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聖なる黒夜【上下 合本版】
『聖なる黒夜(上)』:広域暴力団の大幹部が殺された。容疑者の一人は美しき男妾あがりの男……それが十年ぶりに麻生の前に現れた山内の姿だった。事件を追う麻生は次第に暗い闇へと堕ちていく。圧倒的支持を受ける究極の魂の物語。 『聖なる黒夜(下)』:刑事・麻生龍太郎と男妾あがりのインテリ山内練。ひとつの殺人事件を通して暴かれていく二人の過去に秘められた壮絶な哀しみとは? ミステリとして恋愛物語として文学として、すべてを網羅した最高の文芸作品!! ※本書は『聖なる黒夜(上)』『聖なる黒夜(下)』を1冊にまとめた合本版です。 -
読楽
【豪華執筆陣!】真梨幸子 澤田瞳子 【新連載】 真梨幸子 カサンドラの首 離婚をきっかけに熱海に移住した、絶対“心”感の私の話、聞いてくれますか? 【特別読み切り】 澤田瞳子 遠囃子 お近と縁が切れてから十五年。久方ぶりに八幡社で手を合わせると─ 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【歴史&時代】 坂井希久子 夜鷹狩り 梶 よう子 とむらい屋颯太 あさのあつこ おもみいたします 参 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 柏井 壽 三日月旅館 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【妖異幻怪】 恩田 陸 群青の王国 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻 -
RIKOシリーズ【全3冊 合本版】 『RIKO ─女神の永遠─』『聖母の深き淵』『月神の浅き夢』
『RIKO ─女神(ヴィーナス)の永遠─』:男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事・村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた――。第15回横溝正史賞受賞作。 『聖母(マドンナ)の深き淵』:一児の母となり、下町の所轄署で穏やかに過ごす緑子の前に現れた親友の捜索を頼む男の体と女の心を持つ美女。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。関連の見えない事件に隠された一つの真実とは。シリーズ第2弾。 『月神(ダイアナ)の浅き夢』:若い男性刑事だけを狙った連続猟奇事件が発生。手足、性器を切り取られ木に吊された刑事たち。残虐な処刑を行ったのはいったい誰なのか? 一児の母として幸せを噛みしめる緑子は、最後の事件のつもりで引き受ける。だがそんな彼女を、あまりに苛酷な捜査が待ち受けていた――。シリーズ第3弾。 ※本電子書籍は『RIKO ─女神(ヴィーナス)の永遠─』『聖母(マドンナ)の深き淵』『月神(ダイアナ)の浅き夢』を1冊にまとめた合本版です。 -
これが最後のおたよりです
各ジャンルで活躍する実力派作家11名が「ラスト・メッセージ」をテーマに綴るした豪華アンソロジー。 隠された幻の家訓、ある一族の謎めいた掟、読まれるはずのなかった遺言、鍵のかかった日記帳……さまざまな形で残された最後のメッセージ。 秘められた思いが届くとき、驚きの結末に心揺さぶられる一冊。 -
梟の一族
梟の一族――。誰ともなくそう呼びならわされた限界集落で身を隠すように生活している住民たちには秘密があった。彼らは眠らないことに加えて、生まれつき常人離れした身体能力を保有しているのだ。それゆえに歴史の影で大きな役割を果たしてきた。榊史奈は一族の末裔中、唯一の十代として期待を一身に背負いながら平和に暮らしていた。集落が何者かにより襲撃され、一名が死亡し、その他全員が彼女を残して消えてしまうまでは……。敵の目的とは一体何なのか? 単身で逃亡生活に追いやられた史奈は一族の生存を信じて、また己のルーツに関する真実を知るため、戦い続ける。サイエンス×忍者エンターテインメント。 -
めぐりんと私。
三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」は、今日も巡回先へ本を届けつつ、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐす。縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった七十代の女性の、本と共に歩んできた半生を描く「本は峠を越えて」や、十八年前になくしたはずの本が見つかったことを引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」、本と人との出会いを守る図書館司書として働くことへの熱意や矜恃に胸を打たれる「未来に向かって」など、全五編を収録。めぐりんが本と人々を繫ぐ移動図書館ミステリシリーズ、第2弾。/解説=紅玉いづき -
