瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 夜明けのすべて

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    今日も無理なくけがなく安全に。
    2人の周りがとても優しくてほっとする。
    恥ずかしくて誰にも見せられない姿や感情を、気が付かないうちに晒しあって、ペースを乱されながらも徐々に無くてはならない存在になる過程が笑いあり、感動あり。
    山添君も驚く美紗ちゃんの行動、発想、発言。「よし、ここでカレーだ」は名言。
    「藤沢さんのことは好きになることができますと言いました」なんて微妙な言い回しをする前に「桜餅。俺、和菓子で一番好きです」って、もうそれが告白ですよね。シュークリームを突っ返した頃の山添君はどこに。
    こんな風に病気はあってもお互いを思い遣れて、良さも欠点も引っくるめて付き合っていける社会ならね、理想

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    2026年03月29日
  • 私たちの世代は

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    ポジティブな家庭とネガティブな家庭、これら以外にもいろいろな家庭がある。コロナ禍でこれらの環境下で育った子供達が、自分を見つける物語。

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    2026年03月29日
  • 天国はまだ遠く

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    初めて瀬尾まいこさんの本を読んだ。
    主人公がもう一度歩き出した時、背中を押してもらった気持ちになった。

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    2026年03月28日
  • あと少し、もう少し

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    中学の陸上部を描いた傑作!
    大きな事件が起こるわけでもなく淡々と物語が進んでいくが、それが妙にリアルな青春時代を感じさせられました。懐かしくも苦しい、誰しも感じたことのある気持ちがくすぐられるような思いになります。
    それぞれの視点で繰り返し同じシーンが描かれるところがとても良く、後半になるにつれて登場人物にどんどん入り込めます。陸上というスポーツに打ち込むことで見えてくる人間味というか人生観みたいなものがとても味わい深いです。読後感も爽やか!

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    2026年03月25日
  • ファミリーデイズ

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    瀬尾まいこさんほどの作家さんでも、妊娠・出産、子育て…となると、同じようなことに悩み、同じような道(アンパンマン、いないいないはぁ)を辿るのか…と、すごく親近感が湧く本だった。

    小さな子を育てながら、元中学生教師としての視点が交わるエピソードに、子供の成長があっという間であることや、子育てで大切にしたいヒントが沢山あった。

    ラストはあの、大ヒット小説の名言が書かれていて思わず泣いてしまった。

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    2026年03月25日
  • 春、戻る

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    兄を名乗る青年が突然現れ、料理を教えてもらったり、
    婚約者の実家(和菓子屋)に偵察に行ったり。瀬尾まいこさんの作品には、飄々とした雰囲気の人物がよく出てくる。今回はこの兄。カラリとした態度の奥にある素顔や、過去が明かされる場面をいつも楽しみにしている。
    悩みが無さそうに見えても、誰だって何かしら辛い記憶を持っているんだなと思わせてくれるから。
    最後の方、「今まで誰にも話さなかった出来事は、口にしてみると取るに足らないことに変わっていた。これぐらいの挫折は、生きていくうえでごく自然に起こることだ。ふたを閉めて自分で重苦しい記憶に変えていただけで、その時々にすてきな出会いも出来事もあった。表に出せ

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    2026年03月24日
  • 幸福な食卓

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    穏やかなタイトルから「癒し」を求めてしまったが、真逆な内容だった。
    冒頭から不穏な朝食の場面。訳ありの父に、家を出た母、何でもできる秀才の兄に普通な妹。だんだん背景が分かって来ても、違和感が続く。最後に本当の「幸福な食卓」に辿り着くかと思ったら衝撃的な展開。絶望的な状態から、多少の明るい兆し。
    何とも激しい内容だった。

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    2026年03月22日
  • 幸福な食卓

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    家族は作るのは大変だけど、その分、めったになくならないからさ。あんたが努力しなくたって、そう簡単に切れたりしないじゃん。だから、安心して甘えたらいいと思う。だけど、大事だってことは知っておかないとやばいって思う。

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    2026年03月20日
  • 夜明けのすべて

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    瀬尾まいこの物語はやっぱり暖かい。久しぶりに読書をしたが、スルッと内容が入ってきた。
    今までの自分では無くなってしまった時、私はどうなってしまうだろうか。誰もが抱える不安を暖かく包み込んでくれるような物語だった。

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    2026年03月19日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    瀬尾さんの作品本当にだいすき!
    やさしい世界観なんだけど、ちょっぴり変わった登場人物たちに癒される。
    今回は、通彦が特に印象的だったな〜
    のんきでマイペースな性格と独特の料理センスで、通彦が出てくるたびに空気がふわっと緩む感じがすごく良かった。

    短編の中だと、「ニベア」が1番好きでした。
    一見ヘンテコな家庭に見えるけど、読み進めると切なくて温かい。優しい嘘という言葉がぴったりのお話だった。

    結局、凄い占いの能力を持った人が問題を解決をするわけではなくて、人が人を思う気持ちが、少しずつ人生をやさしい方向に動かしていくんだなと思った。

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    2026年03月17日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    ひとりで思い耽ってたそがれたり、何かの意味を見つけようとして旅に出てみたり、結局そこに満足のいく答えは見つからないのだけど、まぁ何かはある。という、人生あるあるを言語化してくれてちょっと嬉しい。
    米袋ジャンプをこんなふうに自分のものにできてしまうのは、瀬尾まいこだからなんだよな。

