瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 強運の持ち主

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    私の推しは"図々しい武田君"。
    図々しく生きる方が上手くいく、みたいな話がとても分かりやすく描かれていた。短編集味があってか、スピード感を持って読みきれる

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    2025年09月26日
  • 春、戻る

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    家族じゃなくても家族と同じように大事に思ってくれる人はいる
    傷ついた事に蓋をして思い出したくないけど
    同じ所に次の自分へのヒントもある
    そんな優しい瀬尾ワールド

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    2025年09月24日
  • 天国はまだ遠く

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    好きな場所で感覚を幸福で満たしてくれる地であってもそこが自分の在るべき場所とは限らない
    残酷だけど事実として、こういう事は多くあって
    物語を通してそれを改めて知ることができた。

    おそらくこの話の舞台となっているのは、丹後半島の世屋周辺だと思われるが、私自身ここに訪ねたことがあって、春の朗らかな空気感も相まってとても良い心地で過ごしたのを思い出した。

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    2025年09月24日
  • 強運の持ち主

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    瀬尾さんの作品はやっぱり読みやすい〜!
    占いの良いところだけ信じる都合のいい私としては、入りやすかった。
    占い大好きでよく行く、しっかり信じてるって人にはオススメできません。
    そういう方が読んだら怒っちゃう気がする...

    何を信じるかは人それぞれだけど、最後に決断して行動するのは自分自身なんだなと改めて思った。

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    2025年09月24日
  • わたしの名店

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    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

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    2025年09月23日
  • 夏の体温

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    小学三年生の夏休み。
    小児病棟で一ヶ月以上入院生活を送っている瑛介。
    退屈な日々を過ごしている瑛介の元にある日、同い年の壮太が検査入院でやってきた。
    彼らが一緒にいられるのは、二日間というほんの少しの間だったけれど、体が人よりも小さくても底抜けに明るく振舞う壮太を見ていると、胸に熱いものがこみ上げてきます。
    日常ではない特別な場所で培われた二人の友情が、一筋の光のようにキラキラときらめいて眩しく感じられ、夏が終わるまでにこの感動を味わうことができて本当によかったです。

    もう一つの短編「魅惑の極悪人ファイル」は、大学でストプラ(腹黒)と呼ばれている倉橋と、悪人を題材にした小説を書こうとして倉橋

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    2025年09月23日
  • 春、戻る

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    結婚を数ヶ月後に控える36歳のさくらの元に、突如兄を名乗る年下男性が現れるところから物語が始まる。

    おにいさんは何者なのか。
    というのが物語の中心かと思いきや、二人やそれを取り巻く人たちとの関係を見ているとそんなことはどうでも良くなってくる。
    ほとんど善人しか出てこなくて、元気が出る物語だった。

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    2025年09月23日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ある物事に対する長男の考え方、次男の考え方、またそれぞれお互いに対しての見方が視点別に書かれてあって、こんな思考でお互いが物事を考えていたのかとハッとさせられる。同じ環境で育っていても、他者の働きかけや性格の違いなどから考えの違いが生まれ、その先の人生が作られていくと思うと読んでいて面白かった。
    また、兄弟、姉妹がいる人はなお、自分視点だけでなく、相手はどう考えているのか想像しながら関わることができる「いいきっかけ」を生み出してくれる一冊だと思う。

    他人に優しくなれる、穏やかな気持ちになれる
    そんな一冊だと思った。

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    2025年09月23日
  • おしまいのデート

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    優しい優しい物語。
    短編集でどれもこれもおしまいのはなしだけど、未来があって素敵な余韻を残してくれる

    何にでも、はじまりと終わりがあり、また始まる
    私たちはそれを繰り返してるんだな

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    2025年09月21日
  • あと少し、もう少し

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    今は膝の手術をうけておもいっきり走ることができなくなった。けどあの風になったような快感は忘れられない。この本を読んでなんだかまた走っているような気持ちになった。元気になれるお薦めです!

