瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    23歳の千鶴は死に場所を求め宮津に赴くが民宿で自殺に失敗する。そこで過ごす大自然の中で自分を見つけていく物語。

    私も死ぬなら旅に出ようと考えたことがある。どこか遠くへ。

    生きる意味をまた失ったら、旅に出たい。
    心が疲れてる人に送りたい一冊。

    0
    2026年01月29日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    テンポが良くて、読みやすかった!
    笑って泣けた。
    兄弟と自分を比べて、嫉妬したり、羨んだり。
    すごく分かるなって思った。
    兄弟愛が素晴らしい作品でした。

    0
    2026年01月27日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    毎日朝ごはんをそろって食べる家族、
    めちゃめちゃ理想的だと思ったのも束の間、
    一人一人が自分の個を持つが故にバラバラじゃん
    と思ったのが最初でした。

    でも、エピソードが進むにつれて、
    こういう家族の形も素敵だねと全肯定したくなる
    家族の絆を感じました。
    親は親であり1人の人で、
    子供の子供であり1人の人であるという
    当たり前のことを改めて考えました。

    主人公の佐和子は空気を読むのがすごく上手で、
    繊細な子だなと感じました。
    中学生から高校生に年齢とともに成長していく様子に心が打たれながらも、自分の中高時代と比べると
    あまりにも大人びていて、素直にすごいなと尊敬したくなるところもありました。

    0
    2026年01月25日
  • 強運の持ち主

    Posted by ブクログ

    「ずっと続くと思うと気が抜けるけど、終わりがわかってると、がんばれるし、最後だとわかってるからできることってあるもんなんだね」 武田君のこの台詞が好きです。 終わりが見えるからこそ、大切にしたいと思える瞬間はあるものです。

    0
    2026年01月21日
  • おしまいのデート

    Posted by ブクログ

    5本とも面白い、面白いというか好みの味。
    彼女の作品は良い人しか出てこない。
    しかし良い人同士でもなかなか上手くいかない、それが徐々に分かり合えていくパターン。
    この構成が多い。
    リアル社会ではあまり無いが、ありそうに思わせるのが筆力だろう。

    物足りないと感じる人もいる。だが、何か足すと作品の温かい雰囲気が壊れてる気がする。なので、作者にはこのまま書き続けてほしい。

    0
    2026年01月19日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    知らないところで自分のことを誰かが考えてくれている、思ってくれているって、とても幸福なことだと思う。

    0
    2026年01月18日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    佐和子があまりにも高校生という若さなのに人生経験重ねすぎていて、まっすぐ普通の感覚を持って生きていることに驚きます。もっと家族に甘えたほうが良いと最後にアドバイスもらっていたけど、なかなか甘えやすい家族じゃないと思う。

    0
    2026年01月17日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    とにかく優しい物語。
    23歳で仕事や人間関係に限界を感じ、誰も自分を知らない場所で自殺を試みる千鶴。
    自殺を失敗してしまった千鶴に、自然体で接する民宿の田村さんとのやりとりに心が温かくなった。
    木屋谷の大自然を感じながら、本当の自分を見直していく千鶴。
    何のしがらみにも囚われず、スマホも持たずに、自然の中でのびのび過ごせば本当の自分は見えてくるのかな。
    町内の飲み会で千鶴が泥酔するシーンが面白かった。

    0
    2026年01月17日
  • 図書館の神様

    Posted by ブクログ

    文芸部の顧問と部員ひとり
    鼻血のことが描かれてる川端康成「抒情歌」「骨拾い」
    山本周五郎「さぶ」の主人公は誰か
    夏目漱石「夢十夜」などが描かれてる
    「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。」私も本を開いて同じものをみよう

    0
    2026年01月15日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    仕事や職場の人間関係に疲れてしまった千鶴は人生を終わらせようと北に向かう。民宿田村に辿り着き、思いを遂げようとするけれど、、、。

     田村さんが面白い人だったな。
    民宿の子だからら距離感がうまいのか、持って生まれたものなのか。民宿の子かぁ、久々に吉本ばななさんの『TSUGUMI』読んでみようかな?

     大らかな2人のやり取りや、丹波の描写に癒されるので、お疲れの方にもオススメです。

    0
    2026年01月12日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    何もかもうまくいかない時にまた読みたい
    どこか知らない場所で休養を取れば、死ぬこと以外の選択肢を考えられるのかなと思った。

    0
    2026年01月04日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    田村さんがカッコ良すぎてああいう人と結婚したい!笑
    仕事が辛くなったらまた再読しようと思う。
    経験とか環境とか、関わる人ってやっぱり自分を変えるんだなって思った。
    よく物より経験にお金を使った方がいいっていうけど、やっぱり20代はたくさん経験にお金を使いたい。

    0
    2026年01月04日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

    Posted by ブクログ

    もう何冊目かわからない瀬尾まいこさんの小説。
    その中でも上位にランクインする好きなお話でした!
    瀬尾さんらしい、ほっこり心温まるストーリーで読みやすくてあっという間に完読!

