被災作品一覧

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  • 僕らはつよくなりたい 東北高校野球部 震災の中のセンバツ
    4.5
    震災のさなかに開催された春の甲子園で、被災地・仙台から出場した東北高校。何度凡退しても、どんなに点差が開いても、最後まで全力疾走を貫いた。寒さに震え、空腹に耐え、心痛を味わいながらも、快く送りだしてくれたふるさとの人たちに、少しでも恩返しができるように。NHK「アスリートの魂」で放送され、大反響だった高校生たちの感動のノンフィクション。
  • ボダ子(新潮文庫)
    3.1
    35歳で起業し、年商十億円を超える会社の社長となった大西浩平。だが、事業の成功の裏にあった家族を顧みない生活は、娘の境界性人格障害(ボーダー)の発症へとつながる。自傷行為を繰り返す娘につきっきりの生活により、事業は破綻。そして浩平は、東日本大震災の復興事業に起死回生をかけて、娘と元妻とともに被災地へと向かうが――。山本周五郎賞候補となった、実体験に基づく衝撃作。
  • ボランティアバスで行こう!
    4.0
    東北で大地震が発生した。さまざまな支援が行われ、バスをチャーターして援助活動に参加する“ボランティアバス"も盛んに行われる。就職活動のアピールポイント作りのため、ボランティアバスを主催することにした大学生の和磨。震災で父が行方不明になった姉弟に出会った女子高生の紗月。あることから逃亡するため、無理やりバスに乗り込んだ陣内。さまざまな人がそれぞれの思惑を持ってバスに乗り合わせる。被災地で出会った謎と事件が、バスに奇跡を起こす。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。
  • ポジティブなのにつまらない人、ネガティブなのになぜか魅力のある人。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度) 【書籍説明】 「ネガティブな発言を無理に封印した人、表向きだけでもポジティブを装う人」の会話はなぜか違和感があり奥行きがなく面白みがないのも特徴です。 要は本音を隠したうわべだけの会話。 逆に特に上下関係のない対等な付き合いの中では、なぜか自虐的な発言をする人の方が味があり周りに人が集まります。 日常会話の笑いというのは「他人」を笑いにするか「自分」を笑いにするかのどちらかしかないのです。 他人で笑いをとれば、傷つく相手が存在しますが自分で笑いをとるのは誰も傷つきません。 つまり、ポジティブ仮面に魅力のない人が多いのもここに理由があるのです。 ポジティブに生きることをポリシーとする生き方に自分を蔑むという感覚は存在しません。 自虐は自分の弱い部分をさらけ出す行為でもあり、不思議と人間は自分に弱い部分をさらけ出す人を信用する傾向にあるのです。 ネガティブの根源の多くは「人間関係」。 ポジティブになりたいからポジティブ思考になる努力をしてもそれは自分の内側で完結するだけの事で現実的な解決になっていない事が多いのです。 人間関係改善の方法の一つとして、実はこの「自虐」というのが大きな効果を生むのです。 【目次】 結果の出ないポジティブ思考でネガティブになる人 ポジティブ崇拝者という心の闇 ポジティブという洗脳によるブラック企業の蔓延 ポジティブという布教活動で神経を逆なでする人たち 行き過ぎたポジティブ思考「ポリアンナ症候群」 謙遜という嫌味、自虐という笑い 「自虐」という諸刃の剣 ポジティブの迷走に気づき始めた人たち 【著者紹介】 牧村実(マキムラミノル) 金融機関で10年間不動産担保ローンの審査業務及び督促業務を経て、その後住宅メーカーに勤務。 現在はライターとして活動中。 著書に「サラ金マネー暴走史」「マイホームブルース」他。又、被災地のルポライターとしても活動中。
  • 毎日新聞創刊150周年記念出版 目撃者たちの記憶 1964~2021
    -
    常にスクープの最前線に立つ新聞社のカメラマンたち 事件・事故の瞬間に何を考え撮影したのか 「スクープの毎日」と呼ばれ毎日新聞社を支え続けた カメラマンたちの記憶と足跡を辿る報道写真史 スクープ報道を見て、写真の迫力に驚くことはよくある。だが、報道する側は誰よりも先に情報を知っていなければ伝えることはできない。時に記者よりも早くカメラマンが現場に入り撮影しているケースは少なくない。つまりカメラマンはスクープの第一目撃者にもなり得るのだ。新聞報道という一つの時代を背負ってきたカメラマンたち。本書は過去60年間の事件・事故・災害などを中心に、スクープを撮り続けたカメラマンたちの記憶を辿る。ピュリッツァー賞をはじめ数々の新聞協会賞などを受賞した彼ら。その裏には、「スクープの毎日」と呼ばれた記者魂があった! [内容] 特別寄稿 佐高信「時代を超えて残るもの」 三億円事件現場の空撮/大久保清容疑者が乗る警察車両とカーチェイス/あさま山荘事件/三菱重工ビル爆破事件/ベトナム戦争終結 サイゴン脱出/田中角栄前首相を逮捕/敦賀原発放射能漏れ事故取材記/日航ジャンボ機墜落事故/「昭和」最後の日の思い出/ベルリンの壁崩壊取材記/金日成主席単独会見取材記/雲仙で大規模火砕流発生/カンボジアPKO取材記/阪神大震災で自宅が全壊、被災者が取材者になった/オウム真理教の麻原を撮った/西鉄バスジャック事件/阪神タイガース・星野監督胴上げを空撮する/JR福知山線脱線事故空撮取材/東日本大震災 大津波との遭遇/天皇陛下即位のパレードの取材記/九州豪雨で球磨川が氾濫、土砂崩れが多発/2021年 コロナ禍の東京五輪
  • マイルド・サバイバー
    3.0
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【東京一極集中の限界!それでも、まだ都会暮らしを続けますか?】 マイルド・サバイバルとは何なのか? 私たち「普通の人」が政治や社会体制に怒ったり、間違いを指摘したりしても、それで社会が急によい方向に向かうわけではありません。景気の悪化、物価の上昇、災害…どんなにひどい社会になっても、自力で生き抜く術を構築していくしかないのです。そのためには従来の生活スタイルや価値観を見直して、合理的な方法を見つけ、実行していく必要があります。マイルド・サバイバルは無理なこと、実行不可能なことではありません。悪化していく社会環境の中で、どのように正気を保ち、幸福感を維持できるかというささやかな方法論──ゆるく、賢く生き抜く「普通の人が普通に生きる」ための術なのです。 〈本書の構成〉 序 章 二度の震災被災で学んだこと 第1章 間違った「常識」こそが日本を滅ぼすモンスター 第2章 まずは今の自分の身を守れ 第3章 都会を脱出せよ 第4章 移住するなら北関東 第5章 田舎物件の選び方 第6章 田舎暮らしに必要な技術と道具 第7章 柔軟で持続性のある分散型地域経済を作るには 〈本書の内容〉 ・生き延びたければ「都会脱出」 ・移住するなら北関東 ・年代別、タイプ別の移住先選び ・「衣・食・住」ではなく「食・住・通」 ・リタイアしてから考えるのでは遅い ・リゾート空き家物件の注意点 ・農村に隣接した新興住宅地は狙い目 ・一人で始められる商売を考える ……ほか 〈著者プロフィール〉 たくきよしみつ 1955年、福島県生まれ。作曲家・作家。1991年、『マリアの父親』(集英社)で第四回「小説すばる新人賞」受賞。執筆ジャンルは小説の他、狛犬アートの研究やデジタル文化論など多岐に渡る。50代から福島県双葉郡川内村に居を移すも、東日本大震災で被災し日光市に移住。「緊急時避難準備区域」で全村避難した村の自宅に戻って普通に生活をしながら詳細にリポートした『裸のフクシマ』(講談社、2011年)が、各書評、メディアで話題になった。著書に『デジカメに1000万画素はいらない』『医者には絶対書けない幸せな死に方』(いずれも講談社現代新書)、『介護施設は「人」で選べ 親を安心して預けられる施設とは?』(講談社)、『3.11後を生きるきみたちへ』(岩波ジュニア新書)など。

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  • 前へ!―東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録―
    4.4
    大震災の夜、漆黒の闇を走り回り、救命部隊のルートを切り啓(ひら)いた国交省チームと民間建設業者たち。曇ったマスクを投げ捨て、原発への放水に挑んだ自衛隊員。爆発した原発の傍らで住民の避難誘導を続けた警察官。医療器具を抱えて自主的に被災地へ飛び込んだDMAT(災害派遣医療チーム)……地震発生直後から「前へ!」と突き進んだ、名もなき人々の壮絶にして感動溢れるドラマ。
  • MAGNETICA 20miles archives 1
    -
    宇都宮隆オフィシャルファンクラブ会報誌のデジタルアーカイブ! [第1巻] Vol.1~4 ◆Vol.1 (1994年10月発行) 1994年4月21日のTMN活動“終了”宣言。その年の秋、TMN終了の実感、そしてソロ活動にかけるUTSUの思い、プライベート近況など、ファンクラブに向けた貴重な第一回目のインタビューを掲載。また、ソロ・プロジェクト始動に関しエピック・ソニーレコード会議室で行われたスタッフ・ミーティング、TBSラジオで放送されていた番組「T.UTSU And So On」の最終回の様子も余すことなくレポート。記念すべき『MAGNETICA』創刊号です! ◆Vol.2 (1995年2月発行) 1994年12月に収録されたインタビューには、アルバム・レコーディングの進捗から曲作りの様子まで、ソロ活動にかけるUTSUの近況が満載。1994年12月に木根尚登氏と出演した「第2回 Act Against Aids」の楽屋レポートも必見です。また、UTSUが結成した野球チーム「WHIMP(ウインブ)」の結成式&記念試合の様子もレポート! UTSUのプライベートが垣間見えます。 ◆Vol.3 (1995年4月発行) なぜ1995年の活動再開が、ソロから、ユニット「BOYO-BOZO」へと変更されたのか? レコーディング中の気持ちの変化を語ったインタビュー。また西平彰氏(サウンドプロデューサー)と森雪之丞氏(作詞家)、仕掛人ふたりへのインタビューなど、BOYO-BOZOデビューに関する秘話が凝縮された号です。木根さんとともに出演した阪神大震災被災者支援コンサート出演のレポートも掲載。 ◆Vol.4 (1995年8月発行) 1995年5月、シングル「JUMP」で遂に動きだしたBOYO-BOZOツアーALIVEのライブレポートにUTSUの感想を交え、当時のBOYO-BOZOの活動の様子が伺えます。サポートミュージシャンからのメッセージも掲載。そして第一回目のファンクラブイベント in HAWAIの様子もレポート! ファンの皆様への感謝をこめて行われたイベント内容を、写真とともにお届け。 ▼MAGNETICAとは 1994年10月、宇都宮隆がより多くの人達を引きつけるように、そして、皆さんとの距離感がより強力な力で近づくようにという願いをこめて発足したオフィシャルファンクラブ「MAGNETICA(マグネティカ/磁石から由来した造語)」。そのクラブ会員限定で配布されている同名の会報誌。現在も年4回発行され、音楽活動、プライベートを問わず、“生”の宇都宮隆に触れられるファンにとって欠かせない情報源です。
  • 孫育【まごいく】
    完結
    4.0
    被災地で孫育する東北のばぁば達は強くてあったかかった…。日本の子育てをサポートする11人の“ばぁば”に密着!取材エッセイのスペシャリスト・井上(き)みどり単行本!
