黎明に起つ<文庫版>

黎明に起つ<文庫版>

712円 (税込)

3pt

3.5

新しい時代の黎明を呼んだ男、北条早雲――
時は室町末期。
誰もが己と子孫の繁栄だけを願い、権力を得ようとしたために起こった応仁の乱。
戦乱に巻き込まれた伊勢新九郎盛時(のちの早雲)は、大切な家族や仲間たちを失ってしまう。

「世の中を刷新し、『民のための世』を築きたい。」
そう願った早雲は、故郷を捨て都を離れ、早雲庵宗瑞と名を変え生まれ変わった。
新天地・関東から変革の波を起こし、未だ蔓延る旧勢力と戦い続ける。
果たして彼の望む平穏な世は訪れるのか・・・

最新の研究成果を踏まえ、実像に近い北条早雲像を描いた伊東潤の長編歴史小説。

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黎明に起つ<文庫版> のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伊勢新九郎盛時、いわゆる北条早雲を主人公とした物語。

    下剋上の象徴として挙げられているが、名こそ知れども、
    実際にどういう人物だったのかわかっておらず、
    それを少しでも知りたくて、本書を手に取った。

    著者の後北条氏に対する熱量は凄まじく、
    溢れんばかりの慈愛ともいうべき眼差しが随所に滲み出ている

    0
    2020年01月23日

    Posted by ブクログ

    登場人物が多く関係性の把握が難しい。まあ、そういう時代なのだろう。少し早雲が理想的な君主すぎ?カオスな状態を統一して治めたのは彼の功績ですが、結局は戦が強かったのだろうな。

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    三浦道寸を最後の武士として描かれているのはとても嬉しいが、伊東潤さんの小説は細かな史実を反映してその面で面白い一方、人物描写はやや蛋白で感情移入しにくいのはこれまでの感想と同じでした。
    2025-024

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    読み終えた時の第一印象は、「戦の多い歴史小説だったなあ」というバカみたいな感想だったりする。応仁の乱から戦国時代へ。北条早雲を主人公とした『黎明に起つ』という歴史小説は、理想のために戦い続けた武将の物語です。

    家と政治の思惑が絡み合う中、将軍、足利義正の弟である義視の元に仕えることになった、12才

    0
    2020年08月18日

    Posted by ブクログ

    戦国時代初期の北条早雲の国盗りを描いた作品。搾取する旧守勢力を憎み、伊勢新九郎(後の早雲)は民を主とする政治を目指す。

    0
    2018年05月04日

    Posted by ブクログ

    北条早雲のお話し。
    激動の国取り合戦!室町時代。
    人物の名前も難しいしたくさんの人がややこしく登場するから読解が大変だったけど、武士は自らのため、国のためと戦うけど早雲は民が幸せになる世 楽土を作り上げるためにこそ、武士の世を終わらせようと関東統一を目指す人でした。
    志半ばで生涯を遂げてしまうけど

    0
    2018年02月20日

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