瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 強運の持ち主
    初めて味わった温もりだった。
    中学2年の頃に、まだ私は大人じゃないから、ほんわか理解すればいいやという気持ちで読み進めた。ほんとにほんわか読んでしまったが、確かに温もりを感じた。
    理解したと言えないので星4にさせていただきます。残りは成長の伸び代の星ひとつですね。
  • 見えない誰かと
    特別何かすごい事が起きるわけでも無いけど、日々の生活で良い事もそうでない事もある中で、小さな幸せを大事に感謝して過ごしている。
  • 天国はまだ遠く
    まずは睡眠薬を飲んだシーンで
    「そんな少しじゃぁ死ねないな」
    と思ったが、もはやここで千鶴のどんくささが見えた気がする。
    民宿の田村は、ガサツなようでなかなかの生活能力保持者。千鶴が小学一年生なら、田村は6年生って感じかも。

    狭い世界の中で、追い込まれていく千鶴の気持ちに共感する人は多いかも知れな...続きを読む
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    はじめは、小春は出会ったことないタイプと思ってましたが、実は身近にいたかも知れない錯覚を起こしてしまう不思議な女の子でした。
  • あと少し、もう少し
    登場人物一人一人の性格は全然違うのに、どうして最後はひとつになれるんだろう。

    それは、この襷を繋ぐ6人を見てると何故か納得してしまう。
    一人一人が性格に難ありなように見えて、実は素直で優しい心の持ち主。みんなが思いやりに溢れてる。

    チームがひとつになれるのは、やっぱり向かう目的が同じだからなのか...続きを読む
  • ありがとう、さようなら
    瀬尾さんが中学教師時代に書かれたエッセイ。生徒や周囲の人に対するまなざしがとても暖かくて優しい。ほっこりさせられる書きぶりだった。瀬尾さんの著作にも,同じような優しさが出ていると思う。
  • 幸福な食卓
    「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」

    そんな突拍子もない事を言う自殺未遂をした父親。

    勉強もスポーツも何でもそつなくこなす優秀だけど音痴な兄。

    家を出て行って別々に暮らしてる母親。

    そんな家族を持つ佐和子。

    父親の自殺未遂を期に少しずつ形を変えた家族の物語。
  • あと少し、もう少し
    18年連続、ギリギリとはいえ県大会に出場してきた市野中、男子駅伝チーム。
    中学生最後の駅伝に闘志を燃やす、桝井だが、陸上部の名物顧問が突然異動に。
    挙句に代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、気持ちを立て直して駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが……。
    いじめられた過去から...続きを読む
  • 強運の持ち主
    占い師の主人公へお客さんとしてやってきた人達との物語全4編。
    冒頭、裏事情を知ることになるのでお客とのやり取りに可笑しさを感じますが、どの話も優しく解決していきます。

    主人公の彼氏、通彦とのちょっとゆるくて着飾らない生活のやりとりが微笑ましく、随所に出てくる食べ物にも興味がそそられます。変な食べ合...続きを読む
  • おしまいのデート
    どの短編も心がほわっとする話です。

    個人的に好きなのはランクアップ丼、ファーストラブ、デートまでの道のりの3作。5作のうち3作が良いって短編集でなかなかすごい。

    普段、解説って読んでも「ふーん」くらいにしか思わないですが、解説がまた良かった。

    ちょっと疲れた時なんかにオススメです。
  • 僕の明日を照らして
    最初のページから“優ちゃん”という典型的なdv男が登場し、この話は虐待の話なのかと思いました。でも、少し違いました。確かにこの後も隼太は父からの暴力に悩まされますが、2人は仲を深めていきます。どう時間がすすんでも仲良くなんてなれるはずのない父と息子。
    お互いに自分の「悪」の部分を知り、受け止め合うこ...続きを読む
  • 戸村飯店 青春100連発
    前回の「そして、バトンは渡された」に引き続き、瀬尾まいこさんの作品。

    男兄弟二人の高校生からの青春小説。

    めちゃくちゃ直球の青春小説なんだけど、男性から見ると、これは女性の書いた青春男性像なんだろうなと感じる。
    女性が若者の男性に、こうあって欲しいという望み?
    こんな爽やかな青春男子って、そうそ...続きを読む
  • 夜明けのすべて
    とても読みやすいし、持病を持つ私は主人公2人の気持ちが痛いほどわかったし、それを乗り越えていく様が嬉しくもありました。今はコロナで苦しむ人も多いから、その人たちにも寄り添ってくれる作品だと思いました。
  • 天国はまだ遠く
    自殺しようとしたOLが、田舎生活を送り、自然の中で心身共に癒され、立ち直っていく。
    ストーリー的に特に意外性は無いが、なんとなく生きづらさを感じてる時に読むと少し救われる作品。
  • 戸村飯店 青春100連発
    青春の悩みが懐かしく羨ましく。兄弟っていいな。周りの人間のサポートも心があたたまった。
    改めて、周りの方が自分のことよく分かってるなと思った。
  • 強運の持ち主
    暖かいですね。この本は。
    瀬尾さんの本は基本的に悪い人が出てこないんですよね。最初は何となく嫌な人なのかな?っていう雰囲気を出すのですが、最終的にはあの時の行動はそのためだったのか、っていうのがあって、結論みんないい人。見ていて優しい気持ちになります。

    それぞれの章の感想です。
    ↓↓

    ニベアのオ...続きを読む
  • あと少し、もう少し
    中学のときの読書感想文で読みました。
    瀬尾さんの作品が大好きでたくさん読んでいますが、今回は陸上の話。スポーツ系小説は展開や試合の臨場感など表現が難しいと思いますが、見事な筆致で、読み終わった後の爽快感もよかったです。
  • 戸村飯店 青春100連発
    子どもの頃。兄弟って一緒に暮らすのが当たり前だけど、以外と知らない事が多いもの。
    だけど、やっぱり兄弟。分かり合えちゃう。

    心温まりました。

    ヘイスケの実は野球がめっちゃ好きって言うとこ、印象的だったな!
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    小春ちゃんと葉山くんのかけあいが面白い。
    ふたりとも全然完璧じゃなくて、そこがまた愛おしい。
    ふたりの青春時代から、大人になるまでが短編小説的に綴られていて、軽く読みやすい。
    でも、テーマは全然軽くなくて、軽く読めてあったかい気持ちになるのに重く残るものがある。
    お互いを理解しあえるパートナーと出会...続きを読む
  • 幸福な食卓
    全体で見ると目も当てられない状況の家族なんだけど、各々に焦点を置くとその歪さに共感出来る部分もあって、だからこそ読むと胸を打たれてしまうんだろうなと思った。
    たぶん1番まともに見える主人公が、真面目さ故に逃避できなくて1番心が壊れている印象。