被災作品一覧

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  • 反福祉論 ――新時代のセーフティーネットを求めて
    4.0
    福祉は財政的に限界に達している。一方、さらなる拡充を望む声も根強い。ではどうすればよいのだろうか。不法占拠者や生活困窮者、災害被災者、ホームレスなど、福祉の制度から漏れてきた人びとが、公助に頼らず自助・共助によって展開する生き生きとした暮らしを検証。制度に代わるセーフティーネットの仕掛けを発達させてきた彼らの生き方に学び、「反福祉」の考え方を提唱する。制度にがんじがらめになっている福祉の現状に警鐘を鳴らし、誰もが生きやすい社会を構想する。
  • バレリーナへの道87号
    -
    1巻1,980円 (税込)
    OSHとは震災被害の地域へ対してバックアップ活動をする団体です。 3月11日の震災を受けてバレエに関わっている人間を中心に、被災地に向けて何か出来ないかという思いから設立しました。 自分の「仲間」である「ダンサー達」に関心を持ってもらい、みんなで日本全体を建て直すようなイメージで協力して頂けたら何よりです。 皆様のご協力をお願い致します。
  • バレリーナへの道86
    -
    1巻1,980円 (税込)
    国内バレエコンクール入賞者の声/東日本大震災被災者への応援メッセージ
  • パンデミックvs.江戸幕府
    3.0
    鎖国下の100万都市江戸を襲うコレラ、インフル 八百八町を救うため、幕府が講じたあの手、この手 「度重なるパンデミックに対する江戸幕府の危機対応」をテーマに、様々なエピソードを通して幕府の危機管理(特に経済政策や福祉対策)の実際を解説します。 鎖国下の日本にも、長崎の出島を通してコレラやインフルエンザといった海外からの感染症が入り込み、パンデミックとなりました。特に、人口過密な大都市江戸での感染症大流行は、多くの人命を奪い、経済を大きく停滞させることに繋がりかねないものでした。 パンデミック発生に対し、江戸幕府はどのように対応したのか? 実は幕府には、感染症の流行だけでなく地震、火災、水害、飢饉など江戸を襲った度重なる危機のなかで蓄積された危機管理のノウハウがありました。医学的な対応は現代とは全く異なりますが、当時世界最大の都市だった江戸の経済対策や被災者(住民)の救援に関しては、現代に通じる対策が講じられていたのです。 コレラと安政江戸地震に見舞われた幕末は、東日本大震災後に新型コロナウイルスに襲われた現代と非常に似ています。 新型コロナ禍を乗り越えて、経済機能を復活・復興させていくためのヒントが、江戸時代に意外なほど転がっているのです。
  • 悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日
    5.0
    東北は新しい春を迎えるというのに、時はまだ止まったまま、「3月11日」がずっと続いている。地元紙の人間もまた、取材者でありながら、被災の当事者となった。被災地の人々は「3月11日」以後をどのように暮らしたのか。2011年度新聞協会賞を受賞した「河北新報」の連載記事担当デスクが綴る“希望と再生の物語”。「被災者に寄り添う」という言葉の本当の意味がここにある。
  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月
    4.4
    東日本大震災で最大の犠牲者を出した石巻市は行政や医療機関も機能がマヒし、「石巻医療圏」22万人の命は宮城県災害医療コーディネーターである著者に託された。状況不明の避難所300ヵ所、いつまでも減らない大量の急患数……かつてない巨大災害に、空前の大組織「石巻圏合同救護チーム」を指揮して立ち向かい、地域の医療崩壊を救った一外科医の思考と決断のすべて! (ブルーバックス・2012年2月刊)
  • 東日本大震災・熊本地震 あの日からいま、そしてこれから
    -
    東日本大震災、そして熊本地震、その記憶を風化させないため、また復興に向けた物心両面の展開をめざして、東日本大震災の七回忌を前に、今一度、被災地の現状、取り組みに目を向ける。
  • 東日本大震災後文学論
    -
    「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。 3・11で人々が受けた大きな抑圧、傷そして失望 創作者(クリエイター)は物語を用いて希望を再稼働させる!! 3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。

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  • 東日本大震災――創価学会はどう動いたか
    -
    〈3・11〉の夜、創価学会の各会館には近隣の被災者が続々と避難してきた。その数5000人。すぐに調達しなければならない食料・水・トイレ・ガソリンなどをどうするか――。近県の学会組織が即座に自発的に動き出し、驚異的な支援を繰り広げて行った。その全体像を初めて明かす迫真のドキュメント。
  • 東日本大震災 その時、そして復興へ
    -
    地震、津波そして原発事故。浄土真宗の教団とその教えに生きる人たちのその時、そして復興への歩み。被災寺院住職や門信徒、支援活動を続ける人の手記などを通してその記録と記憶を伝える。西本願寺発行の新聞「本願寺新報」掲載の関連記事や復興支援活動の関連資料も掲載。
  • 東日本大震災大規模調査から読み解く災害対応―自治体の体制・職員の行動―
    -
    1巻1,925円 (税込)
    東日本大震災の被災自治体職員を対象としたアンケート調査の結果を多角的に分析し、自治体の現場における震災時の住民対応、危機に対する組織体制・連携、復興への道筋の様相を明らかにしたうえで、将来の震災発生時に向けていかに備えるべきかの提言を行う。

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  • 東日本大震災と少年 1 寄っとでんせ
    -
    岩手県宮古市に祖母と母と三人で暮らす11歳の少年・育(いく)は幸せな日々を送っていた――その日までは! 2011年3月11日午後2時46分、激しく、そして永遠に続くのかというほど長い大地震がその地を襲った。大人たちは過去の被害から「津波」が来ることも予見し速やかに非難を始めた、宮古の町はぐるりと頑丈な「防潮堤」に守られてもいた。すべては大丈夫なはずだった…しかし! 38.9メートル、ビル10階分もの大津波がそれらの対策を嘲笑うかのように街を、人を、大切なすべてを飲み込んでしまう――。自身も被災した作家が当時の体験を元に衝撃の現場と、苦難に立ち向かおうとする少年の姿を描く傑作!
  • [東日本大震災ドキュメンタリー]ありがとう。
    完結
    -
    震災直後に100名を超える被災者を受け入れた町。その現場で生まれた、心を震わす人々の“優しさ”とは…!? 福島県飯坂町。古くから温泉街として知られるこの町の高校が、震災直後、被災者を受け入れることになった。町内会の副会長・紺野勤は、県立高校の校長・教頭と連携を取って受け入れの準備を進めることになるが…。南相馬市、浪江町、双葉町他、から100名を超える被災者が続々と集まる緊急事態に、現場は逼迫した状態が続く。そんな中、徐々に人々の中に秩序が生まれ始め…!?
  • [東日本大震災ドキュメンタリー]この町で生きていく
    完結
    -
    震災直後の被災地で奮闘した人々を、くりた陸が現場で取材してありのままを描いた感動の実話2編。 「思い出写真」 宮城県石巻市。震災の津波で流された写真の数、80万枚。どんなに大変でも、写真を持ち主に返したいと立ち上がった人々の姿を、くりた陸が現地取材した長編ノンフィクション。 「この町で生きていく」 福島県南相馬市。震災で甚大な被害を受けた町の人口流出が止まらない。そんな中で心療内科クリニックを営む夫婦が下した決断とは…!?
  • 東日本大震災 復興応援写真集 3・11以前 美しい東北を永遠に残そう
    4.0
    懐かしく、せつなく、美しい故郷の原風景 2004年の中越地震の際、小学館は、震災に見舞われた新潟県山古志村の被災前の美しい風景を撮り続けてきた一人のアマチュア写真家・中條均紀氏の作品をもとに、復興応援写真集『山古志村ふたたび』を刊行しました。この写真集は、復興に立ち上がる地元の人々を応援すべく、その収益を山古志村復興基金に寄付いたしました。それと同じ試みを、東日本大震災でもできないか――それが、本書の出発点でした。 しかし、今度の大震災は、被災した地域があまりにも広く、また津波による被害が甚大だったため、とても一地域に限定することができませんでした。そこで今回は、より広く、より多くの方々が撮った東北の写真を集めるべく、投稿作品を募集する方法をとりました。その結果、2011年9月から年末にかけての3か月間に、合わせて2000枚を超える写真が集まりました。 本写真集は、これらの投稿写真の中から、作家の椎名誠氏、フォト・ジャーナリストの山本皓一氏の協力のもと約160点を選び、「失われた風景」「美しき故郷」「忘れえぬ思い出」という3部構成で掲載しました。 懐かしく、せつなく、そして美しい--故郷の原風景を集めた写真集です。
  • 東日本大震災 陸上自衛官としての138日間の記録
    -
    本書は、東日本大震災当時、陸上自衛官として139 日間、災害派遣任務に従事した私の経験を時系列にまとめたものである。ただし、内容は、単に自衛隊の行動を記しただけではない。使命感に溢れる行政機関の方々、自らも被災しながら災害復旧に携わる民間企業の方々、親身なボランティアの方々の行動を可能な限り克明に記述するとともに、被災された方々の行動・心情・証言を織り交ぜ、災害の状況を、読者の方々にあらゆる方向から感じていただくように努めた。 また、自衛隊の行動においては、私が震災当時、普通科連隊第3 科長という作戦の実務責任者であったこともあり、「なぜ、自衛隊があのように行動したのか」という根拠までを記述し、行政機関の方、会社経営の方の今後の防災・減災対策の参考になるよう工夫した。 災害に遭遇された方々が口にすることは、「私が、このような災害に遭うとは思わなかった」である。決して、私は、その方々が特別だとは思わない。私を含め、皆がそうである。平穏な生活の中、突然の自然の猛威により、災害に遭い、その脅威を初めて知るのである。 私は、読者の方に、本書により「災害とは何か」を体感していただくとともに、明日起こるかもしれない災害対処の糧にしていただくことを希望するものである。 (「はじめに」より)
  • 曳家が語る家の傾きを直す「沈下修正」ホントの話
    -
    新聞・雑誌・テレビで活躍する伝統職人・曳家の岡本親方が「正しい沈下修正」「業界ウラ話」を語りつくす! 田舎の曳家職人が、東日本大震災の液状化で傾いた家を直すため、千葉県浦安市に招聘されたことで人生が激変。 日本全国で数多くの「沈下修正」工事を請けおってきたこの7年間に、見聞きした現場の情報を伝える。 【内容】 ■第1章■ 曳家岡本、東京に進出する! ・運命を変えた1本の電話 ・東京にいよいよ進出! ・知られざる曳家の技術 ・沈下修正工事が本格的に始まる ・すさまじき都会の競争 曳家塾 曳屋岡本が教える! 沈下修正の基礎知識 ●アンダーピニング工法 ●耐圧板工法 ●薬液注入工法 ●発泡ウレタン工法 ●サイドピニング工法 ●土台揚げ ■第2章■ 曳家岡本が見た! 沈下修正のホントのハナシ ・東北の被災地の建物直し/身体にまとわりつくつらさ ・熊本震災後の家直し/ホゾが抜ける家が続出! ・古民家の家直し/おしゃれな喫茶店のような古民家再生はダメ ・最近の家直し/1階の広々リビングはバランスが悪い ■第3章■ 曳家岡本が語る! 沈下修正のお金のハナシ ・見えない部分にお金がかかる沈下修正 ・新築の4割が工事費の目安 ・熊本地震のケースでおさらい ・耐震基準が変わったけれど… [特別対談] 曳家岡本・岡本直也 × 前浦安市長・松崎秀樹
  • 被災したあなたを助けるお金とくらしの話
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大災害の被災者にとって希望となる様々な制度や手続きを、親しみやすいイラストとやさしい語り口で解説する、これまでの防災本とはひと味違う一冊の登場です。 地震、津波、台風、豪雨、土砂崩れ・・・だれもが災害にあう日本列島。 住宅ローンの支払いができない、通帳や印鑑をなくした、国や自治体の支援はあるのか、生活費がない、公共料金が支払えない、壊れた屋根が隣家に被害を与えトラブルに、相続や保険の手続が複雑でわからない── 途方に暮れ、絶望の淵にたつ被災者を助けるのは、あなたをひとりにしないための様々な法律と制度だったのです。 著者は、内閣府ほか公務員経験のある弁護士で法学博士。 東日本大震災後に4万件を超える被災者相談事例を分析した経験をもとに「災害復興法学」を創設し、防災教育に関わるこの分野の第一人者。 本書がめざすのは、災害後に絶望しないための知識を伝える、いわば「備蓄する本」。 被災後の生活再建の大きな支えとなる「ちしきの備え」厳選30話。
  • 被災したあなたを助けるお金とくらしの話<増補版>
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地震、津波、台風、豪雨、土砂崩れ…だれもが災害にあう日本列島。住宅ローンの支払いができない、通帳や印鑑をなくした、国や自治体の支援はあるのか、生活費がない、公共料金が支払えない、壊れた屋根が隣家に被害を与えトラブルに、相続や保険の手続が複雑でわからない──。途方に暮れ、絶望の淵にたつ被災者を助けるのは、あなたをひとりにしないための様々な法律と制度だったのです。 本書は、各種の制度・支援の適用をうけるための手続きの仕方、公共料金や携帯料金、保険料の支払猶予や免除、相続の特例など様々な制度・支援の受け方や内容をはじめ、大災害の被災者にとって希望となる知識を親しみやすいイラストと語り口で解説する好評の一冊。そんな決定版が、法改正のフォローはもちろん7本のコラムと新規イラストの追加で、充実の増補版となりました。コラムで扱うのは、新型コロナウイルスのまん延によって生活に大きな影響をうけた方々への生活支援。そこには、大災害対応で得られた知見が多く活かされているのです。 著者は、内閣府ほか公務員経験のある弁護士で法学博士。また東日本大震災後に4万件を超える被災者相談事例を分析した経験をもとに「災害復興法学」を創設したパイオニア。防災教育に関わる第一人者が、最も信頼できる情報を提供します。 被災後の生活再建の大きな支えとなる「ちしきの備え」厳選30話。
  • 被災しても成長できる 危機管理「攻めの」5アプローチ
    -
    震災は必ずまた起きます。その時まで、組織の危機意識を持続させなくてはいけません。しかし、あと1年もすれば、きっと危機意識は低くなります。それは過去の歴史が何度も証明してきたことです。ならば、成長に結びつく危機管理のあり方を、持続できる危機管理のあり方を一緒に考えてみませんか?この本は、危機管理のハウツーを細かく記した専門書ではなく、全ての人が危機管理に継続的に取り組んでいくための1つのきっかけをつくることを目的として、問題提起させて頂きました。国土強靭化という言葉が、あたかも国の施策名のように広まりつつありますが、本当にそれを実現するには、国民一人ひとりがその真意と、個人の役割について考え、実行し、協力しあう体制を構築しなければなりません。2007年に「リスク対策.com」を創刊してから、新潟県中越沖地震、新型インフルエンザ、そして東日本大震災と、いくつか大きな災害はありました。その都度、危機管理やBCPという言葉が流行語のように取り上げられてはまた忘れられていく、そんな危機意識の浮き沈みのパターンは変わってはいないように思うのです。危機に対してすべての人が当事者意識を持つことは確かに難しく、現実的ではないと言われるかもしれません。次の巨大災害に打ち勝つためには、すべての危機管理に携る方々の知識・経験を集結し、より多くの人に広めていくことが不可欠です。同じ時期に繰り返し大災害が起こることを歴史は教えてくれます。東日本大震災以降、「貞観地震」(869年)のことがよく取り上げられますが、この地震の前後には富士山や霧島など日本全国の火山が噴火し、北関東地震 (818年)や京都群発地震(827年)、出羽大地震(同年)、仁和地震(887年)などの大地震も集中して起きました。江戸時代にも元禄関東大地震 (1703年)、宝永地震(1707年)、富士山大噴火(同年)が集中して発生しています。こう考えれば、首都直下地震や南海トラフ地震がここ数年で起きないことの方がおかしくも思えてきます。結論を言えば、国家も企業も、危機管理を成長戦略として位置付けることが大切だと考えています。災害に備える「守りの姿勢」ではなく、災害に強くなることで、信頼を勝ち取り、世界一「強靭」な国として、日本の危機管理をあらゆるサービス、製品、制度に付加していく。その目標に向け全ての人々のベクトルを揃えたい――そんな願いを込めました。リスク対策.com 編集長 中澤幸介
  • 被災者と災害ボランティアの共生をめざして-熊本地震の現場から被災者のニーズを問い直す
    -
    本書は著者が平成28年熊本地震の現地調査を踏まえて、新しい被災者支援の可能性を提唱する論文を書籍にしたものです。 本書のもとになる調査は、平成28年熊本地震を事例として扱い、主な調査フィールドとなった熊本県上益城郡益城町では、発災翌日の4月15日に初めて現地入りした後、継続的に恊働的実践及びアクションリサーチを行い、訪問回数は17回、活動日数は64日となっています。調査の結果、ニーズには、言語化可能なものと言語化困難なものがあること、被災者と支援者という一義的な関係において発せられるものと生活者同士の対話的な関係において発せられるものがあることがわかりました。 災害時における被災者の「ニーズは聞いたらわかる」というわけではないし、「ニーズは被災者が、もしくは支援者が一方的に規定する」というわけではないという立場から、ニーズはいかに分類され得るか、そしてそれらに対していかなる被災者支援が求められるかについて、考察します。

