歴史・時代小説の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
-
【宮城谷昌光作家生活25周年記念作品】天下人の器とは――一人の男の信念に、綺羅星のごとき才が集結す。中華全土を巻き込んだ、最強のライバル対決が始まる!中国史を代表する名君・劉邦の活躍を、歴史小説の大家が鮮やかな筆致で描き出 す傑作長編。秦末の混乱期における劉邦と仲間たちの挙兵から、天下を分ける項 羽との決戦まで、圧巻のスケールで展開!酒好きで女好き、一介の地方役人に過ぎなかった劉邦が、なぜ中華全土を統一する王となるに至ったのか。稀代の英雄譚の序章!宮城谷昌光「劉邦がこれほどおもしろい男とはおもわなかった」
-
幕末きっての英雄・坂本龍馬が、北辰一刀流の剣豪ながら短銃を愛用し、寺田屋事件では包囲する幕吏に発砲して難を逃れた話はよく知られている。「スミス&ウェッソン第II型」、通称アーミー・モデル、中折れ式の回転式連発銃(リボルバー)である。スミス&ウェッソン社は、1852年に設立されたアメリカ合衆国最大の銃器メーカー。映画「ダーティー・ハリー」でキャラハン刑事が愛用する「44マグナム」などを開発している。創業まもない同社のピストルを、幕末のヒーロー・坂本龍馬が愛用していたことは、それだけでロマンを掻き立てられる。本作品は、寺田屋事件に始まり、龍馬とお龍の薩摩へのハネムーン、その後の薩長連合・大政奉還での活躍を経て、近江屋での暗殺に至る龍馬の疾風のごとき生涯を、「龍馬のピストル」の数奇な“運命”とともに描いた長篇小説である。龍馬の死後、彼の手を離れて流転するピストルの後日譚も印象的な傑作となっている。
-
-
-
-
日本初の団体旅行(ツアー)は、汽車で行くお伊勢参りだった! 日本旅行 創業120周年! 〈旅のお世話〉に生涯を賭けた南新助の奮闘を描く感動の旅行屋さん小説!! 旅の思い出は、奪われることのない宝。 時は明治、鉄道開通に揺れる滋賀県草津の村長・南信太郎は駅の開業に尽くし、立売り弁当販売を始める。 その志を継いだ息子の新助は地元の人々、そして鉄道への恩返しの気持ちから伊勢神宮、善光寺への団体参拝を実現させる。 それは図らずも日本における団体旅行のはじまりであった。 やがて、旅の世話を商売にすることを思い立ち… 〈日本旅行〉創業者・南新助の奮闘と激動の生涯を描く、旅行屋さん一代記!
-
かつて武勇一辺倒だった生粋の猛将が、のちに儒学者に優るとも劣らない学問を身につけ、恐るべき知将へと転じた――。その名は呂蒙。光和元年(178年)生まれの呂蒙は、寒門の出身でありながら、主君の孫権による「学問せよ」の一言から書物に親しむようになり、故国の運命を背負う武将へと大成長を遂げる。その劇的な変貌ぶりから、魯粛は「呉下の阿蒙に非ず」(呉にいたころの蒙ちゃんではない)と表現し、それに対して呂蒙は「士別れて三日なれば、刮目して相待すべし」(日々鍛錬している者は、三日も会わなければ見違えるほど変わっている)との名言を残した。かの有名な赤壁の戦いや江陵の戦いで、大きな功績を挙げた呂蒙は、魯粛が死去したあと、荊州方面の責任者となり、巧みな計略を用いて関羽を捕らえることに成功。荊州全域を呉の支配下に置くようになる。知勇兼備の波乱に満ちた男の生涯を描く、長編歴史小説。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
不破六郎太が八年ぶりに八丈島から江戸へ帰ってきた! 流人としての過酷な島暮らしで肌は黒く灼けながら、鍛錬で筋骨隆々に。愛刀・斬馬刀〈梵天丸〉を手に、爛々と輝く目には強い意志が宿っていた。 「生類憐れみの令」は年々酷くなっていた。その濡れ衣を着せられ、御家断絶、父は切腹、六郎太は遠島、家族は離散した。誰が不破家を貶めたのか探り、必ず仇を討つと誓った。 だが帰還したのも束の間、荒れ果てた元不破家の屋敷前で、怪しい浪人らが斬りかかってきた! 二階堂流の遣い手である六郎太の斬馬刀が鞘走り、次々と薙ぎ斬っていく! 奇襲の裏に八年前との関わりが垣間見え、真実を暴くため六郎太が動き出す。 怒涛の剣戟に心を鷲掴みにされる剣客小説開幕!
