瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    瀬尾さんの作品本当にだいすき!
    やさしい世界観なんだけど、ちょっぴり変わった登場人物たちに癒される。
    今回は、通彦が特に印象的だったな〜
    のんきでマイペースな性格と独特の料理センスで、通彦が出てくるたびに空気がふわっと緩む感じがすごく良かった。

    短編の中だと、「ニベア」が1番好きでした。
    一見ヘンテコな家庭に見えるけど、読み進めると切なくて温かい。優しい嘘という言葉がぴったりのお話だった。

    結局、凄い占いの能力を持った人が問題を解決をするわけではなくて、人が人を思う気持ちが、少しずつ人生をやさしい方向に動かしていくんだなと思った。

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    2026年03月17日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    ひとりで思い耽ってたそがれたり、何かの意味を見つけようとして旅に出てみたり、結局そこに満足のいく答えは見つからないのだけど、まぁ何かはある。という、人生あるあるを言語化してくれてちょっと嬉しい。
    米袋ジャンプをこんなふうに自分のものにできてしまうのは、瀬尾まいこだからなんだよな。

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    2026年03月18日
  • あと少し、もう少し

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    6人の中学生の物語。
    普通に読み進めてて、普通に面白かった。
    部長の桝井はとても速いランナーで、とても責任感の強い子だ。
    しかし、そんな桝井に立ちはだかるのは顧問の転校だった。怖いけど強い顧問である満田先生から去年の美術部の顧問である上原先生に変わったのである。
    上原先生はなんと陸上どころかスポーツをしていない人だった!!
    そこから県大会に行くことはできるのか。
    そんなスタートから始まる物語です。
    1人1人選手の視点が走る区間ごとに移り変わっていき、上原先生のサポート、陸上部の子達の成長が見どころの小説だと思いました。
    とにかくすごくみんなかっこいいのでぜひ見てください。

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    2026年03月15日
  • 私たちの世代は

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    3日くらいかけて読みました。冴と小晴の両方の視点で話がすすんで行くので、登場人物の関係がよくわからなくなってしまうことがあった。
    コロナ禍で環境はどうあれ、人には愛情が必要なんだなと思った。

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    2026年05月08日
  • 天国はまだ遠く

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    『そしてバトンは渡された』『あと少し、もう少し』で知られる瀬尾まいこの比較的初期よりの作品。処女作である『卵の緒』も読んだことがあり、それと近い時期の作品ということもあってか、非常に似た雰囲気を感じた。
    自殺しようとした主人公が、自殺のための旅でたどり着いた先で展開される物語。
    普通の人にとっては、非日常のはずなのだが、どこか日常のような雰囲気を感じられる、恐らく共感しやすいようなストーリーになったいるのだと思う。
    卵の緒にも通じるが、明らかに少数派だが、しかし確実に同じ境遇で悩んでいる人がいるであろうと想像できる主人公像が、あまり大きな起伏を持たない作風の中にも、納得感のある共感を生み出し、

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    2026年03月11日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    君が、走らせてくれた夏。

    ハナシノタネ(ポッドキャスト番組)であらすじを知り、ヤンキーが子どもをお世話する話なんて、面白いに決まってる!、『愛してるぜ☆ベイベ』みたいな話かな?と興味を持ち、前作『あと少し、もう少し』から読んだ。(『愛してるぜ☆ベイベ』はヤンキーではなかったか?)

    前作とは違って、終始大田くん目線で書かれているから、悩みや葛藤や成長をより深く感じることができた。
    本当は心のままに素直に頑張りたいのに、自分から一歩踏み出せないでいる大田くんには、なんでも素直に楽しそうに行動する鈴香(一歳十ヶ月の女の子)はそれはそれは眩しく羨ましく写ったことでしょう。

    鈴香と過ごしたのは一ヶ

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    2026年03月13日
  • ありがとう、さようなら

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    瀬尾まいこさんの教師時代のエッセイ。あっという間に読み終えてしまうような気軽に読める話。
    中学生ってこんなに純粋だったっけ❓️大人になった自分が忘れてしまったことがたくさん散りばめられていた宝箱のような本だった。

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    2026年03月08日
  • 天国はまだ遠く

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    あぁ再生の物語だ〜〜
    そして旅立ちの物語だ〜
    立ち上がって歩き始めた瞬間で終わる。
    このあとの主人公の物語が気になるけど、
    きっと千鶴は100歳まで生きるでしょう。
    自分の居場所に戻って、もしかしたらまた民宿にも行ってるかもしれないなー
    田村さんにもまた会えてるかな。
    千鶴が死にきれなかった翌朝、思いもよらずマインドリセットできてからの毎日が本当瑞々しい。
    田村さんのいる田舎に行ってみたい〜
    田村さんの「なんちゃない!」聞きたい
    読むときの心の状態でまた感じ方が違うかも。
    本当に瀬尾さんの小説はあったかい

