経た作品一覧

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  • JRは生まれ変われるか 国鉄改革の功罪
    4.3
    国鉄改革から35年を経た今、官と民の狭間でJRは苦悶を続けている。歴史を踏まえて、JR7社の直面する課題を読み解き、人口減少時代と対峙する現在とこれからを展望する。
  • JFK ――大統領の神話と実像
    -
    勇気にあふれ、理想主義をつらぬいた偉大な大統領なのか、スキャンダルにまみれた、救い難い愚劣な人間なのか―暗殺後30年を経た今もなお、アメリカ第三五代大統領ジョン・F・ケネディをめぐる論議は尽きることがない。JFKにまつわる神話と伝説をつきぬけて、光と影に彩られた人間ケネディの実像に迫り、彼が生き、また彼が生みだしたメディアの時代を検証する。
  • 「自分」を生きる ~上手に生きるより潔く~
    3.4
    テレビ朝日系列「徹子の部屋」出演他多数メディアに登場 330万部突破の『女性の品格』著者であり、 国政行政官として女性政策などに携わり多くの功績を残し、 現在は、 昭和女子大学教授 の学長として活躍中の 坂東眞理子氏による“令和”初の下ろし。 多くの経験をしてきた大人だからこそ、上手に生き抜くことよりも、 潔く、ありたい自分でいることの大切さ、 誰でもない「自分」を生きるための36 のコツを紹介。 どうしたら人は、心から笑い、心から楽しみ、心から幸せを感じられるのか。 多くの経験を経た大人だからこそ身につけておきたい、 人間関係、自分との向き合い方、仕事との付き合い方など、 日々の悩みをそっと救ってくれる珠玉のメッセージ集。 ■出版社からのコメント ワーキングマザーとして仕事、家庭・子育てを両立をし、 広い視野で世の中を見て、支えてきた坂東先生の言葉に、 これまでも多くの人々が気づきと学びをもらってきました。 そんな坂東先生がしたためてくださった、 新しい時代を豊かに生きる大人としての知恵や考え方、 生き方、美徳他は、どれも私たちの心に大切なものを届けてくださいます。 ■目次 第1章 自分の人生を生きる 1「ありのままの自分」に振り回されない 2「自分らしさ」は「したい」から生まれる 3 あなただからこそ成り立っていることを認める 4 自信は自分で持つと決めることで生まれる 5「自分」を大切にする 他 第2章 たしなみある人間関係を育む 1 あなたは誰かの大事な人 2 付き合う相手を固定しない 3 友人を得るのは出会いの運 4 大切な人との別れもかけがえのないもの 5 嫌いな人とは適度な距離を保つ 6 人間関係の断捨離を急がない 82 7 褒めてくれる人は大事に 8 大人の親子関係は自立から 他 第3章 何もしないことこそが最大の失敗 1 選ばなかった道の先は考えても仕方がない 2 いつも運のよい人、いつも運の悪い人はいない 3 失敗は忘れてしまえばいい 4 苦労して成し遂げた仕事は財産 5 年齢はできない理由にはならない 6 叱られ上手は人生が豊かになる 他 第4章 運を引き寄せるあり方 1 人生は終うものではなく遺すもの 2 お福分けのすすめ 3 誰しも与えられるものがある 4 内面の美こそ、長持ちでお得 5 感謝の言葉を出し惜しみしない 174 6 人間としてどう生きるかは学びの中にある 7 知らないことを知ることを楽しむ 8 置かれた場で精いっぱい努力する 他 ■著者 坂東眞理子
  • ジャパニズム 43
    -
    [対談] 国連で日本を貶めるリベラルな人たち 杉田水脈 田沼たかし [インタビュー] 仮想通貨取引規制によって追い詰められていくアングラマネー 渡邉哲也 憲法改正 段階を経た根本改正で、日本にふさわしい憲法を 藤井厳喜 ネット保守への言論弾圧と政治の動き 小坪しんや 中国に身売りされた日本企業の阿鼻叫喚 深田萌絵 野党共闘の裏に北朝鮮 一刻も早いスパイ取締法の立法を急げ カミカゼじゃあのwww 日米同盟のキーマンは誰か 〈インテリジェンス〉入門 江崎道朗 詔にみる天皇の“しろしめす”国 矢作直樹 セクハラ・パワハラで委縮する社会 赤尾由美 次々と暴かれる東京管理職ユニオンの正体 井上太郎@kaminoishi 関西生コン闘争記「労働運動と金」 瀬戸弘幸

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  • ジャパン・ストーリー 昭和・平成の日本政治見聞録
    5.0
    「このまえがきを書いている現在、明仁天皇(現上皇)の退位が数週間後に迫っている。生前退位による天皇の代替わりは日本の歴史において約二〇〇年ぶりで、もちろん憲政史上では初めてのことだ。 天皇、皇后両陛下は戦後憲法で定められている象徴天皇としての職責を懸命に果たされてきた。体力が衰えて退位の道を選ばれたのは烈々たる責任感の表れだと思う。 昭和天皇が即位されたのは大日本帝国憲法下であり、戦前、戦中の激動の時代を経た後、戦後は日本国憲法の下で象徴天皇として公務を果たされた。そのため、昭和という時代には複雑な感情を持っている人が内外に多い。 だが、戦後の平和憲法が公布された後に即位された明仁天皇に対してはそうした感情はない。平成時代についての見方はさまざまだが、日本の天皇、皇后両陛下が国民に慕われ、外国人にも尊敬されていることは、この時代の興味深い特徴である。 一九六四年に初めて日本に来た私は、昭和の最後の二四年間と平成の三十一年間の五十五年の長きにわたって日本の政治の変容と社会・経済の激動とともに生き、つぶさに観察してきた。本書は、日本の政治システムの継続と変化を書き留めた政治見聞録である。」 (本書まえがきから、一部抜粋) 東京オリンピックが開かれた1964年に来日して以来、日本政治の研究者として選挙運動を分析した名著『代議士の誕生』(現在は日経BPクラシックス)をはじめ優れた業績を上げてきた著者による、歴代首相の秘話を盛り込んだカーティス版昭和・平成政治史。 2006年に行われた中曽根康弘元首相への幻のインタビュー「靖国、東京裁判、日本政治の危機」を収録。
  • ジャーナリズムの行方
    -
    1巻1,980円 (税込)
    放送・新聞・出版等の伝統メディアに期待されてきたジャーナリズム性とは何か。東日本大震災を経た今、あるべきジャーナリズムの姿とは。

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  • 17歳 1
    完結
    -
    地球外生命体・フォリナーとの大戦から数世紀を経た地球。人々は壁に囲まれた都市群で暮らしていた。壁の向こうへ、自由を求めて旅立った少年タケロウと、少女ニコの行く手には何が…?
  • 10万円でシルクロード10日間
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東洋と西洋が入り交じる中央アジアは、世界中のどの国とも異なる独特の情緒を持っており、おすすめの地域です。 特に春と秋は澄み渡る青空と乾燥した空気が相まって、非常に快適な旅を楽しめます。中央アジアはイスラム圏ですが、 ソ連統治時代を経たせいか非常に世俗的であり、飲酒も可能。 現地の女性もイスラム圏で見られるような抑圧的な服装をしている人はおらず、その点の心配も無用です。 名所も豊富なわりにまだ観光客もそこまで多くなく、世界的にも穴場な観光スポットとなっています。 本書ではシルクロードの起点西安からシルクロードの中心ウズベキスタンまでを、2つのルートから豊富な写真とともに解説する、 ちょっと人とは違う旅行がしたい人向けのフォトガイドブックです。
  • 自由からの逃走
    -
    1巻880円 (税込)
    誰のための、何のための株価か!? ブラックだということにも、いじめの存在にも目をつぶり、ただ、 バブルだけを膨張させた。あの狂乱のバブル期を証券マンとして経たからこその作者、そして主人公の誠実さが光る。―石坂 啓
  • 上越新幹線物語1979 中山トンネルスピードダウンの謎
    4.0
    上越新幹線は東北新幹線と同時開業する予定だった。しかし建設中の1979年、群馬県内の高崎駅~上毛高原駅間にある全長1万4830メートルの中山トンネル内で、日本トンネル建設史上最悪といわれる出来事が発生。その結果、開業は大幅に遅れ、さらには高速の新幹線がスピードダウンせざるを得ない半径1500メートルのカーブがトンネル内に残された。当時の建設担当者が語り残す苦闘と真実のドキュメント。 北川 修三(きたがわしゅうぞう) 1948年石川県生まれ。京都大学理学部地質学鉱物学科卒業。1970年、日本鉄道建設公団(現、鉄道建設・運輸施設整備支援機構)に入社。3年弱の青函トンネル勤務を経たのち、トンネル技術者として上越新幹線中山トンネルはじめ全国の鉄道トンネルの建設に携わる。2002年公団を退社、引き続き建設コンサルタント会社に勤務してトンネル建設に情熱を注ぎ、現在に至る。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • 人生に愛される 幸せはお人から運ばれてくるものよ
    3.0
    NHKで放送された「女ひとり 70歳の茶事行脚」は2016年5月に初めて放送されて大反響をよび7月に再放送、その後も何度も再放送されています。 そのたびに、頭を殴られたような衝撃を受けた、目の覚めるような思いをした、と強い感想が寄せられています。 70という年齢を経た女性がさまざまな季節・場所で一期一会を大切にして茶事を行う姿は、視聴者に感動と衝撃を与え、「彼女のことをもっと知りたい!」という人々が、若者から高齢層まで急増しました。自ら主宰する茶事の実習会は、予約するのが難しくなりつつあり、いつも生徒さんでいっぱいです。 彼女のこのエネルギーに満ちた生き方を支えているものは何なのか? 彼女から出てくる、深く、慈愛に満ちた言葉は読む人に生きる勇気と希望を与えてくれます。
  • 人生百年の教養
    3.8
    自分の人生と戦い続けるためにーー老いてこそ真価を発揮する教養とは何か。 読書、音楽、外国語、老い……、ドストエフスキー研究の第一人者が多角的な見地から真の「教養」に迫る。 ●時を経た「再読」が、老いてからの可能性を教えてくれる ●教養人の知識は、つねに「哲学」に裏付けられている ●苦手なもの、嫌いなものこそ可能性の泉となる ●大江健三郎と村上春樹から考える「教養の継承」 ●難解な長編小説を読むコツは、冒頭三十ページの二度読み ●英語を学ぶことで失うもの、母語の重要性 ●検索エンジンでの複数の語をぶつけあって生まれる「知」 ●豹変を恐れるな、隣人の「愛」を模倣せよ ●老いをどう乗り越えるかーーエネルギー源としての「忘却」 本書の内容 序章   人は信念とともに若く 第一章  「教養」、すこやかな喜怒哀楽 第二章  少年時代 「私」という書物1 第三章  青春時代 「私」という書物2 第四章  「私は外国語が苦手」 第五章  モンタージュ的思考 第六章  実践の技法 第七章  俯瞰的思考 第八章  老いの作法
  • 人生を後悔しない選択。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 誰しも自分の人生には残り時間があります。 刻々と迫る残り時間。 気づいたら病院のベッドで余命一週間。 自分の人生を振り返ってみて「こんなはずじゃなかった」いったいどこで選択を間違えたのだろう。 あの時これは我慢だ、忍耐だといって、自分に言い聞かせていた。 でも本当はありたい自分になるための努力から逃げて、現状維持という選択をしていたのかも。 皆と一緒だと安心する。 自分の考えより、大多数の意見に合わせる方が無難。 社会が作り出すイメージに人生は大きく左右されます。 皆が作り出すイメージは大きな渦になり、渦の中にとどまろうという意識は強くなります。 ただ渦の中で息が絶えそうになり、いつしか自分が好む生き方ではなくなっている。 自分でも気づかぬうちに。 人生は選択の積み重ねというストーリー。 本書では自分の人生は自分で選択できるという気づき。 選択の仕方についてまとめています。 【著者紹介】 石垣 敦章(イシガキノブタカ) 1979年東京生まれ。1社目に選んだ就業先は美容室の支援発展のためコンサルとしてメーカーで従事。 その後人材ビジネスで個人と法人を結びつける役割を経たのち、160ヵ国で研修・コンサルサービスを提供する会社で、法人と人の成長を成果に結びつける支援を行う。 実家が花屋であったため、商売の楽しさや人がつながっていく大切さを自然と学べぶことができた。 今までの経験から素晴らしい可能性を持っていながら、なかなか成果に結びつけられないケースが多いことを知る。 今後は本人も気づけないこともある売れる可能性を引き出し、シェアし、つなげていくことを使命としている。
  • 好かれる人のモノの言い方 第二印象で心をとらえるちょっとした習慣32
    -
    第一印象が好印象のピークではいけない。ビジネスでも恋愛でも、本当の勝負は2回目から。人から信頼される第二印象のコミュニケーションを伝授。会えば会うほど「また会いたくなる人」になる!【内容】仕事や所属、仲間を変えてまで第一印象を一から作るなんてもったいない。それよりも、あなたが今いる場所で、今の状況で、日々つきあっている人とうまくいくことができるのです。この第二印象の法則を守れば、繋がりたい人と、深く、がっちりと繋がることができるのです!【著者】京都府生まれ。大学職員を経た後、イベントプロデュース会社で接遇・マナー指導にあたる。その後、心理学、色彩学を修め、ロンドンのフィニッシング・スクールでマナー・カラーを学ぶ。その後独立し「Carpe Diem」を2001年開設。以後個人向けコンサルティングだけでなく、大学、行政機関、金融機関、百貨店、ホテル、メーカー、美容サロンなど多岐にわたる企業クライアントに対外的イメージコンサルティングを行っている。著書『仕事ができる人はなぜハンカチを2枚持っているのか?』など。電子書籍『一目置かれる人の9割がやっている「魅せる」話し方27』『1秒で好かれる技術』『魅せる技術』など。

