瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
瀬尾まいこさんの描く世界はいつも、人の善意や温かさを信じたいと思わせてくれる。 ちょっと素行不良で周囲から誤解されがちな高校生・太一が、1歳の女の子、鈴香の子守を引き受けたことから始まるひと夏の物語。 最初は戸惑い、振り回されてばかりだった太一が、鈴香の純粋さや真っ直ぐな感情に触れる中で少しずつ変わっていく姿が丁寧に描かれていて、一見交わるはずのない二人の間に築かれていく言葉を超えた信頼関係に心がじんわりと温かくなる。 鈴香とのひと夏を経て、自分の足で未来へと走り出した太一を、これからも応援したい。爽やかな疾走感と、 温かい余韻を残してくれる作品だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ古本屋で100円で手に入るからと購入し、きっと読むのは半年以上後かなと思っていたのに、1日で半分以上読み終わった。
序盤が特に止まらなかった。優子の親たちがどんな人なのか、過去に遡っていく構成が純粋に気になる気持ちをはやらせて、ずんずんページをめくっていけた。
ちょいちょい出てくるご飯も食欲をそそる。カツ丼も餃子もクッキーも食べたくなった。
瀬尾さんのいい意味で普通の、スッと入ってくる文章は誰からも愛されるものなんだろうなと思った。
なぜか、優子と優子の本当の父が別れるシーンで涙が出た。血のつながりは何にも変えられない、ある程度親が決めて子供を導かないといけないんだと思わされた。子供に決断させることを私もしてしまいそう。お互いの複雑な気持ちが溢れて切なくなって涙になったのかなと思う。
面白かった…。こういうのでいいんだ。うーんと悩まされたり、うわっと衝撃的なことが起きなくていいんだと思った。 -
Posted by ブクログ
個人的には不思議な思いになる話だった
読みやすくて面白い
でもほんのり切なくて、爽やかで、ヌルッとしてる。そんな感じ
ヌルッとは個人的な感想であり1%ぐらい
主人公は清と書いてキヨ
不本意に文芸部の顧問になった講師
そこで垣内くんという部員に出会って…
この文だけだとヌルッとが8割占めそうってなるけど、まあそれはない。必要ない。
そこでの日々を、日常とは言えないけどまあ文芸部として見守る感じ。
すごく一年での心の持ちようって変わるよね。長いようで短いし短いようで長い。そんな感じがする
深入りしない文章って言うのかな?すごく素敵だ。
ネタバレではないけど…
読んでない人はまあ…
文芸部を見守るというか、3人目の部員というか、そんな高次元から見守ってるような気がする。神様的な!?