瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 夏の体温

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    表題作の「夏の体温」。
    裏表紙より、
    「夏休み、小学三年生の瑛介は血小板数値の経過観察で一ヶ月以上、入院している。退屈な病院での日々。そんなある日やって来たのが「俺、チビだけど、九歳」と陽気に挨拶する同学年の壮太だった。」

    一生懸命抑えてはいるものの、瑛介の自分ではどうにも整理できない感情がわかって、うるっときてしまった。まだ小学三年生だもの。ラストも良かった。

    「魅惑の極悪人ファイル」と掌編「花曇りの向こう」の全三編。
    「魅惑の…」も面白かった。

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    2025年11月16日
  • 天国はまだ遠く

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    大好きな瀬尾さんの本は、ほぼ制覇したと思っていましたが、
    見覚えのない本を見つけて
    うれしくてすぐに購入してしまいました。
    題名からなんとなく想像がつく
    内容だとは思いながら
    読みはじめると
    題名の感じより、すごくコミカルな感じがたくさんあって
    あっという間に読んでしまいました。
    ストーリー
    主人公は
    何もかも嫌になってどうでもよくなり死ぬつもりで来た地で、
    出会った民宿の田村さんをはじめ
    あふれんばかりの自然に癒され
    自分を取り戻していく。
    繊細そうな子なのかなぁとおもっていたら、すごくマイペースで
    ちょっとどんくさくてでもすごくかわいい主人公と大雑把だけど優しい田村さんのやりとりに何度も笑

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    2025年11月14日
  • 幸福な食卓

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    あまり細かく書くとネタバレしてしまうので程々に。
    瀬尾まいこさんの作品は日常を描いた作品で非常に読みやすいというのと、物語における大きな変化で一気に入り込める作品が特徴だと思います。
    電車の中で読んでいて泣きそうになりました。

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    2025年11月12日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    最初は気が進まなかったけど、途中から一気読みした。
    懐かしさと、ほっこりさと、ほろりさが混在する物語

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    2025年11月12日
  • 図書館の神様

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    ネタバレ

    好きな言葉
    「きっぱりさっぱりするのは楽じゃん。そうしてれば正しいって思えるし、実際間違いを起こさない。だけどさ、正しいことが全てじゃないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつも世の中の正しさと一致するわけでもないからね」
    「面白くなろう、楽しくしよう。そう思ってるんだけど、そう思えば思うほど、僕はだんだんつまらない人になってしまう。難しいですね」
    「健全な人間は走らないと」
    「文学なんてみんなが好き勝手にやればいい。だけど、すごい面白いんだ。それは言っておきたい。だから、僕は三年間、ずっと夢中だった。毎日、図書室で僕はずっとどきどきしてた。ページを開くたび、文学について言葉を生み出すたび、

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    2025年11月11日
  • 夜明けのすべて

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    いつ人は暗闇に入ってしまうか分からない。それでも夜明けはきっといつか来る。

    主人公たちの心の機微が、手に取るようにひしひしと伝わってくる。時に掻き立ててくるように。焦りや葛藤のなかで、少しずつ光が見えてくる。それがとても心地よかった。

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    2026年02月06日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    大きな出来事も起きないけれど、じんわり胸をうつ良作。まぁまぁ面白かったなー、と思い、あとがきをみて初めてスピンオフ的な作品と気がつく。
    前作?のあと少し、もう少しを見たあとで、もう一度読み返すと大田の解像度が上がって全然見え方が違う!カヴァレリア何とかの伏線があったのか…大田よ、なんて大人になったのだ…そして相変わらず素敵な上原先生。

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    2025年11月10日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    何も考えずに読めて面白かった、けど
    読む必要もないかも。と思ってしまった
    大阪と東京ってそんなに違うのかな?
    東京って結局色んなところから人が来ているからそうでもない気がするよね

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    2025年11月10日
  • 天国はまだ遠く

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    ネタバレ

    なにこれ?
    まるで過去わたしを見ているようだ。
    喉の辺りが、詰まって苦しい。


    とりあえず北へ向かおう。
    遠くへ遠くへ行く。
    物理的に離れることって、大事。
    今なら分かる。


    でも、その時にはわからなかった。
    もう死ぬしかないって、思っていた。
    だけど違った。


    死にたくなったら、遠くへ行って。
    死にたくなったら、歩いてみて。
    それでもダメなら、読んでみて。

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    2025年11月09日
  • 図書館の神様

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    瀬尾まいこ氏はすごい上手い作家だといつも思う。
    自分の中では氏のデビュー作品『卵の緒』と並ぶベスト。
    セリフが絶妙。
    幼いときの弟のセリフ。
    一度も泣いたことがない弟が泣いたシーン。
    「どうしてこんな風になっちゃうの? チョコレート食べるのは悪いことじゃないのに。どうしてきいちゃんは痛い思いをしなくちゃだめなの?」
    主人の清の運命がよく現れている、小説内ではちょうど中盤にくるセリフ。

