瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 春、戻る

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    瀬尾さんの文章は、作家自身の優しさが伝わる。
    それはセリフの中だけでなく、間の文章でさえもどこか優しい。
    この人にしか出せないものだと感じる、私の中で好きな作家さんリストにランクイン

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    2026年06月18日
  • あと少し、もう少し

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    駅伝とか陸上なんて無縁な人生だったけど、「走者たちの思いを乗せて襷を繋ぐ」っていうところにやっぱり日本人は美を感じてしまうな。
    もはや駅伝は桜とか富士山とかと同義。

    しかもそれを一回り以上も下の多感な14,5の男の子たちがやってるから余計心打たれるものがある( i꒳i )ワカル

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    2026年06月17日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    瀬尾まいこさんの描く世界はいつも、人の善意や温かさを信じたいと思わせてくれる。 ちょっと素行不良で周囲から誤解されがちな高校生・太一が、1歳の女の子、鈴香の子守を引き受けたことから始まるひと夏の物語。 最初は戸惑い、振り回されてばかりだった太一が、鈴香の純粋さや真っ直ぐな感情に触れる中で少しずつ変わっていく姿が丁寧に描かれていて、一見交わるはずのない二人の間に築かれていく言葉を超えた信頼関係に心がじんわりと温かくなる。 鈴香とのひと夏を経て、自分の足で未来へと走り出した太一を、これからも応援したい。爽やかな疾走感と、 温かい余韻を残してくれる作品だった。  

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    2026年06月09日
  • 春、戻る

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    瀬尾先生、不覚にもどれを読んでも最後は泣いてしまうな。
    岡山の部分は実体験なんだろうな。リアルすぎる。古い話だと思うけど。

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    2026年06月08日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    2026.06.04

    ちょっと変わった、でもどこか明るくポップな家族。「普通」とは違うけど、それなりに幸せな暮らしをしていると思っていると、急にどんより暗いエピソードが混じる。この緩急がなんとも言えず、引き込まれて一気読み。

    明るく楽しい家族に見えても、見えないところで辛く苦しい出来事があったりする。
    見えないように振る舞っている人たちほど、強いのだと思う。

    佐和子は失ったものは大きいけど、それ以上に佐和子を想い、気にかけ、大切にしてくれる人たちに囲まれているのできっと大丈夫だと思う。

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    2026年06月04日
  • あと少し、もう少し

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     あまり見たことのない、構成の小説だった。駅伝を通した生徒同士のわだかまりやふあんをバトン越しに渡してたくしていく物語。

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    2026年05月30日
  • 強運の持ち主

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    お客さんに寄り添う瞬間がすきだった。
    誰かに相談したい時って、何よりも背中を押す言葉を欲しい時だなと、あーそうだと思った

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    2026年05月28日
  • 天国はまだ遠く

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    辛い時に読んで、少し元気をもらった。宿の主さん、素敵な人だった。息を吸って、自分を大切に考えさせてくれる場所に私も出会いたい。

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    2026年05月28日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    何か大切なものを失って、すべてが終わってしまったように思えても、時間は進んでく。喪失はとても辛いけど、それがあったから何かが始まることもあるし、何かを得ることもある。失ったものが、形を変えて次の何かへつながっていく。そう考えると、完全な喪失なんて、この世に存在し得ないのかな。最近の個人的なエピソードも重なって、そんなことを考えた。

    本当に辛い真っ只中の時は、ものごとを点でしか見られなくなってしまうけど、時間がたって落ち着いて、少し長い時間軸でみてみると、喪失が次の何かにつながってるんだと思える日がくるのかもしれない。

    大切なものを失うのは苦しいし、生きる意味なんてもう無いようにも思えるけれ

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    2026年05月31日
  • 天国はまだ遠く

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    ネタバレ

    自死という暗いテーマなはずなのに、クスッと笑えるところも多く読みやすい作品。
    自分の中では重大事件で逃げられないと追い詰められることも、実は大自然の中では大したことではないのかもしれない。幾三のくだり、めっちゃ面白かった。ラブアンドピース以外のことは、幾三に任せよう。

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    2026年05月28日
  • 図書館の神様

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    個人的には不思議な思いになる話だった
    読みやすくて面白い
    でもほんのり切なくて、爽やかで、ヌルッとしてる。そんな感じ
    ヌルッとは個人的な感想であり1%ぐらい

