瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 強運の持ち主

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    そんなもんですよ。
    悩みなんて、人に話せた時点で半分は解決だから。

    『強運の持ち主』 / 瀬尾まいこ

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    元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、
    ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。

    ショッピングセンターの片隅で、
    悩みを抱える人の背中を押す。

    父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、
    占いが何度外れても訪れる女子高生、
    物事のおしまいが見えるという青年.......。

    じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。
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    初!瀬尾まいこ作品!

    年末にThreadsでおすすめの作家を募集したところ
    瀬尾まいこさんの名前がずらりだったので買ってみた

    ほんとに内容が

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    2026年05月19日
  • 夏の体温

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    3つの話どれも読み終わった後に少し温かい気持ちになる
    他の人に寄り添うことは難しいけれど、寄り添う努力をすることは何より尊い
    人は大切な誰かと繋がることで少し優しくなれると思った

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    2026年05月19日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    どの話も読んだあとは穏やかな気持ちになった。
    どれもおもしろかった。

    経験することがないような内容だからこそ楽しむことができたのかもしれない。

    個人的に1番おもしろかったのは「がらくた効果」かな。

    瀬尾まいこさんならではの温かいお話だった。

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    2026年05月19日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    占いのものがたり。
    それぞれの人が抱えてるもの、感じてること、解決することが全てじゃない。

    誰かの影響を受けるのも悪くない。それをまた誰かと違う形で共有していくのもちょっと愉快だ。p200

    私の運勢を動かすのは、今はまだ自分自身だ。だけど、ほんの少し、私のこれからを決めるのに、通彦が入り込んでる。通彦も同じ。私が入り込んでいるはずだ。p258

    いろんなものを頼りに進んでいけば、なんとなくそれらしいものにたどり着けそうな気がする。p262

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    2026年05月17日
  • 図書館の神様

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    弟のこの言葉は本質をついているなと思う。
    「きっぱりさっぱりするのは楽じゃん。そうしていれば正しいって思えるし、実際間違いを起こさない。だけどさ、正しいことが全てではないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつも世の中の正しさと一致するわけでもないからね」
    正しいことはもちろん正しいんだけどそれだけでは世の中は回らない。人によって、場所によって、時々によって、正しさは色々だし、正しいことだけだったらズレやゆがみが生じる。

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    2026年05月15日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    「夏」を表題に冠するにふさわしく爽やかな内容でした。
    登場人物が重複する同著者の『あと少し、もう少し』を先に読むんだ方が良いかもしれません。装丁のかわいらしさに惹かれ、こちらを先に読んでしまいましたが、それでも良さは変わりません。

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    2026年05月11日
  • 図書館の神様

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    「清く、正しく」生きることの難しさ。自分の「正」は他人にとっては正解ではないのかもしれない。
    人を変えてしまうのは人間、けれども変えてくれるのも人間。

    瀬尾作品に必ず出てくる「ぐいぐいプライベートに入り込んでくる善良キャラ」は弟さんでした。そして垣内くんいいな。自分の「正」を人に押し付けないところが「清」なんだと思う。
    真面目に食生活やってたら、ジャンキーなものが食べたくなる。もう駄目だと思っていたら、偶然救われることもある。月並みだけど、人生は、毎日は、平坦じゃない。

    もう一つの短編集「雲行き」は、瀬尾先生の「血縁じゃない家族愛」のルーツかもしれない。色々と語りたくなっちゃうけど、まずは

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    2026年05月08日
  • その扉をたたく音

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    中学時代に駅伝を走った6人のその後を描くスピンオフ作品。今回は元吹奏楽部の渡部が勤める老人ホームを舞台に、ミュージシャンの夢を諦めきれない30歳手前の男性が主人公。

    将来への不安や夢への未練を抱える主人公が、高齢者たちとの交流を通して少しずつ前を向き、「一歩踏み出す勇気」をもらっていく姿が温かく描かれていた。実際の楽曲の歌詞に重ねながら、自分の人生について思い悩む場面も印象的で、音楽好きには特に刺さる作品だと思う。

    人生や夢という重いテーマを扱いながらも、爽やかでユーモアのある読みやすい一冊だった。

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    2026年06月17日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    瀬尾まいこさんの短編集
    3作どれも優しさと驚きを与える短編だったけど、特にタイトルにもなっている優しい音楽は最初どう言う意味から掴まれて最後は優しい音楽に繋がる意味で締めくくり、2作目のタイムラグも驚きと優しさが伝わる話で3作どれも良かったです

    個人的にはタイムラグが好み

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    2026年05月06日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    瀬尾さんの本はあっさり読めるので大好き。
    個人的にタイムラグのお話が好きでした。
    不倫相手に子どもを預けるというのは
    普段では考えられない話ですが...

