瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 本屋さんのある街で

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    どのお話しも良かった。
    本屋さんの裏側も少し知れた気がする。

    凪良ゆうの「小鳥たち」は多類婚姻譚で読んでいたけれど、この中で読むと感じ方が変わった。

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    2026年09月14日
  • あと少し、もう少し

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    君が夏を走らせるを読み、とても良かったので太田くんが出ているというこちらを手に取りました。
    (時系列的には、本作→君が夏を走らせるの順です)

    瀬尾さんの小説はどの登場人物も魅力的で、文体も柔らかく、あっという間に読み終わりました。
    ジローを待つ渡部の描写がとても良かったです。

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    2026年06月27日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    「少し影のある2人のよくある恋愛小説」なのかもしれないけれど、瀬尾作品だと、深刻な事態も煙にまかれて、クスッと笑える微笑ましい会話のやりとりになる。
    瀬尾さんのワードセンスが、すごく好き。エッジの効いた笑いが好きな人には合わないのかもしれないけど、ずんの飯尾さんが面白い人には、めちゃハマると思う。ケンタッキーやマクド、ポカリ、などガッツリ商品名出してくるところに、親近感が湧いて、ストーリーが一気に身近な感覚に引き寄せられる。
    海外旅行に行っても、病院で入院しても、おばちゃんのコミュ力は素晴らしいな。おばちゃんこそ、世界をすくってるな。

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    2026年06月26日
  • 夏の体温

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    -目の前の友達を、この人は本当、この人は偽物とかっていちいち選別してるの?
    (魅惑の極悪人ファイル より)

    この表現にハッとした。
    友達に順位なんてつけるものじゃないし、分類するのも違う。
    自分が無意識にやってしまっていることって、意識的に考えないと直せない。目の前の人にまっすぐに生きたいと思った。

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    2026年06月22日
  • 僕の明日を照らして

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    私には出来ないと逃げるのではなくて、今はまだ出来ない。だから、出来るようになるため何をするのか考えようって、落ち着いて自分とまわりと向き合っていこうと思った。

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    2026年06月21日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    ネタバレ

    どの話も変だなぁとは思いつつハマってしまう。1番好きだったのは「がらくた効果」。状況的には本当にあり得ないんだけど、「佐々木効果」が2人にもたらすあたたかな影響が心地良い作品でした。

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    2026年06月21日
  • 図書館の神様

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    有名な小説というイメージはあったけど、なんとなく読まずにおいてた作品。いざ手に取ってみると、すいすいと引き込まれるように読むことができた。特別にすごい事件が起こるわけでもないけど、なぜか面白く感じた。

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    2026年06月18日
  • 春、戻る

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    瀬尾さんの文章は、作家自身の優しさが伝わる。
    それはセリフの中だけでなく、間の文章でさえもどこか優しい。
    この人にしか出せないものだと感じる、私の中で好きな作家さんリストにランクイン

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    2026年06月18日
  • あと少し、もう少し

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    駅伝とか陸上なんて無縁な人生だったけど、「走者たちの思いを乗せて襷を繋ぐ」っていうところにやっぱり日本人は美を感じてしまうな。
    もはや駅伝は桜とか富士山とかと同義。

    しかもそれを一回り以上も下の多感な14,5の男の子たちがやってるから余計心打たれるものがある( i꒳i )ワカル

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    2026年06月17日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    瀬尾まいこさんの描く世界はいつも、人の善意や温かさを信じたいと思わせてくれる。 ちょっと素行不良で周囲から誤解されがちな高校生・太一が、1歳の女の子、鈴香の子守を引き受けたことから始まるひと夏の物語。 最初は戸惑い、振り回されてばかりだった太一が、鈴香の純粋さや真っ直ぐな感情に触れる中で少しずつ変わっていく姿が丁寧に描かれていて、一見交わるはずのない二人の間に築かれていく言葉を超えた信頼関係に心がじんわりと温かくなる。 鈴香とのひと夏を経て、自分の足で未来へと走り出した太一を、これからも応援したい。爽やかな疾走感と、 温かい余韻を残してくれる作品だった。  

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    2026年06月09日
  • 春、戻る

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    瀬尾先生、不覚にもどれを読んでも最後は泣いてしまうな。
    岡山の部分は実体験なんだろうな。リアルすぎる。古い話だと思うけど。

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    2026年06月08日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    2026.06.04

