ヘーゲル(再)入門

ヘーゲル(再)入門

1,210円 (税込)

6pt

3.8

ヘーゲルと聞いて、「西洋近代哲学を完成する壮大な体系を打ち立てた哲学者」というイメージを抱く人は多いだろう。しかし、実はこのイメージは専門家の間では過去のものとなっている。では、ヘーゲル哲学とは一体何か? 主著『精神現象学』『大論理学』を解読し、日本では受容が遅れている英語圏でのヘーゲル研究の成果を取り入れながら、著者は「流動性」をキーワードに新たなヘーゲル像を提示する。本書は前提知識を要しない入門書であり、同時にあまりの難解さに挫折してきた多くの読者のための(再)入門書でもある。

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ヘーゲル(再)入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    3月のNHK Eテレ100分de名著はヘーゲルの「精神現象学」の再放送でした。たぶん前も視聴したはずですが、なぜか今回はよりわかったような気分になりました。講師の斎藤幸平の解説も鮮やかに思えて、ふむふむの連続でした。『絶対な実体である精神とはすなわち、「私たちである〈私〉であり、〈私〉である私たち」

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    流動性、双方向性を重視したヘーゲルが、量子力学や歴史のとらえ直しが主流となる今の世の中にいたとしたらどう人間を理解するのか。そんなことを思った。

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    『精神現象学』と『大論理学』のなかから、著者がヘーゲル哲学においてもっとも重要な意義をもつと考えている「流動性」にかかわる議論を紹介し、ヘーゲル哲学に対する従来のイメージを刷新する試みがなされている本です。

    一般にヘーゲル哲学といえば、近代哲学の完成者であり、壮大な形而上学の構築者であるというもの

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    難しくて、字面を追っているだけだった。正反合の弁証法はヘーゲルが言ったものではないということだけがわかった。

    0
    2025年07月23日

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