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  • 被災者のメンタルケア
    -
    阪神・淡路大震災で被災し ・半年間の避難所生活 ・一か月の図書館生活 ・二年半の仮設住宅生活 ・四年間の災害復興住宅生活 を経験した心理カウンセラーがその経験をもとに被災者の方々のメンタルヘルスケアについて語ります。家屋や建物など物理的な面ばかり気をとられて忘れがちな、心の復興のお手伝いと言えるかもしれません。被災された方々に接する機会がある方には必携の電子書籍です。

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  • 被災弱者
    4.0
    東日本大震災の集中復興期終了を目前に、復興から取り残されている人びとがいる。「いつまで被災者なのか」と弱者を切り捨てるなら、社会はその負債を将来にわたって抱え込む――そして誰にとっても人ごとではない。くらしと生業の再生に必要なものは、巨大プロジェクトではない。災害多発国日本のあやうさを現場から問う。

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  • 被災大学は何をしてきたか 福島大、岩手大、東北大の光と影
    -
    「地方国立大学不要論」を払拭すべく、法人化後の大学はここぞの危機で社会貢献ができるよう地域の中核的存在をめざしてきた。震災前からの中長期の改革の流れを視野に入れながら、個々の取り組みを大学ウオッチャーが徹底取材。活躍した人・組織の成功の理由は? 巨額の復興予算に潜む問題とは? 地方国立大学はいま何をすべきか?
  • 被災地から日本をよくする100の方法―ギフト・エコノミーの幕開け
    -
    東日本大震災後、被災された方々をなんとか支援したいと、約138万人のボランティアが国内外から駆けつけ、個人、任意団体、NPO、企業、自治体などが、被災者のために少しでも役立ちたいという思いを形にしてきました。本書では、支援方法、防災のためのアイデアなど被災地における100の取り組みを選び、関係者に取材、編集し一覧できるよう試みました。選択の基準は「ギフト・エコノミー(与える経済)」という考え方に沿った行動であるかどうか。ギフト・エコノミーとは、自ら進んで与えることを前提に成立する経済で、需給関係で価格が決まり、貨幣の支払いと引き換えにモノやサービスが提供される収奪型の市場経済(マネー・エコノミー)とは異なり、「絆とクリエイティビティ」によって成り立つ経済です。被災地支援・復興に関心のある方、今後日本の10年の行く末に関心の高い読者にとって必携の書です。 [内容] はじめに 1愛の章[被災地支援から子供たちの未来作り/労働力を届ける/まごころを届ける ほか] 2共の章[「泊まる」「過ごす」場を作る/地域の医療を守る/遊び場を作る ほか] 3技の章[写真を撮る人/子供と写真を撮る/映像で今を伝える ほか] 4働の章[ボランティアをする/東北で仕事をする/仕事をつくる ほか] 5育の章[リーダーシップ育成を支援する人/子供たちを支える/投資をする ほか] 6生活の章[食べる/東北の食材を買う/料理する ほか] 7安全の章[声を届ける/映画を作る人/裁判に関心を持つ ほか] 番外編 自分にできることを考え行動に繋げる おわりに
  • 被災地で生き方を変えた医者の話
    -
    大学病院勤務の神経内科医として順調にキャリアを重ねてきた著者は、 2011年3月の東日本大震災の翌年、職を辞し、福島第一原発から一番近い病院に赴く。 時の流れとともに風化する震災の跡地にとどまる「外部者」として、 診療・地域再生に取り組む中での葛藤・逡巡、そして喜びを生々しく語るノンフィクション・エッセイ。 帯文は、南相馬市在住で著者とともにマラソンチームを形成する作家の柳美里氏。 冒頭の「小鷹さんは誠実な人だ」の一文に、全ての想いが凝縮されています。  東日本大震災が発生してからも、熊本や鳥取など、日本中で地震は継続している。 いつの世も、どこの場所でも震災は起こり得る。 直後の深刻さや被害を最小限に食い止めるためのノウハウ、災害の時にとるべき行動というような言説も大切だが、 被災地に移住して、そこで生活した支援者の生き方というものも知らせておかなければならない。 そう考えると、風化した被災地において、いまからでも語れることは、 そこで変化し続けてきた外部者の心情なのではないだろうか。課題はまだまだ残されている。 日常に復するはもちろんのこと、いやむしろ、回復してから感じる葛藤や逡巡(しゅんじゅん)のような想いを残しておくのだ。 もし、私にできる最後の仕事があるとしたらそういうことだ。 何かを得たいがために、自分の何かと引き替えに続けているわけではないが、 「気が付いたら調子にのってやっていた」という想いを説いておきたい。  本書は単なる震災の記録としてではなく、 一人の医療者が、被災現場で暮らすことによってどう変化していったのか、 その足跡に注目してお読みいただければとありがたい。 もちろん、「私のケースが理想だ」ということを言いたいわけではないし、 「これが支援者のとるべき行動だ」ということも、けっして言えない。ただ、 一時の支援のつもりで来たはずだった医師が、そこで生活の基盤を築き、 さまざまな葛藤をくぐり抜け、良いこともあれば悪いこともあり、 優しくもあり厳しくあるこの南相馬市というひとつの被災地に溶け込んでいった、 そのいきさつを伝えておきたい。  支援活動によって芽生えた新しい価値観を理解していただき、これからも震災の発生し続けるこの国において、 皆さまの行動原理の参考になれば幸いである。 ―――はじめに ■著者 小鷹昌明
  • 被災地で買い物支援してきました
    -
    私は福島県郡山市在住、自分にできることは買い物をすることで被災地を支援することだと思った。 自らも被災した筆者が岩手・宮城・福島の被災地をめぐり、その土地の名産品や名物を購入する旅を始める。そこで見たのは、復興への道をたくましく歩み始めた被災地の人々だった。
  • 被災地につなげる災害ボランティア活動ガイドブック
    -
    被災地を応援したいあなたのための災害ボランティア活動の入門書 「ひとりの100歩よりも、100人の1歩」と、著者は被災者に寄り添う災害ボランティアのあり方を例えます。本書では、事前準備や安全管理の大切さとその具体的な内容をわかりやすく解説しています。被災地における活動の実際、被災された人々の気持ちに寄り添う心構え等は、必読です。災害ボランティアセンターも多様な主体により運営されるようになった今日、関係者が連携・協働して支援を進めるうえでも、情報の共有、共通認識が不可欠です。活動にかかわる方々に、ぜひ身近に備えておいていただきたい1冊です。(2019年7月刊行本の電子版) 【目次】 1 調べる -被災地のニーズと、ボランティアの参加方法- 2 準備する -心構えと事前準備- 3 活動に参加する -ボランティアの受付から報告まで- 4 身を守る -災害ボランティアの安全管理- 5 自分に合った活動を探す -被災地における多様な活動- 6 応援する -被災地以外の場所でもできる支援活動- 【著者】 合田茂広 一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター 理事 岡山県出身。学生時代、国際交流NGOピースボートの世界一周クルーズに参加。その後、職員として約60か国を巡り、洋上平和教育プログラムや途上国への国際協力を担当。東日本大震災後は、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)を立ち上げ、東北やフィリピン台風など各地の被災地支援におけるコーディネーターとしても活動。全国で災害ボランティアの人材育成や防災・減災教育にも取り組んでいる。 上島安裕 一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター 理事・事務局長 2007(平成12)年の新潟中越沖地震より被災者支援活動をはじめ、国内外で25を超える国と地域で活動を行ってきた。現在は、法人の事務局長として国内外で起こる自然災害の被災地への支援とともに、「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」の運営委員として、災害前からの防災・減災への取り組みを行っている。 災害ボランティア活動ブックレット編集委員会  
  • 被災地に寄り添う災害ボランティアセンター運営
    -
    被災者が「必要」とする災害支援とは?災害ボランティア関係者 必携の書! 災害が多発する現在、被災地において災害ボランティアセンター(災害VC)が設置・運営されることは広く認識されている。 しかし、災害VCは、ひとつとして同じスタイルはなく、被災状況や地域の実情に応じた取り組みが求められる。 本書はこれまで数多くの被災地に設置された災害VCの実践の積み重ねから得られた知見をもとに、災害VCの意義、運営にあたっての心構えや理解すべき基本的な知識、留意点など、災害VC運営にあたって抑えるべきポイントをコンパクトにまとめたものである。関係者必携。 【目次】 Ⅰ 何のために災害ボランティアセンターを設置するのか Ⅱ 災害ボランティアセンター運営の実際 Ⅲ 日常からの地域づくり、ネットワークづくりの必要性 実践事例編 【著者】 山下弘彦 日野ボランティア・ネットワーク/鳥取県西部地震展示交流センター 1966年鹿児島県生まれ。2000年に旅行中に鳥取県西部地震に遭い、ボランティア活動に参加。その後、同県日野町に移住した。社会福祉法人日野町社会福祉協議会理事、鳥取県防災及び危機管理に関する基本条例検討委員会委員などを歴任。 災害ボランティア活動ブックレット編集委員会    
  • 被災地の掟!【震災時】収入源完全申請マニュアル。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量30,000文字以上(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の60ページ程度) 【書籍説明】 東日本大地震から4年が経ち、被災地の復興も加速していきました。そしてその次は熊本地震。 国土地理院によると、世界で発生している約10分の1が日本及びその周辺で発生していると言われています。 被災地では被災者を支援する為の義援金や補助金など「申請した人」のみがもらう事ができます。 「自分はどういった手続きをすればいいのか? どこか窓口なのか? いくらもらえるのか? どんな制度があり何が自分に該当するのか?」 実際、東日本大震災の被災地でも混乱を招きました。 どんな制度が存在していてもそれを知らなければ、自ら申請しなければもらえないものばかりです。 義援金を利用する権利はあっても利用する義務は無い義援金。 本書では、人が生活して行く上で必要な「衣食住」の中でも特に復興が進む中で大きなお金が動く「住」の部分に特化して解説して行きます。 いつ何処で発生しても不思議では無い地震大国日本。万が一の時、ここに書かれたことがいつか何処でお役に立てることでしょう。 【免責事項】 *本書籍はアドバイスとしてご利用いただくものです。 本書籍の内容を行動に移す前に、その時点での最新情報を確認し、ご自身の責任で本書をご利用ください。 *本書籍に記載した情報は、著者が独自の取材調査を行ない慎重に記載したものですが、 万一記述の誤りに起因する損害がお客様に生じた場合においても弊社、及び著者はその責任を負うことはできません。 *本書籍の情報を元に行動し、引き起こされたいかなる損害も弊社、及び著者はその責任を負うことはできません。
  • 被災地の子どものこころケア ―東日本大震災のケースからみる支援の実際
    -
    東日本大震災後、子どもたちの「こころの復興」を目指して支援活動を展開してきた3人の精神科医の実践をもとに、被災地の現状や必要な支援をまとめた一冊。医療、教育、行政と連携しながら、被災地での子どものこころのケアについて、事例に基づき具体的に提示・提案する。
  • 被災地の本当の話をしよう ~陸前高田市長が綴るあの日とこれから~
    4.3
    2011年3月11日に起きた未曾有の大災害・東日本大震災により、市街地が壊滅した岩手県陸前高田市。三陸沖に面した県最南端の自然豊かな田舎町を襲った惨劇とは。自身も妻を亡くした絶望的な状況の中、ゆるぎない信念を以て市民を導いた戸羽太市長が、震災当日の様子から復興へのシナリオまで、被災地の全容を明らかにする。社会の関心が政局と原発に流れる今、日本を復興するために絶対に忘れてはならない被災地の現実を真に理解できる1冊。佐藤正久議員との対談も収録!

