瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 夏の体温

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    入院中の小学生と、そこにやってきた同級生との短い3日間の思い出を表した表題作。短い出会いだが、感情の変化をありありと表現され、最後に同級生からもらった贈り物が、小学生らしく全体を纏められて、読後感がよかったです

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    2026年10月08日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    普通に平凡に見えても、何もかもが普通の人なんていないんだと思う。

    他人が何を考えているのか。
    その人に神経を集中して言動を見ていれば、わかるものなのかもしれないと思った。
    でも、そういうことができること自体が普通じゃないと思った。

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    2026年10月08日
  • 本屋さんのある街で

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    「続きは書店で/瀬尾まいこ」
    「歌うように生きて/一穂ミチ」
    「手に取って見てみろよ/坂木司」
    「小鳥たち/凪良ゆう」
    「見晴らし書店の一日/三浦しをん」

    書店愛に満ちた五編収録の短編集。

    トップバッターの瀬尾作品から、心が温まる。
    閉店間近の書店でアルバイトを始めた菅原くんが、小説の中に親友を見つけるという発想が素敵だ。

    続く四編も、町の本屋さんならではの魅力が描かれている。

    本との出会いも一期一会。
    書店で一冊を選ぶ時の高揚感や、好みにぴたりとハマる本との出会いは言葉では言い尽くせない。

    読後は本屋さんに足を運びたくなる。

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    2026年10月08日
  • 掬えば手には

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    人の心の中が見えてしまう力を通して、人と人との距離やつながりについて考えさせられた。優しさだけではなく、心の複雑さも描かれていて印象的。

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    2026年10月07日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    最高だった!心の中があたたかさで満たされた!
    自分の居場所はここだと思っててもそうじゃなかったり、ここじゃないと思っててもそうじゃなかったり、そんなに仲良くないと思っていてもそうでもなかったり。離れてみてわかることってあるよなあ。

    大地讃頌を“マジええ歌“と言えるコウスケに、アリさんからのダメ出しに変わろうとするヘイスケ。愛情を愛情として受け取って、そのことに感謝する。それが10代のうちにできる二人はとても素直だ。
    それはやっぱり、合唱祭に横断幕を作って駆けつけようとするおっちゃんたち、受験先と違う大学の赤本をくれちゃうおばちゃんたち、こっそり秘密を打ち明けてくれた竹下の兄ちゃんなどなど、みんなの少し笑ってしまうような、でもやっぱりあたたかい愛のおかげなんだろうし、その土台にある父母の愛の大きさゆえなんだと思った。特に親父さんは、親父さん目線の語りはないけれど、その気持ちを想像して泣けてしまう場面が節々にあったなあ。

    気にかけてくれる人の存在、それを素直に受け止めてみるということ。瀬尾さんの小説にはそういうものがいつも描かれていて、読んでいるうちに、疲れた心が確実に癒やされていくのが分かる。
    大切な人に勧めたくなる話だった。

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    2026年10月07日
  • ありか

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    毒親に育てられ洗脳された女性が、母となり、様々な出会いを通じて解放されていく物語。母の台詞ややり取りは、苦しくなりますが、「親」という存在について改めて考えさせられました。

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    2026年10月07日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    料理コンテスト

    料理コンテストの裏側をみたような内容で、興味をひかれました。結局、主人公の作った料理が一番美味しかったのに、関係者が優勝。主人公は、家賃を稼ぐためにコンテストに出たのに鍋が賞品で換金したら、3千円にしかならなかった。とりとめない展開ですが、読みやすかったです。

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    2026年10月06日
  • ありか

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    ネタバレ

    血のつながりの有る無し問わず、強い絆で結ばれる家族の話。
    どなたかの感想に「瀬尾まいこさんの、この手の人情物はもういいかな」とあって、それはとても腑に落ちた。
    読み始めてしばらくは、美空とひかりと颯斗の平和なやり取りの描写が続き、私も「またこのパターンか」なんて思いながらするする読んでいたけど、最後まで読んで、温かい気持ちで読み終われて、やっぱり瀬尾まいこさんはいいなと思った。
    クライマックスに向けての、颯斗が失踪する場面、そして颯斗を見つけた時の美空の言動が心に残った。

    大切な人が、自分自身を大切に思ってくれない時、どう言葉をかければこちらの思いが伝わるんだろうか。今までもずっと悩みながら過ごしてきたけど、これから先も、生きていればこんな場面に出会いそうな気がする。でも、誠心誠意接していけば、いつかは「あなたが大切」というこちらの思いは届くんじゃないか。
    そんな希望を持たせてくれる終わり方だった。

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    2026年10月06日
  • 本屋さんのある街で

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    子どものときにあったはずの
    まちの本屋さん。
    お店の人との何気ない会話や
    自分の好きな本が多くなってたり
    取寄されてたり
    自分に向けて選ばれてるのかなと思ったり。

    そんなまちの本屋さんが最近見なくなっている
    あそこにあったはずなのにと
    ふと気づかされる内容です。
    本屋さんを応援したくなる1冊でした✨

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    2026年10月05日
  • ありがとう、さようなら

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    大好きな作家さんのエッセイ。
    どきどきしながら読んだけど、ただひたすらに心が温かな気持ちになった。
    やっぱり瀬尾まいこさんの書く文章がすきだ〜
    瀬尾さんが、作家と教師、二足の草鞋をされていたころに書かれたエッセイ。
    しかも今の自分と同世代の時の。
    先生としての瀬尾さんが、中学校の生徒たちと学び合いをしていて関係性が素敵だった〜
    合唱の話と、サプライズ部の話、卒業式直後のヘルペスの話。
    先生って職種は特殊だな〜とも思った!
    瀬尾さんのエッセイ他にも色々ゲットしたので全部読むの楽しみ〜〜!!!