    誰も不幸にならないのが瀬尾さんの本の魅力なのかな?と思いました。

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    2026年05月06日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    短編3話。
    1話目は表題でもある『優しい音楽』は、ちょっと不思議な始まりで、これってファンタジー小説?と思わせるような運命的な出会いから、最後には想像を超えてほっこりさせてくるところが凄い。
    2話目、3話目も同じく現実ではありえないような、でもありえそうな話で面白かった。

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    2026年05月06日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    父はカメラマン、母はバイオリニスト、
    姉は画家を目指しアメリカにいる。そんな中、
    自分は何の取り柄もないと悩む梨木。

    小学、中学で困っていそうな同級生を助けたことで、
    人の心を読める能力があるね、と褒められる。
    でも本当にすごいのは、気付いた異変に対して
    とことん考えて答えを出す辛抱強さ。そして、
    何とかしなきゃ!と、下手すると困っている本人より
    必死に解決策を出そうとする優しさと、
    それを行動に移せる勇気じゃないかな?

    店長の大竹や、大学の友人たちと接するうちに、
    人の心なんて一緒にいれば図らずとも分かるものだ、
    誰かの思いに触れるのは何も特別なことではない、
    と気づき始める。
    自分だけ

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    2026年05月02日
  • 夏の体温

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    友情にまつわる二つの中編と一つの掌編を収録。

    『夏の体温』
    主人公は病気のためにもう1ヶ月も入院している。病院は低身長の外来もやっていて、2泊3日の検査入院の子供たちもよく来る。次々入ってくる子たちは皆、自分より先に退院していく。先の見えない入院に、なぜ自分ばかり……と不満に思う一方、入院当初入っていた重病患者棟では自分よりはるかに深刻な状態の患者もたくさん見てきた。それに比べたら自分なんか不満を抱いてはいけないのではないか…?
    そうやって心は揺れ動き、入院して自分は性格が悪くなった。外にいた時はもっと朗らかだったはずなんだけど…。
    そう思っていた頃に、同年代の壮太が検査入院でやってきた。

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    2026年04月30日
  • おしまいのデート

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    ネタバレ

    きっかけ:ほんタメで瀬尾まいこさんの作品は温かいと聞いたから

    ◆一時の期間が終わっただけで、関係は終わらない。ただ区切りがついただけ
    ◆登場人物に苛々、自己投影してソワソワ

    (おしまいのデート)一番良い!
    (ファーストラブ)眩しい 共感はしないけど羞恥感ある 狭い恋愛じゃなくて広い愛
    (犬)これは嫌い 犬によくない
    (デートまでの道のり)保育士の担当の子の父親(not不倫)と良い関係? 幼児とはいえ見てるよ 良い未来の家族になれるのかな?

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    2026年04月29日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • 図書館の神様

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    自分がきっと犯してしまった罪。自分がもがき、変わることで、許され、新しい世界に飛び立つことが出来る。
    色々な文学作品が出てくる。川端康成、石川啄木、夏目漱石、山本周五郎。
    舞台は明確に書かれてないけど、盛岡かな、岩手のどこかかな。あ、盛岡じゃないわ、違うわ。海辺の街だから。

    私、間違ってないよね?。そんな押し付けがましい事、恋人にしか言わないよね。→これは、小説の中の高校の講師である主人公と、主人公がつとめる文芸部のたったひとりの男子高校生とのやり取り。

    私、間違ってないよね、という言葉。
    よく発する人います。自分の正しさを他人に強要する人。あー確かに押し付けがましい!とこの文を読んで納得

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    2026年04月26日
  • ありがとう、さようなら

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    中学生って子供扱いしたら怒るし、かと言って頼りなかったり、幼稚な我儘言ってみたり、、我が子のことを思い出しても、先生にとったら1番めんどくさい時期だと思う。
    可愛い盛りの小学生でもなく、大人へあと一歩の高校生でもなく、中学校の教師を選んだ瀬尾先生。柔らかな文章、素敵なエピソードの数々に、生徒を見つめる暖かな眼差しを感じる。大好きな作家さんであり、良い先生だったんだろうなぁと思う。瀬尾さんの物の考え方や捉え方が、すごく好き。本当どこかで、ランチしながらおしゃべりしてみたい方だなぁ。

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    2026年04月26日
  • 夏の体温

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    友達にまつわる短編集。温かい気持ちになれて、クスッと笑えて、人と繋がることの楽しさを改めて感じる。読むと人生がキラキラしていくような一冊だった。

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    2026年04月25日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    サクッと読みやすいけど不倫相手の子どもと過ごしたり拾ってきたおじさんと過ごしたりどの話も変わった世界観で楽しめた。最初は歪な人間関係だけど読み進めると関係性が変わっていくのが面白い。

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    2026年04月23日
  • おしまいのデート

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    初めての瀬尾作品。
    中でもランクアップ丼は涙した。つい先日会った実母が老い、筋力なく体調も悪そうなのに、会えばニコニコとしてる姿がちらついて。。涙しながら読んだ。きっとその時点で結末を予想。やっぱり涙が止まらなかった。天ぷらは熱いうちに食べる
    誰かと一緒に食べるご飯は一人で食べるご飯からの卒業だった。

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    2026年04月21日