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  • 全ての叡智はローマから始まった
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    ローマに学び、ローマを手本に! パリ、ロンドンをはじめとする現代の都市には、上下水道、舗装道路、コンクリート建造物、円形スタジアム、劇場、公共広場、公衆水洗トイレなどの快適な設備やインフラが整っている。実はこれらはもともと古代ローマにあったもの。現代の都市はいわばローマの再現なのだ。ローマでは同一通貨が使われ、ファストフード店、クリーニング店、美容院、ビキニ、発毛剤もあった。ローマは現代文明の先祖であり、われわれはローマ文明の直系の子孫といえる。ローマ建国から西ローマ帝国滅亡(前753~473)まで約1200年。ローマは世界国家を目指し、共和政・帝政を始め、成文法を作り、多彩な民主制度を整えた。権力から市民を守る護民官、元祖ベーシック・インカムといえる穀物法などは現代よりも先進的である。コンクリートを用いてローマ水道、水道橋、コロッセオなど強靭な建造物を建造し、それらは2000年を経た今も残っている。 本書はローマ1200年の歴史と、驚くべき技術力、ローマが育んだ民主主義思想を紹介する。歴代皇帝の統治と発想力、技術(ハード)、思想(ソフト)は深く結びついて国家は隆盛し、そして衰退した。ローマの発想力に学ぶべきものは今なお多い。イタリア学会会長でもある著者が広範なローマの叡智を深掘りしてわかりやすく解説。歴史・ハード・ソフトから多面的にローマの凄さに迫る充実の一冊!
  • 住む人が健康になる「本物の家」の建て方(小学館101新書)
    値引きあり
    -
    絶対失敗しない「家づくり」の新常識! 今の日本の家は「家づくりの大事な基本」が忘れられている。価格と効率を追い求めるあまり、一番大切な「住む人の健康」がないがしろにされ、わずか30年足らずで建て替えられ、個性のない画一的なデザインの家が街並みを壊している。  住む人が健康に暮らせる自然素材を使った「呼吸する家」、次世代の人々が住み継ぎたくなるような「愛着の持てる家」、時間が経つほど味わい深く変わる「シンプルだけど美しい家」。  震災を経た今だからこそ、どうせ建てるなら、そんな「本物の家」をつくりたい。どこに依頼するのがいいのか? 家の構造と素材は何を選ぶべきか? 暮らしやすいデザインのアイデアなど、「本物の家」を建てるノウハウをわかりやすく解説。 今までの常識を根底から見直した家づくりの新バイブル!

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  • 3D都市モデル PLATEAU 公式ファーストガイド スマートシティ・デジタルツイン・まちづくりDXに欠かせない「3D都市モデル」を理解し、実践するための入門解説集
    -
    PLATEAUは、シンガポールや欧州など海外でも活用が進む国際標準規格の3D都市モデルであり、省力化やこれまでにないサービスや事業を生み出す可能性から、行政面など含め、今後重要になる取り組みとして注目を集めています。 本書は、都市が持つデータをつなぎ、これまでになかった価値を生み出す自治体デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みに欠かせない「3D都市モデル」を理解し、実践するための入門解説集です。 ※2022年度「PLATEAU公式ウェブサイト」で公開されたLearningをもとにしています 3D都市モデルが何なのか、またPLATEAUでどのような開発ができるのか。国土交通省や各分野における多数の専門家の監修を経た、基礎からわかる内容でお届けします。
  • ずっと現役で愉しむ 大人の快楽
    -
    年を経たからこそ、愉しめるセックスがある。50代、60代以上の壮年世代に向けたセックス指南書。長年のパートナーとの再燃法、若い女性とどうやってセックスコミュニケーションに持っていくかなどの導入から、大人の体と心にやさしい具体的なテクニックや体位、ローションやバイブなどの使いやすいラブグッズ等も紹介。壮年世代の男女の実際の声も紹介しながら、これからのセックスライフを充実させるためのアドバイスを丁寧に説く。情感あふれるセクシー写真も多数掲載。今よりもっと愉しみたい、というパワフルな壮年世代のための一冊。
  • 「正義と悪」という幻想
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 ウクライナ戦乱を受けての緊急出版! 大企業の役員を経たのち、長年にわたって経営塾を運営しながら、「聖なるパイプ」を拝領したインディアンの長老としても活動する天外伺朗氏。縦横無尽に広がる天外氏の感性が望むのは、真の世界平和であり、「平和の守り手」たちの登場です。 長老として日本中に伝えたい書き下ろしのメッセージ。 人はなぜ戦うのか? なぜ争いはなくならないのか? [本文より] 人類社会が進化してくると、「武力行使」が通用しなくなる時代が始まる……長老としての私は信じています。その時代が来たかどうかは、条約や憲章のように人が決めたものではなく、ちょっと怪しくなりますが(長老なので 笑)、「宇宙の流れ(運命の法則)」として表現されると思っています。 「武力行使」に走る人は、それなりにのっぴきならない理由を抱えていると思います。そうすると、「正義の旗」を掲げ、人がつくった条約や憲章などは平気で破って実行に移すでしょう。飛んでくるミサイルや砲弾に向かって「条約違反だぞっ! 」と叫んでも虚しいばかりです。条約や憲章の抑止効果は、あまり高くはありません。 でも、時代が進むと、いかなる理由があろうとも、いかに「正義の旗」を掲げようと、「武力行使」を宇宙がサポートしなくなるというのが長老的な発想です。何となく運が悪くなり、すべてが裏目に出て、「武力行使」をしたサイドにとって不本意な結果に終わる……というパターンです。 それを「天罰が下った」「神の采配だ」と言う人がいますが、私はそうは解釈しておりません。むしろ、人類全体の集合的無意識(脚注:人類は、心の深いところ“無意識"で、全員つながっている、というユングの仮説)の進化が「宇宙の流れ」を決めており、時代とともに時々刻々と変化していると思っております。これは何ら根拠があるわけではなく、長老の直観です。 【目次】 序章:「聖なるパイプ」の祈り 1.「正義と悪」のパターンにはまる 2.「嫌悪感」の源とは? 3. 「自己否定感」が戦いの源になるメカニズム 4.人生の推進力:「戦う力」と「融和力」 5.「宇宙の流れ」:人々の運命がこれで決まる! 6.「宇宙の流れ」:「神」の領域と「人間」の領域 7.事件を解釈するためにストーリーが捏造される 8.自らの信念を補強するストーリーを体中に貼り付けた「蓑虫」 9.「武力行使」は「正義」の仮面をつけて 10.自らを「悪」と認識している「悪」はいない! 11.「正義」は「残酷」の源 12.「融和力」を発揮する「平和の守り手」 【著者】 天外伺朗(てんげ しろう) 工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。 1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。 現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。 また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。 さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰している。 著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』(いずれも小社刊)など多数。 2021年の夏、これからの生き方や在り方、暮らし方をみんなで学ぶオンラインサロン「salon de TENGE」をスタートした。
  • 政治家やめます。―ある自民党代議士の十年間
    4.0
    1巻880円 (税込)
    向いてないのでやめます ―2000年6月、国政史上、前代未聞の理由で政界を去った元自民党代議士・久野統一郎(愛知8区)。 竹下派、小渕派を経たエリート二世議員の苦悩の日々、戦後政治の“失われた10年”を、最年少大宅賞作家が描く。
  • 青年の領域~ビジネス・エリートへの道~
    -
    三宅謙一(みやけけんいち)、岡田徹男(おかだてつお)、高川明夫(たかがわあきお)が富国(ふこく)銀行横浜支店に就職して4年2カ月経(た)つ。揃って26歳。同じ業務渉外係で競(きそ)いながら、今は自分の足で歩いている。だが実態は転職を策したり、大口融資に勇んだり、恋に悩んだりの日々。やがて三人は配属が変わり新しい出発に燃えた。――銀行員の著者がビジネスマンの生き方を活写する!
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    大阪ミナミの雑居ビルにある、「ビンテージ&アンティークショップ アシュリ」。アメリカのミッドセンチュリー家具を中心とした西洋古家具店だ。ふと訪れた女子大生の季子は、店頭にあった猫のブックエンドを誤って壊してしまったのをきっかけに、アルバイトをすることになった。時を経た家具に囲まれた店は落ちつくけれど、店長も来客もなんだか謎めいていて――。使い込まれた家具が呼び込む、謎と記憶の、奇蹟によく似た物語。
  • 世界快楽遺産100 イビサ編認定(9)
    -
    気が遠くなるほど美しい夕陽。上等のDJプレイ。世界一うまいパエリャ。島に点在する個性的なクラブ。39歳の時、突如「クラブカルチャー」にハマり、雑誌を立ち上げ、世界のクラブ巡りを強行。さらには『クラブカルチャー!』という濃い本まで書き下ろし、濃密なクラブライフを経た著者といえば、『快楽上等!』『ベルばら手帖』『女装する女』等の著作で絶好調の湯山玲子。旅の快楽はハイテンションとリラックスの寄せては返す波のごとし。下北沢並みに土地勘のあるイビサの快楽を一挙公開。【読了時間 約16分】
  • 世界で一番美しいかくれんぼ  ~Hidden in Nature ~
    値引きあり
    3.0
    自然に潜む「驚くほど美しいかくれんぼ」。 野生生物関連誌のリーディング・マガジンと称される『BBCワイルドライフマガジン』などの編集などを経た自然科学系ライターが集めた、美しき自然と生きものの姿。 ・葉になりすます ・草原に潜む ・白銀の王国で ・砂漠に生きる ・海にとけこんで 緑が繁る森の中、白銀に輝く雪原、どこまでも広がる砂漠、まるで絵画のような鮮やかな海――風景として眺めるだけで美しい自然に一体化するようにして生きる姿は、まるで「かくれんぼ」そのもの。他ではなかなか見ることのできない不思議と驚きに満ちています。 生存競争に打ち克つために生きものが身につけた「擬態」は、生きものの神秘でもあり、アートでもあったのです。 葉にまぎれ込むカマキリ、エメラルド色のカメレオン、雪に溶け込むシロフクロウや真っ白なオコジョ、白クマ、砂漠で生きるキツネのきょうだい、海に咲く珊瑚に花を添えるように潜むカニ―― 「地球とともに生きる美しさ」の世界が広がっています。 この作品の容量は、90.2MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 世界の艦船 増刊 第176集 アメリカ揚陸艦史
    -
    1巻2,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●「世界の艦船」増刊:アメリカ揚陸艦史  第2次大戦で連合軍勝利の一翼を担い,冷戦時代を経た今日,空母機動部隊と並んで他の追随を許さない陣容を誇る米揚陸艦群。 この増刊では大戦期から現在に至る米揚陸艦全タイプを,詳細な解説と写真多数で綴った。使用写真のうち9割以上が未使用写真である。 ※ 電子版は雑誌(紙媒体)とは一部異なる部分がございます。 ご了承ください。
  • セラフィム 2億6661万3336の翼 《増補復刻版》
    完結
    4.5
    全1巻2,090円 (税込)
    物語は近未来21世紀初頭。 地球上のあちこちで、肩甲骨が翼状に変容し、幻覚におかされる天使病という死に至る病が蔓延してきた。 その感染によって世界中の各国では旧来の秩序は崩壊。 宗教、経済、軍事など、さまざまな問題もはらみ、人の心の不安がむき出しとなった世界--- すべてが異端の地となった世界を、その「発端」をさぐるため、謎の少女セラと二人の男・バスタザル、メルキオル、 そしてバセットハウンドのガスパルは、旅を続けていた。 目指すは新疆ウイグル自治区南部にある中国最大の砂漠、タクラマカン砂漠---。 天使、鳥、バセットハウンド--- など。 作中で使われているモチーフを見れば一目瞭然ですが、押井守の原作として、 宮崎駿氏による『風の谷のナウシカ』の長期連載が終了した「アニメージュ」誌で、 その枠を継ぐ漫画作品として企画されたものです。 しかし、連載が1年を越えるころを境に、押井と今の対立が表面化します。 著者表記の「原作」が「原案」へと変化し、物語は完結を迎えないまま、 全16回の連載が過ぎた1995年11月号で、唐突に終了します。 ほぼ同時期に、押井守は世界的評価を経た監督作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を発表。アニメーション監督に転身した今敏は1997年に、こちらも海外に大きな影響を与えた初監督作品『PERFECT BLUE』の公開に至ります。 本作品執筆を契機に残念ながら決別をすることとなってしまう二人の世界的クリエーター。 互いに長年口をつぐんでいたものの、このたびの《増補復刻版》では、その一方である押井守のインタビューを新規取材・収録するスペシャル版としてお届けします。
  • 1980年代から見た日本の未来 2030年代を予測する視点
    3.5
    「あのころの未来」を、私たちは生きている。 伝説のマーケティング雑誌「アクロス」元編集長の時代を読み解く視点 1980年代を知れば、2030年が見えてくる! ■「シンプルな消費者」と「クールな支配者」の時代 平成時代はバブル時代との対比で語られることが多い。だが私にいわせれば、バブル時代は非常に特殊な時代であって、一九八〇年代の前半には、平成時代につながる価値観、生活文化の芽生えがあったと思う。私が一九八二年から一九九〇年まで編集部に在籍していた雑誌『アクロス』が一九八〇年代を象徴する雑誌であること、時代の三歩先を予測する雑誌であったことは自他共に認めるものであり、一九八〇年代という時代を知る上では、最も効率的な資料である。そこから平成三〇年を経た現代につながるテーマを見つけ、近未来を予測していく、というのが本書のつくりである。(「はじめに」より) 【目次】 第一章 記号の消費から交換の消費へ 第二章 豊かな社会から小さな幸福へ 第三章 格差社会に破れた人々の反動化 第四章 一夫一婦制の終わり 第五章 街は屋台と市場になる 第六章 虚構化する都市と縄文回帰 第七章 知性からの逃走と呪術への解放 第八章 柔らかい全体主義
  • 戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか
    3.5
    本書は戦後の歴史をたどりつつ、歴史を変えることのできなかったリベラルな知識人の挫折の原因をさぐる「敗者の戦後史」である(「はじめに」より)。全面講和から安保反対、反原発運動に至るまで、日本の左翼は理想主義的なスローガンに終始し、保守陣営への対案を示してこなかった。2014年の朝日新聞の大誤報は、そんな「戦後リベラル」たちの終焉を示していたと言えるだろう。戦後70年を経たいま、「革新」という幻想はこれからどこへ行くのか。「敗者の戦後史」から逆照射すれば、未来の日本への道筋が見えてくる。日本を「普通の国」へと変える論点がわかる、刺激的な論考!

