作品一覧

  • 最強登山家 プルジャ -不可能を可能にした男-
    4.0
    「俺、このまま滑落死するのか?」 こんなはずじゃなかった。強風吹きすさぶなか、断崖にしがみつくように下りながらも、数秒前までは自信たっぷりの足取りだった。 ところが足が滑った瞬間、手でつかめるものが何もなく、アイゼン(金属製のスパイク)の爪もうまく刺さらず、落ち始めた。(本書より) エベレスト8,000メートル峰14座踏破の世界記録更新、シェルパたちの地位向上、祖国と自然への尊敬。 野望を抱き英国舟艇部隊から登山家に転身し、できることはなんでもやる。超人にして快男児、プルジャが前人未踏の世界記録を打ち立てるまでのリアルな記録。 幼少期を過ごしたネパールの村、グルカ兵としてのミッション、絶景の山など貴重なカラー写真も掲載。 <目次> 1 死か、栄光か 2 希望がすべて 3 臆病者になるくらいなら死んだほうがまし 4 飽くなき追求 5 デス・ゾーンへ 6 泳いで月を目指す 7 すばらしいミッション 8 いちかばちか 9 尊敬は勝ち取るもの 10 極限状況でも正常に機能する 11 大救出 12 暗闇へ 13 混乱のとき  14 サミット・フィーバー 15 山における政治 16 あきらめることを知らない 17 嵐のさなかで 18 荒々しい山 19 山の意向 20 みんなのプロジェクト 21 偉業達成 エピローグ ついに頂点へ ニルマル・プルジャ 2019年、8,000メートル級14座を7か月で踏破すると宣言、みごと成し遂げた登山家。 1983年ネパールの貧しい家庭に生まれる。 長兄、次兄を追いかけて切磋琢磨し、グルカ兵となる。 英国へ移り、英国舟艇部隊に所属。 2018年、大英帝国勲章をエリザベス2世から授与される。 「願えばかなう」をスローガンに、祖国ネパールのシェルパたちの地位向上を目的のひとつとし、また環境問題への関心も高く、多方面で影響力ある発信を行う。 その型破りなスタイルは世界中にインパクトを与え続けている。
  • プロヴァンス邸の殺人
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    伯爵邸をめぐる殺人―― 犯人は招待客の中に? 令嬢が祖父から受け継いだのは 莫大な財産と“探偵業” トラベル令嬢ミステリー。 1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報 が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を 継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだ アタランテの前にさっそく依頼人が─名声ある伯爵との結婚を控えた その令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵 邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され……。
  • ボルグとマッケンロー テニスで世界を動かした男たち
    5.0
    「テニスを超えた、人間ドラマだ」(松岡修造氏、本書解説より) 道なき荒野からテニス史を切り拓いた先駆者たちの、熱きストーリー。 いまのテニス界はこうして創りあげられた!! いまだ語り継がれる名試合――1980年ウィンブルドン男子決勝。 その日センターコートに立っていたのは、ウィンブルドン5連覇がかかる絶対王者ボルグと、 その言動で物議をかもしていた悪童マッケンローだった。 二人が死闘を繰り広げた約4時間。あの時センターコートで何が起きていたのか? またあの試合がその後の二人の運命をどう変えていったのか? 両選手の知られざるエピソード、ライバル関係、絆に迫りながら 本書はテニス史の中でもひときわ存在感を放つ“70、80年代テニス界”を紐解いていく。 ボルグとマッケンローだけでなく、激動の時代をともに駆け抜けた ジミー・コナーズ、ビタス・ゲルレイティス、イリ・ナスターゼ、イワン・レンドル―― 彼らのエピソードや、タイブレークなどルールの歴史、NIKEを始めとするスポンサーの参入。 そして、いかにしてテニスが“上流階級の娯楽”から“誰もが知る世界的スポーツ”に 変わっていったかが細やかに書かれた、テニスファン、スポーツファン必読の一冊。
  • いきなりサイエンス 日常のその疑問、科学が「すぐに」解決します
    3.3
    世界600万人が支持した、ニューヨークタイムズベストセラー! 知的好奇心が爆発する! 読んだらきっと、誰かに教えたくなる。 生物学者 福岡伸一氏(『生物と無生物のあいだ』)、大推薦。 ●年を取るほど時間があっというまに過ぎるのはなぜ? ●「え、こんな顔?」写真うつりが実物とちがうワケ ●ふつか酔いを「科学的に」すっきり治す方法 ●汚い言葉を使う人のほうが長生きできる!? などなど