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    2026年10月04日
  • 幸福な食卓

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    大浦君とのエピソード、胸が苦しくなった
    家族って名前を手放してみたり離れてみたりしても結局家族なんだなあ〜

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    2026年10月04日
  • そして、バトンは渡された

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    主人公の親が頻繁に変わる物語だが、主人公が不自由している点が、環境起因のものではなく、普通の子が体験するようないじめや、恋や、過保護な親などだった。
    主人公の強さと、親たちの包容力によるものだと感じた。

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    2026年10月03日
  • ありか

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    こんなにあったかくていいのかなあと思うけど、物語の中でくらい、おもいっきりあったかくてもいいよね。

    【読んだ目的・理由】瀬尾まいこさんの本が読みたかったから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆4.3

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    2026年10月03日
  • その扉をたたく音

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    ぼんくらに生きてきた主人公の宮路。音楽を職業として生きていきたいと考えているがなかなか芽は出ず29歳無職という状態。そんな中ボランティアでそよかぜ荘でギターをひくが、老人たちは興味なさそうな様子。一方で渡部のサックスの音色が宮路や老人たちの心を掴む。

    そよかぜ荘に通う日々を通してそして音楽を通して人を動かすものは何なのかを理解していく。老人たちの死を通して自分が嫌なものには目を背け好むものだけに目を向け続けていたことにも気づく。生きていくとは光だけでなく影も見ていかなければならないと。

    そういうことに気づくのに少し人より遅れただけだと思う。なんとなく働き出すより素直な宮地にとってはそれらをきちんと理解して目覚めてから次へ踏み出すことが必要だったのだと思う。人によって考える時間は変わる。時間をかけてでもそういうことに気づけるって素敵だし大事だと思った!

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    2026年10月03日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    16歳の大田くん、まだまだこれからの人生。とっても内容の濃い夏休みを過ごせたと思う。退屈な日を、すずかとの出会いが輝かせ、1日1日を精一杯走る姿が目に浮かんだ。これからの大田くんがどんな成長をするのか楽しみです。

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    2026年10月03日
  • そして、バトンは渡された

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    登場人物ひとりひとりの表情や感情が真っ直ぐ伝わり、目紛しく変わる状況にも対応できた。どの登場人物にも愛着が湧きあっという間に読み終わってしまった。

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    2026年10月03日
  • 強運の持ち主

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    占い師の言うことが信じられなくなった(良い意味で)
    自分自身や身近な人の方が占い師なんかよりよっぽど自分を知ってるのだからアドバイスはその人達からもらうこと!

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    2026年10月03日
  • 本屋さんのある街で

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    今やどんどん街から消えている本屋さんを舞台にしたアンソロジー。
    正直、自分の街には歩いて行ける本屋さんはBOOK・OFFしかないんだよね。
    どの作品も読後感が良くて、甲乙つけ難いけれど一穂ミチ先生の、主人公と中国の青年の交流を描く「歌うように生きて」が一番好きかな。あの後の物語が読みたいな。
    最初の瀬尾まいこ先生の「続きは書店で」も大好きです。
    全員女性作家かと思ったら坂木司先生は性別不明なんだね。

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    2026年10月02日
  • そして、バトンは渡された

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    昔本屋大賞を受賞していたから読もうと思って手に取った本。

    主人公が今まで短期間で何度も親が変わってきている中で、それぞれの親にそれぞれの形で愛情を注いでもらったと感じ取れていることがすごいなと感じた。私だったら、もっと被害者意識が芽生えたり、親が変わっていくことを素直に受け入れられなかったりすると思った。けれど、とても強いように見えた主人公もいちいち寂しさを感じていたら自分が壊れてしまうと、家族と一線を引いていたということを知り、主人公の中の葛藤を感じた。

    最後、主人公から森宮さんに目線が変わるシーンで、今までの主人公の親たちがそれぞれ心から主人公のことを大切にしていることがよく読み取れて、素敵だなと感じた。

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    2026年10月02日
  • 本屋さんのある街で

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    すごくよかった。本屋って温かい。
    本屋さんは時代的に経営が難しいのかもしれない。でも、コミュニティスペースという憩いの場としての役割もある。
    本屋×駄菓子屋、本屋×カフェ、素敵。私も働きたいなと思った。

    凪良ゆうさんの小鳥たちが1番お気に入りでした。

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    2026年10月02日