  • まちは しずかに あゆみだす 3・11後の21章
    -
    1巻1,210円 (税込)
    東日本大震災の被災地で人々は何を思い、どう暮らしているのか――。 中日新聞は、震災後3年目から「3年目の被災地から」「4年目」「5年目」の副題でほぼ毎月、記者が被災地を歩き、その姿を切りとってきました。本書は、その連載から21の物語を選り抜いたものです。
  • ママと月 震災応援プロジェクト
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2011/03/11震災被災地ママのための応援絵本。『「焦らなくていいよ。思い出をゆっくり抱いていていいよ」と話しかける月が優しい光で世界をママの味方にしてくれる!』収益は被災地遺児育英団体に全額寄付致します。

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  • 「万が一」に役立つ! 地震保険 入門とその落とし穴
    -
    日本に住むなら知っておきたい地震保険の制度と実態、覚えておきたい「被災調査人」 地震保険は、地震で受けた被害を補償する保険です。 日本の世帯の加入率は増加傾向にあるものの、約30%となっています。 南海トラフでの地震など、大地震の発生が懸念される今、 地震保険への加入は、リスクの軽減に役立つことでしょう。 なお、地震保険の保険料は、2019年・21年と、段階的に値上がりする予定です。 加入を検討している方は、18年中に加入したほうが保険料を抑えることができます。 しかし、せっかく地震保険に加入しても、保険会社の委託を受けた、 「損害保険登録鑑定人」に、生じた損害を軽く判定されてしまい、 受け取れる保険金が少なくなってしまったという話があります。 そこで紹介したいのが、「被災調査人」です。 被災調査人は、被災した家の損害を調査し、保険会社に正しい鑑定を促します。 これから鑑定する家はもちろん、すでに鑑定済みの家でも再調査し、 見逃した損害やごまかした瑕疵などがないか分析を行います。 その結果、問題があれば、保険会社に再鑑定を依頼します。 これにより判定が上方修正されると、差額の保険金を受け取れるのです。 2017年はこうした再鑑定により、合計1億円以上が新たに支払われています。 本書では、日本に住むすべての人に知っておいてほしい地震保険の制度と実態、 そして被災調査人による判定の事例を紹介します。
  • マンガでわかる防災のトリセツ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地震、台風、大雨、大雪...... いざというときに身を守るため 今からできる46の対策 近年、地震・台風・豪雨などの自然災害が増加傾向にある日本。南海トラフ地震による大きな被害も心配ですよね。 この本では、災害発生時にあると便利なものやあらかじめ備えておきたいこと、 ハザードマップの確認方法など、防災について今からできるすべてをお伝えします。 家を散らかさず、すぐ実践できて、何があっても3日間は生活できる……。 自宅防災への備え、始めてみませんか? 宮城県出身、宮城県在住。日本デザイナー芸術学院仙台校でイラストを学ぶ。2008 年よりイラストレーターの仕事を本格化。イラスト担当著書に『結婚1 年目のトリセツ』(マイナビ出版)、『マンガでわかる! 妊娠出産はじめてBOOK』(KADOKAWA)、『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(学研プラス)、「 マイホーム入門ガイド」(マイナビ出版)など多数。東日本大震災を経験し、子育て世代の防災の大切さを伝える活動がライフワーク。2016 年に防災士の資格を取得。2 男1 女の育児に毎日奮闘中。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • マンション再生シリーズ2017 あなたのマンション・団地が生まれ変わる!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 cover story あれから1年  熊本地震に学ぶマンション被災と復旧への道 chronology 年表で読み解く 日本のマンション繁栄記 年表「マンション年齢」とマンションに関わる出来事 特集1 マンション「耐震性」の新常識 マンションを丈夫に保つ「耐震性」とは何か 住民の高齢化とコミュニティの崩壊が合意形成を難しくする マンションは運命共同体一番弱いところが全体の耐震性 特集2 「大規模修繕」の進め方 アフターメンテナンスがマンションの資産価値を左右する! 大規模修繕では、いつ、どんな工事をするのか 難関はお金の算段 先を見据えた資金計画を 大規模修繕工事の全体の流れと進め方 各発注方式の長短を見極めて修繕工事の施工業者を選定する 建物の状況を把握する建物診断どのタイミングで実施する? Case Study 1)トキアス(東京都荒川区) 2)クレアヒルズ青葉荏田(横浜市青葉区) 3)エルザタワー55(埼玉県川口市) 特集3 「高齢マンション」の寿命を考える Case Study 団地再生 稲毛海岸三丁目団地(千葉市美浜区) 複合ビル建替え 宮益坂ビルディング(東京都渋谷区) 団地建替え 藤沢住宅(神奈川県藤沢市) 団地建替え 石澄住宅(大阪府池田市)
  • 三毛猫ホームズの遠眼鏡
    3.0
    自民党ポスター「日本を、取り戻す。」に誤植あり! (誤)戻/(正)壊――その実、安倍政権主導ならずとも、いま、日本は壊れていっている。あれほどの大震災も、継続中の原発事故も忘れ、被災地への回帰を怠るこの状況をつくってきたのは、想像力の欠如という傲慢な現代の病理である。『図書』で大好評の連載エッセイを現代文庫に一括収録!

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  • ミスト 短編傑作選
    3.8
    スティーヴン・キングを読むならまずはこれ! その町を覆ったのは霧――目の前さえ見通せぬ濃霧。その奥には何かおそるべきものが潜む……豪雨に襲われてスーパーマーケットに集まった被災者を襲う災厄とパニックを描き、映画化、TVドラマ化された伝説の中編「霧」他、「恐怖の帝王」の凄みを凝縮した問答無用の傑作集。キング入門者に最適、キング・ファン必携の一冊! 収録作品 「ほら、虎がいる」(松村光生訳) 「ジョウント」(峯村利哉訳) 「ノーナ」(田村源二訳) 「カインの末裔」(松村光生訳) 「霧」(矢野浩三郎訳)
  • 美智子さま その勁き声
    3.0
    折れず、弛まず、歩まれた60年。美智子さまと縁のある女性たちの、新証言の数々。新たな取材で掘り起こされた「あの事件」の真相とは? 美智子さまの苦悩の日々に隠された信念と決意が、今ここに明らかになる。著者渾身の取材で、平成の皇室に肉迫した次代に伝えたい濃密なノンフィクション! 「美智子さまは、どんな局面でも、人々との物理的な接触を厭わなかった。時には握手をし、肩に手を添え、そっと背中を抱いてあげる。深い哀しみや苦しみの底にいる被災者、病人、老人、その家族にとっては、美智子さまの励ましが生きる力となった」(あとがきより) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 美智子さまという奇跡
    3.5
    一九五九(昭和三四)年、初の民間出身皇太子妃となった美智子さま。その美しさと聡明さで空前のミッチーブームが起き、皇后即位後も、戦跡や被災地を幾度となく訪れ、ますます国民の敬愛を集める。美智子さまは、戦後の皇室を救った“奇跡”だった。だが、今私たちの目に映るのは、雅子さまの心の病や眞子さまの結婚問題等、次の世代が世間にありふれた悩みを抱えている姿。美智子さまの退位と共に、皇室が「特別な存在」「すばらしい家族」である時代も終わるのか? 皇室報道に長く携わった著者による等身大の皇室論。
  • 美智子さま マナーとお言葉の流儀 「日本一のお手本」から学べること72
    -
    あなたもお手本にできる皇后美智子さまの優雅な立ち居振る舞い 多くの人たちから慕われる「美智子さまの流儀」のすべて 被災地訪問などご公務の際に見られるあたたかい配慮。 TPOを踏まえたファッションとマナー、相手の心に寄り添うお言葉。 平安時代から続く皇室の伝統の数々を革新した子育て。 ――生涯かけて美智子さまを見つめ続ける著者が、「日本一のマナーのお手本」美智子さまの魅力と立ち居振る舞いの妙を、ポイントを押さえてわかりやすく解説します。 【目次】 はじめに 第一章 誰からも愛される心のこもったマナー 第二章 品よく美しいファッションの秘訣 第三章 温かいホームでの子育て 第四章 心に残るお言葉 レジエンド 陛下と美智子さまの歩まれた道 おわりに 【著者プロフィール】 渡邉みどり(わたなべ・みどり) ジャーナリスト、文化学園大学客員教授。 早稲田大学卒業後、日本テレビ放送網に入社。1980年、『三つ子十五年の成長記録』で日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞。1989年の昭和天皇崩御報道では、チーフプロデューサーを務める。著書に『女子力アップ 美人作法100』(講談社+α文庫)、『美智子さま 美しきひと』(いきいき)、『日本人でよかったと思える 美智子さま38のいい話』(朝日新聞出版)など多数。『感謝のマナー』(『私の時間』)、『美智子さま 一枚のお写真』(『いきいき』)が好評連載中。
  • みちのくに みちつくる 1
    完結
    -
    全16巻110~220円 (税込)
    歩いて歩いて700キロメートル。東北の被災地を二人の女性と一人の男がひたすらに歩く旅の物語。それは、日本の新しい「巡礼」の道…。環境省が地元の人たちと協力して作った東北復興推進計画、「みちのく潮風トレイル」。それは青森県八戸市から福島県相馬市までの海岸沿いの自然歩道を一つにつなげ、観光客に歩いてもらおうという復興計画。著者はいち早くこの計画に個人的に参加。東北の自然と文化、そして何より被災地の人々の心を取材し、この物語を描きました。四国お遍路、熊野詣、お伊勢参り。古くから巡礼の旅はありますが、この道はまったく新しい「巡礼」の道。「あの時」と「今」と「未来」を旅人に考えさせてくれる道なのです。 ※1~4話を収録
  • みちのくに みちつくる 合本版 前編
    完結
    4.0
    全2巻1,100円 (税込)
    青森から福島まで、歩いて歩いて700キロメートル。たったひとりで著者は被災地を取材し、さまざまな街でさまざまな人と出会い、語り、食べ、ご朱印をもらい、悩み、涙し、ひとつの物語を紡ぎました。それは、日本のまったく新しい「巡礼の道」の物語。この道がいつか福島のあの地まで届きますように…。
  • 南相馬メドレー
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    東日本大震災後、福島県南相馬市に転居した作家・柳美里が5年にわたって綴った珠玉のエッセイ47篇。南相馬の臨時災害放送局のラジオパーソナリティを務めたことを機に、現地の高校で講義や演劇指導を行うかたわら、書店兼小劇場をオープンするなど、被災地の人々と生活を共にしつつ歩んだ家族の軌跡。「今日もわたしは、夕陽の赤が静かに広がる南相馬の町を、小声で歌を口ずさみながら歩いています。いま、ここに在る、という自分の位置を確認しながら──」(「あとがき」より)。「南相馬に転居した理由(わけ)」「漂泊の果てに」「フルハウス」「女川駅舎の紙製のベンチ」「縁の糸」「最後の避難所」「『青春五月党』復活」「ある晴れた日に」「悲しみを追悼する」ほか、月刊誌『第三文明』の好評連載を書籍化。
  • みみ先カット猫のお話
    -
