烈風を斬れ

烈風を斬れ

1,980円 (税込)

9pt

「神山藩シリーズ」で人気の著者による戦国歴史ロマン小説。豊臣秀次の遺児である孫七郎は、「大坂の陣」前夜、大坂方の密使として全国に散らばる牢人たちを説得する役目を受ける。家臣の源蔵、そして大坂方からの目付である左門とともに、最初に向かったのは紀州・九度山に蟄居する真田幸村のもとだった――。なぜ父や兄弟たちは無残な死を遂げたのか、己は何者なのか。若者は旅を通して自らに向き合い、そして成長していく。戦国の烈風にさらされながらも、前を向き歩く若者たちの物語。

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烈風を斬れ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    秀吉に謀反の疑いをかけられ切腹をした秀次に、旅芸人の女に生ませて生き延びた子が居たと言う設定のフィクションの時代小説。
    その息子が「大阪の陣」のメンバーを結集させるために各地を放浪しながら父秀次の人物像を追い求める物語。ラストに恋愛もので締めくくっているところが少し残念。「なれるかな、おれは父に」と

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    戦国の世とはいえ…どうして主に盲目的に従えるのか。損得の思惑だけの方が、よほどわかりやすい。この紙幅で大阪城攻防描けるのかと心配したが、砂原さんらしいオチ。殺伐としたストーリーに光と音が満ち溢れ、ホッとひと息。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    秀吉亡き後、秀吉の甥にあたる秀次の息子三好孫七郎が西国の有力者に、徳川との決戦への協力を依頼する旅を描く。
    秀吉は実子秀頼が生まれたことにより秀次一族は抹殺されてしまうが、皮肉にもその末裔の孫七郎だからこその出自を利用されての西国行脚であった。
    豊臣と徳川の歴史的な結末は周知されているので、孫七郎の

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

     これまで読んだ砂原作品に比べ、物足りなさが否めない。「梟」が異母兄であることが判明してから、土壇場で水木兄妹が主人公を弑しようとするまでの展開に「取ってつけた」感がある。

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    なんとも勇ましいタイトルだけど、作者の作風である爽やかさが際立つ。豊臣秀吉から関白を譲られたものの、実子秀頼が産まれた後、自害に追い込まれた甥の豊臣秀次。その生き残った遺児が主人公の孫七郎で、その名を見込まれて、関ヶ原後に軟禁状態となったり、放逐された戦国武将達を、豊臣家に味方するよう説得に行く役目

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    筆者、デヴュー時は好きで追ってきたが・・些か、手探りの状態の作品が散見してきて、ちょいと離れていた。
    久しぶりに読んだこの作品、細かいところの情景描写は味を見せているものの、設定が危うい感じもあってか、迷走が続いているように思えた・・申し訳ないが失敗作と言えなくもない。

    エラそうな感想を述べたのは

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    豊臣秀次の遺児、孫七郎。

    秀次の妻妾子女は残らず斬殺。
    そこからこぼれ落ちた、ということか。
    生き残った子がいることは知らなかった。

    大阪方の味方となる牢人たちとつなぎを取る。
    それが孫七郎に課せられた役目。
    源蔵、水木左門との道中の掛け合いは
    読んでいて楽しかった。

    真田幸村など、すでに知れ

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    砂原浩太朗氏の本は出る度に読んでる
    これは珍しくエンタメ系の作品
    主役の三好孫七郎が殺生関白の遺児でってあんまし馴染みがないとこを持ってきたなあ と
    旅の風景描写とかはさすがに上手いなあ
    剣戟描写もありその辺エンタメに徹していてなかなか 孫七郎を付け狙う謎の存在とかもあって面白かった
    ただ種明かしが

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    「烈風を切れ」という表題の意味がよく分からなかったが、内容もしっくりこなかった。
    ここの所、迷いがあるのか作品の質が落ちているように思う。
    偉そうに言える立場ではないが、迷った時には原点に帰れと言われるように神山藩シリーズに立ち返って欲しい。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    豊臣秀次の遺児(孫七郎)が、家臣と共に全国行脚し、牢人たちを口説き、闘う物語。彼が旅をしながら成長してゆく様は伝わったが、焦点が分散していて今一高揚感が得られなかった。

    0
    2025年08月06日

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