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  • 『ゼクシィ』のメディア史 花嫁たちのプラットフォーム
    4.5
    1巻3,850円 (税込)
    圧倒的な情報量と存在感から抜群の知名度を誇る結婚情報誌『ゼクシィ』。デジタル化・雑誌不況においても紙の雑誌が売れ続け、「ゼクシィ=結婚」という記号が成立するほどの社会的認知度を獲得し、コロナ禍を経た今もブライダル業界から絶大な信頼を寄せられる『ゼクシィ』は、いかにして「結婚のバイブル」となったのか。業界での絶対的地位と影響力を支える「ゼクシィ神話」の解明を通して、そのメディア史を多角的に分析する。
  • 絶望からの出発
    -
    1巻950円 (税込)
    絶望的な児童虐待や親殺しはなぜ起きるのか。おそらく理由の一つは、甘やかされて育ったゆえに膨れあがった自己愛である。「なぜ子供は自分の言うことを聞かないのか」「なぜ親の面倒など見なければいけないのか」。しかし自己愛に満ち、己の安寧だけをひたすら考える人間が、生涯を安全・無事にまっとうできる保証はない。人はいつ何処で死ぬかもしれず、それゆえ「人はいつ死ぬか分からない」ということを後生に教えなければいけない。著者はこう記す。「戦争中と戦後の混乱期は、人間の外側を体裁よく覆っていたさまざまなものを剥ぎとってしまった。皮をむかれたアルマジロ、ミノから追い出されたミノ虫のように、地位や肩書や財産をむしりとられて、一個の裸の個人に還った人たちがごろごろしていた。ロビンソン・クルーソーのように、当時の人々は一人で何もかも作って行かねばならなかった」。東日本大震災を経た日本人は、まさにここに還るべきである。
  • 蒼空のミラージュ
    -
    『時を経た口づけ』―クリスティンが国際空港の新空港長に赴任して早々、激しい嵐が空港を襲った。しかも空港分署の警部となったかつての恋人クインとせつない再会を果たしたその日、囚人移送機乗っとり事件が起きた。 『翼の折れた天使』―移送機をハイジャックした囚人カールの要求は、別れた妻ケリーを連れてくること。連邦法執行官のスペンスはやむなく彼女を迎えに行くが、元夫の暴力におびえるケリーに同情し、思わず抱き寄せた。 『コックピットより愛をこめて』―人質を乗せて飛び立った移送機。小型機で追尾する連邦航空局上級パイロットのスーザンは、銃撃で死んだパイロットに代わって操縦桿を握る囚人で元石油会社社長ハミルトンと無線連絡をとるが……。
  • 「捜査本部」というすごい仕組み
    3.0
    著者はオウム真理教事件などに携わった元警察キャリア官僚で、MBA(経営学修士)の資格も有する弁護士です。その著者が自らの体験に経営学の知識なども加味しながら、「捜査本部」を多角的に解剖していきます。さらに本書では、捜査本部の仕組みをよりよく理解するために、警察学校の仕組みや警察組織の概要についても詳しく触れています。 ■CONTENTS 【第1章】警察に関する基本知識/【第2章】これが捜査のマニュアルだ!/【第3章】「捜査本部」というすごい仕組み/【第4章】優秀な捜査官を育成する警察学校の仕組み/【第5章】仲が悪い刑事部と公安部/【第6章】現場の力を最大限に発揮させるために/【第7章】もっと強い警察を目指せ! ■著者 澤井康生(サワイヤスオ) 1971年11月9日生まれ、早稲田大学政治経済学部出身。警察庁入庁後は生活安全局等において法令の制定・改廃、警察行政の企画・立案業務に携わる。警視庁出向時は地下鉄サリン事件をはじめとする一連のオウム真理教事件や殺人事件、放火事件、広域窃盗事件等の捜査に携わる。警察庁退官後、旧司法試験に合格し、司法修習生を経た後、東京弁護士会に弁護士登録。その後は弁護士として活躍するとともに早稲田大学大学院ファイナンス研究科に入学し、ファイナンスMBAも取得。現在は東京新生法律事務所に務めるとともに非常勤裁判官も兼任。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 宗谷海峡を越えて 写真で見るサハリン寒天調査旅行
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 樺太は1905(明治38)年、日露講和条約で北緯50度線を境に、北側が帝政ロシア領、南側が日本領となった。政府は移民を奨励し、産業を振興した。1945(昭和20)年までの約40年間、約40万人の日本人が生活し、産業に従事した。林業、製紙業とともに鰊、鮭などの漁業も盛んであったが、寒天が製造されていたことはほとんど知られていない。 樺太の寒天とは、遠淵湖に繁茂する伊谷草を原料とする寒天のことである。1916(大正5)年から終戦まで製造された。年間生産量は平均約百トン、半分は内地都府県へ移出、半分はアメリカ、イギリス等に輸出された。弾力に富むため、練り羊羹、キャラメル、キャンディーに適していた。  テングサの場合、テングサを煮て寒天液を抽出する際に少量の酢酸を入れるが、伊谷草の場合、この方法だと黒色の心太になってしまった。この問題を解決したのは、杉浦六弥である。杉浦は1915(大正4)年、開発した方法で特許「杉浦式寒天製造法」を取得した。杉浦は樺太寒天合資会社を設立。大泊と女麗に工場を建て、特許を理由に伊谷草採取を独占し、遠淵湖を漁場とする漁民と衝突した。 この問題の解決に乗り出したのは、遠淵村の医師・香曽我部穎良であった。漁業組合長に就任した彼は、杉浦の特許が失効していることを発見し、樺太庁と交渉した。その結果、1931(昭和6)年、遠淵村漁民は伊谷草採取権および寒天製造権を獲得した。遠淵村は、寒天製造で得た利益をもとに、1943(昭和18)年、陸海軍に戦闘機を寄付した。以後、両者は終戦まで共存共栄を続けた。 筆者は、昨年の夏、樺太寒天合資会社の大泊工場跡、女麗工場跡および遠淵村の寒天工場跡を訪ね歩き、75年の時を経たその姿をカメラに収めた。
  • その歯、残せます
    -
    1巻1,100円 (税込)
    かつて『歯科医界のブラックジャック』とよばれた異形、異端の歯科医がいた。谷口清(1938年~2006年)。みずから日本歯科医師会を脱会、保険診療を捨て、「根管治療」を信条とした自由診療の歯科医院「A歯科(アシカ)タニグチ会」を開業。公私ともにその行動・言動は破天荒であったが、同時に文筆家でもあった彼は40年前より「歯科医療」に関して多くの著作を残した。それらを集大成した復刻版である本書は、没後15年を経た谷口へのレクイエムであり、現在でも通じる歯科医界、歯科行政の矛盾を鋭く喝破するその肉声を、いまも歯で悩み苦しむすべての人々に捧ぐ。
  • [増補新版]大野剣友会伝
    -
    大野剣友会なくしては特撮ヒーロー&ヒロインドラマは誕生しなかった 「仮面ライダー」シリーズ、「変身戦隊」シリーズ等の特撮ドラマは、放映から五十年を経た今も根強い人気がある。2023年3月には「シン・仮面ライダー」の劇場公開が予定。「仮面ライダー」(1971)、「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975)のアクションを担当したのが大野剣友会である。CGのない当時、体を張って危険なアクションに挑んでいた。大野剣友会についての書物には『大野剣友会伝』(風塵社1999)があるが現在は品切れ。本書は、その前書を基に、アクション担当者の談話を中心に再編集し、剣友会についての新資料をまとめたものである。※キャラクター写真の掲載はありません 【目次】 (1)大野剣友会略史 (2)メンバー談話集(中屋敷哲也、飯塚実、佐野房信、瀬嶋達佳、大杉雄太郎、滑川広志、河原崎洋央、新堀和男、中本恒夫、湯川泰男、上田弘司、岡田勝) (3)大野幸裕(創立者・大野幸太郎長男)談話 (4)メンバー一覧 (5)作品リスト
  • 続 会津士魂 一 艦隊蝦夷へ
    5.0
    会津鶴ヶ城、落つ――。藩主松平容保が京都守護職を拝命して六年。幕府への忠誠を誓い正義を貫いた戊辰戦争は無惨にも敗北したが、榎本武揚率いる旧幕軍艦隊に加わった者は、新たな戦いを挑むべく蝦夷地をめざす……。故郷を奪われた会津藩士達を描き、勝者に歪められた事実を敗者から検証する。明治百年を経た今こそ必読の現代日本再生の示唆に富んだ歴史大河小説。
  • 続・俺が叩いた。 ポンタ、80年代名盤を語る
    4.5
    稀代の名ドラマーが語る、80年代名盤の裏側 国内屈指の名ドラマー、村上“ポンタ”秀一が自身の参加した70年代名盤について語った『俺が叩いた。』(2016年刊)の続篇。才気あふれるミュージシャン集団によるヘッド・アレンジ黎明期を経た著者が、多様化する80年代音楽シーンに関わったアーティストと、名盤の数々を語る。 ◎登場するおもなアーティストとアルバム Wha-ha-ha『死ぬ時は別』『下駄はいてこなくちゃ』 山下洋輔『寿限無~山下洋輔の世界VOL.2』『PICASSO』 角松敏生『SEA BREEZE』 大空はるみ『はるみのムーンライトセレナーデ』 EPO『Vitamin EPO』 村上“ポンタ”秀一『PADANG RUMPUT』『THE RHYTHM BOXER』 渡辺香津美『MOBO倶楽部』『桜花爛漫』 井上陽水『クラムチャウダー』 泉谷しげる『吠えるバラッド』 沢田研二『彼は眠れない』
  • 対応分析の理論と実践 -基礎・応用・展開-
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 対応分析の実践的ガイドの翻訳書!  本書は、著者自身による長年のセミナー経験での検証を経た極めて実践的な本であると同時に、今も発展を続ける「対応分析」の理論的な先端部分へのガイドともいうべき原書の翻訳出版です。  Rの普及によって、かつてであれば高価なコンピュータ環境がなければ実践できなかったような高度な多変量解析が手軽にできるようになっていますが、対応分析もその1つです。しかし、「わかりやすい」グラフィカルな出力を特徴とする対応分析に関する解説も増えているものの、その正確な解釈は簡単ではないのが現実であり、ほとんどの解説書は、グラフを描画するところまでというのが実情です。  本書は、数理的な基礎は最小限にとどめ、その結果の解釈において注意しなくてはならない点について、事例をもとに(サポートサイトでのRのスクリプトまで配布されている)わかりやすく説明しています。 日本語版への序 はじめに 1. 散布図とマップ 2. プロファイルとプロファイル空間 3. 質量と重心 4. χ2距離と慣性 5. χ2 距離をプロットする 6. 次元を縮減する 7. 最適化尺度法 8. 行分析と列分析の対称性 9. 2次元表示 10. さらに3つの事例 11. 慣性への寄与 12. サプリメンタリ・ポイント 13. 対応分析バイプロット 14. 推移と回帰の関係 15. 行と列のクラスタリング 16. 多重表 17. 積重ね表 18. 多重対応分析 19. 同時対応分析 20. MCAのスケーリング特性 21. サブセット対応分析 22. 組成データ分析 23. 照応行列の分析 24. 正方表の分析 25. ネットワークの対応分析 26. データ・リコーディング 27. 正凖対応分析 28. 共-慣性、共-対応分析 29. 安定性と推定 30. 並び替え検定 ・付録[A] 対応分析の理論 ・付録[B] 対応分析の計算 ・付録[C] 用語集 ・付録[C] 対応分析関係の参考文献 ・付録[E] エピローグ
  • 太平洋戦争 最後の証言 第一部 零戦・特攻編
    値引きあり
    4.9
    あの戦争とは何だったのか。 1000万人もの若者が戦場に投入され、戦死者が230万人に達した歴史上、未曾有の悲劇。直接の体験を語ることができる人は少なくなり、日本人が戦争を考える機会は次第に失われている。 非業の死を遂げた兵士たちは、今も人々の記憶にとどまっているのか。その思いや無念は理解されているのか。 <私は個人の「体験」に耳を傾け続けた。それは、気の遠くなるような年月を経た出来事なのに、ご高齢とは思えない驚くべき詳細な記憶によって、私の目の前で次々と再現されていった。私は、その証言に触れながら、「人は二度死ぬ」という言葉を思い出していた。一度目は文字通りの「肉体の死」であり、二度目は人の心の中で生き続け、誰からも忘れ去られた時に、今度は「永遠の死を迎える」というものである。(中略)私は、彼らを「二度死なせる」ことはあってはならないと思う一人だ>(「はじめに」より)。 若者たちの壮烈な体験を「空」「陸」「海」の三部に分けて記録する「太平洋戦争 最後の証言」配信開始!
  • 鷹の城~定廻り同心 新九郎、時を超える~
    -
    1~2巻825円 (税込)
    激動の戦国を経た安土桃山時代の天正六年。織田信長配下の羽柴秀吉は東播磨の城を攻めようとしていた。一方、江戸南町奉行所の同心・瀬波新九郎は下手人を追うなか、崖から転落し、なんと天正時代にタイムスリップしてしまうことに。気づけば、新九郎の目の前には甲冑をまとった戦国の武士たちが現れ、そして事件が起きた。そこから始まる壮大すぎる物語とは――。「八丁堀のおゆう」で人気の山本巧次、渾身の傑作!
  • ただいま知事一年生
    -
    赤潮の発生を機に「せっけん条例」を制定した滋賀には、県民と行政のパートナーシップの姿がある。当時、水政問題を担当していた一職員國松善次が、二十余年を経たいま、滋賀県を預かる知事として「生活者原点」の県政を語る。第1回日本アカデミー賞評論部門地域振興賞受賞。
  • たった一つの偶然から人生は劇的におもしろくなる!(大和出版) 「人・お金・成功」が舞い込む世界一シンプルな絶対法則
    -
    特別な才能も特別のスキルも必要ない! お金が無さ過ぎて、結婚式のご祝儀を捻出するのもツラかった。20代も後半になるのにバイトの先輩大学生に叱られるのが情けなくて、悔しくて、惨めだった……。世の中に不必要なことなんて何もない! 次々と新しいチャレンジを成功させてきた、若き経営者が見つけた「奇跡」を手繰り寄せつかむ方法を初公開。本文では、偶然の持つ「パワー」について、そして、偶然を味方につけるための心得、「愚鈍」から抜け出す6つの意識改革、偶然を「絶対的な成功」に変える技術、思い通りにいかない今を「最高」に変えるヒント、そして、「奇跡」しか起きない人生の創り方まで、さまざまな経験を経たからこそ導き出された法則を明かす。変化の波を起こすのは「自分」しかいない。挑戦はこの瞬間からスタートする!
  • 旅鉄BOOKS 047 絶滅しそうな車両図鑑
    4.5
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 製造から長い時を経た今でも、さまざまな理由で、今なお現役で走り続けている車両たち。 昭和・平成・令和を駆ける「ご長寿車両」をその長生きの秘訣とともに紹介します。 ●主な掲載車両 <国鉄型> キハ40系 キハ20形 115系 103系 113系 12系客車 60系客車 <私鉄> 東武8000系 西武2000系 東急8500系 名鉄6000系 近鉄8000系 京阪2200系 阪急3300系 阪神5000系 南海6000系 西鉄600形 など約80車両を掲載
  • 大災害と法
    4.2
    地震、津波、台風、豪雨、噴火など、毎年のように日本列島を襲う大規模災害。なぜ国、自治体の対応は遅いのか。どうして被災者に救助の手が届かないのか。東日本大震災を経たいま、災害に関する複雑な法制度をわかり易く解説した上で、その限界を明らかにし、改善策を探る。被災者のために、法は何をなし得るのか。