    1巻495円 (税込)
    すべての猫を殺処分から救うために  かわいい野良猫たちの写真集。  でも、よくよく見ると、みみ先が人工的にカットされています。  これは何? 心ない人たちにイタズラされたの?  いいえ、実は「みみ先カット猫」は愛され猫のしるしなのです。みみ先カットは、不妊手術済みの安全な猫ですよ、というメッセージ。行政による殺処分を減らすため、ボランティア団体が行なっているTNRという活動なのです。  本書は、「みみ先カット猫」の写真をメインに、殺処分やバースコントロールについて解説。小・中学生でも読めるような平易な文章で、わかりやすく「いのちの大切さ」を訴えます。 ※本書の収益の一部は、“猫の殺処分ゼロ運動”に役立てられます。 Photo book “The Story of Ear Tipped Cats” To save every cat from being killed. The photo book of cute feral cats. We can see that their ear was “tipped” by human hands. What is this? Mischief by heartless people? No. “Ear Tipping” is the sign of beloved cats. Clipping the edge of a cat’s ear indicates that it has received an operation. It is the result of a volunteer group that is trying to prevent cat killing by administrative agencies. This book explains about killing animals and birth control mainly using photos of “ear tipped cats”. The sentences are simple enough for elementary and middle school children to understand and the importance of life is clearly emphasized. → Part of the profits from sales of this book will be donated to the movement for “no cat killing”. ●佐上邦久(さがみ・くにひさ) 1960年生まれ。公益財団法人どうぶつ基金理事長。犬猫等の殺処分を禁止する国会議員連盟講師。著書に『小さな命を私は救いたい』(どうぶつ出版、猫の手帳編集部編)がある他、経済漫画『大金運』(ヤングジャンプ漫革掲載)の原作を手がけたこともある。元プロハングライダーパイロット。年間約30万頭の犬や猫の行政による殺処分をゼロにするための様々な取り組みに日夜奮闘中。趣味は保護した犬との毎日の散歩と中国茶の時間。 ●佐上悦子(さがみ・えつこ) 1964年生まれ。またたび獣医師団主宰。2004年スマトラ沖地震で被災した動物へのTNR実施のため獣医師団派遣を主宰するなど、国際的な動物愛護活動を20年にわたり行う。犬や猫をペットショップから買わずに飼うことのすばらしさを伝え、ライフワークである「行政による殺処分ゼロ」を目指す。趣味は虐待などでボロボロになり引き取り手のいない犬猫を家族として迎え、身体も心もピカピカに快復させること。ペット業者から買わずに飼った犬猫が対象の「いのちつないだワンニャン写真コンテスト」(環境省が後援)の応募作品を見て感動の日々。
  • 宮脇昭、果てなき闘い 魂の森を行け―新版―(集英社インターナショナル)
    5.0
    被災地に全長300キロの「森の防潮堤を作る」!“4000万本の木を植えた男”宮脇昭が立ち上げた「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」! その土地本来の木を植えてつくった「本物の森」は、9000年続く森となり、生命を守る。広域処理も、焼却も必要ない。資源をそのまま活かし、思い出の上に鎮守の森ができる――。植物生態学者・宮脇昭、84歳。「これが自分の最後の仕事」と、縦割り行政の壁を乗り越えて、前へ前へ突き進む。
  • 未来へつなぐ千年桜
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「写真で腹くっつくなんね(写真でお腹はいっぱいにならない)」。東日本大震災で蘇った父の言葉。自分にできることは、それでも咲いた桜を人々の心に届けることだと信じ、著者は被災地を巡って桜を撮り続けてきました。 変遷する東北沿岸部の風景と困難を生き抜いた人々の言葉を織り交ぜながら、希望の象徴として人々を励まし続けてきた桜の10年を写真で記録したフォトエッセイ集。青森・岩手・宮城・福島の4県、30市町村の桜を収録。
  • 未来への責任
    5.0
    常に政局の渦中で注目を集める気鋭の政治家が掲げる「国家と政治家の責任」とは何か。内閣府特命担当大臣(原子力行政担当)として東日本大震災後の被災地復興と原発問題対応から見えた国家のあり方とは何か?
  • 無から生みだす未来 女川町はどのように復興の軌跡を歩んできたか
    -
    被災地・女川はどのようにして復興への道を歩んできたのか? ――2年以上の間、多くの人、町づくりの歩み、養殖漁業・水産加工業を定点観測してきた著者が、感動のドキュメントを公開! 「失うものは何もなくなった!」。住民の1割近くが犠牲となり、8割以上が住居を失った町。地元経済を支えた水産業が壊滅し、女川原発も停止した。どう立ち上がったのか。女川の復興では、年長者が弾除けになり、変革リーダーや若いリーダーが牽引し、二十代の若い世代がそれに呼応した、エネルギーミックスが生まれている。また「住民が主役、行政が名脇役」というスタンスで、町づくりが進められてきた。女川の持つ「共同体の力」、これこそが、復興の底力、エネルギーの供給源だ。都会ではとうに失われたものだ。――「現地取材」と「定点観測」による貴重な記録!

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  • 無垢の力 ピッカピカでい続ける法
    3.0
    ブータン国王が被災地の福島の小学生に語った言葉――「君は龍を見たことがあるかい?」それは70年代後半、一世を風靡した小学館の「ピッカピカの一年生」のCMの製作者が初めて語る「ピッカピカの教え」――子供の中の「無垢の心」をどうやって大人が意識し、刺激し、愛情を注いでいけるか――に通ずる人生の真理。自分の中の「ピッカピカの一年生」をいつまでも大事に育てていくことを説く教育関係者、ビジネスマン必読の書。
  • 息子へ。
    4.0
    福島第一原発の事故から数週間が経とうとしていた頃、 一人の男が愛する息子に向けて書いた、ごく個人的な文章が、 インターネット上で燎原の火のように広がり続けていた……。 「原子力発電」を全ての地球人に問いかける感動のメッセージ、緊急出版!! ※ この作品の印税の全額は、日本赤十字社を通して、義援金として東日本大震災の被災地に届けられます。 ここに流れる沈着な愛、深い哲学、もうなんといったらいいかわかりませんが、 原発に賛成とか反対とか言う前に、全ての方に読んで頂きたいと思います。 ――池田香代子(翻訳家・『世界がもし100人の村だったら』著者)
  • 無電柱革命 街の景観が一新し、安全性が高まる
    4.0
    この国には現在3500万本もの電柱があり、日本の美しい景観に大きな悪影響を及ぼしている。電柱の害はそれだけではない。震災時には倒れた電柱が人命救助の妨げになる。阪神・淡路大震災の被災者へのアンケートで、回答者の76%が、倒壊した電柱で被害に遭ったと答えている。欧米はもちろん、中国や韓国でも、無電柱化は確実に進んでいる。日本でも電線類地中化のための新技術が開発されており、2015年には「無電柱化推進法案」が議員立法としてまとまった。本書では、かつてクールビズを実現させ、現在は無電柱化推進の中心的存在になっている衆議院議員と、無電柱化を理論面で支える社会経済学者が、「脱・電柱大国」への道を語る。
  • 名物駅弁秘話 苦境を乗り越えた会心のアイデア
    -
    1巻1,232円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 モータリゼーションや、列車の高速化の波に飲み込まれ、苦境に立たされる駅弁各社。地域密着型の経営スタイルにおいて、それでも全国規模のヒット駅弁の裏側にある、発想のヒントや、販売方法の転換、地域への貢献、真摯に駅弁づくりに向かう姿勢などに、ビジネスヒントを探る1冊。人気駅弁の歴史を紐解いていくことで、その人気の裏側にあった、一発逆転のビジネスヒントとなる会心のアイデアの数々に迫ります。 人気駅弁を発売する会社ごとに、転機となったエピソードが満載です 全国14の人気駅弁を軸に、その会社の成り立ちや、人気駅弁の誕生秘話、そしてビジネス の転機となったできごと、そして駅弁に取り組む姿勢などのエピソードをふんだんに紹介 しています。駅弁マークを発行している「日本鉄道構内営業中央会」で事務局長を長年務 め、多くの駅弁会社と関りを持ってきた沼本忠次さんだからこそ知りうる秘話の数々が詰め込まれています。 東日本大震災時に駅弁会社が行った食料提供の支援にまつわる話も掲載。 駅弁の掛け紙に駅弁マークを記すことができるのは「一般社団法人日本鉄道構内営業中央 会」の会員の駅弁だけです。この会の事業のひとつに「災害における食糧提供の支援」が 明記されています。東日本大震災発生時において、仙台駅で「網焼き牛たん弁当」などを 販売する「こばやし」が、ライフラインが寸断されていたにもかかわらず地震発生の翌朝 から弁当の提供を行うことができたのは、「阪神淡路大震災」で被災した神戸駅の駅弁屋 「淡路屋」から受けたアドバイスに合わせて備えをしていたからでした。また福島への駅 弁会社各社からの弁当提供の話、郡山駅の「福豆屋」とシンガーソングライターの泉谷し げるさんが、福島復興のために駅弁をつくった話など、駅弁開発のエピソードだけでなく、 地域とともに歩む駅弁会社だからこそという、東日本大震災時に沼本さんの記憶に刻まれ たエピソードも取り上げています。
  • 免疫力を上げ自律神経を整える 舌トレ
    -
    プロスキーヤー・冒険家 三浦雄一郎さん推薦! 「口開け&舌出し運動が元気と長寿の秘訣です!」 【不調の原因は「舌」にあった!!】 あなたの舌は、口のなかのどの位置にありますか? 「えっ? 舌の位置???」 そう思われたのではないでしょうか。 舌の位置など、気にかけていない方がほとんどではないかと思います。 しかし、その「舌の位置」が健康・不健康を表すサインだとしたら……? 舌の筋肉が衰えて、舌が落ち始めている「落ちベロ」、 下あごにまで落ちてしまっている「寝たきりベロ」になっている方は さまざまな病気を呼び込んでいる可能性大! 「舌」の老化(筋力低下)=「体」の老化ともいえます。 3万人を超える方を診てきた私は、不調の原因が「舌」にあることを突き止めました。 「体のことを見直すなら、まず口から」が正解なのです。 1日3分の「舌の筋トレ(ベロトレ)」で、 インフルエンザ・風邪・花粉症・アトピー・ぜんそく・睡眠時無呼吸症候群(いびき)・誤嚥性肺炎・リウマチ・腎炎・大腸炎・歯周病・二重あご・歯ならび など、体中の不調が改善され、体のなかから若返っていきます。 すでに500以上の保育園・幼稚園、学校、病院、高齢者施設、被災地などで 「ベロトレ」を取り入れ、効果を実感していただいています。 あなたも、さっそく今日から「ベロトレ」を始めてみましょう!
