「社会をよくしよう」という志の下に、問題意識を持ちながら働いている社会起業家。
こんなポジティブな彼らにも悩み、ジレンマ、葛藤はある。
例えば、「社会にやさしいビジネスというだけでニッチ産業と受け取られ、ビジネス界のメジャーと見てもらえず、投資家や取引先を探す上で困難がつきまとう」、「NPOで働く
...続きを読むことは尊い行為と思われているが、実際にはそれなりの見返りがなければ続かないし、優秀な人材も集まらない。そこでビジネス化を進めようとするが、今度は逆に、商業的との批判を浴びる結果となる」などだ。
しかし、「NPOのような企業」や「企業のようなNPO」が存在し大活躍している。
また、ビジネスの社会化やNPOのビジネス化が高まっている。
本書はビジネスや社会のことを深く考えている人々にとって、なんらかのヒントを与えてくれるだろう。 ☆y1☆