瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『はじまりのスープ、夏ゼリー』、そのタイトル通り、瀬尾まいこさんの新作は「料理」を軸に、人と人とのつながりを描いた物語。
主人公は、10代を両親の離婚や家族の食事づくりなど、「ケアする側」として過ごしてきた女の子。一般的な家庭の幸せとは少し離れた環境の中で、自分のために生きる余裕もないまま大人になり、アルバイトをしながら、生活できる最低限の暮らしを送っている。
決して特別な不幸というわけではない。でも、だからこそ妙にリアルで、今の時代にもこういう境遇の人はきっといるんだろうな、と感じながら読んだ。
そんな主人公が、自分が身につけてきた料理の腕を通して、少しずつ周囲の人を元気にしていく。そし -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
二人の母親と三人の父親を持つ優子。
それぞれの愛情が注がれて、波乱万丈な人生ながらも、暖かくて優しい子に育っていく優子。
家族のあたたかさや難しさが書かれていた素朴で心があたたかくなるストーリー。
【感想】
本書を手に取った理由は、本書が原作とされている映画を観たことがあり、とても感動し、印象に残っていたからだ。
原作の本があるのを知っていましたが、小説があまり得意ではない私にとって400ページ超えは少し分厚く感じ、手に取るのに勇気が必要だった。
しかし、紹介されていてますます気になった。
結果、一日で読破してしまうほど自分の好きな物語だった。
主人公の優子の周りには様々な人