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  • 第二バチカン公会議に学ぶ : 司牧者の立場から公会議を読み解く
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前教皇ベネディクト16世は、現代における「信仰の深刻な危機」を理由に、第二バチカン公会議から50年を経た、2012年10月11日から2013年11月24日の「王であるキリスト」の祭日までの期間を「信仰年」と定めた。 カトリック鹿児島教区の引退司教である糸永真一師は、教皇の真意をよく理解し、その思いに呼応する形で、自身が運営するブログ『糸永真一司教のカトリック時評』の中で、第二バチカン公会議に関する小論を発表し続け、公会議が現代世界にもたらした大きな実りを検証している。 公会議開幕から50年、公会議公文書は、今読んでも人知を超えた神の英知、聖霊の豊かな恵みをそこに感じ取ることができる。 公会議を論じた書籍はこれまで多数出版されているが、それらの多くが内容の正確な記録を旨とする中で、「真意を測り知る手がかりになれば」という著者の熱い思いが異彩を放つ。

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  • 大富豪のプロポーズ
    4.0
    まさか……キャメロン・ケリー!ロージーは呆然とした。十五年ぶりの再会だ。ハイスクール一セクシーだった、御曹司のキャメロン。その彼が偶然、彼女の勤務するプラネタリウムにやってきたのだ。でも、キャメロンが私を覚えているはずもない。眼鏡をかけた冴えない私の存在すら、彼は知らなかっただろう。ロージーはひそかに彼に恋い焦がれていたけれど、想いを打ち明けることなく、ハイスクールを卒業した。「前にどこかで会ったことがあるかな?」会話が弾んで彼に食事に誘われたとき、ロージーはつい初対面のふりをした。■昔の憧れの男性との思いがけない再会。けれど時を経た今、なぜか彼は人を愛することに臆病で……。ハーレクイン・ディザイアでも注目のアリー・ブレイクの作品を、どうぞお楽しみください。
  • 第六天の魔王なり
    3.6
    荒れ狂う時代を怒涛のごとく駆け抜け、夢半ばで業火の中にその役割を終えた稀代の武将・織田信長。果たして彼は、反抗するものを根絶やしに追い込んだ魔性の権化だったのか、それとも、民のため、理想の世を切り拓くために命を賭した名将だったのか。没後四百年を経た今、日本史上最も謎多き男の内面的核心に、気鋭の歴史作家が横溢する気迫で挑んだ傑作長篇書き下ろし。
  • だから、あなたは愛されないの。
    5.0
    SNSで大人気! 元高級風俗嬢、家庭崩壊、一家離散を経た現役毒舌尼のぶっとび説法!!/「自分の内面を好きになってもらうには、どうしたらいいですか?」⇒相手は中身もちゃんと見てると思います。その上で惚れられてないだけです/「好きな人に“友だちとか妹って感じがする”と言われました」⇒それは、生理的に無理→ヤレません、ということです。……本気で幸せになってもらいたいから、回答はちょっと辛口です。
  • 誰も知らない高橋大輔
    -
    2018年、突然の4年ぶり現役復帰を表明し、世間を賑わせたフィギュアスケーター・高橋大輔選手。同年の全日本選手権では、2位に輝きました。長いブランクを経た後の演技は、これまでと同じく多くの人びとを魅了し、勇気や感動を与えてくれました。 本書は、そんな高橋大輔選手に19歳の頃から密着取材を続けてきた、関西テレビ放送株式会社で担当ディレクター(当時)居川大輔氏による初の著書です。 関西テレビで放送された同名のドキュメンタリー番組「誰も知らない高橋大輔」および「新・誰も知らない高橋大輔」を元に、約13年間の記録を再構成し書籍化しています。 ※高橋選手の高は、はしごだかです。
  • 旦那さんごはん - 食卓から家族のパフォーマンスを支える -
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 里田まいさん推薦! 「“料理の基本”は松村先生に教えてもらいました。 困った時はこの本! 栄養満点、華やかでおいしいレシピの数々がこの本には詰まってます。」 リピート率90%以上! 予約がとれない料理教室の初レシピ本が登場! モデルやタレントなど、数多くの芸能人がこぞって通う、 超人気料理教室の「胃袋を掴むレシピ」がついに書籍化されます。 家族に栄養たっぷりの食事を食べさせたい、花嫁修業したい、いつもと違う食卓を演出したいなど、 さまざま目的をもった生徒たちは年齢層も幅広く、なんとリピート率90%以上! 「習った料理を家で作ってFBに写真をあげたら、ママ友がすごいすごい!と、みんな教室に行きたがるように」 「旦那に作ってあげたら感動して、夫婦仲がますますよくなった」など、喜びの声が続々届いています。 著者である松村先生のレシピは、アスリートの栄養指導もしているほど栄養について考えつくされているうえ、 家庭で簡単にできるのに、とにかく華やか!  大切な人に毎日喜んでもらえることは間違いありません。 家族や大切な人に料理を作ってあげたくなる1冊です。 Chapter1 家族に食べさせたい絶品ディナー 「あ~食った!」と言わせたいボリュームごはん 「はあ~、疲れた」と帰ってきた彼に栄養ごはん 「お、何かいいことあった?」と言わせたい勝負ごはん Chapter2 ボリューム満点なメイン料理をヘルシーに Chapter3 体の調子を整えるもう一品の副菜 【著者プロフィール】 松村和夏(まつむら・わか) 広尾料理倶楽部主宰 料理研究家 管理栄養士 OL経験やオーストラリア留学を経たのち、女子栄養大学へ入学。「臨床栄養医学研究室」にて生活習慣病の研究に携わる。 管理栄養士免許、調理師免許、食生活アドバイザー等、食に関する資格を取得。 その後、料理教室にて講師として勤務するかたわら、料理研究家として活動。 2011年より料理教室「広尾料理倶楽部」を主宰。 家庭でも簡単に華やかな演出ができるレシピ、女性のためのヘルシーかつおいしい料理、マラソンランナー、野球選手をはじめスポーツ選手への栄養指導など勝つための食事法や、おいしく楽しく生活習慣病を予防するレシピなど多数考案。 「広尾料理倶楽部」は生徒のリピート率90%以上、モデルやタレントなど芸能人も多く通い、予約がとれない超人気料理教室として知られる。
  • 地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ
    -
    1巻1,936円 (税込)
    持続可能な地域社会のデザインに向けた実践・役割・課題 【持続可能な地域社会のデザインに向けた実践・役割・課題】地域の魅力発信、ローカルな歴史の記録と公開など、コミュニティメディアとコミュニティアーカイブが地域再生に果たす役割が注目されている。コロナ禍を経た現状をふまえ、その課題を整理し、全国各地の先進的な事例を紹介する。 ※本書は、大月書店刊『地域でつくる・地域をつくる メディアとアーカイブ』の電子書籍版です。 【目次】 第I部 地域の情報環境整備 第1章 官民連携による地域のコミュニケーションデザイン(松本恭幸) 第2章 格差のない読書機会を享受できる社会へ(荒井宏明) 第3章 地域の情報拠点としての図書館(嶋田 学) 第4章 新しい地域メディアとしての市民参加型「本屋さん」(鈴木賀津彦) 第II部 地域からの情報発信と交流の場づくり 第5章 地域情報サイトの動向と展望(松本恭幸) 第6章 市民メディア全国交流集会(関本英太郎) 第7章 コロナ禍に生まれた共感メディア(兼古勝史) 第8章 地方のNPOによる情報発信と地域の場づくり(畠山茂陽) 第9章 江古田映画祭(田島和夫) 第10章 大学生による地域の映像制作(坂本 旬) 第III部 地域の記録と記憶の継承 第11章 地域におけるコミュニティアーカイブの構築に向けて(松本恭幸) 第12章 地域のアーカイブコンテンツの持つ潜在的可能性(宮本聖二) 第13章 リレー型デジタルストーリーテリングと記憶の共有(土屋祐子) 終章 持続可能な地域社会のデザインに向けて(松本恭幸) 【著者】 松本 恭幸 武蔵大学社会学部メディア社会学科教授、一般社団法人メディア研代表理事。著書『コミュニティメディアの新展開――東日本大震災で果たした役割をめぐって』(学文社、2016年)、『令和のローカルメディア――防災・関係人口拡大に向けた課題』(共著、あけび書房、2021年)。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。情報通信系企業等の勤務を経て、2003年より武蔵大学教員。
  • 小さな会社「商売繁盛の特効薬」 すぐ実践できる! 即効性がある!
    -
    福井県小浜市の人里離れた郊外に、お箸の専門店「箸匠せいわ」を著者がオープンしたのは1982年。しかも、200坪もの店舗と観光バス10台分もの駐車場を整備。さて、お客はくるのか? ここからが「木越マジック」と呼ばれる独特の集客術と商品開発の始まりだった。それから30年近くを経たいま、「箸匠せいわ」は観光客が大挙して訪れる地元の名所に変身した。その秘密は何か? 本書は、一人に一本あればいい箸を思わず何本も買わせてしまうテクニックと売れる商品のつくり方を惜しみなく伝授。「困っている」を解決する商品、プレゼントしたい商品、女性に支持される商品は必ず売れることを具体的事例をもとに説き明かす。さらに、地方の中小企業やさびれた商店街、伝統産業や地場産業を生き返らせ、利益をあげていく仕組みも教えてくれる。年間200回、全国を講演で飛び回っているだけに、すぐに実践でき、即効性のあるノウハウが満載!