-
============== 『警視庁公安J』シリーズで 人気沸騰の著者が描く、 痛快無比な勧善懲悪活劇! ============== かつてなく最高の 流浪人、現る! 全国諸藩をさすらい気ままに過ごす浪人、 その名は天下泰平。 賭場でなけなしの銭をとられても意に介さず。 なぜか人に気に入られ、 三度の飯には事欠かないからだ。 並外れた人懐っこさに加え、 泰平にはもうひとつ突出したものがあった。 弱き者の土壇場に間一髪で参上して助太刀。 大藩の悪事もたやすく斬って捨てる。 この男、正義感の塊なのだ。 読めば誰もが好きになる最高の浪人が誕生!
-
中世ヨーロッパへいざなう、臨場感あふれる冒険譚 時は9世紀、一人の若者がバイキング船の漕ぎ手として未知の航海に出た。 目指すは遥かなるルーシーの中心都市、キーウ。 17歳の彼にとって、旅は楽しくも驚くべき体験の連続だった。 フランクとの緊迫の交渉、商品として売られる娘への淡い想い、サラセンの海賊との戦い、東ローマの傭兵としての戦闘……。 不安定なフランク、イベリア半島の繁栄、荒廃するイタリアと影を落とす古都ローマ、黄金に輝く壮麗なコンスタンチノープル…… 帆は風をはらみ、北海から地中海、黒海へと進んでいく。 ある時は、初めて目にする異文化に心を奪われ。 異国の人々との交流を深め、共に命を懸けて戦い。 愛する人を守れない自分の無力さに涙する。 愛、勇気、憧れ、冒険航海の中で、若者はたくましく成長していく。 混沌とロマンに満ちた中世を生きる一人の若者の物語。
-
新しい時代の黎明を呼んだ男、北条早雲―― 時は室町末期。 誰もが己と子孫の繁栄だけを願い、権力を得ようとしたために起こった応仁の乱。 戦乱に巻き込まれた伊勢新九郎盛時(のちの早雲)は、大切な家族や仲間たちを失ってしまう。 「世の中を刷新し、『民のための世』を築きたい。」 そう願った早雲は、故郷を捨て都を離れ、早雲庵宗瑞と名を変え生まれ変わった。 新天地・関東から変革の波を起こし、未だ蔓延る旧勢力と戦い続ける。 果たして彼の望む平穏な世は訪れるのか・・・ 最新の研究成果を踏まえ、実像に近い北条早雲像を描いた伊東潤の長編歴史小説。
-
先の見えすぎた男が背負った重き十字架――織田信長が惚れこみ、豊臣秀吉がその器量を畏れた武将・蒲生氏郷の生涯を描く長篇小説。信長に見出されて娘婿となり、その薫陶を受けて武将として成長する蒲生氏郷。世界とわたり合える国をつくるために天下統一を急ぐ信長の志を理解し、その実現をめざして邁進していた氏郷だったが、長島一向一揆での惨劇を目にして、心が大きく揺らぎ始めていた。信長亡き後、その遺志を受け継ぐと思われた秀吉に従い、数々の合戦で功を立てた氏郷は、会津百万石の太守になる。しかし、秀吉が私利私欲にとらわれていた事実を知り、志を遂げるために独自の道を歩むことを決断したのであった……。茶人やキリシタン大名としても知られている蒲生氏郷には、文武に秀でた器量に危機感を覚えた秀吉が毒殺したとの説もある。その謎を解き明かすと共に、著者独自の解釈とグローバルな視点で、蒲生氏郷の人生を骨太の筆致で描いた力作。
-
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学校高学年からの古典入門。教科書でおなじみ「春はあけぼの」誕生物語。●シリーズ第3弾! 小学校高学年からの古典入門。●「春はあけぼの」が書かれたのは、誰のため? 何のため? 歴史を知ると、枕草子はもっとおもしろくなる!●児童向け古典で多数の著書がある、時海結以先生が再編。「枕草子」は、清少納言が心ひかれた日常の瞬間、自然や人間関係について感じたこと、そして彼女が仕えた中宮定子の華やかな日々を描いたエッセイです。千年前の古典ですが、現代の私たちにも共感できる内容です。本書はこれらのエッセイと歴史的背景を、小学校高学年から楽しめるよう現代語訳で再編しました。300の短い文章を気ままに集めたように見える作品ですが、歴史的背景や清少納言の思いを知ると、深い意味が浮かび上がります。国語の教科書でもおなじみの「春はあけぼの」に、新たな面白さを見つけられるでしょう。
