作品一覧

  • 花嫁に捧ぐレクイエム イヴ&ローク60
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    祝宴の夜、血の海のなかで息絶えた花嫁。 笑顔の仮面に隠された卑劣な殺人者の正体は―― 夏の嵐が過ぎ去った夜、独身最後の女子会で賑わうクラブで無残な他殺体が発見された。 被害者は数日後に挙式を控え、幸せの絶頂にいた女性。 婚約者へのサプライズを計画していた形跡から、彼女が信頼していた近しい人物の犯行とにらむイヴ。 だが、固い絆で結ばれた仲間うちに動機を持つ者は見当たらない――粘り強く聴取を続けるイヴの鋭い眼差しは、周到に”仮面”を張り付けた殺人者の顔を見抜き……。
  • 真夏の夜の悲劇 イヴ&ローク59
    4.0
    10代の少女を狙った連続毒殺事件。 暗闇から忍び寄る"顔のない狩人"を イヴが不屈の捜査で追いつめる―― J・D・ロブ、圧倒的大ヒットシリーズ最新作! 200人の若者がひしめくクラブで、16歳の少女が殺された。 人気ロックバンドのライブ中、何者かに致死量のドラッグを注射され息絶えたという。 その翌日、同じ手口で17歳の少女が犠牲となった。 二人に共通点はなく、恨みを買うような理由も見当たらない。 なぜ彼女たちが選ばれたのか――動機がつかめないまま聞き込みを続けるイヴだったが、 浮上した容疑者の目撃証言には"顔"だけが抜け落ちていて……。
  • 純白の密告者 イヴ&ローク58
    3.0
    多くの悪徳警官を監獄送りにした元警部が命を絶った。 懺悔の自死か、報復か――イヴ率いるNYPSDが、総力をあげて真相に挑む! J・D・ロブ無双の大ヒットシリーズ、最新作! バカンスから戻ったばかりのイヴに、旧知の警部補からSOSが入った。 元上司が懺悔の遺書を残し自殺したが、悪徳警官の根絶に身を捧げた彼が自ら死を選ぶはずはない―― そんな彼の主張を裏付けるように、現場は明らかに他殺を示していた。 犯人は密告された警官本人、あるいは関係者なのだろうか? 背景を調べるイヴ達は悪徳警官の所業の数々に疲弊していくが、真相はさらに恐るべきもので……。
  • 死者のカーテンコール イヴ&ローク57
    3.0
    200人の招待客の前で人気映画俳優が毒殺された。 捜査線上に浮かびあがったのは、 かつて闇に葬られたブロードウェイの悲劇で― モンスター・ヒットシリーズ、最新作! ニューヨークの高級ペントハウスで開催されたパーティで、主宰者の俳優が毒殺された。 誠実な人柄やその人気から、彼に恨みを持つ人間は見当たらない。 なぜ200人の招待客が集まる場で犯行におよんだのか? その動機は? 膨大な人数の目撃者、くせ者揃いの関係者への聴取は困難をきわめていく。 謎が謎を呼ぶなか、イヴは25年前に不審死を遂げた舞台女優との奇妙な繋がりに気づき……。
  • 232番目の少女 イヴ&ローク56
    3.0
    国内累計170万部の金字塔シリーズ最新刊!美しい少女を選別し、最高級の商品に育てる“学校”。搾取される彼女たちに自らの過去を重ね、イヴは執念の捜査を始めるが― 台風一過のニューヨークで、13歳の少女の遺体が発見された。完璧に手入れされた髪と肌、美しい顔立ちをした彼女が身につけていたのは、仕立てのいい制服と、不自然なほど扇情的なランジェリー。調べを進めるうち、未成年の少女達におぞましい教育を施し売買する“学校”の存在が浮かび上がる。搾取される彼女達の姿に忌まわしい記憶を呼び覚まされながらも、イヴは執念の捜査を続けるが……。
  • 幼き者の殺人 イヴ&ローク55
    3.0
    綿密に計画された連続誘拐殺人事件。「母親(ママ)」を選び複製する犯人の意図とは――国内累計170万部突破のベストセラー・シリーズ最新刊! 夜明けの公園で発見された女性の遺体。時代遅れの派手な服とヘアメイク、そしてまだ新しいピアスと蝶のタトゥー――誰かの姿をあてはめたような被害者の手の下には「だめなママ」と子どもっぽい字で書きなぐられたカードが置かれていた。ママとはいったい何を指しているのか、イヴは犯人像を絞りながら事件を追うが、捜査は難航し、あろうことか同じ姿をした第2の被害者が発見される……。
  • 名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54
    4.0
    国内累計150万部のベストセラー・シリーズ最新巻!ニューヨークの廃墟に打ち棄てられた女性たち。その無念を背負い、イヴは怒りの捜査を開始する―― 解体工事中のビルのゴミ箱からシートにくるまれた女性の遺体が見つかった。彼女は界隈では顔の知れたホームレスで、ちょっとした悪事を見かけてはノートに書きつけ、警察に報告して日銭を稼いでいたという。捜査のため事件現場を見てまわっていたイヴのもとに、今度は妊婦の白骨死体が見つかったと知らせが入る。距離にして1ブロック。40年の時を経た2つの事件は、マフィアとの黒い繋がりが噂される土地開発会社の所有地で起きていて……。

