瀬尾まいこのレビュー一覧

  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの代表作の一つかな?中学駅伝をテーマにしたザ・青春小説です。読後感が最高です。僕も中学時代、陸上の長距離をやっていて、3年間駅伝にも出たのでその時のことも思い出しました。

    三浦しをんさんの解説にも有りましたが、なんでただ走っているだけなのに、あんなにも感動を与えるんでしょうね。陸上ってあまりにもシンプルな故の奥深さを感じます。

    この小説では、その内面を爽やかに描き切ったと思います。1区ずつ走者の視点で、前の走者、次の走者との関係性に焦点を当てながら襷(たすき)を繋いて行くので、1章が終わるたびに涙目になっていました。登場人物みんなの優しさが溢れているのも瀬尾まいこさんらしく、

    0
    2025年12月18日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の行を読み終えて、良かったなと思い、少しだけ胸が熱くなった。長い旅を終えて、ヘイスケの人生が始まって、良かったな、の良かったな。
    コウスケが帰ってきて、自分が継ぐはずだった戸村飯店で料理をしている兄を見て怒るだろう。自分の居場所が奪われるような気がして、不安で叫ぶだろう。それでも、すぐに仲直りするだろうと思う。思えるようになった。二人で店をやっていくのかもしれないし、戸村飯店が東京に出店するのかもしれないし、そもそもコウスケは埼玉の大学で自分のやりたいことを見つけるかもしれない。どれにしろ、良い方向に向かうだろうという予感がある。この二人なら大丈夫だろうという安心がある。素晴らしかった。

    0
    2025年12月12日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    薄めの文庫本で短時間で読めた。
    ギター弾きのボンボンのボンクラとサックスの上手い介護士とお年寄りたちとの関わりを描いた心温まる作品。

    0
    2025年12月11日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    29歳で夢をずっと追いかけていた主人公が
    老人ホームでの出会いをきっかけに
    自分の音楽や自分自身を見つめ直す物語。

    最後の水木さんの手紙にグッときた。

    自分も余命わずかで大変な中で、
    最後の力を振り絞って
    今まで伝えられなかった自分の素直な気持ちや
    主人公を奮起させる姿に勇気を与えられた。

    異なる環境で育った人間だからこそ、
    それぞれに見える人生の景色や価値観がある。
    自分の世界に閉じこもらず
    その広い世界を知り視野を広げ
    自分を見つめ直すことも時には大切。

    そんな小さな一歩を私も踏み出してみたい。

    0
    2025年12月10日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    久しぶりの瀬尾まいこ作品

    あと少し、もう少しに出てきた渡部くんがここで登場、熱い

    ぐうたらな無職の29歳があるきっかけで「目を覚ます」物語

    0
    2025年12月07日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    疲れたら休めばいい

    どうしてこんな簡単なことが難しく感じてしまうんでしょうか。

    日々一生懸命に生きすぎて、息がしにくいと感じる人も多いと思いますが、

    この世界にあるのは、だだっ広く広がる空や生い茂る木々や吹き抜ける風。全て縛りなんかない、まさに"自然"とはこのこと。

    私たち人間も自然の一部なんだから、きっと仲間に入れてもらえるはず^_^

    0
    2025年12月06日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    高校二年生が一歳十ヶ月の子守りをするお話。主人公の大田くんは、瀬能まいこさんの「あと少し、もう少し」にも出ていたことに気づいて嬉しくなりました。子育てを思い出しながら、自分も前向きにならないとなと思いながら読みました。良い作品でした。

    0
    2025年12月06日
  • 強運の持ち主

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルと作者に惹かれて購入
    ある新人占い師を主人公に描く短編集
    占い師の同棲相手が、主人公の占いによると超強運の持ち主。だがすごいことがおきるわけではないのだが、ほっこりする日常が描かれ、そこに主人公が占いでなんとかしようとしたり、しなかったり、できなかったり、ほっとできる話

    0
    2025年12月06日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    死に向かおうとしていた千鶴が、最後には生に向かって歩んでいく変化がとても良かった。田村さんは無骨だけど優しさに溢れていて、海釣りに連れて行ったり鶏小屋に連れて行ったり飲みに連れて行ったり、そういうのが少しずつ本来の千鶴を目覚めさせたというか、気づかせたというか、そんな感じだった。最後には千鶴が都会に戻るためにお別れをするけど、別れ方も田村さんっぽいなあって思った。
    大量の睡眠薬飲んで丸一日寝て起きたのは笑った。

    0
    2025年12月05日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    家族になるのは簡単、だけど家族はそうそうなくならない、甘えてもいいけど大事にしなくちゃ

    ヨシコ最後に良いこと言うな〜
    最初は嫌な奴って思ってたけど、一気に株が上がった

    0
    2025年12月05日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    暗い話なのかと思ったけど、ほのぼのしていて、サラッと読めた。初めて瀬尾さんの作品を読んだけど、他も読みたい。

    0
    2025年12月04日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    10代が主人公のお話は、さすがにおもしろく読めるかしらと思ったけれど、そんな心配はいらず。
    まったく同じ経験はしていなくても、自分も10代だったことがあるのだから、当然といえば当然かもしれない。

