瀬尾まいこのレビュー一覧
-
-
購入済み
君が夏を走らせる
の、中学生時代のお話
メンバー個人の事情も襷渡しされていく
これからの駅伝シーズン前に完読
目に見える感動も、目には見えない感動も
駅伝にあることに気づく小説
-
Posted by ブクログ
ああ、やってしまった。日曜の夜に触りだけ、のはずが1冊読み切ってしまった・・・月曜の朝の寝足りなさのあの感じを覚悟の上で、日にちが変わる前後に読み終えた気持ちといたら・・
この人は本当に癖のある家族を描くのがうまい。過去作に共通する共感というか、感情移入というか、ぐっとその世界に入り込んでいく感じは変わらない。けど作品ごとに、世界への入り方、自分の心の動き方がぜーーんぜんちがう。
私の母親と祖母との関係はもしかすると、時代が時代であれば美空とその母のようになっていたかもしれない。(いい意味で。)
でもそうはなっていないので、私は母を大切に思う気持ちを変わらず素直に出していこう、と改めて思う -
-
-
Posted by ブクログ
小学三年生の夏休み。
小児病棟で一ヶ月以上入院生活を送っている瑛介。
退屈な日々を過ごしている瑛介の元にある日、同い年の壮太が検査入院でやってきた。
彼らが一緒にいられるのは、二日間というほんの少しの間だったけれど、体が人よりも小さくても底抜けに明るく振舞う壮太を見ていると、胸に熱いものがこみ上げてきます。
日常ではない特別な場所で培われた二人の友情が、一筋の光のようにキラキラときらめいて眩しく感じられ、夏が終わるまでにこの感動を味わうことができて本当によかったです。
もう一つの短編「魅惑の極悪人ファイル」は、大学でストプラ(腹黒)と呼ばれている倉橋と、悪人を題材にした小説を書こうとして倉橋 -
Posted by ブクログ
短編集は、どんな受け止め方をしたらいいかな、共通点は何かなと思いながら読むのが常だ。この作品は、そういう意味では捉えどころがなかった。とはいえ、どの作品も読み終える頃には前向きになれるところがとてもいい。
生きていると、思いもよらないところで意外な出会いがある。ほんのちょっとのきっかけが、大きく人生を変えるかもしれない。そんな予感めいたものがあって、読後感が爽やかだった。
知り合いはもちろん友人も、一緒に過ごしている時間以外の顔を知ることはほとんどない。どんな生き方をしてきたのか、自分に見せる顔以外はわからないものだなと思った。それでも一緒にいる限りは楽しかったり笑っていられたりする関係って