図書館の神様

図書館の神様

495円 (税込)

2pt

「これって青春?」「どうやらそのようですね」ーー。思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問に! 清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。ほか短篇「雲行き」を収録。

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図書館の神様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    有名どころの文学作品がたくさん出てきて、こんな書き方、自分も読まなきゃ気になっちゃうじゃん!という感じ!そして、人間の素敵なところも、もちろん表現されてますが、一般的に負とされているドロドロな場面もあり、ギャップがより面白かったです。
    読書好きにはたまらない一冊で、この本に出会えて嬉しかったです。

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    垣内くん、好き、、
    もっとたくさん本を読みたいと思った
    本を読んでどう感じでもいい
    こんなにも縛られることがないものはなかなかない
    本の前で私はとても自由なんだなと気づかされた

    主人公と名前が同じで親近感☻
    そして職業も同じでびっくり

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    何かに夢中になり周りが見えなくなることってありますよね。一生懸命やって当たり前。それを周囲にも求めてしまうと周囲の人との関係がギスギスしてしまう。自分が出来ないことを誰かに押し付けてキツい言葉をかけてしまうことって、相手を傷つけてしまいます。社会の中、家族の中、思いやりのある言葉をかけて穏やかに暮ら

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    「黙るべき時を知る人は言うべき時を知る」

    文芸部顧問とたった一人の部員、垣内くん。
    二人の図書室の物語です。
    色々な文学が出てきます。

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    2024/07/26
    学生時代にバレーボール部で熱心に取り組むあまりに友人と衝突し、その友人がのちに亡くなってしまった過去をもつ高校の国語の先生が、専門のバレーボールではなく、ただ1人の部員が所属する文芸部の顧問になってしまい、最初は不服に思いつつも、文学触れ合うことを余儀なくされて改めて文学の良さ

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこ氏はすごい上手い作家だといつも思う。
    自分の中では氏のデビュー作品『卵の緒』と並ぶベスト。
    セリフが絶妙。
    幼いときの弟のセリフ。
    一度も泣いたことがない弟が泣いたシーン。
    「どうしてこんな風になっちゃうの? チョコレート食べるのは悪いことじゃないのに。どうしてきいちゃんは痛い思いをしなく

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    読み始めと終わりの印象の差ったら。
    22歳の主人公「清」にしばらく共感できず
    正しくまっすぐだった彼女が変わった理由にも
    さらに重たい気持ちになります。
    しばらくは、垣内くんと拓実の存在でなんとか読んでいく感じ…
    でも最後には、この道を辿ってきたからこそのラストだったのかなと思えちゃう。

    「雲行き

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    自分の正義って、思いもよらない一つの出来事でひっくり返ってしまう。一度ひっくり返ったものを元に戻すことってなかなか難しい。ひっくり返ったことが良い時もあれば、自分の個性を削りすぎてしまうこともある。
    だけど、削られた自分を取り戻すのは、やっぱり新しい人間関係がキッカケだったりする。その出会いは何か劇

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    最高!小説は出会うべき時に出会える。
    私の人生に小説があって良かったと思えた日でした。
    瀬尾さんありがとう。
    神様ありがとう。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    淡々とした感じで進むのが、心地いい感じでした。
    垣内くんと清さんのやり取りの感じがいい。
    2人の間に、そっと図書室の神様がいたのかな。

    0
    2025年02月12日

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