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    2026年03月18日
  • あと少し、もう少し

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    6人の中学生の物語。
    普通に読み進めてて、普通に面白かった。
    部長の桝井はとても速いランナーで、とても責任感の強い子だ。
    しかし、そんな桝井に立ちはだかるのは顧問の転校だった。怖いけど強い顧問である満田先生から去年の美術部の顧問である上原先生に変わったのである。
    上原先生はなんと陸上どころかスポーツをしていない人だった!!
    そこから県大会に行くことはできるのか。
    そんなスタートから始まる物語です。
    1人1人選手の視点が走る区間ごとに移り変わっていき、上原先生のサポート、陸上部の子達の成長が見どころの小説だと思いました。
    とにかくすごくみんなかっこいいのでぜひ見てください。

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    2026年03月15日
  • 掬えば手には

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    目に見える特別な才能なんてなくても、人それぞれ何らかの良いところがあり、いい人生を歩けると信じたい。

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    2026年03月14日
  • 天国はまだ遠く

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    『そしてバトンは渡された』『あと少し、もう少し』で知られる瀬尾まいこの比較的初期よりの作品。処女作である『卵の緒』も読んだことがあり、それと近い時期の作品ということもあってか、非常に似た雰囲気を感じた。
    自殺しようとした主人公が、自殺のための旅でたどり着いた先で展開される物語。
    普通の人にとっては、非日常のはずなのだが、どこか日常のような雰囲気を感じられる、恐らく共感しやすいようなストーリーになったいるのだと思う。
    卵の緒にも通じるが、明らかに少数派だが、しかし確実に同じ境遇で悩んでいる人がいるであろうと想像できる主人公像が、あまり大きな起伏を持たない作風の中にも、納得感のある共感を生み出し、

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    2026年03月11日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    君が、走らせてくれた夏。

    ハナシノタネ(ポッドキャスト番組)であらすじを知り、ヤンキーが子どもをお世話する話なんて、面白いに決まってる!、『愛してるぜ☆ベイベ』みたいな話かな?と興味を持ち、前作『あと少し、もう少し』から読んだ。(『愛してるぜ☆ベイベ』はヤンキーではなかったか?)

    前作とは違って、終始大田くん目線で書かれているから、悩みや葛藤や成長をより深く感じることができた。
    本当は心のままに素直に頑張りたいのに、自分から一歩踏み出せないでいる大田くんには、なんでも素直に楽しそうに行動する鈴香(一歳十ヶ月の女の子)はそれはそれは眩しく羨ましく写ったことでしょう。

    鈴香と過ごしたのは一ヶ

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    2026年03月13日
  • 強運の持ち主

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    大きな事件が起こるわけではないのに、面白くてするすると読み進めてしまう。登場人物かみんな温かくて、ルイーズの程よくポジティブ、程よく頑張りやさん、程よく優しいところが、共感できてほっこりする。いい人生のほんの一片に寄り添わせてもらった気分。占いに対する捉え方が自分の中で前向きなものに変わった。

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    2026年03月09日
  • ありがとう、さようなら

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    瀬尾まいこさんの教師時代のエッセイ。あっという間に読み終えてしまうような気軽に読める話。
    中学生ってこんなに純粋だったっけ❓️大人になった自分が忘れてしまったことがたくさん散りばめられていた宝箱のような本だった。

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    2026年03月08日
  • 掬えば手には

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    人にはないチカラを誰かのために使い、救われる人がいる。特に感じられたのは店長。人から受け入れられなくなればひとは心が枯れていく。そんな日々をきっと梨木はバイトの時間を1年かけて知らず知らずのうちに心に栄養わや与えているんだなって思えた最後でした。

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    2026年03月07日
  • 天国はまだ遠く

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    あぁ再生の物語だ〜〜
    そして旅立ちの物語だ〜
    立ち上がって歩き始めた瞬間で終わる。
    このあとの主人公の物語が気になるけど、
    きっと千鶴は100歳まで生きるでしょう。
    自分の居場所に戻って、もしかしたらまた民宿にも行ってるかもしれないなー
    田村さんにもまた会えてるかな。
    千鶴が死にきれなかった翌朝、思いもよらずマインドリセットできてからの毎日が本当瑞々しい。
    田村さんのいる田舎に行ってみたい〜
    田村さんの「なんちゃない!」聞きたい
    読むときの心の状態でまた感じ方が違うかも。
    本当に瀬尾さんの小説はあったかい

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    2026年03月04日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    瀬尾さんの本は、読み終わってから幸せを感じるというよりも読んでいるその一瞬一瞬幸せを感じる。

    自分の直感を信じること。
    そして、その選択をする時に背中を少し押してもらえれば、良い運を引き寄せられる。

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    2026年03月03日