笠井信輔の作品一覧
「笠井信輔」の「生きる力 引き算の縁と足し算の縁」「僕はしゃべるためにここ(被災地)へ来た」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「笠井信輔」の「生きる力 引き算の縁と足し算の縁」「僕はしゃべるためにここ(被災地)へ来た」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
何度も目頭が熱くなった。
笠井さんの人柄がうかがえる素敵な本でした。
私も震災当日、仙台空港で働いている父親と連絡が取れず、東京から仙台の実家に車で26時間かけて帰った経験があります。
その時、仙台に帰るまでの間には車載テレビから、仙台の海岸に200~300体の遺体が打ち上げられている・・とか、津波で大船渡の町が壊滅して水没した・・とか、そんなことを聞いて自分の耳を疑ったことを思い出しました。
父は仙台空港に避難して幸い無事でしたが、避難が遅れて仙台空港の前まで来た人達が、あとちょっとというところで間に合わず、目の前で流されていくのを目の当たりにしてショックを受け、思い出すと眠れない日々が続いたそうです。
翌日、まだ津
Posted by ブクログ
報道関係者の人たちがどんなことを考えて、被災地に入っていたかがわかった本。そこまで理由付けしなければならないのかという思いもあったが、でも「なぜここにいるのか」を問い続ける笠井アナウンサーの姿勢はとても共感が持てました。
震災後すぐ被災地入りしたこと、お風呂にも入らなかったことなど、とてもよい姿勢だと思いました。また、震災後の生々しい様子もよくわかった。被災者の略奪行為や、避難所の細かな様子(避難所でいちばん生活が厳しそうなのが小学校の体育館という話や、学校のカーテンがなかったと思ったらそれを使って毛布にしていたとか、避難所格差の原因は情報格差など)など、実体験に基づいた話なので、とても話に
Posted by ブクログ
【56冊目】元々笠井アナウンサーが好きだったのですが、仙台からの帰りに笠井さんが書いた本が店頭に並んでいたので買ってしまいました。
結局、東京の地下鉄の中で、目に涙をいっぱいに浮かべて読むはめになりました。ぜひ、みなさんに読んでほしい。
この本の特徴は、徹底して笠井さん目線で書いてあること。いち早く現地入りした笠井さんが被災地で見たこと、聞いたこと、感じたことが書いてあります。
決してお涙頂戴ものではありません。かなり厳しいことも書いてあります。
報道の人に対して、「どうして悲惨な現場に出向きながら、あなたたちは傍観者を決め込めるの?!」と思った時期が私にもありました。でも、そうじゃなか