瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 図書館の神様

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    文芸部の顧問と部員ひとり
    鼻血のことが描かれてる川端康成「抒情歌」「骨拾い」
    山本周五郎「さぶ」の主人公は誰か
    夏目漱石「夢十夜」などが描かれてる
    「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。」私も本を開いて同じものをみよう

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    2026年01月15日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    もう何冊目かわからない瀬尾まいこさんの小説。
    その中でも上位にランクインする好きなお話でした!
    瀬尾さんらしい、ほっこり心温まるストーリーで読みやすくてあっという間に完読!

    P211の病室での2人のやり取りが好きです

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    2026年01月01日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    何事も卒なくこなす兄と、出来が悪くても皆んなに好かれる弟と、好対照な兄弟の物語。
    大阪で中華料理を営む両親の元で、常に店を手伝う弟、小さい頃にトラウマとなって手伝わない兄。兄は明確な目的もなく東京で学校に通うが、すぐ辞めてアルバイト生活に。弟は家を手伝おうと進路も安易に考えていたが、親子面談で父親に怒られて進学へ。
    この父親が素晴らしい。兄の東京行きに無言で大金を渡し、弟には家を出ることを薦める。最後は父親が密かに思い描いたところに落ち着いたように思う。
    大阪生まれの作家が、吉本の漫才のノリで描いたような軽快にクスッと笑えて、ジーンと感動が来るような作品だった。

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    2025年12月24日
  • 夏の体温

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     「友情」をテーマに描かれた3作品。

     「夏の体温」では病院に入院中の小学生の瑛介が、低身長の検査入院に来た壮太との短くても濃い友情を描いている。
    検査や治療の不安の中、瑛介の芯の強さに胸がぎゅっとなった。
     あとがきで瀬尾さんが、ご自身の娘さんも低身長の治療を受けていると語っている。

     「魅惑の極悪人ファイル」では、空想癖のため、現実の人間関係がうまくいかない大原さんと、過去を引きずり自己肯定感が下がったままのストブラくんの大学生同士の恋愛とも違う心の繋がりにほっこりさせられた。 

     「花曇りの向こう」はサクッと短い作品だったが、転校生の緊張感、そして温もりが伝わってきた。

     人間関

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    2025年12月23日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    最後の行を読み終えて、良かったなと思い、少しだけ胸が熱くなった。長い旅を終えて、ヘイスケの人生が始まって、良かったな、の良かったな。
    コウスケが帰ってきて、自分が継ぐはずだった戸村飯店で料理をしている兄を見て怒るだろう。自分の居場所が奪われるような気がして、不安で叫ぶだろう。それでも、すぐに仲直りするだろうと思う。思えるようになった。二人で店をやっていくのかもしれないし、戸村飯店が東京に出店するのかもしれないし、そもそもコウスケは埼玉の大学で自分のやりたいことを見つけるかもしれない。どれにしろ、良い方向に向かうだろうという予感がある。この二人なら大丈夫だろうという安心がある。素晴らしかった。

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    2025年12月12日
  • その扉をたたく音

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    薄めの文庫本で短時間で読めた。
    ギター弾きのボンボンのボンクラとサックスの上手い介護士とお年寄りたちとの関わりを描いた心温まる作品。

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    2025年12月11日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    29歳で夢をずっと追いかけていた主人公が
    老人ホームでの出会いをきっかけに
    自分の音楽や自分自身を見つめ直す物語。

    最後の水木さんの手紙にグッときた。

    自分も余命わずかで大変な中で、
    最後の力を振り絞って
    今まで伝えられなかった自分の素直な気持ちや
    主人公を奮起させる姿に勇気を与えられた。

    異なる環境で育った人間だからこそ、
    それぞれに見える人生の景色や価値観がある。
    自分の世界に閉じこもらず
    その広い世界を知り視野を広げ
    自分を見つめ直すことも時には大切。

    そんな小さな一歩を私も踏み出してみたい。

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    2025年12月10日
  • その扉をたたく音

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    久しぶりの瀬尾まいこ作品

    あと少し、もう少しに出てきた渡部くんがここで登場、熱い

    ぐうたらな無職の29歳があるきっかけで「目を覚ます」物語

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    2025年12月07日
  • その扉をたたく音

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    最初は、ちょっとイライラするくらいのぼんくら君が、しっかり「起きて」大人になってく。
    主人公よりも、だいぶ年上の私も、何となく一緒に改めて前を向きたくなった。
    それにしてもお年寄りとのふれあいって本当に凄いなと思った。
    お年寄りだから達観してる訳じゃない。きっとしっかり生きてきてるから、若者の本質を見抜いてるんだろうなと思った。
    しっかり生きていこうと改めて思えた。
    とても読みやすいし、心があったかくなる。

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    2025年12月02日
  • その扉をたたく音

