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「あなたの大切な一日、私に下さいませんか」――三十五歳の会社員・楠木葉子は、父亡き後、母と妹を養ってきたしっかり者。結婚を考える恋人もいる。そんなある日、葉子は、帰宅途中、胸を刃物で刺されて死亡した。が、一年後、山の手線で別の女性の身体を借りて、この世に戻ってきた。葉子は恋人のことを気にかけながらも、母と妹が住む自宅へと向うが、そこで待っていたものとは・・・・・・。現代に生きる女性の揺れ動く心情を繊細に描く、切なく優しくサスペンスフルな傑作長篇。(解説・大矢博子)
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Posted by ブクログ
初めて読んだ作家さんです。実はサイコホラーの名手だそうな。知らないで読んでしまいました。ホラーは苦手なんですよ。幸いこの作品はホラーではありませんでしたが、ちょっとぞくっとするようなところがありました。死んだ人が生きている人に憑依するという設定はよくあると思うけど、死んだ本人、その家族、憑依された人...続きを読む、それぞれの人生を巧みに描いていて、ひきこまれました。自分が主人公になった気持ちで、後半はかなり怖かった!
面白かった。みなさんの読んだ感想色々とあるけど、私は面白かった。 新津きよみさんは初めて読んだけど他の作品も読んでみたい。 「彼女の遺言」もあるのね。読まないと!
発想は面白い。 借りた人自身では出来ないことをやりつつ、自分の事件も解決!ならもっと良かったのに。後半に向かうほど役にはたっているようだが 最初の妊婦さんだけ何かモヤっと。 事件の方は家族の本心が覗けただけで、たいした成果無し。で、逮捕されました。よかったね。って、
彼女の命日に誰かの体によみがえってくる、ファンタジックな世界。でも、もしかしてこういうことって実際あったりして!?山手線で寝るのはやめようと思った。
うーん。残された家族・恋人・犯人。それ、確かに気になると思う。 でもなぁ。でもなぁ。と思いながら最後まで読んだ。 最後まで読む面白さはあるんだけど、でもずーっと「でもなあ」と思いながら読んでた。 借りた身体、その身体の主の人生に空白の一日が出来る事への、なんだろう、責任感? 翌年の一日は、前年の...続きを読む一日の穴埋めで時間が費える。命日のたびに戻ってくる意味がどんどん違ってこない?って。
家族を守るしっかり者の女性。自分が殺されてしまい犯人は捕まらず、婚約者や家族のその後が気になる思いで、他人の身体を使って命日にだけこの世に戻ることができる。 家族や友人、恋人の本音やその後に傷ついたり悩みながらも生きている人間へのエールに変わっていく心情の描写に注目。 お話の設定はなかなか面白くて...続きを読む良かったのだけど、それぞれのストーリーが浅いままになっちゃったのが惜しい感じがした。
主人公は強盗に殺された被害者女性という刺激的な設定で展開が気になるあまりどんどん読んでしまった。良く考えられているお話。残念だったのは登場人物の誰にも共感できなかったこと。「リプレイ」の一変形のようにも思いました。
設定が面白くて、読みやすかった。犯人がわからないままだったけれど、それもありかなと思わせる作品。妹は最後まで好きになれなかった…。
いきなり本人死ぬとこから始まるのでホラーってことになるのかしら。そういう感じでも無いんだけど。自分の命日に、他人に憑依してこの世に戻ってしまうの。で、自分が居なくなって、残された家族が恋人がどんなにか嘆き悲しんでいるかと思えば、恋人と妹が結婚するとか言ってるし。最初は、生きている者たちへの嫉妬みたい...続きを読むのがあるんですが、だんだんに受け入れて行く、死後の成長物語。
設定からして犯人探しだと思い込んでしまいました。命日に一日だけ戻ってくる葉子が寄り道ばっかりしてるように見えて、本筋はどうした!と思うこと度々。前もって解説の「死んでから成長する物語」というのを読んでおけば良かった。その視点で読み返せばもっと楽しめるかもしれません。元々サイコな作品を書いている方だそ...続きを読むうで、確かにあまり言いたくないような自分の中の悪感情が描写されます。3年目のラストは夢に出そうなくらい怖かった。心理的に不安定な時は読まないほうがいいかもしれません。
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