瀬尾まいこのレビュー一覧
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⁂ 子どもがつらい目に遭うのはどうしたって耐えられない。どうか、みんなが苦しまないでいられますように。何もできない私でも、そう願ってしまう。
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ランドセルのロックをこっそり開ける/開けられるやつ、何億回もやってたなー、って子供の頃を思い出したり
母親がどんな思いで育ててくれてたのかなって、あたたかい気持ちになったり。
ただ、私は子供を産んだことがないから、子供を産んでたらもっとこの本に寄り添われてたとも思う。
装丁がとっても素敵!
〜〜〜
⁂ ひかりが私の手を引っ張る。
「ひかりは誰に似たんだろうね」
「そんなのママだよ。ひかり、ママにそっくりでしょう」
「そうかな」
私とは全然違うよ。違うほうがいいんだよ、と思う。だけど、ひかりは、
「そっくり。ひかりとママ、ほとんど一緒なんだよ。だからね、ひかりはラッキーなの」
「そっか。じゃ、ママもやっただね」
子どものころの私を、ひかりは知らない。ひかりが見ているのは今の私だ。今の私やこれからの私は、自分で作れる。だったら、ひかりが私に似ていることを否定しなくてもいいのかもしれない。
(※中略あり)
自分の人生を考えた時に
子供を産むことで、生きがいができるのかもな、って思うこの頃。
一方でそんな重圧を子供にかけてしまうのは、子供にとっても、自分にとっても怖いな、とも思う。
そして、親が子供に愛情を注がない(注げないのも同じく)のは、どんな理由があろうと許せないと強く思う。子供は産まれたくて産まれた訳じゃないからね。
両親が愛情を持って育ててくれたことには感謝しつつ、産まれてきた意味と生きがいは、まだ模索中。
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PMSに悩む藤沢さんと、パニック障害に悩む山添さん。
2人の出会いが過去を紐解いていき、諦めていたこと、押し込めていた気持ちがあらわになっていき、タイトルの通り“夜明け”に必要なすべてが見えてくるお話です。
お互い、完治が難しく、あまり周知されていない病に悩んでいた。
尽くせる手は尽くして、完治に対して絶望になっていた。
しかし、病に関して軽く受け止めてくれる存在や、押し付けがましくなく、見返りを求めない、ささやかで優しいおせっかいをしてくれる存在のおかげで、気持ちがどんどん晴れやかになっていくストーリーがほっこりしました。
周りからのサポートについては、前向きな言葉をかけ続けるより、快方に向かうための行動を促すより、静かに祈る気持ちが人を癒すこともあると学びました。 -
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ネタバレ著者5人とも馴染みのある作家でそれぞれ面白かったが、特に凪良ゆうの「小鳥たち」、一穂ミチの「歌うように生きて」が良かった。坂木司、凪良ゆう、三浦しをんの後半3作品はともに書店主の人生再生の物語であり、かつ書店とそこに集う人々が気持ちのよい距離感でつながっている感じが心地よかった。そっか、書店って本を売り買いするだけじゃないんだな、と。一方で「歌うように~」だけは毛色が少し異なり、主人公視点のみでそれが正しいのかわからないのがモヤっとするが(リウの人生とか思いとか、新しい彼氏が公安だったのか等)、そのモヤっとしていることが嫌でない味わいが残る。
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新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言によって、外出自粛など、子供から大人までみんなの生活は一変。未知のウイルスで怖かったし、いろいろな制限が続いて、当時大人だった私も大変だったのを覚えています。この大きな変化は、当時の子供たちにとって大きな影響を与えることになった。
不登校になった子、コロナ禍があったからこそ大切な存在となる人に出会えた子。
生きにくさを感じる日々でしかなかったけど、どんなことがあっても、どんな子たちにも、支えになってくれる人が周りにいてくれて。
諦めず、自分のペースで前を向いて歩いて行こうよ。ってあたたかい気持ちにさせてくれるお話でとってもよかった!
娘、息子に薦めたい本です。 -
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母と娘(保育園児)の、何気ない日常の会話。
最初の方は、延々と続くので、眠気に襲われました。
この娘が、ママ大好き!です。シングルマザーの主人公を、ひたすら肯定してくれます。
主人公は、周りに気を遣ってばかり。口癖はすみません。
物語が進むうち、周囲の人たちから、さりげなくも暖かい手が差しのべられ、主人公も人の好意を受けとることを覚えていきます。
読んでる私も、ココロがふわりと温かくなります。
主人公の実母は、とても冷たいです。自分のことしか考えてない。
反対に義母は、とても優しい。
この物語には、母と子の関係性がいろいろ描かれています。読みながら自分の過去を思い出し、なんかしらんけど、涙がホロホロこぼれました。
いとおしい。そういう気持ちがじんわりわいてくるお話でした。
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鈴香くらいの頃の自分の子ども達に会いたくなった。
おにぎりを「にーにー」バナナを「ばーた」、鈴香の「ぶんぶー」のようにオールマイティに欲望を表す言葉として「なんな」と言っていたことを思い出して涙が出そうになった。
瀬尾さんの子ども描写は可愛らしくてとても大好き。
大田くんはどこが不良少年やねん!と突っ込みたくなるほどのしっかりした好青年だった。(脳内では30代の真面目な男性に変換された)
16歳なんてまだまだ子どもだろうに…ただ物語なのでそこらへんのはちゃめちゃ設定も問題なし!
最後まで読んで、この大田くんが瀬尾さんの前作キャラクターであることを知りました。
「あと少し、もう少し」も読んでみたい。