瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 図書館の神様
    バレー一筋の教師が文学部の顧問に。
    唯一の部員は中学時代にはサッカー部であった谷垣くん。

    「なぜこんな子が文学部に?」という問いから始まり、淡々と繰り広げられる瀬尾まいこワールドと会話。
    瀬尾まいこにはまってしまう本。
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    主人公と女の子の重い背景とは反対に淡々と描かれる日常にすっかり入りこんであっという間に読み終えました。
    ずっと気になっていた瀬尾さんの作品は今回が初。表紙が可愛いという理由で選んでみましたが、主人公が少しずつでも確かに成長していく姿と人が繋がる温かさに胸がきゅっとなりました。ほんの少し勇気が出るよう...続きを読む
  • あと少し、もう少し

    中学生の駅伝小説

    最近よく見かける、駅伝小説です。6区間毎の走者の視点に切り替わり、駅伝参加の経緯や仲間とのやり取りを回想しつつ、与えられた区間を走り抜ける様が描かれています。視点が変われば、それぞれの想いが違っていることが明らかになる構成が上手く、非常に読みやすい作品です。
  • 図書館の神様
    前半は主人公の挫折感に浸りつつ、後半に向かって、徐々に立ち直っていくその過程が無理なく表現されていたと思います。人はみんないろいろ抱えていて、また、人と出会って前を向いて行けるのね。
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    単純な話のような感じで読んでたのですが、読み進めるにつれて深い内容と感じるような本でした。
    瀬尾さんの本は「そしてバトンは渡された」以来2作目だったのですが、ほかの作品も読んでみたいと思いましたね。
  • おしまいのデート
    5編の短編を収録。孫娘と祖父、元教え子と教師、同じクラスの男子二人、捨て犬を見つけたOLと学生、保育士と親子が「デート」する。瀬尾作品らしく、悪者が出てこない読後がすっきりした物語が良い。中でも元不良の教え子と定年間近の教師の話が泣ける。
  • 優しい音楽 <新装版>
    がらくた効果 が好き。
    何でも出てくる家っていいな。がらくたを集められる心のアンテナが素敵だなと思った。何でも受け入れる、広い深い心をもちたい。
  • 温室デイズ
    「腐ったミカンの方程式」、今から40年も前に当時のお茶の間の話題を席巻したとされる学園ドラマの金字塔「金八先生」。人間はミカンじゃないと叫んだ金八、でも校内暴力は、いじめはなくならなかった。学校は学校であって温室ではない、中で育てられるのは温室ミカンなんかじゃない。でも現実は本当にそうなんだろうか。...続きを読む
  • 図書館の神様
    何かを我慢していることに気付かず、鬱憤をひとりで晴らせず、自分の本当の気持ちを無視し続けて手遅れになる人が多い世の中。
    この本の主人公のように心の中で思い切り悪態をついたり、家族や親しい知り合いに愚痴ったりすることは、やっぱり必要なことだ。
    後味すっきり、レモン水のような作品。
  • 温室デイズ
    中学校の学級崩壊といじめのリアルな話。
    他人を変えるのは難しいけど、別の場所に逃げることが楽なわけでもない。
    貴重な学校生活と、これからも続く長い道のり。
    瀬尾さんの優しいメッセージが聞こえてくるようだ。
  • ファミリーデイズ
    瀬尾さん自身のエッセイだが、とてもほのぼの可笑しく読ませて頂きました
    関西人だからやはりボケが上手い笑
    面白かったです
  • 優しい音楽 <新装版>
    短編の三作品だがどれも面白い!
    序盤で、ん??と思うつかみがあり、その後どの様に展開するの?って思うのだが笑
    またありえないような設定だったりするのに、どこか自然で読み進んでしまう
    瀬尾さんの小説はとてもユニークなのに、心優しい作品が多い!
    この作品もどこかほっとします!
  • 見えない誰かと
    そしてバトンを渡されたを読んで、瀬尾さんがどんな方なのか気になったので読んでみたエッセイ。彼女は中学校の教師をやっていて、主に学校で出会った人の話。どんな人との出会いも自分の糧に繋げてるんだなと感じて、ここからこの人の作品は出来上がるんだろうなと感じた。
    先生って大変そうやけど、好きな人にはやりがい...続きを読む
  • ファミリーデイズ
    過ぎ去った娘の2歳ぐらいまでの事を思い出しながら懐かしく読んだ。度々瀬尾さんが思い出される中学校の先生時代の思い出がとても素敵で娘が中学生になるのが怖かったけれど楽しみに思えるようになった。いろいろ問題がある子育てもなんとか乗り切れそうな気がしてきた。小さくても大きくなっても子供はかわいいのだ。
  • 図書館の神様
    子供の頃は何だってできるって思えて、何だって大好きになれたけど、そのうち、自分の特性みたいなものが見えてきて、飛行機になんてのれないことがわかってしまう。そうなるお、ギターとかケーキとか自分で動かせる範囲のものを好むようになっちゃうんだよな。そうして、好きなものもできることもどんどん削られていくんだ
  • 傑作はまだ

    単純な心地よさがありました

     目の前のことだけ片付けている毎日がじぶんと重なりました。いつでも気づけると救われる思いでした。
  • ファミリーデイズ
    笑えてほっこりできる瀬尾さんのエッセイ。今回は旦那さんや娘さんといった家族のことが中心に綴られています。

    旦那さんの言動やファッションの話、お世話になった校長先生のはがきの文面、ヒートテックの話など、ゲラゲラと笑ってしまうほどおかしかったです 笑

    『そして、バトンは渡された』につながる文章を見つ...続きを読む
  • ファミリーデイズ
    瀬尾さんの家庭があったかくて、ほのぼのしてるなぁ。
    読んでいて、優しい気持ちになれて、笑って、ほっと息がつける一冊です(^^)
  • 卵の緒
    卵の緒
    読んでなるほどなのタイトル
    瀬尾さんの本は血の繋がり以上に
    一緒にいる時間や人を想うことによる
    繋がりを感じるな。
    一風変わった母さんもいい人そうな朝ちゃんも
    育生をとても大切にしていて、それを分かっている
    育生もいいなと思った。

    7's blood
    最初あまりに達観している七生にうっすら...続きを読む
  • 優しい音楽 <新装版>
    書き出しの上手な作家さんだなというのが瀬尾さんの印象。ありえないような偶然や人間同士の関わりから生まれる物語は、ちぐはぐなのに温かさがあって物語がどう転がっていくのか見当もつかない。でもハラハラするというよりどこに向かってくのかが楽しみで毎回あっと驚かされる。