ぶたぶたカフェ
カフェ“こむぎ”は、早朝オープンの人気店だ。「ぬいぐるみ」店長・山崎(やまざき)ぶたぶたが作る、とびきりおいしい朝食! ふんわりパンケーキに熱々フレンチトースト、自家製ソーセージにたっぷり野菜のスープ……。不眠症が続き、会社を辞めた泰隆(やすたか)は、夜はバーに変身するこの店で働き始めた。ぶたぶたとの不思議な交流が、彼の疲れた心を癒(いや)してゆく――。傑作ファンタジー。 -
時効を待つ女
〈あのとき〉の事件がいまになって思わぬ姿をみせる 「落ち穂拾い班に入ったぞ」久しぶりに早く帰宅した夫が言った。時効間近の事件を再捜査する“落ち穂拾い”。十五年前のあの事件を、夫が担当するなんて…。(「時効を待つ女」より) 女たちの日常と心理をリアルに描く、サスペンス・ミステリー短篇集。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『夫以外』(実業之日本社文庫)、『帰郷 三世代警察医物語』(光文社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。 -
碧空のカノン~航空自衛隊航空中央音楽隊ノート~
音大を卒業し、航空自衛隊の航空中央音楽隊でアルトサックスを担当する鳴瀬佳音は、ちょっぴりドジな自衛隊員。広報活動の一環で、市民との交流を目的とする「ふれあいコンサート」の準備に取りかかったけれど、演奏予定の『ギルガメッシュ交響曲』の楽譜が一部、紛失していて……!? “トラブルを呼ぶ女”佳音と、音楽隊の個性豊かな仲間たちが謎に迫る!! 「ギルガメッシュ交響曲 前編」 -
愛されてもひとり
夫の定年を機に安曇野で田舎暮らしをしていた中井絹子を不幸が襲った。夫が脳梗塞で急逝したのだ。息子夫妻から上京を促されるも、キャリアウーマンの嫁・由梨と相性のあわない絹子は、一人自活を続ける決心をする。やがて、友人である美千代の息子の妻・里美が、絹子の面倒を見るようになった。だが、貞淑な里美にも嫁姑の確執があり……。20代、40代、60代、三世代の女性の愛と悩みを描く長編サスペンス。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。 -
安曇野殺人紀行
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結婚を一ヵ月後に控えた藤森岳志は、独身最後の想い出として、悪友とともに山に登ったが、縦走中に転落死してしまう。婚約者の野々村亜衣は、自分がお守りにと首にかけたペンダントが遺体にないことに、不審を抱くが―。一年後、別の遭難場所から、鎖の切れた、あのペンダントが発見された。真相を追う亜衣の身辺で次々と殺人事件が起きる……。長篇旅情ミステリーの傑作。(解説・山前 譲) -
アンソロジー 隠す
冒険、ミステリー、人間ドラマ、恋愛……。 11人の人気女性作家が同じテーマに挑む短編小説集! 誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの――。 実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作! 『アンソロジー 捨てる』に続く「アミの会(仮)」が送る、注目シリーズ第2弾。 多彩な物語すべてに、共通の「なにか」が隠されています。 (答えが掲載されている「あとがき」は、最後にお読みください) これが、本物の短編小説集。 ※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
イシュタルの子
バビロンの最高神マルドゥクよりも崇拝を集める豊饒の女神イシュタル。いかなる地上の快楽よりも勝るというイシュタルの秘儀、聖なる獣との交わりを求め夜毎神殿を訪れる信徒たち。人と獣との交わりで生み落とされたという半人半獣の仔マヤとムー。紀元前5世紀の新バビロニア王国の首都バビロンで繰り広げられる、王宮、五国の守護神マルドゥク、女神イシュタルとの闘いを描く長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。 -
一週間のしごと
