トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで

トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで

990円 (税込)

4pt

4.3

1923年に建国したトルコ共和国。革命を主導し、建国の父となったムスタファ・ケマルは、共和主義・民族主義・人民主義・国家資本主義・世俗主義・革命主義という6原則を掲げ国家運営の舵を取った。それから約1世紀、数度のクーデタ、オザル首相の政治改革を経たトルコでは、エルドアンが政敵を排除しながら躍進を続けている。ケマルが掲げた6原則を通して、トルコの百年の足跡を振り返る。

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トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    非常に読みやすく、ドラマチックで面白い。しかし内容は大変充実している。個人的な見解だが、本書はまさに新書らしい新書といえ、中公の歴史本では傑作の1つではないか?とさえ感じた。
    著者が若くて驚いたが、若さゆえ?の謙虚な(読者のことを考えた)姿勢で書かれたのだと思う。
    私が「黒海の国際関係」という本を読

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    【行進の足跡】文化や歴史については日本人の間でも何となく知られているトルコ。同国がくぐり抜けてきた波乱の現代史を振り返りながら,今日に到るまでの政治・経済・外交の歩みについて記した作品です。著者は,トルコへの長年にわたる留学経験も有する今井宏平。

    著者があとがきで述べているとおり,トルコの現代史に

    0
    2018年11月21日

    Posted by ブクログ

    重厚で読み応えのあるトルコの現代史だった。三度にわたる共和制の成り立ちを丁寧に紐解いていて勉強になる。その中でも第三共和制から現在に至るまでが本書の主眼となっていて、文字通りのトルコ現代史を知ることができた。ところどころに挟まれたコラムも面白い。

    0
    2017年09月27日

    Posted by ブクログ

    あまり馴染みの無いトルコについて建国から現在までわかりやすくまとめた一冊。政治と軍部の関係、世俗主義、そしてクルド問題などこれ一冊で概略がつかめる。何より著者が若いことにより驚愕した。

    0
    2017年06月03日

    Posted by ブクログ

    トルコは来年、建国100周年を迎えるんですね。
    私が面白く読んだのは、エルトゥールル号事件について。せっかく明治の日本人がトルコの方々を助けてくれたおかげで、トルコは親日家の方が多いです。いつまでもこのいい関係を築いていきたいですね。
    もっとトルコのことを知りたいです。

    0
    2022年05月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    トルコ現代史

    オスマン帝国の滅亡から、トルコ共和国ができ現代までの歴史の変遷を丁寧に説明している。
    2002年に公正発展党が政権を握ってから、経済的に安定成長を続け、国際的にも存在感を強めつつある。
    最近はトルコ国内で多くの事件が起こり、隣国のシリアやイラクの混乱への対応、難民問題をめぐるEUとの

    0
    2017年06月28日

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