ユーザーレビュー

  • 真夏の夜の悲劇 イヴ&ローク59

    Posted by ブクログ

    これまでに多く描かれてきたように関係者の中に犯人がいる状況ではなく、なかなか犯人の正体が見えてこなかったことで、久しぶりにハラハラしながら展開を追うことができました。

    犯行の動機そのものはこのシリーズではある程度パターン化している「頭でっかちな少年のエゴ」でしたが、本作はそれによるマンネリ化をあまり感じさせない読後感だったように思います。

    メイヴィスとピーボディの「豪邸プロジェクト」もゴールが見えてきたようですし、ナディーンの恋人もしっかりと登場して彼らの関係性ももう少し発展しそうです。
    過去の事件で登場したキャラクターが「チーム」の仲間として活躍する場面も増えてきたことも本作の魅力の一つ

    0
    2025年04月16日
  • 名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54

    Posted by ブクログ

    すごいどんでん返しってことはないけど、なんこ安定したミステリー小説って感じがよかった。
    海外小説でページ数もおおいけど、けっこうすらすらと読み進められる

    0
    2025年03月31日
  • 名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54

    Posted by ブクログ

    レーベルは変わりましたが、作品全体の雰囲気が大きく変わるということもなく一安心でした。

    犯人だとは思っていなかった人物が第一容疑者に躍り出たかと思った瞬間、さらなるどんでん返しが待っていたのは久しぶりで、クライマックスに向けて一息に読んでしまいました。

    往年のロシアン・マフィアとのやり取りも含め、レギュラーメンバーとの会話シーンも相変わらずで、完成間近のピーボディとメイヴィスの新居がどうなるかというところも気になります。

    0
    2023年02月02日
  • 純白の密告者 イヴ&ローク58

    Posted by ブクログ

    けっして「つまらない」本ではありませんでしたが、何となくマンネリ感はいなめません。
    IABのもと警部が、摘発した悪徳景観の関係者に逆恨みされて殺害され、その現場をウェブスターが目撃したことでイヴが捜査にあたることに。

    ウェブスターには殺人課に戻ってほしいという気持ちもあったので、辞表を出したことは残念ですが彼の新しい門出が幸せなものになることを祈りたいと思います。


    もう少しすれば、メイヴィスの二人目の誕生やピーボディとマクナブの結婚といった大きなイベントがあるかもしれません。次の新たな転機に期待したいです。

    0
    2025年01月04日
  • 死者のカーテンコール イヴ&ローク57

    Posted by ブクログ

    シリーズ57作目、大きな変化(新たな「ファミリー」など)はなく、いつも通りのメンバーの活躍を見ることができます。

    結婚は歩み寄りだ、というロークとイヴのセリフが身に沁みます。

    0
    2024年05月05日

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