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  • 被災鉄道 復興への道
    4.5
    3・11のあのとき、東北地方の太平洋湾岸には多数の列車が走っていた。生死を分かつ瞬間の緊急事態に、運行指令室、乗務員(運転士、車掌)、駅員はどう立ち向かったのか、乗客の不安と恐怖はどう和らいだのか――。「乗客・乗務員の死傷者ゼロ」震災後の復興しつつある鉄路を辿りながら、この奇跡を呼びこんだ精神と記憶を残す試み。
  • 被災の思想 難死の思想 【小田実全集】
    -
    1巻1,760円 (税込)
    戦後日本の安全神話を最初に覆した阪神大震災。「防災モデル都市」が狂奔した経済開発は「人災」をよぶ。そして「天災」によって明らかになった行政不実と「棄民」の実状。被災者の心に寄り添い、具体的、克明に「土建屋政治」の虚飾をはぎとった。約六千人の「難死」と数十万以上の「難生」の意味を、戦前から明治にまでさかのぼって考察したこの国の姿。戦後日本がめざした「平和憲法」の原点として、「市民の防災」を考える。「難死」を拒み、共助・共生社会を再興させる指針書。
  • 被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40 東日本大震災を被災したママ・イラストレーターが3・11から続けている「1日1防災」
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮城での被災経験をふまえた「熊本応援ツイート」が話題となったイラストレーターによる、防災&避難生活の心得集。体験者ならではのリアルなアドバイスを、コミックを交えてわかりやすく紹介。必ずやって来る「その日」に備える、すべての家族を救う一冊。
  • ひさいめし~熊本より~
    完結
    4.2
    おんな2人と猫1匹の、熊本被災生活・被災飯、実録エッセイ。復興を願い、熊本より紡いでいきます――――。  2016年4月、熊本地震が起こり、普通の生活が送れなくなった、おんな2人と猫1匹。大変な時だからこそ、人のあったかさ、ごはんのあったかさを、たくさんたくさん感じた、数日間の物語。実際に被災生活を送ったウオズミアミが、熊本よりお届けします。※本作の一部収益を、熊本県へ義援金としてお贈り致します。
  • ひと手間カンパニー。―――岩手の端っこで“南部どり”を育て続ける会社のはなし
    4.0
    「南部どり」や「サラダチキン」で人気のアマタケ。あの美味しさの向こうには、被災地で織りなされた喪失と再生の物語がある。「もうちょっと、ひと手間かけようよ」─そんな社長の想いが、「ひと手間カンパニー。アマタケ」を育てた。
  • 人に寄り添う防災
    4.7
    「人は防災の理屈で動くのではなく、思い合う心で動く」「自らの命を守ることが、他者の命を守ることに影響する」「避難しようとするのは、自らの命を大切だと思ってくれる誰かがいることに気づいたとき」(本文より)豪雨災害が頻発し、台風が巨大化する。大地震はいつ来るかわからない。私たちは、荒ぶる自然と、どのような心構えで共存していけばいいのか。本書は、被災地でのフィールドワークや、内閣府「中央防災会議」での議論などを紹介しながら、高齢者・要支援者の避難誘導、行政に頼らない防災コミュニティの構築、非常時において情報提供者が実践すべきコミュニケーションの要諦など、具体例に基づいた「命を守るための指針」を提言する。ロングセラー『人が死なない防災』の著者が満を持して書き下ろした、待望の新著。
  • 人の10倍仕事をやり抜くメンタルトレーニング 日米資格4冠王が教える
    4.0
    日米資格4冠王・内海英博は、実は数千万円に及ぶ借金地獄とNYテロ事件被災で2度死にかけた。 しかし、自分を活かすも殺すもメンタル次第だと気づき、奇跡の復活を遂げた! 英語、税務、会計、法律業務を同時並行でこなす著者が、頭をフル回転させるコツ、本番で力を発揮する方法、「できる人」になるための7つの習慣などを語る。 ビジョンの設定と軌道修正、アイデアの出し方から情報活用術、ポジティブ思考と自己コントロール、時間管理術&エネルギー活用術などのテーマを設け、人の10倍仕事をやり抜くにはどういったメンタル面の心がけが必要か、また、大事なプレゼンテーションや昇進試験など「ここぞ!」というときに自分の力を発揮する方法を紹介する。
  • 人は何故騙されるのか?フェイクニュースと陰謀論の世紀!30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 陰謀論とフェイクニュースと人間と SNSやインスタが一般的な昨今、情報は鮮度が命!早く広まれば広まるほど良いと言う風潮があります。 でも一方で、こんなわたしたちの活動に乗じて、悪さをする存在がいるのも事実です。 例えばフェイクニュースと言う困ったお邪魔虫は、世界を席巻していると言っても過言ではないでしょう。 重要なニュースは全て共有して、色んな人に広めなくちゃと言う人々の善意に乗っかって広がる病原菌の如き存在である彼らは、 嘘の情報に踊らされた人たちを混乱に陥れるだけではなく、災害地のデマ情報を流して、実際の救助活動を遅らせたりして、被災者の命を危険に晒すことまでしています。 そんなフェイクニュースと似た存在に陰謀論があります。 こちらも我々の真相を知りたくてするネット検索や憶測含みの噂を利用して広まり、いつの間にか自らこそが真実と言う顔をして、 正しい情報を隠してしまう魔法のマントを着た詐欺師みたいな存在ですが、時にはありもしない悪意を人々に信じ込ませ、罪もない誰かを迫害するように仕向けたりする凶悪なヴィランです。 どちらも私たちの善意や正義感を利用し、真偽を見極めるのが困難なだけに怖いですよね? 写真の合成などを見抜いてくれるフリーソフトもあり、それを使うことを専門家の方は勧めてくれますが、実際に良いねを押して拡散をするのは本当に一瞬の判断だったりします。 要は対処に割ける時間に対して、我々が捌かなくてはならない情報量が圧倒的に多すぎて、そんな手間暇のかかることしてられないのです。 でも、そうは言ってもフェイクニュースや陰謀論は、我々の身近に潜んでいるのです。 皆さま不安になることも多々あるのではないでしょうか? そんな不安を払拭するためにも、安心して情報を楽しむためにも、対策用のフリーソフトを使わない対策も含めて、 心構えなどを身につけておいた方が、情報社会を自由に生きることができるのではないでしょうか? この本で身につけて欲しいのはたったの5つです。 この5つのことを実行するだけで、あなたは情報を安心して活用できる通の情報社会人になれるのです。
  • ひと目でわかる「戦前の昭和天皇と皇室」の真実
    -
    平成28年8月8日の「陛下のビデオ・メッセージ」が発せられて以来、識者やマスコミのあいだでは、今上陛下の「お気持ち」をどう解釈すべきか、また皇室は今後どうあられるべきか等について、さまざまな議論が起こっている。だが、「それらの議論のなかには、いくつもの誤解が散見される」と著者は言う。たとえば、〈戦後に天皇陛下が「象徴天皇」と位置づけられた〉という誤解である。本来、天皇陛下は近現代史以前から国家国民の「象徴」であられたのであり、親政(天皇みずからが政治を行われること)を志されたのは、桓武天皇や南北朝時代の後醍醐天皇など、ごく少数だった。また、今上陛下が被災地に赴かれて被災者に寄り添われるお姿について、〈戦後の天皇を「象徴する」お姿である〉との解説があるが、これも誤解であり、実際には「皇室の伝統」であると著者は説く。二千数百年にわたる日本の「真の歴史」が「ひと目でわかる」、ビジュアル解説本。

