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クオリディア・コード
東京・神奈川・千葉――ここが、〈世界〉を壊す、最前線。 約30年前、突如として地球に襲来した謎の異生物アンノウン。人類は総力戦で対抗、辛くも勝利を収めるが、現在も散発的な侵攻に苦しめられていた。 東京、神奈川、千葉の各防衛都市では、固有能力〈世界〉を身につけた少年少女が、アンノウンと戦い続けていた。傲岸不遜な東京首席・朱雀壱弥(すざくいちや)と次席の宇多良(うたら)カナリア。天然だが規格外の豪腕を誇る神奈川首席・天河舞姫(てんかわまいひめ)と次席の凛堂(りんどう)ほたる。常にマイペースな千葉首席・千種明日葉(ちぐさあすは)とその兄・霞(かすみ)。戦いが日常となった世界で時に反発し、時に協力し合いながら過ごす朱雀たちだが、この世界には大きな秘密が隠されていた……。 TVアニメ放送中の「クオリディア・コード」完全ノベライズ、第一巻!! -
だから、居場所が欲しかった。バンコク、コールセンターで働く日本人
「お電話ありがとうございます。○○社の△△です。ご注文ですか?」陽光溢れる、東南アジアのタイ、バンコク。高層ビルの一角にあるコールセンターでひたすら電話を受ける日本人がいる。非正規労働者、借金苦から夜逃げした者、風俗にハマって妊娠した女、LGBTの男女……。生きづらい日本を離れ、彼らが求めたのは自分の「居場所」。フィリピン在住の開高健ノンフィクション賞作家が現代日本の現実をあぶりだす問題作。【目次】プロローグ/第一章 非正規の「居場所」/第二章 一家夜逃げ/第三章 明暗/第四章 男にハマる女たち/第五章 日陰の存在/エピローグ -
英語の品格(インターナショナル新書)
please,whyなどを安易に使うとトラブルに! グロービッシュのような今流行の簡略化した英語では真意が伝わらない。英語は、けっして大ざっぱでストレートな言語ではなく、日本人が考えるより、はるかに繊細で豊かな表現にあふれている。日英両言語とその文化に精通した著者が、ビジネスや日常生活ですぐに役立つスキルを分かりやすく伝授。相手を思いやる婉曲表現、人間関係を円滑にする丁寧で気の利いた言い回しなど、ちょっとした工夫で、品格のある英語が自分のものになる。 -
最後の王妃
【2015年度ノベル大賞受賞作】ルクレツィアは、15歳でアウガルテン王国の皇太子妃となった。しかし皇太子シメオンは一度も彼女の部屋を訪れることはなく、後日、シメオンがマリーという下働きの娘を愛していると判明。ほどなく国王が崩御し、ルクレツィアは王妃となった。そして側室となったマリーが懐妊。それでも王妃としての務めを果たそうと懸命なルクレツィアだったが、隣国に攻め込まれた王国は敢えなく陥落し…? 激動の時代を駆け抜けた少女の、運命と恋の物語! -
クロニクル・レギオン
時は20世紀末。極東の島国『皇国日本』は古代ローマの世より甦った英雄カエサルの手で攻略され、隣国『東方ローマ帝国』によって事実上支配されていた! カエサルを最強の征服者たらしめる力の名は『レギオン』。それは列強諸国がこぞって主力兵器とする神秘の軍団、有翼巨人兵の軍勢である。皇国日本の皇女・藤宮志緒理は日本の覇者になるという野心を胸に秘め、ついに行動を起こす。皇女が腹心の将として選ぶのは一見何の変哲も無い高校生・橘征継。しかし彼もまたいにしえの世より甦った武人、大英雄カエサルと同じ偉大なる復活者『レガトゥス・レギオニス』であった……!! -
十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」
昭和20年4月1日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。8月15日の敗戦までの、短くも濃密な4か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた――。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、戦後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。本書は、自身の来歴について、著者が初めて書き下ろした自伝的ノンフィクション。いまこそ傾聴したい、戦中派の貴重な証言である。【目次】第一章 十五歳の戦争/第二章 私の戦後――特に昭和二十年(前半は戦争、後半は平和だった時代)/第三章 日本人は戦争に向いていない/主要参考文献 -
