瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    感動しました。私は3人の娘人恵まれ、主人も優しく、頼れる姉がいるし、何も不足はないなずなのに、3人の娘が結婚で家を出てしまい寂しさで鬱病になってしまいました。良い心療内科で診てもらい波はありますが、なんとかパートもしています。それでも何か心に穴が空いていましたが、この本を読み終えてすごく大きな力をもらいました。主人と二人なら楽しいと心の底から思えました。主人の為に美味しい夕飯をつくります。

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    2024年09月15日
  • そして、バトンは渡された

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    p20
    p117
    p300
    p315

    始業式の朝のカツ丼、大量の餃子、夜食のオムライス

    子供を産んで育てるって、子供の知らないことだらけの世界を大人になってからもう一度共有できる、

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    2024年09月15日
  • 図書館の神様

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    何かに夢中になり周りが見えなくなることってありますよね。一生懸命やって当たり前。それを周囲にも求めてしまうと周囲の人との関係がギスギスしてしまう。自分が出来ないことを誰かに押し付けてキツい言葉をかけてしまうことって、相手を傷つけてしまいます。社会の中、家族の中、思いやりのある言葉をかけて穏やかに暮らしたいと思いました。本を読むことに癒しを求めている今の私と文芸部の垣内君には共通点があると思いました。学生の頃文芸書随分読みました。特に山本周五郎大好きです。

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    2024年08月31日
  • そして、バトンは渡された

    匿名

    購入済み

    すごくおもしろかったです。
    何度も涙ぐんでしまいました。
    複雑な環境で育ったけれど、すごく優しい親達ばかりで彼女は幸運です。

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    2024年08月27日
  • おしまいのデート

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    NHK FMの朗読の時間で「デートまでの道のり」を放送していたので、原作も読みたいと思っていがやっと読むことが出来た。五篇の短篇であれよあれよと言う間に読み終えてしまった、「デートまでの道のり」以外は何ともうら寂しい物語で、今流行りの源氏物語のようないとあわれな物語であった。この著者の物語の読み心地はすごく良いのだが、登場する60代の男性をすごい老人に描いており、確かに体力は落ちているが老人呼ばわりするほど老いぼれてはいない。

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    2024年08月14日
  • 図書館の神様

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    「黙るべき時を知る人は言うべき時を知る」

    文芸部顧問とたった一人の部員、垣内くん。
    二人の図書室の物語です。
    色々な文学が出てきます。

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    2024年08月07日
  • 図書館の神様

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    2024/07/26
    学生時代にバレーボール部で熱心に取り組むあまりに友人と衝突し、その友人がのちに亡くなってしまった過去をもつ高校の国語の先生が、専門のバレーボールではなく、ただ1人の部員が所属する文芸部の顧問になってしまい、最初は不服に思いつつも、文学触れ合うことを余儀なくされて改めて文学の良さについて考えてみるというお話。
    先生のあるあるも沢山入っているし、どちらかというと先生の仕事内容の方に共感してしまうこともあったが、彼らの文芸部での言葉のやり取りはとても面白いと思います。
    非常に読みやすくて、本の全体的な内容として本当に正しいことをちゃんと真っ直ぐに伝えることが必ずしも本当にいいと

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    2024年07月30日
  • わたしの名店

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    読んで、めちゃくちゃ敷居が高いけど、銀座の久兵衛で江戸前鮨を食べてみたくなった。
    もうカウンターで食べても許される歳ではある(笑)

    佐賀には行ったことがないけれど、あの餃子食べてみたい!ゴローさんも食べたかな。

    澤村伊智さんが、コロナが明けたら真っ先に行きたいと言っていたお店、イラストの下に小さく閉店文字があって切なくなった。

    藤岡陽子さんのおばあちゃんとお姑さんの、キッチンゴンに出前を頼む時の言葉には、昼休みなのに涙がじんわり出てしまったよ。

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    2024年07月23日
  • 私たちの世代は

    QM

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    かんがえさせられる

    コロナを設定にしてる本はあまり読んだことがなく新鮮だなぁ、と思いながら軽い気持ちで読み始めたら、、、物語の壮大さと温かさに感動。小説だから出来過ぎてる部分はあるものの、私の時もこんな憤りを感じたな、とか小学生であんなものを経験しなきゃいけないなんて、自分たちではどうにもできなくてつらかっただろうな、、、と思いながら、うなずきながら「うわぁ分かる~!!」の連続。私は外に出たいのに、感染者がそれほど出てなくても心配だからと行かせてくれない親、まんま我が家と同じ、あの行き場のない悲しみは忘れられない。

