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「神山藩シリーズ」で人気の著者による戦国歴史ロマン小説。豊臣秀次の遺児である孫七郎は、「大坂の陣」前夜、大坂方の密使として全国に散らばる牢人たちを説得する役目を受ける。家臣の源蔵、そして大坂方からの目付である左門とともに、最初に向かったのは紀州・九度山に蟄居する真田幸村のもとだった――。なぜ父や兄弟たちは無残な死を遂げたのか、己は何者なのか。若者は旅を通して自らに向き合い、そして成長していく。戦国の烈風にさらされながらも、前を向き歩く若者たちの物語。
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Posted by ブクログ
26年第一弾は砂原浩太郎さん。豊臣秀次(秀吉の姉の子)の隠し子が、秀吉による秀次一族抹殺から逃れ、成長したという設定。関ヶ原で大敗したものの、秀頼の成長に合わせて徳川との対立が徐々に目立ち始めた頃。豊臣側の側近から、旧豊臣側の有力大名を引き込む使者として暗躍を依頼される。世が世なら豊臣一族として大阪城にいてもおかしくない存在ながら、自身の生い立ちを踏まえ、危険な旅に出る。父や母との関係を振り返り、旅先での出会いや戦いを通じ、どう生きるかを考える。生まれる前に切腹して果てた父が、実は想像していた人物ではなかったとき、父のようになりたいとか、なりたくないとかの足場が崩れる。そんな自分は良い父になれるのかを問う物語。
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小説・文芸
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