立った作品一覧
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-失踪した男が作った〈鳥〉の旋律は、インドの民衆に受け入れられ、弾き継がれていた 六つの指穴を持つ縦笛による八小節の音のくりかえし、あの突き刺すような断続音ではじまるメロディー。あれは、ほんとうに〈鳥〉のテーマだろうか。かつてのバンド仲間ジョーの行方を追って、鷹取は日本を飛び立った。苛酷な地インドで彼が見たものは、貧困やカーストにもめげずに逞しく生きている少年たちの姿だった…。 ジャズやインド音楽といった要素を取り込み、失踪ミステリとしてもハードボイルド小説としても高く評価された紀行小説・ジャズ小説の傑作。第2回角川小説賞受賞作品。 ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
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-愛ゆえに夫は妻を追い、愛ゆえに妻は夫から逃げた。■愛するペイジと結婚して、今日でちょうど三週間、帰宅したゲイブを迎えたのは、一通の置き手紙だった。〈私をさがさないで。ほんとうにごめんなさい〉どうしてさがさずにいられるだろう? あんなに愛し合っていたのに。そして二年半もの間、彼はひたすらペイジをさがしつづけた。ついに遠く離れた町でペイジが見つかったという報告を受け、ひそかに彼女の自宅前で、本人が姿を現すまで待った。まちがいない、髪も目も色が変わっているが、あれはペイジだ。ところが目の前に立ったゲイブに、彼女は恐怖に引きつった顔を見せた。「お願い、私のことはほうっておいて。そばに寄らないで」ゲイブの目を見て、ペイジは彼の意志の強さを思い出していた。彼は今まで欲しいと思ったものを一心に追い求めてきた――大学進学も、事業も、私のことも。でも、どんなに彼が追ってきても、私は逃げなければならない。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 囲碁の上達には詰碁が一番です。囲碁ファンの皆さんなら何度も聞かされてきた言葉でしょう。しかし、いざ詰碁の問題集を手に取ってみたものの、問題図を見ても初手すら思い浮かばず、苦しくて投げ出してしまう。どうも詰碁は苦手だ。そんな方も多いのではないでしょうか。 本書は、そんな「詰碁が苦手な人のための詰碁問題集」です!本書は、従来の詰碁問題集と比べ、実戦に出やすく、考えやすい問題ばかりを揃えています。また、形の急所がピンときやすく、直感的に正解を導きやすい問題が多いです。だからといって決して平凡ではなく、あちこちに驚きと感動のある問題が揃っています。詰碁が苦手な初級者の方は、数十秒考えて、初手だけ予想してページをめくるのも良いでしょう。それだけでも形の急所をつかむ練習になります。慣れてきたらもう少しだけ読みを進めて、正解の形をイメージしてみてください。気がつけばすんなり5手・7手先の正解図にたどり着くことができるはずです。プロの中では決して詰碁が得意ではないという蘇耀国九段ならではの、アマチュアの目線に立った詰碁問題集の誕生です。
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-ホイットニーはある日突然、医師から余命半年と宣告される。絶望に打ちひしがれながらも、彼女は残された時間を謳歌しようと決意して楽園のように美しいカリブ海の島へと旅立った。奔放な女性に変身し、これまで想像したこともないくらい情熱的な恋をするのだ――ただし、期間限定で。そしていま、まさに理想の男性が目の前に現れた。驚くほど整った顔立ち、神秘的な褐色の瞳。しなやかな指が肌をかすめた瞬間、ホイットニーの体を電流が駆け抜けた。
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4.0その魔笛の音色は神の声か、それとも…。神より賜り、王の証となる後宮楽坊の十二の楽器。その楽器のうち100年音が鳴らなかったいわくつきの魔笛、冥黒。宦官ミシュアルは後宮楽坊の長として、冥黒の笛の奏者を探していた。しかし、同盟国であったイドリス国に突然攻め入られ、王都を脱出することになる。 迫りくる追っ手、ひとつだけ奏者の決まらなかった魔笛、冥黒。そして明かされていく後宮楽坊の十二の楽器の秘密! 窮地に立ったミシュアルを前に、皇后陛下から命を懸けて託されたカラクリ人形がゆっくりと口を開く…。 天から賜った十二の楽器をめぐる冒険ファンタジー! 堂々の第1巻が登場!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子供と一緒におでかけしたいけど、家族みんなだと結構な出費だし…」 「トイレやベビーカーが気になって、小さい子連れで遊べるスポットを見つけるのは大変」 そんな悩めるファミリーにオススメの1冊です。 巻頭特集は、「水遊び」「外遊び」「体験」「学ぶ」のジャンル別に、アウトドアからインドアまで、九州各地のレジャースポットを紹介しています。 「海水浴」「じゃぶじゃぶ池」「レジャープール」など夏に涼しく遊べるひんやりスポット、 思いっきり外で体を動かして楽しむ「アスレチック」「ロング滑り台」「遊具充実の公園」、 子供と一緒にさまざまな体験ができる「屋内スポーツ」「モノ作り体験」「味覚狩り」、 楽しみながら学べる「工場見学」「自然観察」「博物館・科学館」など、365日使える情報が満載! はじめて挑戦する遊びをQ&Aでわかりやすく解説するコラムも掲載しているので、子連れ遊びが不安なパパ・ママも安心です。 特集「はじめてのBBQガイド」では、初心者でも簡単にバーベキューが楽しめる技をアウトドアの達人がレクチャー。 思い立ったら手ぶらで行ける九州のBBQスポットも紹介しています。 また、「貸切家族風呂」特集では、眺望抜群の温泉やお値打ち価格の貸し切り温泉など全34湯を紹介。 レジャースポットで遊んだ後は、家族水入らずで温泉を楽しみましょう! ※ページ表記・掲載情報は紙版発行時のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。クーポン・応募券は収録しておりません。一部記事・写真・別冊や中綴じなどの特典付録は掲載していない場合があります。
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-まるで王子様みたいに私を守ってくれるカレが、ベッドの中ではドSなケダモノだった!? 指も舌も、わざとクチュクチュ音を立てて…私、ヴァージンなのにこんなに乱れちゃってる…! 夜桜の下で、初めて会ったばかりの男性のたくましいアレを咥えちゃった私。夜だからって立ったままダイタン開脚、濡れた最奥を激しく突き上げられて…! 「俺、今月何人とヤッたと思う?」他の女とヤリまくりの幼なじみを想い続けてる私。私の気持ちには気付かないくせに、校内で堂々とキスなんてしないでよっ! など、ミダラな“初めて”体験しちゃいました! ドキドキしっぱなしの4つの読み切り集!
