作品一覧

  • ロクモンセンキ<上>
    4.0
    1巻605円 (税込)
    天正十三年、晩夏。上杉家の人質として春日山で槍の稽古に励む真田幸村の許に届いたのは、徳川家による上田攻めの一報。上野沼田の地を巡り、徳川・北条両家による真田家討伐がついに始まった。まだ初陣前の幸村も上杉景勝の許しを得て上田城に急行し、真田家存続をかけた一戦に参加することに……。だがそこで目の当たりにするのは、絶対的な戦力差と、父・昌幸が描く老獪な作戦だった。北条征伐のきっかけとなる攻防戦。その裏に渦巻く秀吉・家康の陰謀の中、まだ若かりし幸村が戦場を駆け抜ける──。出海まことが贈る、まだ若かりし幸村の青春大河小説開幕!
  • 天正真田戦記 ~名胡桃事変~
    3.7
    1巻759円 (税込)
    越後・上杉家と関東・北条家を結ぶ重要拠点、上野沼田。この地にて若き真田幸村は十倍以上の数で攻める北条家に対し、知略と勇猛さをもって必死の攻防戦を繰り広げていた。それは後の北条征伐のきっかけとなる名胡桃事変の開幕でもあった──。小競り合いを繰り返す真田と北条にやがて豊臣秀吉から停戦勧告が下される。沼田を与えられた北条だが、名胡桃城だけは真田領として残された。最前線では過去から続く因縁が爆発し、ついに名胡桃侵攻が始まった。果たして北条家滅亡を目論んでいるのは誰なのか。そして若き幸村の想いとは──。

ユーザーレビュー

  • 天正真田戦記 ~名胡桃事変~

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ「真田丸」に魅了され、この本も読んでみました。
    第一次上田合戦の一方では、矢沢と猪俣の沼田での攻防があったとは。
    ブラタモリで河岸段丘の沼田についても、放映されていたので、よりリアルに感じながら読み進めました。
    その後に、起こった名胡桃事変も読みごたえありました。

    0
    2016年05月07日
  • 天正真田戦記 ~名胡桃事変~

    Posted by ブクログ

    今期の大河ドラマ「真田丸」にハマっている事もあり、楽しく読んだ。大河ドラマもこの小説も、歴史を題材にしたフィクションである。作者の腕の見せ所は、史実とされる事柄を題材にしつつも、如何に物語として成り立たせるか、残された記録や発掘された資料を使って生きた人物を描くかだと思う。
    本作には非凡で圧倒的な能力を持ったくノ一の彩華が、真田源次郎信繁の幼馴染にして愛する人として登場する。勿論架空の人物である。
    真田丸だと一応実在の人物だけと脚本家が想像をたくましくして創り上げた幼馴染の女性二人、きり、と、うめ、が印象深い。
    多分作者は彩華と信繁の物語の続編も書くつもりなんだろう。
    見せ場もたっぷり。映像を

    0
    2016年04月30日
  • 天正真田戦記 ~名胡桃事変~

    Posted by ブクログ

    読み終わるのに結構時間がかかってしまった。 
    ファンタジック真田戦記。 
    第一次上田合戦の裏で発生した矢沢vs猪俣の沼田攻防。 
    天下惣無事により沼田割譲。 
    そして起こる名胡桃事変。   
    グッバイ北条。フォーエバー後北条。 

    0
    2016年04月25日
  • ロクモンセンキ<上>

    Posted by ブクログ

    伝奇もの。少年の日の真田幸村が主人公。
    ライトノベルと迷う感じの文体だったが、一応歴史小説扱いに。

    真田一族好きなら読んでもいいとは思うけれども。
    とある設定で、えーっ?となって投げてしまう人もいるかも。
    色々ありだと思うので、個人的に好みかと言われると首を捻るけれども、少年幸村が普通の少年らしいのでそう悪印象ではない。
    むしろ昌幸パパがお茶目。パパかわいいよパパ。

    軽いんでさっくり読めます。

    0
    2011年10月31日

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