円満字二郎の作品一覧

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2022/08/12更新

ユーザーレビュー

  • ひねくれ古典『列子』を読む
     朝三暮四や杞憂などの故事成語の典拠として知られる『列子』だが、それ以外はあまり知られていない。老荘思想の流れを組みながらも独自なストーリー展開をする『列子』の魅力をこの本は分かりやすく説明してくれる。
     逆説や意図的な論理矛盾、まとまらない終わり方など現代小説が行っている手法の原点がここにあったと...続きを読む
  • 漢和辞典的に申しますと。
    言葉や文字って面白い。故事来歴はもっと面白い。漢字に限って言えば、じっと眺めていて想像します。この漢字はこういう感じかしら。いやいやそんなことよりもっと深いものでした。


    まず目次から 

    1 食べる漢字と飲む漢字
    2 体育会系の漢字たち
    3 漢字で見る夢のいろいろ
    4 理数の国の漢字たち
    5 漢...続きを読む
  • 政治家はなぜ「粛々」を好むのか―漢字の擬態語あれこれ―
     これは眼から鱗。「ぶつぶつ」「どきどき」といった和語の擬態語はなじみ深いけど,中国から伝わってきた漢語の擬態語もあって,日本人も長い間親しんできたんだよという話。
     漢字は表意文字で,字自体が意味をもつという固定観念があったので,今まで意識したことがなかったが,漢語に擬態語があるのはまったく自然で...続きを読む
  • 漢字が日本語になるまで ――音読み・訓読みはなぜ生まれたのか?
    中国語の真似をしてできた音読み、中国語を知らない人にも分かりやすいようにした訓読み、そして新たに生まれた日本独自の音読みや日本独自の漢字。
    歴史系書物に弱い私でも漢字の歴史を興味深く思えた一冊。

    「外国語を学ぶことは、ものごとのとらえ方のちがいに触れる異文化体験」は、確かに。
    英語以外にも外国語に...続きを読む
  • 漢字が日本語になるまで ――音読み・訓読みはなぜ生まれたのか?
    漢字が日本で使われるようになった経緯を丁寧に説明した本だ.万葉仮名を発明し、その余韻が歴史的仮名遣いに残っているのは、日本人の創意工夫の産物だと感じた.さらに日本で作った漢語を中国が導入することなど、興味ある話が楽しめた.

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