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-10分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍説明文 市場が未成熟で、自社の販売体制もない。「整っていない」のではなく「ない」中で、製品を売る仕組みを作るというのはどういうことか。しかも、それをマーケティングの素人がやると何が起こるか。どんなドタバタ劇が展開されることか。今となっては笑い話だが、当時は必死。中国に製品を売るという命題を背負って1990年初頭の香港に派遣された著者の体験談。 香港への赴任 私が香港に赴任したのは1990年代初頭だ。主に中国大陸へ自社の製品を販売することが使命だった。製品はコンピュータ関連のコンシューマ製品である。その頃は中国がまだ外国との貿易を開放しておらず、中国国内で外国人が物を売ることが禁じられていた。そのため、物流に関して言えば、香港で中国への輸入業者へ製品を売り渡すだけのことしかできなかった。そのような時代に、この製品を本格的に中国大陸で売り始めようということで、私に白羽の矢が立ったのだった。日本ではまだパソコンが普及し始めたばかりの頃で、予算や売り上げの集計をするのに電卓を叩きながら「縦横の計算が合わない!」などと頭を悩ませていた時代だ。私自身、日本にいた頃は、今はなきワードプロセッサを使っていたのだから、MS-DOSだのWindowsだの、一体何のことやらさっぱり解らない。マック(Macintosh)と言えばハンバーガーしか思い浮かばない。 私には多少なりとも営業経験があったが、それは直販でもチャネル販売でもない、非常に特殊な営業だったので、コンシューマ製品を売るのは初めての経験だった。そんな私をよく赴任させたものだ。
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-彼に恋することで孤独を忘れ、彼を愛することで孤独を知った。 天涯孤独のサリーは幼いころから里親のもとを転々として育ち、誰からも養子にしてもらえなかったことが深い心の傷となっていた。そんな彼女は18歳のとき、最愛の恋人トムに一方的に捨てられ、無惨に終わった恋を忘れるために異国へと旅立った。いつか彼と温かい家庭をと夢見ていたのに、またひとりぼっち……。7年後、故郷に戻り助産師として働くことになったサリーを、避けては通れぬ試練が待っていた――敏腕ドクター、トムとの再会が。憎いのに愛しい彼。でも、もうこれ以上傷つきたくない。何年も練習してきたとおり、彼女が冷たくよそよそしい態度で接すると、それがトムの傲慢なハートに火をつけ、容赦ない誘惑が始まった! ■ハーレクイン・ロマンスの大人気作家サラ・モーガンはとても器用な作家で、このイマージュではひと味違うドクター・ロマンスを描いています。『片思いに終止符を』『失恋に終止符を』に続き、命の現場で働くハンター兄妹の恋を描いた第3弾をお贈りします。
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4.2太古の時代の地球から分かれたママンゴ星が500万年ぶりに地球に大接近。巨大なエネルギーの石を求めてママンゴ星へ降り立ったヒゲオヤジが見たものは……。漫画史上名高い幻の名作が登場! 近未来SF『メトロポリス』を併録。<手塚治虫漫画全集収録巻数>『ロストワールド』 MT130『ロストワールド』収録『メトロポリス』 /MT44『メトロポリス』収録<初出掲載>『ロストワールド(地球編)』 1948年12月20日 不二書房発行 /『ロストワールド(宇宙編)』 1948年12月20日 不二書房発行 /『メトロポリス』 1949年9月15日 育英出版発行
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 0mから3776mまで、富士山を丸ごと楽しみつくす! 年に1度、富士登山シーズンに先がけて刊行する「富士山ブック」。 ヤマケイならではの正確な登山情報や、信頼できる技術や装備に対する知識が盛り沢山。 富士登山の経験がある人にも、富士登山デビューの方にも、確実に山頂に立つため最も参考になるガイドブック。 基本4コースのほか、五合目以下からのロングトレイルも含めて、様々な登り方があります。再度登るなら、ぜひ登ったことのないルートからチャレンジしてみましょう。 さらに、一般的に富士登山シーズンと呼ばれる7月~9月以外の楽しみ方もご紹介。 麓から五合目までのトレッキングは春や秋にもおすすめ、富士山の展望が抜群の周辺の山へのトレッキングは雪のある季節も楽しめます。夏の富士開山までの季節でも、「富士山を楽しむ」山歩きを提案しています。 四角友里さんと山下晃和さんが、富士山に登るときのウェアやギアをご紹介。 巻頭ルポでは、福島和可菜さんが、五合目以下の精進口から山頂まえ歩く、ロングトレイルルートも紹介しています。ほか、様々なサポーターが、実際に富士山を歩き、富士山の楽しみ方を伝授します。 今回、緊急企画として「富士山噴火」を考察する記事もフィーチャー! また2015年より富士山のアクセス情報、山小屋情報、登山地図をまとめた「富士山便利帳」のダウロード特典を開始。富士山ブック2015をお持ちの方だけに、デジタル版「富士山便利帳」を2015年5月20日~9月末までの期間限定でプレゼントします。詳細は誌面参照ください。 安全、確実に、楽しく富士山を登るためのガイドブックとしてご活用ください! 【特集】 富士登山4大ルート パーフェクトガイド&登頂ドキュメント 3776mの歩き方 【巻頭ルポ】 福島和可菜の富士山ロングトリップ~富士山、再発見。 【用具企画】 あの人の装備が知りたい!Mt. Fuji Style book ◆チャレンジコースガイド 山麓からのロングトレイル 緊急企画 富士山と噴火を考える
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-狙われているのは国王? それともわたし?王宮に渦巻く陰謀が今、襲いかかる。■記者エリカは新国王の戴冠式取材のため、ヴァシュミラを訪れた。驚いたことに、空港に降り立った彼女を出迎えたのはタクシー運転手の制服を着た新国王ニコライ・ザレド二世自身だ。巧みな変装だが、風雅な物腰と輝くばかりの美貌は隠せない。真意をはかりかねながらも、彼女はニコライの案内で市内を見て回った。やがて公園でベンチに座り、彼から前国王暗殺の経緯を聞くうち、異様な光景を目にしてエリカは凍りついた。一台の車が猛スピードでこちら目がけて突っ込んでくる。とっさに二人は、迫りくる車から逃れようと噴水に飛び込んだ!
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5.0「仙台空港は仙台市にない」「戊辰戦争のせいで宮城・群馬県境が二転三転」「北上川の流れは今と違っていた」「沼がないのになぜ『気仙沼』?」といった地理・地形の話から、「18世紀末、日本初の世界一周の船は石巻から旅立った」「牛タンの生みの親は山形県出身」「伊達正宗と真田幸村の意外な友情」といった歴史の話まで、宮城県の「地理・地名・地図」に隠された意外なエピソードの数々。宮城県のことを深く知ると、もっともっと宮城県のことが好きになります。宮城県のことが大好きな人に読んでいただきたい本です。
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-5分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 初対面の人や、まだあまり親しくなっていない人との会話は、誰にとっても緊張するものである。どんな話をしたらいいか話題を探したり、気の利いた返しができるようにと気を遣ったり、自分の方がしゃべりすぎているんじゃないかと不安になったり・・・。「会話」はコミュニケーションの基本であるが、基本だからこその難しさがある。はじめて会う人や慣れていない人としゃべるのが苦手だから、いろいろな人と話す必要がある飲み会やパーティーにはあまり進んで参加する気になれない、というひともいるだろう。あるいは、たとえ慣れている人や知っている人であっても、話が続かなくなるのが怖い、なにをしゃべったらいいのかわからない、というストレスを感じている人も少なくないはずだ。そうやっていろいろなことを考えていると、ひょっとして相手はあまり自分との会話を楽しんでいないんじゃないか、話題のチョイスに失敗したのではないか、と不安になってくる。会話をするということに対して恐怖心を抱えれば抱えるほど、悪循環が起こってその恐怖心は強くなってしまう。でも、どうやってその恐怖心を取り除いたら良いのかよくわからない・・・。 恐怖心を持たずに、リラックスして会話を楽しむためにはどうしたらよいのだろうか。そのためには、いくつか知っておいた方がいいことがある。「会話」のためのコツを知っておくこと、すなわち「会話力を磨くこと」が会話上手になるために欠かせないのである。会話のためのコツをしっかり身に着けて会話力を磨くことで、なんとなく不安だったことや恐怖心も解消されるし、実際の会話も今までよりもっと楽しく、充実したものになるはずだ。コツといっても、まったく難しいことはない。ただ少し気にかけておくことで、慣れない相手ともスムーズに会話ができる。無理に話題を探して焦ったりしなくていいし、社交的な場に対する苦手意識もかなり軽くなるはずだ。 ちょっとした心がけで磨くことができる「会話力」。会話力を磨くことは、人との出会いを大切にすることや、相手との時間を大事にすることにもつながる。いつまでも会話に対して苦手意識をもっていてはもったいない。思い立ったらさっそく、会話力を磨いていこう。