天気晴朗なれど波高し。
ルトヴィア帝国で代々海軍提督を輩出する名門ギアス家の三男として生まれたランゾット。一見ひ弱そうに見えながら頭脳明晰の彼は小説家志望だったが、海軍への入隊は本人の意思に関係なく決められていた。士官候補生としてジュリエンド号に乗る前夜、彼は酒場で乱闘に巻き込まれる。そこで出会った同じ海軍士官候補生の男とは!? 流血女神伝の姉妹編は、愛と笑いと冒険の青春海軍コメディ! -
白衣のカノジョ
職場の同僚である理科教師の桑原と、養護教諭の支倉。同じアパートの一階と二階に住むふたりは、誰にも知られないよう、ひそやかに恋を育んでいる。学校で、自宅で、お互いを思って静かに心を燃やしながら。…でも、あと一歩が近づけない。あとはカラダを、重ね合わせるだけなのに……… -
みをつくし料理帖
累計300万部突破の大人気時代小説「みをつくし料理帖」シリーズが完全漫画化!! 享和二年。大坂・淀川の大洪水で両親を失い、天涯孤独の身になった少女・澪―。上方と江戸の味の違いに戸惑いながらも、料理人として一歩一歩成長してゆく。巻末には原作者・高田 郁氏による書き下ろし特別エッセイを収録。 -
【電子オリジナル】皇帝は夜伽を希う ねじれた初恋と秘された執愛【特典SS・イラスト付き完全版】
「おまえのいない暗闇に、俺を置いていくな」将軍の娘エルヴィラと皇帝アスタロスは兄妹のように育った。だが、二年前の騒乱が原因で、明るかったアスタロスは変わった。反逆者の中にはエルヴィラの父もおり、エルヴィラは無実だと訴えたものの、極刑に処されてしまう。そのせいでエルヴィラはアスタロスに対して心を閉ざしたが宮殿に呼ばれ、彼のそばで暮らすよう命じられてしまう。そんな中、アスタロスの愛犬が殺害される。ひどく落ち込む彼に触れられ、なぜか抵抗できないエルヴィラは…?【目次】皇帝は夜伽を希う ねじれた初恋と秘された執愛/【特典SS】夜伽は性愛画の下で/あとがき -
きずなと思いやりが日本をダメにする
すべての政治が失敗する理由は<進化>にあった!?──糸井重里氏も絶賛。知的スリルに満ちた対談書。「美しい日本」「女性活躍」など空疎な言葉が並ぶ昨今の日本政治、はたしてこれでいいのか!? 何ごとも「心がけ」や「思いやり」が第一とされる昨今の風潮はこれで大丈夫なのか!? 誰もがモヤモヤと思っていることに、社会心理学者である山岸センセイと、進化学者の長谷川センセイが、最新の脳科学、進化学、社会学、心理学を駆使して切り込む痛快対談。 -
チョコレート・ダンディ
公爵家の嫡男オスカーは、金と身分が目当ての女達に絶望していた。そんな折、友人のユーディに唆され、小説家志望の少女アデルを匿名で支援するという賭けに乗ってしまった。欲しい物をすべて与えて、アデルが堕落すればオスカーの勝ち。甘えずに夢を叶えたらユーディの勝ち。ところが、贈り物攻撃にまったく興味を示さないアデルに、オスカーは戸惑いながらも興味をひかれてしまい…? -
英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる
英語化を進める大学に巨額の補助金を与える教育改革から、英語を公用語とする英語特区の提案まで。日本社会を英語化する政策の暴走が始まった。英語化推進派のお題目は国際競争力の向上。しかし、それはまやかしだ。社会の第一線が英語化されれば、知的な活動を日本語で行ってきた中間層は没落し、格差が固定化。多数の国民が母国語で活躍してこそ国家と経済が発展するという現代政治学の最前線の分析と逆行する道を歩むことになるのだ。「愚民化」を強いられた国民はグローバル資本に仕える奴隷と化すのか。気鋭の政治学者が英語化政策の虚妄を撃つ!【各界の識者が絶賛!】