-
【電子書籍特典11城追加版】 第一級の歴史作家が読み解く、関東甲信の隠れた名城46のガイド お城ブームを反映して、城に関する書籍が多数出版されている。安土桃山期以降の豪華絢爛な天守閣を擁する城を中心に取り上げた書籍もあれば、戦国期の軍事色が強い古城を扱った書籍まで百花繚乱である。 本書は、気鋭の歴史作家として注目される伊東潤氏が、これまでの多くの作品で舞台としてきた関東甲信の名城を紹介するもの。多くはこの地域の覇権を競った北条氏、武田氏、真田氏、徳川氏にまつわる城である。 単なる名城ガイドや探訪記ではなく、歴史作家である伊東氏が綴る各城にまつわる物語や縄張り(城の基本設計)の解説が本書の特徴。読めば必ず現地を訪れたくなるし、一度行った城でもまた行きたくなる。 特典付電子版は紙の書籍ではお伝えしきれなかった11城を新たに加えました。 この本は、ディープな城ファンや伊東潤ファンはもちろん、これから関東甲信の城めぐりを始めたい方々にもおすすめです。 【目次より】*特典付電子版のみ 序章 城の基礎知識 第1章 東京都(滝山城、石神井城、江戸城、*浄福寺城) 第2章 神奈川県(小田原城、玉縄城、津久井城、三崎城、*石垣山城、*小机城) 第3章 埼玉県(武州松山城、菅谷城、杉山城、*忍城、*岩付城) 第4章 千葉県(国府台城、佐倉城、臼井城、本佐倉城、*関宿城) 第5章 群馬県(岩櫃城、太田金山城、松井田城、沼田城) 第6章 栃木県(唐沢山城、祇園城、宇都宮城、*足利氏館) 第7章 茨城県(逆井城、額田城、小幡城、*石神城) 第8章 山梨県(新府城、躑躅ヶ崎館、岩殿城、*若神子城) 第9章 長野県(高遠城、上田城、大島城、旭山城、*戸石城) 第10章 静岡県(諏訪原城、下田城、興国寺城、丸子城、*田中城)
-
晩年はアウトドアを満喫した伊達政宗、大大名から蹴鞠の宗匠になった今川氏真、体調不良と闘いながら大御所政治を行なった徳川吉宗、晩年に3回若い妻を迎えた小林一茶、隠居後に全国を測量旅行した伊能忠敬、新選組隊士から伝道師になった結城無二三――日本史上に名を刻んだ人物のなかには、人生の前半と後半とで、意外なほど境遇が違ってしまっているケースが数多い。落差が大きければ大きいほど、その生き様からは滋味あふれる教訓がにじみ出てくる。本書は、鎌倉時代から明治・大正時代まで、合計40人の「その後人生」を追いかけたユニークな歴史読み物。歴史の意外な知識に出会いたい人にも、人生後半について考えたい人にもおすすめである。月刊誌『PHPほんとうの時代』に連載中には、読者の人気投票でナンバー1になったこともあり、内容は折り紙つき。人物にゆかりの地の写真も満載し、眺めるだけでも楽しめる本文デザインに工夫されている。
-
鎌倉幕府を開いた源頼朝、浮気がばれて妻の北条政子から“ひどい目”に!? 天下の豪傑・加藤清正、便所で高ゲタをはくそのワケは? 名奉行・大岡越前守が、「銭をくれ」バアさんにお手上げ!? 明治維新の功労者・勝海舟、急所を犬に咬まれて悶絶!?――日本史に名を残した有名人たちも、一皮むけばタダの人。本書は、颯爽たる活躍で知られる面々の「面白い話・珍しい話・ドジな話」を一堂に集めた決定版である。戦国武将の意外な一面から、江戸時代の諸大名・文化人たちの笑える話、幕末動乱期の男たちの変わった苦労談、歴史に残るドジな男女の色恋沙汰までと、「歴史って、こんなに面白かったのか!」と目からウロコが落ちる面白エピソードが満載。とにかく楽しめる蔵出しネタのオンパレード!!
