瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 幸福な食卓

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    家族っていいよね
    彼氏いなくなっちゃってしんどかっただろうけど、お兄さんの彼女とか支えてくれる人って実はたくさんいるんだよなーって気付かされる話

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    2026年08月21日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    もし私が産まれる前に、この作品を読んで世界ってこういうものなんだ!って思って産まれてたら全然違うじゃねぇかってブチギレてる。そのくらい理想郷で最高に都合の良い世界の話だけど、小説くらいはこのくらい爽やかで気持ちよくていいよね

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    2026年08月18日
  • 強運の持ち主

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    「悩みなんて、人に話せた時点で半分は解決だから」というワンフレーズが印象的だった。確かに、人に話すことができるようになった時点で少し前を向けているし、ある程度自分の中で方向性は決まっている気がする。解決策を提示してほしいというよりかは、話を聞いてほしい人の方が多いと思う。相談してもらえた時、相手が何を求めているか考え、伝えることは、占い師に限らず、人として必要なスキルであるなと感じた。

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    2026年08月18日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    恋愛を描いた小説だけど、私の心に一番残ったのは、「命の大切さ」。

    たしかに人生には、どうしてこんなことが起こるんだろうと思うような理不尽な出来事がたくさんある。どれだけ誠実に生きていても、思い通りにならないことも。
    でもだからこそ、「いつも正しくいなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と、自分を追い込みすぎなくてもいいのかもしれないなって思う。

    間違ったっていい。逃げたって、怠けたって、投げ出したって、嫌われたって、それもいいじゃん。そう思えてなんだかラクになれました。

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    2026年08月17日
  • 夏の体温

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    瀬尾まいこさんらしい癒される二つのお話でした。どんな場面でも助けてくれる人がいるって良いですね。一人じゃないんだよって優しく囁かれた気分になりました。

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    2026年08月15日
  • 幸福な食卓

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    毎朝家族で朝食を囲むような正しくて少し歪な家族の、当たり前な幸せの物語

    主人公の成長と葛藤が等身大に感じられて、共感しながら読んでたから突然の出来事に佐和子ちゃんと一緒に悲しくなった

    いろんなことがありながらも互いを思い合っている家族を見て、この幸せを大事にしたいなと思った

    シュークリームしかり、食べ物をきっかけに気持ちが切り替わっていく描写が多くて、タイトル含め全体を通してごはんが印象的だった

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    2026年08月14日
  • 幸福な食卓

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    父親の父親辞任宣言から始まり、読み進めるとどうも少しだけ違和感のある家族
    仲は良さそうなのに別居している母親
    秀才でありながら大学に行かず農業に従事する兄

    父に何があったかが読み進めると明らかになり、兄が家族を普通に戻そうと努力する

    これは続いていく家族の話

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    2026年08月14日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    父さんは父さんを辞めようと思う、から始まる。

    よくあるようで、変な家族の日常を眺めているような本。みんなそれぞれちょっとずつ面白くて、変なところや危ういところがある。前半は家族の性格だったり、どんな家庭なのかなど、家族中心の話だったように思う。

    後半から前半でも出てきていた、大浦くんの存在が大きくなる。明るく快活で真っ直ぐな男の子。佐和子と正反対だけど、そこがうまく噛み合っていると思った。

    だから、終盤で三浦くんが唐突に亡くなった時、読み手であるこちらも鈍器で殴られたような衝撃を受けて、苦しくなった。

    人生では、亡くなるだけでなく、様々な別れがあると思うが、その時の感覚になった。実際に起きたわけではないのに、その時の胸が詰まるような、胃が痛むような感覚になり、瀬尾さんの人の心情を書くレベルの高さに感動した。

    最初からインパクト大だったヨシコが、最後に主人公に自分なりに慰めようとしていて、主人公と同じようにこの女性の良さに気づいた。

    全体的に日常が進んでいく話ではあるものの、終盤で大浦くんが亡くなり、その後のヨシコの言葉で、良くも悪くも家族の切っても切れないような不思議な濃い繋がりを感じた。

    主人公の成長でも、恋愛でも、日常でもなく、家族との不思議な縁を書いた物語だと思った。

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    2026年08月13日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    「あと少し、もう少し」のスピンオフ作品。

    不良だった大田君が子育てに関わる物語で、子育ての描写には著者自身の経験や感じたことがベースになっていることが、別のエッセイ作品を読んで分かった。あらためて、作品の中のリアルさはこういう実体験から生まれているんだなと感じた。

    本編では不良少年だった大田君が、歳を重ねて少しずつ成長している姿を読めたのも嬉しかった。まるで知り合いの子どもの成長を見ているような気持ちになり、「大きくなったなぁ」と思いながら読んでいた。

    スピンオフだけど、本編を読んだ人ならより楽しめる一冊だと思う。

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    2026年08月11日
  • ファミリーデイズ

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    普段から読んでいる作家さんの家族エッセイ。

    エッセイを読むのは少し新鮮だったが、小説を読んでいるときと同じような感覚でスラスラ読めた。文章の雰囲気も小説と似ていて読みやすく、家族との日常を通して著者の人柄も伝わってくるようだった。

    思わず笑ってしまうエピソードもあり、「同じ関西人だなぁ」と感じるところも。何事も前向きに捉えている姿勢には共感すると同時に、自分もそんなふうに考えられたらいいなと憧れも感じた。

    読んでいて自然と著者を身近に感じられる一冊だった。これをきっかけに、まだ読んでいない著作もますます読みたくなった。

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    2026年08月11日
  • 夏の体温

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    入院している少年と検査入院してきた同年の少年の交流を描く「夏の体温」、大学生小説家の主人公が「悪人」を描くためモデルとして「ストブラ(腹黒)」と呼ばれる男を観察する「魅惑の極悪人ファイル」、転校して先に上手く馴染めずにいる少年がきっかけを得る「花曇りの向こう」の3編を収録。どれも瀬尾まいこらしく穏やかな話で安心して読める。読みやすいがどこまでも癖がなく、文章の特徴が掴みにくいという感触もある。

