瀬尾まいこのレビュー一覧
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自分がきっと犯してしまった罪。自分がもがき、変わることで、許され、新しい世界に飛び立つことが出来る。
色々な文学作品が出てくる。川端康成、石川啄木、夏目漱石、山本周五郎。
舞台は明確に書かれてないけど、盛岡かな、岩手のどこかかな。あ、盛岡じゃないわ、違うわ。海辺の街だから。
私、間違ってないよね?。そんな押し付けがましい事、恋人にしか言わないよね。→これは、小説の中の高校の講師である主人公と、主人公がつとめる文芸部のたったひとりの男子高校生とのやり取り。
私、間違ってないよね、という言葉。
よく発する人います。自分の正しさを他人に強要する人。あー確かに押し付けがましい!とこの文を読んで納得 -
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母(美空)と娘(ひかり)の生活を描いた日常の作品。
心温まる話がたくさん。ほっこりしたい方はぜひ。
ひかりが1年の春夏秋冬をかけて成長していく中で、母である美空もまた成長していく。誰かを助けられる、救えることは当たり前ではないんだなあ。
以下、つらつらと感想を、、、
・ひかりの無邪気さ。子供だからこそ純粋な考えやクスッと笑えるエピソードがたくさんあった。ひかんぽの話は個人的にかなり面白かった。
・美空は子供時代の自分を投影しながら子育てを頑張っているが、そこに苦しみを感じていながらも、優しい叔父(颯斗)やママ友(三池さん)に支えられながら、自分にとって大事なものを芯に据えて生きていく覚悟 -
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家族の形や愛について、改めて考えさせられた。
読んでいて温かい気持ちになったし、著者である瀬尾さんの人柄が感じられる作品。
主人公の優子の人生で起きている事象を言葉にするととても酷で誰もが同情してしまうようなことなのに、当人と取り巻く人たちは悲観しすぎることなく力強さと優しさを持って生きている姿に、自分もこうやって人を思いやれる人間でありたいと思った。
また優子は清々しいほどに淡々としていてクールだった。そうでもしないと乗り越えられないほどの苦痛だったのだろうが若くして自分自身を納得させて力強く生きているのは並大抵のことではなく、誰でもできることではないと思った。
作中印象的だったのは、多 -
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ネタバレ一年の四季を通して家族の成長が描かれていて、温かい気持ちになれるお話。しっかり現実味もあって読みやすい。
瀬尾まいこ先生の魅力が詰まった一作で、想像以上に良くて夢中になって読んだ。
一方で、穏やかな空気に割り込むように登場する美空さんの母親には寒暖差を覚えて少しびっくりした。
美空さんが終始やさしすぎて若干スッキリしなかったけれど、そういう性格になったきっかけも母親だと思うと複雑……。でも、家庭環境だけじゃないよね。
母親は確かに自分を犠牲にして育ててきたのだろうけれど、なら美空さんだって自分の時間や感情を犠牲にして母親に従って生きてきた。
親の人間性を、親になったことで理解する。考えさせら -
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ネタバレ元夫クズ野郎やのに弟と義母いいひとすぎる...なぜこんなクズ野郎が育ってしまったのか....
クソ毒親とは早く縁を切れ思うんだけどなんで切らないんだ
切りたくないからで切るもんじゃ無いだろ縁は
実害がある時点で切りなさいよも〜イライラしちゃうわ
まぁ最終的に自分の意見を言えるようになった主人公に成長を感じた
クソ毒親は美空が重荷だったから、ここまで育てたことに対して見返りが欲しかったんだなと
親の愛は無条件と言うけれど、誰にでもそれが当てはまる訳ではなく、それが当てはまらない人達に関しては、頑張って育てたことに対するメリットみたいなものが欲しかったんだと思う
お前が産んだんだから育児放棄せず