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  • 父がいた幻のグライダー歩兵部隊~詩人竹内浩三と歩んだ筑波からルソンへの道~
    -
    父が第二次大戦時にフィリピンのルソン島に出征したことは、子どもの頃からお風呂の中で何度も何度も聞かされていた。所属したのはグライダーで相手を急襲する空挺特殊部隊だったそうで、先輩方がスマトラ島パレンバンに落下傘で舞い降り大活躍した話に、心を躍らせていた。 そんな日々から半世紀を経た最近、90歳を超えた父が古い水筒を発見したことをきっかけとして、著者はふたたび戦時中のルソン島と向かい合うことになる。 すると父も忘れていたであろう、あるいは一兵士として知るよしもなかったかもしれぬ、驚くべきドラマの数々が姿を現しはじめた。 本書は、「骨のうたう」を遺してルソン島で戦没した詩人として広く知られている、三重県生まれの竹内浩三と著者の父正雄が、同じ部隊写真に写っていたと判明したことが起点となっている。そして空挺部隊兵士たちが遭遇した苛烈なる戦いとその顛末、とりわけ竹内浩三の出征からその戦死までの足取りについて、新資料を次々と発見しながら辿ってゆく、リアルタイムの検証ドキュメンタリーである。 弱冠23歳で命を散らした竹内浩三は、日本を発ってからの動向についての記録がほとんど残されておらず、また彼の所属した部隊についても「全員切り込みを敢行、全滅」と伝えられていた。 ―おいおい、一緒にいた部隊が全滅しているのなら、ここにいる俺の親父は何なんだ。どうなっているのだ。(本文より) 巻末に竹内浩三が姉に宛てて送った「筑波日記」に登場する人物の写真や、浩三最後の写真など、貴重な新資料を公開している。
  • ちゃんと自分を好きになる。 「わたしはわたし」のマインド術
    NEW
    -
    10代から雑誌『popteen』のモデルとして活躍、“ギャルの神様”と呼ばれたくみっきー。ずっと「自分を好き“風”」で、自分に自信が持てなかったが、30代になり、結婚・出産を経た現在、以前のように悩むことはなく、今が「自分史上いちばん心地いいわたし」だという。 人生が変わった鍵は、「ちゃんと自分を好きに」なれたこと。 本書ではギャル時代を振り返り、ギャルになったからこそ今があるという、これまでのマインド・思考を振り返りながら、 試行錯誤してたどりついた、くみっきー流の自分を好きになるマインド術をエッセイ形式でわかりやすく解説。 さらに、書き込み式の「わたしプランノート」を収録しており、誰でも簡単に、自分の心を磨くトレーニングをスタートできる。 ※本電子書籍は紙書籍をそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。 また紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 中国語超学習法。日本人にぴったりの「やさしい」中国語学習法が存在した!10分で読めるシリーズ
    1.0
    10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字~10000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 物事には何事にもコツやツボがあり、日本人が中国語を学習する上でのコツやツボも当然あります。逆に言えばそのようなコツやツボを知らずして闇雲に中国語を学ぼうとするなら恐らく回り道をしてしまうでしょうし、もしかしたら途中で挫折してしまうかもしれません… わたしの場合がまさにそれで、20代から始めた中国語を30代で挫折、紆余曲折を経た50歳の今になってようやく「新HSK6級」つまり中国本土の語学試験で一番上のレベルの水準にまで達し、翻訳や中国語講師の仕事ができるまでになりました。 正直なところ学歴も肩書きもなく、語学の才能ゼロで大の語学オンチであるのに、です。 ですからこの「日本人にやさしい中国語超学習法」は机上の空論ではありません。それなりの回り道や挫折を経験した末に見いだした中国語学習のコツやツボをご紹介するものであり、語学の才能あるなしにかかわらずどなたでも中国語のレベルアップが可能です。 そのような「日本人にやさしい」「超」学習法ということで、本書はあえて中国語の簡体字を使用せず文法書にあるような詳細な説明も極力省きました。中国語に少し関心があるというだけの人であっても、「ふーん」と斜め読みをしていただくだけで将来の中国語学習のための心の準備をすることができます。 そして中国語の勉強を始めた方、勉強はしていても不安に思う方、なかなか進歩しないとお嘆きの方、もしかすると挫折してしまっている方も、できるところから段階を追って中国語学習のコツまたツボをご活用いただけるのみならず、学習に必要な動機付けも都度得られるよう配慮しています。 では早速、日本人にやさしい中国語超学習法の最初の段階にご一緒に進んでまいりましょう。
  • 中国の智恵 聖賢の智恵
    -
    生きにくい時代になった――多くのビジネスマンの実感であろう。長引く平成不況のなか、リストラ、賃金カット、年功序列の崩壊など、いままでの価値観では納得できない状況が次々に生み出されている。何を信じて、何に誇りを持って生きればいいのか、わかりづらくなっているのだ。これは、なにも日本だけではなく、世界中で起こっていることだ。世界全体が大きな時代の曲がり角を曲がっているのである。 しかし、われわれが価値観を喪失することを予想していたかのように、ある時は叱咤激励してくれ、ある時は癒してくれる言葉がこの世にはすでに存在している。中国古典の名言である。聖賢たちが悩み苦しんだ末にたどり着いた言葉は、数千年を経た今日でも色あせることなく、混迷を極める今日のほうがむしろ輝きを増している。長い年月に磨かれた人間の英知がそこにあるからだ。悩みの多い人ほど、本書に収められた言葉は心の琴線に響くだろう。

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  • 中世日本語論攷
    -
    1巻13,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 史料的価値の見直しを経た既存の文献資料を用い、古代語から近代語への過渡期の変化に富む中世語を、音韻・語彙・語法や、文字の使用法などから抜本的に検討・考察してゆく。
  • 超本格詐欺師ミステリー HOOK―フック― 1
    完結
    4.0
    天才とまで呼ばれた詐欺師、大門寺優作。彼は5年前、仲間の裏切りで全てを失った。金、恋人、幸せ…。追い詰められた彼は死を装って姿を消した。そして5年の月日を経た今、彼は帰って来た。銃でも刃物でもない、研ぎ澄まされた頭脳を武器に復讐を誓って!!
  • 陳浩基『13・67』の魅力とは【文春e-Books】
    無料あり
    5.0
    オールタイムベスト級の傑作と話題沸騰! 華文(中国語)ミステリーの記念碑的作品の魅力を余すところなく紹介する 作品の冒頭を抜粋した「お試し版 『13・67』」や週刊文春に掲載された佳多山大地氏による書評「華文ミステリーの新星、掛け値なしの傑作」、またジャーナリスト・野嶋剛氏によるインタビュー「『13・67』と香港人のアイデンティティー」などで、作品の魅力と著者・陳浩基さんの素顔に迫ります。 【『13・67』とは】 現在(2013年)から1967年へ、1人の名刑事の警察人生を遡りながら、香港社会の変化(アイデンティティー、生活・風景、警察=権力)をたどる逆年代記(リバース・クロノロジー)形式の本格ミステリー。どの作品も結末に意外性があり、犯人との論戦やアクションもスピーディで迫力満点。 本格ミステリーとしても傑作だが、雨傘革命(2014年)を経た今、67年の左派勢力(中国側)による反英暴動から中国返還など、香港社会の節目ごとに物語を配する構成により、市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察のアイデンティティーを問う社会派ミステリーとしても読み応え十分。 2015年の台北国際ブックフェア賞など複数の文学賞を受賞。世界12カ国から翻訳オファーを受け、各国で刊行中。映画化件はウォン・カーウァイが取得した。著者は第2回島田荘司推理小説賞を受賞。本書は島田荘司賞受賞第1作でもある。

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  • 「次の一球は?」野球脳を鍛える配球問題集 投手編
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今後はピッチャーも配球を組み立てられることが求められます。 そのために必要な考え方やセオリーが、この本の問題を解くことで学べます。 —— 野球評論家 山本昌 大好評『「次の一球は? 」野球脳を鍛える配球問題集』に続く待望の第二弾。 ・ピッチャー目線で考える配球42問を掲載 ・ピッチャーの武器をフル活用! 配球の考え方が養える! ・ピッチャーのタイプに応じた配球の組み立て方を指南 【主な内容】 第1章 自分(ピッチャー)の武器を知る 第2章 攻める配球の基本 第3章 状況に応じた配球 第4章 タイプに応じた配球 【問題例】 ●打者1巡目 初球の入り方 ●打者1巡目 2つ目のストライクの取り方 ●打者1巡目 3つ目のストライクの取り方 ●打者2~3巡目 2つ目のストライクの取り方 ●打者4巡目以降 初球の入り方 ●ランナー1塁での注意点 ●ランナー2,3塁での注意点 ●ランナー1,3塁での注意点 ●エンドランを仕掛けてくるときの対処法 ●右ピッチャー対右バッターのポイント ●盗塁を仕掛けてくるときの対処法 ●左ピッチャー対右バッターのポイント ●ゴロの打たせ方と打たせたいシチュエーション ●フライの打たせ方と打たせたいシチュエーション ほか 【プロフィール】 川村 卓(かわむら たかし) 1970年生まれ。筑波大学体育系准教授。筑波大学硬式野球部監督。全日本大学野球連盟監督会幹事、首都大学野球連盟常務理事。札幌開成高校時代には主将・外野手として夏の甲子園大会に出場する。また筑波大学時代も主将として活躍。筑波大学大学院修士課程を経た後、北海道の公立高校で4年半、監督を経験する。その後2000年12月に筑波大学硬式野球部監督に就任。18年明治神宮大会出場を果たす。主にスポーツ選手の動作解析の研究を行っている。主な著書に『「次の一球は」? 野球脳を鍛える配球問題集』(辰巳出版)などがある。
  • 定年後のお金 寿命までに資産切れにならない方法
    4.0
    人生100年時代は、寿命が尽きる前に資産が尽きるリスク時代。バブル崩壊、リーマンショックを経た50~60代は、十分な老後資産形成ができなかった「間に合わない世代」「エアポケット世代」。そんな迷える読者に「逆算の資産運用」「定率引き出し」「3%運用4%引き出し」で資産寿命を最大化する方法を教示。50~60代3000万人必読の1冊です。
  • 定本 日本の秘境
    4.0
    昭和30年代前半の日本奥地紀行。1960年に単行本として初めて刊行された際は、秘境ブームを巻き起こした紀行文学の傑作。戦後の復興を遂げ、都市部では好景気に沸き立つころ、雑誌『旅』(日本交通公社)の名編集長として知られた岡田喜秋氏が、日本各地の山・谷・湯・岬・海・湖などを歩いた旅の記憶をまとめた紀行文18編を収載。紀行の名手が紡ぎだす文章は、ときに鋭く、ときにやさしい。高度経済成長の陰で失われていった日本の風景を描写した、昭和三十年代の旅の記録としても貴重である。初刊行後、2度、文庫化単行本化された不朽の名作が、半世紀以上を経たいま、著者の最終校訂を経て、「定本」としてヤマケイ文庫に収録されました。 新たな「秘境ブーム」が起きているいま、半世紀前の「秘境」の現実と、現在の「秘境」の様相を比較してみるのも興味深い。 巻末の解説は、ドイツ文学者・エッセイストの池内 紀氏が寄稿。
  • テレビCMの青春時代 ふたりの名演出家の短すぎた生涯
    5.0
    民間放送開局後10年を経た1960~70年代、テレビコマーシャルは、商品名連呼の時代を脱し、フィルムがひとつの「作品」として完成度を高めていった。なかでも日本天然色映画の杉山登志と電通映画社の松尾真吾とは、その短くも華やかな活躍によって、伝説的な演出家といわれている。本書は、長年企業の広告担当者として大ヒットCMにも携わった著者が、多才な人々が触発しあった熱い時代の息吹を伝えようとするものである。

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  • 天才感染症 【上下合本版】
    -
    ウォール・ストリート・ジャーナル 「ベスト・ブック・オブ 2017」 SF部門 年間第1位! アルツハイマー病を患い引退した父にあこがれ、国家安全保障局(NSA)局員として働き始めたニール・ジョーンズは、数学と暗号解読に絶対の自信を持っていた。南米から発せられた謎の通信を持ち前のひらめきで解読したニールは、NSA長官とともにブラジルへと赴くことになる。そこで目にしたのは、異常に高まった環境保全意識と、反政府組織の不自然な協力関係、そして突如として天才的な知能を発揮し始める人々だった。 一方、菌類学者としてアマゾンを訪れていたニールの兄ポールは、サンプル採取のさなかテロリストの襲撃に遭い、命からがら帰国する。アマゾンで罹患した真菌感染症のために生死の境をさまよったポールだったが、なんとか一命をとりとめた。だが回復したポールは、それまでにはなかった驚異的な知能の片鱗を見せ始める。 ブラジルの紛争と知能の向上という全く無関係に見えるふたつの事柄が、人を狂わす菌の力で絡み合い、アメリカ全土を巻き込んだ異常事態へと発展していく――。 著者について ■著者略歴 デイヴィッド・ウォルトン David Walton アメリカ、フィラデルフィア在住。2008年にフィリップ・K・ディック賞を受賞した『Terminal Mind』でデビュー。著作に、量子物理学を扱ったSFミステリー『Superposition』と『Supersymmetry』、“平らな地球"が描かれるSFファンタジー『Quintessence』とその続編『Quintessence Sky』などがある。昼間はロッキード・マーティン社で働くエンジニアとして、そして夜には7人の子供の穏やかな父親として二重の人生を送る。 ■訳者略歴 押野慎吾 Shingo Oshino 東洋大学国文学科卒業。卒業後いくつかの職を経たのち、現在は新聞社勤務のかたわら、フィクション・ノンフィション作品の翻訳に従事している。訳書に『地獄の門』(小社刊)などがある。
  • てんちむDX
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中高生を中心に圧倒的な支持を誇る、ギャルモデル・てんちむ。盛りメイク、ファッションからプライベートまで、魅力の全てを凝縮。ギャルに憧れる女子はもちろん、全ての女の子に向けた一冊。人生経験を経たからこそ生まれる、リアルなメッセージも収録。
  • 電通「鬼十則」
    4.1
    電通「鬼十則」――これはかつて「広告の鬼」と恐れられた電通四代目社長・吉田秀雄が遺した仕事の掟・十ヶ条である。もともとこの十ヶ条は、昭和26年に電通社員に向けて作られたものだった。それが口コミでビジネスマンや企業に広がり、いまやあの有名なGE社のオフィスにも飾られるほど、多くの人に支持されてきている。本書はその不朽のビジネスバイブルについて、広告戦略のプロが明快に解説したものである。“仕事は自ら「創る」可きで 与えられる可きではない”“「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己を小さくする”“頭は常に「全廻転」 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ”など、半世紀経た今でも色あせない原理・原則が凝縮されている。その上で著者はいう。「まず始めよう。行動を起こさない者には、失敗もないが、成功も100%起こらない」。未知のビジネスにチャレンジする意欲が湧いてくる本!

