「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)

「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)

1,056円 (税込)

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4.1

玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎――時に大衆を熱狂させ、時に炎上の的になるメディアの寵児たち。毀誉褒貶付きまとう彼らは何者か。その存在はそのまま単純かつ幼稚な「正論」がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。新聞、ネットメディアの記者を経て、ノンフィクションライターとなった著者が本人、周辺への取材を重ねて綴った、超ど真ん中、正統派人物ルポの誕生!

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「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書) のユーザーレビュー

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Rated 4.1 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    日々の生活の中で目に入るとモヤっとする芸能や宗教や政治に関わる人物や事柄について、極論に争うと言うスタンスの通り、どちらかの意見に賛成したり反対したりする事なく、それらの背景を説明してくれています。

    本書でもたびたび出てくる『悪名は無名に勝る』がごとく、自分たちは絶対善で相手は絶対悪と考える人々、

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    オビの各氏と旧統一教会を題材に、単純な善悪二元論やポピュリズムに切り込んでいく本書は、予想に反し骨太な内容でした。
    タイトルに「嫌われ者」とあるので、批判や悪口ばかりなのかと思いきや、現在の社会にはびこる違和感が冷静に分析されており、ノンフィクションとしてなかなか読み応えあり。
    登場人物に興味のある

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    テレビマン、カリスマ、ポピュリスト、カルト宗教
    共通するのは大衆を相手にするということだ
    そして「嫌われ者」は、成功者であることの裏返しでもあり、彼らを通して世の中を見ると、大衆に蔓延る幼稚性が見えてくるんだな
    面白かった

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    ■前説
    本書に登場するのは… コメンテーター 玉川享・絵本作家 西野亮廣・暴露系YouTuber ガーシー・府知事&党首 吉村洋文・党首 山本太郎。

    共通するのは一部の熱狂的シンパと、激しくこき下ろすアンチが共存。熱狂を喚起させる一方で、炎上の的にもなる毀誉褒貶が付きまとう人たち。

    ここには登場

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    あまり期待していなかったが、意外と面白い読み物であった。
    結果的に何を生むわけでもない、ショーの主役(のようにみえるが道化にすぎないのかもしれない)とでもいうべき嫌われ者、筆者はポピュリストと表現する彼らを通じて、これまた、何を生むわけでもない、自らを絶対善、他者を絶対悪とする、単純化した大衆が見え

    0
    2025年01月15日

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