハラリと「自由主義の擁護」 第II部 情報哲学の現在 第4章 情報の分析哲学 一 第一哲学としての情報哲学 二 機械情報の振る舞いを把捉するための情報概念の再定義 三 情報技術を再定義し、情報化された環境における生の条件を問う 四 知能とは何かを再定義する 第5章 情報の基礎づけ 一 生命情報、社会情報、機械情報 二 情報とは何か 三 情報学が揺さぶる哲学的思考 四 情報論的転回は大文字のパラダイムチェンジか 五 シグナルの存在論、シンボルの存在論 第6章 人工知能の身体性 第III部 情報の実践マニュアル 第7章 世界のセッティング 第8章 社会のセッティング 第9章 「人間」のセッティング
  • キェルケゴール ――生の苦悩に向き合う哲学
    4.0
    キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局――。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった〈実存哲学〉とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実像にせまる。

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