瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 図書館の神様

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    淡々とした感じで進むのが、心地いい感じでした。
    垣内くんと清さんのやり取りの感じがいい。
    2人の間に、そっと図書室の神様がいたのかな。

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    2025年02月12日
  • 図書館の神様

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     以前読んだ瀬尾さんのエッセイに出てきた文芸部の少年を題材にした作品。

     中学の講師として働き始めた清は、少々偏った正義感の持ち主。
    穏やかだけど意志の強い文芸部の垣内くんが頼もしかった。

     講師なのに授業内容を把握していなかったり、不倫をしていたり、
    現実にこんな先生がいたら問題になるだろうけど・・・

     垣内くんや同僚や弟とのやりとりの中、少しずつ変化し、先生として成長していく。

    「黙るべき時を知る人は言うべき時を知る」
    の言葉が心に残った。

     短編作品の「雲行き」は
    血のつながらない父と娘との関係が温かく描かれている。

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    2025年02月17日
  • 図書館の神様

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    大人になっても成長は続くのだと思います。人と関わり、優しさに触れながら。おそらくそれは生涯ずっと。
    忘れたい記憶、失敗や後悔とか、抱えながら前に踏み出すには、時間、勇気、自信が要ることだと、ゆっくり進むお話で伝わってきます。劇的ではなく、ゆっくりな所が後になって沁みてきます。
    清がいかにも熱血ではないところがリアルで安心します。清の過去がそうさせているわけでもありますが。
    垣内君との掛け合いでは、大きな変化ではないけれど、だんだんと垣内君の魅力が垣間見えてきて好感が持てました。相手に言葉で伝えるのは大切ですね。思ってはいても、つい怠ってしまうのですけど。
    何をすべきかでなく、何をしたいか、その

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    2025年02月08日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    3つの短編小説だったけど、どの物語も現実には起こらないのに、どこかで起こっているような気持ちになった。
    最後の短編に登場した、佐々木さんに会って見たいなぁ…

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    2025年02月05日
  • 天国はまだ遠く

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    現代の生きずらさと旅立ち

    保険業界に身を置いた経験から、そうだよねと思わせる書き出し。逃げることは悪くないという内容が不自然でなく無理なく表現されている。
    恋愛小説ではないこともそうさせているのでしょう。一番記憶に残るのは主人公より民宿の主人です、ぜひその振る舞いを読んでお楽しみください。
    著者が中学の国語教師をやっていて田舎に赴任した実体験をもとに書かれたというのも納得。
    個々人と家という主体単位のとらえ方が欧米とは違うということも思い起こされ、今昭和100年、次の100年は日本人はどのように進んでゆくのでしょうか、そんなことも考えさせられました。

    #癒やされる #共感する #ほのぼの

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    2025年02月03日
  • ファミリーデイズ

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    家族の成長が暖かかった。
    中学生といえど、赤ちゃんといえど、子供に変わりはなくて、大人はそれを見て愛おしいと感じているところに自分の幼さを感じた。

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    2025年01月30日
  • 夜明けのすべて

    匿名

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    パニック障害は、とても辛い病いなのがよくわかります。症状に怯えて毎日が辛い。そんななか手を差し述べてくれる存在がいるのは心強さに繋がる。とてもよい話しでした。

    #ほのぼの #タメになる

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    2025年01月22日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    展開が気になって一気に読み進めた。性格の異なる登場人物がともに時間を過ごすことで、かえってそれがお互いの心の支えになっているところに惹かれた。

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    2025年01月13日
  • 温室デイズ

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    小学校や中学で、こんなにひどいイジメってあるの?と思うほど陰湿で驚いたけれど、どうなるのか気になって一気に読んだ。
    この子達の学校生活は毎日がサバイバル。本人達も親も先生も様々な方面で苦戦しながら生きている。互いの考えがわからないままに。
    学校がもう少し肩の力を抜いて、自分らしく伸び伸びと豊かな経験を積んで成長出来る場になったらいいのに。

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    2025年01月11日
  • 図書館の神様

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    教員の経験を活かした学校小説は瀬尾さんの強みだ。エッセイは優しさに満ちていて、小説では瀬尾さんの体験が元になる。
    文芸部というマイナーな部活の顧問になった講師の清。何もかも上手くいかない中で、唯一の部員である垣内くんのブレない様子に、清自身が変わっていくような変わらないような日々をゆるゆる過ごす。
    大きな事件は起きない。それでも何かに気づくきっかけはたくさん転がっている。垣内くんのこれからの成長と、清の少なからずのやる気の起こりを願ってやまない。