●佐伯啓思(『さらば、資本主義』著者・京都大学名誉教授)公共精神を失ったグローバル・エリートが日本を破壊する。それが英語化だ。その欺瞞を本書は見事に暴き出した。●水野和夫(『資本主義の終焉と歴史の危機』著者・日本大学教授)日本の経済と民主主義を破壊する「英語化の大罪」を明らかにした力作。凄い本だ。●中野剛志(『TPP亡国論』著者・元京都大学大学院准教授)日本人が抱く直観的な不安に確かな根拠と論理を与えてくれる。これぞ名著。●白井 聡(『永続敗戦論』著者・京都精華大学専任講師)社会の根底から対米従属構造を強化するのが英語化だ。本書は、これと闘うための優れた『武器』である。【目次】はじめに/ 英語化は誰も望まない未来を連れてくる/第一章 日本を覆う「英語化」政策/第二章 グローバル化・英語化は歴史の必然なのか/第三章 「翻訳」と「土着化」がつくった近代日本/第四章 グローバル化・英語化は民主的なのか/第五章 英語偏重教育の黒幕、新自由主義者たちの思惑/第六章 英語化が破壊する日本の良さと強み/第七章 今後の日本の国づくりと世界秩序構想/おわりに ――「エリートの反逆」の時代に -
蠕動で渉れ、汚泥の川を
“湊かなえ氏激賞!! 「17歳の失敗は、人生の失敗じゃないのだ」と貫多は私に教えてくれた──湊かなえ”。貫多、セヴンティーン! 人生はまだ、始まったばかり。初めての洋食屋でのアルバイトと、波瀾万丈の日々。家を追われ、猛女に怒鳴られ、途方に暮れる。待望の最新長篇<私小説>! 「確かに自分は<青春の落伍者>にはなりつつあるが、しかしながら、まだ<人生の落伍者>には至っていないのだ」。白衣を着てコック帽をかぶった北町貫多は、はじめての飲食店でのアルバイトにひそかな期待を抱いていた。日払いから月払いへ、そしてまっとうな生活へと己を変えて、ついでに恋人も……。労働、肉欲、そして文学への思い。善だの悪だのを超越した貫多17歳の“生きるため”の行状記! -
外道クライマー(集英社インターナショナル)
【電子版は口絵写真を1点ずつ大きく収録】夢枕獏氏「近年の山岳ノンフィクションでこれほど面白く読んだものはない」。角幡唯介氏「『那智の滝で逮捕』のニュースを聞き、妙な嫉妬心と敗北感を覚えた」。従来の冒険ノンフィクションと一線を画した「冒険界のポスト・モダン」。その書き手が宮城公博だ。アルパインクライミングの世界では、日本で十指に入るという実力者であり、数ある登山ジャンルの中で「最も野蛮で原始的な登山」と呼ばれる沢登りにこだわる「外道」クライマー。「人類初」の場所を求めて生死ぎりぎりの境界に身を置きながら、その筆致は時にユーモラスで読者を惹きつけて止まない。世界遺産・那智の滝を登攀しようとして逮捕されたのをきっかけに、日本や台湾、タイの前人未踏の渓谷に挑んでいく。地理上の空白地帯だった称名廊下、日本を代表するアルパインクライマー佐藤裕介と共に冬期初登攀を成し遂げた落差日本一の称名の滝、怪物のような渓谷に挑んだ台湾のチャーカンシー……。そして「誰もやったことのない登山」をめざして行った46日間のタイのジャングル行は、道に迷い、激流に溺れかけ、飢えに耐え、大蛇と格闘する凄まじい旅だった。 -
三千寵愛在一身
呪われた出生のため、不遇な公子時代を過ごした理鷲。その後、冷酷な王となり、後宮のどんな女にも心を許さずにいた。その理鷲が、政略結婚で花嫁を迎えることになる。相手は、“月宮の天媛”と賞されるほどの美姫・桜霞。婚礼後も頑なな態度を崩さずにいた理鷲も、桜霞の風変わりな性格に触れるうち、次第に惹かれるように…。だが、後宮の罠が次々と桜霞を襲い!? 2010年度ロマン大賞受賞作!! -
小説版 君に届け
「別冊マーガレット」で大好評連載中(2013年5月現在)・コミックス累計2000万部超を誇る大ヒット作ノベライズ第1弾(カラー口絵収録)!! 黒沼爽子・15歳。真っ黒なロングヘアーに(青)白い肌…と見た目が超陰気な事もあり、小学生以来“貞子”と呼ばれ、恐れられていた。でも、座右の銘は「一日一善」という、本当はとってもピュアな女の子。何とかクラスになじもうと努力するけれど、いつも空回りするばかり…。そんな爽子に対しても、分け隔てなく接してくれる人・風早が現れる!! 爽やかな笑顔と明るい性格で、誰からも好かれている人気者の風早に、爽子は強く憧れるけど…!? -