-
-
豊臣秀吉の参謀として仕え、調略や他大名との交渉などに活躍し、後世では「両兵衛」「二兵衛」と並び称された竹中半兵衛と双璧をなす「黒田如水」。彼らなくして秀吉の天下統一はなかったかも知れない……。 その証拠に、秀吉は黒田官兵衛の才知を高く評価すると同時に、己の座をも脅かしかねないものとして恐れたとも言われています。 そんな稀代の軍師「黒田如水」を歴史小説、推理小説、文芸から時代風俗まで多岐にわたって活動した「無頼派」と呼ばれる作家の一人である坂口安吾が、歴史書を元に描いているのが本作です。 豊臣秀吉、徳川家康ら時の戦国武将たちと黒田如水が生き生きと描かれています。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
負けたら、即、廃部よ、廃部!私立ヒミコ女学園では、日本文化を研究する“和風文化研究会(和風研)”と“スタディ・オブ・ジャパン(SOJ)”の二つの部が鎬(しのぎ)を削っていた。「学園に同じ活動内容の部は、二つもいらぬ」と、部の存続がかかった、学園内の伝統ある歴史討論にSOJは「刺客」を送りこみ、和風研を潰しにかかる。そこに歴史知識ゼロの新入生、北浦つばさが和風研に現われ――。利休切腹の真相、芭蕉の旅の目的、歌舞伎の創始者の正体……日本史の謎はで解ける!? 女子高生たちの熱きバトルから飛び出す歴史の“真説”とは?『邪馬台国はどこですか?』の著者による学園歴史ミステリー。
-
歴史小説家たちが紡ぐ時代の違う5つの物語が、あるひとつの「怪異」で繋がる。 読後に訪れるこの震えは、恐怖か、驚愕か――? 異端にして傑作の歴史小説集、ここに誕生。 5つの「畏怖」が、この国の歴史を塗り替える 矢野 隆 有我 ――鎌倉時代、壱岐。元寇に抗う男に訪れたある異常。 天野純希 死霊の山 ――室町時代、近江比叡山。霊峰に現れた狐憑きの正体は。 西條奈加 土筆の指 ――江戸時代初期 中部地方。墓の土饅頭から土筆が生え……。 蝉谷めぐ実 肉当て京伝 ――江戸時代後期、江戸市中。山東京伝の妻は、自らを「人魚」だという。 澤田瞳子 ねむり猫 ――江戸時代末期、大奥。城内に現れる不可思議な病。
-
-
織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 北陸の平定を任された柴田勝家は、手取川における上杉謙信との合戦中、ついに羽柴秀吉と袂を分かつ。織田家中で、ともに長く信長を支えてきた林秀貞や佐久間信盛の失脚に伴い、はからずも筆頭家老へと上り詰める勝家。そして、本能寺にて信長死す――。清洲会議を経て、信長の妹・お市を妻とした勝家に、いよいよ、秀吉との決戦の日が近づいていた。 武将たちの出世争いを描き、働くすべての人が感涙必至の大好評戦国絵巻、ここに完結。「戦国の家は、まるで現代の会社だ!」
-
戦国ベンチャー織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 東海の覇者・今川義元、桶狭間に散る――。尾張を半ば手中にした織田信長は、三河の松平元康と誼を通じ、西に境を接する美濃・斎藤義龍との決戦に備えつつあった。戦意高まる家中にあって、柴田権六勝家は、微妙な立場にいた。信長と父の後継を争った弟の傅役だったため信用されず、功名を立てる機会すら与えらないのだ。焦る勝家とその家臣たち。彼らに再び、出世の機会は与えられるのか!? 武将たちの出世争いを描き、働くすべての人が共感必至の大好評戦国絵巻。
-