  • 「もう歩けない」からが始まり――自衛隊が教えてくれた「しんどい日常」を生きぬくコツ
    4.0
    大丈夫! 両脚を動かし続ければ、いつかはゴールにたどり着く! 公式X(旧Twitter)フォロワー24万超の元陸上自衛官・ぱやぱやくんが、苦しい訓練、厳しい規律、過酷な任務の日々を送る自衛隊員が行っている自己管理法、サバイバル術、メンタルコントロール、組織論、思考法を伝授!! 第1章 「もう歩けない」から始まる陸上自衛隊の訓練 ・「体力がなくても自衛隊に入隊できますか?」 ・「反省」という名の腕立て伏せ ・痛みはただの電気信号にすぎない ・「内臓の強さ」は生き物としての強さ ・酒、ギャンブル、キャバクラ、風俗にのめり込むな ・辛いときは3日間だけを想像して生きてみる 他 第2章 自衛隊に学ぶサバイバル術 ・本当にやばいときは痛くない ・疲れてくると人は密集する ・リュックには直接物品を入れない ・自分が歩ける距離を知っておく ・災害時はキャッシュレスより現金 ・自宅が被災したら被害状況を撮影しておく 他 第3章 自衛隊に学ぶ「自己防衛・自己保全」 ・護身術の極意は「危ないところに行かない」こと ・暴れている人には一人で対処しようとしない ・護身武器として便利な「催涙スプレー」 ・ネコで分かる治安の良い地域の見分け方 ・デマにだまされないために ・自衛官が仕事を辞めたいと思うとき 他 第4章 自衛隊に学ぶ人間関係と組織論 ・話を聞いていないヤツほどいい返事をする ・攻撃的な人ほど実は繊細 ・北海道から沖縄まで――陸上自衛隊員図鑑 ・ただ命令をするだけでは隊員は動かない ・必要以上に厳しい規律が服務事故を招く ・信頼しても信用するな 他 第5章 自衛隊で学んだものごとの見方・考え方 ・人は3日経てば恩を忘れる ・「日本しか知らないものは、日本をも知らない」 ・自衛隊と韓国軍は仲が悪い? ・戦争でも「敵への敬意」が必要な理由 ・扱う人間のクソ度胸こそが兵器の性能を引き出す ・他国から侵略を受けたとき、あなたはどうする? 他
  • もうひとつの沖縄戦―戦争マラリアの波照間島―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第3弾。 2012年5月15日は沖縄県本土復帰40年の節目の年である。 沖縄をめぐるテーマにこだわり、多彩な執筆者を得て沖縄本としては最も大きな森を形成してきたおきなわ文庫シリーズ。 もうひとつの沖縄戦とは砲煙弾雨の沖縄戦の延長線上における戦争体験を表現したものである。本書は沖縄国際大学・石原昌家名誉教授が当時指導員を務めた「石原ゼミナール」と「戦争体験記録研究会」の共同編集作品。戦争体験を時代の証言として記録したものである。本書があらゆる戦争を拒む平和なこころを持続させる一助となるよう期待したい。29年の時を経て監修者である石原昌家名誉教授による電子版あとがきを追記した電子復刻版。 「『戦争体験の継承』が言われて久しい。本書に携わったひとは、1960年前後生まれの若者たちである。したがって、本書は、戦争体験が次代へ正しく継承された先駆的な書として評価を受けることになろう。しかも、戦争体験がこれまでの単なる聞き書きだけではなく、戦争被災の実態を数量的にも把握して、被害の全体像を解明していったことは、初の試みである。また、このような調査は、ヤングパワーと集団のパワーでしかできないものである。ここに、戦争体験の記録運動が、ひとつのハードルを超えたことを示している。(1983年初版発行時の作品紹介文より)」
  • もしもに役立つ、いつものモノ選び 防災グッズは備えず使う!
    4.0
    〈電子書籍版に関する注意事項〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。 【モノ選びは新時代に突入! いつもの基準に「非常時も使える」をプラス】 防災グッズは「備える」から「ふだん使い」にシフト! ふだん使っているモノが非常時役立つモノであるのがベストです。 著者はブログ「良品生活」が人気の松永りえ(mujikko)さん。 熊本地震で被災した経験から「防災収納」を提唱。 松永さんが避難生活を送った際に「これがあったらよかった…」というモノを厳選しました。 防災グッズにもなる便利アイテムほか、最強の防災グッズになるアウトドア用品、安心安全な収納方法、命を守るための防災リュックの作り方など、非常時に役立つモノ&アイデアを紹介。 〈こんな方にオススメ〉 ・災害のニュースを見るたびに不安になっている人 ・いつか備えようと思って先延ばしにしている人 ・防災グッズを置いておくスペースがない人 ・防災リュックの中身を長いこと見直していない人 〈本書の内容〉 ■Chapter1 いつも使って慣れておく もしもの時にも役立つアイテム ■Chapter2 おしゃれ心も満足! もしもに役立つアウトドア&お出かけアイテム ■Chapter3 防災アイテムとすっきり暮らすコツ ■Chapter4 命を守るための防災リュックの作り方 〈著者プロフィール〉 松永りえ(mujikko) 防災収納インストラクター。診療放射線技師として10年間病院に勤務したのち、整理収納コンサルタントとして独立。2016年に熊本地震で被災し「快適な暮らしは安全の上にこそ成り立つ」と実感してからは防災にも力を入れ、自身が提唱する「防災収納」を広めるために、テレビ・セミナー・執筆など幅広く活動している。収納や時短ワザ、防災をテーマに10年以上、ほぼ毎日綴っているブログ「良品生活」は月間最高150万PV、Instagramのフォロワーは7万人以上。著書に『家じゅうのプチストレスを解消! すごい収納用品、すごい100円グッズの使い方図鑑』(エムディエヌコーポレーション)、『長く使える ずっと愛せる「無印良品」探し』(主婦の友社)がある。整理収納コンサルタント、防災共育管理士の資格を持つ。 良品生活 ryouhinseikatu.com/ Instagram @mujikko_rie

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  • もしものときから日常のそなえまで 一家に一冊! 防災アイデア手帖 ウィルス、地震、津波、台風、ネット犯罪 防疫、防災、防犯がまるわかり!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、台風、大雨、地震などの自然災害はもちろん、感染症や犯罪という「災い」も含めた、防災ガイドブックです。〈災害前の予防・そなえ〉と〈被災後の対処法〉を解説しています。また、各分野の最前線で活躍する専門家にQ&A 形式でアドバイスをしていただきました。さらに生きていく上で大切な「お金とくらしのまもり方」について、災害の観点から詳しく紹介しており、これからの時代になくてはならない危機管理を網羅した「バイブル」として、一家に一冊置いてほしい防災手帖です!
  • もっと美味しく! もっと便利に! ふるさと納税でスゴイ特産品続々!!
