瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    コロナ禍に生きた子供達のお話。
    先日頼んだブックカルテに入っていて、手に取った。(2冊目)
    どんな話かはふんわりとわかっていただけで、詳しくは知らなかった。

    私もコロナ禍を生きた。高校時代、高校2年生の時に学校が休校になった。
    あまり言ったら悪いと思うが、少しわくわくした。だがそんな気持ちも、すぐに萎んだ。毎日、家での生活。外に出ることが怖かった。
    幸い、私には妹が二人いて、一緒に一日中アニメを見たりゲームをしたりした。
    絵を描いて、ご飯を食べて、たまに勉強をする。ほぼニート生活。

    学校に行きたいとは少し思っていた。
    その後修学旅行は行けなかった。体育祭もなかった。
    この物語でも、何年経っ

    0
    2026年06月14日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    似ているもの同士だけど同じではない。
    自分のことは好きになれなくても、相手のことは好きになることはできる。

    俺はすべてから切り離された場所にいるわけではない。完全な孤独など、この世の中には存在しないはずだ。p188
    人の評価を気にして、人に好かれようとしてと言うと、響きが悪いけど、単に藤沢さんは人に喜んでもらうのが好きってだけです。気を遣ってるんじゃなく、自分が好きだからやってるんですよ。p256

    0
    2026年06月13日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    2026年現在、この話はちょっと未来の話かな。
    休校時、小4だった息子は今は高校一年生。確かに不登校の子も多いし、今だにマスクを外せずに過ごしている子もいる。その間にロシアがウクライナに戦争始めて、ウクライナから逃げて来た子もいる。

    子供は環境に左右されやすい、そして適応もしやすい。いい意味でも悪い意味でも。
    全く波風の立たない人生なんてない。親世代だって、阪神大震災を乗り越え、就職氷河期を乗り越え、ポケベルからスマホへ、AIへと進化に頑張ってついてきた。
    人は変わる。変わることができる。
    周りとスピードが違ってもいい、もし自分が少し前進できたら、自分を褒めて欲しい。たった一度の人生を世代で

    0
    2026年06月13日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんのお話はとても読みやすく、続きが気になってしまっていつも一気に読んでしまう。
    梨木君の常に相手のことを思い、どうすれば助けられるだろう、喜んでくれるだろうとひたすら考え寄り添う姿勢は、特殊能力に匹敵する位の優しさがあったのだと思う。
    そして、その優しさに助けられた人がこの物語にはたくさんいて、態度や気持ちの変化が見られるのをとても嬉しく感じた。
    店長に掛けたおばあちゃんはきっとこうだったんじゃないかという言葉。
    常盤さんに伝える秋音の話。
    心の奥が温かく、そしてキューっとなって泣けた。
    きっとまた読み返すであろう、温かい本だった。

    0
    2026年06月12日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    2人の関係性が素敵だった。
    それぞれ辛いところもあるけれど、温かい登場人物ばかりで読んでいてほっこりする。

    0
    2026年06月10日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの描く世界はいつも、人の善意や温かさを信じたいと思わせてくれる。 ちょっと素行不良で周囲から誤解されがちな高校生・太一が、1歳の女の子、鈴香の子守を引き受けたことから始まるひと夏の物語。 最初は戸惑い、振り回されてばかりだった太一が、鈴香の純粋さや真っ直ぐな感情に触れる中で少しずつ変わっていく姿が丁寧に描かれていて、一見交わるはずのない二人の間に築かれていく言葉を超えた信頼関係に心がじんわりと温かくなる。 鈴香とのひと夏を経て、自分の足で未来へと走り出した太一を、これからも応援したい。爽やかな疾走感と、 温かい余韻を残してくれる作品だった。  

    0
    2026年06月09日
  • 春、戻る

    Posted by ブクログ

    瀬尾先生、不覚にもどれを読んでも最後は泣いてしまうな。
    岡山の部分は実体験なんだろうな。リアルすぎる。古い話だと思うけど。

    0
    2026年06月08日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2026.06.04

    ちょっと変わった、でもどこか明るくポップな家族。「普通」とは違うけど、それなりに幸せな暮らしをしていると思っていると、急にどんより暗いエピソードが混じる。この緩急がなんとも言えず、引き込まれて一気読み。

    明るく楽しい家族に見えても、見えないところで辛く苦しい出来事があったりする。
    見えないように振る舞っている人たちほど、強いのだと思う。

    佐和子は失ったものは大きいけど、それ以上に佐和子を想い、気にかけ、大切にしてくれる人たちに囲まれているのできっと大丈夫だと思う。

    0
    2026年06月04日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正直、こんなに分厚い小説相当面白くないと読みきれないと思ってた。古本屋で100円で手に入るからと購入したものの、きっと読むのは半年以上後、もしくは一生読み切らずに終わるかもしれないなんて思ってた。でも1日で半分以上読み終わった。序盤が特に止まらなかった。優子の親たちがどんな人なのか、過去に遡っていく構成が純粋に気になる気持ちをはやらせて、ずんずんページをめくっていけた。
    ちょいちょい出てくるご飯も食欲をそそる。カツ丼も餃子もクッキーも食べたくなった。
    瀬尾さんのいい意味で普通の、スッと入ってくる文章は誰からも愛されるものなんだろうなと思った。
    なぜか、優子と優子の本当の父が別れるシーンで涙が出