織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 畿内の広範囲を勢力下に置く三好三人衆を降し、足利義昭を奉じて京に入った信長。主に上洛戦の先鋒を命じられるなど、その信頼を取り戻しつつある柴田権六勝家は、家中での存在感を増していく。だが、「天下布武」に邁進する信長に付き従う勝家らの前に、北近江の浅井長政、越前の朝倉義景、越後の上杉謙信、石山本願寺、一向一揆など、多くの敵が立ちはだかるのであった――。 武将たちの出世争いを描き、働くすべての人が感涙必至の大好評戦国絵巻、第三弾。「戦国の家は、まるで現代の会社だ!」
-
-
-
-
-
-
-
-
-
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第4弾。 長期の海外生活経験を持ち、琉球大学の名誉教授である著者・米須興文氏。沖縄の本土復帰から40年という節目の年に、戦時下の世界を知る著者がかつて語った「民族のアイデンティティー」に対する問題提起書が電子書籍として復刻した。 本書は、タイトルどおり「アイルランド」「ポリネシア」「沖縄」の3地域を舞台に展開される。美しく激しい言葉で綴られた文章は、それぞれの土地の情景やそこに息づく民族文化、そして著者の思いなどを、優しく読者に語りかけてくる。旅行記のように読みやすく、臨場感溢れる描写に自然と引き込まれていくだろう。 著者自身が巻末の「復刊に寄せて」で記したように、初版発行時から26年という月日を経た今、当時と考え方が異なった部分もあるとのこと。しかしながら、それぞれのストーリーで絶えず問いかけてくる「民族のアイデンティティーとは?」という、現代もなお解決の糸口を見せないこの問題は、難しく構えることなくとも自然と読者に訴えてくる。そして、現在の著者の本意ではないかもしれないが、語られる言葉には何度もハッとさせられるはず。決して考えを押し付けるわけではない、だが、これまで考えたことのなかった角度からフワリと舞い降りた言葉たちは、読者に「違う角度から物事を考えてみる」という、当たり前のようで難しい、とても大切なことを教えてくれる。 「英文学者なかんずくイエイツ研究家として令名高い著者の「意識の流れ」は、アイルランドそしてポリネシアの地にあっても、たえず沖縄へ行きつ戻りつ、外からのインパクトにより激しく翻弄される民族の現実を鮮やかに抽出してみせる。本書は、戦後沖縄最高の知性の魂の遍歴であり、久しぶりに「活字がおいしい」書に接する読者の至福は如何ばかりであろう。(1986年初版発行時の作品紹介文より)」
-
中国春秋末期。かつて春秋五覇の一国として隆盛を誇った晋は、趙・韓・魏・知・范・中行という六勢力の微妙な均衡のもとに成り立っていた。その頃、六卿のひとつである趙氏では、当主である趙鞅(ちょうおう)によって次期総領を決めるための試験が行われた。厳しい課題に脱落者が出る中、選ばれたのは異民族の婢の子である趙毋じゅつ(ちょうむじゅつ)であった。期せずして六卿の力関係に変化が起きようとしていた。趙・韓・魏・知ら四氏と范・中行の二氏との間に対立軸が生まれたのだ。そんな中、趙氏を罠に嵌めようとする范・中行氏。ところが趙氏はその罠を逆手に取り、両氏を追い落とすことに成功する。争いのない日々も束の間、今度は最大派閥である知氏が趙氏を付け狙う。韓氏・魏氏らを糾合し趙毋じゅつに襲い掛かる知氏の連合軍。押し寄せる大軍を前に、果たして趙毋じゅつに勝算はあるのか? 晋陽において大逆転を演じた趙毋じゅつとその時代を描いた力作長編。
-