【感想・ネタバレ】プロヴァンス邸の殺人のレビュー

あらすじ

伯爵邸をめぐる殺人――
犯人は招待客の中に?

令嬢が祖父から受け継いだのは
莫大な財産と“探偵業”
トラベル令嬢ミステリー。

1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報
が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を
継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだ
アタランテの前にさっそく依頼人が─名声ある伯爵との結婚を控えた
その令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵
邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 ひょんなことから疎遠だった祖父の訃報が届き、莫大な財産を相続することと引き換えに『探偵業』を継ぐことを条件とする遺言を残し探偵になった主人公が初仕事を引き受けた後に殺人事件が起きてしまう…というストーリーで、主人公が探偵になる経緯や男女間のトラブルから醸し出される結婚前の不穏な空気などが話を引き立てていて面白かった。

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

1930年代、まだ伯爵や大富豪が存在する時代に自立する主人公の元に祖父の死の知らせが届く所から始まる。寄宿学校で亡父の負債を返却するべく質素な生活を余儀なくされているアタランテが祖父の遺言に従い探偵になり依頼者を助けるべく見知らぬ邸宅で依頼者の窮地を救うたみに犯人探しをする。話しも構成も面白いが、長いのが欠点。謎の男性とのロマンスが多すぎる。もっとミステリに特化すべきでは?

0
2024年03月07日

「小説」ランキング