大人の国のための戦争学 日本人が知っておきたいこと

大人の国のための戦争学 日本人が知っておきたいこと

489円 (税込)

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3.2

今、世界には約200の国が存在するが、それらの国すべてが、必ずしも良識ある国家ばかりではない。他国の領海を平気で侵し、その国の人間を拉致していく国もあれば、戦争責任を口実に、50数年経った今でも賠償を求めてくる国もある。まさに山賊、強盗の如き「国」がひしめく国際社会だが、それだけに日本にはしっかりとした外交戦略が求められている。本書は、「自国の国益をハッキリさせたほうが戦争は減る」という著者が書いた、戦争設計学である。とかく平和慣れした我々日本人は、“自国の国益を主張しすぎると、相手を刺激してしまって戦争がおこってしまう”と考えがちだ。しかし現実は「仕掛けるぞ、仕掛けるぞ」と脅すくらいの外交手段が、結局は互いに手を殺しあうことになり、戦争を起こさせないための抑止力になるのだ。強盗国家のやり口に屈せず、相手に戦争を起こさせない方法を明快に説いた一冊。『戦争が嫌いな人のための戦争学』を改題。

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大人の国のための戦争学 日本人が知っておきたいこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年07月21日

    日下さんの話はいつ聞いても、読んでも面白い。

    戦争を設計した方がかえって戦争は減る。
    少子化支援が最大の戦争予防策。
    など、日下さんの発想は面白いし、理にかなっていると思います。

    ところどころ、それは違うのでは?都合が良すぎませんか?と思う箇所もありますが、日下さんの人柄やあの優しくて朗らかな声...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月12日

    戦争をやってはいけないことは当たり前のことだが、シミュレーションとして、戦争を設計することも必要だと著者は語る。そして戦争と平和は表裏一体であるらしい。

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    Posted by ブクログ 2013年10月12日

    自分がイメージした内容とはちょっと違っていました。
    内容としては、常識とされていることについて、事実はちがうんだよ、ということが随所に書かれています。
    もし、ここに書かれていることが正しい(裏付けのある話し)なら、結構常識に毒されているなーと思えるような内容でした。

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    Posted by ブクログ 2012年03月21日

    ――――――――――――――――――――――――――――――○
    ワシントンには国会と大統領と最高裁とシンクタンク、マスコミがあって、それぞれに対立している。そして産業と農業はないという特別な街だから、マスコミは「アメリカが怒っている」などと大雑把な言い方をしてはいけない。(…)ワシントンへ行くと、日...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    筆者の考えに、なるほど、と思わされることも少なくない、が、本当と首をかしげたくなるような記述も少なくない。
    うさんくささが突飛で、たのしい。笑
    なんだか、本を読むというよりは、弁の立つおっさんの話を聞いているよな気分になった。

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