瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 僕の明日を照らして

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    ネタバレ

    母親はスナック勤めの為、長居夜を1人で暮らさなければいけなかった少年隼太。そんな時、母親が再婚する。しかし、それは虐待の始まりだった。
    中学生だし、という理由で助けも呼ばず、虐待されても、血が繋がっていなくても家にいてくれる安心感、存在を必要とする健気な姿に胸を打たれた。虐待を振るってしまい逃げたくなってしまう優。
    普段は虐待されているのを隠して、クールに生きる男子。
    2人は虐待をなんとか終わらすため、日記を書いたり、本を読んだり。カルシウムたっぷりの料理を作ったりなど、頑張り、隼太は彼女も出来、進展はないものの、平和になる後半にホッとしたのに、
    慎重に捨てたはずの虐待日記や本が母親に見つかり

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    2025年06月15日
  • 強運の持ち主

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    ものすごく人間的であたたかい。
    何も変わってない。
    ただそっと背中を押したり、見えるものが増えたりする。それがいい。

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    2025年06月08日
  • 春、戻る

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    登場人物の受け容れる力がすごい。絶対不審な状況なのに読んでいるうちに暖かい気持ちにさせてくれるお話でした。素敵な人しか出てこなくてほんわかと読めました。

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    2025年06月07日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    テンポが良くて読みやすい。真逆の兄弟だけど最終的にはお互いのことを尊敬し合える。いい関係だなー。ヘイスケのすぐ決まってあっさり行動出来ちゃうとこはすごいし、それを察していつでも背中を押してるアリさんは大人の女性でかっこいいなー

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    2025年06月02日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    戸村飯店息子のヘイスケとコウスケが、それぞれの高校卒業のタイミングで、自分自身や家族について見つめ直していく日常生活のストーリー。
    コウスケは店を継ぐ気でいたであろうに、頑固親父に高校卒業したら出ていけ!と言われた三者面談のシーン。今の私の年齢になれば、頑固親父の気持ちもコウスケの気持ちもどちらもわかる気がした。親の立場からすれば、家を継いでくれることより、世間を見て勉強してほしいという思いもあると思う…
    ヘイスケもコウスケもお互いへの羨ましさや葛藤を抱えつつ、上京したヘイスケを頼りに東京に向かうコウスケの様子は微笑ましかった。
    私自身もヘイスケと近しい気持ちになったことがある。実家を出たいと

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    2025年05月22日
  • ありがとう、さようなら

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    10年の講師を経て教員採用試験に合格した初年に担任した3年2組での1年をエッセイにした一冊。中学校での出来事を受け止め方が中学生に負けず劣らず可愛い。駅伝、合唱、運動会、修学旅行、卒業式・・・合唱では最優秀賞を受賞♪
    先生っていいなあって思えた。

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    2025年05月20日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    日常を描かれているのにページを捲る手がとまらない。いつかの自分と重ね合わせる部分があった。幸せの定義って結局わからないけれど大切な人を大切にしたいと思える本だった。

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    2025年05月19日
  • ファミリーデイズ

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    ネタバレ

    瀬尾まいこさんの子育てエッセイ。

    まさに1歳半の息子がいて過去に教師をしていた私にはドンピシャな時期と内容で、共感を超えて自分が書いたか?と思う部分もあった。

    自分と子供とあわせて明日が二つ来るというのが素敵な表現だと思った。
    子供の成長スピードには驚かされるけれど、あらためて今の尊い時期を大事にしたいと感じた。

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    2025年05月12日
  • わたしの名店

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    大好きな作者さんの想い出の名店たち。
    私の世界にいなかった新たな作者さんとの出会いもあり!
    まだ知らない名店が知れたのと作者さんたちの人となりが分かるエピソード満載。Wでお得感満載(笑)。

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    2025年05月09日
  • 図書館の神様

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    最高!小説は出会うべき時に出会える。
    私の人生に小説があって良かったと思えた日でした。
    瀬尾さんありがとう。
    神様ありがとう。

