瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレふらっと立ち寄った本屋で好きな作家さんの新しい単行本が並んでたので、8月という読書感想文の季節でもあり読んでみました。
【夏の体温】
二泊三日の中で友情を築く瑛介と壮太。
瑛介は壮太の人間に惹かれて、身長なんて関係ないと感じるが、壮太の心境を思って相手に伝えられないもどかしさ。
瑛介が病院に一人になったあとも、心の隙間を埋める壮太の行動に、瑛介は人の気持ちを汲み取り、解決する行動が取れる壮太の人間性を好きになったんだろうな。
最後の二人の別れるシーンは、さみしくなって泣いちゃった
【魅惑の極悪人ファイル】
小説のためにと紹介してもらって出会った人間の人生を動かしてしまう大原さんはなかなかのヤバ人。
ヘラヘラして見える倉橋くんも、誰よりも一生懸命で、責任感のある人間。
人は人に見せない一面を持っているから、偏見で接してしまうのは良くないと再認識。
【花曇りの向こう】
友だちと話すキッカケを作ろうとしてもうまくいかない明生。友だちが話すキッカケをくれてもうまくいかない明生。
梅干しをキッカケにうまくいくといいなあ。
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購入済み
あと少しもう少し
を、拝読してからの方が10年の連続性
が、分かって良かったかも?
また順番間違えた様です
ハラハラもドキドキもそれ程なく
ただただふたりの微笑ましい日常が
流れていきます。
暑い夏にゆっくりできる作品です
自分の子育てを思い出しながら‥ -
ネタバレ 購入済み
そして、バトンは渡された
読了。大きい事件は起こらないのに、最後の結婚式のシーンは泣きそうになった。森宮さんの頭良いのにお茶目なところが好きだなーと思った。
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Posted by ブクログ
話題の作家のエッセイ。
本作を読んでいて気づいたんだけど、私、この作家さん初読みでしたわ。
もっと情緒的な文章やテーマを扱う方なのかと思っていたんだけど、感情的になりすぎず、なんだか飄々とした視線で自分の受け持つ中学生たちを描く、軽やかな文体でした。
解説によると「教える人、という立ち位置で、上から目線でなくフラットに学校のことを書くのは、実はとても難しい」んだそう。これを読んでハッとしたんだけど、そうなのよ、上から目線じゃないの、まったく!!
それが読んでいて心地よく感じさせるんだろうなーと思う。
ぜひとも小説も読まなくてはと思いました✨ -
Posted by ブクログ
ネタバレ第一章はみちるがいじめに加担してしまった後悔とまた新たにいじめが始まるかもしれない予感で包まれていましたね。一章ではいじめが始まる予感程度だったが、第二章からは本格的にいじめが始まるようになってしまいました。しかも、「このままではダメだ」と訴えたみちるがいじめられるようになってしまった。事態が深刻さを増していく章だったように思えます。第三章はみちるがいじめに心が折れ、学校に行くのをやめそうになる話でしたが、父親に頼っていいことを学んだ彼女は、学校に通い続けて戦うことを決意する流れが綺麗でした。第四章は、優子が教室ではない場所に身を置いて、安全な場所で過ごす上で感じた怠惰な気持ちが描写されていました。生きているのに生きていない感覚。時間を無駄にしている感覚。「このままじゃダメだ」と奮起するまでの流れが綺麗にまとまっていたと思います。最終章は少しだけ前向きになったみちるが瞬に向き合ったり、斉藤君が頼れる仲間を作っていたり、優子が変わろうとしている瞬の背中を押すようになったりと、完全にいじめがなくなったわけではないけれど、良い兆しが見えて物語が終わったことが良かったです。立ち向かう勇気と強さを兼ね備えたみちるや人の弱さに寄り添おうとする優子の真っ直ぐさが心に沁みる物語でした。