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    瀬尾さんらしいヒューマンストーリーで心がポカっと温かくなる小説でした。
    主人公のどうしようもない宮路が老人ホームで働く渡部君との出会い、そしてなんだかんだ可愛がってくれる水木のばぁさん、はじめ多くの人とのかかわりの中で心や行動が変わって行く優しくて温かくて、どこにでもありそうでなさそうで、こんな出会いが沢山の人に訪れて欲しいと願いたくなる物語でした。
    瀬尾さんの描く世界は目に浮かぶ、手に取れるそんな人物像の描写でどんどんのめりこんで行ってしまいました。こういう時間が小説の醍醐味。
    最後は涙なくしては読めなくなってしまいました。
    やっぱり瀬尾さんの本が好き!って思わせてくれる一冊です。

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    2025年11月29日
  • 見えない誰かと

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    人見知りで他人と関わるのが苦手だった著者。教師になり、生徒や保護者そして同僚と...人との繋がりに喜びを見出していく。ひとつひとつの出会いを大切にされていて、この経験が瀬尾さんの温かな作品に通じているのか〜と納得でした。

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    2025年11月24日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    少し不思議な出会いが、初めは「こんなことある?」と思わせる。
    読み進めるうちに、その不思議な出会いからいつの間にか気持ちがあたたまる、そんな短編集だった。

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    2025年11月19日
  • 夏の体温

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    表題作の「夏の体温」。
    裏表紙より、
    「夏休み、小学三年生の瑛介は血小板数値の経過観察で一ヶ月以上、入院している。退屈な病院での日々。そんなある日やって来たのが「俺、チビだけど、九歳」と陽気に挨拶する同学年の壮太だった。」

    一生懸命抑えてはいるものの、瑛介の自分ではどうにも整理できない感情がわかって、うるっときてしまった。まだ小学三年生だもの。ラストも良かった。

    「魅惑の極悪人ファイル」と掌編「花曇りの向こう」の全三編。
    「魅惑の…」も面白かった。

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    2025年11月16日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    最初は気が進まなかったけど、途中から一気読みした。
    懐かしさと、ほっこりさと、ほろりさが混在する物語

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    2025年11月12日
  • 図書館の神様

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    ネタバレ

    好きな言葉
    「きっぱりさっぱりするのは楽じゃん。そうしてれば正しいって思えるし、実際間違いを起こさない。だけどさ、正しいことが全てじゃないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつも世の中の正しさと一致するわけでもないからね」
    「面白くなろう、楽しくしよう。そう思ってるんだけど、そう思えば思うほど、僕はだんだんつまらない人になってしまう。難しいですね」
    「健全な人間は走らないと」
    「文学なんてみんなが好き勝手にやればいい。だけど、すごい面白いんだ。それは言っておきたい。だから、僕は三年間、ずっと夢中だった。毎日、図書室で僕はずっとどきどきしてた。ページを開くたび、文学について言葉を生み出すたび、

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    2025年11月11日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    何も考えずに読めて面白かった、けど
    読む必要もないかも。と思ってしまった
    大阪と東京ってそんなに違うのかな?
    東京って結局色んなところから人が来ているからそうでもない気がするよね

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    2025年11月10日
  • 図書館の神様

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    瀬尾まいこ氏はすごい上手い作家だといつも思う。
    自分の中では氏のデビュー作品『卵の緒』と並ぶベスト。
    セリフが絶妙。
    幼いときの弟のセリフ。
    一度も泣いたことがない弟が泣いたシーン。
    「どうしてこんな風になっちゃうの? チョコレート食べるのは悪いことじゃないのに。どうしてきいちゃんは痛い思いをしなくちゃだめなの?」
    主人の清の運命がよく現れている、小説内ではちょうど中盤にくるセリフ。

    しかし本作、吉川英治新人文学賞にノミネートされたが、某有名作家から「情熱を感じない。書くことの面白さを知ってほしいと思った。」と酷評…
    いやあ、変に波を立てずに湖面のように語るのが瀬尾文学な気もするのだが…

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    2025年11月08日
  • 夏の体温

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    3話からなる短編集。

    入院先で出会った少年2人の話。
    大学で出会った男女の話。
    転校先で出会った少年2人の話。

    出会う人次第で人生が大きく変わる。
    私個人的にもそう思う。
    素敵な人と出会えたら大切にしたいと思う一冊。

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    2025年11月07日
  • 夏の体温

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    小学3年生の少年ふたりの入院中の友情物語などの短編集。彼らの今後は分からないけどまた出会うことがなくても夏になると思い出す存在になるのだろうな。
    標題の良かったが「魅惑の極悪人ファイル」が面白かった。

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    2025年11月07日
  • 夏の体温

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    3遍の短編集だが、2編目の魅惑の極悪人ファイルがすごく面白かった。
    「夜明けのすべて」の、藤沢さんと山添くんを思い出すような、好きな空気感と面白さだった。2人のやりとりを、いつまでも見ていたい気持ちになる心地よい作品だった。

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    2025年10月30日