優等生だがほかに取り立てて特徴のない高校生・開沢恭平は、日曜日に幼なじみの青柳菜加に呼びつけられ、一方的に相談された。昨日渋谷の雑踏で母親から置き去りにされた幼児を保護し、家まで送り届けたが、荒れ果てた無人の室内に危機感を覚え自宅に連れてきたという。これまでにも猫や犬、果てはアルマジロと様々な生き物を拾っては周囲を奔走させてきた前科を持つ菜加は、事の重大さをまったく認識していなかった。「誘拐罪。おまえがやったのは、れっきとした犯罪だ」――警察を含めた大人たちを頼らず、幼児を然るべき場所に送り届けるため、恭平たちの波瀾の一週間が幕を開ける!/解説=光原百合 -
生まれいづる双葉
水島双葉は、医者である恋人・岡崎駿平を家に連れてきた夜、衝撃的な告白を母からされた。「あなたは非配偶者間人工授精で生まれた子なの」精子提供者は、当時の医学生。母親は岡崎の父親がK大学の医学部出身と知り、心配になったらしい。生物学上の父親を探しはじめた双葉は、〈自分とそっくりな顔の子〉の存在に気づく。その女を捜し始める双葉だが、次第に愛憎うずまく恐るべき事件に巻き込まれていく……。ホラーサスペンス長篇。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『妻の罪状』(実業之日本社文庫)、『ただいまつもとの事件簿』(光文社文庫)、『二年半待て』(2018年徳間文庫大賞受賞作)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。 -
海は灰色
有罪判決を受け警察官を辞め、探偵の手伝いをするようになった麻生龍太郎。温泉芸者として流転の生活を送っているという元妻を探して、初雪がちらつくなか、麻生は新潟の山間の温泉町にやって来た。寂れた温泉街で聞き込みを始めた矢先、この町の有力者から資金を受けていたという男が失踪し、直後、宿の女将が何者かに殴られ重傷を負った。この町で何が起きているのか? そして、動揺する麻生の前に、妻を連れ去った男――山内練が現れた……。 『RIKO』、『聖なる黒夜』から連なる麻生龍太郎シリーズ、23年ぶりの長編刊行! 2026年12月頃、続編刊行予定。 著者作家生活30周年記念作品。 -
運を捨てた女 【単話売】
結婚相手の字画が悪いという父の反対を押し切った私だけど、結婚後、運勢は急降下…名前が運勢を左右するなんて!? もう離婚するしかないの!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。 -
永遠に恋敵 【単話売】
私の恋人を奪った女との偶然の再会! 子供の頃から何かにつけライバルだった女同士の火花散らす心理作戦。さて、今回の勝敗は…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。 -
S&S探偵事務所
元防衛省サイバー防衛隊の出原しのぶと、元警視庁サイバー捜査員のスモモこと東條桃花が、最強IT探偵に!? だが二人は超一流のハッカーなのに、依頼は非ITばかり。そんなある日、二十年前に失踪したスモモの両親を知る人物が現われる。数日後、その彼が港で遺体となって発見され、やがて過去の未解決事件との繋がりが浮上して……。痛快リアル・サイバーミステリ誕生! -
エール!
笑って泣いて元気になれる、お仕事小説アンソロジー第1弾!! 漫画家、通信講座講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツ・ライター、ツアー・コンダクター。6人の「働く」女性たちが、ときに悩み、へこみながらも、自分らしい生き方を見つけていく姿をいきいきと描く。漫画家の収入の仕組みや、ディスプレイデザイナーの働く時間、ツアー・コンダクターのスケジュールなども盛り込み、気になる職業の豆知識や裏側も楽しめる。仕事帰りの電車の中で、一日の終わりのベッドの中で、お疲れのアナタを癒やす全6話を収録。人気作家が競作!! 責任編集/書評家・大矢博子。 -
夫が邪魔
「殺意が見える女」(第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)を収録した名作短篇集 仕事がしたい。 なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する。 苛立ちが募る女性作家のもとに、 家事を手伝いたいと熱望する 奇妙なファンレターが届く(表題作)。 嫌いな女友達より、恋人を奪った女より、 誰よりも憎いのは……夫かも。 あなたが許せないのは誰ですか。 第五十一回日本推理作家協会賞 短編部門候補作を含む極上ミステリー七篇。 (解説:杉江松恋) <目次> 夫が邪魔 マタニティ・メニュー 二十五時の箱 左手の記憶 捕えられた声 永遠に恋敵 殺意が見える女 -
堕とされしもの