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1.010分で読めるミニ書籍です(文章量7000文字程度=紙の書籍の14ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 前書き シェークスピアの芝居を一度でも見たことのある人は、まるで学芸会のようだと思われたのではないだろうか。こんな芝居が教科書に載ったり、文化人が素晴らしそうに語るのはなぜか分からない。これがクラシック音楽だったり、バレエ・オペラだったりすれば、退屈するにしても迫力を感じるだろう。が、シェークスピアの芝居の筋立ては童話のようだし、演技も大げさだから学芸会に思えてしまう。ことに喜劇は悪ふざけしているようにしか思えない。 その代表が「夏の夜の夢」で、実際に観劇した方なら、退屈を通り越して腹が立ったのではないだろうか。何で妖精が出てくるのか?子供だましか? 筆者は中学から演劇に携わり50年以上芝居を見続けているから、身を持ってシェークスピアのつまらなさは知っているつもりだ。しかし400年前のロンドンでは連日満員の盛況だったらしい。昔はテレビや映画がなかったから娯楽が少なかったせいと思われるかもしれないが、ロンドンには沢山の劇場があり、人気の演目はすぐに盗まれたのだ。翌日、堂々と同じ演目が別の劇場で上演される。 作家であるシェークスピアは、盗まれることを心配して役者には全部の台本を渡さず、その役者の部分の台詞しか渡さなかったと、専門書に書かれている。シェークスピアの芝居には長台詞が多いのは、盗作を恐れたからという説には信憑性があるのだ。だからこそ、シェークスピアが活躍した時代は、娯楽が少ないどころか、むしろ芝居小屋が乱立していたのが事実なのだろう。 ビデオも映画もない時代というのもあるが、戯曲としてもシェークスピアは作品を後世に残すつもりはなかったに違いない。定本というのがなく、シェークスピアの台本はバラバラにしか残っていない。後の世の興行主が、それぞれの役者に渡した部分の台詞を集めて、「こうだろう」としたのが、現代の我々が読むことができるシェークスピアなのだ。 こんな学芸会のような芝居が、なぜ当時は観客が詰めかけ、喝采を浴びたのだろうと、それを探るのも、シェークスピア劇を見る楽しみなのだ。
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4.2●あらすじ●小学生の星馬烈と豪は超元気なミニ四駆大好き兄弟。二人はG.J.C(グレートジャパンカップ)の予選終了後、土屋博士が開発した新しいフルカウルミニ四駆、ソニックセイバーとマグナムセイバーを自分のマシンとして育てあげるという条件で託された。そして、二人はG.J.Cの決勝大会でみごとその条件を満たし、両セイバーをゆずり受けた。そんなとき、謎のフルカウルミニ四駆を持つ少年、鷹羽リョウが二人にレースをいどんできた。その勝負を受けて立った烈&豪。はたして、とつぜん、現れたリョウの目的は!? そして、謎のマシン、トライダガーの性能は!? 爆走兄弟大活躍のミニ四駆まんが!! ▼第1話/レッツゴー! 星馬兄弟の巻▼第2話/セイバー対決、G.J.C(グレートジャパンカップ)決勝戦!! の巻▼第3話/爆走、校内バトル! の巻▼第4話/謎のフルカウルマシン!? の巻▼第5話/新マシン、あらわる! の巻
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第3弾。 2012年5月15日は沖縄県本土復帰40年の節目の年である。 沖縄をめぐるテーマにこだわり、多彩な執筆者を得て沖縄本としては最も大きな森を形成してきたおきなわ文庫シリーズ。 本書の著者は日本銀行第8代那覇支店長。沖縄を愛するひとりのヤマトンチューとして主に地元紙への寄稿文をまとめた貴重な1冊である。 23年の時を経て新たに著者本人による電子版あとがきを加えた電子復刻版。 「日銀那覇支店長として二年半、沖縄で暮らした著者の活動は県民各界・各層の耳目を集めた。ひとづきあいの良さ、しなやかな個性、明朗と知性を同居させるその人格など、実に県民に愛されたエコノミストであった。 求められてエッセイを書き、迎えられて演壇に立った。こうした多彩な活動の一端を集めたものが本書である。一読して、仕事、ひと、文化風土を愛する著者の息吹がさりげなく伝わってくる。「沖縄」を見るたしかな視点がまた一つ加わったのである。(1989年初版発行時の作品紹介文より)」
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第10弾。 「本書は、ホテル経営に従事するかたわら、あくことのない好奇心、書物を愛する心をリュックに詰めて、ひとびとの出会いを求め行動する著者のフィールド・ノートである。このノートに書きこまれた沖縄の描写は、ともすれば我々が見失いがちな「沖縄のさりげない世界」を照らし出してくれる。しかも、目標を掲げるや、じっくりそれを達成する静かな情熱が著者の底にはあるようだ。ヤマトから沖縄に来て、沖縄をマイペースで観察したところの表現が、本書には充実している。-1987年作品紹介文-」 著者は沖縄都ホテル3代目社長の桑原守也氏。本格的なホテルを沖縄で創業するための主要スタッフとして近畿鉄道から沖縄へやってきた。社長就任の1976年から1988年までの12年間に及ぶ沖縄での「経験」を詰め込んだ一冊が電子書籍として復刻。 本書は「沖縄との出会い」「ホテル経営者として」「沖縄雑感」「本をめぐる楽しみ」「離島めぐり」「ペリー提督の料理の再現」「台湾をめぐる話題」という7つの経験から構成されている。中でも『ペリー提督の料理の再現』では1853年ペリー艦隊が琉球に来航した時、旗艦サスケハナ号において琉球側高官を招き振舞われた豪華な料理を見事に再現していく過程が描写されていて興味深い。この時再現された料理は1987年にアメリカ海軍長官が沖縄を訪問した際、沖縄都ホテルでのパーティーで提供された。海軍長官はペリー提督が琉球から贈与された梵鐘を戦争により多くの文化財を失った沖縄に寄贈するために訪れており、このペリー料理は沖縄側の感謝の気持を表すために役立ったという。 付録として「ペリー提督料理のメニュー」と「ペルリ来朝歓迎宴料理献立」を巻末に掲載。
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-東ヨーロッパにあるカルパチア山脈。そのうちの一つ、ガルシュ山。その山頂に「ドラキュラ城」は無気味に聳えていた。しかし、寄る年波と相次ぐ"正常"人種との闘争に疲れたドラキュラ伯爵は、一族の滅亡を恐れていた。その為、伯爵は自分の娘や息子達による"新しい血族"拡張作戦を開始する事にした。そして、子供達は世界各地に旅立ち、娘の一人・パイラは日本に降り立った。果たして、伯爵の思惑通りに事は運ぶのか……!?
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3.5先週木曜。夕陽が万華鏡のように乱反射する西館廊下で。奨学生の稿左は、教師の永井に立ったままで犯された。怖かった筈なのに、嫌だった筈なのに。彼を見ると“カタク”なる。そんな稿左を縛り上げ淫具を駆使し何度も何度も射精へ誘う。だけど勃起は止まらない。だって…先生あなたが好きだから!!
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3.8アメリカのアポロ計画が終了してから40年余――その間、人類は月に行っていません。人々のあいだにはいつしか「いまさら月になど行く必要はない」という認識さえ広まってきています。しかし、それは月での優位を独占しようとするアメリカの広報戦略にはまっているにすぎません。じつは世界ではいま、アメリカ、中国、ロシアなどを中心に、月の探査・開発をめぐって激しい競争が水面下で始まっています。30~40年後には、月面基地が完成するともみられているのです。世界はなぜ月をめざすのか? その答えが、本書にはあります。(ブルーバックス・2014年8月刊)
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3.3新原稿の表題をタイトルとしたが、ことばの美しさを追求する著者にとって、日本の現状は涙なくして語れないのだ。月日がたってもことばの作法に進歩がなかったということにくわえ、小学生から英語を学ぶことが決まり、なおさら嘆きは深まったのかもしれない。著者は歳を重ねて一層教養を積む重要性を問うている。思考はことばによって育まれるのだから、われわれが、もう少し上品で、ていねいな人間になるには、ことばの常識を高めることが肝要なのだ。世界的に評価されている「おもてなし文化」は、日本語の敬語文化の上に成り立ったものであり、敬語は家庭教育の賜物なのだ。人と会って、気持ちよくたのしく術を身につけよう――日本語が一層洗練されることを望み、教養ある日本人を切望する、珠玉のエッセイ30篇!