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    2024年12月31日
  • 温室デイズ

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    ネタバレ

    昔読んだ記憶があったものを再読。味わい深い作品でした。

    自分は基本的に「なるようになれ」なので優子タイプ。ただ、無駄に正義感がつよいみちるのようなタイプも必要。知り合いが不登校になったら、学校が荒れたら、自分はどうすべきなのか。考えさせられました。

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    2024年12月30日
  • そして、バトンは渡された

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     血のつながりのない家庭を複数わたってきた女の子の話。

     「家族とは何か」ということを中心に描かれ、"血のつながりは不可欠ではない"という主張を強く感じる作品だった。

     起伏の無い毎日を描いているのだけれど、読み進めていって飽きないのは主人公である彼女自身の魅力だと思う。傍から見ると、血の繋がりの無い家庭内に先入観的に特殊な生活を想像してしまうけど、実際にその中で流れいく"普通の家族の時間"のギャップや尊さにもまた惹かれるのかもしれない。

     読者は自分の親子関係と比較して見たりもすると思う。子は子の目線、親は親の目線で感情移入できる作品。

     読む

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    2024年12月29日
  • ありがとう、さようなら

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    京都で中学教師をしながら、小説家としても活動し、2足のわらじを履いていたときの瀬尾まいこさんエッセイ集。

    短いのにたのしくて、テンポがよくて、さすがとしかいえない。日常だけどおかしくて沢山笑った。こんな文が書けるようになりたい、すてき

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    2024年11月01日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    ネタバレ

    兄の死、親に捨てられたことを乗り越えてきた2人になぜまた病が…と本人並みに思ってしまう。それでも特別感は少なくて至るところに日常を感じる描き方が大好き。

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    2024年10月31日
  • 僕の明日を照らして

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    ネタバレ

    読み終わって感じるものは本当にこれでいいのかと思ってしまうけれど、心が温かくなるようなほっこりするような気持ちだった。
    継父による虐待、それは絶対に許されるものではないし文字にしたら悍ましいのに、それ以外の2人の時間はあまりにも穏やかで優しくて居心地が良さそうで、ずっと2人は一緒にいてほしいと思ってしまう。
    でも、きっと自分の身近にこんな人たちがいたら、絶対に離れなくてはいけないと思うし、それが正しいのだろう。
    優ちゃんに暴力を振るわせたものは、そしてそれをやめさせたものはなんだったのか。

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    2024年10月26日
  • おしまいのデート

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    どの物語も暖かくてやさしい素敵なデートでした。解説の吉田伸子さんがおっしゃるように、薬膳スープみたいな物語でした

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    2024年10月24日
  • わたしの名店

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    稲垣えみ子さんお目当てで読みました。
    他の方々のエッセイも大変面白く、思わぬ収穫でした。
    ここに出てきた店の鍋焼きうどん、メーヤウ、ピネライス…食べてみたい。

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    2024年09月22日
  • 温室デイズ

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    瀬尾まいこさんの作品は多く読んだつもりだが1番重い内容。でもやはり最後には希望は残す終わり方をしている。
    学級崩壊(学校崩壊)した中学校での凄まじいいじめを耐え抜こうとする主人公は読んでいて苦しい。
    保健室、相談室、フリースクールなどの居場所の話も出てくる。しかし、なぜ被害者が教室からでなければならないのかという理不尽さもいじめの構造の複雑さを感じる。
    小5で担任の恐怖政治から解放され小6で控えめな担任となり学級崩壊するという回想もあり、「あ〜、小学校の先生の闇だ。」としみじみ。
    中学の不良校で先生たちも病んでいく描写も悲しくなった。
    悲観的な感想ばっかだが、それでも主人公の奮闘や、唯一の友達

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    2024年09月01日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    大田くんの成長が楽しみ!

    すずかと毎日、会うたびに少しずつ心の距離を近付けていった大田くん。そして、大田くん自身にも向き合っていた。大田くんは最高のベビーシッター!先輩の奥さんが退院しても、すずかに会ってやってほしい。これから大田くんがどのように成長するのか楽しみ!続編を期待する。

    #癒やされる #カッコいい #ほのぼの

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    2024年09月02日
  • 温室デイズ

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    中学生なりに学校を変えたい、このままではいけないという思いから立ち上がる子たちの存在は大きい。教師ですら大きな問題を避けたいと思うし、現状を変えなければと思いながらも行動に移せずにいる。そんな中、中学生が自分のできることは何かを自分で考え行動に移す姿は胸を打つものがあった。
    少しでもいいから良くなってほしい、そんな希望を抱き続けることが素晴らしい。
    文中の中学生を見習わなければいけないと思った。

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    2024年08月02日