    0
    2026年07月07日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    安定の瀬尾作品。
    心にビタミン欲しいときに読むと元気が出る。

    このオムライス店で出会わなければ決して交差しない3人の人生が、緩やかに穏やかに絡み合っていく。

    大竹店長好きだな。

    0
    2026年05月31日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

     あまり見たことのない、構成の小説だった。駅伝を通した生徒同士のわだかまりやふあんをバトン越しに渡してたくしていく物語。

    0
    2026年05月30日
  • 強運の持ち主

    Posted by ブクログ

    お客さんに寄り添う瞬間がすきだった。
    誰かに相談したい時って、何よりも背中を押す言葉を欲しい時だなと、あーそうだと思った

    0
    2026年05月28日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    辛い時に読んで、少し元気をもらった。宿の主さん、素敵な人だった。息を吸って、自分を大切に考えさせてくれる場所に私も出会いたい。

    0
    2026年05月28日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何か大切なものを失って、すべてが終わってしまったように思えても、時間は進んでく。喪失はとても辛いけど、それがあったから何かが始まることもあるし、何かを得ることもある。失ったものが、形を変えて次の何かへつながっていく。そう考えると、完全な喪失なんて、この世に存在し得ないのかな。最近の個人的なエピソードも重なって、そんなことを考えた。

    本当に辛い真っ只中の時は、ものごとを点でしか見られなくなってしまうけど、時間がたって落ち着いて、少し長い時間軸でみてみると、喪失が次の何かにつながってるんだと思える日がくるのかもしれない。

    大切なものを失うのは苦しいし、生きる意味なんてもう無いようにも思えるけれ

    0
    2026年05月31日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自死という暗いテーマなはずなのに、クスッと笑えるところも多く読みやすい作品。
    自分の中では重大事件で逃げられないと追い詰められることも、実は大自然の中では大したことではないのかもしれない。幾三のくだり、めっちゃ面白かった。ラブアンドピース以外のことは、幾三に任せよう。

    0
    2026年05月28日
  • 図書館の神様

    Posted by ブクログ

    個人的には不思議な思いになる話だった
    読みやすくて面白い
    でもほんのり切なくて、爽やかで、ヌルッとしてる。そんな感じ
    ヌルッとは個人的な感想であり1%ぐらい

    主人公は清と書いてキヨ
    不本意に文芸部の顧問になった講師
    そこで垣内くんという部員に出会って…

    この文だけだとヌルッとが8割占めそうってなるけど、まあそれはない。必要ない。
    そこでの日々を、日常とは言えないけどまあ文芸部として見守る感じ。
    すごく一年での心の持ちようって変わるよね。長いようで短いし短いようで長い。そんな感じがする
    深入りしない文章って言うのかな?すごく素敵だ。




    ネタバレではないけど…
    読んでない人はまあ…

    0
    2026年05月26日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    口は悪いが根は良い人を理解出来ればとてもいい関係が産まれるんですね
    その為には気にしない事と懐に入る無神経さと思いやりが必要かと

    0
    2026年05月26日
  • 優しい音楽 <新装版>

    Posted by ブクログ

    初めての瀬尾まいこの短編集。
    やっぱりこの人は冒頭の文で惹き付けてくるなあ。
    どの短編もおもしろかった。
    ただ、瀬尾さん。押しピンは関西弁です。

    0
    2026年05月25日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    再読☆
    中学生駅伝の物語〜青春だなぁ〜と思いながら読んでいた。

    「渡部先輩、親友っていますか?」
    「まさか。俺にいると思う?」
    親友どころか、俺には友達だと言い切れるやつもいない。ずっと自分をつくろっているんだから、当たり前だ。
    ⇧自分のことを俯瞰してみれている少年の心情にビックリした。心の成長は自分だけにしか分からない。

    俺たちの上にある空は、重い雲で覆われている。地上の水分を全部吸い取ったような灰色の雲は、少しつつけば水が溢れだしそうだ。
    ⇧本を読めば読むほど、物の例え方の奥深さに気がつく‼︎何気なく今まで見ていた雨雲なのに…

    0
    2026年05月25日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    今まで読んできた瀬尾さんの作品の中で、1番普通にありそうな家族、兄弟の話でした。
    料理の描写が多いわけでもないのに、町中華の油っぽい匂いが感じられて、お腹が空きました。

    0
    2026年05月25日