    文庫だったので、持ち歩き用で、主に通勤時に読んでいたのだけれど、くすりと笑えたり、じんわり涙したりと、移動中に読むものでもなかった。

    これまで数冊しか読んでいないけれど、瀬尾まいこさんの作品は、やはりよいなぁと思う。(自分に合う)

    0
    2025年12月04日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    ものすごくドラマチックな何かは起きないけれど、なんかいいなぁって気持ちになれるお話。
    みんな色々悩んだりはするけど、美味しいもの食べて、夜しっかり寝て、毎日散歩してたらなかなか死にたいという発想まではいかないものよね。
    もし今後死にたいって人に出会ったら、カウンセリングとかよりまず美味しいものと寝心地の良い布団を提供しようと思った。

    0
    2025年12月03日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    最初は、ちょっとイライラするくらいのぼんくら君が、しっかり「起きて」大人になってく。
    主人公よりも、だいぶ年上の私も、何となく一緒に改めて前を向きたくなった。
    それにしてもお年寄りとのふれあいって本当に凄いなと思った。
    お年寄りだから達観してる訳じゃない。きっとしっかり生きてきてるから、若者の本質を見抜いてるんだろうなと思った。
    しっかり生きていこうと改めて思えた。
    とても読みやすいし、心があったかくなる。

    0
    2025年12月02日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    瀬尾さんらしいヒューマンストーリーで心がポカっと温かくなる小説でした。
    主人公のどうしようもない宮路が老人ホームで働く渡部君との出会い、そしてなんだかんだ可愛がってくれる水木のばぁさん、はじめ多くの人とのかかわりの中で心や行動が変わって行く優しくて温かくて、どこにでもありそうでなさそうで、こんな出会いが沢山の人に訪れて欲しいと願いたくなる物語でした。
    瀬尾さんの描く世界は目に浮かぶ、手に取れるそんな人物像の描写でどんどんのめりこんで行ってしまいました。こういう時間が小説の醍醐味。
    最後は涙なくしては読めなくなってしまいました。
    やっぱり瀬尾さんの本が好き!って思わせてくれる一冊です。

    0
    2025年11月29日
  • 見えない誰かと

    Posted by ブクログ

    人見知りで他人と関わるのが苦手だった著者。教師になり、生徒や保護者そして同僚と...人との繋がりに喜びを見出していく。ひとつひとつの出会いを大切にされていて、この経験が瀬尾さんの温かな作品に通じているのか〜と納得でした。

    0
    2025年11月24日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    誰かが誰かを想って走る。
    ただ走るだけのバトンをつなぐリレーじゃなくて、思いやりのバトンをつなぐリレーだった。

    だいすきな瀬尾まいこさんの本。
    本当に瀬尾まいこさんが書く、登場人物たちの鮮明な感情が好きなんだよな。読書にハマったばかりの私にとって瀬尾まいこさんの本たちは、基本的に読みやすくて、そして共感もできて、この本もその中の一冊。

    久しぶりに本に触れた一冊目でもあった瀬尾まいこさんの「その扉をたたく音」に出てくる渡部の幼少期が見れるということで気になって読み始めた。

    私は、走ることが嫌いで学校行事のマラソンとかも本当に大嫌いなんだけど、この本に出てくる人物たいは、ただ走ることが大好き

    0
    2025年11月24日
  • 天国はまだ遠く

    Posted by ブクログ

    ************************************************
    仕事も人間関係も上手くいかず自殺を企む23歳の千鶴は、
    辿り着いた山奥の民宿で睡眠薬を飲むが、失敗してしまう。
    大自然や、民主田村の大雑把さや、大らかな村人に癒され、
    少しずつ変化し、また、自分の居場所を見つめ直していく。
    ************************************************

    瀬尾さんの作品はこれで三作目。今まではしっくり来ずで。
    でもこれは好きでした。ベタな話かもだけど、とても好き。
    (長編を読んだ後で、短くサクッと読める感じも良かった!)

    まず、

    0
    2025年11月21日
  • 優しい音楽 <新装版>

    Posted by ブクログ

    少し不思議な出会いが、初めは「こんなことある?」と思わせる。
    読み進めるうちに、その不思議な出会いからいつの間にか気持ちがあたたまる、そんな短編集だった。

    0
    2025年11月19日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男子中学生×陸上部(駅伝)という、王道の青春小説。

    いじめられキャラでいつもオドオドしている子。
    グレてしまい周囲に煙たがられている子。
    陽キャで友達や先生に頼られすぎてしまう子。
    本当の自分をさらけ出すのが怖くて斜に構えている子。
    ある思いを秘めたまま、誰かの役に立ちたいと思う子。
    周りとの調和を図るあまり自分を後回しにしてしまう子。

    とまあ、いろんな事情を抱えた子たちが、それぞれぶつかり合いながら、慰められながら、励まされながら、いろんな思いを胸に走っていく。

    温かい気持ちになりながら、「あーもう少しで読み終わっちゃう・・」と名残惜しい気持ちになりながら、最後は少し涙ぐんで、彼らと一

    0
    2025年11月18日