瀬尾まいこのレビュー一覧

  • そして、バトンは渡された

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    次々と育ての親が変わるなか、それぞれに愛されてまっすぐ育つ主人公の話。
    陰鬱とした小説のあとに読むと、人間関係の空気感の高低差に耳がキーンとなる。

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    2026年06月29日
  • 図書館の神様

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    清のバレー部での過去と浅見さんとの不倫と、最初はどうしようもないもどかしさというか、もやもやする感じがあったけど、垣内君とのやりとりや弟の拓実の優しさで清が支えられている感じがした。浅見さんと別れた清はこれからどうなっていくんだろうか。

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    2026年06月29日
  • 夜明けのすべて

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    PMSで悩む藤沢さんと、パニック障害に苦しむ山添くん。もともとただの仕事仲間であった2人が助け合って、少し生きやすくなるところがほっこりしていいなと思った。
    私も産後、軽い鬱なのかパニック障害かも…と疑って精神科を受診したことがあったから、気になって手に取った小説。今のところ悪化せずに普通に生活できているけれど、いつ誰がかかるかわからない病だからこそ、もしかしたら周りの人が何かしらで苦しんでいるかも…と、一人一人が思いやって生活できたらいいな。

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    2026年06月28日
  • あと少し、もう少し

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    君が夏を走らせるを読み、とても良かったので太田くんが出ているというこちらを手に取りました。
    (時系列的には、本作→君が夏を走らせるの順です)

    瀬尾さんの小説はどの登場人物も魅力的で、文体も柔らかく、あっという間に読み終わりました。
    ジローを待つ渡部の描写がとても良かったです。

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    2026年06月27日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    「少し影のある2人のよくある恋愛小説」なのかもしれないけれど、瀬尾作品だと、深刻な事態も煙にまかれて、クスッと笑える微笑ましい会話のやりとりになる。
    瀬尾さんのワードセンスが、すごく好き。エッジの効いた笑いが好きな人には合わないのかもしれないけど、ずんの飯尾さんが面白い人には、めちゃハマると思う。ケンタッキーやマクド、ポカリ、などガッツリ商品名出してくるところに、親近感が湧いて、ストーリーが一気に身近な感覚に引き寄せられる。
    海外旅行に行っても、病院で入院しても、おばちゃんのコミュ力は素晴らしいな。おばちゃんこそ、世界をすくってるな。

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    2026年06月26日
  • 掬えば手には

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    主人公がなかなか良い性格してて好き。お節介でちょっと鬱陶しく感じるところもあるけど、全体的に優しく温かい世界観だから、裏目に出たり無力感に打ちひしがれたりするようなしんどい展開にはならず、読んでて心地良い。

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    2026年06月25日
  • 夏の体温

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    -目の前の友達を、この人は本当、この人は偽物とかっていちいち選別してるの?
    (魅惑の極悪人ファイル より)

    この表現にハッとした。
    友達に順位なんてつけるものじゃないし、分類するのも違う。
    自分が無意識にやってしまっていることって、意識的に考えないと直せない。目の前の人にまっすぐに生きたいと思った。

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    2026年06月22日
  • 夜明けのすべて

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    ほっこりする話。
    一つが長すぎず読みやすい。
    瀬尾さんの登場人物は全員いい人で落ち着く
    山添さんが活気をだんだんと取り戻すのが自然だしよかった。
    芸人のような派手な明るさはなくても誰かを元気づけれる藤沢さんのような人になりたい

    どんなコンプレックスでも治せたり、見方次第で長所に変わることもある。
    前向きに生きようとおもった。

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    2026年06月22日
  • そして、バトンは渡された

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    特にドロドロした展開はない。しかし、どこか惹かれるところがある。自分ですら自分の考えてることは正直には分からない。
    完璧な人生だなんてないんだな、と思わされる。名字が変わると新たな人生を生き直してるようだったが、前とどうしても比較してしまう。何か足りないことは絶対にある。しかし共通してたことが一つあって、みんな子どもに親切だった。世界がそうあって欲しい、と感じるようだった。タイトルにも表れている。それが人類に刻まれたルールならいいのにね。
    見方で人生なんてコロコロ変わる、そう思えた。名前が変わる過渡期にそういう思想が見えた。でも変わらない何かをみんな探している。
    子どもにはやっぱり前向いて歩い