フィオレンツァの職人ヴェロッキオの工房で働く少年アンジェロは、共和国政府の依頼を受けた親方たちとともに、水の都ヴェネツィアへとやってきた。そして彼は可憐な少女エウジェニアと出会い、恋をする。しかしそれは、自らと同じ存在……地上に生まれ出た天使・ケルヴィーノの策略であった。悪魔のような儀式をとりおこない、神をも恐れぬ実験で生命を弄ぶ。あまつさえアンジェロを手に入れようとしている彼の真の目的とは? 中世イタリアを舞台に描かれる華麗で残酷なゴシック・ファンタジー。『天使の血脈』の続編。 大幅に加筆修正された文庫を底本に、ノベルスの表紙・挿絵を収録した豪華版。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。 -
女たちの殺意
5人の女が抱いた「殺意」の行方は…? 傑作心理サスペンス 「仕事辞めちゃったのよ」夫の姉・久里子がまた転がり込んできた。主婦・時子は無神経でルーズな久里子の行動がいちいち目障りで仕方ない。大切な「我が家」を侵食していく義姉の存在。時子のストレスは、いつしか殺意にまで上り詰める…。(「暖かい殺意」) 平凡な女たちがありふれた日常の中で、ふと芽生えさせた殺意。それがどんどん葉を広げていく様をリアルな筆致で描く。オール読物推理小説新人賞・最終候補作品二編を含む短編集。第4回新風舎文庫大賞ミステリー部門賞受賞作。 ●松村比呂美(まつむら・ひろみ) 1956年福岡県生まれ。オール讀物推理小説新人賞最終候補作2作を含む『女たちの殺意』(新風舎)でデビュー。著書に『キリコはお金持ちになりたいの』(幻冬舎文庫)、『鈍色の家』(光文社文庫)、『終わらせ人』『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)、『幸せのかたち』(双葉文庫)などがある。 -
階上に住む女
手紙に記されたおぞましい秘密、無気味に交差する猜疑と憎悪 所沢にある二世帯住宅の二階に引っ越した共働き夫婦の阿部なつきと数彦。大家の兄弟夫婦が同居する予定だったが、兄夫婦の海外赴任で間借り人を探していたのだ。一階は大家の弟夫婦・河野祐二と史子。夫婦二組の奇妙な同居は、二人の女に軋轢をもたらし、なつき宛ての手紙が消失したことで、運命の歯車は予期せぬ展開に…。心理の奥底に潜む歪んだ陥穽を捉えた長編ミステリー。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。 -
果実の誤解
彼女の鬱屈した“想い”はやがて全ての歯車を狂わせていく 物静かな性格の千春には妹が一人いた。妹といっても実の妹ではなく、実の母親が死に、家に転がりこんできた女が生んだ腹違いの妹。その妹は昔から何かと人のものをほしがった。人のものが羨ましく見えて、なんでもほしがる性格なのだ。そのくせ、それが自分のものになると全く興味を示さなくなる。そんな妹が次にほしがったのは、千春の婚約者…。(「熟れた柿」) 心理サスペンスの名手が贈る、電子オリジナル短篇集。 ・熟れた柿 ・堕ちたグミ ・溶ける日 ・ザクロの秘密 ・杏の誤解 ・マスカットの空 ●松村比呂美(まつむら・ひろみ) 1956年福岡県生まれ。オール讀物推理小説新人賞最終候補作2作を含む『女たちの殺意』(新風舎)でデビュー。著書に『キリコはお金持ちになりたいの』(幻冬舎文庫)、『鈍色の家』(光文社文庫)、『終わらせ人』『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)、『幸せのかたち』(双葉文庫)などがある。 -
家族の怪談
私は中学時代の林間学校のことを思い出していた。大人になった今でも、あの日の出来事を思い出すと、背中に冷たい水を落とされたような気分になってくる。二年生の夏休み、希望者だけを集めた二泊三日のサマーキャンプ。そこでクラス担任の薬師川先生が突然、「肝試しの代わりに、百物語をしましょう」と言い出したのだ……。 少女時代に体験した恐怖を思い起こす青春ホラー中編「林間学校の百物語」の他、短編3本を収録。“家族”をテーマにした電子オリジナルのホラー短編集。 *林間学校の百物語 *ながもち *濁るとき *居場所 ●松村比呂美(まつむら・ひろみ) 1956年福岡県生まれ。オール讀物推理小説新人賞最終候補作2作を含む『女たちの殺意』(新風舎)でデビュー。著書に『キリコはお金持ちになりたいの』(幻冬舎文庫)、『黒いシャッフル』『鈍色の家』(光文社文庫)、『終わらせ人』『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)などがある。また、電子オリジナル短編集に『ママさん探偵律子の事件簿』シリーズ、『拾われ地蔵』『果実の誤解』(アドレナライズ)などがある。 -
