瀬尾まいこのレビュー一覧

  • おしまいのデート

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    まさしく"上質な薬膳スープ"

    さまざまなデートの短編集ですが、性別・年齢・環境の違う二人組。
    切なくなったりほっこりしたり、いろいろな感情を引き出された気がします。

    どれも面白かったですが、ランクアップ丼が特に好きでした。
    ワンちゃんの話は、まともな食べ物あげてくれ、、と気が気じゃなくて集中できませんでした(笑)

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    2025年10月22日
  • わたしの名店

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    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

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    2025年10月20日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    瀬尾まいこ作品 4作目
    あぁ またやってしまった。
    秋の駅伝シーズンになって あちこちの大学が話題になっていて
    ちょっとスポーツもののつもりで借りたこの本。

    主人公の太田君は見た目ヤンキーの高校生(昔は悪だったが 中学の頃にはタバコはやめたらしい)
    そんな彼に、先輩が娘:鈴香(1歳10か月)の子守を頼む。
    奥さんが切迫早産で入院になったからだ。
    小さい子の世話なんてやったことが無い太田君の子守り奮闘記だ。

    ちょっと危なっかしい太田君の子守の様子は、読み手が口出しをしたくなるような
    リアルな子育て風景が繰り広げられている。
    そして 出てくる人たちが優しく ほっこり。
    いいなぁ こういう世界。

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    2025年10月20日
  • あと少し、もう少し

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    瀬尾まいこで初めて読んだ本。とてもよかったです。あまり本を読まないうちの妻も読んで感動していたので、読みやすくて感動する本だと思います。

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    2025年10月17日
  • あと少し、もう少し

    購入済み

    君が夏を走らせる

    の、中学生時代のお話
    メンバー個人の事情も襷渡しされていく

    これからの駅伝シーズン前に完読
    目に見える感動も、目には見えない感動も
    駅伝にあることに気づく小説

    #ほのぼの

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    2025年10月17日
  • 私たちの世代は

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    私たちは選んで生まれて来ることはできない。でも大人になるにつれて、選んで生きていくことはできるはず。そう信じたいと思わせてくれる感じがした。

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    2025年10月16日
  • 夏の体温

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    どのお話も優しく、心が温かくなる。『魅惑の極悪人ファイル』が一番好きだった。自分のことは自分に原因があるような気がして腹が立つまではいかないけど、他人のこととなるとすごく腹が立つのはなんでだろう。人間関係、色々嫌なこともあるけど、前向きになれた気がする。

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    2025年10月15日
  • 私たちの世代は

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    思い通りにいかないことはたくさんあるけれど、子どもも大人もそれぞれの場所で一生懸命なんだと思えた。それでも子どもたちは限られた場所で行動の自由を制限されて苦しかったこと、そこからまた変化していく環境への切替えもしんどかっただろう。その中で支えてくれた人たちとの関係を大切にして前向きに頑張る冴ちゃんと心晴ちゃんの頑張りと成長に元気をもらいました!

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    2025年10月14日
  • 温室デイズ

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    読んでいて、怖いというか、ハラハラしてしまうというか、なんとも言えない気分に
    ほんの少しだけ良い方に変わっていくところが、少しだけ温かい

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    2025年10月13日
  • あと少し、もう少し

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    君が夏を走らせるの大田くんが、中学生の頃。
    ひとりひとりの感情が丁寧に描かれて、駅伝を通して成長していくストーリー。好きです

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    2025年10月12日
  • ありがとう、さようなら