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    2026年06月22日
  • 掬えば手には

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    自分は何をやっても平均的と悩みながらも、人の心が読めることに固執し、人を助け続ける梨木君。なんて、愛おしいんだろう…。
    瀬尾先生の作品に出てくる人たちは、皆心に傷を抱えているのに人に関わっていこうとする愛おしい人たちがたくさんで大好きです。
    今回の梨木君も、私から見ればできない事をさらっとやっているすごい人なのに、才能の無さから家族と距離を置いている。
    自分じゃ気づかない魅力をみんな持っているんだなぁ。そして、秋音ちゃんが可愛い。
    梨木君を応援しながらも、常盤さんや大竹店長など個性強めな人との関わりに心が温かくなる素敵な物語でした

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    2026年06月22日
  • そして、バトンは渡された

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    420ページと私の中では長いお話だったが、2日であっという間に読み終わってしまった。心に残る言葉も多く、温かい物語だった。

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    2026年06月22日
  • 僕の明日を照らして

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    私には出来ないと逃げるのではなくて、今はまだ出来ない。だから、出来るようになるため何をするのか考えようって、落ち着いて自分とまわりと向き合っていこうと思った。

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    2026年06月21日
  • そして、バトンは渡された

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    家族が何度も変わる子供の話。その子の社会性が素晴らしい。なにか物事を俯瞰的な目で見ているような形。また最後の親の森宮さんとの会話はおもろかった。どの親も愛情がある。また物語ではピアノが一つのキーになっている。
    最後のタイトルの伏線回収が良かった。 

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    2026年06月21日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    ネタバレ

    どの話も変だなぁとは思いつつハマってしまう。1番好きだったのは「がらくた効果」。状況的には本当にあり得ないんだけど、「佐々木効果」が2人にもたらすあたたかな影響が心地良い作品でした。

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    2026年06月21日
  • 私たちの世代は

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    感染症により、学校行くのが制限された時をテーマに書かれた物語。

    思わぬところで、不登校になってしまった心晴。そして、母親が夜の仕事をしていることで、少しいじめにあってしまう冴ちゃん。

    時代が行ったり来たりと。名前も名字で呼ばれたり、名前で呼ばれたり。最初は迷子になるけど、終わりに進むにつれ、あっ!ってなる。

    最後も暖かくて、読み終わりは良い感じです。

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    2026年06月20日
  • 夜明けのすべて

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    自分自身、適応障害でパニック発作を経験したことがあるので山添の症状描写はまだ厳しいものがあった。藤沢さんと普通に笑い合って助け合っていく姿は勇気をもらうし希望が持てた。
    優しい物語は心を癒す。

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    2026年06月20日
  • 掬えば手には

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    瀬尾さんらしい、前向きだけどちょっとずれてて変わってる男の子が、友人との関わり方を見つめ直しながら、アルバイト先に現れた壁のある女の子と関係を深めていくお話。

    瀬尾さんの描く主人公は、普通っぽいのにちょっと変わってて、前向きなのにずれてる感じがとても好きです。
    あと店長がいい味出してて好きでした!

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    2026年06月19日
  • 図書館の神様

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    有名な小説というイメージはあったけど、なんとなく読まずにおいてた作品。いざ手に取ってみると、すいすいと引き込まれるように読むことができた。特別にすごい事件が起こるわけでもないけど、なぜか面白く感じた。

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    2026年06月18日
  • 春、戻る

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    瀬尾さんの文章は、作家自身の優しさが伝わる。
    それはセリフの中だけでなく、間の文章でさえもどこか優しい。
    この人にしか出せないものだと感じる、私の中で好きな作家さんリストにランクイン

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    2026年06月18日
  • あと少し、もう少し

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    駅伝とか陸上なんて無縁な人生だったけど、「走者たちの思いを乗せて襷を繋ぐ」っていうところにやっぱり日本人は美を感じてしまうな。
    もはや駅伝は桜とか富士山とかと同義。

    しかもそれを一回り以上も下の多感な14,5の男の子たちがやってるから余計心打たれるものがある( i꒳i )ワカル

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    2026年06月17日