瀬尾まいこのレビュー一覧

  • おしまいのデート

    Posted by ブクログ

    初めての瀬尾作品。
    中でもランクアップ丼は涙した。つい先日会った実母が老い、筋力なく体調も悪そうなのに、会えばニコニコとしてる姿がちらついて。。涙しながら読んだ。きっとその時点で結末を予想。やっぱり涙が止まらなかった。天ぷらは熱いうちに食べる
    誰かと一緒に食べるご飯は一人で食べるご飯からの卒業だった。

    0
    2026年04月21日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    人と人が支え合うことでしかできないことがある。
    自分の限界は自分にしかわからないと思っていたけれど、自分の可能性を閉じ込める可能性があるのも自分
    誰かに背中を押されたり、誰かのために行動してみることで、自分にはできないと思ってたことができるかもしれない。もちろんそれでもできないことだって沢山あるけど、いつだって行動する動機は自分じゃなくて誰かを想うことで強く発揮されると思う。
    自分の将来や未来、明日が不安でいっぱいな時もある。悩みなんて見た目だけじゃわからないし、相談したってわかってもらえないことも多い。わかってもらえないことの方が多い。それでも、誰かが自分のことを思ってくれてるなら。幸せにな

    0
    2026年04月17日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    作中で2人が飲んでいる薬と同じものを服用している時期がありました。
    薬が必要なときの心理描写や飲んでから効果を実感するまでの状況にリアリティを感じ、あやうく引っ張られそうになったくらいです。
    読後には希望が見えて前向きな気持ちになれました。

    0
    2026年04月16日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    家族とは特に平和でそれこそ毎日幸福な食卓でありたい。辛すぎる現実が自分に起こった時家族との関わりはどうなっているんだろう。友達とは。身近な人とは。そんな時周りの気遣いに気がつけるのか。個の集まりだけど家族だとそれだけで自由でない感じもするし、強力な環境でもある。自分では気づかない自分の質を良くも悪くも気づかせてくれたり。辛いなあとその描写で感じたけど、最後の感想は人によって変わるのかな?瀬尾さんの本は特に好きでかなり前に読んだけど、すっかり忘れていた。でも初めて読んだ時とは確実に読後感が違う。必要な時に立ち止まれる本を読むことができるものだなーと読書に関しては感じた。

    0
    2026年04月16日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    たまたま手に取った本だったけど、とても心が温かくなるお話だった。
    梨木くんは無自覚人たらしなところがあるなと思ったけど、そこが彼のいいところで特徴なんだと思った。笑 最後は常盤さんとも心が通じあって幸せな終わり方で良かった。
    エピローグのオマケの大竹店長のお話ものクスッとさせられてよかった!

    0
    2026年04月15日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    とても読みやすく、さくさく読めた。
    家族の形は多種多様で、何が良いかは人それぞれだと感じた。

    それでも、家族のありがたみを改めて強く実感することができた。
    自分自身、結婚して実家を離れて暮らしているが、これからはもっと両親を大切にしていこうと思わされた。

    0
    2026年04月14日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    表紙でおそらく内容が察しつくだろう。主人公は不良(とは一言で言えない)の男子高校生、夏休み直前に、世話になった先輩の1歳半の子供を1ヶ月、日中の子守りをしてくれとバイトを頼まれたことから始まる。設定も理由も違和感ないのだが、何となくストーリー展開が分かってしまって、少し寝かせていた。しかし読み始めたら止まらず、一晩で一気に8割読んでしまえる面白さ。子供への奮闘、可愛さ、あるある話なのだが、瀬尾先生が描くとなぜこんなに新鮮に面白いのだろう。目の前に情景が浮かぶのだ。また主人公の描写がとても良い。子供への愛情が溢れでているのだ。本作品はたった1ヶ月の話なのだが、1年くらいの濃さを感じた。派手なスト

    0
    2026年04月13日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    良かった。
    鈴香が目の前にいるみたいにリアルに感じられた。
    大田くんは器用で、周りの状況をフラットに考えて受け入れて行動に移せる人で尊敬する。
    高校に入ってから宙ぶらりんな生活を送っていたけれど、大田くんなら鈴香や周りの人との関わりを経て、次の自分の居場所を探して前に進めそうだと思った。
    鈴香は1ヶ月でどんどん成長していくのに大田くん自身は成長していないという自己評価だったけど、とんでもないと思った。
    大田くんが鈴香と関わったのはひと夏よりももっと短い期間だったし、1歳11ヶ月の鈴香の記憶には大田くんとの日々は残らないかもしれないけれど、それでもこの1ヶ月間がこれからの鈴香に繋がっていてほしい

    0
    2026年04月12日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    心と身体について、考えることができた一冊です。
    ちょっとしたおせっかいで誰かを救うことができる、それが自分のためにもなるかもしれません。
    頭ではわかっているのに体が言うことを聞かない、誰かに迷惑をかけるのならこのまま1人で静かに生きていく方がいいと思う、自分もそう考えることがありました。自分の苦しみを知ってくれる人がいるって大切なことなのかもしれないです。人間支え合えるからこそ、この難しい世界でも生きていけるんだろうなぁ。

