瀬尾まいこのレビュー一覧
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人と人が支え合うことでしかできないことがある。
自分の限界は自分にしかわからないと思っていたけれど、自分の可能性を閉じ込める可能性があるのも自分
誰かに背中を押されたり、誰かのために行動してみることで、自分にはできないと思ってたことができるかもしれない。もちろんそれでもできないことだって沢山あるけど、いつだって行動する動機は自分じゃなくて誰かを想うことで強く発揮されると思う。
自分の将来や未来、明日が不安でいっぱいな時もある。悩みなんて見た目だけじゃわからないし、相談したってわかってもらえないことも多い。わかってもらえないことの方が多い。それでも、誰かが自分のことを思ってくれてるなら。幸せにな -
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家族とは特に平和でそれこそ毎日幸福な食卓でありたい。辛すぎる現実が自分に起こった時家族との関わりはどうなっているんだろう。友達とは。身近な人とは。そんな時周りの気遣いに気がつけるのか。個の集まりだけど家族だとそれだけで自由でない感じもするし、強力な環境でもある。自分では気づかない自分の質を良くも悪くも気づかせてくれたり。辛いなあとその描写で感じたけど、最後の感想は人によって変わるのかな?瀬尾さんの本は特に好きでかなり前に読んだけど、すっかり忘れていた。でも初めて読んだ時とは確実に読後感が違う。必要な時に立ち止まれる本を読むことができるものだなーと読書に関しては感じた。
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表紙でおそらく内容が察しつくだろう。主人公は不良(とは一言で言えない)の男子高校生、夏休み直前に、世話になった先輩の1歳半の子供を1ヶ月、日中の子守りをしてくれとバイトを頼まれたことから始まる。設定も理由も違和感ないのだが、何となくストーリー展開が分かってしまって、少し寝かせていた。しかし読み始めたら止まらず、一晩で一気に8割読んでしまえる面白さ。子供への奮闘、可愛さ、あるある話なのだが、瀬尾先生が描くとなぜこんなに新鮮に面白いのだろう。目の前に情景が浮かぶのだ。また主人公の描写がとても良い。子供への愛情が溢れでているのだ。本作品はたった1ヶ月の話なのだが、1年くらいの濃さを感じた。派手なスト
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良かった。
鈴香が目の前にいるみたいにリアルに感じられた。
大田くんは器用で、周りの状況をフラットに考えて受け入れて行動に移せる人で尊敬する。
高校に入ってから宙ぶらりんな生活を送っていたけれど、大田くんなら鈴香や周りの人との関わりを経て、次の自分の居場所を探して前に進めそうだと思った。
鈴香は1ヶ月でどんどん成長していくのに大田くん自身は成長していないという自己評価だったけど、とんでもないと思った。
大田くんが鈴香と関わったのはひと夏よりももっと短い期間だったし、1歳11ヶ月の鈴香の記憶には大田くんとの日々は残らないかもしれないけれど、それでもこの1ヶ月間がこれからの鈴香に繋がっていてほしい -
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ネタバレなんて気持ちの良い作品だろう。瀬尾さんは初めて読んだけど、人気があるのがよく分かった。
口の悪い店長が段々可愛く思えてくる笑
主人公の梨木くんは人の良いところを見ようとするし、実際に見ている。人の様子にもよく気がついて、その上で相手にそっと寄り添える。それは全然平凡なことではなくて、むしろ宝物でしょう。
彼のお陰もあって、つまづいてる人たちが進んでいけるようになっていくのが嬉しくて読後感が良かった。
常盤さん、苦しかったね。
先の道でどうか笑顔が増えますように。
店長の大竹さんの言動が途中から可愛く感じられてニヤニヤしてしまった。随分捻くれてはいるけど困ってたら助けてくれる人ではあるもん -
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主人公のヘンテコな関係の家族のお話。
お父さん、心病んでしまって父を辞めるとか。お母さんは、別居してるけど、まだ家族との関係仲良くつづくなど。兄は、知能高いが女に弱いとか。そして、一番まともな主人公と周りは盛りだくさんの変な人たち。でも、憎めなく、なぜか愛着湧く。
時は、主人公の中学時代から始まり大学受験までのストーリー。
主人公、佐和子の周りでは、とにかく騒がしい。いい事もあれば、辛い事、悲しい事もあり、読んでいる私も心情穏やかになれない。
しかしなぁ、ボーイフレンドの彼とハッピーに終われば満足なんだろうけど、それはそれで、普通の終わり方でつまらんしなぁ。でも切なかった(T ^ T)
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2023.11.9
「いつもなみちゃんは、僕が家に行くことをとても嫌がる。」
――「優しい時間」の1行目。ここに伏線がある。
何気なく読み始めたときは心に残らなかったが、読み返してみると、この1行目がとても重要だと気づく。たけるくんとちなみちゃんの心の動きが、ここにすでに表れている。
2度目に読むと、きっとまた違って見える。
タイトルの「優しい時間」も、まさにこの章のためにつけられたものだと思う。優しさにはタイムラグがあり、それが心に刺さった。
P95の一文。
「なんか深雪さんってイザベラに似てるね」
さなちゃんが深雪に言った言葉。
馬みたいなイザベラは意地悪だけど、ピンチのときには