瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 僕らのごはんは明日で待ってる

    Posted by ブクログ

    運命の相手とは結局別れてもまたくっつくものだとわかった。2人はほんとにお互いのことを大事にしているというのが伝わってきた。せめて夏生が産まれてから病気になったらよかったと思った。ケンタッキーのフライドチキンが食べたくなった。

    0
    2024年01月31日
  • ファミリーデイズ

    Posted by ブクログ

    この本を通して、瀬尾まいこさんが中学校の教師をしていたことを初めて知った。育児エッセイ本ということで、自分には関係ないか〜などと考えながら軽い気持ちで読み進めたら、一気に読んでいた。

    文中で心に残った言葉
    「今日はすばらしい。でも、明日はもっとすばらしい。」
    「自分以外の誰かの未来に手を触れられることができるのは、どんな厄介ごとが付きまとったとしても、幸せなことだ。」

    そう思える瀬尾まいこさんが素敵だと感じた。
    育児とは、想像を絶する大変さで、自分の時間は全く取れず、思うようにいかない毎日で、ストレスがかかる日々だと、全く知りもしないのに、そんな風に勝手に決めつけていた。確かに大変なことも

    0
    2024年01月25日
  • 温室デイズ

    Posted by ブクログ

    学校のいじめの小説というと、とても重苦しくて腹立たしくてつらい話に感じるが、みちるの決していじめに屈しない気持ちは、読んでいて重苦しさも辛さも半減してくれる
    みちるが無事に卒業できた時はスカッとした

    0
    2024年01月10日
  • ファミリーデイズ

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの視点は、常にポジティブで、他人の良い部分を伝えるところが素敵だなと感じた。きっと周りにいる人は幸せだろうなと思った。以下の言葉は、私も大事にしたい。
    P105
    おおらかだったら人生をゆったり楽しめそうだし、几帳面にこつこつ積み上げることも有意義だ。まじめであることは大事だじ、陽気で愉快でいることも素晴らしい。
    いいところなんて本当にそれぞれで、どういう性分でもすてきな部分がある。
    P119
    外でも室内でも、どこでだって子どもは思う存分自分を発揮している。
    P191
    教員時代に私が尊敬していた校長先生は、「悪いことをした時だけでなく、いいことをした時こそ保護者に連絡するべきだ」と

    0
    2023年12月26日
  • 卵の緒

    Posted by ブクログ

    瀬尾さんの作品はあったかい。家族ってなんだろう、と考えてしまう。家族を続けるうちに心か離れることもあるし、空気のような存在になったり、気持ちが重い存在になったり。血が繋がっていても、感じ方は常に変わる。赤の他人でも不変であったり。
    家族大切にしたいな、と思う一冊。

    0
    2023年12月12日
  • 見えない誰かと

    Posted by ブクログ

    とても短い短編小説が集まったもの。
    瀬尾まいこさんのエッセイだそうですが、「え?本当にこんなことあるの?」と言うような物語がたくさんありました。その度に、クスッと笑ってしまいます。また、様々な人を温かく迎える瀬尾さんがとても素敵。しんどい事があっても、後であははと笑えるんじゃないかと勇気をもらえました。

    0
    2023年11月11日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    映画を先に見てしまった。キャラクターが映画の出演者にどうしても重なるが、違和感が全くなかった。
    現実はこうはならないのだろうが、幸せな話で、読後はとてもよい。
    映画には、2点気に入らないところがあるのだが、小説ではその2点は無い。映画の終わり方が嫌だったかたも大丈夫。
    でも、なんで映画は、エンディングをかえたのかなあ。

    0
    2023年11月08日
  • 僕の明日を照らして

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    子どもがもしできたら、
    なるべく家にいれるようにしたいと思った
    夜誰もいない孤独を知らないから、その寂しさを作品を通して感じることができた

    ラストは、
    暴力がなくなってこのまま幸せが続けば
    と思ってた矢先に日記が見つかってしまい
    父親が出て行く
    精神病院に通ってでもカウンセリングを受けてでもまた許してもらえるよう戻ってくる
    このシーンはグッと来た

    辛い状況でも本人同士にしか分からないことがある
    けど暴力はいけない

    学びのある作品だった

    0
    2023年11月09日
  • ファミリーデイズ

    Posted by ブクログ

    家族のほのぼのした日常。
    思わず声を上げて笑ってしまうようなシーンも。
    小さな子供を育てている私には共感できる部分も多く、じーんと来るものがあった。
    友人に勧められた本。
    文体も読みやすい。

    0
    2023年10月24日
  • ありがとう、さようなら

    Posted by ブクログ

    作者が中学校教師をしていた頃の、中学生たちとの日々を綴ったエッセイ。
    先生が等身大で生徒と向き合うからこそ、素敵な3年2組が出来上がったのだろうなと感じさせる、1冊でした。