    0
    2026年04月11日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    無気力男子高校生の夏休みの成長を見せてもらった心温まる物語でした。
    最初は嫌々なバイトだったかもしれないけど、小さな子どもの気持ちに寄り添うことができたこと、誰かのために行動するようになること、成長だなぁと思いました。子どもの成長って本当に早いんだろうな、走って走って頑張ることを続けていくんだろうな。これからの太田くんに、幸あれ。

    0
    2026年04月11日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    中学生最後の駅伝大会を目指す中と、駅伝大会自体を舞台に、登場人物達の人間模様を描く本作は、それぞれ別の登場人物で同じ場面を描くことでその時の人物同士の感情がわかり、ページを進めるごとにその場面場面のレイヤーが増えていき、物語自体も、そして登場人物たちの思いや背景も深くなっていく。伏線ではないがその時の誰かのセリフや行動は、本人はどういった思いで行ったのか、それが読み進めるたびに分かっていくのはある種ミステリーに似たような感覚にも思えた。

    0
    2026年04月11日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんて気持ちの良い作品だろう。瀬尾さんは初めて読んだけど、人気があるのがよく分かった。
    口の悪い店長が段々可愛く思えてくる笑

    主人公の梨木くんは人の良いところを見ようとするし、実際に見ている。人の様子にもよく気がついて、その上で相手にそっと寄り添える。それは全然平凡なことではなくて、むしろ宝物でしょう。
    彼のお陰もあって、つまづいてる人たちが進んでいけるようになっていくのが嬉しくて読後感が良かった。

    常盤さん、苦しかったね。
    先の道でどうか笑顔が増えますように。

    店長の大竹さんの言動が途中から可愛く感じられてニヤニヤしてしまった。随分捻くれてはいるけど困ってたら助けてくれる人ではあるもん

    0
    2026年04月11日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    主人公のヘンテコな関係の家族のお話。
    お父さん、心病んでしまって父を辞めるとか。お母さんは、別居してるけど、まだ家族との関係仲良くつづくなど。兄は、知能高いが女に弱いとか。そして、一番まともな主人公と周りは盛りだくさんの変な人たち。でも、憎めなく、なぜか愛着湧く。

    時は、主人公の中学時代から始まり大学受験までのストーリー。
    主人公、佐和子の周りでは、とにかく騒がしい。いい事もあれば、辛い事、悲しい事もあり、読んでいる私も心情穏やかになれない。

    しかしなぁ、ボーイフレンドの彼とハッピーに終われば満足なんだろうけど、それはそれで、普通の終わり方でつまらんしなぁ。でも切なかった(T ^ T)

    0
    2026年04月08日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょっと現実離れしたところもあったけど、読みやすく暖かい話だった。
    口の悪い大竹店長が主人公のアフターデイズも面白かった。
    ずっと彼女を作らなかった梨木くんの彼女って誰?河野さん?
    もう少し続きが読みたかったなあ。

    0
    2026年04月08日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    星3と4で迷ったけど、やっぱり4!
    一つ一つのエピソードやキャラクターは正直言って「えっ?」と思うような個性なんですが、全体的にみると、家族や身近な人をもっと大切にしたくなるような、心が温かくなるストーリーでした。

    0
    2026年04月06日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    夢中になれるものもなく、日々をやり過ごしていた大田君が先輩からの頼みをきっかけに、幼児に真剣に向き合う姿がとても良かった。「自分なんて、、」と思っていたけど、「走ることは得意」と自分の得意なことを活かしてこどもたちを楽しませている大田君は、鈴香との関わりを通して前を向いていったと思う。

    0
    2026年04月05日
  • 優しい音楽 <新装版>

    Posted by ブクログ

    2023.11.9

    「いつもなみちゃんは、僕が家に行くことをとても嫌がる。」
    ――「優しい時間」の1行目。ここに伏線がある。

    何気なく読み始めたときは心に残らなかったが、読み返してみると、この1行目がとても重要だと気づく。たけるくんとちなみちゃんの心の動きが、ここにすでに表れている。

    2度目に読むと、きっとまた違って見える。
    タイトルの「優しい時間」も、まさにこの章のためにつけられたものだと思う。優しさにはタイムラグがあり、それが心に刺さった。

    P95の一文。
    「なんか深雪さんってイザベラに似てるね」
    さなちゃんが深雪に言った言葉。

    馬みたいなイザベラは意地悪だけど、ピンチのときには

    0
    2026年04月03日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    兄弟どちらも全く違うけれど魅力的。
    兄、弟、お互いがお互いを自分より恵まれていると思っている。悩みを正直に言える人もいれば、要領良く順風満帆に見えても、本人はものすごい葛藤をしていたり、心って難しい。
    自分の短所に悩んだり、人を羨んだり妬んだりしてしまう時におすすめ。

    0
    2026年04月02日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    他人に理解されにくい疾患により、「生きづらさ」を抱えたふたりのお話。
    側にそっと手を貸してくれる人がいるだけで、真っ暗だった夜が少しずつ空が白んでいくような希望が感じられる作品。

    0
    2026年04月02日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    まさか駅伝で推しメンだった渡部くんが再登場するとは!!
    始めは本当にあの渡部くん?!と思うほど大人になっていたが、宮路がウジウジし出すと昔のズバズバ言う渡部くんが出てきて懐かしくなった。

    本庄のばあさんはせいぜい70代後半くらいかと思ってたら、まさかの91歳だったことにも少し驚いた。とにかく悪役が出てこない、心地のよい物語だった。

    0
    2026年04月02日