瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとても愛情に満ちたストーリーで、心が洗われる様だった。
その時その時で、愛を向けられて過ごしてきた主人公が、それでも特殊な生育環境が原因で悩むこともあり、悩んだときに「一般的な関係性」でないことからさらに思い悩んでいるように感じました。高校生活では悩んでいないように見えますが、むしろ「早く大人にならざるを得なかった」という側面を感じ、それを先生も心配しているのではないかと感じました。お互いに大切に思っているからこそぎくしゃくしてしまうところなどはとても感銘しました。
最後の方は本当にボロボロ泣いてしまうような、とても好きな物語になりました。
個人的には筆者さんの他の作品も読み、愛情の(ないし愛 -
Posted by ブクログ
よく内容も知らずに、本屋大賞というだけで読み始めました。直前、知り合いが偶然「良かった❣️」と投稿して期待大。
そして期待を裏切らない小説でした。
親との死別親の離婚、様々な理由で家族が変わってきた優子。「どんな名字にも合う」と言うごとくどんな親にも大切に育てられた彼女が自分の家族を作るまでのお話。
結婚相手にバトンを渡す森宮さんの愛情に心打たれながら、梨花さんの「親になると、自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日がやってくる」と言う言葉にハッとさせられました。未来は明るいだけではないけれど、確かに未来は子供の分、孫の分までやってくるんですよね。 -
Posted by ブクログ
子育てって楽しいそう思わせてくれる一冊
以前働いていた中学校で、私が尊敬していた英語の先生が、
「Today is beautiful. But tomorrow will be more beautiful.」
とよく生徒に言っていた。その時はなんとなくいい言葉だなと思っていただけだけど、今はその意味がよくわかる。
美しいことばかりではないし、順調にいくことのほうが少ない。だけど、今日より明日、明日より明後日がいい日であることのほうが少ない。だけど、今日より明日、明日より明後日がいい日であることを子どもは教えてくれる。
そもそも、自分のことは後回しの、子どもに振り回されてばかりの日々 -
Posted by ブクログ
主人公・山田千鶴は23歳の女性。
都会の生活に疲れ果てていた。
彼女は人里離れた民宿で自殺を図るが、幸いにも未遂に終わった。
しばらくの間、民宿に宿泊しながら、新しい環境や自然、のんびりとした時間に触れることで、少しずつ元気を取り戻していく。
民宿の主人である田村は30歳。
彼との交流を通じて、千鶴は自然や人々との繋がりの大切さを再認識する。
彼女は自身を見つめ直しながら、新たな視点を見つけていき…
この物語は、読者に自己探しの勇気と希望をくれる作品だと感じた。
心温まるストーリーを通して、私たちは人生の大事なことを思い出せることだろう。