    -
    ふるさと納税で秋・冬の味覚をゲット! 全国の特産品がもらえて税の控除が受けられる『ふるさと納税』。 「でも税っていうくらいだし難しいんじゃないの?」と思っているあなた!損していますよ! 本書を読めば、今もっともホットでお得な制度といえる、ふるさと納税が簡単にわかってしまいます! 全国の特産品がもらえて税の控除が受けられる『ふるさと納税』。 「でも税っていうくらいだし難しいんじゃないの?」と思っているあなた!損していますよ! 本書を読めば、今もっともホットでお得な制度といえる、ふるさと納税が簡単にわかってしまいます! もくじ 1.はじめに 2.詳しく教えて! ふるさと納税   (1)寄付をすることで各地の特産品が手に入る! そして寄付をする町は自分で選べる!  (2)ふるさと納税に寄付すれば税金が控除される!  (3)ひとつのところだけじゃない! 複数の自治体に寄付ができるので、特産品も複数もらえる! 3.どうやってふるさと納税の寄付をするの?  (1)寄付したい自治体、欲しい特産品を探そう!  (2)寄付の方法を選ぼう!  (3)税金の控除を受けよう! 4.ふるさと納税の今がよくわかる最新ニュース!  (1)政府がふるさと納税の控除額の拡大と手続きの簡素化を検討  (2)ふるさと納税サービスにソフトバンクが参入! さらに利用しやすくなる!? 5.ふるさと納税でもらえる全国旨いもの祭り! 秋&冬のオススメ味覚編 6.ふるさと納税でもらえる、全国おもしろ特産品! 7.震災被災地など、今年自然災害で被害を受けた自治体を応援しよう!  (1)東日本大震災による主な被災地  (2)2014年、今年大きな自然災害のあった地域
  • モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語
    4.0
    日本のモノづくり魂が新しい世界の歴史をつくる! 本書を書こうと思ったきっかけは、東日本を襲った大震災です。被災地で復興に立ち向かっている方々には頭が下がる思いでいっぱいですが、この震災は私たちに忘れかけていた多くのことを思い出させてくれました。 モノづくりの原点とは何か? 本当に必要なものは何か? 本物とは何か? 日本人として、いまこそ本気で考えるべき問題なのだと思います。その答えが、日本を元気にするカギになるとも思います。いつの時代でも、人はモノと重なり合って生きています。人間が生きている限り、モノづくりは永遠になくなるものではありません。そして、モノづくりの現場があってこそ、私たちは生きがいを得ることができるのです。 本書をお読みいただき、日本人が忘れかけていたモノづくり魂を呼び起こしていただければ、これほど著者冥利に尽きることはありません。──著者一同
  • モン・コレ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 くまモン初のファッション写真集! 熊本県のPRキャラクターにして営業部長であるくまモン。その人気は海を越え、関連商品の売り上げは1000億円を突破しました。 昨年4月の熊本地震後は一時活動を自粛するも、5月からは避難所などを慰問し、冬からは支援の御礼に各地へ出かけています。被災地の希望の象徴としてNHK紅白歌合戦にも出場しました。 そんなくまモンには、さまざまな仕事を通じて作られた衣装があります。袴からタキシード、キューピッドに至るまで現存する衣装や小物96点を身につけたくまモンを撮り下ろした初の写真集。シンプルなフォルムゆえ、着こなしは抜群です。初公開の衣装も。
  • やおいかん熊本地震
    -
    1巻1,980円 (税込)
    熊本の今は、私たちの明日かもしれない。 紙版の出版元は弦書房。1995年1月の阪神淡路大震災、2011年3月の東日本大震災、2016年4月の熊本地震など数えきれないほどの地震がどこかで起こる。そして地震は、火災や洪水と違って予測することができない。突然襲ってくる。地震直後の被災の現状、余震のようす、復興への苦難の道のりについて、いわゆる震災の実状を時の経過とともにまとめた書籍は意外にも少ない。本書は熊本から、障害者、農家、神社と村、仮設団地、病院、消防、熊本城、旅館など様々な立場にある人々の声を真摯に伝える渾身のレポート。 【目次】 I なにが起き、どう行動したのか 【震災直後の混乱】 聴覚障害者と支援 断らない救急 牛と生きる 防災消防航空隊と緊急消防援助隊 複合災害 【震災後の葛藤】 益城町、高い全壊率 南阿蘇村、高野台と袴野 仮設団地をつくる 仮設団地から自立する 旅館の再生 津森神宮のお法使祭 【震災を越えてゆく】 くまモンの力 被災の記憶を伝えるもの 姿を変える町 災害の詩歌 地震の意味 新たな一歩 II 復興への道標 家畜を助ける 運が生死を左右することがある 仕事か家族か―救命、報道の現場で 全力を尽くしてなお後悔―消防士 斜面は危ない―その前に逃げる 体の記憶に助けられる 仮設団地という共同体 公務員も被災者 聴覚障害者たち ◆熊本地震2016の概要 【著者】 岩永芳人 1962年、長崎市生まれ。九州大学文学部卒。読売新聞熊本支局長、読売新聞西部本社役員室などを経て2016年9月から熊本駐在編集委員。読売新聞西部本社編集局次長。
  • 夜間旅行者
    3.2
    被災地を巡るダークツアーを担当するヨナは、自社企画の査定を命じられベトナムへ向かう。企画は新味に欠け、ヨナは会社に打ち切りを提案しようとするが、たまたまひき逃げ事件を目撃したことで謎の一味に新たなダークツアーを「捏造」するよう脅迫され……。
  • 病と生きる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕コロナ禍で見えた社会の病理 治療と仕事を両立するには 大竹文雄×笠井信輔 ●高次脳機能障害の当事者として 脳が壊れた僕のできること、できないこと 鈴木大介 ●主治医には名医ではなく良医を 人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく 鎌田 實 ●ヤングケアラー対策でなお残る課題 「時間の再編」に対応した正規労働の改革を 澁谷智子 ●過度な長寿化がもたらした副産物 老いて病む人間、ピンピンコロリの動物 小林武彦 ●〔対談〕東北の地を歩いて見えた希望 がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある 垣添忠生×大島理森
  • ヤマケイ新書 御嶽山噴火 生還者の証言
    4.3
    頂上直下で被災した山岳ガイドが綴る、懸命の脱出行とそこから得られた教訓、そして、伝えることの大切さ。 御嶽山大噴火の生還者で山岳ガイド 小川さゆり氏が、噴火の模様を時系列で克明に記したドキュメントとその後の検証、得られた教訓などを中心にして執筆。 噴火から丸2年、3年目を迎えて、あの御嶽山噴火を多角的に検証した貴重なノンフィクション。 2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が突然、大噴火した。9月最後の土曜日、素晴らしい好天と絶好の紅葉シーズン、そして大勢の登山者でにぎわう昼どきの最もゆったりした時間帯での突然の大噴火だった。死者58人、現在も5人の行方不明者を出している戦後最悪の事故となってしまった。 頂上直下で被災した山岳ガイドの小川さゆり氏もそのひとりで、わずかな時間のすきをついての懸命の脱出だった。 その事故からまる2年、彼女はその後も機会があるごとに、講演会などで悲惨な噴火の状況を報告しながら、いまだにあの事故はなんだったのか、自らに問いかけ続けている。 本書は、同じ境遇に立たされた生還者たちの証言を交えながら、時系列で噴火の詳細を追った第1章「運命の一日」、専門家の考察を交えながら、客観的な視点からあの御嶽山の噴火に迫った第2章「噴火の実態」、捜索と報道、生存者と遺族の心の葛藤などを描いた第3章「噴火の影響」、そして生死の境を分けた現実や、登山者の意識などを考察した第4章「噴火の教訓」などからなるノンフィクションである。 噴火を風化させないためにも、事故のすべての顛末を明らかにしようと試みた渾身の一冊となっている。
  • ヤマケイ新書 ドキュメント御嶽山大噴火
    4.3
    2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が、突然、水蒸気爆発。 9月最後の土曜日、素晴らしい好天と絶好の紅葉のシーズン、そして昼どきの最もゆったりした時間帯、多くの登山者でにぎわっていた御嶽山が、突然、大噴火、多数の死傷者が出るという大惨事となってしまった。今回の噴火とはなんだったのか―。 生還した登山者たちの証言を中心に、救助現場からの報告と研究者による分析を交え緊急出版! 第1章「ドキュメント御嶽山の10日間」 9月27日から10月6日までを時系列にて詳細記述。 第2章「七つの証言」 実際に被災した遭難者たちの話、特に生死を分けたその瞬間を掘り下げた内容。 第3章「科学的考察」 信州大学山岳科学研究所の専門家たち、火山学、防災危機感理学、気象学の分野から分析(降灰、雪崩、土石流等)。 第4章「救助現場からの報告」 自衛隊、岐阜県警山岳警備隊、静岡消防局、災害派遣医療チーム、山小屋オーナー、 そして「サバイバーズ・ギルト」(生存者の重荷感)の対処法を災害心理学の立場からも解説。 電子版では、巻頭に災害現場の口絵が8ページ、続いて地図が掲載されます。
  • 遊戯神通 伊藤若冲
    3.5
    天才絵師の素顔と技法に迫った長編小説。 若冲没後百年を経た明治37年、セントルイス万博に〈若冲の間〉というパビリオンが出現する。この時〈Jakuchu〉の名を世界に広めたのは誰だったのか? 京都の図案家・神坂雪佳は、若冲の末裔という芸者から〈若冲の妹〉と呼ばれた美しい女性の話を聞く。  宝暦13(1763)年、京都錦の青物問屋〈枡源〉に、一人の少女がやってきた。主の若冲が飼う鶏や、珍しい鳥、美しい毒草などの世話をするために。美以という名の少女の体からは不思議な芳香が漂っていた。その匂いに、若冲はかつての異国の女の面影を重ね合わせながらも、美以を自分の弟に嫁として与えてしまう。若冲を慕う美以は、以後〈若冲の妹〉として思いを秘めたまま生きていくことになる。  『動植綵絵』の完成間際に、錦市場を揺るがす事件が起こり、弟が謎の死を遂げる。彼は本当は若冲の何だったのだろうか。さらに天明の大火による被災……だが、若冲が本来の絵師として蘇生するのはそれからだ。そして、いつも傍らには〈妹〉の姿があった。  心の中の〈奇〉を描かずにはいられなかった絵師、若冲。時空を超え魅了し続けるその素顔と秘密に、江戸と明治の二つの時代軸で迫った長編小説。 ※この作品は過去に単行本版として配信した『遊戯神通 伊藤若冲』の文庫版です。
  • 幽霊消防団員~日本のアンタッチャブル~
    3.5
    活動をしていないのに自治体から一定の公金を受け取る「幽霊消防団員」。全国的に広がるこの問題は、関係者の間で誰も触れることのできない「闇」となって令和の時代まで受け継がれてきた。なぜ、これまで放置されてきたのか。取材から次々と浮かび上がってきたのは驚くべき実態だった。公費を使った飲み会、「研修」という名の慰安旅行、政治との深い関係……。自ら被災経験を持つ若手新聞記者が、葬られてきた「タブー」に挑む!