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4.0東京の地に降り立った最強のオーヴァード。未曾有の災厄を引き起こす危険性を有した彼に立ち向かうのは、立場も信条も異なる四人の男女だった――。東京中が戦場と化す「究極」のレネゲイド・ウォー、ここに勃発!
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-「フラートン・ホールでは、僕が規則を作る」彼は辛辣に言い放って、彼女をにらみつけた。■個人的なパーティや催しの出張コックをしているケイトは、顧客の一人であるティシャ・メイナードに半年間の専属契約を頼まれる。大邸宅フラートン・ホールを一般公開するにあたり、温室をティールームにするため、力を貸してほしいというのだ。ケイトは経済的な理由から仕事を引き受け、住み込みで働くことになった。館に越してきた翌日、庭を散策していると男性がいきなり声をかけてきた。彼女はぎょっとして振り向き、見覚えのある端整な顔立ちにはっとした。 ジェイソン・ウォリック! 民間テレビ会社の社長――もう一つの顔は、深夜のトーク番組での女性に対する辛口のコメンテーター。そして、女性などに真剣になったことはないと豪語するプレイボーイ。「なぜ僕の庭に無断侵入している?」見下すような態度に腹が立ったが、彼はティシャの甥でこの館の住人だった。ケイトは反発しながらも、彼に引かれる気持ちを抑えられなくなっていく。
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3.0春まだ浅いモンタナの地で私はあなたのファーストレディになれるだろうか。■ステファニーとゲイブは、一年限りという契約で結婚した。上院議員であるゲイブの父親の再選キャンペーンを有利に運ぶために、そして、ゲイブが秘密に進めている計画をカムフラージュするために。一年後、ゲイブはステファニーに別れを告げ、どこかへ旅立った。上院議員もゲイブもそれぞれ望みを達成した。今度は私の番よ!十代のころからひそかにゲイブを思いつづけてきたステファニーは、探偵を雇って彼を追跡させる。これで例の秘密の計画もわかるはずだ。ゲイブの行き先は、なんと遠く離れたモンタナの牧場だった。いずれ大統領になるとまで言われた彼が、牧場経営?一年間ともに暮らしたのになにも知らなかったことに愕然としながら、ステファニーは一人、彼のもとに乗りこんでいった。なんとしても、いとしいゲイブを取り戻そうと……。
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4.2阿川佐和子さん推薦! 「名誉欲はないけれど好奇心が人一倍。善人にみえるが案外のB面好き。そんな野口健だから、その言葉には真実がある」美しい「日本の象徴」でいま起こっていることは、日本社会が抱える問題そのものだ! 2013年6月、富士山は世界文化遺産に登録され、日本中が沸き立った。しかしその清掃登山に尽力し、「富士山が世界遺産になったらいいね」といいつづけてきた野口氏は第一報を聞いたとき、悔みに悔みきれなかったという。「清掃登山に全力を注ぐなかで、環境問題を超える富士山のほんとうの問題に気づいてしまった」。そう野口氏は語る。そこで彼がみたのは「日本の象徴」の背後で既得権にしがみつき、縄張り争いに奔走する「人間」の姿だった。そうしたなかでひたすら「世界遺産登録」だけを目的に準備が進められてきたことを、綿密な取材を重ねながら本書は描き出していく。そして、じつは今回の世界遺産登録にはユネスコからの「条件」がついていることを、どれだけの日本人が知っているだろうか。その「条件」をクリアできなかった場合、富士山は「危機遺産」入りもしくは世界遺産登録取り消しすらあり得るのだ! ならば、もつれた人間関係の糸をどう解きほぐし、日本の宝を「守る」ためにいま何をすべきなのか。そこで野口氏は「富士登山鉄道」など目から鱗のビジョンを次々に打ち出していく。そもそも江戸時代の富士山登山は「弾丸登山」どころか「スローな旅」だった。そうした「ほんとうの観光」のあり方をも描きながら、日本を代表するアルピニストが著した衝撃の一作。
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-瀬戸内海に浮かぶ小島・黒島で、不可解な死体が発見された。場所は砂礫岩の裸地帯・北峠。死体の状況は、50メートル前後上空からの墜落死と思われた。自殺なのか、他殺なのか。もしくは事故なのか。被害者は85歳になる島の老人で、航空機やヘリコプターに乗っていた痕跡はない。また周囲には一本の高木も生えていなかった。それではどうやって……? 直後、再び老婆が変死体で発見された。今度は百舌の速贄さながら、木の枝に串刺しとなっていたのだ。即日設置された捜査本部は色めき立った。そして、多くの謎を残したまま第3の犠牲者が――。人類の大罪を問う傑作幻想長編。
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3.0日本近代の変化と歩みは、「学習院」という学校の変遷と密接に関わっている。 そもそも華族の学校として誕生した学習院だが、しだいに非華族の学生・生徒が増え、さらには軍人養成学校の色彩を帯びてくる。東條英機もその一人だ。 一方で、主立った皇族もここで学ぶが、皇太子時代の今上陛下が学習院を卒業していないのは、意外と知られていない。公務多忙のため単位不足だったからだが、卒業扱いにしようとする院内の風潮に真っ向から反対したのは、あの清水幾太郎だった。 吉田茂、三島由紀夫、近衛文麿、志賀直哉、朝吹登水子など、学習院に縁の深い、皇族・華族・軍人・文化人の逸話にも触れる歴史読物。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰でも簡単、手軽に、水墨画が描ける入門書。全く描いたことがない初心者も、 チャレンジしたけど描けなくて挫折したという方も、これなら描ける! 未だかつてなかったわかりやすい技法書です。ポイントは☆墨を使わず墨汁を使う☆日本画用の顔彩がなくても水彩絵の具でOK!☆墨の濃度をレシピのようにわかりやすく解説☆手順を追った写真で描き方を丁寧に紹介☆縁起物と十二支入りで年賀状にもぴったり☆春夏秋冬の絵柄満載☆
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3.0月刊誌『PHP』で大好評連載中の読みきり小説が待望の電子書籍化! 連載中の読みきり小説は毎月寄せられる読者アンケートで常に人気上位を獲得し、「泣ける!感動した!」との声を多数いただいています。現役住職であり、児童書作家でもある著者が紡ぐ物語には命の儚さや人間の尊さといった仏教の教えが根底に流れ、読むだけでお寺に行って講話を聴いたかのように心が晴れていきます。物語の主人公はみな挫折し、傷つき、絶望を味わいます。それでも、親子の絆、夫婦愛、熱い友情を力にして、何度も立ち上がり、決してあきらめることはありません。ひたむきな主人公たちの姿に老若男女すべての方々が前向きに生きる勇気を持つことのできる全16話の物語です。物語は1話を10分程度で読むことができ、思い立った時にいつでもどこでも楽しんでいただけます。人間関係や仕事、家庭生活など日常に疲れた時、そっと寄り添ってくれる心を支えるお守りのような一冊です。
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-「ちょっと、こんな所で…あっ」友達が近くにいるのに、店のトイレで強引にシてくる彼。立ったまま後ろから何度も突かれて――。樹里は映研に所属する大学生。同じく映研の彼氏・愁一と付き合って半年になる。そして桜舞う出会いの季節、彼らの目の前に現れたのは、樹里の高校の後輩・拓だった。『どうして――』動揺する樹里。高校の時の元カレ…とは言い出しづらく、誰にも過去の関係を言えないまま、「オレ、やっぱり樹里のこと諦められない」と迫られて…!?拓との再会に困惑する樹里、樹里を想う愁一、愁一を慕う陽菜、陽菜を見守る早川…映研サークルのキケンな交友関係が始まる。