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    ネタバレ

    私もこんな風に子どもたちを見守りたいと思った。一人ひとりを真っ直ぐにすごい!素敵だ!と言える人になりたい。

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    2025年10月12日
  • 幸福な食卓

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    瀬尾さんの小説は悲しい出来事があっても悲観的になりすぎず、心穏やかに最後まで読めるのが不思議で仕方ない。
    生きていれば必ず、辛いことと向き合ったり乗り越えたりしなければいけない。
    無条件で護ってくれる存在、そばにいてくれる存在って確かに家族しかいない。
    私も家族に護られ続けて、今では自分の家族がいる。
    この先、我が子たちが経験するであろう多くのことをそっと見守り、そしていつでも安心していられる場所を彼らに提供する。
    それが私が母として出来ること、母としてやりたいことだと気づかせてもらいました。

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    2025年10月08日
  • 私たちの世代は

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    多感な子供達にとって特に大切な学校生活であったり人との交流が、感染症の流行によって排除されてしまった。でもマイナスなことばかりではなくて、逆に感染症の流行がなかったら得られなかった経験や人との出会いもある。
    そして貴重なその経験や人との出会いは、その後の人生において、なくてはならない財産になる。
    そんなことを感じさせてくれた物語でした。

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    2025年10月05日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    「風が強く吹いている」と繋がっているらしいが、未読でもじゅうぶん楽しめた。とにかく心が温まる小説で、劇的な展開やどんでん返しはないが、その分細かい感情の機微や主人公の成長が本当に上手く描かれていた。

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    2025年10月01日
  • あと少し、もう少し

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    世界陸上があったので走る関係の本を読みたいなーと思ってこの本を購入しました
    最近涼しくなってきましたがこの物語はとてもあたたかいと感じました
    また読み返したいです

    2025.9.30

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    2025年09月30日
  • 天国はまだ遠く

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    サクッと読めました。美しい自然や、美味しそうな食べ物はもちろんですが、田村さんの、あまり表に出てくることがない心情を考察するのも面白かったです。
    短いながらに詰め込まれた作品だと思いました。

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    2025年09月30日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前半は子育てを思い出して情景を浮かべながら、後半は2人に生まれる空気感や自分と向き合う大田くんの言葉に共感したり、心の変化を感じながら読みました。
    鈴香ちゃんは大田くんが来ない現実を数日で受け入れてしまうかもしれないけど、公園に行ったらきっと肩車してもらったことや、走るかっこいい大田くんを応援したことを思い出すだろうし、走る大田くんをちょっと上手になった絵で描いてるんじゃないかな。
    それにしても大田くん料理上手で尊敬!
    穏やかで温かいお話に最後ほろっとしました。

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    2025年09月30日
  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • 私たちの世代は

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    もうね、この本を若い人たちに読んでもらいたい。
    特に引きこもっている子に、ダメ親の元に生まれて自分までダメな人間と思っている子に、何ならODしている子に。薬よりよっぽど効くと思う。
    「人は誰でも必要とされる大切な存在であること。今はそうでなかったとしてもいつかはなれる」ということを知ってもらいたい。読後そう思った。
    若い世代はコロナで本当に翻弄された日々だったと思う。そしてSNSが当たり前の世の中でさらに閉鎖的になることが増えたと思う。
    でも人と直接話すことや手紙で思いを綴るなど以前それが当たり前だったことがとても大切であることを教えてくれている。
    どうか自分の存在を軽く考えないで、どうか自分

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    2025年09月27日
  • 私たちの世代は

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    どうしても親の目線で読んでしまう。
    あのコロナ禍での自粛期間は、私も親として、試行錯誤していた日々だったから。

    感染リスクはできる限り減らしたいし、そもそも不要不急の外出は許されていなかった。
    でも、この自粛期間に子どもが失う色々な機会がたくさんあるだろうことを想像して焦り、それをなんとか埋めたくて、家でできる遊びを考えたり、夜に人のいない公園に出かけたり。
    それでも子どもが心から楽しめているかどうかと心配したり。

    だからこそ、この物語が救いになった。
    あの頃、色々やりながらも、これでいいのだろうかと不安になっていた私を助けてくれた。

    小学3年生の女の子二人が主人公。
    家庭環境も学校も全

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    2025年09月27日