  • YUBISASHI MAGAZINE 旅×Girl Vol.8
    無料あり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 緊急特集号:被災地のすべての人に届け!◆5カ国語ダイジェスト編◇アジア編◆ヨーロッパ編◇北米・中南米編◆中近東・アフリカ編◇復興支援指さし会話帳編※「指さし」および「YUBISASHI」は(株)情報センター出版局の登録商標です。※「YUBISASHI」は(株)情報センター出版局の国際登録商標です。

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  • 夢破れ、夢破れ、夢叶う ー アマチュア棋士がプロに勝ち、プロになった話
    -
    1巻1,650円 (税込)
    奨励会制度導入後、奨励会への入会経験がなく プロになった棋士はいない 奨励会に入ることすらできなかった サラリーマンが夢を叶えた道のりを綴る初の著書 ほとんどの人は、奨励会に入ることもできなかった者が、プロになることなどできないと考えるだろう。  しかし私は、プロになることができた。(中略)  では、なぜそんな私が、奨励会に入ることもなくプロになることができたのだろうか。半生を振り返りながら、私自身も、その答えを見つけ出したいと思う。―本文より 岩手県釜石市出身の著者は、高校生の時に東日本大震災の津波で自宅が流失するという困難に見舞われながらも、プロ棋士になるという夢をあきらめず、何度も壁に跳ね返されながら、「非正規コース」で夢を勝ち取った。そんな異色の棋士がこれまでの経験や想いを綴る初の著書。 【本書目次】 第一章 将棋との出会い~ 奨励会に挑戦 プロローグ 突然の異変と将棋との出会い 八人だけの将棋大会 弟と一緒に教室に通う 初めての全国大会 兄弟で決勝の舞台に 朝日アマ名人戦岩手県代表に 中学三年で奨励会を受験 二勝三敗、挑戦は終わった インタビュー(1) 土橋吉孝さん 第二章 高校入学~東日本大震災 私の故郷、釜石市鵜住居 釜石高校に入学 県内の強敵に苦戦 菅井竜也四段との対局 被災 家が流された? 「釜石の奇跡」 十一メートルを超える津波 避難所生活 将棋が精神面の支えに 家の土台からトロフィーと盾が見つかる 島先生からの扇子 第三章 大学入学~二度目の奨励会挑戦 岩手県立大学に入学 将棋部を立ち上げる 学生名人戦で優勝 アマ名人を獲得 プロ相手の公式戦で初勝利 奨励会三段リーグ編入試験の受験資格 二度目の奨励会挑戦 再び夢破れる これで未練なく就職できる 第四章 サラリーマン生活~プロ編入試験の受験資格獲得 システムエンジニアとして働く 仕事優先の生活 職団戦で優勝 コロナ禍をきっかけに将棋と向き合う 再び訪れたチャンス 退路を断つ 竜王戦で四連勝 序盤の研究にAIを活用 無職の生活とお金の不安 受験資格まであと一勝 嬉しいというより、ほっとした 資格を得ることができた要因 師匠とのランチ 試験官を誰にするか 心を許せるアマ棋界の仲間 第五章 プロへの挑戦 遠山雄亮先生からのアドバイス 平穏な気持ちで盤の前に座る 編入試験第一局 研究がうまく生きた一局 編入試験第二局 作戦は失敗したが崩れず指せた 眠れない夜 編入試験第三局 後悔の一手 振り飛車への対策 編入試験第四局 大きな落とし穴 長い一日が終わる インタビュー(2) 遠山雄亮 六段 インタビュー(3) 北島忠雄 七段 エピローグ おわりに [棋譜]棋士編入試験五番勝負
  • 横濱王
    4.1
    今の日本に、こんなリーダーがほしかった!  昭和13年、青年実業家の瀬田修司は横濱に降り立った。関東大震災から復興した横濱は、ジャズが流れモガ・モボが闊歩する華やかな文化あふれる国際都市。折しも日中戦争が始まり、軍需景気にあやかりたい瀬田は、横濱一の大富豪である原三渓からの出資を得ようと、三渓について調べ始める。  実業家としての三渓は、富岡製糸場のオーナーであり「生糸王」の異名を持っていた。関東大震災では、復興の先頭に立ち私財をなげうって被災者の救済にあたった。また、稀代の数寄者として名を馳せ、茶の湯に通じ、「西の桂離宮、東の三渓園」と言われる名園を築いた文化人。前田青邨や小林古径など、日本画家の育成を支援……と、いくら調べても交渉材料となるような醜聞は見つからず、瀬田は苛立つ。  やがて「電力王」として知られる実業家、松永安左ヱ門に会った瀬田は、松永の仲介で三渓に会うことが叶う。  三渓園の茶室を訪れた瀬田は、そこで原三渓と話を交わしたことで、少しずつ考えを変えていく。  実は少年時代、瀬田には三渓にまつわる忘れ得ぬ記憶があった……。 ※この作品は過去に単行本版として配信されていた『横濱王』の文庫版となります。
  • 世の中への扉 災害救助犬レイラ
    4.2
    2011年3月12日早朝、被災地に駆けつけるヘリコプターに乗り、大船渡に海から上陸したレイラと村田さん。ふたりは、自衛隊と協力して、救援活動のための路を切り開いていきました。レイラの役割は、埋まっている人を見つけること。困惑しながらも、大事な嗅覚を死臭で鈍らせながらも、人が大好きなレイラは救助活動を続けていきます。少しでも人に喜んでほしい、そのためにがんばる犬のすがたを追ったノンフィクション。
  • 寄りそう猫
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。 「人と猫は寄り添い合ってしあわせになる」その共生を具現化した17の実話を紹介。 《おもなストーリー》 01ノネコがやってきた! 02母さんは、犬 03 1+2で、3兄弟 04拾った子猫はおばあちゃん 05忘れ形見 06あたらしい家族 07家族のように 08自由に生きればいいんだよ 09マリちゃんの「女の一生」 10ボクは、新入り教育係 11よれよれの猫 12ねぎ様はいい女 13虐待から救われて 14被災地から来た子 15陸くんの贈り物 16里山の仲間たち 17猫のいるしあわせ
  • ラジオ福島の300日
    4.0
    すべての、被災した県民と、共にあるために――東日本大震災発災から350時間14分の、自ら収入を断つことに他ならないCMカット連続生放送。 社の存続さえ危ぶまれるなか、ラジオ福島はインターネットとの連動型災害放送で県内外、海外へも声を届け、多大な支持を集めた。 放射能への不安を胸底にかかえながら、誰に何をどう伝えるべきかに苦悩し奔走して、ラジオの新たな地平を示した、 社員55人、中継車2台の小さな放送局の、2011年3日11日から1年間の闘い。
  • ラジオ報道の現場から 声を上げる、声を届ける
    4.4
    1巻1,650円 (税込)
    「面白おかしくしたいから聞いているんだろ」 「いや、何が問題かと思っているかを聞きたいから、聞いているんです」 2021年2月4日。 女性蔑視発言に関する謝罪会見で森喜朗氏に迫った澤田記者の「更問い」は、世論のうねりを引き起こし、社会を動かすきっかけとなった。 特別なことをしたわけではない。 おかしいと思ったことに声を上げ、真意を確かめ、その声を放送にのせる。 人数は絶滅危惧種並み、取材予算もテレビや新聞と比べてはるかに少ない「ラジオ記者」。 マイク一本で伝えられることは限られているのか? そんなことはない。 逆境をものともせず日々取材に奔走する記者から届いた、令和の時代のラジオ論。 TBSラジオ「Session」「アシタノカレッジ」など、 ニュースを日々声で伝える #澤田記者、初の著書! 澤田さんの声は、 1人の「記者」あるいは職業人である前に まず1人の個人として、1人の父として、 そしてこの国に生きる市民として 精一杯の叫びを届けているように感じます。 だからこそ、どんな権威にも屈せず、 私たちの声を届ける力があると思うのです。 ――辻愛沙子さん(クリエイティブディレクター) 【もくじ】 ■ プロローグ ■ 第一章 自分にとってラジオとは  ラジオの原点  TBSラジオとの出会いは「アクセス」  TBSラジオへ  社内で新聞を読む日々  森本毅郎さんに学んだ、ニュースを複眼で見る力  「人脈を作ってこい!」……突然のテレビ出向  「オン日程」と「オフ取材」  「代表おろし」で出し抜かれ、そして出し抜き返す   男性記者、育休をとる  「サンデーモーニング」でテレビ番組の作り方を学ぶ  大人になって実感した得手不得手 ■ 第二章 ラジオ記者とはどういう仕事か  ニュース番組ディレクターとして再出発  森友学園・籠池理事長の生インタビュー! ラジオでの発言が国会へ  「薬物報道ガイドラインを作ろう!」が変えた薬物報道   国会をもっと身近に、「国会論戦・珍プレー!好プレー!」  既存のニュース番組に対する受け手側の不満  ラジオ記者とは何者か?   ラジオ記者は説滅危惧種!?  〝非主流メディア〟だからこそできること  「パンケーキ懇談」に見るメディアと政治の距離 ■ 第三章  森喜朗会見と東京オリンピック・パラリンピック報道  それは前日から始まった  会見場ではなく〝ぶら下がり〟  怒濤の十九分が始まった  元首相との対峙  あっけない幕切れ  会見に対する森氏、組織委員会の姿勢   電撃辞任、後任人事のゴタゴタ    Clubhouseでリスナーと作戦会議   準備万端で会見へ……のはずが  橋本会長の誕生、女性理事の就任、組織委員会のジェンダー平等  「声を上げる」大事さ  国民感情は無視! オリンピック・パラリンピック関係者取材 ■ 第四章 国会はいかなる場所か――ニュースの現場を歩く  国会担当ラジオ記者は何をしているのか?  国会が好きすぎるラジオ記者  入れないなら裏側をしゃべる――ひとり記者の戦い方  映像では伝えられないニュースの一面を伝える  継続して伝える  永田町を飛び出し、チームで取り組む「新型コロナ取材」  ひとり記者、だけど「ひとり」じゃない  会見・囲み取材はチーム戦――更問いで言質をつかむ ■ 第五章 声を上げる、声を届ける――ラジオジャーナリズムはどこへ  経験の上に成り立つリアリティ  細部から本質を見る――東日本大震災取材  市町村によって被災の景色が変わる理由  内に向けて話すこと、外に向けて話すこと  東京から伝え続ける意味、演劇を通して福島に向き合う  ラジオは斜陽メディアなのか――始まった新たな取り組み  声を上げ続けること  顔の見えるメディアへ ■ あとがき
  • リスクと生きる、死者と生きる
    4.2
    数字では語れない、あの日の出来事――。 岸政彦さん、星野智幸さん、推薦! 「被災地」は存在しない。「被災者」も存在しない。 土地と人が存在するだけだ。 「それでも生きていこうとする人々」の物語が、胸を打つ。 (岸政彦) ここには、あなたを含め、この本に書かれていない被災した人すべての物語が、ぎっしりと詰まっている。 その見えない言葉に目を凝らして、読んでほしい。 (星野智幸) 「リスク論」からこぼれ落ちる生を探し求めて、東北、そしてチェルノブイリへ――。 若き記者による渾身のノンフィクション。
  • リスボン大地震:世界を変えた巨大災害
    4.0
    1755年、首都壊滅す──その地震は歴史を変えた 1755年11月1日、万聖節の朝、ポルトガルの首都リスボンで発生した大地震は、大航海時代以来交易都市として栄えたこの街を一瞬にして壊滅させた。市内各所で発生した火災は瓦礫と化した街を焼き尽くし、さらに大津波が人々を襲った。死者2万5千人以上、ヨーロッパ史上最大の地震災害である。しかし、首都壊滅の危機に国家の対応は素早く、国王ジョゼ一世から全権を委ねられた大臣カルヴァーリョは、直ちに被災者の救援と食糧配布、遺体の処理、治安維持などの対策に着手し、その後新たな都市計画のもと首都再建に乗り出した。同時にこの国を支配していた教会・貴族勢力を排除して、ポルトガルの近代化が進められていく。地震の甚大な被害は忽ち各国に伝えられ、聖職者や思想家、科学者たちにも大きな衝撃を与え、様々な議論が沸騰した。 一国の首都を直撃した大地震として関東大震災とも比較され、地震・火災・津波の複合災害として東日本大震災以降再び注目を集めるリスボン大地震の実態と復興の足取りを史料を駆使して鮮やかに描き、社会・経済・科学・思想・宗教など広範囲に及んだ影響をたどる歴史ノンフィクション。
  • 利他学
    3.3
    「自分の遺伝子を後世に残すこと」が生物の最大の目的ならば、なぜ人は赤の他人を助けるのか? なぜ自分が損をしてまで、震災の被災者に物資や義援金を贈るのか? 「情けは人の為ならず」という言葉と「進化」との関わりは? 生物学、心理学、経済学、哲学などの研究成果もまじえ、人間行動進化学がヒトの不可思議な特性を解明する!