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  • ひとりの力を信じよう――「今あるもの」で人と地域の未来をつくる
    4.0
    被災した「限界集落」に、なぜ今、全国から数千人が訪れるのか? 総合商社、製薬大手など様々な企業の社員から 官僚、こども、ハーバードの学生まで、 あらゆる人が学び、ともに未来を創造する。 津波で壊された町「雄勝」を地域活性化の トップランナーにした異色の起業家の奮闘記。 ひとりでも、やる。ひとりから、動かす。 ビジョンも計画もなかった。ただ自分にできることをやり続けた――。 各地の個人・企業・行政を「目の前のひとりから」動かしてきた起業家が語る、 新しい地域づくりとゼロからの変化の起こし方。 「被災地」を「未来をつくる現場」に変えた男たちの物語。この人の強さではなく優しさに、みな思わず手を差し伸べてしまうのだと思う。電柱の高さのスーパー堤防より、ここに描かれた「つながり」の方がよっぽど強靭なのではないだろうか。――藤原和博(教育改革実践家)
  • 避難所に行かない防災の教科書
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 被災体験で分かった! 2週間の自宅避難を乗り切る技術 2019年の台風15号と19号による被害で、電気や水道などのライフラインが長期間途絶。その極限体験のなかで実際に役に立った技術とツールの実践的な活用方法をわかりやすく解説していきます。 新型コロナウィルスの流行、災害によるライフライン途絶の長期化の恐れ、避難所の幼児やペット、高齢者の受け入れ態勢の不備といったことから、従来のように「避難所に避難する」ことだけが正しい選択肢ではなくなってきています。そのなかで見えてきたのは、自宅の安全度を高めて、自宅に避難するという新しい避難の形です。 DIYでの自宅の安全性の強化と応急修理、長期間のライフラインが途絶したなかでの自宅避難を可能にする発電や水や湯を確保する方法、本当に役立つ備蓄品、被災時の食のノウハウなど、自身と家族を守るために、本書をぜひご活用ください。 ※電子書籍限定、カラー写真版です ●プロローグ ・[マンガ]逃げない防災2週間の体験 ・被災生活で学んだ知恵のいろいろ 第1章 DIYで災害に強い家にする ・災害時でも「逃げなくていい家」の6つの条件とは? ・DIYで手軽にできる自宅の「台風」「大雨」「地震」対策 ・DIYで自宅の「調熱」「調湿」「断熱」「耐震」「耐風」性能を高める ほか 第2章 災害で役立つライフラインの自給自足 ・防災用に絶対に備えたい「非常用電源」とは? ・停電時に「自動車」を非常用電源にする方法 ・究極の料理器具「ロケットストーブ」を作る ・「トイレパニック」を乗り切るためのアイディア ・断水時に役立つ「雨水利用」の仕組み ほか 第3章 体験してわかった「備蓄」のノウハウ ・体験したからわかる「食料の備蓄」の本音とは? ・「生活用品」の備蓄は、使い慣れたものでOK! ・「ペット」の自宅避難のための対策と備蓄 ほか 第4章 災害後の2週間を生き延びる技術 ・初期行動で頼りになる被災時の「情報収集」 ・「暑さ・寒さ対策」が自宅避難の最大のポイント ・停電が3日続いたら「断水」に備えよう! ・一時避難を「車中泊」で乗り切る方法 ・避難生活でもおいしく食べたい「防災クッキング」 ・自宅をDIY で応急修理する ほか
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ192 防災グッズ完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 被災者とプロの防災士に聞いて、徹底テスト! 本当に必要な「防災グッズ」大発表! いつ、何が起こるかわからない災害…… 私たちは、良い防災グッズを事前に準備しておくことで 1つでも多くの命が助かり、1人でも多く心が癒される状態であってほしい…… そんな想いで「防災グッズ」に目を向けました。 でも、世の中には 本当に用意すべきモノが入っていない防災セットが売られていたり…… 使いづらいグッズが普通に売られていたり…… そこで、誰もが簡単に使えて、ストレスをかけずに済む。 本当に必要なときに安心して使える。 そんな防災グッズを見つけるべく、 わたしたち編集部は、ぜんぶ自腹で購入し、 同条件の比較テストをして 「本当に必要な」防災グッズの最適解を見つけました!! 今こそ。見直しが必要です。 ぜひこの1冊を活用していただけたら嬉しいです。
  • 陽を見つめて
    -
    1巻1,100円 (税込)
    平成七年一月一七日午前五時四六分、数十秒で神戸に地獄が訪れた。この今を、まだ誰も知らなかった。 大学受験を目前に控えた西島英男。 日常は、突然の阪神淡路大震災で一瞬にして崩れ去った。 死の恐怖や、苦しい避難所での生活。打ちのめされて見えたのは、それでも生き抜きたいという執着ともいえるほどの強い願い――。 災害に見舞われた一家の悲劇と少年の成長を描く一作。 [プロローグ] [第1章]必死の救出と避難 [第2章]失意の中で [第3章]被災者たちの苦悩と奮闘 [第4章]避難所の難題 [第5章]高校の再開と級友たちとの再会 [第6章]被災女性との絆 [エピローグ] 〈著者紹介〉 西野 民彦(にしの たみひこ) 昭和21(1946)年神戸生まれ 神戸育ち 市井の海に漂う平凡な高齢者 若い世代の皆様に、誇りと勇気を持って強く生きていってほしいという思いを込めて書きました。 “ 幸運は勇気ある者に寄り添う ”ことを信じて!

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  • ヒンシュクの達人(小学館新書)
    3.7
    悪口・暴言も、言い方一つで武器になる。 政治家やタレント、ネットでつぶやく一般人に至るまで、世間は不用意な失言で顰蹙を買うヤツばかり。その点、この男はひと味違う。ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる説得力を持っている。悪口・暴言も言い方ひとつで武器になる――。天才・ビートたけしが、自らの死生観や芸人論を交えながら、「顰蹙の買い方」の極意を語る。 ●政治家は「顰蹙の買い方」を知らない ●「売れなくなったらエロ」の橋下市長は「落ち目のアイドル」と同じ ●新聞はニッポンの恥を世界にバラ撒いて喜んでる ●「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ ●あえていう、「人間愛」を疑え●オイラの終活論●大島渚監督との『戦メリ』爆笑裏話●立川談志さんとの全裸写真秘話●「恥」と「粋」の芸人論●芸の成熟はブームの終わり●馬鹿なガキには「いじめ」じゃなく「犯罪」と言え●高校球児は「方言以外使用禁止」にしろ ●30歳を過ぎた息子に親の責任はあるのか●「ネットで自己アピール」なんてウソに騙されるな
  • Biophilia 速報版 災害対策 科学者からの提言―東日本大震災にみるケース― 2011/05/12
    -
    [巻頭インタビュー] 自治体の健全な経営は、実用的な防災対策か / 片山 善博 破壊・絆・甦生 / 陽 捷行 東北大学フィールドセンターから見た震災 / 齋藤 雅典 森里海連環を復興から新生への柱に / 田中 克 これからの地震防災 / 土岐 憲三 東日本大震災の海洋環境への影響 / 神田 穣太 漁業被害を乗りこえるために / 山下 成治 塩害を受けた田畑の復興について / 野瀬 昭博・下田 敏史 わが国の災害と水稲栽培 / 高橋 能彦 2011年3月11日の三陸津波による宮城県の水田における塩害とその復興 / 久米 崇 バイオ燃料作物の導入で被災地の早期農業復興を / 嘉田 良平 日本における脱原発は可能か / 牛山 泉 原発事故で放出された放射性物質の生物影響 / 小木曽 洋一 東日本大震災と復興パラダイム ─大槌町を訪れて─ / 秋道 智彌 被災地の心のケア / 久村 正樹 まずは大学の門を叩いてみませんか? / 伊藤 正実

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  • 「病院」が東北を救う日
    4.2
    日本の医療の輸出産業化、病気にならない町づくりという斬新な取り組みがテレビでも紹介され、大きな反響を呼んでいる著者。3.11以後、彼はさらにもうひとつ、「東北復興プロジェクト」を進めています。箱モノ中心の復興を否定し、病気にならない町づくりの実践と、さらに高齢化が進んだ被災地で残された人々の活力を最大限に活用するその独創的なアプローチ。高齢化日本そのものを変革しうるその挑戦の全貌を語ります。
  • 平等バカ
    4.3
    新型コロナワクチン接種の大混乱 緊急事態宣言下での東京オリンピック強行 拡大し続ける経済格差、公平じゃない消費税、 勘違いした多様性――偽りの「公平」から目を背けるな! 『ホンマでっか!? TV』でおなじみの生物学者・池田清彦が説く、 不平等な現実に向き合う知恵と教養 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり大混乱が起きた。 同じ高齢者でも具体的に誰から打つのかに頭を無駄に悩ませ、 接種態勢を整えるのに時間を要する自治体が続出したからだ。 また、かつて東日本大震災の被災地支援で毛布を用意したにもかかわらず、 避難所のすべての人に届かないからと配布を取りやめたことがあったそうだ。 いずれも平等にこだわるあまり、非合理極まりない事態に陥っていたのである。 こうした事例を挙げるまでもなく、社会を見回すと平等に拘泥するあまり 非効率なことが起きる事例が蔓延している。 拡大し続ける経済格差、公平ではない消費税、 「多様性」を謳いながら平等に縛られる学校教育の現場はどうか? 恣意的に「平等」を使って国民を騙す行政は大問題だが、 国民の側にも「平等が何より大事」という思い込みがあるのではないか? 日本を覆う「平等が正義」という空気の本質をあぶりだす一冊。 「時にはあえて平等を選択するのが必要なケースはもちろんある。 ただし、しつこく上っ面の『平等』だけを追い求める 『平等バカ』の先にあるのは、実は『不公平』であり、 時としてそれはより深刻な格差にもつながるのである」 (本書「はじめに」より) ●完全な公平を求めるのは非現実的である ●平等バカの根っこにある「嫉妬羨望システム」 ●消費税は「広く公平に」課税されてなどいない ●平等に働いても賃金は不平等になる理不尽 ●平等な授業が落ちこぼれをつくる ●表面的なジェンダー平等ではむしろ生きづらい ●新しい資本主義には頭脳の多様性が欠かせない ●「決める政治」がはらむ独裁のリスク ●脱「平等バカ」は、自分の頭で考えることから……etc.
  • ピンチの本質
    4.0
    逆境の時代にどう生きればいいのか? ピンチとはそもそも何なのか? 東日本震災後、被災者をはじめ、多くの日本人が元気を失っている。 社会への絶望感、先の見えない不安感など、戦後最大の危機に押しつぶされてしまっている状況が続く……。 本書では、麻雀界で20年間無敗・伝説の雀鬼と呼ばれた著者が、こんな時代だからこそ、チャンスを掴めるワザを伝授する。 仕事や人間関係、人生に役立つ雀鬼流の実践哲学書。
  • フィギュアスケート男子 最強日本の軌跡 ~ロミオ☆火の鳥☆イン・マイ・ライフ~
    -
    10年前、野辺山の夏合宿でノリノリで踊っていた高橋大輔。3年前、仙台のリンクで被災し、スケートをやる意味を考えた羽生結弦。今シーズン、「町田語録」なるものが注目された町田樹。「へたれ」と言われていた日本フィギュアスケート男子は、心折れやすく仲良しで、しかし、ケガにもルール改正に負けず、世界ジュニア優勝者4人を輩出するまでに至る。2014年、「最高の演技」を目指して戦った3人は、世界中の憧れでもある。絶好調の時もどん底の時も見守ってきた著者が10年のインタビューを振りかえる渾身の「読むフィギュアスケート」。フィギュアスケートに、失われた時間は一秒もなかった。【読了時間 約58分】
  • フィリピン巨大台風の霊的真相を探る 天変地異に込められた「海神」からのシグナル
    -
    【緊急発刊!】最大瞬間風速105メートル! 被災者1000万人! なぜ史上最大級の台風ハイエンがフィリピンを襲ったのか!? その背後に隠されていた驚愕の真相とは? そして、いま、日本が果たすべき使命とは? 天変地異に込められた神々の真意とは 次つぎと明らかになる衝撃の真相! 巨大台風を起こした“責任者”とは 日本とフィリピンの「密接な関係」 「ムー文明の復活」を目指して 唯物論への強い警告
  • もの言わぬ2万人の叫び 封印された震災死 その「真相」
    5.0
    あの大震災を忘れない! あまりの惨状に日本全国が言葉を失った東日本大震災。“天災”“想定外”“未曾有の”という言葉の影で発表された死者・行方不明者は2万人。 未だに多くの人々が気持ちの整理をつけることすらできずに苦しんでいる。あれから2年が経つからこそ、「これから」に活かすためにも、もの言わぬ2万人の叫びに耳をかたむけよう。震災直後から20数回にわたり被災地で取材を重ねてきたジャーナリストが「死の真相」を再検証した渾身のノンフィクション。
  • フェーズフリー 「日常」を超えた価値を創るデザイン
    -
    太刀川英輔 推薦!(『進化思考』『東京防災』) 荻上チキ 推薦!!(評論家/ラジオパーソナリティ) トヨタ コクヨ 明治 アシックス アスクル 多様な中小企業 etc…… あらゆる領域で採用が進む「フェーズフリー」とは一体何か? 第一人者による初の解説書! 「地震に備えるべきだ」「災害対策をしなければならない」。誰もがそのように考えているのに、なぜ「災害」は繰り返されてしまうのか? 日常を懸命に生きている私たちにとって、「非常時にしか価値を感じられないもの」に予算や時間を投資することは、簡単ではありません。であるならば、はじめから「備えられない」ことを前提に、あらゆるものを設計してはどうだろうか。 いま、そうした社会状況(フェーズ)を区分しないデザイン、「フェーズフリー」なデザインの採用が、多種多様な業種で進み、メディア等で大きく話題になっています。本書は、そうした「フェーズフリー」にまつわる基礎的な知識から、ビジネスへの活かし方までが学べる、第一人者による初の解説書です。 [本書で取り上げる事例] ・もしもの時は非常用電源になる!プリウスPHEV(トヨタ自動車) ・20年前の商品に再脚光!パワータンク(三菱鉛筆) アシックス/徳島県鳴門市/愛媛県今治市/豊島区/コクヨ/明治/コスモテック/デベロップ/本田技研工業/青山商事/etc [目次抜粋] 第1章 「社会課題」としての「災害」 HazardとDisaster/防災ビジネスが難しい理由/「備えられない」から考える/「コスト」から「バリュー」へ/「解決策」から「参加策」へ /etc 第2章 創発の現場から 自由のためにルールを設ける/認証制度導入の葛藤/「日常」はレッドオーシャンになっている/ etc 第3章 フェーズを超えたニーズを探る 定義と原則から視点を得る/社会の状況を問わない価値を作る/5つの原則/顕在化していないニーズを捉える/etc 第4章 フェーズフリーのつくり方フォアキャスティングで考える/「立派な使命」に夢中になりすぎない/カテゴリから発想する/専門家よりも、あなたの方が可能性を秘めている/etc 第5章 誰も取り残さず未来に進むために 地域固有のフェーズフリー/被災者支援に残された課題/災害は、弱い立場にある人を襲う/etc [ダウンロード特典] フェーズフリーワークシート ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • フォト・ドキュメンタリー  人間の尊厳 いま、この世界の片隅で
    4.0
    独裁政権と闘うジャーナリスト、難民キャンプで暮らす少女、配偶者から硫酸で顔を焼かれた女性、震災で家族を失った被災者、誘拐され結婚を強要された女子大生――。世界最大規模の報道写真祭で最高賞を受賞した気鋭の写真家が、世界各地で生きぬく人びとに寄り添い、その姿を報告する。カラー写真多数。