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  • 電波女と青春男
    3.8
    宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子との甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで……。……俺の青春って、一体どーなんの? 『嘘つきみーくん』の入間人間が贈る青春ラブコメ!
  • 東京地検特捜部長・鬼島平八郎 1巻
    完結
    -
    全3巻440円 (税込)
    主人公・鬼島平八郎は幾多の職を経た後、司法試験に合格し検事に任官する。その強引とも言える捜査手法は「眠らぬ鬼」との異名をとり、巨悪に臆する事なく挑む凄腕の特捜部部長であった!

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  • 東大卒、農家の右腕になる。―――小さな経営改善ノウハウ100
    4.4
    小さな農家のための「経営カイゼン」の教科書です。 農業をテーマにした経営読み物×経営実務書。 2部構成になっています。 ①東大→デュポン→メルカリを経た全くの「他所者」の著者が、栃木県の小さな梨農家「阿部梨園」を再生させた過程の読み物 ②農家が経営改善するためのスキルを500こ公開したwebサイト「阿部梨園の知恵袋」から、全ての農家に共通していて、即効性と実用性の高い100を抜き出した実務書 ①で実例を追体験し、②で合理的な視点や判断基準が得られる、農家のための経営ドリルです。 「本書を通して得られる合理的思考こそが、これからの農業者に最も求められること」だと著者は言います。全ての農業者の羅針盤、バイブルにします。
  • 投票権をわれらに:選挙制度をめぐるアメリカの新たな闘い
    -
    油断したら投票権すら奪われる! 公民権運動の最高潮とされる1965年投票権法の成立によって、アメリカ南部では黒人の選挙人登録を制限することができなくなり、黒人の登録率は倍以上に増えた。それから50年以上経た今、同法で保障された権利が骨抜きにされようとしている。 本書は、1965年投票権法成立以降の半世紀を振り返り、黒人などマイノリティの投票権行使を妨げるためにあの手この手の操作が繰り返されてきた歴史を通して「民主主義国家・法治国家」アメリカの実相を描いたノンフィクションである。1965年投票権法が成立してからの選挙をめぐる動きに焦点を絞り、投票する権利をめぐる立法と司法の現場での攻防を詳しく描いたものは本書が初めて。社会運動家や一般市民、州知事、連邦議会議員、司法官僚、弁護士、法学者ら105人に及ぶインタビューを中心に、微に入り細をうがつ調査と切れ味鋭い洞察で問題点をあぶり出していく。選挙制度に「何かが起きている」と薄々感じていた人びとにその正体を明示したことでセンセーションを巻き起こした問題作。 慶應義塾大学教授・渡辺靖氏推薦! 全米批評家協会賞最終候補作。
  • 東北地方の自動車産業
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では,わが国 東北地方における自動車産業集積の現状と課題を地域自動車産業論の分析視角から明らかにする。中核企業,部品企業,支援機関という3つの観点からの実態解明を通じ,東日本大震災から十年を経た同地方での経済復興の展望と持続可能な地域経済への貢献を考える.
  • 特許法における進歩性要件
    -
    1巻12,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本、中国、ドイツ、EPO及び米国の裁判例(審決例)2,400件を、統計的かつ体系的に整理して分析。「進歩性」に関する様々な論点に関する各法域の傾向を具体的に明確化し、その基礎理論へ新たな視座を与える。中国やドイツ留学を経た、信頼の著者による待望の書。
  • 富と幸せを生む知恵
    5.0
    今の世にこそ輝きを放つ「幸せな人生に変える教え」が、この本には凝縮されています! 毎日のように訪れる急激な変化、その一方で閉塞感に支配された現在の社会。それを打破して、人として幸せになるために必要なのは、深い人間性と高い精神性を持った生き方。 仕事、人間関係、心の持ちようまで、数々の具体性に富んだ渋沢栄一の教えが、100年を経た今またさらなる輝きを放っている。 『青淵百話』を平易な表現にして精選した人生論の必読の書。 【主な内容】 第一章 堂々とした人生を歩む知恵 「自分が生きている意味」を日々見つめ直す ・揺るがない「人生の物差し」を持つ ・金はたくさん持つな、仕事は愉快にやれ ・天命に従い、社会に恩返しを果たす ・小さなことにこそ心を集中させる 第二章 真の幸せを引き寄せる知恵 ・志の立て方が生涯を左右する ・頑張りを生むために必要なもの ・真の幸福を引き寄せる方法 ・禍を呼ぶ口のきき方、福を呼ぶ口のきき方 ・「益友」が教えてくれる人の道 ・失敗は得意の時期にその兆しがみえる 第三章 『論語』に学ぶ実業の知恵 ・『論語』の心で「算盤」をはじく ・時にはきっちり「私」を主張する ・実業の本筋は武士道にあり ・実業家として肝に銘じるべき四つのこと ・成功という果実は努力・誠実の木になる ・才能ある青年は磁石のような力を持つ 第四章 よい習慣を身につける知恵 ・人間関係をうまくいかせる術 ・人格を磨く術 ・意志を鍛える術 ・克己心を養う術 ・上手に正義を貫く術 ・個人主義に走らず、個人主義を貫く術 ・何事にも動じない術 ・逆境を乗り越える術 第五章 毎日を楽しく暮らす知恵 ・上手に叱れば恩を仇で返されない ・激務をこなす渋沢流の時間管理術 ・「貧乏暇なし」から脱出するための最善手 ・読書の要は「心記」にあり
  • トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで
    4.3
    1923年に建国したトルコ共和国。革命を主導し、建国の父となったムスタファ・ケマルは、共和主義・民族主義・人民主義・国家資本主義・世俗主義・革命主義という6原則を掲げ国家運営の舵を取った。それから約1世紀、数度のクーデタ、オザル首相の政治改革を経たトルコでは、エルドアンが政敵を排除しながら躍進を続けている。ケマルが掲げた6原則を通して、トルコの百年の足跡を振り返る。
  • ドライフラワーの飾り方:お部屋がもっとお洒落になるアイデア集
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時間を重ねることで徐々に水分を奪われていく生花。 ドライになる過程の花たちは、生きているものの儚さを感じさせ、自然が作り出す美しい姿で見る者を魅了します。 それはまさに、ドライフラワーならではの世界です。 ドライフラワーは以前カントリーテイストで大いに盛り上がりましたが、時を経た今、ドライになるストーリーまでも感じさせるような、「アンティーク」「ヴィンテージ」テイストで、再び注目が集まっています。 カフェやセレクトショップなどの店先にも、ドライフラワーを取り入れたディスプレイがちらほら……。 本書では、個性あふれるフローリストたちが、“今”ならではの感覚でドライフラワーをアレンジする方法を提案。 さりげなく部屋の片隅に置いたり、ビンに詰めて作品として見せるなど、ドライフラワーをもっと楽しむためのアイデアが満載です。 花のプロならではの、“ちょっとした”センスやテクニックは、きっと真似したくなるはず。 飾り方の基本は、プロセス写真つきで解説。 花が好きな方も、手軽なインテリアとして楽しみたい方も、ぜひご覧ください。
  • 名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54
    4.0
    国内累計150万部のベストセラー・シリーズ最新巻!ニューヨークの廃墟に打ち棄てられた女性たち。その無念を背負い、イヴは怒りの捜査を開始する―― 解体工事中のビルのゴミ箱からシートにくるまれた女性の遺体が見つかった。彼女は界隈では顔の知れたホームレスで、ちょっとした悪事を見かけてはノートに書きつけ、警察に報告して日銭を稼いでいたという。捜査のため事件現場を見てまわっていたイヴのもとに、今度は妊婦の白骨死体が見つかったと知らせが入る。距離にして1ブロック。40年の時を経た2つの事件は、マフィアとの黒い繋がりが噂される土地開発会社の所有地で起きていて……。
  • 悩みの多い30歳へ。
    4.3
    米Google No.1デザイナーが明かす仕事と人生のテクニック。 挑戦したい人、転職したい人、パッとしない毎日に疲れた人の 背中を押す、勇気の書。 著者キム・ウンジュは、25年間で10回の転職を経てGoogleにたどり着き、49歳でNo.1デザイナーになった。 Googleの入社志願者は年間330万人。誰もが知るトップ企業で勝ち上がるなんて、よほどの天才で自信家かと思いきや、彼女はとっても謙虚で誠実。 もちろん、優秀であることは間違いないけれど、1歩1歩を地道に努力を積み重ねてきた。 27歳で渡米する前の彼女はまったく英語が話せず、何事にも必死で、少しおっちょこちょい。そんな彼女が25年間の社会人経験を経た今だからこそ伝えたい、人生を後悔しないための等身大のメッセージ。
  • なるほど! 「三国志」勝者の戦略がイチからわかる本
    3.0
    「三国志」は、かつて中国が群雄割拠していた時代の興亡史だが、ここには、戦いに勝ち抜いた武将たちの知恵や戦略、人間心理が描かれている。これは2000年を経た今にそのまま当てはまる。「三国志」のエッセンスを読み取れば、厳しい現代で勝つための戦略、問題解決、人間洞察のコツがつかめる!
  • NALU(ナルー) No.124
    -
    SURF'60s STYLE ■Special: SURF'60s STYLE / サーフィンの源泉が、ここにある。  輝かしき60年代。それはまさにサーフィンが華開いた時代である。個性的なサーファーが生まれ、さまざまなカルチャーに影響されると同時に、アメリカンポップカルチャーに対して与えた影響も多大だ。そして半世紀以上を経た今もなお、我々を強烈に感化し続ける。波乗りにすべてを捧げたサーファー達の純情をきめ細やかに、力強く切り撮ったグラフィック。数々の情熱的な物語。我々NALUが大切にしてきた“クラシック”というキーワードを通してあの時代、あの空気、サーフィンのルーツを感じてほしい。 ■Regular 木村拓哉×眞木蔵人の対談や、その他人気企画も必読! 表紙 Surfer’s Inspiration Words 目次 Kaleidoscope Special 1:Surf 60’s Style The Shaper DONALD TAKAYAMA 伝説の匠、永遠なれ。 The Surfer DEVON HOWARD ドナルドに愛された男の人生。 Who’s going to be next RYAN LOVELACE ? Hawaii Colors and Textures 10年に一度、巨大なうねりの到来。 The Surfing Discovery Discover Japan EXPOSURE NALU’s choice On The Road, Again Be true to your Surfing Utopia of surfing Surfrider Foundation Column Longboard Trip Hamakai Teacher Catch the wave Yoga×Surfing Unique Surf Shack Feel Good Old Days Step into the OASIS Information Present Surf Shop Guide Thanks

