瀬尾まいこのレビュー一覧
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ネタバレ瀬尾さんの作品本当にだいすき!
やさしい世界観なんだけど、ちょっぴり変わった登場人物たちに癒される。
今回は、通彦が特に印象的だったな〜
のんきでマイペースな性格と独特の料理センスで、通彦が出てくるたびに空気がふわっと緩む感じがすごく良かった。
短編の中だと、「ニベア」が1番好きでした。
一見ヘンテコな家庭に見えるけど、読み進めると切なくて温かい。優しい嘘という言葉がぴったりのお話だった。
結局、凄い占いの能力を持った人が問題を解決をするわけではなくて、人が人を思う気持ちが、少しずつ人生をやさしい方向に動かしていくんだなと思った。 -
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6人の中学生の物語。
普通に読み進めてて、普通に面白かった。
部長の桝井はとても速いランナーで、とても責任感の強い子だ。
しかし、そんな桝井に立ちはだかるのは顧問の転校だった。怖いけど強い顧問である満田先生から去年の美術部の顧問である上原先生に変わったのである。
上原先生はなんと陸上どころかスポーツをしていない人だった!!
そこから県大会に行くことはできるのか。
そんなスタートから始まる物語です。
1人1人選手の視点が走る区間ごとに移り変わっていき、上原先生のサポート、陸上部の子達の成長が見どころの小説だと思いました。
とにかくすごくみんなかっこいいのでぜひ見てください。 -
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『そしてバトンは渡された』『あと少し、もう少し』で知られる瀬尾まいこの比較的初期よりの作品。処女作である『卵の緒』も読んだことがあり、それと近い時期の作品ということもあってか、非常に似た雰囲気を感じた。
自殺しようとした主人公が、自殺のための旅でたどり着いた先で展開される物語。
普通の人にとっては、非日常のはずなのだが、どこか日常のような雰囲気を感じられる、恐らく共感しやすいようなストーリーになったいるのだと思う。
卵の緒にも通じるが、明らかに少数派だが、しかし確実に同じ境遇で悩んでいる人がいるであろうと想像できる主人公像が、あまり大きな起伏を持たない作風の中にも、納得感のある共感を生み出し、 -
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ネタバレ君が、走らせてくれた夏。
ハナシノタネ(ポッドキャスト番組)であらすじを知り、ヤンキーが子どもをお世話する話なんて、面白いに決まってる!、『愛してるぜ☆ベイベ』みたいな話かな?と興味を持ち、前作『あと少し、もう少し』から読んだ。(『愛してるぜ☆ベイベ』はヤンキーではなかったか?)
前作とは違って、終始大田くん目線で書かれているから、悩みや葛藤や成長をより深く感じることができた。
本当は心のままに素直に頑張りたいのに、自分から一歩踏み出せないでいる大田くんには、なんでも素直に楽しそうに行動する鈴香(一歳十ヶ月の女の子)はそれはそれは眩しく羨ましく写ったことでしょう。
鈴香と過ごしたのは一ヶ -
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ネタバレ私たちの世代だな、と染み染み
出てきたような境遇に立ったことも、立っている子に出会っていないことは、幸か不幸か。
わたしが就活のときには、これだからマスク世代は…と言われてしまうんだろうか。(´・_・`)
久しぶりの読書で視点転換についていけず老いを感じつつ、瀬尾さんの書く文章が優しくて読み切れた。
すぐに読み返したい気持ちと、読み返すのは勿体無いと思う気持ちの間で揺れてる。かなり迷う
冴ちゃんのお母さんのこと好きすぎて、当たり前にぼろぼろ泣いてた。
恩を感じている蒼葉と、純粋な恋愛感情の冴ちゃんのすれ違いがむず痒かった。お互いがお互いを大切に思っている事実は同じでも、ずれているような、ずれて -
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昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。
「風が強く吹いている」は大学駅伝でしたが、こちらは中学駅伝です。
陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが…。
読み進めると見えてくるのは、メンバーの人間模様。
駅伝という同じ出来事、同じ時間を経験しているのに、見えている景色や抱えている不安、期待と劣等感の重さが一人一人全然違っていたことが印象的だった。
中学生ならではの繊細さをあちこちに感じられて、かつて私が経験したような思いも描かれていて、懐かしい気持ちになった。
誰かの正しさが、別の誰かの -
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ネタバレ暫くは主人公の呑気さに多少イライラしつつも、水木さんの手紙には涙を抑えられなかった。私もたまに、第三者としてじいさんばあさんの話し相手になる、みたいなボランティアとかあったらやってみたいなと思うことがあるが、何にせよ、介護士というのは本当に尊い仕事である。そしてじいさんばあさんというのは、どれだけボケてたとしてもやはり人生の先輩であり、酸いも甘いも我々よりよっぽどご存知なのである。だからこそ私たちは、いつまでも愚者でいてよくて、色んなしょうもないことを経験して、自分が先輩側になった時に、若い人に少しでも人生の助言ができればそれでよいのだろうと思った。