リスクと生きる、死者と生きる

リスクと生きる、死者と生きる

1,485円 (税込)

7pt

4.2

数字では語れない、あの日の出来事――。

岸政彦さん、星野智幸さん、推薦!

「被災地」は存在しない。「被災者」も存在しない。
土地と人が存在するだけだ。
「それでも生きていこうとする人々」の物語が、胸を打つ。
(岸政彦)

ここには、あなたを含め、この本に書かれていない被災した人すべての物語が、ぎっしりと詰まっている。
その見えない言葉に目を凝らして、読んでほしい。
(星野智幸)

「リスク論」からこぼれ落ちる生を探し求めて、東北、そしてチェルノブイリへ――。
若き記者による渾身のノンフィクション。

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リスクと生きる、死者と生きる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     BuzzFeed Japanの記者の石戸愉さんによる震災に関するインタビュー記事を集めて本の出版向けに編み直したもの。
     1つ1つの記事が本当に素晴らしく、心を撃たれ、大切に、大切に読み進めた。BuzzFeedにこんな骨太で読み応えのある秀逸な記事が掲載されているとは知らなかった。正直BuzzFe

    0
    2017年09月30日

    Posted by ブクログ

    歴史を風化させないために遺構を残すことの重要性。人の記憶は風化する。原爆ドームを残したからこそ平和記念公園は平和の象徴になった。原爆ドームを中心に公園を設計した丹下健三の先見性。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    幽霊に関する論文箇所が新鮮。
    それを面白おかしく書いているのではなく、臨床?精神科学?に近い形で結びつけているところに納得感。人生は説明しきれないことが起きる

    0
    2019年09月23日

    Posted by ブクログ

    「語り」という観点においては岸政彦と同様の手法ながら、途中出てきた「死者に送る手紙」が新しかった。いや、新しくはないのかもしれない。むしろ古典的な手法なのだと思う。ただ震災や死者について人が言葉を紡ぐ時、ある種固定化してしまった言葉が手紙という方法論で違う様相を呈した時に見えてくる永遠性が切なく尊く

    0
    2019年06月25日

    Posted by ブクログ

    石戸記者のことはTwitterで動向を追っていて、その契機は忘れてしまったが、おそらくはやはり震災関連の情報発信だったのだと思う。彼の精緻な取材と、震災に対するスタンスを肯定していたので、本書は買う以外の選択肢がなかった。

    本書はルポルタージュではない。直接的な被災者ではない立場でありながら、震災

    0
    2018年03月05日

    Posted by ブクログ

    情報が錯綜する今、表面上の言葉だけで物事を捉えることはできない。言葉の裏側にある、その状況は、自分が実際目にしたり、体験することでしか理解できない。だからこそ、安易に、自分の物差しで物事を測ることには、大きなリスクを伴う。

    2017年9月に被災地を訪れたとき、自分は訪問者として見ていなかったか。ど

    0
    2018年02月03日

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