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二千年前、広大な版図を擁した軍事大国ローマと小さな通商国家カルタゴ。その勤勉さと商才で未曾有の経済的繁栄を遂げたカルタゴは、なぜローマによって壊滅させられたのか?その答えを求め、著者は地中海へと旅立った。「通商国家」カルタゴを描写することで、「経済大国」日本の行く末を暗示した話題の書。
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Posted by ブクログ
平成が終わる頃に、その始まり頃に書かれた本を読む。何かを見て、何かに似ていると相似を見るのはよくあることだ。 筆者は商人国家としては繁栄したカルタゴに日本を重ねた。繁栄と衰退を繰り返したカルタゴは、最後にローマによって抹殺といってよい形で滅んだ。 その理由を筆者は、いつまでもカルタゴが商人国家であり...続きを読む続け変わらなかったから、とする。経済大国になっても隣国との力関係の変化を考慮せず、国家の方針を変えずにいて他国から脅威と受け取られたからだと。 では、日本は? 筆者の思いもここにあるように思う。平成が終わろうとするなか、その答えはでているというべきか。 カルタゴの如く「滅んだ」というのは言い過ぎとしても衰退の度は激しく、また変化のためにもがき苦しんだ。そのもがきはまだ長く続きそうだ。その先に光明があるのか。カルタゴの末路と同じか。
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ある通商国家の興亡
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