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  • フォト・ルポルタージュ 福島 原発震災のまち
    4.8
    収束の兆しが見えない福島原発事故。数々の紛争地を取材してきた著者は、震災直後から福島に入り取材を重ねる。生活の痕跡を残しながらも人影の消えたまち、放射能汚染や行政の対応に翻弄される住民たち、作業員の語る原発労働の内実……。被災者たちの生の声とともに、原発震災下の実態をカラー写真とルポで描き出す。

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  • 副作用症状のメカニズム 虎の巻 知っていればピンとくる!
    -
    1巻6,380円 (税込)
    副作用症状のメカニズムをこの1冊で網羅 薬剤の副作用のメカニズムを理解するための基礎的な知識を解説。 副作用ごとに注意すべき薬剤を挙げました。 患者がいつもとちょっと違う症状を訴えたら、それが服用中の薬剤副作用かもしれない。 そのアンテナ感度を高めるために、薬剤師は「副作用症状の出るメカニズム」を熟知しておくことが肝要です。 本書には、患者がよく訴える症状から、服用中の薬と照合して、副作用に起因するかどうかを推察するヒントが満載。「薬剤名」「症状・疾患・患者の訴え」から調べられる索引も充実させました。 『日経DI』の好評連載 「副作用症状のメカニズム」 2010年1月号から2014年12月号までの全50回を完全収録。部位・機能別に分かりやすく並び替えました。 【主な内容】 ◎ 神経・精神(意識障害、失神、せん妄、めまい・ふらつき、頭痛、不安・抑うつ、不眠、イライラ・怒りっぽい) ◎ 消化器(口内炎、口が乾く・喉が渇く、胸やけ、嚥下困難、食欲不振、嘔吐、腹痛) ◎ 足・腰・動き(ふるえ、歩けない・動けない、痙攣、痺れ、腰痛) ◎ 外見(浮腫、体重増加・肥満、発熱した・暑い・寒い、発汗異常、顔色が悪い、疲労・倦怠、毛髪異常) ◎ 見える・聞こえる(味覚異常、聴覚障害、視覚障害、嗄声) ◎ 胸部(動悸、息苦しさ・呼吸困難、胸痛) ◎ 尿・便(血尿(赤色尿)、排尿障害、乏尿・無尿、下血、下痢、便秘) ◎ 生殖(女性化乳房、月経異常、男性性機能障害、乳児への影響) ◎ 皮膚(青あざ(紫斑)、蕁麻疹、薬疹、接触皮膚炎) ◎ 災害時(被災地で起こりやすい副作用)【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく
    4.5
    福島原発事故後の甲状腺被ばく測定、裏で仕組まれた歪曲と隠蔽の工作。なぜ被災者は裏切られたのか――。執念の調査報道で明らかになった衝撃の新事実が、今ここに。2021年3月で発生から10年となる福島原発事故。時間の経過とともに事実究明や責任追及が希薄になるなか、今現在も放射線の影響で生じうる健康被害を懸念する人々が多数いることを忘れてはならない。本書は、新聞記者である筆者が被害の核心とされる甲状腺被ばくに切り込み、国や県が実態把握を怠った狡猾な工作を告発する書である。彼らが認めていない放射線被害がいかに隠蔽・歪曲されたか――。綿密な情報開示請求で得た膨大な量の文書とその解析、関係者への周到な聞き取り取材により、衝撃の真相に迫る。
  • 福島県を確認する忍者 確忍者たいが vol.1
    -
    確忍者とは「確忍者まん丸」を中心に47都道府県を確認する忍者です。 基本的には、各都道府県に確忍者、未確忍者、チェッくのいちの3体が存在していて、阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ被災した児童をを応援する漫画です。 今作は福島県を確認する忍者「確忍者たいが」です。是非、お楽しみください。 のなかみのる 東日本大震災を風化させることなく教訓として後世に伝えること。 福島県の魅力に加え、福島県に起こる良いことも悪いことも確認して伝えること…… 確認して伝え知ってもうことが、われら「確忍者」の使命! (本文より) 著者紹介 のなかみのる デビュー:1973年「コミックレター」近代映画社 代表作:「ラジコンキッド」「骨―コツコツ―骨」「東京ゆうれいマップ」「電脳警察サイバーコップ」 はらだかずや デビュー:2011年「実録有名最強ワル列伝vol.2」コアマガジン 代表作:「NINJA-Shadow History-」 くぼたにかく デビュー:2020年スピンオフ「確忍者たいが」スピンオフ「東京ゆうれいマップ」(共に原作のなかみのる)
  • 福島原発事故がもたらしたもの
    -
    福島原発事故がメンタルヘルスにもたらした特異な影響を、被災住民、行政職員、東電職員、支援活動にあたった医療者や心理専門職たちの言葉を拾いながら論じる。壊滅した精神医療保健福祉を立て直し、住民のメンタルヘルスを守る人々の本音と姿を収めた記録書。
  • 福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞
    3.0
    官僚の暴言ツイッター、健康不安、「金目」発言……。置き去りにされたままの福島の現状。子どもや自主避難者を守るべく作られた法律はなぜ、どのように骨抜きにされたのか。現地からの声、隠された多くの真相や証言から政府の思惑を明らかにし、被災者支援のあり方を考える。

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  • フクシマ3.11の真実 あれから4年……誰も知らない、男たちの活動の真実!
    3.0
    甚大な被害をもたらせた、2011年3月11日の東日本大震災。その被災直後の福島県相馬市に入り、惨状を目の当たりにした著者が、ある決意を胸に支援チームを立ち上げる!直後に、誰もが何度も映像で見た、あの福島第一原発における水素爆発が発生!自主避難区域25キロ圏内にある150名が取り残された「大町病院」に被曝覚悟で、いち早くチームを率いて向かい、命がけの救援活動を行なった全記録!誰も知らない、男たちの活動の真実が、いまここに!彼らの活動、そして本書籍を応援する和が、数多くの著名人・有名人、そして全国に広がっています。

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  • 富士覚醒
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    『死都日本』の石黒耀が描く、富士山噴火!富士山の地下で、怪しげな低周波地震が頻発。そしてついに噴火する富士山。被災地・御殿場市の住民を救うことはできるのか? クライシスノベル第3弾! (講談社文庫)
  • ふたつの震災 [1・17]の神戸から[3・11]の東北へ
    3.8
    1995年1月17日。巨大地震が阪神・淡路を襲った。神戸の街は壊滅し、多くの人が命を落とした。神戸新聞の記者だった西岡研介と松本創は、自身も被災者となりながら、取材をこなす。だが、二人が打ちのめされたのは、強烈な無力感だった。そして、2011年3月11日、東日本大震災が発生。「震災から逃げた」「何も学べなかった」――。悔恨を胸に抱いた二人の記者が、東北の被災地に向き合う。
  • 復興ごはん
    -
    いっしょに作って、いっしょに食べよう! 「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」は、味の素グループが2011年10月から継続している東日本大震災の復興応援活動です。岩手・宮城・福島の3県を中心に、地元の行政、社会福祉協議会、食生活改善推進員協議会、NPO、大学、仮設住宅の自治会等と連携し、仮設住宅の集会所等で料理教室をはじめとする活動を実施しています。 本書では災害復興期の「食」を「復興ごはん」と捉え、大災害を乗り越えた方達が、復興の過程でどんな「ごはん」を記憶に留めているのか。また、「復興ごはん」を通じて、企業やそこにいる人間がどのように被災地の方達に寄り添ったのか。被災地域で社会課題の最前線に立ち向かう人々の「声」を紡ぎます。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラーのページを含みます。
  • 復興の書店
    4.1
    感動ドキュメント「書店員たちの3.11」 震災は、ただでさえ「街の本屋」が消えつつあった東北地方の書店関係者を悲観させた。岩手、宮城、福島の3県で被災した書店は391店。3県の書店数の約9割にあたる。 そんななか、仙台の一部の書店がいち早く営業を再開させたのは3月22日である。流通が止まり、商品は震災以前のものだった。 だが、そこで目にしたのは驚くべき光景だった――。開店前から長蛇の列が連なり、パズル誌、中古車情報誌、お礼状の書き方の本・・・・・・あらゆるジャンルの本が買い求められていた。 それは何も仙台の書店に限った風景ではない。苦難をのり超えて、開店した多くの店舗で、活字に飢えているとしか言いようのない人々の姿が目撃されている。本はただの「情報」ではない。人々にとって「生活必需品」だった。 本書では、大宅賞作家・稲泉連氏が、被災地における書店の「歩み」を記録することで、ネット注文や電子書籍が一般化しつつある昨今の出版界における、書店の「存在意義」そして、紙の書籍の「尊さ」を再発見していく。 文庫版(電子版)には、震災から3年半を経た東北の書店の「現実」を綴った補章と、本書にも登場する元書店員・佐藤純子さんの特別手記が収録されている。
  • 復興の道なかばで――阪神淡路大震災一年の記録
    4.0
    〈あの震災から150日が経った。今神戸はふしぎなほど静かである。神戸を埋めつくしていた救援の人たちはおおむね去った。活動を続けているボランティアは地元の人たちか、敢えて残留した少数である…会う人の多くは疲労をにじませている。震災以来働きつづけた人たちである。警察や消防や教員。一般行政の人もある。被災企業の人たちの再建の努力。渋滞の中で何度も夜を明かした運輸の人。求めに応じて無理を重ねた物資輸送に携わる人、報道の人もそうだ。自宅の修理に、店の、工場の再開のために夜間や休日を費やした人たちももちろんだ。休暇をとって欲も得もなく眠りたいという内心のささやきを感じている人が少なくなかろう。神戸全体がいっせいに休む休暇週間を提唱したいくらいだ。実際、われわれはよく働いたではないか。そういう自分をそっとほめてやりたいと思っても自然だろう〉(「震災後150日」)誰もが被災地に眼をそそいでいた大震災から一年。避難所で生活していた人たちは、ボランティアはどうなったのだろう。被災中心部のように光が当てられなかった辺縁地域は、重荷を背負っていないだろうか。被災民への補償は、今後の地震対策は、町の復興は? こころに傷を負った人たちへのアプローチは、進んでいるのだろうか。阪神淡路大震災から一年の記録を収めた『昨日のごとく』(1996年刊)より、中井久夫の文章9篇を中心に編集。歴史に学ぶ・「神戸」から考える――こころのケアを中心に、精神科医が関与観察した震災後一年間の記録。