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    2026年03月04日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    高校の同級生だった亮太と小春。
    いつも一人でたそがれている亮太だったが、小春が体育祭で米袋ジャンプのペアに亮太を選んでから二人の距離は近くなった。
    大学も小春の行く短大の近くの学校に決めた。
    順調に結婚に至った訳ではないが、それでも二人は家族になった。
    小春が入院し、小春が描いていた未来は望めなくなったが、二人の未来は幸せに満ちたものになるだろうと思わせる。

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    2026年03月01日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    本当に戸村飯店だった、間違いない。
    だけど青春100連発ってなんだ?
    わからんかったわ。
    何で表紙が違うバージョンがいくつもある?
    全体的にあっさりしてて良い。
    食べものはそんなに美味しくなさそうだったな。美味しそうな食べものが出てこなかっただけか…

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    2026年02月26日
  • 春、戻る

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    面白かった。
    瀬尾さんらしいほんわかなミステリーでした。
    期待をさせて読み進めさせながらも、
    読者が想像する展開によい意味で落ち着かない感じで。
    とても読みやすく、よかったですね。

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    2026年02月18日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    私たちの世代だな、と染み染み
    出てきたような境遇に立ったことも、立っている子に出会っていないことは、幸か不幸か。
    わたしが就活のときには、これだからマスク世代は…と言われてしまうんだろうか。(´・_・`)
    久しぶりの読書で視点転換についていけず老いを感じつつ、瀬尾さんの書く文章が優しくて読み切れた。
    すぐに読み返したい気持ちと、読み返すのは勿体無いと思う気持ちの間で揺れてる。かなり迷う
    冴ちゃんのお母さんのこと好きすぎて、当たり前にぼろぼろ泣いてた。
    恩を感じている蒼葉と、純粋な恋愛感情の冴ちゃんのすれ違いがむず痒かった。お互いがお互いを大切に思っている事実は同じでも、ずれているような、ずれて

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    2026年05月10日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    「めっちゃ笑う!」というようなギャグ的な面白さとは違います。人生で1番悩んで1番楽しい青春時代真っ只中のお隣さんの兄弟を覗き見させてもらってる、そんな印象の本です。

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    2026年02月13日
  • その扉をたたく音

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    ミュージシャンになりそこね、30才近いのに親のスネをかじって何となく生きている男・宮路が、ある日ギターの弾き語りに訪れた老人ホームで介護士・渡部や入居者と出会い、彼らと交流を重ねる中で、自分を見つめ直し、成長していく物語。
    読み始めのほうは、宮路の配慮のなさや人を見下す態度などにイライラしていたが、読み進めるにつれ、彼の音楽に対する熱い思いや、人に真摯に向き合おうと変わっていく姿に、好感が持てた。
    後半は、ぐっとくる場面が多くて、ずっと泣きっぱなしだった。
    心に残るフレーズもいくつもあった。

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    2026年02月08日
  • その扉をたたく音

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    うん、素直すぎて、面白おかしくて、それでいて感動的で、なんだか人生みたいですね笑

    理想ばかり語る主人公は自分と重なる部分があり、そんな彼が老人ホームというかけ離れた場所で紡がれる痛快な物語が面白かった!

    だけど最後は、大切なものを見つけられたみたいで、ほんとによかった^_^

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    2026年02月02日
  • あと少し、もう少し

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    昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。
    「風が強く吹いている」は大学駅伝でしたが、こちらは中学駅伝です。

    陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが…。

    読み進めると見えてくるのは、メンバーの人間模様。
    駅伝という同じ出来事、同じ時間を経験しているのに、見えている景色や抱えている不安、期待と劣等感の重さが一人一人全然違っていたことが印象的だった。
    中学生ならではの繊細さをあちこちに感じられて、かつて私が経験したような思いも描かれていて、懐かしい気持ちになった。

    誰かの正しさが、別の誰かの

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    2026年01月31日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    暫くは主人公の呑気さに多少イライラしつつも、水木さんの手紙には涙を抑えられなかった。私もたまに、第三者としてじいさんばあさんの話し相手になる、みたいなボランティアとかあったらやってみたいなと思うことがあるが、何にせよ、介護士というのは本当に尊い仕事である。そしてじいさんばあさんというのは、どれだけボケてたとしてもやはり人生の先輩であり、酸いも甘いも我々よりよっぽどご存知なのである。だからこそ私たちは、いつまでも愚者でいてよくて、色んなしょうもないことを経験して、自分が先輩側になった時に、若い人に少しでも人生の助言ができればそれでよいのだろうと思った。

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    2026年01月30日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    テンポが良くて、読みやすかった!
    笑って泣けた。
    兄弟と自分を比べて、嫉妬したり、羨んだり。
    すごく分かるなって思った。
    兄弟愛が素晴らしい作品でした。

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    2026年01月27日
  • おしまいのデート

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    5本とも面白い、面白いというか好みの味。
    彼女の作品は良い人しか出てこない。
    しかし良い人同士でもなかなか上手くいかない、それが徐々に分かり合えていくパターン。
    この構成が多い。
    リアル社会ではあまり無いが、ありそうに思わせるのが筆力だろう。

    物足りないと感じる人もいる。だが、何か足すと作品の温かい雰囲気が壊れてる気がする。なので、作者にはこのまま書き続けてほしい。

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    2026年01月19日