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  • 憎まない習慣 明日から笑って許せる自分になる【I love 仏教】
    -
    仏教の観点から優しく、生きやすい自分を目指すI love 仏教シリーズです。 <本文より> 仏教では、ものごとに「執着」するのをたいへん嫌います。 なぜなら、この世の中に、絶対的なものは存在しないからです。 お金、名声、地位、果ては愛まで。 すべては一時、力を発揮しますが、必ず終わりが来るのです。 憎しみというものもまたしかり。 人間、永遠に憎しみ続けられたら、気が狂ってしまいます。 憎い人も必ずあなたの前から消え去りますし、あなたの心からも消え去ります。これを仏教では、「無常」と言います。 <目次> 第1章 なぜ、憎しみは起こるのか  形あるものは必ず崩壊する  憎しみとは、安定した自分を変える「異物」である  事例1 小言上司の部下があなたでなく、松岡修造だったら  事例2 自分勝手な恋人はあなたの心の投影 第2章 憎しみから自由になれる3つの処方せん  処方せん1 憎しみを「教材化」する  処方せん2 「ドラマ化」する  処方せん3 「無常化」する 第3章 暮らしに活かす憎まない技術 <著者> 二階堂武尊(にかいどう たける) 1964年、筑波大学卒業後、大手出版社数社にて、営業、編集記者を経たのち、30代に入り精神に行き詰まりをきたしてサラリーマン生活を離脱。数年の療養、蟄居生活へ。さまざまな仏典を精読。般若心経と禅、唯識思想で精神的に救われる体験を得る。 近著に『29歳からはじめる ロックンロール般若心経』(フォレスト出版)、『ぎゅーたん 「十牛図」で学ぶプチ悟りの旅』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほかがある。 ホームページ http://bonno4u.com/ Twitter https://twitter.com/bonno2u Facebook https://www.facebook.com/shikisokuzeku
  • 2050年の入試問題
    5.0
    “慶應SFC”関係者の提言。採用担当も必読! 受験工学、総合選抜、探求、プロジェクト……。AO入試から30年、現役教員、卒業生らが語り尽くした、未来をになう人たちに求めたいこと。 本書は、いまから30年後の「2050年の入試を考える」をテーマとした有志プロジェクトとして、慶應SFCの一部の現役教員と卒業生が集結して行われた対話の記録集である。30年前、「AO入試」を生み出したSFCが、30年を経たからこそ感じる、現在の課題、そして次に打ち出すべき方向性は何かーー。その議論は、社会全体や、組織や人間のあり方そのものへの問いへとつながっていく。 <著者紹介> 神成淳司 Atsushi Shinjo 慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野は情報科学、AI農業、サービスサイエンス、情報政策。 田中浩也 Hiroya Tanaka 慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野はデザイン工学、3D/4Dプリンティング、環境メタマテリアル。 脇田玲 Akira Wakita 慶應義塾大学環境情報学部教授。専門分野はビジュアライゼーション、幾何モデリング、スマートマテリアル。 矢作尚久 Naohisa Yahagi 慶應義塾大学環境情報学部准教授。専門分野はシステムデザイン、ヘルスケア社会システム戦略論。 文中に登場する関係者一覧(登場順) 一青窈 歌手 安宅和人 慶応義塾大学環境情報学部教授、ヤフーCSO 池澤あやか ソフトウエアエンジニア兼タレント 本城慎之介 学校法人軽井沢風越学園理事長 石川将也 映像作家、グラフィックデザイナー、視覚表現研究者 清水唯一郎 慶応義塾大学総合政策学部教授 たかまつなな 株式会社笑下村塾 代表取締役 大山エンリコイサム 美術家
  • 日米開戦の悲劇 ジョセフ・グルーと軍国日本
    3.0
    日米開戦70年を経たいま、このような視点の書物が出されたことを心から歓迎し、かつ一日本人として感謝したい。──渡部昇一氏「推薦のことば」より本書は五・一五事件の直後1932年から、太平洋戦争開戦後の1942年まで、10年という異例の長さで駐日大使をつとめたアメリカ人外交官ジョセフ・グルーの目を通して、軍国日本の真実を描く異色作。国際連盟脱退、二・二六事件、日中戦争、日独伊三国同盟、仏印進駐、日米交渉、そして真珠湾攻撃につながる激動の10年を「日本の真の友」(牧野伸顕)グルーは、どのように見、どのようにワシントンに報告したのか。そこに浮かび上がるのは、戦後の常識をくつがえす日本の政治プロセスの破綻だった。本書はグルーについてのいわゆる評伝ではない。アメリカ人外交官の本音と視座を踏まえながら、日米開戦に至る昭和前史に新たな視点から切り込もうとした試みである。

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  • 日本の消費者はどう変わったか―生活者1万人アンケートでわかる最新の消費動向
    値引きあり
    3.6
    【コロナ禍を経た、日本人のリアル!】 足かけ24年におよぶ1万人の時系列データで「暮らし」「家族」「消費」の価値観が丸裸になる 20代で投資をしている        +7・1% できることなら子をもつほうがよい   -4・4% 好きなものは高価でもお金を貯めて買う +4・5% できることなら結婚したほうがよい   -4・8% 安全性に配慮して商品を買う      +3・7% 10代の生活満足度(満足・まあ満足)  -5・4% (数値はいずれも2021年と2018年の比較) 他に類をみないデータと分析で明らかになる、日本の消費者が本当に欲しいもの 〇アフターコロナに消費が戻るもの/戻らないもの 〇日本でいちばん幸福を感じているのはどのセグメントの層か 〇インターネット消費はどこまで伸びるか など、これからの消費キーワードが1冊でわかる! 【生活者1万人アンケート調査】 1997年より、3年に一度、NRIでは生活者1万人アンケート調査を実施している。 訪問留置法による大規模アンケート調査を実施し、インターネットの利用によらない日本人の縮図を長期時系列で把握している。生活価値観や人間関係、就労スタイルなど、日常生活や消費動向全般の幅広い項目のデータを取得しており、生活者のリアルな実態がくっきりと見て取れる。
  • 二本の棘 兵庫県警捜査秘録
    3.3
    「兵庫県警には、”棘”が刺さったまま残っているんや。2本も。これは絶対に忘れてはならん」。 未解決事件のことを、先輩刑事が表現した”棘”とは、「114(グリコ森永事件)」「116(朝日新聞襲撃事件)」の2つの未解決事件のことである。その「2本の棘」は、警察退職後30年を経た今なお、著者の心の中に突き刺さり、後悔の念が強く残っている。なぜこの2事件は解決できなかったのか。また、捜査一課長として指揮を執り、執念の末に「少年A」の逮捕に至った背景とは。昭和・平成に起きた凶悪事件担当の元捜査一課長が初めて明かす事件の全て。 目次(一部抜粋) ・1章 神戸連続児童殺傷事件 チャート図に掲載された「14歳少年A」の実名/神戸新聞社に送られた声明文/6人の幹部たちに限定した「捜査会議」/少年Aを「シロにする」捜査/職務質問で確認された直径3ミリの「血痕」/ダンテ『神曲』に影響された作文/極秘に進められた早朝の任意同行 ・2章 グリコ・森永事件 秘密主義で進められた捜査/「焼き切り」で割られていたガラス/大阪府警と兵庫県警の主導権争い/「キツネ目の男」と7つの音声 ・3章 ノンキャリ刑事の青春 昭和事件簿1 「国鉄集団スリ事件」/北朝鮮工作員が上陸した「切浜事件」 ・4章 亡き者たちのために 昭和事件簿2 駅へと続いていく「ルミノール反応」/新・指紋照合システムによる事件解決「第1号案件」/特捜部長が語った「取り調べに必要なもの」/「編物教室女性殺人事件」 ・5章 朝日新聞阪神支局襲撃事件 「赤報隊」を追って 新聞社「デスク十戒」が示すもの/2種類の「赤報隊」犯行声明/休日の夜に響き渡った銃声/目撃された不審な「白のマーク2」/始動した朝日新聞の「特命チーム」/「疑惑の中心地」からの肉声
  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
    4.3
    1巻1,600円 (税込)
    なぜトルコは、助けに来てくれたのか? どうして日本は、助けに来ないのか? ――安保法制でも救えない、「日本国民の命」1890年に日本を訪れ、台風で難破したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗組員を、日本人は必死に救助し、トルコまで送り届けた。それから95年を経た1985年、イラン・イラク戦争で危機に陥ったテヘラン在住の日本人を、トルコが命がけで救出してくれた。「危険だからこそ、我々が助けに行く」――その気概によって、国を越えて命が救われた事実は、我々の胸を打ってやまない。だが一方で、海外にいる邦人を救い出す法整備は後手にまわり、驚くべきことに、2015年の安全保障関連法改正でもなお、自国民の命を「救えない」状況が続いている。海外で危機に陥った日本人は、いかなる困難に直面するのか? そして、日本の近隣で緊急事態が起きた場合、我々は絶望の淵にある他国の人々の命を救うことができるのか? 本書は、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア動乱で死地を脱した数多くの邦人たちを取材し、日本が今も抱え続ける「邦人救出」の問題点を抉りだした。エルトゥールル号遭難の舞台となった和歌山県串本やトルコの描写も交え、「恩返しの奇跡」と「緊迫の脱出劇」の真実を明らかにする、魂が震える感動のノンフィクションである。

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  • ネクストカンパニー 新しい時代の経営と働き方
    3.5
    2020年代のビジネス・経営・働き方を見通しながら、そこで生き残るための方策を考えるのが本書の趣旨です。  ▼「経営と人」の未来を鋭く予測する一冊 幕開けから新型コロナウイルスによって大きな衝撃を受けた2020年代。 企業経営は、これからどこへ向かい、どう変化していくのでしょうか?  一冊を通して、未来を展望しながら、企業が自社の商品・サービスの価値をどう高めるべきかを考えていきます。 新しいビジネスの種になるような情報が、ほんのちょっとした違和感など、そのままだと見落としてしまうような部分に隠れていることは往々にしてあります。 こうした情報をどう手に入れ、商品に結びつけていくのかについても深掘りします。 大企業から中小規模まで成長企業・高収益企業に数多く導入されている法人向けクラウドサービス「cyzen(サイゼン)」を手がける著者が、  ・最適化をしすぎてはいけない ・「価値観の差」が利潤になる  ・昭和のオフィスと令和のオフィスの意味の違い  ・売れる商品は「生活と文化」を取り込むことで生まれる ・地方の衰退の根っこにあるもの  ・デジタルの本質は「奴隷解放」 など、独特の視点から、2020年代を俯瞰。 いま最注目のIT企業トップは、多様なデジタルツールが生まれ、経営や働き方が変革を迫られるこの時代をどう捉えているのか。 コロナ禍を経た新しい時代の経営、成熟市場のビジネス、デジタル化の本質を見通し、「経営と人」の未来を鋭く予測する一冊です。  ▼この本の目次 第1章 日本と日本企業が直面している不都合な真実 第2章 質の高い情報を活かし切る――あらためて押さえたいビジネスの前提条件 第3章 日本と日本企業が変わるべき姿―ビジネスにおける「場」とデジタルの意味 第4章 2020年代を乗り越えるために――経営、人、そして具体的な方向性
  • 猫とわたしと三丁目の怪屋敷
    3.7
    上月沙由実は中学生の女の子。家族は普通の両親と、ちょっと変な兄。そして十年以上生きている三毛猫の伊緒奈。 ある雨の降りそうな夕方、沙由実は姿の見えない伊緒奈を探すうちに、不思議な場所へと迷いこんでしまう。 そこにいたのは、見たこともない巨大な猫と、言葉を喋る猫の群れだった。 その集まりの名は“猫集会”。 年経た猫は化ける――そして「猫の手」に任命した人間に、町の噂話を調べさせるのだという。 沙由実もまた、伊緒奈と一緒に「猫の手」として仕事をすることになり……不思議な猫たちの世界に迷い込んだ少女の、ご近所冒険譚。
  • 信長
    -
    時代に理解されぬまま時代を征服した織田信長。大人の賢しらさを憎み、悪評を物ともせず、合理主義に徹した少年が、長じて東の大国・今川を迎え撃つにいたる27歳までを描く。戦後7年を経た1952年に夕刊紙「新大阪」に連載した歴史長篇。
  • 信長の理望~ん 創造
    -
    ほりのぶゆき画業30周年×シブサワ・コウ35周年 特別記念作品!? 本能寺の変を経た織田信長が現代に転生…! というわけで歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』に勤しむ信長と仲間(戦国武将)たちの日常をギャグの大家が描ききる! 第一章「二十一世紀の織田信長」 第二章「平成の聚楽第」 第三章「群雄割拠」 第四章「乱世再び」 書き下ろし「ほりのぶゆき、コーエーテクモゲームスに行く」
  • ノロワレ 人形呪詛
    3.9
    双子の弟・真木現人は兄の夢人のことが嫌いだった。主人公の虐めと呪いをテーマにした小説 『呪験』 で十五歳にして作家になり、上京した夢人。そして、その内容に影響された殺人事件により帰郷するのだが、彼は七屋敷薫という婚約者を連れていた。 ── 七屋敷は呪われている。七屋敷の花婿は、呪いによって、二年と経たず早死にするのだ。 そんな 『呪い』 が噂される婚約だが、夢人は暗い嘲り笑いを浮かべるだけだった。 そして、夢人を尊敬し慕う妹の信乃歩に、彼らを蝕む呪いの物語が、静かに始まりを告げていた──。
  • はちどり 1994年、閉ざされることのない記憶の記録
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界を席巻した韓国映画『はちどり』にまつわる書籍が待望の邦訳刊行! 「世界は不思議で美しい」 映画『はちどり』はどのようにして生まれ、なぜ世界中の人々の心を魅了したのか。 思春期のうつろう心、家族との葛藤、変わりゆく社会、ジェンダー…。 1994年の韓国から現在地までを紐づける、 微細に紡がれた記憶の記録集。 <ノーカット版の完全版シナリオ> 韓国語訳者の第一人者によって翻訳された、 映画未収録シーンを含んだ完全版シナリオを全文公開。 <映画から社会を見つめる4つの寄稿> 日本でも注目を浴びる韓国の作家・チェ・ウニョン、キム・ウォニョンなど、 豪華な執筆陣によって綴られた、映画を介して社会をみつめる珠玉の寄稿集。 —わたしたちの個性をありのまま認めてもらえていたならば、大人になってからの人生はどれほど変わっていただろうか。 チェ・ウニョン —肉体は死んでも声は生きている。思いもよらぬ事件で命を失った存在から、人生の豊かさを語る音声が流れる。 ナム・ダウン —社会全体が生存と地位の上昇をめぐって競い合う韓国社会において、その秩序に忠実に従おうとする人々には不安という情緒が根幹にある。 キム・ウォニョン —いまの時代の愛というものは、その相手がペットであれ、伴侶であれ、友達であれ、愛する相手より、愛の主体が“愛する”自分を愛するだけである。 チョン・ヒジン <絶え間なき作家同士の対談> 2日間にわたり、女性、ストーリー、創作について語り合った、キム・ボラ監督とアリソン・ベクダル。 対話を重ねるほどに共振する、その作家性。 <日本特別企画・キム・ボラ監督インタビュー> 映画の公開から4年の時を経たキム・ボラ監督に、いま・ここでの話を聞いた。 撮影時の貴重な秘話やスチール写真を交えて語られた、邦訳版オリジナルのロングインタビュー。 —— 目次 1.|作家のことば 2.|シナリオ 3.|あの頃のウニたちへ/チェ・ ウニョン 4.|ヨンジ、わたしたちが失ってしまった顔/ナム・ダウン 5.|崩壊する夢のなかで誰かと出会い、別れるということ/キム・ウォニョン 6.|いま、ここの前日譚『はちどり』/チョン・ヒジン 7.|女性、ストーリー、創作について/キム・ボラ+アリソン・ベクダル 8.|特別インタビュー『はちどり』から4年の時を経て 9.|感謝のことば 10.|日本版に寄せて
  • Hanako特別編集 完全保存版 命を守る防災GUIDE
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 この1冊で、「備えの基本」が分かる! 日本のあちこちで起こる地震、 そして毎年のように被害を生む、台風や大雨などの自然災害。 この国に暮らす私たちにとって、「災害」は避けられないもの。 …と、頭でわかっていても、私たちの毎日は忙しい。 目の前の仕事や、プライベートの楽しい用事をこなすことに夢中で、 “いつ起きるかわからない”ことはついつい後回しにしてしまいがち。 第一、何から備えていいかさっぱりわからない…。 実は、パニック状態になる非常時こそ、 “いつも使い慣れているものしか使いこなせない”ものなのです。 だからこそ、いつものときに準備をしておくのがベスト。 そして、「防災」を考えるには、 甚大な被害を受けた地域の今を知り、心を寄せ続けることも大切。 備えも、心を寄せることも、毎日を安心して楽しく暮らす第一歩。 “いつかやろう”の第一歩を、この1冊から踏み出しませんか。 3パートでわかる、初心者向け防災本の決定版。 これを読めば、「よくわからない」備えの疑問は解決! ・備えの基礎知識編(先生と読者代表・ハナコさんの対談形式で解説する、基本の考えかた) ・備えておきたいグッズ編(普段でも使いたくなる、便利&グッドビジュアルなグッズ) ・東北の現在編(東日本大震災を経た、東北のいま)
  • 春を待つ
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    愛する家族を喪った者たちの絶望が希望に変わる日。愛する息子を喪い、未来をなくした夫婦は悲しみの果てに離別。平和だった家族は崩壊した。それから数年を経た命日の前日、夫は過去を忘れるために、息子の骨壺を抱え、心が凍てつき暗い家に引き籠る妻を訪ねる。だがその途上、夫は実の両親を亡くした少年と出会い、妻の家に一緒に泊まることに。その日から心に仄かな灯が生まれた。3人の孤独な魂が寄り添う時間のなかで、それぞれの絶望が希望に変わり、夫婦は再生の路に立ち、少年は未来に向かって歩みはじめる。「人は少しずつよくなるしかない、少しずつ幸せになるしかないんだ……」第1回京都文学賞受賞作家であり、NHK『雲霧仁左衛門』など、映画やドラマで絶大な影響力を誇るベテラン脚本家が、人間の業、そしてどん底から這い上がる人の強さと家族の絆を感動的に描く。
  • 反「デフレ不況」論 それでも日本企業が勝つ理由
    3.0
    「世界標準」など気にするな。「ガラパゴス化」の何が悪い! いま人々が悩んでいる「デフレ」は、世界最高品質のものづくりと、文化的成熟を経た「独走する日本」ならではの現象である。本書はタイトルの通り、デフレ不況という見方を真っ向から否認するものである。「百年デフレは日本の時代」「デフレは『繁栄の証』である」等々、日本経済にまつわる「暗い通説」をどんどん覆していく。日本企業、とくにものづくりに携わる人々は、いくらグローバル化が進もうと、中国が台頭しようと「あっさりと自然体で」努力を重ね、現在においてもなお、途方もなくハイレベルな境地を維持している。デフレへの処方箋は「日本はこれからも同じようにすればよい」、つまりサブプライム金融危機やギリシャ危機など、外の問題に目を奪われて日本の良さを見失わなければ、心配する必要はないということだ。長年日本経済を見てきた論客二人が縦横無尽に語り合う、圧倒的な一冊。
  • 「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン
    5.0
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 パスタ世界チャンピオン・弓削啓太さん初のレシピ本。常識を覆すおいしさのパスタやイタリアンそうざいを紹介します。 パスタの世界大会で優勝した弓削啓太シェフが、家で驚きの味が作れる「世界一のイタリアン」の60レシピを初公開! チャンネル登録者数12万人超えの「yugetube」(ユゲチューブ)でも未公開、料理の常識にとらわれない、意外な食材の組み合わせや調理法のコツによる、感動のおいしさをお届けします。 ●弓削シェフのイタリアン 感動のおいしさの秘密は? ●Part1:世界チャピオンが教える裏ワザで「定番パスタ」が驚きの味に! ●Part2:みんな忙しいんだから、手抜き上等!激旨パスタ ●Part3:これさえあれば。作りおきで使いまわせる 秘伝「イタリアンソース」 ●Part4:こんなの食べたことない!常識やぶりの「イタリアンそうざい」 ●家で世界一「本気のパスタ」を!おうちレストラン化計画 ●「いとしのドルチェ」実はパティシエの経験もあるんです 弓削 啓太(ユゲケイタ):2019年パリで開催された、イタリア最大手のパスタメーカー「バリラ」が主催する国際パスタ競技大会である「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ」にて優勝。パスタの世界一位に輝く。自身のYoutubeチャンネル「yugetube」(ユゲチューブ)はチャンネル登録者数12万人以上。1985年佐賀県鳥栖市生まれ。高校時代はサードを守る甲子園球児。卒業後、英語を学ぶためワーキングホリデーでカナダを訪れた際、料理の世界に出会う。帰国後、東京・京橋の老舗フレンチ「Chez Inno」で下積みを経た後、渡仏。パリの三ツ星レストラン「ギ・サヴォワ」で修行。再度帰国後、サローネグループに入社、フレンチからイタリアンの世界に飛び込む。現在サローネグループ本店である、横浜「SALONE2007」の料理長を務める。「世界一受けたい授業」「あいつ今なにしてる」等テレビ番組にも多数登場。

