「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)

「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)

1,056円 (税込)

5pt

玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎――時に大衆を熱狂させ、時に炎上の的になるメディアの寵児たち。毀誉褒貶付きまとう彼らは何者か。その存在はそのまま単純かつ幼稚な「正論」がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。新聞、ネットメディアの記者を経て、ノンフィクションライターとなった著者が本人、周辺への取材を重ねて綴った、超ど真ん中、正統派人物ルポの誕生!

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「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日々の生活の中で目に入るとモヤっとする芸能や宗教や政治に関わる人物や事柄について、極論に争うと言うスタンスの通り、どちらかの意見に賛成したり反対したりする事なく、それらの背景を説明してくれています。

    本書でもたびたび出てくる『悪名は無名に勝る』がごとく、自分たちは絶対善で相手は絶対悪と考える人々、

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    オビの各氏と旧統一教会を題材に、単純な善悪二元論やポピュリズムに切り込んでいく本書は、予想に反し骨太な内容でした。
    タイトルに「嫌われ者」とあるので、批判や悪口ばかりなのかと思いきや、現在の社会にはびこる違和感が冷静に分析されており、ノンフィクションとしてなかなか読み応えあり。
    登場人物に興味のある

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    月刊総合誌的な記事のスタイルはこういうものかと意識させられたというか、単にスキャンダラスな切り口ではなく批評的な視点も含ませながら対象を取り上げる手腕としては、一定程度の信が置けるものだという印象。議論の対象自体は浅く見図ろうとも深く掘り下げようとも興味深いものが多い。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    取り上げられていた人物は玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎の5人と旧統一教会だったが、テレビをほとんど見ないので吉村と山本以外の人物については基礎知識がなくあまり理解できなかった.特に楽しめたのは山本太郎を左派ポピュリストとして評価している点だ.選挙の裏話も面白かったが、最後に参政党の神

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    テレビマン、カリスマ、ポピュリスト、カルト宗教
    共通するのは大衆を相手にするということだ
    そして「嫌われ者」は、成功者であることの裏返しでもあり、彼らを通して世の中を見ると、大衆に蔓延る幼稚性が見えてくるんだな
    面白かった

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    ■前説
    本書に登場するのは… コメンテーター 玉川享・絵本作家 西野亮廣・暴露系YouTuber ガーシー・府知事&党首 吉村洋文・党首 山本太郎。

    共通するのは一部の熱狂的シンパと、激しくこき下ろすアンチが共存。熱狂を喚起させる一方で、炎上の的にもなる毀誉褒貶が付きまとう人たち。

    ここには登場

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    あまり期待していなかったが、意外と面白い読み物であった。
    結果的に何を生むわけでもない、ショーの主役(のようにみえるが道化にすぎないのかもしれない)とでもいうべき嫌われ者、筆者はポピュリストと表現する彼らを通じて、これまた、何を生むわけでもない、自らを絶対善、他者を絶対悪とする、単純化した大衆が見え

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    東京ルポルタージュ以来の石戸さん。
    PIVOTの動画から興味を持って読破。
    あとがきにもあった通り思慮深くいることの大切さを感じさせてくれる一冊。
    思慮深く情報と向き合えるようになりたい。

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    「嫌われ者」、トリックスターを通じて、ポピュリズムを描き出す。
    腐敗したエリートと対峙する庶民、という観点から否定はしないが、正しい問題提起から誤った答えを導き出す懸念が非常に高い。
    そんなまとめだったと思うが、分析の対象としてるキングコングの西野はちょっとその文脈からすると必要なかったような気がす

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    書店の平積みで目に留まって、読んでみた。

    いわゆる嫌われ者、とされる人物と団体にスポットを当て、ときに本人への直接インタビューもしてまとめている。 まず、可能な限りフラットに書いている点が良い。こういう点は(ある意味)良いがこの点はいただけないと、どちらも一理あると思える内容で、これぞ両論併記と感

    0
    2024年12月19日

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