瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 本屋さんのある街で

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    人気作家5人による愛する本屋さんアンソロジー。瀬尾まいこさんに前向きさ、一穂ミチさんに驚き、坂木司さんに本屋経営の厳しさ、凪良ゆうさんに生き方、三浦しをんさんに個人書店あるある日常を。個人的には三浦しをんさん、一穂ミチさんが良かった。

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    2026年05月22日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    4.2/5.0

    以前読んだ時はそこまでピンとこなかったが、改めて読み返すと、赤ちゃんが可愛い…!
    あれ、俺、歳とったのか…!?

    少しずつ変化していく大田少年の心情を面白く読んだ。

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    2026年05月22日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    読んだの文庫本じゃないんだけど、選択の解除の仕方が分からなかったのでそのまま感想をば。
    主人公は何者かになりたい若者。それは誰しもが思うことだと思うけど、きっと彼は人の事を考えて考えてそのまま行動に起こせる人にはない才能を持っている。
    それは誰しもできることではなくて、寧ろ稀有な存在だと思う。でもそれに自覚的になってしまったら彼は傲慢になってしまうだろうし、だからこそ“あの声”が聞こえて、常盤さんを救えたのだと思う。
    河野さんと、この先もずっと大切な友人でいてくれたら良いなと思う。別に恋愛にならなくても、友人でもずっと一緒にいてほしいと感じた。

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    2026年05月22日
  • 私たちの世代は

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    序盤は登場人物同士の関係性が分からないけど、読み進めるに連れて物語が繋がっていく。
    没入できた頃には涙がボロボロと出てくるけど、ページをめくる手は止まらなかったな。

    コロナ禍というあの時代、得られなかったものの代わりに気付けたこともきっとあったんだと、振り返った今だからこそ信じてみたくなった。

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    2026年05月21日
  • あと少し、もう少し

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    駅伝をテーマにした小説
    登場するキャラクターの個性も出ていて読みやすかった
    スポーツものの小説は色々あるが、走る区によって物語の見方を変えていて全体を通してまとまっていて何かに熱中する気持ちを思い出させてくれる

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    2026年05月20日
  • ありか

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    シングルマザーの美空と娘のひかり、別れた夫の弟・颯斗を中心とした子育ての日常が丁寧に描かれ、心がほっこり温まりました。中でも、ひかりちゃんの素直で天真爛漫な性格がとにかく可愛らしく、彼女を無条件に愛おしむ美空の姿に胸が熱くなります。周囲の温かな人々に支えられ、過去の呪縛や「存在意義」への悩みを乗り越えて“今ここにある幸せ”に気づいていく過程に深く感動し、優しさの連鎖が心に沁みる一冊です。

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    2026年05月20日
  • 天国はまだ遠く

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    千鶴と田村さんの会話のテンポが好き。

    「バイリンガルなんですね」『なんやそれ』
    「仏教徒であり、クリスチャンでしょ」『なるほど』
    マイペースな千鶴と、そんな彼女を包み込む田村さん。

    昔ながらの幼馴染のような、兄妹のような雰囲気が良かった。

    わたしは、幸せなことにまだ“死にたい”と思ったことはない。
    だけど、苦しみ、迷い、どうしようもなくなったときは、またこの作品に帰って来たいと思った。

    何かをリセットしたい、その為に時間が必要なら、その時間を作ればいい。

    「あなたを縛りつけているものは、思っている以上に、簡単に解くことができるよ」
    そう語りかけてくれるような気がする。

    ちょっとひと

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    2026年05月20日
  • 幸福な食卓

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    大浦くんの死がとてもショックだった。
    大切な恋人を失うことを自分に重ねてしまい、読んでいて涙が出た。

    家族の形はそれぞれで、役割にこだわらなくてもいいんだと思えるところにも共感した。私の家族も普通ではない。私も母親としてよりも、1人の人として生きてる。子どもたちとも対等な立場で生きてる。そこもそれでいい、って背中押されてる感じがした。ありきたりのザ家族じゃなくてもいい。
    普通の家族ではないけれど、ちゃんと愛情やつながりがある。

    最後は佐和子も前を向き、新しい形でつながりながら生きていけるように感じられて安心した。
    切なさもあるけれど、あたたかさの残る作品だった。

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    2026年05月19日
  • 強運の持ち主

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    そんなもんですよ。
    悩みなんて、人に話せた時点で半分は解決だから。

    『強運の持ち主』 / 瀬尾まいこ

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    元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、
    ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。

    ショッピングセンターの片隅で、
    悩みを抱える人の背中を押す。

    父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、
    占いが何度外れても訪れる女子高生、
    物事のおしまいが見えるという青年.......。

    じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。
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    初!瀬尾まいこ作品!