    いつの時代でも、こんな素敵な先生と生徒と保護者の関係が創れるといいな。

    読後は、表題の歌を口ずさんでしましました。

    0
    2023年10月17日
  • 見えない誰かと

    Posted by ブクログ

    読み始めるまで、エッセイだと知らなかったです。
    作者のおおらかで、あたたかい人柄を感じます。

    かっちゃんがステキでした。

    0
    2023年09月24日
  • 見えない誰かと

    Posted by ブクログ

    まぁ面白かった、かな。中学校の教師なんて大変なことだらけだと思うが、それを表に出さず、楽しいこと、心あたたまること、前向きなことだけを書く瀬尾さんって素晴らしい。全作品読みます。

    0
    2023年09月21日
  • 見えない誰かと

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの本が大好きで読む度に毎回ほっこり、温かい気持ちになっていたのだがなぜここまで温かい小説になるのだろうと不思議だったけど、このエッセイを読んで納得した。瀬尾さんの日常が、感情が温かく優しいんだろうなと感じた。

    0
    2023年09月06日
  • ありがとう、さようなら

    Posted by ブクログ

    感想
    良い教師の条件。生徒の良いところに気づくこと。本人も気づいてないかも。それを教えてあげることができれば。先生の感性の鋭さも要る。

    0
    2023年09月04日
  • 僕の明日を照らして

    Posted by ブクログ

    お母さんの再婚相手から虐待されている。
    その事実だけだととてもヘビーな話題なのに、この2人はとても暖かく前向きだ。
    いつも仲良しなのにキレると手がつけられなくなってしまう。そんな自分がコントロールできなくて苦しむ。
    隼太はすごく父親というか一緒にいてくれる存在を求めているけど、なんというかドライだ。
    ほとんどの虐待はこんな関係性じゃないんだろうけど、なんとかがんばって乗り越えよあとしている姿はいいなと思った。

    0
    2023年08月25日
  • 僕の明日を照らして

    Posted by ブクログ

    読みやすくてすぐ読み終えられた。
    DV、ひとり親、思春期、反抗期、再婚、貧困、義務教育など色々な環境に影響される主人公の思いが描写されていて、1年ぶりくらいに久しぶりに小説を読んでみて、小説も良いなぁと改めて感じた。
    自分と通ずる部分もあるし、読んでいて切なくなる部分、はたまた心が温まる部分もあった。
    登場人物の物語って捉えるとそこで終わるけれど、主題が虐待じゃなくて善悪だという解説を読んで、そういう捉え方もできるのか、とびっくりした。

    0
    2023年09月14日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    色んな家族の形があって、血のつながりだけが家族ってわけじゃない。
    血は繋がってないけど親になってくれた人たちからたくさんの愛情を受けて育った優子が、次は自分が結婚して自分の意思で家族をもつところまでが描かれてる。
    3人目の父森宮さんのちょっとズレてるけど愛情がこれでもかと伝わってくるのが笑えて泣けた!
    誰かを思うって、誰かが自分のためにご飯を作ってくれるって、すごくすごく幸せなこと。

    「楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ」
    2番目の母梨花さんもいい人だったな〜

    2019年本屋大賞受賞作

    0
    2023年06月25日
  • 見えない誰かと

    Posted by ブクログ

    短編エッセイ
    著者の先生時代が中心に 描かれている作品

    幸せ体質で捉え方がポジティブなお人柄
    沢山の子供たちから学び 培ってきたものが
    小説に反映し 活かされているんですね
    小説同様に 心温まるお話が満載でした
    P80「言葉」が特に心に残りました!

    0
    2023年06月18日
  • ありがとう、さようなら

    Posted by ブクログ

     瀬尾まいこさん、中学校教師と作家の「二足の草鞋」時代のエッセイ第二弾です。

     担任目線で観察した学校生活や生徒のあれこれが盛り沢山です。一見些細なことでも、何気ない日常から切り取った生徒との思い出には、限りなく愛情が溢れています。
     気になる子に対しても、よさを探し見つけて丸ごと認めようとし、子どもの言動から何かしら学ぶ姿勢があり、教師としての資質もバッチリですね。
     加えて、中学生のもつ未来へのエネルギーや可能性を信じて止まない様子からは、生徒との関係性のよさと共に、保護者の理解と信頼を得ているのも当然と思えます。

     ほぼ2〜3ページで1話という、日記あるいは学級通信のような印象で、軽

    0
    2023年06月10日
  • ありがとう、さようなら

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこ氏の教諭時代のエピソードが満載。
    笑ったり悩んだり、色々な気持ちを引き出してくれる。ちょっとお姉さん目線、大人の目線、時々同じ目線になって思ったことが綴られてる1冊。
    温かな空間で何を思うか。

    0
    2023年05月30日