瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コロナ禍に生きた子供達のお話。
先日頼んだブックカルテに入っていて、手に取った。(2冊目)
どんな話かはふんわりとわかっていただけで、詳しくは知らなかった。
私もコロナ禍を生きた。高校時代、高校2年生の時に学校が休校になった。
あまり言ったら悪いと思うが、少しわくわくした。だがそんな気持ちも、すぐに萎んだ。毎日、家での生活。外に出ることが怖かった。
幸い、私には妹が二人いて、一緒に一日中アニメを見たりゲームをしたりした。
絵を描いて、ご飯を食べて、たまに勉強をする。ほぼニート生活。
学校に行きたいとは少し思っていた。
その後修学旅行は行けなかった。体育祭もなかった。
この物語でも、何年経っ -
Posted by ブクログ
瀬尾まいこさんのお話はとても読みやすく、続きが気になってしまっていつも一気に読んでしまう。
梨木君の常に相手のことを思い、どうすれば助けられるだろう、喜んでくれるだろうとひたすら考え寄り添う姿勢は、特殊能力に匹敵する位の優しさがあったのだと思う。
そして、その優しさに助けられた人がこの物語にはたくさんいて、態度や気持ちの変化が見られるのをとても嬉しく感じた。
店長に掛けたおばあちゃんはきっとこうだったんじゃないかという言葉。
常盤さんに伝える秋音の話。
心の奥が温かく、そしてキューっとなって泣けた。
きっとまた読み返すであろう、温かい本だった。 -
Posted by ブクログ
瀬尾まいこさんの描く世界はいつも、人の善意や温かさを信じたいと思わせてくれる。 ちょっと素行不良で周囲から誤解されがちな高校生・太一が、1歳の女の子、鈴香の子守を引き受けたことから始まるひと夏の物語。 最初は戸惑い、振り回されてばかりだった太一が、鈴香の純粋さや真っ直ぐな感情に触れる中で少しずつ変わっていく姿が丁寧に描かれていて、一見交わるはずのない二人の間に築かれていく言葉を超えた信頼関係に心がじんわりと温かくなる。 鈴香とのひと夏を経て、自分の足で未来へと走り出した太一を、これからも応援したい。爽やかな疾走感と、 温かい余韻を残してくれる作品だった。