そこに工場があるかぎり

そこに工場があるかぎり

572円 (税込)

2pt

作家小川洋子氏による、おとなの工場見学エッセイ。あのベストセラー『科学の扉をノックする』の工場版ともいえる本です。精密な穴開け加工を行う工場、お菓子の製造過程を見せる施設、競技用ボートを手作業で作り上げる造船所、多人数用ベビーカーや介護用品を自社一貫生産する企業、ガラス管の加工を手掛ける工房、そして鉛筆の製造における工夫と精神を紹介。幼いころから変わらぬ小川さんの好奇心と工場愛がじわじわ心にしみて、今、日本のものづくりに携わる人々と、繊細で正確な数々の製品のこと、あなたもきっと、とても愛おしく思うようになるでしょう!

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そこに工場があるかぎり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごく面白くて1時間半ほどで一気読み。見学する工場に基準はなく、とにかく著者の気になる工場に行ったそう。

    出てくる工場は、
    ·エストロラボ(細穴屋)
    ·グリコピア神戸
    ·桑野造船(ボート)
    ·五十畑工業(サンポカー)
    ·山口硝子製作所(ガスクロマトグラフィーの部品)
    ·北星鉛筆

    時々出てくる著者

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    ものを作ることは人間にしかできないこと。
    それは人間に想像力があることとイコール。

    穴を開ける、お菓子、乳母車、ボート、ガラス、鉛筆。
    派手ではないけれど、なくてはならないものを作る人々。
    それを見て、文章を書く小川さんの視点がよい。
    小川さんの工場のチョイスもいいし、大変楽しい工場についての本で

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    有名作家の仕事インタビューということで、気になった。ビジネス書とは違い、経営や業務の特徴を学ぶというのではなく、読み手に魅力を感じてもらえるよう、作家らしい喩えは斬新だった。

    町工場の魅力というか、一見普通に見える仕事を掘り下げるというよりも、見方を変える話の展開は気づきが多かったと思う。

    読み

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    穴、菓子、ボート、乳母車、ガラス加工、鉛筆。身近なものを作っている工場を小川洋子さんらしくレポート
    彼女の筆にかかれば、どんな機会も職人さんも工場も美しく厳粛さまで感じる
    鉛筆作る過程の描写はピカイチ!

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    毎日の仕事を、目の前の仕事を誠実にこなす。
    小川洋子さんが見学し、工場や働いている人、製品を見て聞いて感じたことを小川洋子さんらしい言葉での表現されており、とてもよかった。おもしろそうと思った工場をみつけ、現地に足を運び、見学し、お話しし、推敲を重ねて文章にしているのを感じられた。

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった!文章がさすがの美しさ。単なる工場見学の「ルポ」ではなく、作家として色々なところに想像力を巡らせ、作家ならではの感性と表現力で表現をする「作家の作品」に他ならないと感じた。

    同じ場所を見学したとしても、このような表現にはならないだろう。工場で見つけた驚きや感動の共有により、日常目にするも

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    工場経験がありますが、こんな素敵な表現で日々の業務を表現される方がいるんだと驚きました。見方を変えれば確かにと思いました

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    小川洋子のこのシリーズは肩の力が抜けていて、ほどほど学べて、ほどほど好奇心が満たされ、そして何故だかノスタルジックな気分になる。

    もしかしたら工場なんて、人間を機械の一部として組み込み、飽くなき生産性の追求に骨身を削るような世界かも知れない。でも、そんな無機質な日常に「手の温もり」とか「職人の技」

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    あの工場を見てみたい!
    お菓子、ボート、鉛筆など、私たちが日常で見たり使ったりしているものは、一体どこで、どのように作られているのだろう。
    ”ものづくり”の愛しさが綴られる工場見学エッセイ。


    小川洋子さんが身近なものを製作している工場に見学に行き、その経験を綴る工場見学エッセイ本です。
    「なんて

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    普段は全く興味も関心もない仕事のことなのに専門職の人の話を聞くと感心するとともに、もっともっと知りたくなってくる。そんな欲求を満たしてくれる一冊。
    自分が普段行っている作業も著者にインタビューされ、活字となったら、こんなに魅力的になるのだろうか?そのあたりのこともとても気になる。

    0
    2025年08月03日

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