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「世界標準」など気にするな。「ガラパゴス化」の何が悪い! いま人々が悩んでいる「デフレ」は、世界最高品質のものづくりと、文化的成熟を経た「独走する日本」ならではの現象である。本書はタイトルの通り、デフレ不況という見方を真っ向から否認するものである。「百年デフレは日本の時代」「デフレは『繁栄の証』である」等々、日本経済にまつわる「暗い通説」をどんどん覆していく。日本企業、とくにものづくりに携わる人々は、いくらグローバル化が進もうと、中国が台頭しようと「あっさりと自然体で」努力を重ね、現在においてもなお、途方もなくハイレベルな境地を維持している。デフレへの処方箋は「日本はこれからも同じようにすればよい」、つまりサブプライム金融危機やギリシャ危機など、外の問題に目を奪われて日本の良さを見失わなければ、心配する必要はないということだ。長年日本経済を見てきた論客二人が縦横無尽に語り合う、圧倒的な一冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年10月16日
デフレ不況という言葉があるくらいに「デフレ」というのはマイナスイメージが強く、長い間デフレに悩まされ続けている日本はデフレを克服しなければという議論を聞くことがあります。
この本では、私がもう15年は読み続けている、日下氏と長谷川氏が対談形式で、デフレ下においても日本企業は強いという論理を展開し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月24日
デフレは平和の象徴、というのはわからなくもないけれども、
じゃあこれからの世代のあなた達は、戦後の好景気下のような暮らしは
諦めてくださいねと言われても、ちょっと納得が行かない気がした。
とは言っても、かわいさ・クールさなど今まで誰も研究していない経済学に
答えがあるという説には共感できたし、鉄鋼...続きを読む
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