瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ何か大切なものを失って、すべてが終わってしまったように思えても、時間は進んでく。喪失はとても辛いけど、それがあったから何かが始まることもあるし、何かを得ることもある。失ったものが、形を変えて次の何かへつながっていく。そう考えると、完全な喪失なんて、この世に存在し得ないのかな。最近の個人的なエピソードも重なって、そんなことを考えた。
本当に辛い真っ只中の時は、ものごとを点でしか見られなくなってしまうけど、時間がたって落ち着いて、少し長い時間軸でみてみると、喪失が次の何かにつながってるんだと思える日がくるのかもしれない。
大切なものを失うのは苦しいし、生きる意味なんてもう無いようにも思えるけれ -
Posted by ブクログ
個人的には不思議な思いになる話だった
読みやすくて面白い
でもほんのり切なくて、爽やかで、ヌルッとしてる。そんな感じ
ヌルッとは個人的な感想であり1%ぐらい
主人公は清と書いてキヨ
不本意に文芸部の顧問になった講師
そこで垣内くんという部員に出会って…
この文だけだとヌルッとが8割占めそうってなるけど、まあそれはない。必要ない。
そこでの日々を、日常とは言えないけどまあ文芸部として見守る感じ。
すごく一年での心の持ちようって変わるよね。長いようで短いし短いようで長い。そんな感じがする
深入りしない文章って言うのかな?すごく素敵だ。
ネタバレではないけど…
読んでない人はまあ…
文 -
Posted by ブクログ
千鶴と田村さんの会話のテンポが好き。
「バイリンガルなんですね」『なんやそれ』
「仏教徒であり、クリスチャンでしょ」『なるほど』
マイペースな千鶴と、そんな彼女を包み込む田村さん。
昔ながらの幼馴染のような、兄妹のような雰囲気が良かった。
わたしは、幸せなことにまだ“死にたい”と思ったことはない。
だけど、苦しみ、迷い、どうしようもなくなったときは、またこの作品に帰って来たいと思った。
何かをリセットしたい、その為に時間が必要なら、その時間を作ればいい。
「あなたを縛りつけているものは、思っている以上に、簡単に解くことができるよ」
そう語りかけてくれるような気がする。
ちょっとひと -
Posted by ブクログ
大浦くんの死がとてもショックだった。
大切な恋人を失うことを自分に重ねてしまい、読んでいて涙が出た。
家族の形はそれぞれで、役割にこだわらなくてもいいんだと思えるところにも共感した。私の家族も普通ではない。私も母親としてよりも、1人の人として生きてる。子どもたちとも対等な立場で生きてる。そこもそれでいい、って背中押されてる感じがした。ありきたりのザ家族じゃなくてもいい。
普通の家族ではないけれど、ちゃんと愛情やつながりがある。
最後は佐和子も前を向き、新しい形でつながりながら生きていけるように感じられて安心した。
切なさもあるけれど、あたたかさの残る作品だった。 -
Posted by ブクログ
そんなもんですよ。
悩みなんて、人に話せた時点で半分は解決だから。
『強運の持ち主』 / 瀬尾まいこ
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元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、
ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。
ショッピングセンターの片隅で、
悩みを抱える人の背中を押す。
父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、
占いが何度外れても訪れる女子高生、
物事のおしまいが見えるという青年.......。
じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。
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初!瀬尾まいこ作品!
年末にThreadsでおすすめの作家を募集したところ
瀬尾まいこさんの名前がずらりだったので買ってみた
ほんとに内容が -
Posted by ブクログ
「清く、正しく」生きることの難しさ。自分の「正」は他人にとっては正解ではないのかもしれない。
人を変えてしまうのは人間、けれども変えてくれるのも人間。
瀬尾作品に必ず出てくる「ぐいぐいプライベートに入り込んでくる善良キャラ」は弟さんでした。そして垣内くんいいな。自分の「正」を人に押し付けないところが「清」なんだと思う。
真面目に食生活やってたら、ジャンキーなものが食べたくなる。もう駄目だと思っていたら、偶然救われることもある。月並みだけど、人生は、毎日は、平坦じゃない。
もう一つの短編集「雲行き」は、瀬尾先生の「血縁じゃない家族愛」のルーツかもしれない。色々と語りたくなっちゃうけど、まずは