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-モルガナはロサンゼルスで父に会うため、ブラジルを飛び立った。だが間もなく機体は旋回し、アンデスの山中へと向かい始める。搭乗機がハイジャックされてしまったのだ。やがて飛行機は山あいの小さな高原に着陸し、なぜかモルガナだけが先に降ろされ、谷間の館へ連れていかれた。そして館の広間に通された彼女を迎えたのは―ルイス!モルガナは呆然とした。まさか彼が首謀者だったなんて。リオの大使館のパーティで、彼と初めて会った夜の記憶が甦る。ダンスフロアでつかの間、官能的に舞った、甘く切ないあの夜…。物思いに沈む彼女の耳に、驚くべきルイスの告白が届けられた。
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-歴史上語られていることが、時として誤っている場合もある。織田信長は明智光秀に夜討ちをかけられ自害。400年以上も語り継がれるこのクーデターの有力説を覆す驚愕の書。著者の十三代先祖は、江戸幕府旗本の牧長勝。初めは織田信長に仕え、下間頼廉の三女を妻に迎える。天正7年(1579年)に、頼廉の長女の夫・荒木村重が信長に謀反を起こしたとして、一族が殺害され丹波に避難したと伝えられている。著者の母は、知将明智光秀と荒木村重の冤罪を晴らすようにと言い残して黄泉の国に旅立った。先祖の心が子孫に伝達される事象は科学的に証明できると説く学者も多い。「先祖の心は魂を媒介にして、子孫の脳に意識として遺伝する」、「先祖を高めれば、子孫も繁栄する」ともいう。本書は、逆賊・卑怯者と蔑まされた光秀・村重両人の汚名返上を期して、先祖の心を知り、先祖の魂の叫びを創作し、読者に一石を投じるものである。
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4.1
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-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 手元に五百円玉一枚しかない場合、どうすれば有意義に過ごせるだろうか。 参考書を買う? いや、参考書はよほどのことがない限り五百円じゃ買えない。 じゃあ学校で使う文房具を買う? いや、特に入り用のものはない。 それなら漫画でも買うか? いや、それより優先すべきものがあるだろう。 「喉が、渇いた……」 人間、何事も第一優先は生命維持だ。それすなわち、飲食物の確保。 和田蓮太郎(わだれんたろう)は手元の五百円玉を握りしめ、駅の駐輪場の横の自動販売機の前に立った。お金を入れて、飲み物を買う。簡単な話だ。 いや……簡単な話の、はずだった。
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-優しい男性と静かな幸せを築こう。そう決心した矢先、死んだと思っていた夫が……。■夫のモーガンが生きているですって!モーガンは四年前、新妻だったフリスを置いてアフリカに行き、内戦に巻きこまれて死亡したと信じられていたのだった。命を絶ちたいと思うほどの苦しみからようやく立ち直り、フリスは田舎町で教師として新しい生活を始めていた。精神的に支えてくれた牧師グレアムと婚約もした。モーガンへの愛は力強く情熱的で嵐のようだったが、危険を冒して旅立った彼には今も許しがたいものを感じている。一方グレアムは、もっと穏やかな愛のかたちがあると教えてくれた。しかし、複雑な思いを胸に再会したモーガンはフリスを圧倒した。その荒々しい男性的魅力は四年前のままだった……。
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-「また逢える――」夢の中の彼はそう言っていつも消えていく――■幼い頃に自分を助けてくれた不思議な青年の夢を繰り返し夢に見る瑠果は、ある日突然死神に命を狙われる。瀕死の重傷を負った瑠果を助けたのは、あの夢と同じ姿の青年だった。命を救われ、再会を喜ぶ瑠果。しかし、氷竜と名乗った青年は、純粋な魂を奪うために人間界に降り立った悪魔だと冷たく告げたのだった。死神から姉である瑠果を守り抜くことと引き替えに、氷竜に魂を捧げる契約をしてしまった弟を助けようと、瑠果は必死に策を考える。一方の氷竜は死神から瑠果の姿を隠すため、毎日のように瑠果の唇を奪い……? 愛のないキスとは思えない優しいキスに蕩け、夢の中の青年と氷竜を重ねて想う瑠果。果たして氷竜は死神から瑠果を守り抜くことができるのか? 魂を捧げる契約をした弟の運命は……? 夢と幻が交錯するファンタジックラブストーリー!
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3.5幕末、世界の現実を知るべく、ペリーの黒船で密航を企てた吉田松陰。その生涯は、諸国を旅し、議論を交わし見聞を広める実践の学問で貫かれた。本書は、海外事情をいち早くつかんでいた松陰の飛耳長目(ひじちょうもく)ぶりを新史料から明かし、その実学精神に肉薄する。さらに、高杉晋作ら門下生に「情熱を注ぎ、すぐ実行せよ」と、愛情をもって説き続けた松下村塾・獄中での教育を、史料から丹念に検証。新時代を拓く人材をいかにして育てたのか。世界の情勢を踏まえ、確かな国家観に立った若き教育者の姿を描いた渾身の書。[主な内容]「燕都流言録」に見る松陰の飛耳長目、新事実!松陰はペリーの遠征記を読んでいた、いかにして危機を打開するか、松陰を鍛え上げた兵学者、長州藩の藩風、藩校明倫館、実家・杉家の家風、東北遊歴の旅、九州への旅、実学を訴えた獄中日記、獄中での読書と講義、松下村塾
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-人生では苦しみや困難にぶつかったり、挫折を経験することがあります。そんなときに、思いがけないヒントをくれるのは、たったひとつの言葉だったりします。本書であなたの「心の言葉」を見つけて下さい! 【目次】 第1章 落ち込みそうになったとき ~自分を奮い立たせる言葉~ 第2章 人生を投げ出したくなったとき ~失敗から立ち上がる力をくれる言葉~ 第3章 大きな岐路に立ったとき ~決断させてくれる言葉~ 第4章 人間関係で傷ついたとき ~愛の素晴らしさを思い出せる言葉~ 第5章 生き方に迷ったとき ~希望を追う元気をくれる言葉~ 第6章 心に悩みを抱えたとき ~気持ちをすっきりさせてくれる言葉~
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5.0ジョンソン・エンド・ジョンソンなどグローバル・エクセレント・カンパニー3社で社長を務めた「伝説の外資系トップ」として知られる新将命氏が経営の中でも鍵を握る「戦略」をテーマに変わらない原理・原則を語る! 【目次】 Chapter1 いま、なぜ「生きた戦略」が必要なのか 勝ち残る企業の原理原則とは何か? 変化のときこそ経営者は「原理原則」に戻れ 戦略を生かすか殺すかは理念にあり 理念の偉大さは非常時にこそわかる ほか Chapter2 「生きた戦略」の13条件 戦略を「生かす」ためにクリアすべき13の壁 企業理念との整合性があるか 生きた戦略の条件1 理念との整合性 正しい土俵で戦っているか 生きた戦略の条件2 事業領域 顧客視点に立った差別化があるか 生きた戦略の条件3 差別化 ほか Chapter3 「生きた戦略」をどう創るか 「生きた戦略」策定の5ステップ 戦略は引き算、戦術は足し算で組み立てる フローチャートは「不老」チャート 最後はトップの決断で! ほか Chapter4 戦略をどう生かすか 戦略を生かす仕組みを社内につくれ 過去にとらわれないチャレンジが会社の実力をつける 戦術は目一杯まかせよ 情報の価値を甘く見ない ほか Chapter5 戦略をどう変えるか エクセレント・カンパニーはなぜ消えたか スピードこそ変化の最重要ポイント 四つの「壁」を打ち壊せ 変化の兆しをつかみ、先手を打つ ほか
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5.0ある冬の朝、百地王太(ももちおうた)と九江州中学の生徒550人は、轟く雷鳴とともに校舎ごと次元を超えて、異界の大地へと飛ばされた!見知らぬ世界、校舎に突き立った巨大な剣、さらに襲いくる怪物の群れに戸惑い、窮地に立たされる生徒たち。そのとき王太の胸に声が響く「心で剣を引き抜け」と・・!