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  • 流域治水がひらく川と人との関係
    -
    1巻2,420円 (税込)
    2020年7月4日九州で球磨川水害が発生し、50名もの方が亡くなった。この人たちはなぜ・どのようにして亡くなったのか。研究者と被災者たちによる共同調査から明らかにする。また2021年4月流域治水関連法が成立。国の治水方針の大転換であるが、本書は流域治水の歴史と意義、その可能性について詳述している。亡くなられた一人ひとりに目を向けた、それも被災当事者を交えた調査のとりまとめとしても、流域治水の総合的な解説書としてもはじめてのもの。2020年球磨川水害の経験に学び、気候危機の時代に求められる流域治水を展望する。
  • 流動型『学び合い』の授業づくり ~時間割まで子どもが決める!~
    4.6
    1巻1,683円 (税込)
    時間割も、学習内容も子どもが決める!  時間割や学習内容など、1日の学びのデザインを丸ごと子どもたちに任せてしまう――。それが、流動型『学び合い』です。小学校教師である著者は、日々、担任する学級の枠さえ超えて、そんな先鋭的な実践を展開しています。  本書は、そんな流動型『学び合い』が目指すもの、そしてその方法論について世に問う渾身の一冊。進む少子化による学校の小規模化、教職員の多忙化、カリキュラム・マネジメント等、全国の学校現場に共通する切実な課題を解決するための大きなヒントがここにあります。  著者は、福島県沿岸部の小学校に勤務時代、授業中に東日本大震災に遭遇。被災直後よりもむしろ8年以上経った現在の方が、学校現場の課題の深刻さは増していると言います。そうした苦難の日々の中で、今後の教育のあり方や、未来の子どもたちを幸せにできる力について深く考えざるを得なかった著者による提案は、未来の日本の教育の方向性の1つを、確実に示しています。
  • リンゴが腐るまで 原発30km圏からの報告‐記者ノートから‐
    3.0
    賠償金をめぐる地域コミュニティの分断、長い仮設住宅生活で崩壊する家族…。東日本大震災から5年、中越地震を取材した記者が、被災地における諸問題が福島で同様に繰り返され、深刻化している実態に警鐘を鳴らす。
  • ルポ 高齢者ケア ――都市の戦略、地方の再生
    3.5
    「高齢者ケア」は、いま正念場を迎えている。超高齢社会となった現在、大都市圏では独居高齢者や生活困窮高齢者の増加、地方では人口減と市街地の限界集落化などの深刻な問題を抱えている。そのような切迫した事態に対応し、利用者にとって最善のケアとは何か。本書は、各地で奮闘した先進的な取り組みを進めている人びとを取材し、その答を追い求めていく。また、東日本大震災の被災地では、困難な状況下で、新しい取り組みが果敢に進められている。その取材を通して、地域医療、生活困難者支援の未来を考える。
  • 令和川柳選書 今を詠み明日を拓く
    -
    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち東京を代表する川柳作家・長谷川節のベスト作品集! 憲法の上にはためく星条旗 九条は世界最強抑止力 戦地より被災地が待つ自衛隊 九条は英霊たちの鎮魂歌 九条は喜寿も白寿も祝いたい
  • レスキューナースが教える 新型コロナ× 防災マニュアル
    3.8
    被災地での経験を生かした「感染予防法」が満載! 私は防災の専門家です。地震や水害に襲われた被災地で活動してきました。 衛生環境の悪い被災地では感染症が発生します。 それらを蔓延させないことが、私たちレスキューナースの使命なのです。 その私が言います。「新型コロナウイルス感染症」も、災害です。 しかも、「得体のしれない災害」です。 人はわからないものに対して、不安になります。周りが不安になると、さらに不安になります。 そんな不安を抱えてどうしたらいいかわからず、フリーズしている人が増えています。 この本を読めば、その恐怖心を払しょくできます。 実は、ウイルスも災害も、私たちにできることは明確です。 原理原則と具体的な対策を知り、実践すれば、自分を守ることができるのです。 それを日常生活でできるように、私がお教えします。 コロナ+災害という“最悪の状況”が起きたとしても、負けない心と体を養いましょう! ※電子版では一部画像がカラー化されております。
  • RETRIEVER (レトリーバー) 2024年4月号 Vol.115
    -
    ■特集は、「怖いけどきちんと知りたい レトリーバーとがんの話」。レトリーバー種にはがんが多いと言われ、編集部が取材や撮影などで出会う飼い主からも、がんで闘病している、がんで亡くなったといった話を聞くことも少なくない。そこで今号は、これまで踏み込みきれなかったがんについて真正面から取り組んだ。 がんの検査、基本から最先端、そして緩和治療など治療の種類、ホームケア、がんの種類や経過、予後といった、がんという病気と治療に対する知識の他、読者アンケートによるがんの実際や飼い主の心を支える言葉、獣医師の対談など、がんとの向き合い方を探る。 がんは怖いけれど、がんについて知ることで、がんとの向き合い方を知ることができ、心構えも変わってくる。愛犬がよく生き、飼い主が後悔しないための大特集。 ■その他、ツラかった時レトリーバーがいたからこそ立ち直れたという5家族のストーリー、愛犬の子犬時代と現在の比較、能登半島地震で被災したレトリーバー達の話も掲載。つぶらな瞳のゴールデンの表紙も印象的! ★目次★ 003 <Fetch!>「犬専用」アプリで、いいコでお留守番! 005 <Fetch!>神社の狛犬をイメージしたアイテム 006 Column from Editor in Chief 008 【巻頭】ころころふわふわ Puppy Happy Purely! 【大特集:レトリーバーとがんの話】 016 がん発覚、それからの日々 024 レトリーバーのがん、実際のところ 026 早期発見、そのために 028 がんの診断と検査Q&A 030 がん治療“3本の矢” 034 改めて「緩和治療」って何だろう? 036 「集学的治療」という考え方 038 獣医師対談:がん治療 獣医師の選択と飼い主の選択 040 愛犬が治療中の飼い主を支える言葉 042 絆が深まるホームケア 046 してよかったこと&しておけばよかったこと 048 がんになってからの日々を後悔なく過ごすには 056 シェルパ斉藤 犬連れバックパッカー流 野を越え山を越え 058 ドイツからの手紙 060 能登半島地震発災。その時、犬達は… 【モノクロ特集:愛犬の「がん」を詳しく知りたい】 066 犬のがん事典 070 犬のがん用語辞典 072 座談会:愛犬のがんと向き合うために大切なこと 074 レト馬鹿クラブ 082 【第2特集】こんなに違う!?「あの頃と今」 【小企画:あの時、レトリーバーが助けてくれた。】 088 1:先代犬が旅立ち「無」になった爽大を助けたのは 092 2:災害で水浸しになった店の復興を支えたマサオの息遣い 096 3:倒れた父が目を覚ませたのは 097 4:ペットロスのどん底から救ってくれたのは 098 5:急逝した父の生まれ変わり? 106 INFORMATION 108 PRESENT from RETRIEVER

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  • 6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録
    4.0
    2011年3月11日、東日本大震災が起こり、東北地方を大津波が襲った。宮城県の地域紙・石巻日日新聞社では、輪転機が一部水没。創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を決意する。家族・親族の安否もわからない中、記者たちは最前線で取材を繰り広げた。避難所などに貼り出された壁新聞は、被災者の貴重な情報源となり、人々を励まし続けた。「伝える使命」とは何か。震災後7日間の記者たちの葛藤を追った。
  • 忘れない伊勢湾台風50年
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年に東海地方を襲い、未曾有の被害をもたらした伊勢湾台風の記録写真集。被災者の体験は胸を打つ。

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  • 災害時にこそ問われる学級経営力:岩手・三陸編
    4.0
    1~28巻660~770円 (税込)
    悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書 第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄) 1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子 2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて 第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか 1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二) 2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江) 3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也) 第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄) 1 心理面での総合的援助の必要性 2 グループアプローチの土壌としての学級集団 3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと 4 改めて認識した人と人との絆の大切さ

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  • わたし、結婚できますか?