ムサシ
武蔵と小次郎、ふたたび相まみえる! 「巌流島の決闘」から6年。じつは生きていた佐々木小次郎が、宮本武蔵に再び果たし状をたたきつけた。二大剣客の因縁の対決の結末は? はたして人間は憎しみと報復の連鎖を断ち切ることができるのか――。笑いと感動の中に、9.11以降、21世紀の世界が抱える普遍的な問題を浮き上がらせる、井上ひさし晩年の傑作。蜷川幸雄演出で、ロンドン、ニューヨークなど世界各地で上演され大きな反響を呼んだ名舞台が電子版戯曲で蘇る。 -
偽姫
ウサギ系侍女を狙え! 貴公子達の求愛バトル!! 侍女の私が血族を束ねる女公爵!? 守護獣を使役できる血族の娘・リリアの侍女ティナは事故で代わりに守護獣と契約し、次期公爵候補に選ばれてしまう。そのせいで婿の座を狙う血族の御曹司達に逆玉の輿婚の標的にされてしまうわ、たった一人求婚してこない教官のレギオンからは「俺の兄の嫁になれ」と口説かれるわで…!? 男の園で繰り広げられる捕食者系御曹司達の求愛の嵐に耐えられるか――!? -
英仏百年戦争
それは、英仏間の戦争でも、百年の戦争でもなかった。イングランド王、フランス王と、頭に載せる王冠の色や形は違えども、戦う二大勢力ともに「フランス人」だった。また、この時期の戦争は、むしろそれ以前の抗争の延長線上に位置づけられる。それがなぜ、後世「英仏百年戦争と命名され、黒太子エドワードやジャンヌ・ダルクといった国民的英雄が創出されるにいたったのか。直木賞作家にして西洋歴史小説の第一人者の筆は、1337年から1453年にかけての錯綜する出来事をやさしく解きほぐし、より深いヨーロッパ理解へと読者をいざなってくれる。【目次】序、シェークスピア症候群/前史 一、それはノルマン朝の成立か/二、それはプランタジネット朝の成立か/三、第一次百年戦争/本史 一、エドワード三世/二、プランタジネットの逆襲/三、王家存亡の危機/四、シャルル五世/五、幕間の悲喜劇/六、英仏二重王国の夢/七、救世主/八、最終決戦/後史 一、フランス王の天下統一/二、薔薇戦争/結、かくて英仏百年戦争になる -
高畠エナガ短編集
壊れかけのアンドロイドと青年の奇妙な同居生活。喧嘩ばかりのなか、互いの過去を知り、心を通わせていくが…。表題作「Latin」を含む4編を収録! 新世代漫画家・高畠エナガが放つ珠玉のデビュー作品集!! 【収録作品】Latin/雪原のネストーレ/猫又荘の食卓/Reversi[リバーシ] -
NARUTO―ナルト― カカシ秘伝 氷天の雷
【小説版登場!】第四次忍界大戦から、一年後の物語。六代目火影就任の日が近づくカカシ。波の国の極秘飛行船飛鯱丸に搭乗し、人質救出任務にあたる彼は、そこで凍てついた心の悲しき忍と対峙する。友の眼と共に雷を切り裂いた技をも失った己に果たして人を守れるのか。 遙か天空で掴み得た「火の意志」とは。カカシが新たな忍の時代を切り開く。秘伝シリーズ第一弾! -
血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン
【小説版登場!】「それで、どっちが私のパパ?」 レオとザップの前に現れた少女。彼女の一言が、この世界の未来を賭けた戦いのはじまりだった。秘密結社ライブラの語られざる物語、ノベライズ!! -
エンジェルフライト 国際霊柩送還士
【第10回開高健ノンフィクション賞受賞作】異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか――。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。(解説・石井光太) -
愛と憎しみの豚【電子特別版】
【大幅加筆修正&写真満載の電子特別版!!】なぜ、豚は、世界中で好かれ、同時に、激しく嫌われるのか? 豚の謎を追って、灼熱のアラブから、イスラエル、東欧、そして、極寒のシベリアへ。“豚をめぐる冒険”が始まる。「インパラの朝」で第7回開高健ノンフィクション賞を受賞した著者による渾身のノンフィクション。電子化にあたり、単行本では収録されていない秘蔵写真20点以上を追加収録!! -