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    2025年09月15日
  • おしまいのデート

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    ランクアップ丼が特に好きです。卵丼食べたくなる。
    短編なのにきちんと展開があって薄っぺらい話になってないのがすごいなと思いました。

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    2025年09月12日
  • ありがとう、さようなら

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    ものすごくあったかい、優しい感じのエッセイだった
    素敵な方なんだろうなぁと思えて仕方がない
    先生という仕事は大変だろうとわかっているのに、なってみたいととんでもないことを思わせてくれるような、そんな作品。

    ほっこりだった

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    2025年09月12日
  • 夏の体温

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    短編集は、どんな受け止め方をしたらいいかな、共通点は何かなと思いながら読むのが常だ。この作品は、そういう意味では捉えどころがなかった。とはいえ、どの作品も読み終える頃には前向きになれるところがとてもいい。

    生きていると、思いもよらないところで意外な出会いがある。ほんのちょっとのきっかけが、大きく人生を変えるかもしれない。そんな予感めいたものがあって、読後感が爽やかだった。
    知り合いはもちろん友人も、一緒に過ごしている時間以外の顔を知ることはほとんどない。どんな生き方をしてきたのか、自分に見せる顔以外はわからないものだなと思った。それでも一緒にいる限りは楽しかったり笑っていられたりする関係って

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    2025年09月10日
  • 幸福な食卓

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    主人公がクラスで浮いてしまった時に、彼氏が主人公に向かって、クラスで人気のアイツに頼れ、君はそう言うところが足りない的なニュアンスのアドバイスをするんですが、自分の中の足りない部分でもあったので、勝手に学びになりました
    そういう自分にはない感覚を持ちながら自分のこと大事に思ってくれる彼のこと大好きだったんだろうなー、でも自分が編んだマフラーを弟がつけるのはいいのかな、?とよくわからない感覚にもなりました。

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    2025年09月09日
  • 幸福な食卓

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    側から見ると確かに一見"家庭崩壊"しているように見えるかもしれないけど、家庭のカタチにこだわらず、お互いの意思を尊重しながら生活している中原家に少し惹かれる部分もあった。
    嬉しいことだけでなく悲しいことも起こる人生だけど、家族が支え合って成長し乗り越えていく過程が素敵だった。
    最終話は佐和子が不幸を受け止めるまでの過程に感情移入しすぎて涙が止まらなかった。そしてどんな場面でも寄り添ってくれる家族のありがたさを題名の通り食卓を通して実感した。

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    2025年09月08日
  • 夏の体温

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    温かくなる本。バッドエンド嫌いの私には最良。これはどうやってハッピーエンドになるのだろうと途中考える。ずっと読んでいたい本

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    2025年09月05日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    勝手にポップな感じと思って読み始めたけど、全然ポップじゃなかった…
    すごく引き込まれていったけど、好きなお話ではなかったです。
    辛かった…
    誰も救われずに終わった気がする

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    2025年09月05日
  • 春、戻る

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    真実がわからなくても、今自分が知っているその人がどうか、自分がその人に何を思い何をしたいと思うかの方が大事なのかもしれないと思った。
    山田さんのように、事実がわからなくても、目の前の人をおおらかに信じられる人になりたいなと思った。
    そして、おにいさんの率直な優しさがさくらの心を解いたように、大事な人にしてあげたいと思うことは行動や言葉にしていこうと思った。

    さくらが蓋をしていた記憶が、振り返ってみればそう暗いことばかりではなかったことは、わたしの思い出したくない記憶も少し明るくしてくれた気がする。

    事実じゃなくて、自分が幸せと感じることが大事。周りの生活の変化や漠然と想像してた人生と今が違

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    2025年09月03日
  • 夏の体温

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    3作からなる短編。
    特に1作目の夏の体温は良かった。
    自分の幼かった頃、無邪気に遊び回ってた頃を
    思い出させてくれた。
    懐かしい想いにさせるなんだかぽっとさせてくれた小説3作だった。

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    2025年09月01日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    宮路がだらしないようでいて、すごくいいやつなので、読んでいて気持ちがいい。
    人の欲しいものにぴったりなものを選び、ウクレレを教えてほしいと言われれば買って練習し、本が欲しいと言われれば10冊買って自分でも読んでみる。

    作中で演奏される曲がストーリーに合っていて、聴きながら読んだらとても心に沁みた。舞台が老人ホームということで、「上を向いて歩こう」とか「東京ブギウギ」などの往年の名歌が多かったが、本作を読むまで知らなかった「Wake Me Up When September Ends」という歌はとても心に残った。

    『あと少し、もう少し』の渡部が成長して登場していたのもとても嬉しく、ちょっとと

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    2025年08月30日