    年末にThreadsでおすすめの作家を募集したところ
    瀬尾まいこさんの名前がずらりだったので買ってみた

    ほんとに内容が

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    2026年05月19日
  • 夏の体温

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    3つの話どれも読み終わった後に少し温かい気持ちになる
    他の人に寄り添うことは難しいけれど、寄り添う努力をすることは何より尊い
    人は大切な誰かと繋がることで少し優しくなれると思った

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    2026年05月19日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    どの話も読んだあとは穏やかな気持ちになった。
    どれもおもしろかった。

    経験することがないような内容だからこそ楽しむことができたのかもしれない。

    個人的に1番おもしろかったのは「がらくた効果」かな。

    瀬尾まいこさんならではの温かいお話だった。

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    2026年05月19日
  • ありか

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    ネタバレ

    小説『ありか』読書感想:優しさを素直に受け取り、繋いでいくということ

    [ はじめに:遠い世界の話としてのスタート ]
    私の家族は仲が良く、温かい環境に恵まれている。だからこそ、作中の「シングルマザー」や「毒親」という境遇は、最初はどこか新鮮で、自分とは住む世界が違う「他人事」のように距離を感じながら読み始めた。
    主人公の美空さんに対しても、はじめはその控えめな性格から「正直、あんまり好きなタイプじゃないな」という第一印象を持っていた。

    [ 周囲の温かさと、心地よい「優しさの距離感」 ]
    しかし、読み進めるうちに美空さんの周りにいる人達の純粋な温かさに、どんどん心が惹かれていった。
    世の中に

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    2026年05月18日
  • 夜明けのすべて

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    人生なんらかのハンデを持って生きる覚悟、それはなかなかできない。
    神経症、PMS、更年期など、歳を重ねるごとに辛い思い出ができることがある。
    どうしても若い頃元気だった頃と比較したり、他人と比較したり、勝手に落ち込むこともあるが、身体は少しずつ変化している、回復しようとしてること。この本を通じてそれを改めてじっくり味わう事が出来ました。

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    2026年05月18日
  • 私たちの世代は

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    感染症のパンデミックで、学校が休校となり、ソーシャルディスタンスにより、不自由な生活を強いられることとなった冴と心晴。
    『夜の仕事』をする母と2人暮らしながらも、2人の生活を楽しむ冴、不自由のない生活をし、私立の小中一貫校に通うも、教育熱心な母と分かり合えない心晴。
    ソーシャルディスタンスで、人との関わりが難しかった世代。そんな世代が…

    つい数年前のことだったとは…
    もう思えないくらいに街には人があふれ、外国人観光客もあふれている。
    あのころが嘘のようだ。
    マスク着用に、手洗い、うがい、アルコール消毒、飛散防止のアクリル板…
    ほんとに色々あった。

    心晴のように、親に登校を止められた子どもも

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    2026年05月18日
  • そして、バトンは渡された

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    主人公が家庭(両親)を転々とする話。

    親が変わりながら色んな人と付き合っていく中でも、誰1人否定もせず皆んなを大事に思っていた。
    森宮さんの少し変わった優しさに暖かさを感じた。
    梨花さんのような人を恨んでしまう人もいるかもしれないと思うが、人と違っても自然体で特別な気づかいもすることなく、普通の生活をする主人公を見て
    幸せとは自己基準で決まるものであり、人と変わってるからと言っても必ず不幸だとは限らない。自分の幸せは自分で決めなければならないものだと思った。

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    2026年05月18日
  • 掬えば手には

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    オムライス屋さんのバイトの梨木君が主人公。
    口が悪い店長の大竹さん、梨木君の次にバイトが長続きしてる感情を出さない常葉さん、そして、常葉さんの後にバイトで入った北條さん。
    感情が読める梨木君は、周りのみんなの心を解いていける力がある。
    中学生の頃からの友達の河野さんとの今後も気になるし、北條さんとの関わりも気になるし、実は面倒見がいい大竹さんにも彼女とかできないかなぁ。。。と勝手に想像したりして楽しんでます。
    続編出ないかなぁ。。。

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    2026年05月17日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    占いのものがたり。
    それぞれの人が抱えてるもの、感じてること、解決することが全てじゃない。

    誰かの影響を受けるのも悪くない。それをまた誰かと違う形で共有していくのもちょっと愉快だ。p200

    私の運勢を動かすのは、今はまだ自分自身だ。だけど、ほんの少し、私のこれからを決めるのに、通彦が入り込んでる。通彦も同じ。私が入り込んでいるはずだ。p258

    いろんなものを頼りに進んでいけば、なんとなくそれらしいものにたどり着けそうな気がする。p262

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    2026年05月17日
  • そして、バトンは渡された

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    星5に近い星4

    以下ネタバレです









    親が子供を虐待する悲しいニュースを時折目にする。大切に扱えない理由は「血のつながりのあるなし」だろうか?
    優子の保護者が転々と変わってしまう人生を歩むことになったのは、幼くして母親が亡くなった事から始まる。
    優子は与えられた環境の中で、幼心にも、常に常識的に振る舞っていた。甘えたいだろうに、わがままをいいたいだろうに。親に逆らいたいだろうに。うざい、むかつくと言いたいだろうに。
    実の父親が、ブラジルに行く時、無理にでも優子を連れていくべきでした。
    ブラジルへ行ったらこの話は続かないけど(笑)
    優子の歴代の保護者たちは、自分の立場を理解して

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    2026年05月17日
  • ありか

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    自分の存在価値をどのように実感するのかという話。美空は母の抑圧的な態度に気押されて、対等に話ができなかった。周囲に対しても必要以上に怯えていた。そんな美空に対して義弟の颯斗は「義弟だから」という肩書きをこえて、「大切な縁だから」という態度で愛情をもって接してくれる。颯斗も自分の存在価値を危ぶむ瞬間があるが、美空は颯斗との縁を大切にしていることを伝えることができた。子どものひかりは存在しているだけで価値がある。全ての親が子どもの存在価値を無条件に認めるわけではないことを理解し、美空を自分の足で歩み始める。

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    2026年05月17日
  • 私たちの世代は

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    少し疲れた時、瀬尾まいこさんの作品からは心の容量を広くして前に進める力をもらえる気がする。
    こういう作品、作家さんがいてくれることが本当にありがたい。

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    2026年05月17日