資本主義の終焉と歴史の危機
資本主義の最終局面にいち早く立つ日本。世界史上、極めて稀な長期にわたるゼロ金利が示すものは、資本を投資しても利潤の出ない資本主義の「死」だ。他の先進国でも日本化は進み、近代を支えてきた資本主義というシステムが音を立てて崩れようとしている。16世紀以来、世界を規定してきた資本主義というシステムがついに終焉に向かい、混沌をきわめていく「歴史の危機」。世界経済だけでなく、国民国家をも解体させる大転換期に我々は立っている。500年ぶりのこの大転換期に日本がなすべきことは? 異常な利子率の低下という「負の条件」をプラスに転換し、システムを構築するための画期的な書!【目次】はじめに――資本主義が死ぬとき/第一章 資本主義の延命策でかえって苦しむアメリカ/第二章 新興国の近代化がもたらすパラドックス/第三章 日本の未来をつくる脱成長モデル/第四章 西欧の終焉/第五章 資本主義はいかにして終わるのか/おわりに――豊かさを取り戻すために -
悪魔のささやき
人は意識と無意識の間の、ふわふわとした心理状態にあるときに、犯罪を犯したり、自殺をしようとしたり、扇動されて一斉に同じ行動に走ってしまったりする。その実行への後押しをするのが、「自分ではない者の意志」のような力、すなわち「悪魔のささやき」である――。精神科医、心理学者、そして作家として半世紀以上にわたり日本人の心を見つめてきた著者が、戦前の軍国主義、六〇年代の学園闘争、オウム真理教事件、世間を震撼させた殺人事件など数々の実例をもとに、その正体を分析。拝金主義に翻弄され、想像を超えた凶悪な犯罪が次々と起きる現代日本の危うい状況に、警鐘を鳴らす。【目次】はじめに 二十一世紀の日本を蝕む悪魔のささやき/第一章 悪魔はいかにして人を惑わすか/第二章 日本人はなぜ悪魔のささやきに弱いのか/第三章 人間を嘲笑い破滅させる、ささやきの正体/第四章 豊かさを餌に太り続ける現代の悪魔/第五章 いかにして悪魔のささやきを避けるか/おわりに -
実録 ドイツで決闘した日本人
驚くべきことにドイツの学生結社は今日でも、鋭い真剣を用いた決闘が一部の学生の間で普通に行われている。一九八○年代初頭にドイツ留学した著者はふとしたことから学生結社に誘われ、そこで決闘を経験する。文豪ゲーテ、哲学者ニーチェ、政治家ビスマルクらはもちろん、現在の政財界を担うドイツのエリートの多くが決闘経験者という事実。本書は、武士道にも通じるゲルマン騎士の「高貴なる野蛮さ」を具現する決闘文化に迫るドキュメントである。【目次】プロローグ/第一章 ドイツの決闘/第二章 決闘の掟/第三章 学生結社の日常/第四章 伝承と継承 高貴なる野蛮/エピローグ/あとがき -
スポーツの品格
フェアであるべきスポーツの世界に、なぜ「体罰」や「不正」といった問題が蔓延するのか。その背景には何があるのか。本書は、元選手の立場で積極的にメッセージを発信する桑田真澄と、スポーツ史研究の第一人者である佐山和夫が、スポーツをめぐる問題の根源である「勝利至上主義」について論じ合う。そして、スポーツの喜びは「勝利を目指すプロセス」にあることが、さまざまな具体例を引きながら語られる。スポーツにおける「品格」とは何なのか。新しいスポーツ観を提起する、スリリングな対話!【目次】はじめに 桑田真澄/第一章 「暴力」との決別/第二章 「勝利至上主義」を超えて/第三章 「東大野球部」を指導する/第四章 「新しいスポーツ観」を構築する/おわりに 佐山和夫 -
Do Da Dancin'! ヴェネチア国際編
桜庭鯛子は25歳。ダンサーとして後がない彼女が成功するには、クラシックバレエの最高峰ヴェネチア国際コンクールで入賞すること!? 大好きなバレエを続けるために鯛子の挑戦が始まる。熱きダンサーズ・ストーリー、待望の新章スタート!!
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