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-戦後60年の節目に怒濤の400枚で問う。上下に分けて配信。 『戦争論』『台湾論』から5年。構想、執筆1年。戦後60年の節目に、大幅書き下ろし、怒濤の400枚で問う問題作。これはゴーマニストから日本人への新しい挑戦状だ! 第1部…沖縄を考える(米軍ヘリ墜落と基地問題)、第2部…琉球王朝とは何か?(海の王国の物語)、第3部…沖縄戦後史(これが封印された祖国復帰の歴史だ)、最終章(歴史とクニガラ)。真夏の紫外線の中、恐る恐る沖縄に降り立ったゴーマニストは、沖縄の基地、現状を目の当たりにし、やがてその深層に潜む沖縄のアイデンティティと歴史へ足を踏み入れていく。沖縄の戦後史を救ったある政治家の一生、最後に降り立った「神の島」で捧げた祈り…これまでの対立軸に凝り固まったイデオロギーではとうてい立ち向かうことのできない思想的挑戦! しょくん!受けて立てるか!?(2005年7月発表作品) フィックス型EPUB146MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
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-地方のサラリーマンが、本業を大切にし、自助努力で国家資格を取得し、更に偶然始めた不動産業を副業とし、増収を図った実録です。 資格は本業に活用し、独立開業することなく企業内で資格を活用して、サラリーマンとしてワールドワイドに活動した記録も書かれています。 これから社会に出ていく若い人や、子育てや老後の不安を考え始めたミドルの人たちに、職の大切さや収入を得る方法を提案した一冊です。 人生の岐路に立った時、きっとあなたに判断の基準を示してくれる一冊になるでしょう。 この本は単なるお金だけの本ではありません。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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3.4「兄からの褒賞を断ったSPは貴様か?」日本に華々しく降り立ったノルド王国軍総帥、ユーリは、ずらりと並ぶ警視庁のSPの中から、迷うことなく東堂喬也を選び、自分のいちばん近くに付くことを命じる。以前ユーリの兄が来日した時も、喬也は警護班に抜擢され、活躍が認められたが、ノルド王国からの褒賞を断っていた。その事をユーリは不快に受け取ったのか、今回の喬也の役目は警護だけではなかった。「貴様を呼んだのは、私が愉しむためだ」ユーリは喬也に身体の関係を要求してきたのだ。「SPは男娼ではありません」SPのプライドをかけて喬也は毅然と断るが…。
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-国鉄初の減量改正といわれ、当時の国鉄の厳しい経営状態を反映するダイヤ改正となった。しかしその中でも明るい話題といえば、北海道の千歳線・室蘭線の電化と千歳空港駅の開業である。東京―札幌間は圧倒的に航空機が優勢で、その輸送人員は世界一の規模を誇っている。国鉄ではこれに直接対抗するのではなく、千歳空港に降り立った航空旅客を札幌や道央各都市に輸送する部分に活路を見出したのであった。この発想の転換を具体化したダイヤが今号のみどころ。CAが札幌駅で会話しているというユニークな表紙も当時話題をよんだ。 ※当時の雰囲気も楽しめるよう、広告ページも収録しています。そのため、オリジナルと電子版目次のページ表記にズレが生じています。ご了承ください。 ※本書は、当時発行された書籍をそのまま電子化したものです。底本の劣化等により、シミや日焼け、誌面の歪みや裏写り等、一部読みづらい箇所がございますが、予めご了承ください。 ※当電子書籍はファイル容量が大きいため、ダウンロードやダウンロード後の動作に少々時間を要することがございます。あらかじめご了承ください。
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-島津、龍造寺、大友――強大な軍事力を誇る三大名が並び立った戦国九州。その均衡がついに崩れる時がやってきた! 勢力拡大の野望に燃える大友、龍造寺の大軍に対し、当主義久を中心とした固い結束で迎え撃つ島津氏。九州統一の戦いが今、幕を開ける!
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-レイチェルは18歳のとき、父の借金の形として、マルカムという親子ほど年の離れた腹黒い男に泣く泣く嫁いだ。牢獄のような暮らしが始まって3年がたったある日のこと、マルティネス侯爵と名乗る魅力的な男性が突然訪ねてくる。彼の母と旧知の仲であるマルカムに侯爵邸で静養してもらうため、わざわざポルトガルから迎えにやってきたという。だが、レイチェルが妻だと知った侯爵は、なぜか顔色を変えた。どうしてそんな軽蔑のまなざしで私を見るの?底知れぬ不安を抱え、彼女は病弱の夫につき添って旅立った。
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-旅行業を営むケイトは、ツアーの視察のためにバラカット首長国に降り立った。空港でハディという名の男にいかにも尊大な調子で声をかけられる。彼女は瞬時に反発を覚えたが、じつは彼はケイトの案内役で……。(『氷のシーク』)ソフィーはバカンスでバラカット首長国へやってきた。早くに起き出して浜辺を散歩していたとき、白いローブを翻し黒馬を駆る男性が鋭い視線を投げてきた。彼女が不思議に思っていると、彼が近づいてきて言った。「僕はきみが何者か知っている、ソフィー」(『シークの至宝』)伝説と魔法に満ちた神秘の地に愛の熱風が吹く――魅惑の短編を2作収録!
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-宝くじでささやかなお金を手にしたケリーは、退屈な毎日を忘れ、つかの間の冒険と贅沢を楽しむためにウィーンへ旅立った。機内で知り合った男性は親切にも、知り合いがいない彼女を、ウィーン社交界で高名な伯爵夫人のパーティーに招待してくれた。華やかな紳士淑女たちに圧倒されるケリーの目を引きつけたのは、プレイボーイとして名を馳せるハンサムなタスブルク公爵。すると公爵は魅力にあふれる笑みを浮かべてデートに誘ってきた。最初は警戒したものの、甘い言葉に負けてケリーは承諾した。別世界に暮らす彼が本気で私を相手にするはずがないけれど……。
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3.0「宇宙に行きた~~~~~い!」「女の子、知りた~~~~い!」何もない湊町商店街の海の家の息子ピントは中学2年生。ちょっと宇宙に、大いに女の子に興味があるピントの元に突如降り立った美少女ミナトは、お父さんの妹。「えっつまり、同い年の叔母さん?」「ええっ、死んだハズの潮じいさんが生きているの?」「えええっ、お父さんは宇宙人とのハーフ???」次々に明かされる衝撃の事実に戸惑う直情ピント少年が潮さんの残した謎のAPSカメラを手に入れたから、さあ大変!近所の高校生桃音さん、同級生のさっちゃん、そしてミナトまで宇宙への羨望、異性への願望ぜんぶまとめてピントが引き受けた。中学生の多感な青春の夏を叙情派作家大石まさるが描く珠玉の作品が、ここから始まる!
