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Posted by ブクログ 2015年04月20日
中央政府や東電中枢のどうしようもない指示の中、目に見えぬ放射能の恐怖に立ち向かいながら原発冷却作業にあたった陸上自衛隊。
自分たちも被災者なのに、不眠不休で交通網の回復作業にあたる東北地方整備局。
慣例、因習にとらわれず、臨機応変に対応した警察官やDMATスタッフ。
心を打つのはそうした直接現...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月18日
2011年3月11日14時46分、皆さんはどこにおられたでしょうか。私は会社で仕事をしていました。非常階段への扉だけ確保して机の下に潜り込んだことを、不思議と覚えています。あれから3年が過ぎ、折々で思い出すことも多いですが、どんな形であれ“前”を向いて歩んでいこうと思ったのは、こちらを読んだから。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月25日
もっと真剣に事実を知ろうとせねば、と思う。相変わらず何も考えずに日々安穏と生きる状態、ということだけ自覚できるようにはなった。そこから先にどう出ていけっばいいかを未だ決めかねる。答えのない問に答えることは難しい・・・。本書の内容も単なる情報として捉えてしまっただけではもったいなすぎる。多くの発想を...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月09日
或いは本作の題名の「前へ!」だが…これは作中の人達が“台詞”として使っているという表面的な意味に加え、不屈の闘志と強い使命感で、現場に踏み込んでいった作中の人達の心意気を象徴する表現として用いられているように感じる。更に、「既に3年」とも「未だ3年」とも言い得るような状態の中で、被災地域を中心に、日...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月29日
緊急事態の災害時に、専門性・職責を極限まで発揮し、「前へ!」と状況打破すべく、毅然と苦難に立ち向かった人々を記録したノンフィクションです。読後、重厚なドキュメンタリー映画を3本続けて観たような、充実感と疲労感に襲われました。
<原発の冷却><被災地への幹線道路の啓開(瓦礫処理、段差修正により緊...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月21日
東日本大震災で、ダメージ軽減のために奔走した人達のノンフィクション。
仮復旧のために国土交通省や土木業者の活躍もいいのだが、やはり前半の福島原発の暴走をとめるために奔走する陸上自衛隊のドキュメントが、この作品の見せ場だと思う。
関係者それぞれの立場で、想定外の状況であったとしても東京電力、政治家に...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月29日
東日本大震災の発生後、福島第一原発の冷却に挑んだ自衛隊と消防、情報が錯綜する中で災害救援のための陸路を切り開いた国土交通省と地元民間の建設業者、被爆のリスクを覚悟しながら避難区域内の住民の避難誘導に携わった警察、救命医療に携わった医療関係者たち。これら様々な立場の方がいかに自らの職務に毅然と立ち向か...続きを読む
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