    P211の病室での2人のやり取りが好きです

    0
    2026年01月01日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    転勤族だったせいか、『住めば何処でも都』になる自分。正確には“何処でも“ではなく、“そこに一緒に居る人”が肝なのだけど。
    でもこの主人公は穏やかな暮らしに安心を覚えつつも、自分の居場所ではないと気づいてしまう。
    この違いは一体何なんだろうなぁとずっと考えてしまう。でも、、
    息が詰まるような日々が続いたら
    ちょっぴり休めばいい 休めばいい 休んじゃえばいい

    0
    2025年12月29日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    中学生6人による駅伝の話。陸上部員だけでは走ることができず、様々なメンバーを集めて走ることごできた。6人の目線から物語が描かれており、心情の読み取りがおもしろかった。

    0
    2025年12月25日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    何事も卒なくこなす兄と、出来が悪くても皆んなに好かれる弟と、好対照な兄弟の物語。
    大阪で中華料理を営む両親の元で、常に店を手伝う弟、小さい頃にトラウマとなって手伝わない兄。兄は明確な目的もなく東京で学校に通うが、すぐ辞めてアルバイト生活に。弟は家を手伝おうと進路も安易に考えていたが、親子面談で父親に怒られて進学へ。
    この父親が素晴らしい。兄の東京行きに無言で大金を渡し、弟には家を出ることを薦める。最後は父親が密かに思い描いたところに落ち着いたように思う。
    大阪生まれの作家が、吉本の漫才のノリで描いたような軽快にクスッと笑えて、ジーンと感動が来るような作品だった。

    0
    2025年12月24日
  • 夏の体温

    Posted by ブクログ

     「友情」をテーマに描かれた3作品。

     「夏の体温」では病院に入院中の小学生の瑛介が、低身長の検査入院に来た壮太との短くても濃い友情を描いている。
    検査や治療の不安の中、瑛介の芯の強さに胸がぎゅっとなった。
     あとがきで瀬尾さんが、ご自身の娘さんも低身長の治療を受けていると語っている。

     「魅惑の極悪人ファイル」では、空想癖のため、現実の人間関係がうまくいかない大原さんと、過去を引きずり自己肯定感が下がったままのストブラくんの大学生同士の恋愛とも違う心の繋がりにほっこりさせられた。 

     「花曇りの向こう」はサクッと短い作品だったが、転校生の緊張感、そして温もりが伝わってきた。

     人間関

    0
    2025年12月23日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正に駅伝の襷を渡していくように、スムーズに繋がっていく物語でした。区間ごとの走者それぞれの気持ちや状況といった背景がどんどん次の走者(章)に受け渡されていくにつれて、自分自身も駅伝に参加して襷を受け渡していく一員となったように引き込まれていきました。駅伝というと個人競技だと単純に考えていたのですが、この物語を読んで駅伝は走る人達の思いがどんどん受け渡されていく団体競技であるということを強く実感しました。熱い青春を感じると同時に、爽快感にも包まれる読後感でした。

    0
    2025年12月21日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの代表作の一つかな?中学駅伝をテーマにしたザ・青春小説です。読後感が最高です。僕も中学時代、陸上の長距離をやっていて、3年間駅伝にも出たのでその時のことも思い出しました。

    三浦しをんさんの解説にも有りましたが、なんでただ走っているだけなのに、あんなにも感動を与えるんでしょうね。陸上ってあまりにもシンプルな故の奥深さを感じます。

    この小説では、その内面を爽やかに描き切ったと思います。1区ずつ走者の視点で、前の走者、次の走者との関係性に焦点を当てながら襷(たすき)を繋いて行くので、1章が終わるたびに涙目になっていました。登場人物みんなの優しさが溢れているのも瀬尾まいこさんらしく、

    0
    2025年12月18日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の行を読み終えて、良かったなと思い、少しだけ胸が熱くなった。長い旅を終えて、ヘイスケの人生が始まって、良かったな、の良かったな。
    コウスケが帰ってきて、自分が継ぐはずだった戸村飯店で料理をしている兄を見て怒るだろう。自分の居場所が奪われるような気がして、不安で叫ぶだろう。それでも、すぐに仲直りするだろうと思う。思えるようになった。二人で店をやっていくのかもしれないし、戸村飯店が東京に出店するのかもしれないし、そもそもコウスケは埼玉の大学で自分のやりたいことを見つけるかもしれない。どれにしろ、良い方向に向かうだろうという予感がある。この二人なら大丈夫だろうという安心がある。素晴らしかった。

    0
    2025年12月12日