瀬尾まいこのレビュー一覧

  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    「上を向いて歩こう」や「心の瞳」、「東京ブギウギ」といった名曲を惜しみなく登場させることで、この作品自体が立体的になって新鮮だった。
    水木さんと本庄さんが大好きになった。特に、「心の瞳」を宮路と自分の曲だと言った本庄さん。"遠回りをしてた人生だけど君だけがいまでは愛のすべて 時の歩み いつもそばでわかち合える""いつか若さを失しても心だけは決して変わらない絆で結ばれてる"これを自分と本庄さん2人の曲だと言われた宮路がどんな気持ちだったか。宮路が何年もの間諦めきれずにしがみついていたものはきっと音楽じゃない。音楽が連れてきてくれる何かなんだ。
    話自体は短い

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    2025年08月07日
  • 夏の体温

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    外出用に薄い文庫本として選びました。やっぱり瀬尾さんの作品はあったかくていいですね。悪人と呼ばれてる人すらいい人。3つのお話とも友達が出てくるけど、どの人とも友達になりたいと思わせます。夏に瀬尾さんの本をもう1冊読む予定です。

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    2025年08月06日
  • 図書館の神様

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    自分の正義って、思いもよらない一つの出来事でひっくり返ってしまう。一度ひっくり返ったものを元に戻すことってなかなか難しい。ひっくり返ったことが良い時もあれば、自分の個性を削りすぎてしまうこともある。
    だけど、削られた自分を取り戻すのは、やっぱり新しい人間関係がキッカケだったりする。その出会いは何か劇的なものでないのだけど、気づいたら心地よかったり、自然に日常に入り込んでいたり、そういう人間関係が意外と自分の運命を大きく動かしていることがある。
    文芸部の顧問である主人公とその部員生徒との関係性は、まさにそんな感じだと思った。けれど、主人公の兄弟や恋人も大きくて……と考えると、出会う人みんな運命の

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    2025年08月04日
  • その扉をたたく音

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    ナツイチのしおりをもらおうと思って、選んだ本です。出かけにもっていくのにも薄くていいなぁと思って。ささっと読めてよかったです。
    相変わらず瀬尾さんのお話は家族とか身近な人の優しさを感じる温かさがありました。美容院で読んで、あやうく泣くところでした。読んでて想像はついていたけど、水木さんとの別れはつらかった。あの手紙は優しすぎて、それは何日も引きずる。つらすぎて現実逃避したくなる。老人ホームが舞台なだけなや何とも切ないのだけど、温かく前向き。父親もいい。

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    2025年08月01日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    なかなか無い男女の関係の在り方(出会い方、繋がり方)だけれど、なんかそういうこともありそうだなってしっくりしながら読んでしまった。面白かった。

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    2025年07月30日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    久々の再読。
    18歳で東京に一人で出て行ったらもっとやんちゃしそうだが、ヘイスケのマイペースぶりが面白い。
    仲が良くないようでいて、実は家族愛溢れた兄弟。
    コウスケに出て行けというお父さん、君は学校が向いているという先生も優しい。

    こんなに良い人ばかりなんてあり得ない、という見方もありそうだけど、誰もが良い面を持ってるはず、そこに目を向けるとこういう世界になるのかもしれないなぁ。

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    2025年07月21日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    2025年のナツイチでしおり目当てに買った。
    音楽小説が好きだから買ったけど、どちらかというと遅まきにやってきた青春小説といった感じだろうか。
    ギターにしてもサックスにしても、全体的に楽器や演奏に関するディテールの描写は薄めで、とくにサックスは何も取材せずに書いたのかというくらい薄い。たぶんソプラノやバリサクではなさそうですがアルトですかテナーですか? リード湿らせたりネックだけで吹き心地を確認したりしませんか? もちろん、主人公の宮地がサックスについて知識なさそうだから一人称視点でごちゃごちゃ書いてあるのも違うとは思うけど……

    などと批判めいたことを書いてしまったが、期待してたのと違った割

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    2025年07月22日
  • 春、戻る

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    さすが瀬尾まい子さん
    こう言うストーリーは瀬尾さん独特な世界観ですね。
    え、なになに?なんで?どう言う事?とどんどん読み進んで行きました。最終的には心温まる納得のいく作品でした。

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    2025年07月08日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    戸村飯店の年子の兄弟。クールで繊細な兄、陽気で表裏のない弟。兄弟の葛藤、将来の不安、恋愛と友情、下町の人情…。軽妙な関西弁が笑える青春の物語だ。

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    2025年07月03日
  • おしまいのデート

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    ネタバレ

    ドッグシェアが好きだ。
    犬の飼育としては最悪だし、地域のルールも守ってないだろうし、おいおいって思ってた。でも本質はそこじゃなくて、足りない2人見えない2人が、ドッグシェアを通してお互いにないものを補い合い、1人では見えなかったものを見せてもらう話だ。学生側の視点は描かれていなかったが、OL同様、いろんな内省があっただろう。そういうところが読めて良かった。
    それはそれとして、あらためて言うが犬の飼育としては最悪だし地域のルールも守ってないので、犬好きな人はモヤモヤの方が強く残るかも。

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    2025年06月30日
  • 運命の湯/運命の人はどこですか?