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  • フットボールサミット第3回 3.11以降のJリーグを問う
    4.0
    3.11以降のJリーグを問う サッカー界の重要テーマを多士済々の論客に論じていただく 『フットボールサミット』第3回目の議題は「3・11以降のJリーグを問う」です。 未曾有の大災害が東日本に甚大な被害をもたらし、 原発事故が周辺地域はもちろん、日本の経済にも大きな打撃を与えています。 今回リポートさせていただいたベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックといった 直接被災したクラブへの影響も心配されますが、Jクラブのスポンサー企業や親会社の業績悪化も懸念されます。 厳しい経営を続けるクラブは少なくなく、はたしてJリーグはこの荒波を乗り越えていけるのでしょうか。 Jリーグの理念、クラブの存在意義がより一層問われることになるのは自明です。 かつてない逆境に身を置いたいまこそ、みなで問題を共有し、生き残る術を模索していかなければなりません。 これからJクラブには何が求められるのか。 現在あるいは近い将来直面する問題やテーマに焦点を当て、その解決策を考察していきます。 『フットボールサミット』議長 森哲也 フットボールサミット第3回 開催要項 3.11以降のJリーグを問う ミカミカンタ ベガルタ仙台の再出発 ある被災地支援活動の証言と記録 井上俊樹 4・23 Jリーグ再開決定までの舞台裏 リーグ関係者、44日間のドキュメント 田中滋 鹿島アントラーズ常勝のDNA 2人のキーマンが語る強化・マネジメントの哲学 Interview 鈴木満強化部長が語る常勝チームのマネジメント Interview 鈴木秀樹事業部長が見据える30年後のクラブ 佐藤拓也 水戸ホーリーホックは希望の星になれるか? 逆境に挑むJリーグ最小予算クラブ 沢田啓明 震災とブラジル人選手の退団 今後もJクラブの「ブラジル人頼み」は可能か? Interview マルキーニョスが語る仙台退団の真相 Interview 代理人ジルマールが語るブラジル人選手の移籍動向 清義明 支援活動から思索する未知のサポーター像 NPOハマトラとFootball saves Japanの被災地支援を通して 木村元彦 清水エスパルスに見るクラブ再建のモデルケース 早川巖会長に聞く名門クラブの軌跡と未来 川本梅花 [対談]澤井和彦×谷塚哲 3・11以降のJリーグのビジネスモデル これからクラブはどうあるべきか?
  • 復興支援ボランティア、もう終わりですか? : 大震災の中で見た被災地の矛盾と再起
    5.0
    ボランティアの目線で見た復興支援の真実の姿。被災地に渦巻く行政の矛盾、報道差別がもたらす悲劇とは?炊き出し、ヘドロ撤去、産業支援にまで奮闘するボランティアたち…その7人のボランティアの活動も紹介。

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  • 不動の絆 ベガルタ仙台と手倉森監督の思い
    4.2
    2010年J1で14位のチームが、翌年震災を乗り越え上位に食い込んだ。練習場は被災、避難所暮らしの選手もいて、練習とボランティアを両立させての大躍進。選手を突き動かした手倉森監督の熱い言葉とは!
  • ふるさと納税ガイドブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初心者から達人まで、続々証言。 「ふるさと納税はこんなにおトク!」  CASE1 年間100件以上に寄付。特産品が毎日のように届く!  CASE2 迷わず出身地に寄付。帰省の際の割引も魅力  CASE3 家族ゆかりの地から届くおいしい特産品に大満足!   やってみたら意外とカンタン。 ふるさと納税に初挑戦! そもそも「ふるさと納税」って何? その仕組みを知っておこう いざ、ふるさと納税に チャレンジしてみよう! 被災地復興や地域再生に活用。 ふるさと納税の使い道を大追跡! ふるさと納税で地方はどう変わる? 自治体の取り組みとその効果 聞いてきました! 生産者の声 地域別 特典品ガイド 北海道  音更町 八雲町 愛別町 むかわ町 上士幌町 当麻町 東北  大館市 山形県 天童市 三川町 最上市 関東  中之条町 草津町 宮代町 羽生市  中部  柏崎市 飯山市 須坂市 甲州市 西伊豆町 碧南市 立山町 八百津町 各務原市 近畿  草津市 尾鷲市 湯浅町 京都府 大和高田市 泉佐野市 和泉市 泉大津市  神戸市 三田市 たつの市 中国・四国  鳥取市 倉吉市 琴浦町 境港市 出雲市 浜田市 山口県 九州  筑紫野市 日向市 綾町 高原町 小林市 玄海町 平戸市 五島市 島原市 確定申告で税金を取り戻そう ふるさと納税Q&A FAXで申し込んでみましょう
  • ふるさと納税はじめてガイド 「ふるさとチョイス」創設者がわかりやすく語る
    -
    ふるさと納税情報サイト最大手「ふるさとチョイス」の創設者が、ふるさと納税の仕組みや賢い活用方法をやさしく解説します。 <本文より> ふるさと納税の制度内容は本編で詳しく説明しますが、ざっくり言うと「居住地に納めている税金を自分の意思でよその自治体に移す制度」のことです。「ふるさと」といっても出身地である必要はなく、全国どこでも自由に選ぶことができます。 … 狙いの一つは、地方にお金を回して経済の活性化を図ること。実際、過疎化や高齢化などで税収が減少している自治体にとって、この制度は新たな財源確保の手段として有望視されています。 … ここでは制度の仕組みやメリットだけでなく、私自身が活動を通して感じたこと、目指していることなども盛り込んで、まずは現状を知っていただきたいと思っています。皆さんがこれを読んで、少しでもこの制度に興味を持ち、地方に目を向ける一助になれば、と願っています。 <目次(一部抜粋)> ●1章 ふるさと納税の魅力とは なぜ今人気? グラフで見るふるさと納税 被災地支援や地域の応援ができる やってみたらこんなに得した! ●2章 特典はこんなにも進化している 人気No.1はダントツで「お肉」!<食品編> 地元で使えるレジャー系特典が急増!<レジャー編> ●3章 あなたの「ふるさと納税」で自治体が変わる ふるさと納税が生み出す波及効果 私が手掛けたクラウドファンディング実例 ●4章 ふるさと納税をはじめる前に知っておきたいこと なぜ2000円だけでもらえるの? ふるさと納税の大まかな流れを知ろう ●5章 今すぐやってみる。手続きも簡単 <著者> 須永珠代 株式会社トラストバンク 代表取締役社長。2000年から一貫してWEB業界に携わり、WEBデザイナーからWEBディレクター、WEBプロデューサーを経てその間WEBマーケティング全般を学び、直近ではECのコンサルタントとして活動。起業後は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を立ち上げる。ふるさと納税を通じた地域支援を行うため、全国の自治体を訪問しコンサルを行い、日本初となるふるさと納税全国セミナーを実施。
  • ふるさとをあきらめない―フクシマ、25人の証言―
    4.5
    3月11日。どこにいて、何をしていたのか? その後、何が起き、今どんな暮らしなのか? 職場を失い、家を流され、友を亡くし、家族と離れ、放射線に怯える。絶望、悲しみ、怒り――ふるさとは、収束にはほど遠い。それでも誰かに助けられ、望みもほの見えてきた。被災した詩人に向け語られる、今なお続く1人1人の福島の現実。

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  • 武人の本懐 FROM THE SEA 東日本大震災における海上自衛隊の活動記録
    4.0
    震災後の初動、被災者の捜索と救援、そして福島第一原子力発電所冷却のための「オペレーション・アクア」。これらの指揮を実際に執ったトップによる、貴重な第一級の記録を完全書籍化! 「本書は、海上自衛隊の一指揮官が、東日本大震災に直面し、対処した、感銘深いヴィヴィッドな記録である」阿川弘之(作家)
  • BUHI 2024年春号
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集「ぼくらの経験談」 わたしたちはフレンチブルドッグが大好きで、たくさんの経験をしてきました。病気をしたり、成長を感じたり、大事な命をまっとうしたり。愛ブヒとともに歩いてここまでたどり着いたのです。そんな人生の宝物とも呼べる記憶を経験談としてシェアしてみませんか。そこには涙も笑いも教訓もあるはずです。それぞれに物語があるから学ぶことができる。わたしたちのフレブル生活をもっと豊かにしてくれる、珠玉のストーリーをあなたへ。 ◎レジェンド座談会 ◎いつものお散歩で、なぜかハアハアが止まらなくなった。まだ春先なのにもしかして……熱中症? ◎フードの工夫、思わぬ骨折。悩みも愛の糧に。 ◎なんだかずっと気持ち悪そうにしているけど、床に転がっていた小さなボールがない……誤飲した? ◎キャンプでも家でも、この子にとって快適に! ◎ちょっとジャンプしただけなのにキャンと鳴いて震えています……痛いのかな? ◎うちの子、いつも早食いで心配だったのだけれど、なんだかお腹がパンパンになっていて大丈夫かな? ◎共に育つふたりを見守る、かけがえない経験。 ◎運命の出会いから3年、地元の有名ブヒヘ。お金では買えないバブと過ごす幸せ。 ◎成犬で迎えた2頭のブヒのコントラスト。 ◎3人家族の関係を深め、進路を導いてくれた存在。母の遺志を継いで、ちびぞうを必ず幸せにしたい。 ◎病めるときも健やかなるときも、共に重ねて。 能登半島地震緊急特集「犬たちを守る」 たくさんの災害がこの日本を襲い、われわれはそのたびに立ちあがってきた。能登半島地震は未曾有の被害を各地にもたらし、そこに住む人たちも、そして犬たちも被災した。われわれはなにを考え、どう生きていくべきか。そのことを探る緊急特集をお送りします。 「春の養生法」 薬膳とは、健康の維持や不調の改善を目的として、中医学の考え方をベースに、人やわんちゃんそれぞれの体質や体調、季節に合わせた食材を組み合わせて作るお食事のことです。今回は、中医学の考え方の基礎のおさらい、『春に起きやすい不調とその養生法』について解説します。 …and more!
  • 文藝春秋4月臨時増刊号 つなみ 5年後の子どもたちの作文集
    -
    712円 (税込)
    東日本大震災の直後、避難所にいた子どもたちに作文を書いてもらうようにお願してまわり、『つなみ 被災地のこども80人の作文集』が刊行された。その後、2012年には複数地域に点在する福島の子どもたちの作文も加えた『つなみ 被災地の子どもたちの作文集・完全版』も刊行され、それぞれ大きな反響を呼んだ。 震災から5年の月日が流れ、被災地でも多くの変化があった。作文を書いた彼らは何を見て、どう感じているのか。本作では57人が再び、いまの胸のうちを作文にして綴ってくれている。震災をバネに充実した学校生活を送っている子もいれば、あの日以来、人生が一変し、いまなお苦闘している子もいた。彼らの5年間の体験を読むことで、被災地の真実が見えてくる。 名取市 小学校5年「わすれてはいけない日」、仙台市若林区 中学校2年「福原愛選手の銀メダル」、石巻市 中学校3年「一人一人の意識を高めること」、石巻市 高校2年「まだまだ復興とは程遠い」、石巻市 社会人「死んだ友達の分まで」、気仙沼市 小学校6年「気仙沼線が開通してほしかった」、気仙沼市 中学校3年「どこで暮らしても大丈夫」、陸前高田市 中学校2年「5年後の今だから言えること」、大槌町 中学校2年「夢じゃなかったからこそ」、釜石市 中学校2年「震災の悲しみの上に」、郡山市 小学校3年「自分のいえが見てみたい」、二本松市 高校1年「絶対に弱音なんて吐くもんか」ほか