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    2026年08月11日
  • その扉をたたく音

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    「たぶん、どんな状況の中にいても、明日やその先にすてきなことが待ってることをぼくたちは知ってるからですよ」

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    2026年08月10日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    非現実的な設定であるが、登場人物が魅力的ですぐに引き込まれてしまった。様々な出会いによって変わっていく登場人物の姿から、人との繋がりってよいものだと思わされた。

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    2026年08月10日
  • 幸福な食卓

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    主人公の中学生〜高校生の女の子目線で淡々とショッキングな出来事が起こっていく… きっと主人公を取り巻く周りの方達、色んな悩みも抱えているだろうけど、ずっと主人公目線だから、語られずに終わる… 読者と主人公目線が終始一致。主人公と同じ感覚で物語を体験していくという構想が作者さんのすごいとこだなって思った!
    個人的な感想は、これまで恋人いないし、家族と絶縁状態なので、全然共感できなかった〜笑 いろんな悩みを持ちながらも、食卓を囲める家族がいるのは幸せですよね✨

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    2026年08月10日
  • あと少し、もう少し

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    ネタバレ

    中学生の駅伝を舞台とした青春小説。
    襷を繋いでいく章の構成が面白くて一気読みした。
    駅伝を走る男子生徒6人+陸上部顧問それぞれの魅力があって、読み終わる頃にはみんなのことが好きになる。

    私の中でスポットライトが当たったのは渡部君。
    頼み事を断れないジローにたいして、「俺は選んでするべきことを決めている」と言い切った場面は、
    まだ中学生なのに判断軸をしっかり持っているなんて素晴らしすぎないか?!
    と感心したが、彼の章を読み終えた後だと、ある事情のためどういうふうに自分を見せるか考えて行動しているのだとわかり、このセリフの印象が変わる。おばあちゃんの「中学最後になって、孝一もやっと好きなことができるんだね」というセリフは芯をついている。

    とはいえ、彼の行動基準はそれだけではないはず。
    物事の本質を見抜く力があり、またその本質から目を逸らさない強さと勇気がある。
    周りの雰囲気に呑まれずに、「ジローが100パーセント正しいだろ?」と言う場面も私の中で拍手喝采。彼は社会人になっても、【誰が正しいか】ではなくて、【何が正しいか】で物事をきちんと見ることができる大人になるだろうなと勝手に妄想。

    そしてもう一つ特筆したいのは俊介君とのやり取り。俊介君自身も避け続けているある質問をズバリするけど、それって相手が打ち明けてきても受け止めるという覚悟や度量がないと、こんな質問できない。その前に出てきた俊介君の友人修平君との対比になっているなと思った。

    なんだかんだ渡部君は、短い言葉ではあるけれど、随所で仲間のこと救ってるよなと。一見わかりにくいけど、優しさトップクラスだと思う。
    これは私の勝手な考察だが、両親の離婚により父母どちらにも受け入れてもらえなかった痛みと、今一緒に暮らすおばあちゃんからの愛情、どちらも知っているからこそ、状況を俯瞰して見られるし他人の気持ちや傷ついた可能性に気付けるのでは?愛されてまっすぐ育ってきた人が持ってる優しさとはまた違う、静かな優しさを渡部君は持ってるなと感じた。

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    2026年08月08日
  • あと少し、もう少し

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    私は田舎の陸上部出身だったんだけど、
    なんかビミョーに違うんだよな、
    (しっくりこなかったのは、太田の中途半端な不良感とか、激励会での太田の行動を批判したジローへの対応とか、上原の頼りなさとか諸々)
    俺たちの箱根駅伝を読んだ直後だからか、
    とか思ったけど桝井の賞で泣いた。


    桝井の純度の高さよ。

    青春小説だから、中高の時に読めればまた違った感情だったんだろうなー。

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    2026年08月06日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    なかなかない設定ではあるけど、1人の高校生がひと夏で今まで知らなかった世界を知って、大きく成長するお話。
    なんか大田くんを応援したくなる!

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    2026年08月05日
  • あと少し、もう少し

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    中学駅伝を舞台に友情の大切さだったりが描かれていて読書感想文に書いているけどものすごくいい話だなと思った。

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    2026年08月02日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    4.3

    思わずぶんぶーとこちらも口真似したくなってくる。
    子どもをもったことはないけれど、おいでと呼んだら笑顔で走ってこられたら、それだけで子育ての辛いこととか吹き飛んでしまうんだろうなあ。

    小学生時の頃になぜ親戚のおじさんやおばさんはいつも会うたびに、こちらをにこにこと見ているのだろうと思うことがありました。

    きっと、私が忘れているだけで、おじさんおばさんの中にも小さい頃の私の記憶や、思い出が残っているんだろうな。

    だから、私がモジモジしだす年齢になっても、モジモジしている姿さえもおじさんおばさんにとっては、大きくなったなあ、可愛いと思える姿だったのかも知れないと思いました。

    たくさんの大人に可愛がってもらえて、今度は私が可愛いがってあげる番だな。きっと君が忘れてしまっても。

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    2026年07月29日
  • 幸福な食卓

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    瀬尾まいこさんの「ありか」が刺さったので、久しぶりにこちらを。中学生以来、たぶん20年ぶりの再読。
    大人になってから読むと、娘たちとの関係、自分の両親との関係、いろんな角度から家族を改めて見つめ直すきっかけになる一冊。新鮮な気持ちで読み返しました。

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    2026年07月24日