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-“口説いては捨てる”それがプレイボーイの愛し方。■この男性(ひと)には気をつけなければ……。新米弁護士のリサは身構えた。依頼人が不当勾留されたと聞いて駆けつけたところ、現れた保安官は若くセクシーなクイン・サットンだったのだ。こういうハンサムな男性は体目当てに女を口説くもの……。誘うように微笑むクインに、彼女は警戒心をあらわにした。しばらくして仕事の話を終えて席を立ったリサは、外まで追いかけてきたクインにいきなり唇を奪われる。魔法のような瞬間に酔いしれつつも、彼女はやがて我に返った。彼の餌食にはならないわ! リサは走って逃げだした。
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4.2大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、商店街を巡ります。 看板猫はどこにでもいそうに思えますが、実はいまや希少な存在。シャッター商店街が増え、かろうじて活気を保っている商店街でもテナントショップへと商売替えをする店が続出し、“店に住む”ことができなくなりつつあるからです。昔ながらの風情を残す自営の店か、オーナーがよっぽどの猫好きか。 そんな希少な猫を求めて訪ねたのは、阿佐ケ谷、幡ヶ谷、永福町、桜新町に豪徳寺、猫のメッカである谷中・根津、問屋が連なる蔵前や代田橋にある沖縄タウン、恵比寿、新大久保などの商業地、さらには築地に横浜中華街まで、実にさまざま。「看板猫がいるらしい」との情報を頼りに初めて降り立った地も多くあります。 猫待ちをしながら街をぶらぶらし、おいしそうなお惣菜があれば買い求め、初めての道を右に左に覗きつつ進む。 知らない街を訪れるのは意外な面白さに満ちていて、そのうえ猫を愛でて心もほっこり。初めての味との出会いというおまけ付き。 晩ごはんのおかずを買って帰るもよし、散策しながら揚げたてのコロッケをほおばるもよし。気がつけば、足取りも軽く、自然と笑顔になっているはず。 猫好きが思わず駆けつけたくなる猫カットを中心に、街歩きへと誘います。
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-パリといえば、なんといってもまだ日本では観光地として人気が高い。ファッションやブランドやフランス料理や世界遺産、なんでも揃っていて、その上、建物や街並みが魅力的である。ツアー旅行でヨーロッパといえば、まずパリは必ずと言っていいほど旅程に入っているのが当たり前になっている。 そんなパリだが、しばらく滞在してみると駆け足で街並みや歴史的記念物を見ているのとは違った表情を見せる。まず、聞き取れないフランス語やパリジャンやパリジェンヌたちの冷たいあしらいにがっかりさせられたり、国鉄職員やデパートの店員の横柄な態度に憤慨したり、すっかりフランス嫌いになる人も多い。また、スリやひったくりやジプシーの物乞いなどに怖気づく人も多い。 著者はかつてフランス語を教えていたが、定年退職になったので久しぶりにパリに3週間、妻とともにアパルトマンを借りて生活してみようと思い立った。この本は毎日の生活を暮らしてみた著者夫婦の日常体験を通して、これからパリに行こうと思う人や、しばらく滞在してみたいと考えている人の参考になればと思って書いたものである。
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 “国を改めるとは――”民に媚びれば改革の実は上がらず、その施策を強行すれば人心は離れる。ゆるみきった徳川幕府体制建て直しのため「天保の改革」の先頭に立った男、目付・鳥居甲斐守耀蔵。徹底した強圧策に人は彼を“妖怪”と呼び恐れた。奢侈禁止令しかり、株仲間解散令しかり。あげくは洋学を排し「蛮社の獄」にいたる。かくまでして反感を買いながらも自説を曲げず、失脚後も江戸から明治への時代のうねりの中を生き抜いた男の実像に迫る。幕臣鳥居耀蔵とは果して亡国の臣であったのか。
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-旅行代理店に勤めるアレクサンドラは、ある日、女性客から小さな男の子を何げなく預かった。ところが女性客はそれきり戻ってこない。途方に暮れて警察に届け出たアレクサンドラの前に、男の子のおじを名乗る男性チェイスが現れた。彼は有名な資産家らしく罪深いほど美しかったがとてつもなく傲慢で、その態度に腹が立ったアレクサンドラは彼と口論になってしまう。火花を散らしながらも、男の子のためにふたりは協力して失踪した母親捜しに乗り出すが…?
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3.8現在韓国では、同じ民族への愛を唱える「親北朝鮮」が「民族主義」の象徴、「反日」が「愛国」の象徴となっており、それらを等式で結ぶ「親北朝鮮=民族主義=反日=愛国」という政治イデオロギーが主流になりつつある。この思想の背景となる朝鮮民族固有の原理を明快に解いた『韓国人から見た北朝鮮』に、増補二章を加えてここに刊行。韓国の援助で成り立った北朝鮮の核開発、「過去清算」という強固な反日姿勢について新たに書き下ろす。「朝鮮のない地球はない」という自民族優越主義、「罪は親子三代におよぶ」倫理観……。韓国から入国拒否を受けた韓国出身の大学教授が、自身の経験も披瀝しながらわかりやすく解説。
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-鳳凰の輝きに魅せられ、罪を犯したのは誰!?■理央は行方がわからなくなった弟を捜してある屋敷にやってきた。現れたのは美貌の女。榊原美紗子と名乗った女主人は、この屋敷に弟がいることを認める。しかしながら会わせてくれない。懇願する理央に対し、ゲームをして勝ったら会わせてあげると言い出す。そのゲームとは、この屋敷に住む誰かが美紗子から奪ってしまった『瑞玉』と呼ばれる赤い石を手に入れること。受けて立った理央は、『瑞玉』を探して屋敷の中を歩き回る。そこで出会った男、瞬の協力を得ることに。孤立無援の理央は優しくしてくれる瞬に惹かれていき、求められるままに──魅力的な男達が住む屋敷は、愛憎渦巻く危険で妖しい場所だった。
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3.0自分が旅立った後のこと。そこに安心感があればこそ、余生を前向きに生きることができるのです。子どもがいる、いないの問題ではありません。自分が生きたことを忘れないでいてくれる人がいる。自分がそこに眠っていることを知ってくれている人がいる。その安心感をもって旅立つために、私たちは「魂」の居場所としてのお墓に心を尽くさねばならないのです。今の日本社会に目を向けた時、そこには一人暮らしの人たちの姿が多く映ります。高齢者ばかりではなく、四十代、五十代の人たちも大勢います。そしてこの傾向は今後も強くなってくるかもしれません。「自分が死んでしまったらどうなるのだろう」「自分が眠るお墓はどうなっていくのだろう」。そんな心の不安の声が聞こえてくるようです。本書は、今後ますます増えるであろう「自分のお墓の不安」に対する、著者からの提案です。生前にどのような終活をすれば、人生が豊かになるかを著します。
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3.11分で楽になれる! 簡単健康法 疲れがたまって、不調を感じているけど忙しくてなかなか解消できない…。そんな人でも、手だけで行う指ヨガなら、いつでもどこでもさっとできて、不調を解消し、リラックスでき、心身を強く健康にすることができます。トラブルの対処に、毎日の健康法に指ヨガをお試しください。 日本のヨガ指導の第一人者である著者・龍村修が、長年のヨガ指導の中で、全身に通じる指ヨガを考案。 手指を刺激することで全身のヨガに通じる効果を得ることができる驚きの「指ヨガ」を自分で行えるように、わかりやすくイラスト解説します。 ▼目次 はじめに~魔法のようにあなたを癒す~ ・世界中で人気のヨガ ・部分即全体 ・龍村式 指ヨガ相応図 ・やってみよう! 指ヨガ 現代を生きる人と指ヨガ ・指ヨガは、ヨガの中から自然に生まれたもの ・指ヨガはお手軽すぎ? ・指ヨガはヨガです ・指ヨガは脳に効く ・何はともあれ試してみよう こんな人にやってほしい ・からだの中で指が意味するものとは ・忙しい人にこそ指ヨガを ・指ヨガは立ったままでも、寝たままでも良い ・元気のないときにも ・寝たきり・脳の老化防止に ・妊娠中の女性や、産後のお母さんに ・ママの心が安定していると子どもにも良い影響 ・子どもも一緒にできる ・美しくなりたい人に ・自立神経の不調に ・ここ一番の大勝負に ・スポーツや芸術活動をする人にも ・プレッシャーもコントロール 魔法の指ヨガシリーズの紹介 ※本著は2013年10月発行の『魔法の指ヨガ』(法研)を分冊、電子書籍化したものです。
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-おじさんだって、ひとりでアジアに行きたい――。人には誰だって、ふと旅に出たくなる瞬間が訪れるもの。人生の転機を迎え、風の吹くまま、気の向くまま、アジアにふらりと旅立った男たちは、そこで何を見て、何を感じたのだろうか? 旅の楽しさ、奥の深さの虜になった“ソロ・トラベラー”の証言を元に、「人生は旅で変わるのか」という問いの答えを導き出していくトラベルエッセイ。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 英語なんてやり方ひとつだ 「英語をマスターしたい、でもなかなか身につかない……」と悩んでいるあなた! そんなあなたは、英語を書いて覚えようとしていませんか? 英語は声に出して修得するものなのです! 本書の中に収録された英文の数々は、著者が実際にアメリカでの生活で役立った、覚えていてよかった、という表現ばかり。 英語を絶対に「忘れない覚え方」はここにある!