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  • 文豪たちの関東大震災体験記(小学館101新書)
    -
    今こそ読まれるべき貴重な「証言集」  関東大震災直後から、流行作家たちは新聞や雑誌に次々と文章を書きました。芥川龍之介、志賀直哉、ほか36名の文豪たちが見て、感じて、書いた「大都市災害」を、国内外で震災と復興・防災についての講演を続ける、著者が考察していきます。著者の石井正己さんは、国文学者・民俗学者であり、東京学芸大学教授です。  「多くの文章は関東大震災の風化とともに埋もれてしまいました。一方で、震災の状況を詳しく知りたいと思っても、もはや生き証人から話を聞くことは難しくなっています。そうしたことを思えば、震災を生き抜いた作家たちの証言はかけがえのない遺産ではないかと思われます」「個別の体験記だからこそ、記録や統計には見られない人間の真情が表れていると言えましょう。」(はじめに、より抜粋)  90年前の体験記は、被災地周辺で親族を亡くされた方々にとって、当時の様子を今に伝える貴重な記録であり、これからの震災にとって学ぶべき教訓も数多くあります。また、著者・石井正己さんの解説で、文豪たちの真情の吐露が、当時の文壇の人間関係や社会状況と関連づけて読めるのは、この本のもうひとつの楽しみです。 ※【ご注意】この作品には一部図や写真が含まれており、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 分水嶺 濁流の果て
    -
    人は、 時に、想定できない形で、「人生の分水嶺」を迎える。 一人娘を遠隔地に嫁がせることに父が反対したため、週末に佳子(妻)が東京浅草の実家から福島県浪江町の純一(夫)宅に通う形で新婚生活が始まった。 幸せの絶頂で妻が懐妊したが、丁度その時、「幸福と不幸、平穏と不穏、安堵と恐怖」の分水嶺となる東日本大震災が発生。大津波と原発大事故が浪江町を襲った。 被災避難者となった純一は、福島県浪江町から妻の実家近くのマンションに移り住み、期せずして、寝食を共にする二人の生活が実質的に始まった。 支え合い、二人で仲睦まじく暮らすと思われたが、実際は、津波で母・家・仕事のすべてをなくし、将来への不安などで精神的に押し潰されそうな純一から、以前の陽気な性格は完全に消え失せた。些細なことでも夫婦の口論が絶えなくなった。 こうした日常的現実から逃避するように、純一は、元職場関係者で妻の性格とは真逆の自由奔放な佳奈子の魅力に惹かれ、その結果、不倫に陥るのにさほどの時間を要しなかった。 不倫の発覚を防ぐため細心の注意を払っていたが、ある出来事から妻に不倫を悟られたと思い込む。そのため、もともと結婚に反対されて嫌悪感を強く抱き続けてきた義父に不倫を告げられると感じて激高し、自宅台所で、妊娠中の妻を刺し殺した。 殺人犯のレッテルを貼られた上、長期の服役生活等を余儀なくされることに耐え切れないと思った純一は、逮捕直後から、「妻が先に刃物を持ち出し自分に突進してきた」旨、真っ赤な嘘の供述に終始した。 不倫相手の佳奈子も純一との情事を全面否定。 これらの嘘が分水嶺となり、裁判員裁判では、殺意が認められないばかりか、純一の供述に沿って犯行に至る経緯が認定されてしまった。 妻の父は、最愛の娘と生まれ来る孫を突然奪われ悲嘆の日々を送らざるを得なかった。 加えて、虚言で塗り固められた判決を受け入れ難く、墓で眠る娘に純一を絶対に許さないと誓う。果たせるかな、父は、純一と佳奈子の供述が完全な嘘であるとの「最期の証明」を試みる。 (※本書は2019/3/16に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
  • 文明の渚
    4.0
    東日本大震災と原発災害から2年.この間,私たちは何をしてきたのでしょうか.そして,何がわかったのでしょうか.ボランティアとして,また取材者として被災地を歩き,被災者とともに,涙し,悩み,考えてきた作家が,この大災害の意味と原発を生んだ文明について,根底から問い直します.信州岩波講座での講演の記録.

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  • プチプラで「地震に強い部屋づくり」
    4.0
    防災すれば部屋も片づく!!国内外31か所の被災地から学んだ自衛術 「洋服が好きな人は洋服に、食器が好きな人は食器に埋もれて死んでしまう!?」 地震が増えてくると気になるのが家の災害対策。家具が倒れないようにするのはもちろんですが、それ以上に重要なのが、「片づけ方」なのです。 “命を守る部屋づくり”3箇条 1.寝具の重心を低くする 2.寝る前だけ片づける 3.どこか1か所「安全地帯」をつくる 不安は“備える”ことで解消します!
  • プレス 素晴らしきニッポンの肖像
    3.0
    新型コロナウイルス感染症の流行によって、2020年は時代の分岐点となった。社会に潜んでいた様々な課題が露わになり、対立と分断が進んだ。しかし問題 の萌芽は、すでにコロナ前にあったのではないか……? 激動の現在を経て日本はどこへ向かうのか。震災被災地や沖縄、韓国など、国内外の話題の現場を 歩き、過去を巡って国の行く末を展望する――。数々の社会派小説を世に送り出してきた著者が刻む、未来への提言。
  • 平成の大洪水
    -
    ●多くの災害被災者や、未だ被害に遭われていない人にも是非お読みいただきたい一冊です。災害時の心得や避難生活の細かな問題点などが当事者として克明に記述されていて参考になります。 ●本書籍は新聞発表以来、行政や消防関係者の重大な関心を集め、加えて、NHK名古屋・NHK和歌山などでも現地ロケが行われ、放映後大きな話題となりました。 ●紀伊半島南部は過去に伊勢湾台風など数々の台風に襲われ、その度に川の氾濫で家屋浸水・水没し大切なものを失った。教訓はあったのだが、この半世紀間殆ど災禍に遭うことがなかった。それで油断していた。 ●そんな折、平成12号台風が猛烈な勢いで襲ってきた。筆者は過去の経験から、多少の浸水はあるだろうが大したことはないだろうと高を括っていた。避難勧告を無視し、妻と共に二階に籠城した。市の職員の息子にそのことを伝え、風雨の収まるのを待っていた。ところが、意に反し大変な事態となった。かつて経験したことのない大洪水となったのだ。九死に一生を得て救出されたが、家屋は完全水没し。転居する羽目に。 ●筆者曰く「この手記を書こうと思ったのは、日ごろの防災に対する心構え・侮ることのない万全の準備がいかに大切かを自身の体験から後世に残すべき」と言う。 ●避難とは…被災者の心理とは…被災後の人生は…生き続ける意義とは…などに焦点を当て実録手記として吐露した強烈な自分史です。 ●特に、一階から二階へ濁流が襲うなか、知人のボートで脱出するところなどはハードなドラマのようです。終の住処に移り住んだ主人公の心の変遷も素晴らしいものがあります。
  • 平成の天皇・皇后両陛下 珠玉のおことば
    -
    両陛下は常に人々の悲しみや喜びに寄り添ってこられました。両陛下のおことばを読んでいると、お二方の思いやりと優しさが心に沁みわたり、いつの間にか素直な気持ちになっていることに気づきます。 両陛下と紀宮さまがお互いについて綴られたおことばも合わせ、珠玉のおことばの数々をお届けします。 30年間にわたる両陛下のおことばをご公務、皇室や伝統、ご家族、ご自身を省みて、お互いについてなどの項目ごとにご紹介。 節目の年の会見全文に加え、紀宮殿下との間に交わされたおことばも収録。 両陛下の歩みを記録し続けてきた専門誌『皇室』誌によるおことば集の決定版。 さまざまな社会的事象から事件、自然災害まで~心に染み入るおことばとともに「平成」が蘇る! 天皇・皇后両陛下はご即位以来、多くのおことばを発表してこられました。ご公務への取り組まれ方、皇室や伝統についてのお考え、辛い境遇を生きている人たちへ寄せられるお気持ち、平和を願われるお心、そして家族を慈しみ、お互いを思いやるおことばの数々……。真摯に率直に、時にユーモアやとっておきのエピソードを交えて語られるおことばをお読みしていると、いつの間にか心が落ち着き、素直な気持ちになっていることに気がつきます。 両陛下はご在位中に47都道府県を二巡されました。特に自然災害の被災地へは何度も訪問され、被災者を励まし続けるとともにその後の復興の行く末も見守ってこられました。また戦没者慰霊にも全身全霊で取り組んでこられました。 この国の“中心”に公平無私なこころですべての国民の幸せを祈ってくれている人がいらっしゃる――このことを思うとき、両陛下のおことばがまっすぐに心に響いてきます。 平成の御世の30年間にわたって両陛下がわたしたちに贈ってくださった珠玉のおことばをずっと忘れないでいたいと思います。 [本書の主な内容] 両陛下の折々のお姿(カラーグラビア) 第一章 歩みを振り返られるおことば 自分を見つめて/仕事について/皇室や伝統について 第二章 悲しみ、喜びに寄り添われるおことば 思いやりについて/喜びをともに 第三章 幸せを祈られるおことば 平和と戦争について/社会問題への広い視点 第四章 優しさと慈愛に満ちたおことば 夫婦のあり方について/家族とは コラム 両陛下と紀宮さま 紀宮さまのおことばで綴る両陛下/嫁がれる紀宮さまに両陛下が贈られたおことば 第五章 こころに沁みるおことば 節目の年の会見全文と特別なおことば
  • 「平成の天皇」論
    4.3
    天皇像は変わらないものを守るためにこそ、時代に応じて変化しなくてはならない。約200年ぶりの譲位実現に道をひらいた天皇の「おことば」は、単なる高齢化に伴う公務負担軽減の問題でも、ましてや一部保守派が言うような「弱音」や「わがまま」でもなく、女系・女性天皇容認や女性宮家創設も含めたこれからの象徴天皇制のあり方をめぐる国民への問いかけだった。戦没者慰霊や被災地慰問の旅を平成の象徴のスタイルとして生み出した天皇が、退位表明に込めたメッセージとは何か?
  • 別冊アステイオン 「災後」の文明
    3.0
    東日本大震災から3年。サントリー文化財団「震災後の日本に関する研究会」の議論と研究成果が一冊に。 被災地復興、自衛隊、グローバル化、天皇制、ソーシャルメディア、リスボン地震……をキーワードに、政治学、経済学、社会学など各分野から豪華執筆陣が、災後の日本をこれからどう創っていくかを論じる。
  • ベルンド・ケストラーの ポケットドール
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気の編み物作家ベルンド・ケストラーさんによる初めてのあみぐるみの本です。かぎ針ではなく、棒針で一度に編み上げる新しいあみぐるみの方法。ケストラーさんならではのカラーリングと独特なフォルムのあみぐるみで製作意欲をかきたてます。 Bernd Kestler(ベルンド・ケストラー)/著 ドイツ出身のニットデザイナー。12歳から独学で編み物を始める。1998年の来日以来、全国各地の編み物教室の講師をつとめたり、東日本大震災時には被災地で寒い思いをする方々に向けた”Knit for Japan”のプロジェクトを立ち上げるなど、編み物を通した社会活動に取り組んでいる。バイク好きで、編み物道具とともに出かけるのが日課。著書は『ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス』(世界文化社)、『ベルンド・ケストラーの表編みと裏編みだけの模様編み120』(日本文芸社)他多数。
  • Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 介護分野での活用に学ぶ効果的な対人コミュニケーション実践編
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Pepperの高度な開発方法を知りたい開発者の皆様のために! Pepperの効果的な活用方法を知りたいオーナーの皆様のために! Pepperの魅力的な提案方法を知りたい営業担当の皆様のために! ・事例から学べる具体的な商談の流れや開発手法など、実践的なノウハウを多数掲載した事例本をお届けします。 ・一線で活躍する開発者の方にどのようなプロセス、どのようにお客様と調整して導入したのかなど、事例を基に執筆していただきました。 本書は、Pepperの得意とする「対人コミュニケーション」に関するノウハウを紹介します。 介護現場の問題解決や、地元被災企業へのIT支援のために、2014年12月からロボットPepperのアプリ開発に取り組み、さまざまな開発実績を積み上げてきたグッドツリー社の開発ノウハウをベースに、介護向けの事例2件と地元のハウスメーカーの事例1件を紹介します。 現場を経験することで初めてわかる、リアルなノウハウが必見です。
  • 「放射能汚染地図」の今
    5.0
    原発事故はまだ何も終わっていない。そのことを日本人は忘れてはならない。福島で被災者とともに闘い続ける科学者の3年におよぶ真実の記録!福島に住む人々は、いまだ真相のわからない被害に立ち向かっている。NHKの番組『ネットワークでつくる放射能汚染地図』で脚光を浴びた「行動する科学者」初の著書。福島で3年体験した放射能の現実。
  • 星砂の島殺人事件
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    私立探偵・岩波をリーダーとする探検グループに西表島行きの話がもちあがった。そんな折、メンバーのひとり真那津が、阪神大震災で被災し身寄りのない少女・花を連れて神戸から帰京した。花の出奔中の父親が石垣島にいることがわかり、岩波達は沖縄へ飛ぶ。しかし、父親は三年前から再び行方不明だった。グループは西表の密林で謎の死体を発見する。遺体は花の父なのか、彼の過去には何が…書下し長篇推理。
  • ほんとうにあった犬の話 ワン!ダフルストーリーズ
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    ほんとうにあった犬にまつわる話を8章で展開。盲導犬になれず、登下校の見守をして小学生に大人気の犬、災害救助犬、車いすで懸命に生きる犬、大活躍のベースボール犬や、保護した犬の里親を探す大学生サークル、ドッグダンス優勝をめざす犬と飼い主、被災地の動物と飼い主を助ける獣医師、大人気・秋田犬の保護に尽力する人々など、犬と深くかかわる人間の姿も描くノンフィクション。犬と人間のきずなの強さに深く感動します。1.「きらっとレンジャーJ 参上!」盲導犬の訓練を受けながら、適性がなかったジェードは、小学生の登下校を見守る仕事を任され、アイドルになっていく。 2.「生きろ! 災害救助犬・夢之丞」殺処分寸前で命を救われ、やがて人命救助犬となった元捨て犬・夢之丞(ゆめのすけ)の物語。3.「走れ! 北里しっぽの会」青森県十和田市にある北里大学獣医学部のサークル「しっぽの会」。行き場を失った犬や猫を保護し、里親を探す学生たちの活動は、地元の人々にも広く知られている。4.「心をつないだ車いすのラッキー」鹿児島県・徳之島で、捨て犬を拾ってラッキーと名づけ、育てた楽器店店主の島田さん。ラッキーは交通事故で大けがを負い、沖縄本島の病院で治療を受けるが歩けなくなってしまう。島田さんの奔走で、ラッキーの車いすでのリハビリが始まる。5.「ドッグダンス」ドッグトレーナーの島本さんと、愛犬コマジの9年越しのコンテスト優勝までの物語。6.「ベースボール犬わさび 最後の登板」2018年に惜しまれて引退したベースボール犬わさびの最後の試合と日常。7.「熊本地震を乗り越えて 犬と飼い主の同伴避難を実現」熊本市で大きな動物病院を経営する獣医師の徳田竜之介さん。熊本地震で被災した住民たちのなかには、避難所へペットを連れていくことができずに避難を躊躇する人も多くいた。徳田医師はそんな人たちのために病院を避難所として開放したほか、自宅で動物と耐える人々を回り傷ついた動物の治療に奔走した。8.「ふたりはアイドル。マサルとザギトワ」ロシアのフィギュアスケート選手・ザギトワのもとに贈られた秋田犬のマサル。海外のセレブにも人気の秋田犬。貴重な秋田犬を保護する人々の努力を、マサルを育てたブリーダーの浜田正巳さんが語る。<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
  • 本当に使える 企業防災・危機管理マニュアルのつくり方 被災現場からみつめたBCP
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    形式的な防災・危機管理マニュアルでは、実際の災害時には役に立たない。災害現場からみた本当に使えるマニュアルを専門家がわかりやすく解説。実際の防災危機管理マニュアルの条文を例に逐条解説方式で丁寧に解説。災害時の事業継続に不可欠な内部の「非常参集計画表」から、取引先や地域との「防災協力協定」まで、参考になる文例を多数掲載。あらゆる災害から従業員を守り、早期の復旧と地域貢献を実現するためのノウハウを凝縮。