    3.6
    週刊文春連載の、炎上覚悟の“マリコ砲”炸裂! ついに「週刊新潮」山口瞳氏の連載記録を抜いて、前人未到の三十二年目に突入! 小林麻耶さんとの結婚についての特別対談も収録。 おいしいものを食べ、ダイエットに励み、国内外を頻繁に旅行し、洋服や着物を買っては、片付けを決意する生活は変わらず。 ISの犠牲になった後藤健二さん、本を出版した少年A、川崎の男子中学生殺害事件などの時事ネタから、堀北真希さんと山本耕史さんの結婚、小林麻耶さんとの対談まで、物事の核心を突く「マリコ砲」が炸裂。 【目次】 並ぶ人 私の予定 ミュージカルだよ 帽子の話 まるで憶えられない ふつうのアナタ 生きものへの愛 スカウトされちゃった 元気な人 お母さん、お願い 絆って 金沢の物語 本屋へ行く幸せ 富山セーフ 彼女の場合 着物の運命 感じ悪い お片づけ お片づけその2 お金って…… 腹が立つこと ドラマあり 建築家 ヒールの靴 トリとイヌ 思い出すこと 観劇のあと ごきぶりホイホイ 桃の話 恋は遠い日の…… 余計なお世話 ポリスとKGB ハッピーバースデー 当事者って! 被災地のペット 酒豪志願 地の力 雑誌が教えてくれること 電車に乗って 紙が好き 京都行こう 香席です 誰か止めて たべる、のべる 一冊の本 ななつ星、おそるべし 私の名前 番外篇 私は結婚できますか? 小林麻耶×林真理子
  • 私たちの国づくりへ
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    元世界銀行副総裁が問う、いま必要なリーダーシップ ビジネスマンから政治家、学生まで、 世界各地のリーダーたちを支える著者が贈る 日本人への「愛に満ちた檄文」 【解説:駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表理事)】 「君みずからが世に望む変化になれ」―― 被災地で、過疎のまちで、企業や学校で… 現場で見出した日本の課題と希望 本物のリーダーシップ精神に目覚めると、それまで抱えてきた 問題に対する観点がガラリと変わるのだろう。「今までいったい 何を悩んでいたのだろう!」と自分を笑い、気仙沼大島に通い 続けるわが友同様、まるで人が変わったように動き始める相手 を見ては、リーダーシップの威力に感動する。(「はじめに」より) 地域に住む普通の人たち。彼らが震災や過疎化の中、危機感を持ち、 立ち上がり連帯し、新しい地域がつくられていく。 政治家や行政が私たちを救ってくれるのではなく、私たちが私たちを救う。 そういう営みが、そこかしこに実はあるんだぞ、気づけ、と彼女は語るのだ。 ――駒崎弘樹(「解説」より)
  • 私たちの国で起きていること 朝日新聞時評集
    4.0
    移民と自衛隊、社会の分断、沖縄と本土──。デモに出かけ、被災地に出かけ、隣近所に住む主婦とも日常会話する「行動する社会学者」の物の見方・思考法がわかる。朝日新聞論壇時評(2016年4月~19年3月)、夕刊連載「思想の地層」(2014年4月~16年3月)をまとめて一冊に。
  • わたしたちの震災物語~ハート再生ワーカーズ~
    完結
    4.4
    全1巻814円 (税込)
    自らも被災した作者が訪ねた被災地、ボランティア、そして被災者たちの記録マンガ 被災体験 石ノ森萬画館編/赤ちゃん一時避難プロジェクト/日本冒険遊び場づくり協会/被災体験 福島県いわき市編/日本トイレ研究所/学習サポート NPOアスイク/浜のミサンガ 環(三陸に仕事を!プロジェクト)/動物愛護団体 アニマルピース/サンドウィッチマンの7か月/チェルノブイリから学ぶべきこと/危機管理アドバイザーに聞く、女性と防災/宮城県仙台市 井上家の場合
  • 私たちはいつまで危険な場所に住み続けるのか
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気候変動で激甚化が予想される水害や土砂災害。 私たちはどこに住み、働くか。もはや災害リスクに無自覚ではいられません。 長年にわたって被災地の取材を担当してきた建築・住宅・土木分野の専門記者が「気候変動の世紀」を生き抜くための手掛かりを提供します。 ■こんな人におすすめです。 建築・住宅・土木の専門家、自治体・企業の防災担当者、家づくりを考えている人、自宅や自分の土地が抱える災害リスクに関心がある人、防災分野で事業を考えているビジネスパーソンなど ■主な内容 はじめに 5メートル浸水した場所で進む住宅再建 第1章 水害事件簿 第2章 狙われた臨海部 第3章 土砂災害頻発列島 第4章 危険な土地からの撤退 第5章 耐水都市への挑戦 第6章 防災テックに商機
  • 私には山がある 大きな愛に包まれて
    3.5
    2015年4月25日、ネパールの首都カトマンズ周辺を襲った大地震の影響で、エベレストでも大きな雪崩が起きました。本書は、40年前世界ではじめて女性としてエベレストに登頂し、ネパールを第二の故郷とし、この震災でシェルパたちの村を案じている、日本を代表する登山家の田部井淳子さんが半生を語ったものです。世界7大陸最高峰登頂者である田部井さんの初登山は、小学4年の那須岳。体育が苦手な自分でも一歩一歩登れば頂上に辿りつけると気づき山好きに。青春の挫折を山に救われたこと、親友の遭難、雪崩で死にかけたエベレスト登頂裏話から、子育てと登山の両立の苦労、末期ガンを山に登りつつ克服したことなど、山と歩いて得た感動秘話を語ります。田部井さんは福島県出身のため、2012年から毎夏、東日本大震災の被災地福島の高校生を富士山の山頂に連れて行くという活動を展開しており、本書の印税の一部もそのプロジェクトに寄付します。

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  • 私の夢まで、会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから
    5.0
    2016年から1年をかけて、東北学院大学の金菱清教授のゼミ生たちが被災地で集めた「夢」の証言集。母の遺体を抱きしめられなかったと悲しむ女性の夢、「行くなー」と叫んでも声が出ない夢を100回以上も見るという高校生の話など。
  • 私は、あなたを忘れない : 聞き書き:学生たちが記録した東日本大震災
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 麗澤大学(千葉県柏市)に学ぶ学生たちは、東日本大震災を経験して、ひとつの決意をした。被災者から話を聞き、学生ボランティアの活動をまとめ、自らの思いを述べ、そして記録に残すことを。これらの記録は、明日を見つめるための記録です。
  • 私はこの本で安楽死を認めてほしい The自分死
    -
    ◎「やることは全てやりきった」と話す(株)大昭建鉄 代表取締役・犬飼時彦の最後の願いとは?最期は“眠るように逝きたい”この本はそんな著者の遺言書。CONTENT:大黒柱だった父と兄の死、最愛の母の死、そして3・11の被災。 ・・・全てを乗り越えて成功した男の最後の願いは「自由に死ぬこと」だった! 高齢化社会の今、考えたい「最後の逝き方論」を語った1冊。
  • わたしは「ひとり新聞社」――岩手県大槌町で生き、考え、伝える
    5.0
    《そうだ、大槌だけの新聞をつくろう!》 町民の、町民による、町民のための小さな「大槌新聞」10年の奮闘記 ---------------------- 自分が生まれ育った町に何の関心も持たず、文章もろくに書いたことがない引っ込み思案な「わたし」。 震災を機に踏み出した、町と自身の再生への道のり……。 被災地復興の光と影、真のメディアとジャーナリズムのあり方を忖度なくあぶり出した、自伝的ノンフィクション。 ---------------------- 「町のため」と思って創刊しましたが、結局は「自分のため」でした。 子どもがいない私にとって、大槌新聞の1号1号が子どもです。 好きでやっている。それでいいんだと思いました。(「おわりに」より) ---------------------- 【目次】 ■はじめに 第1章……生きる意義を見失っていた震災前 ■私が生まれ育った町、大槌 ■大病続きの人生 第2章……大槌町の新聞を作りたい ■津波が襲った日 ■素人が「大槌新聞」を創刊  第3章……地域メディアミックスに挑む ■人口1万人の町だからこそ  ■選挙で状況が一変する  第4章……中断された震災検証 ■調査不足だった初回の検証  ■二度目の検証をしたけれど  ■記録誌は「検証」ではない  ■誇れる民間のアーカイブ  第5章……解体された大槌町旧役場庁舎 ■保存から一転、解体へ  ■解体に熟慮を求めた住民  ■訴訟にまで発展した末に  第6章……本当の復興はこれから  ■課題はいろいろ  ・縮むまちづくり  ・官民連携の難しさ  ・地域情報はコミュニティの基礎 ■地方自治の現実と可能性 ・町役場で相次ぐ不祥事  ・議会好きだからこそ言いたい  ■復興とは何なのか   ・税金の無駄にならないために  ・古くて新しい、お祭りの力 第7章……創造的メディアをめざして ■大槌新聞とマスコミとの違い  ■いつか絶対良くなる  ■おわりに
  • 海神(わだつみ)
    4.0
    東日本大震災で被災した三陸沖の島に現れた復興支援のプロ・遠田政吉。行政の支援も届かない地獄で救助、遺体捜索などに奔走し、救世主として信望を得るが、のちに復興支援金の横領疑惑が発覚する。島出身の新聞記者、菊地一朗が疑惑の解明のため遠田の過去を探り始めると、そこにはおぞましい闇が――。けんご氏の激推しと映画化決定で再注目の『正体』、『悪い夏』で大ブレイク中の著者が放つ骨太の社会派ミステリー!
  • シン・防災論―「政治の人災」を繰り返さないための完全マニュアル
    6/7入荷
    -
    1,870円 (税込)
    もはや災害は常軌を逸するレベルだ。それなのに、政府対応は「人災」ですらある。過去の教訓を生かせ。 能登半島地震の悲劇を徹底取材し、日本災害史をたどり直し、防災に捧げた先人に訊きつつ書き下ろす、著者のライフワーク。 2024年元日に起こった能登半島地震は甚大な被害を生んだが、政府による被害者救済、支援策の遅れがあわらになった。日本では地震災害は避けられないものの、被害をどう食い止め、被災者を支え、復興を牽引するか、それは政治の責任である。長年、最前衛のジャーナリストとして、歴代政権の災害対策を取材し、報じてきた著者は、能登半島地震において過去の教訓が生かされていないことに断腸の思いを抱き、防災論と防災マニュアルの決定版たる本書を書き下ろした。首都圏直下地震、南海トラフ地震を含む、迫り来る巨大災害に備えてーー。 【目次より】 第1章 「能登の悲劇」と「慟哭の惨状」 第2章 政府が繰り返す「被災者とのズレ」 第3章 災害対応も「安全保障」である 第4章 被災地で何を見て、何をすべきか 第5章 日本災害史――政治の大罪を教訓にせよ 阪神淡路大震災/東日本大震災/新潟県中越地震/熊本地震 第6章 心に刻め! 先人の言葉と意志 石原信雄(元官房副長官)/武内宏之(元「石巻日日新聞」報道部長)/村山富市(元首相)/村井嘉浩(宮城県知事)/達増拓也(岩手県知事)/森民夫(元長岡市長)/サンドウィッチマン(お笑いコンビ)/小野寺五典(元防衛大臣)/石破茂(元自民党幹事長)

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