家庭恐怖コレクション
なんでもないはずの日常に潜む闇をえぐり出す、練達の作家によるホラー短編コレクションの第1話。さいたま市内の調剤薬局に勤務する真砂子は、医療関係者が集まると聞かされた合コンで寛之と出会った。設計事務所に勤める寛之は、新規開業するクリニックの設計を手がけた縁で、その場にいた。三年間の交際を経て、二人は結婚。夫婦共働きの新婚生活は快適そのもの。夫になった寛之は思いやりがあり、家事の分担もすすんでやってくれる。そんな夫に対して、唯一つと言っていい気がかりを真砂子は感じていた。寛之の六歳上の姉・治美の存在だ。治美は高崎市の実家で両親と暮らしていて、未婚だった。寛之は治美にどうにも頭が上がらない。母親が病弱だったため、治美は若くして家事全般を担ってきた。いや、それ以上に姉弟の間には強い絆が存在した。やがて三十歳を過ぎ、真砂子は待望の妊娠を果たしたが……。女性の深層心理に肉薄して、背筋が粟立つほど怖い。 -
彼方より
十五世紀フランス。ジャンヌ・ダルクと共に戦った英雄にして、幼い少年たちを拉致虐殺したジル・ド・レ。性的興奮を得るために凄惨な殺人を繰り返した彼のそばには、常に若き錬金術師の姿があった。なぜ、ジル・ド・レは狂乱したのか。神の存在とは一体なんなのか。己の心が欲するものをひたすら求めた者たちが最後に見たものとは……。長篇伝奇小説。 ●篠田真由美(しのだ・まゆみ) 1953年、東京生まれ。1977年、早稲田大学第二文学部卒業。1992年、第2回鮎川哲也賞の最終候補に残った『琥珀の城の殺人』(東京創元社)でデビュー。1994年に『ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』(講談社)を発表。以後、ミステリ、幻想、伝奇ジャンルで執筆。 -
彼女に流れる静かな時間 【単話売】
失踪中の親友から届いた古ぼけた手紙。それは書いた手紙が16年後に届くというポストカプセル郵便だった。16年の沈黙を破り、暴かれた真実とは…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。 -
神様が用意してくれた場所
「ぶたぶた」シリーズなどで、ふんわりとした不思議物語を発表している矢崎存美の最新不思議物語。池沢香絵は、探偵事務所で雑用バイトをしている女の子。彼女は小さな頃から“ちょっとした”不思議を何度も体験している特技というか、特異体質をしていた。しかし、特に超能力や霊能力があるわけでもない普段はいたって普通の女の子だ。そんな彼女がバイトをしている探偵事務所に、ある日不思議な依頼が舞い込む。「あるはずのない道に消えた人を探して欲しい」というのだ。不思議な事件は、香絵にとってはわずらわしいものでしかなく、いまのバイト先にももちろんそんな特異体質のことは話していない。しかしうっかりと依頼内容を聞いてしまったため、行きがかりで調査を手伝うこととなった。彼女が体験した、不思議な事件とは……!? ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
「神代教授の日常と謎」シリーズ
W大学文学部教授である神代宗のもとに、奇妙な手紙と小箱が届いた。「君にこの謎が解けるかな?」という挑発的な手紙と、箱の中には、精巧にできたバンガローの立体模型。その中には、背中から血を流す人形が配置されていた……。いったい誰が、何のために作ったのか? 記憶を辿るも、心当たりのない神代は途方に暮れる。やがて浮かび上がった二十数年前に遡る、神代の切ない過去とは?(「表題作」)ほか、馬の首が浮かび上がる心霊写真、女子学生の兄の不可解な自殺、神秘的な記憶を残した女性の不審死など、神代教授の日常に起こる数々の事件。大人気「建築探偵」シリーズの番外編ミステリーが電子書籍で初登場! 【電子書籍特典】 ●著者直筆サイン ●本書の舞台となった館写真(著者による解説つき) -
「神代教授の日常と謎」シリーズ【全3冊 合本版】 『風信子の家』『桜の園』『黄昏に佇む君は』
大人気シリーズ「建築探偵」でおなじみの、W大学文学部教授・神代宗が、その日常で出会った奇妙な事件の数々を綴る『風信子の家 神代教授の日常と謎』と『桜の園 神代教授の日常と謎』と、青年時代の彼が遭遇した事件『黄昏に佇む君は』の3冊合本版! 精緻なトリックと叙情豊かな物語が交錯するファン必見の作品集。 【3冊合本版特典】 ●著者直筆サイン ●神代邸の建築(現東京都文京区西片二丁目)について(*間取り図)は、合本版だけのオリジナル特典。京介、深春、蒼によるにぎやかな解説付き! ※本電子書籍は『風信子の家 神代教授の日常と謎』『桜の園 神代教授の日常と謎』『黄昏に佇む君は』を1冊にまとめた合本版です。