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  • 本当に使えるBCP(日経BP Next ICT選書)
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    ※本書は、日経コンピュータ誌の特集記事「「想定」が企業を滅ぼす」(2014年2月20日号)を  スマートフォンでも読みやすく再構成した電子書籍です。  専門記者によるレポートが手ごろな価格で手に入ります。 東日本大震災を機に改めて注目を集めた「BCP(事業継続計画)」。 BCPを策定するにはどの程度の被害になるかを「想定」するのですが、 東日本大震災後、その想定被害レベルが高くなっており、 記者はそこに大きなリスクがあると警鐘を鳴らしています。 被害レベルが高すぎて、「避難放棄を招いている」というのです。 では、どうすればいいのでしょうか。 記者は、「原因事象」ではなく「結果事象」にそなえるべきと訴え、 被災地と南海トラフから学べることをまとめています。 また、BCPに取り組む最新事例を詳細に報じています。ここが読みどころです。 その事例から見えてきたことは、「備えを過信しない」「大事なのは人」「BCPをビジネスに生かせ」 という三つの心得です。 すべてのITエンジニアに読んでほしい1冊です。
  • 本当は逢いたし
    3.0
    最新句集『此処』で2020年度の読売文学賞を受賞した俳人が、3・11からコロナ禍までの10年間に日経新聞や俳句雑誌に発表してきた60篇あまりのエッセイを1冊に編む。 タイトルは自作句「本当は逢いたし拝復蝉時雨」から。時々のくらしを営む「此処」から「彼処」にいる本当は逢いたい人たちを思い綴る。彼処にいるのは――軍医として赴いた戦地で命を奪われた父、俳句の師、つい最近亡くなった夫、そして被災地で、猛威を振るう自然災害で、先のむごたらしい戦争で命を失った人たち。楽しい旅の途次に、家事の合間に、テレビを観ている時に、想像力は自然に育まれた命そのものへと向かう。自らの思いを常に客観視しているような透徹なまなざしから生まれる文章は、各エッセイに引いた自作句、師や友や先達の句をピリオドとして、えもいわれぬ余韻を残す。 84歳の著者による句集『此処』は増刷を重ね、枠にとらわれない軽やかな口語表現は俳句の世界を超えて、若い人にも広く受け入れられた。本書はそのメイキングとも言える。
  • 防災グッズ総覧 ~ラジオライフ10年分のお役立ち品が集結
    -
    ガイガーカウンター、消火グッズ、水害対策グッズ、ポータブル電源…。本書ではラジオライフの特集を10年分まとめることで、防災アイテムの進化をチェックできるようになっています。これをきっかけにして、自宅の備えを見直しませんか? 災害は忘れる間もなくやって来ます。 <主な内容> ●被災地現地リポート ●進化する防災グッズ列伝 ●防災アイテムDIY etc… ※本書は『月刊ラジオライフ』(毎月25日発売)に掲載された記事を電子版として再編集したものです。そのため、記述は掲載当時の情報にもとづいています。価格・仕様の変更等が行われていたり、サービスが終了している場合があります。一部画像の削除等、紙版とは異なる場合があります。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。なお、各記事の初出は以下のとおりです。 ・2021年4月号付録 防災グッズカタログ2011~2020 保存版 本書はあくまで報道の見地から「事実」を掲載したものです。「事実」を実際に行い、万が一事故やトラブルに巻き込まれた場合でも、小社および筆者は一切の責任を負いかねます。本書に掲載された情報の取り扱いはすべて自己責任で行ってください。
  • 防災 これだけは「知っておきたい」BOOK
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 自然災害が不安だけど、何から手をつけたらよいかわからない人に。 大地震や水害に備え用意すべきもの・こと・心がまえが1冊に! 大地震、台風やゲリラ豪雨、それに伴う河川決壊などなど、 災害にまつわるニュースが絶えない日本。 大きな地震や水害が起きたときの、心の準備は万全ですか? ――そう聞かれて、「やることはやっています!」と 自信をもって言えるようになりましょう。 「大地震が起きた!」 ――そのとき。 リビングでくつろいでいたら? キッチンで料理をしていたら? お風呂に入っていたら? 車に乗っていたら? 海や山に出かけていたら? テーマパークや地下街にいたら? …… どこにいても不安な「こんなとき」のシチュエーションで、 それぞれ「どうしたらよいか」、 また「心がまえ」を簡潔に解説。 その他、備えておきたい「防災グッズ」、 「ペットとの同行避難」、 家族を助ける「救急処置」、 「自衛隊」のライフハック術 ――「もしも」に備えられることを、 わかりやすく、ひと通り網羅したムック。 一家に一冊あると、安心です! 国崎 信江(くにざきのぶえ):「危機管理教育研究所」代表として、女性・生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱。 国や自治体の多くの防災関連の委員を務めるかたわら、講演やテレビ・ラジオ・新聞・書籍等で情報提供をしている。 一般的な防災対策から、家庭の防災、地域防災、施設防災、企業防災など、 また、地震から家族を守る方法、災害から財産を守る方法、防災用品を準備するポイント、発災時の避難所運営など―― 被災地支援の経験をもとに、幅広い内容での講演を行っている。
  • 防災・復興ハンドブック<改訂版> 不動産管理会社・賃貸住宅オーナーのための
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    2010年9月に発行し、好評を得た「防災・復興ハンドブック」の改訂版!東日本大震災や平成28年熊本地震の被災事業者の声を基に、被災時に必要な対応や防災対策等も盛り込み、国や自治体の防災対策、支援制度、BCPのあり方などを中心に、見やすく、使いやすく、バージョンアップ!

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  • 暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと
    4.4
    1巻1,144円 (税込)
    チェルノブイリから福島へ 戦慄の明日チェルノブイリ原発事故以降、ウクライナとベラルーシ、周辺諸国でどのように汚染が広がり、人々が食べ物から被曝していったか、5年後、10年後のデータで明らかにしていきます。 2011年5月1日現在、日本の子どもたちが通う福島県の幼稚園・小・中学校で暫定基準とされた放射線の年間被曝許容量は、ウクライナで強制避難地域とされた土地で年間に被曝する放射線量の4倍です。このままでは、チェルノブイリの被曝の悪夢が、日本で再現されてしまいます。 50回以上チェルノブイリ原発事故被災地の取材を重ねた著者が、現地と協力して93年に避難民健康調査をしたデータも掲載。事故直後の政府からの「健康に影響はない」発言、避難地域をなるべく小さくしようと動いたこと、食べ物の放射線基準値の引き上げ…旧ソ連と2011年の日本は同じ事が起きているのが読み進むにつれて戦慄をもって迫ってきます。 これから福島がどのように復興していく道があるのかを考えるための必読書です。

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  • 僕が本当の医者になれた日
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    1巻1,320円 (税込)
    【幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」大賞受賞! 】 2022年開催コンテスト大賞にて初ノミネート、今後に期待高まる作家、次期候補作続々執筆! 選定委員を唸らせた大賞受賞作 神経疾患の専門医として従事する主人公・小竹は、初恋の相手・君歌がALSであることを確信する。未だ確実な治療法のない病によって大切な人が蝕まれていく様子を目の当たりにした彼は、医師として、男として、何を思うのか。 救うことができなかった命と対峙する度に自身の無力感に苛まれながらも、医療を求める新たな命に向き合い続ける男の葛藤に焦点を当てた、医師という職業における覚悟が滲む長編小説作品。 忘れてもいい恋なんて1つもない。 皆それぞれにある初恋を大切にしたくなる一作。 【目次】 プロローグ 第一章 ALS患者 第二章 天職としての医師像 第三章 幼き日の初恋 第四章 医学部時代のほろ苦さ 第五章 医療事故を巡って 第六章 初恋女性との再会 第七章 大震災による進退 第八章 別れと新たな医療現場、そして予兆 第九章 告知と寄り添い 第一〇章 再びの恋人たち 第一一章 僕が本当の医者になれた日 エピローグ 【著者紹介】 医師・作家。埼玉県出身。 大学病院勤務を経て、現在、福島県の被災地診療所にて地域医療に従事。医療の傍ら、小説執筆を生業とする。 幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」にて、自身初の長編小説(本書)で大賞受賞。

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  • ぼくたちの女災社会[増補改訂版]
    NEW
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    男がもたん時が来ているのだ♂ セクハラ、ストーカー、痴漢冤罪、女性専用車両……。 男たちに襲いかかってきた未曾有のクライシス、それが「女性災害」!! 女のエゴのすべてを呑みこめるほど男は巨大ではないっ♂ 女たちに「婚活」させるほど、女性に消極的な「草食系男子たち」…… その原因は「女性災害」の激増にアリ!!!!!? 行きすぎた女尊男卑社会の矛盾を鮮やかに斬る!! すべての女性は災害である! 刊行から十五年――時代の変遷を経、新たに「十五年目のまえがき」と5本の補論を加えた[増補改訂版]登場。 《目次》 まえがき 十五年目のまえがき 第1章 ぼくたちはいま「女災社会」を生きている  「女災社会」とは何か?  女災社会1.0――セクシャルハラスメント  女災社会2.0――ストーカー  女災社会3.0――痴漢冤罪  女災社会4.0――DV冤罪 第1章補論 ナイトメア「女災社会」の到来 第2章 ぼくたちは「女災社会」をどう生きているのか  女災対策の現在――リスクコミュニケーションの欠如  災害弱者――リスクマネジメントの不在  防災意識の高まり――「萌え」と「草食系男子」 第2章補論 「生命格差」から「愛され格差」へ 第3章 彼女たちは「女災社会」をどう生きているのか  二次女災――非婚化・少子化の本当の理由  水害――負け犬とツンデレっ娘  旱魃――801ちゃんとヤンデレっ娘 第3章補論 「負の性欲と「ジャイ子推し」の時代 第4章 ぼくたちはなぜ「女災社会」に生まれたのか  アニミズム――生贄としての被災者たち  身分制――“ウィメン・オンリー”というアパルトヘイト  女災発生のメカニズム 第4章補論 「女災-1.0」――無(ゼロ)から負(マイナス)へ 終章 迫りくる「メガ女災社会」  女性災害5.0――幼児虐待冤罪  「パラダイムシフト」に向けて――「一人称性/三人称性」  THE END OF FEMALE-HAZARD チ/シキュウ化  ナオンの冬 終章補論 シン・女災――現実(セカイ)対虚構(フェミニズム) あとがき
  • 僕はしゃべるためにここ(被災地)へ来た
    4.3
    フジテレビ「とくダネ!」アナウンサーが覚悟を決めて書いたテレビ報道の裏側 震災報道の真実。 被災地ノンフィクションの決定版! 私たちは「余計な人間」ではないか? ボランティアをしたほうが役立つのではないか?  被災者に水や食料をあげたほうがいいのではないか? 取材車で行方不明者捜しを手伝った方がいいのではないか?  いや、それならば、何のために僕はここにいるのか…。

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