    しかし本作、吉川英治新人文学賞にノミネートされたが、某有名作家から「情熱を感じない。書くことの面白さを知ってほしいと思った。」と酷評…
    いやあ、変に波を立てずに湖面のように語るのが瀬尾文学な気もするのだが…

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    2025年11月08日
  • 幸福な食卓

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    辛いことがあったらすぐに立ち直れないし、もうダメだと思ってもそれを支えてくれる素敵な人達がいることに気づかされる。そばにいるだけでお互いがお互いを支えている、そんな関係に感謝したい。

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    2025年11月07日
  • 夏の体温

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    3話からなる短編集。

    入院先で出会った少年2人の話。
    大学で出会った男女の話。
    転校先で出会った少年2人の話。

    出会う人次第で人生が大きく変わる。
    私個人的にもそう思う。
    素敵な人と出会えたら大切にしたいと思う一冊。

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    2025年11月07日
  • 夏の体温

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    小学3年生の少年ふたりの入院中の友情物語などの短編集。彼らの今後は分からないけどまた出会うことがなくても夏になると思い出す存在になるのだろうな。
    標題の良かったが「魅惑の極悪人ファイル」が面白かった。

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    2025年11月07日
  • あと少し、もう少し

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    中学生らしく人の目が気になってなかなか本当の自分を周りに曝け出すことが出来ない。

    それが周りからも理解され、自分もそれに安堵できるはずだと信じてやまないのだが、、、

    でも、実際には中学生なりにそれぞれが、それぞれをしっかり見ていて、その人の本当の内面に気づいている。

    周りを気にせず本当の自分を理解してくれる「ともだち」となら一緒に前に進んでいける。

    襷にそれぞれの想いと気持ちを込めて

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    2025年11月05日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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     読み終えて、「瀬尾まいこさんらしい優しい物語だな」と思ったのですが、過去にどんな作品を読んでるかな?と本棚内検索してみたら、なんと「あと少し、もう少し」の1作品だけでした。人の記憶とはいかにいい加減なのか...
     走ることが好きで、元不良で、自分を持て余している高校生が、同じく元不良だった先輩から1歳10ヶ月の女の子の面倒を見てほしいとお願いされるところから物語は始まります。
     まだ幼い女の子との生活が進むにつれ、漫然と怠惰に過ごしてきた過去を見つめなおし、前向きに生きようと思えるように変わっていくさまを丁寧に表しています。
     人間って、特に日本人はネガティブ思考の人が多いように思えるのです

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    2025年11月05日
  • 幸福な食卓

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    瀬尾まいこさんの作品は、何冊か読みましたが、ちょっと風変わりな家族の物語が多いような気がします。でも、読後はいつも家族って良いなと温かい気持ちになれる物語です。この物語の家族もそうですが、いきなりから「お父さんを辞めようと思う」から始まったのは驚きでしたが、家族の事情がだんだん分かってくると、それぞれの家族には、その家族にとって一番良い関わり方があるのかなと思いました。その中にお互いを思いやる優しい気持ちがあれば良いのかなと。

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    2025年11月04日
  • 強運の持ち主

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    答えを求めて占いに行くけど、結局決めるのは自分自身。実は自分の中の答えは既に決まってたりする。

    「今後3年間悪いことが続く」ではなく、「3年頑張れば道が開けてくる」。悪い占い結果でもお客さんを勇気づけれるよう上手く伝えていたように、結局捉え方次第で、前向きに行動を起こせたらいいんだなと思えた。

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    2025年10月30日
  • 夏の体温

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    3遍の短編集だが、2編目の魅惑の極悪人ファイルがすごく面白かった。
    「夜明けのすべて」の、藤沢さんと山添くんを思い出すような、好きな空気感と面白さだった。2人のやりとりを、いつまでも見ていたい気持ちになる心地よい作品だった。

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    2025年10月30日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    素直にとても良い話。兄弟、家族、地元、うっとおしくて、愛おしい。忘れたくても忘れられない。正反対だと思っていた兄弟がぐるっと回った正反対に進んでいくの、それもいいね。

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    2025年10月29日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    読みやすかった。

    どこか適当で、なぜかじんわり温かい気持ちになった。どんなに強運の持ち主でも良い時、悪い時があるけど、結局は直感と信じる力かなと思った。過ごしてきた経験と直感が大事で、あとは自分次第!

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    2025年10月28日