    主人公は清と書いてキヨ
    不本意に文芸部の顧問になった講師
    そこで垣内くんという部員に出会って…

    この文だけだとヌルッとが8割占めそうってなるけど、まあそれはない。必要ない。
    そこでの日々を、日常とは言えないけどまあ文芸部として見守る感じ。
    すごく一年での心の持ちようって変わるよね。長いようで短いし短いようで長い。そんな感じがする
    深入りしない文章って言うのかな?すごく素敵だ。




    ネタバレではないけど…
    読んでない人はまあ…

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    2026年05月26日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    初めての瀬尾まいこの短編集。
    やっぱりこの人は冒頭の文で惹き付けてくるなあ。
    どの短編もおもしろかった。
    ただ、瀬尾さん。押しピンは関西弁です。

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    2026年05月25日
  • あと少し、もう少し

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    再読☆
    中学生駅伝の物語〜青春だなぁ〜と思いながら読んでいた。

    「渡部先輩、親友っていますか?」
    「まさか。俺にいると思う?」
    親友どころか、俺には友達だと言い切れるやつもいない。ずっと自分をつくろっているんだから、当たり前だ。
    ⇧自分のことを俯瞰してみれている少年の心情にビックリした。心の成長は自分だけにしか分からない。

    俺たちの上にある空は、重い雲で覆われている。地上の水分を全部吸い取ったような灰色の雲は、少しつつけば水が溢れだしそうだ。
    ⇧本を読めば読むほど、物の例え方の奥深さに気がつく‼︎何気なく今まで見ていた雨雲なのに…

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    2026年05月25日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    今まで読んできた瀬尾さんの作品の中で、1番普通にありそうな家族、兄弟の話でした。
    料理の描写が多いわけでもないのに、町中華の油っぽい匂いが感じられて、お腹が空きました。

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    2026年05月25日
  • 天国はまだ遠く

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    日常にいると気づけない光がある。
    「もうだめだ」と思って辿り着いた場所で、救われることになる。その土地と自然、そこにいる人々と生活に触れることで得られた自分を見つめ直すきっかけ。この物語で優しい気持ちに包まれました。

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    2026年05月23日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」

    衝撃的な言葉で始まる作品
    読んでるうちに産まれた瞬間から家族って存在するし
    「努力しなくてもそう簡単に切れたりしないから安心して家族に
    甘えなさいという言葉」に惹かれた

    途中で衝撃的な出来事が起きて泣きそうになった
    けどそこから立ち直ってく心情の変化がリアルに描かれていた

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    2026年05月23日
  • その扉をたたく音

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    たとえ夢を現実にしたところで、あるいは早々に諦めたところで、そこから先もまだ人生は続くのだ。

    運命の出会いを果たした2人が音楽で成功していく話ではなく、小さな日常での成長という見知った世界の話ではあるが、何か温かいものを感じた。

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    2026年05月23日
  • あと少し、もう少し

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    本人のコンプレックスは他人にはこんなポジティブに映るのかと、章ごとに視点のバトンが繋がるたび面白く読み進めることができた。
    誰かが誰かの原動力になっている、すごく青春を感じられる作品。

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    2026年05月22日
  • あと少し、もう少し

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    駅伝をテーマにした小説
    登場するキャラクターの個性も出ていて読みやすかった
    スポーツものの小説は色々あるが、走る区によって物語の見方を変えていて全体を通してまとまっていて何かに熱中する気持ちを思い出させてくれる

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    2026年05月20日
  • 幸福な食卓

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    大浦くんの死がとてもショックだった。
    大切な恋人を失うことを自分に重ねてしまい、読んでいて涙が出た。

    家族の形はそれぞれで、役割にこだわらなくてもいいんだと思えるところにも共感した。私の家族も普通ではない。私も母親としてよりも、1人の人として生きてる。子どもたちとも対等な立場で生きてる。そこもそれでいい、って背中押されてる感じがした。ありきたりのザ家族じゃなくてもいい。
    普通の家族ではないけれど、ちゃんと愛情やつながりがある。

    最後は佐和子も前を向き、新しい形でつながりながら生きていけるように感じられて安心した。
    切なさもあるけれど、あたたかさの残る作品だった。

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    2026年05月19日