    購入済み

    ホコッリしました。

    行き付けの銭湯で、おじいさんの呂三男さんに出会うところが、意外な展開でした。呂三男さんのお風呂は季節感があっていいですね。近くにあたったら絶対に行きます!

    #ほのぼの #癒やされる

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    2025年06月29日
  • 優しい音楽 <新装版>

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     主人公の女性が一目惚れした男性は結婚しており、 子供もいたのだが、その子供を主人公と奥さんが旅 行中に預かり、親戚の内に連れて行ってやったり、 一目惚れした男性が妻と別れ主人公となったあとも 元大学の講師で公園で一人暮らしをしている男の人 を家で匿ってあげたりする人の良い人の話でした。

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    2025年06月28日
  • おしまいのデート

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    『おしまいのデート』
    じいちゃんは、大事なことを教えてくれる。自分の目で見て、信じよう。
    『ランクカップ丼』
    三好にうえじいが、うえじいに三好がいてよかった。たまご丼の店主も。学生時代、奢ってもらう機会も多々あったけど、こんな風に返せていない。三好はえらいなぁ
    『ファーストラブ』
    宝田くん、いいことしてもらったからってきちんと感謝してお礼を伝えてえらいよなぁ
    『ドッグシェア』
    『デートまでの道のり』
    本当に子どもは大人のことをみて、自分で考えて、行動している。自分の欲望のためだけでなく、人のことを考えて行動していることもある。

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    2025年06月25日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    不遇な生い立ちや身内の不幸から影のある二人。会話が面白くてテンポよく一気読み。別れもありながら結婚し小春が病気になったりするけど二人は幸せである。良き。

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    2025年06月19日
  • おしまいのデート

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    5つの短編集。どんなデートの内容なのかなと思っていたら、みんなが想像している男女のデートではなくて面白かった。
    どの章もえ?もう終わり?続きは??となる終わり方だけどそれぞれ読み終わりのの後味が違くて飽きない。
    最後の物語すごくほっこりした☺️

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    2025年06月16日
  • 僕の明日を照らして

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    ネタバレ

    母親はスナック勤めの為、長居夜を1人で暮らさなければいけなかった少年隼太。そんな時、母親が再婚する。しかし、それは虐待の始まりだった。
    中学生だし、という理由で助けも呼ばず、虐待されても、血が繋がっていなくても家にいてくれる安心感、存在を必要とする健気な姿に胸を打たれた。虐待を振るってしまい逃げたくなってしまう優。
    普段は虐待されているのを隠して、クールに生きる男子。
    2人は虐待をなんとか終わらすため、日記を書いたり、本を読んだり。カルシウムたっぷりの料理を作ったりなど、頑張り、隼太は彼女も出来、進展はないものの、平和になる後半にホッとしたのに、
    慎重に捨てたはずの虐待日記や本が母親に見つかり

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    2025年06月15日
  • 春、戻る

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    登場人物の受け容れる力がすごい。絶対不審な状況なのに読んでいるうちに暖かい気持ちにさせてくれるお話でした。素敵な人しか出てこなくてほんわかと読めました。

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    2025年06月07日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    テンポが良くて読みやすい。真逆の兄弟だけど最終的にはお互いのことを尊敬し合える。いい関係だなー。ヘイスケのすぐ決まってあっさり行動出来ちゃうとこはすごいし、それを察していつでも背中を押してるアリさんは大人の女性でかっこいいなー

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    2025年06月02日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    戸村飯店息子のヘイスケとコウスケが、それぞれの高校卒業のタイミングで、自分自身や家族について見つめ直していく日常生活のストーリー。
    コウスケは店を継ぐ気でいたであろうに、頑固親父に高校卒業したら出ていけ!と言われた三者面談のシーン。今の私の年齢になれば、頑固親父の気持ちもコウスケの気持ちもどちらもわかる気がした。親の立場からすれば、家を継いでくれることより、世間を見て勉強してほしいという思いもあると思う…
    ヘイスケもコウスケもお互いへの羨ましさや葛藤を抱えつつ、上京したヘイスケを頼りに東京に向かうコウスケの様子は微笑ましかった。
    私自身もヘイスケと近しい気持ちになったことがある。実家を出たいと

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    2025年05月22日
  • ありがとう、さようなら

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    10年の講師を経て教員採用試験に合格した初年に担任した3年2組での1年をエッセイにした一冊。中学校での出来事を受け止め方が中学生に負けず劣らず可愛い。駅伝、合唱、運動会、修学旅行、卒業式・・・合唱では最優秀賞を受賞♪
    先生っていいなあって思えた。

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    2025年05月20日