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    2025年05月08日
  • ありがとう、さようなら

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    中学校教師である著者本人のエッセイ。とても柔らかい文章で読みやすく心に染み渡る文章だった。瀬尾さんの他の作品も読んでみたくなった。

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    2025年05月07日
  • 春、戻る

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    何気ないやさしさが意図せず人を救済することもある…人は誰かから救済されると同時に誰かを救済する存在にもなり得ると感じた作品。季節の移り変わりとともに人の気持ちも移り変わっていく。そんなハートフルでじんわり心に沁みるストーリーをやさしい筆致で描いてます。

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    2025年04月29日
  • 温室デイズ

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    中学生のいじめ、不登校を題材にした小説。
    主人公のみちるは正義感が強く、周囲の視線や損得を気にせず、自分が正しいと思ったことに対してまっすぐに突き進む女の子。芯が通っていて自分に対して正直にまっすぐ生きていると思った。周りの目を気にせず、自分の軸で物事を判断しているからこそ、いじめをはね返し、気にしない強さを持つことが出来ているのだと思った。友達の優子は、辛い経験をしてきたからこそ、人に寄り添い、ふと心を許せるような優しさや温かさを持つことができたのだと思った。2人ともつらい経験をたくさんしてきけれど、その分強さや優しさ、人間としての深みを手に入れることができたと思った。人生辛いことがいろいろ

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    2025年04月28日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    お手紙のシーンは泣かずにはいられない。
    老人ホームの老人たちと主人公のやりとりが小気味良くて好き。
    渡部くんがすごく丸くなってるー!

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    2025年04月28日
  • そして、バトンは渡された

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    感動しました。
    2人の母と、3人の父親に育てられてきた優子。
    どの親からも大事に思われ、たくさんの愛情を注がれてきた主人公。
    優子は平気と言うけど、親が変わるというのはとてつもない変化なはず。
    反抗したり、塞ぎ込んだりせずに、経験を強さに変えられる優子がとてもたくましく思いました。

    そして、バトンを手にしてきた大人達の、血の繋がりを超えた深い愛が感じられて、最後には涙が出ました。

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    2025年12月20日
  • ファミリーデイズ

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     瀬尾さんのエッセイ第3弾。

     結婚、出産を経て育児に奮闘する姿が生き生きと描かれている。
     のんきな旦那さんとやんちゃな娘さん。
     瀬尾さん一家の賑やかで幸せな家庭が目に浮かぶようだった。

     大事件が起きるわけでもないのに一気に引き込まれてしまうのは瀬尾マジックだなぁ。

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    2025年04月21日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    3作の短編が盛り込まれた短編集でした。
    どの作品もほっこりとして読み終わると優しさが自分の心の中に広まるようでした。
    特に2作目の不倫相手の子どものお守りをするおはなしはありえない世界観ですが、この不倫相手の主人公の優しさに触れられてよかったです。
    瀬尾さんの作品を読むといつもこういう気持ちに浸れるので、これからも読んでいきたいです。

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    2025年04月15日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    笑える話!と思って読んだら、
    ところがどっこい。
    じんわり、胸があたたかくなる話でした。

    「ごめんください。どなたですか?---
    お帰りなさい。ありがとう」

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    2025年04月12日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    甘めの星4つ。

    瀬尾まいこは何冊か読んだが、コレは特に面白い。

    タイトルがダサイのが気になるが、内容は良い。

    皆が幸せになれば良いと思う。

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    2025年04月07日
  • 春、戻る

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    結婚を控えたさくらに兄を名乗る年下の青年が現れるのですが‥
    おいおい、突然に現れて皆んなと馴染みすぎーっとツッコミいれたくなってしまった(*≧∀≦*)

    物語に出てくる人が皆良い人で気持ちがポカポカと温かくなります。自分が幸せに感じられる事が1番大切だとこの本に教えてもらいました。

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    2025年04月06日