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  • パリの学生街 歩いて楽しむカルチェ・ラタン
    -
    たおやかに曲がる細道を行けば、今日も小さな発見がある―― 歳月を経た建物の柔和な表情、ローマ人の支配の痕跡、 美術館、ソルボンヌ大学、教会、書店、露店市…… 知的で質実、おおらかな風が吹き抜けるこの街に暮らして二十年、 日々心をときめかせるカルチェ・ラタンの素顔の魅力をつづる。 〈本文より〉 「カルチェ・ラタンは歩いていて楽しい。観光名所にはないパリの魅力が味わえる」 「散歩でも用事でも、飽きもせず古い道を選んで歩く」 「古いパリの佇まいは、心が和むほどに優しい」 〈目次より〉 住まいは、右岸か左岸か/古代ローマの大浴場遺跡/学生街で楽しむ古い教会めぐり/ジョルジュ・サンドが賛美した「貴婦人と一角獣」のタピスリー/ヘミングウェイの空腹とリュクサンブール公園今昔/ソルボンヌと音楽祭/モンテベロ河岸の箱本屋/ひとつの村のようなモーベエル広場界隈/コレッジュ・ド・フランスの自由な講座/しっとりとした佇まいのビエーブル通り/辻邦生が住んだデカルト通りの坂/日本人の顔には「盗んでもいいよ」と書いてある/とっておきの場所、アラブ世界研究所の図書室 ほか

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  • 比叡山大阿闍梨 心を掃除する
    値引きあり
    3.3
    現代の生き仏が説く良く生きるための作法。 地球1周分に相当する約4万キロメートルを7年かけて徒歩で巡礼し、9日間にわたって断食・断水・不眠・不臥で不動明王を念じる千日回峰行は、平安時代から1000年以上続く、命がけの難行苦行の修行。 織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちした1571年以降、満行した者はたった51人だけ。荒行を経た大阿闍梨は「不動明王の化身」である生き神となる。光永圓道大阿闍梨が天台仏教、そして荒行で体得した「良く生きるための気づき」を、掃除という万人共通の生活行動を通して説く、唯一無二の人生哲学書であり、自己啓発書。 やらされるのではなくやる、身の回りを整理することで心を切り替える、まずは美しい所作から身につける、きれいにしてはいけない美しさがある、など心が整い、今日より明日、明日より明後日をよりよく生きるためのヒントに気づかされる一冊。
  • 羊たちの沈黙は、なぜ続くのか? 私たちの社会と生活を破壊するエリート民主政治と新自由主義
    -
    新自由主義の力は洗脳と教化、気付きこそ自由と民主政治への道 過去数十年間に民主政治はかつてないほどに空洞化した。市民の指導理念は政治的に無感覚・無関心な消費活動に変貌した。選挙は、根本的な政治の問題にとって、もはや意味をなさなくなった。重要な政治的決定は、政治・経済エリートによって下される。エリートによる支配がもたらす環境、社会、人間心理への破壊的影響は、ますます我々の社会と生活基盤を脅かしている。本書は、このような教化の仕組みを解き明かし、歴史的底流とともに多方面にわたる心理的洗脳の手法に対して、我々の眼を開いてくれる。 【目次】 目次 序章 第一章 なぜ羊たちは沈黙を続けるのか?--最悪の戦争犯罪とモラルの毀損は、いかにして人々の目と意識から隠されるか? 第二章 権力エリートは民衆を恐れている。--ソフトパワーの手法によるデモクラシー・マネジメント 第三章 新自由主義の洗脳--あるネット新聞とのインタビュー 第四章 「土地を所有するものこそ、その土地を統治すべし」--デモクラシー回避の手段としての代議制デモクラシー 第五章 マスメディアによる洗脳--イェンス・ヴェルニケ(ジャーナリスト)との対話 第六章 「迷う群衆」をいかに自分たちの軌道に乗せ続けるか--公共の議論の場を制限し、異論を排斥する 第七章 中道という幻影--カルテル政党--連邦議会選挙 第八章 人種差別、資本主義、そして「支配者たち」の価値共同体 第九章 デモクラシーと白色拷問--拷問の不可視化への心理学の貢献 参考文献、人名索引 解説 水野和夫 特別寄稿 アーサー・ビナード 【著者】 ライナー・マウスフェルト 1949年生まれ。ドイツ、キール大学名誉教授。知覚と認知心理学が専門。政治・社会問題に関する研究を通じて、新自由主義イデオロギー、デモクラシー(民主政治)の権威主義統制国家制への転換、世論形成とショックドクトリンの心理操作の仕組みなどについての著作多数。講演活動にも注力しており、中でも『世論とデモクラシーはいかに操作されているか?』と『権力エリートは民衆を恐れている』は数十万人の聴衆を集めた。 長谷川圭 高知大学卒業後、ドイツのイエナ大学でドイツ語と英語の文法理論を専攻し、1999年に修士号取得。同大学での講師職を経たあと、翻訳家および日本語教師として独立。訳書に『樹木たちの知られざる生活』(早川書房)、『カテゴリーキング Airbnb、Google、Uberはなぜ世界のトップに立てたのか』(集英社)、『「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実』(角川書店)、『ポール・ゲティの大富豪になる方法』(パンローリング)、『メイク・ザット・チェンジ』(日曜社、共訳)などがある。 鄭基成 翻訳家。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。ドイツルール大学ボーフムにて言語学学術博士号取得、茨城大学名誉教授。訳書に『コロナパンデミックは、本当か?』(日曜社)など。
  • 昨日も世界の果てまでひとりっぷ5 ~ニッポン編~
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 稀代の旅バカは国内でも止まらない! 『ひとりっぷ』シリーズ第5弾は、 海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超えのひとりっPが、 国内旅に全集中&満を持してお届けするニッポン編! 数々の海外旅を経たからこその、 新たな国内旅の魅力をお届けします! フォーカスしているデスティネーションは、 桜ひとりっぷ(北海道・宮城・新潟・東京・京都)、新潟、石川、茨城、小笠原、 静岡、京都、奈良、和歌山、愛媛、大分、and more! 全部実体験! ALL公共交通機関利用! 本気の推し旅だけ! 世界は美しい。そして日本もほんとうに美しい。 あなたも、ニッポンひとりっぷへ出かけてみませんか?
  • 100歳まで動ける体 50代から始めても大丈夫!
    -
    【骨折17回、手術7回、両脚人工股関節。 それでも日々、運動する理由】 医者に運動するように言われた。メタボが気になる。このまま健康にシニア時代を迎えられるか不安がある……。 運動しなければいけないことは分かっているのに、なかなか始められないでいる多くの人たちに向けて、数々のリハビリを乗り越えてきた著者が、人生100年時代に「いつまでも動ける体」を作るための方法と考え方のヒントを教えます。 かつてのK-1ファイターとしても活躍は多くの人が知るところですが、現在は、「戦うための体作り」ではなく「動ける体作り」を目指すクロスフィットジムのオーナー兼トレーナーとして活動しているペタス氏。現在大活躍中のトレーナーAYAさんを、クロスフィットトレーナーとして育て上げたのも彼です。 彼のクライアントの最高齢は70歳。多くのクライアントは40代、50代以降になって初めて、「運動によって成長する喜び」を発見しています。たとえば60代から彼のジムに通い始めて、クロスフィットのレースに出場し、年代別優勝している男性も。 多くのケガを経た今も、彼自身、日々の運動を楽しんでいます。それは、ファイター時代のケガが絶えないトレーニングではなく、自分の体を自分で守るためのトレーニングです。 ゼロから始めて一生動ける体を作るストレッチとエクササイズのメニューも紹介。ペタス氏が指導する無料動画に、QRコードからアクセスできます。 【おもな内容】 はじめに~「戦う体」から「動ける体へ」 第1章 何歳からでも運動を始めたほうがいい理由 第2章 「動ける体」で人生が変わる 第3章 自分の体の主導権を握ろう 第4章 ペタス流・100歳まで生きる食事術 第5章 ゼロから始める! 一生動ける体を作るプログラム

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