ユーザーレビュー

  • いきなりサイエンス 日常のその疑問、科学が「すぐに」解決します

    Posted by ブクログ

    ちょっと大人向けな科学入門の本。分かりやすく解説してあり、理系苦手な私でも最後まで読めた。二日酔いにバナナと卵がいいのは初めて聞いた。今まで化学の本を挫折してきた人に。

    0
    2024年02月13日
  • ボルグとマッケンロー テニスで世界を動かした男たち

    Posted by ブクログ

    テニスの難しさを感じる、素晴らしい内容。映画を観て開いたが、映画では描き切れていないコナーズやレンドルらも取り上げられていて、1980〜1981のターニングポイントをクリアにしている。
    次のアガシやベッカー、エドバーグ、はたまたフェデラー、ナダル、ジョコビッチと、テニスの時代の節目にも繋がる事が分かった。
    レンドルのダイエット法を馬鹿にして「ハーゲンダッツダイエットならやってみたい」と返したマッケンローは、やはりスタンフォードだ。

    0
    2018年11月04日
  • 最強登山家 プルジャ -不可能を可能にした男-

    Posted by ブクログ

    聞き慣れないカタカナが多く、山の位置関係も頭に入ってなかったので今どの山の話だ?と戻りながら読み進めました。とにかく制覇した山が多いです。最後のページの登った山と最初の地図一覧も助かった。

    元々の体力や生命力の素晴らしさと気合いで目標達成しているのかなと思いきや、一つ一つ論理的な考えで冷静な判断を下していた。

    お酒を飲んで二日酔いでの登山や踊りの様子、タバコの様子などは10代のヤンチャな男の子を想像したがそこから軍隊での生活で冷静な判断、論理的な思考を学び、ずいぶん人間力の高い人物に進化した気がする。

    特殊舟艇部隊の外傷医の経験もあり、医学の知識もある。アフガニスタンでの戦闘も経験。人間

    0
    2025年10月25日
  • 最強登山家 プルジャ -不可能を可能にした男-

    Posted by ブクログ

    ヒマラヤ8000m超え 14座を 2019年10月29日 世界最速の6か月6日で登頂
    どんな場合も希望を捨てるな
    巨大な山では、ささいなことほど おろそかにするな
    ネパールの村から グルカ兵に応募し 英国特殊舟艇部隊へ 国籍は英国
     3座完登 エベレスト、ローツェ、マカルー

    「プロジェクト ポッシブル」
     退役し 資金確保
     同行登頂者募集 クラウドファウンディング インスタグラム 自宅を担保に借金
    4月 ①アンナプルナ ドローンでルート確認 批判を避けるために無酸素で登頂
    5月 ②ダウラギリ
      ③カンチェンジュンガ 登頂成功者はエベレストの1/10 休むことなく
      ④エベレスト

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    2025年03月09日
  • プロヴァンス邸の殺人

    Posted by ブクログ

     ひょんなことから疎遠だった祖父の訃報が届き、莫大な財産を相続することと引き換えに『探偵業』を継ぐことを条件とする遺言を残し探偵になった主人公が初仕事を引き受けた後に殺人事件が起きてしまう…というストーリーで、主人公が探偵になる経緯や男女間のトラブルから醸し出される結婚前の不穏な空気などが話を引き立てていて面白かった。

    0
    2024年09月01日

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