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4.0有名実業家の愛人の娘として生まれたバーナデッドは、後ろ指をさされて育ちながらも長年の夢を叶え、医師となった。その年の誕生日、彼女のもとに贈り主の名前のない花束が届いた。誰から?疑問を抱いたまま出掛け、一人の男と鉢合わせした。ダントン──6年前、思わせぶりな言葉で惑わせておきながら、私が懸命に語る理想を嘲り、翌日にはほかの女と去っていった男。彼は変わらぬ不敵な笑みを浮かべ、仮面舞踏会へと誘ってきた。“君が僕を見つける前に、君を見つけてみせる”と言って。彼をひざまずかせてやるわ!彼女は挑戦を受けて立った。
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-大小17件の事件をまんがで追跡!さあ、犯人は誰だ?緊迫必至の頭脳クイズ集、2分冊電子版で復活! 大小17件の事件をキャラの立った探偵たちがまんがで追跡!各事件ファイルは、事件編と解決編に分かれ、事件編のラストに犯人あてクイズが! キミは真犯人を見つけられるか!? トリックを見破れるか!? この第1巻はアトリエ殺人事件、女子大生殺人事件、消えた指輪事件ほか、10編の事件ファイルまんがを収録! コラムコーナー「ほんとうにあった難事件・怪事件」では、勲章盗難事件や函館駅ニセ車掌事件などを解説。キミの推理ではどう見るかな?
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3.8佐藤優氏推薦! 短くて人を笑わせる話―単にネタを暗記するのではなく、笑いの構造を理解すれば、臨機応変・自由自在に小咄を創り出せる。本書では、日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間に流布する笑いの法則を突き止めて分類し、自作も含めて豊富な例をあげながら、笑いの本質に迫る。詐欺にも似た、相手を錯覚させる方法、同じ内容の順番を変えるだけで悲劇が喜劇になる方法、マクロとミクロを反転させる方法など、思いがけないオチをつけるテクニックをマスターして、窮地に立ったときこそ、周囲に笑いを呼び込もう!【目次】第一章 詐欺の手口/第二章 悲劇喜劇も紙一重/第三章 動物と子どもには勝てない/第四章 お株を奪って反撃/第五章 木を見せてから森を見せる/第六章 神様は三がお好き/第七章 誇張と矮小化/第八章 絶体絶命の効用/第九章 言わぬが花/第十章 悪魔は細部に宿る/第十一章 権威は笑いの放牧場/第十二章 耳を傾けさせてこその小咄/あとがき
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-まえがきより あなたの眼前に30~40人の子どもがいたとする。 そこで50分間、あなたのよく知っていることについて話をしろと言われたら、あなたはできるだろうか? 人前に立つ仕事として、多くの人がもっとも身近で見てきたのは恐らく“教師”だろう。 毎日何時間も生徒の前に立って話をする。あなたの記憶の中に、震えて授業にならないような教師はいただろうか?教育実習を経験した人にはわかるだろうが、最初に黒板の前に立った時は足も声も震えて授業にならない。それがいつの間にか、生徒を前にして緊張することもなく理路整然と話ができるようになる。 本書では教師が授業を行う際に気を付けていることやそのノウハウを、プレゼンテーションの場で使えるよう応用した形で紹介する。 今回は観点を大きく二つに分けたい。一つは【準備段階で考えるべきこと】。そしてもう一つは【プレゼン中に実践すべきこと】である。 【準備段階で考えるべきこと】としてもっとも重要なことは「ねらい」をつくることである。教育の世界ではよく授業に「ねらい」をつくれと言われる。「ねらい」を山場ととらえ、そこに向かってプレゼンが流れるような構成をつくる。ストーリーを作るといってもいいし、理解の順序をたどるといってもいい。 そして【プレゼン中に実践すべきこと】としてもっとも大切なのはプレゼンを聞いている対象者にコミットしてもらえる空気をつくることだ。これにはいくつか方法があるのでそれをのちの章で詳しく紹介する。 人前に立つ機会はそう多くない。より少ない回数で人前に立つことに慣れ、より早く理想的なプレゼンテーションができるようになるために、本書が少しでも力になれたらと思っている。
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4.0ドワーフの女戦士ミンクスを蘇生させるためにかかった費用は48万ガメル。そのすべてをベルローズ商会から借り入れたマイスとラーンは、一気に極貧の世界に。3人の監視役としてベルローズ商会から派遣された魔術師ルーイが加わって、大都市オランへ舞台は移る。宝の地図を手にして旅立った家出少年カシスとその後見役のイーノ司祭。とある事件で知り合った4人と2人がパーティー組んで、一攫千金の野望ふくらむ大冒険。借金返すが早いのか、命尽きるが早いのか?危険で無謀な網渡り。勇者たちの明日はどっちだ?
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-当代きっての実業家・斎藤一人さんが手掛ける初の児童書! かわいいイラスト満載の心温まるストーリーは 子どもから大人まで、誰もが楽しめる作品です!! 人生が輝くための本をたくさん書いてきた一人さんだからこそ描けた しあわせになるためのヒントが満載の物語。ご家族みなさんでお楽しみください。 美しい女神をめざすために心のしくみを学ぶ旅をしている天使のハルと、ノットじいちゃん。 今回の旅は誰の心にもあるという「魔法の湖」について――。 ハルとノットじいちゃんが列車から降り立ったのは「ホンモンテリル」駅。 その国の言葉で「みんながしあわせになれる」という名前の街でした。 ところが、人の心が見えてしまう天使のハルは、街中を歩きながらびっくり! しあわせの街に住む人々の心は、けっしてしあわせではなかったのです。 ハルとノットじいちゃんはこの街に隠されたなぞを調べはじめます――。 そこで見つけたホンモンテリルのヒミツとは……? *目次より 1 しあわせになれる街の、おかしななぞ 2 深い穴のできごと 3 くるしいなやみ 4 つらくかなしい経験 5 くらい穴の向こうがわ 6 黒い雨と光の雨 7 愛のきおく 8 伝えあうよろこび 9 しあわせな奇跡
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-何があっても、私が彼のかわりに君を守る■エリート外交官だった婚約者を、結婚直前に卑劣なテロで喪ってしまった由布子。無垢のまま遺された彼女にもテロリストの魔の手が忍び寄る。その窮地を救ったのは、亡き婚約者と刎頚の契りを結んだ、若き王族アリー。深い哀しみを共有する二人は、やがて惹かれあい、許されざる恋に落ちて……。だが、そんな関係を近しい人々に非難され、世間の好奇の視線にさらされて、身の置き場を失くした由布子は、逃げるように旅立ったアリーの故国で、さらに厳しい現実を知る。なんとアリーにはすでに二人の妻があり、熾烈な権力闘争を戦う彼には、愛などただの気まぐれでしかないというのだ……!! 遺されし乙女妻は、王族の奔放愛とテロの恐怖に身悶える――!!
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