    ちょっと変わった、でもどこか明るくポップな家族。「普通」とは違うけど、それなりに幸せな暮らしをしていると思っていると、急にどんより暗いエピソードが混じる。この緩急がなんとも言えず、引き込まれて一気読み。

    明るく楽しい家族に見えても、見えないところで辛く苦しい出来事があったりする。
    見えないように振る舞っている人たちほど、強いのだと思う。

    佐和子は失ったものは大きいけど、それ以上に佐和子を想い、気にかけ、大切にしてくれる人たちに囲まれているのできっと大丈夫だと思う。

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    2026年06月04日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    古本屋で100円で手に入るからと購入し、きっと読むのは半年以上後かなと思っていたのに、1日で半分以上読み終わった。
    序盤が特に止まらなかった。優子の親たちがどんな人なのか、過去に遡っていく構成が純粋に気になる気持ちをはやらせて、ずんずんページをめくっていけた。
    ちょいちょい出てくるご飯も食欲をそそる。カツ丼も餃子もクッキーも食べたくなった。
    瀬尾さんのいい意味で普通の、スッと入ってくる文章は誰からも愛されるものなんだろうなと思った。
    なぜか、優子と優子の本当の父が別れるシーンで涙が出た。血のつながりは何にも変えられない、ある程度親が決めて子供を導かないといけないんだと思わされた。子供に決断させることを私もしてしまいそう。お互いの複雑な気持ちが溢れて切なくなって涙になったのかなと思う。
    面白かった…。こういうのでいいんだ。うーんと悩まされたり、うわっと衝撃的なことが起きなくていいんだと思った。

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    2026年09月15日
  • あと少し、もう少し

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     あまり見たことのない、構成の小説だった。駅伝を通した生徒同士のわだかまりやふあんをバトン越しに渡してたくしていく物語。

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    2026年05月30日
  • 強運の持ち主

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    お客さんに寄り添う瞬間がすきだった。
    誰かに相談したい時って、何よりも背中を押す言葉を欲しい時だなと、あーそうだと思った

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    2026年05月28日
  • 図書館の神様

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    個人的には不思議な思いになる話だった
    読みやすくて面白い
    でもほんのり切なくて、爽やかで、ヌルッとしてる。そんな感じ
    ヌルッとは個人的な感想であり1%ぐらい

    主人公は清と書いてキヨ
    不本意に文芸部の顧問になった講師
    そこで垣内くんという部員に出会って…

    この文だけだとヌルッとが8割占めそうってなるけど、まあそれはない。必要ない。
    そこでの日々を、日常とは言えないけどまあ文芸部として見守る感じ。
    すごく一年での心の持ちようって変わるよね。長いようで短いし短いようで長い。そんな感じがする
    深入りしない文章って言うのかな?すごく素敵だ。




    ネタバレではないけど…
    読んでない人はまあ…

    文芸部を見守るというか、3人目の部員というか、そんな高次元から見守ってるような気がする。神様的な!?

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    2026年05月26日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    初めての瀬尾まいこの短編集。
    やっぱりこの人は冒頭の文で惹き付けてくるなあ。
    どの短編もおもしろかった。
    ただ、瀬尾さん。押しピンは関西弁です。

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    2026年05月25日
  • あと少し、もう少し

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    再読☆
    中学生駅伝の物語〜青春だなぁ〜と思いながら読んでいた。

    「渡部先輩、親友っていますか?」
    「まさか。俺にいると思う?」
    親友どころか、俺には友達だと言い切れるやつもいない。ずっと自分をつくろっているんだから、当たり前だ。
    ⇧自分のことを俯瞰してみれている少年の心情にビックリした。心の成長は自分だけにしか分からない。

    俺たちの上にある空は、重い雲で覆われている。地上の水分を全部吸い取ったような灰色の雲は、少しつつけば水が溢れだしそうだ。
    ⇧本を読めば読むほど、物の例え方の奥深さに気がつく‼︎何気なく今まで見ていた雨雲なのに…

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    2026年05月25日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    今まで読んできた瀬尾さんの作品の中で、1番普通にありそうな家族、兄弟の話でした。
    料理の描写が多いわけでもないのに、町中華の油っぽい匂いが感じられて、お腹が空きました。

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    2026年05月25日
  • その扉をたたく音

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    たとえ夢を現実にしたところで、あるいは早々に諦めたところで、そこから先もまだ人生は続くのだ。

    運命の出会いを果たした2人が音楽で成功していく話ではなく、小さな日常での成長という見知った世界の話ではあるが、何か温かいものを感じた。

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    2026年05月23日