    #泣ける #感動する

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    2024年07月20日
  • 温室デイズ

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    衝撃の一冊でした。
    こんなことが現実に起こって欲しくなんてないけど、きっと起こっているのだろう。大事なのは、私たちが目を背けないことだな、と思った。少しでも、この本のみちるや優子、瞬の助けになれるよう、頑張りたい。
    本書を読むことを、強くお勧めします。

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    2024年07月19日
  • わたしの名店

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    色んなエピソードと共に語られるそれぞれのわたしにとっての名店。読んでるだけでお腹が空いちゃう一編から、切なくて目頭が熱くなる一編、一緒に居心地の良い空間でくつろいでいる気持ちになれる一編…このページ数でここまで心を揺さぶってくるのはきっとわたしにも素敵なお店と出会った経験があるから。わたしにとってのいちばんの名店探しの旅はまだ続きそうです。

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    2024年07月04日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    ごく当たり前の若者たちの恋愛の話のようで、死や別離がさらりと混ざっている
    でもそのことが重くて重くて、しんどくて、辛くて、というのは感じない
    読み終えたあとはなんとなく一呼吸、ふぅ、と吐いて、穏やかになる感じ
    イエスと小春のこれからの幸せを願いたくなる
    でもきっと彼らは私が願わなくても幸せになる
    そう思います

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    2024年06月23日
  • 私たちの世代は

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    光 赤ちゃんや、幼い子の目には無条件の喜びや楽しみが光になって宿っていると思います。その光をできるだけ暗くさせないように、消さないように、出来るだけ明るい状態のまま成長させていくこと、それが大人や親の仕事じゃないかなって思います。私の二人の子どもも幼い時は光を宿していました。今もその目に光は宿っていると信じています。薄れている、消えていると感じるのなら大人として、親として明るい光を宿してあげられるように今一度接し方を考え直したいと思います。そう思わせる作品でした。

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    2025年12月03日
  • 温室デイズ

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    ネタバレ

    凄惨ないじめに遭う女子中学生が主人公。
    学級崩壊と置かれた状況から安全地帯を望む生徒、敢えてその場にとどまる生徒。それぞれの立場から物語が進むのが面白かった。
    保健室登校やフリースクールが温室。どんないじめがあっても義務教育機関は温室かもしれないと主人公は言う。社会はもっと厳しいと。
    大人が頼りにならない絶望的な状況で自分で自分を守ろうとする逞しい子供たちであった。
    先生は子供たちをまもってほしい。

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    2024年05月22日
  • 戸村飯店 青春100連発

    匿名

    購入済み

    すっごく面白かった!
    いい兄弟!コテコテの大阪楽しいそう!
    また今後の兄弟を見たい!

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    2024年05月06日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    あともう少しの大田くんが出てると知り読んでみました。相変わらず自分の事に自身がなく不器用な人だけれど、相手の事をちゃんと見て人との繋がりで自分も成長できる優しくて真面目な大田くんが見れて嬉しかったです!陸上頑張ってほしいです!

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    2024年05月04日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    とても愛情に満ちたストーリーで、心が洗われる様だった。
    その時その時で、愛を向けられて過ごしてきた主人公が、それでも特殊な生育環境が原因で悩むこともあり、悩んだときに「一般的な関係性」でないことからさらに思い悩んでいるように感じました。高校生活では悩んでいないように見えますが、むしろ「早く大人にならざるを得なかった」という側面を感じ、それを先生も心配しているのではないかと感じました。お互いに大切に思っているからこそぎくしゃくしてしまうところなどはとても感銘しました。
    最後の方は本当にボロボロ泣いてしまうような、とても好きな物語になりました。
    個人的には筆者さんの他の作品も読み、愛情の(ないし愛

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    2024年04月29日
  • あと少し、もう少し

    匿名

    購入済み

    すごく面白かった。
    登場人物それぞれに悩み葛藤があり、駅伝を通して仲間との絆がうまれてゆく。
    何度か感動の涙が出ました。

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    2024年04月27日
  • 僕の明日を照らして

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    母親の再婚相手とその息子。中学生という多感な時期を血は繋がっていなくても、互いに相手が自分にとってかけがえのない存在だと気付いていく過程に、心を鷲掴みにされた。愛するということ。歳を重ねたからこそ、共感できる箇所が多かったのかもしれない。
    人間の弱さ脆さと、強さを同時に感じられる作品。
    #心友 #愛するということ #家族の絆 #子育て

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    2024年04月25日
  • 夜明けのすべて

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    癒された

    映画きっかけで読みました。山添くんと藤沢の悩みは読んでいてとても苦しくなったけれど、周りの人たちが温かくて優しくて現実もこんなふうにみんな優しかったらいいなあと思った。
    どんなに苦手な人でも嫌いな人でも何かできることはある。忘れずに過ごしていきたいな。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2024年04月06日