瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    上村小春のキャラクターがとても好き。
    主人公との掛け合いもテンポよく面白く、一気に読んでしまった。
    他の方も書いてますが、瀬尾さんの作品は優しさに溢れていて、読むと心がほっこりしますね。
  • 戸村飯店 青春100連発
    正反対の兄弟がそれぞれ成長していく姿にニンマリしながら、ハッとしたりジワぁとしたりテンポよく読み進めることができる作品です。美味しい匂いがしてきそうな食欲もそそられます!兄弟のその後も気になる一冊です。
  • 天国はまだ遠く
    仕事に人間関係に疲れ、生き詰まってしまい、人生を終えようとするも「失敗」してしまう。
    簡単なことのように「失敗に終わった」と表現するところが、ユーモアがある。「死ねなかった」と嘆くのではなく、「仕事もやめ、貯金もおろし、彼にも最期の手紙を残した」のに、想定外だった(汗)と困惑する(笑
    死に場所に決め...続きを読む
  • 戸村飯店 青春100連発
    戸村ヘイスケと戸村コウスケはそんなに仲が良いわけでもない(かといって悪くもない)兄弟。小説家になると言ってヘイスケは家を出て行ってしまい、残されたコウスケは家業の中華料理店を継ぐ決心を固める。
    東京と大阪に暮らす二人の兄弟の日常が交互に描かれます。全体的に明るいムードで楽しく読めました。脇役キャラた...続きを読む
  • 優しい音楽 <新装版>
    のめり込むほどキャラクターが濃いわけじゃないし、エピソードもものすごくときめくわけじゃない。なのに、スルスルと読み進めて爽やかな読後。こんな人ばかりだったら大変だけど、こんな人ばかりだったら幸せだなって暖かくなれる。なんだ?この作者は、一見「問題」と見えそうな事柄を爽やかに「ネタ扱い」のように視点を...続きを読む
  • 春、戻る
    結婚を間近に控えた望月さくらの元に、兄と名乗る男の子が突然現れる。
    明らかにさくらよりひと回りは年下なのに、どういう設定なのか。
    お兄さんの正体が早く知りたい。
    お兄さんは、さくらのアパートに押しかけてきて料理を教えたり、婚約者の山田さんの実家の和菓子屋さんに顔を出したり、人懐っこくて憎めない。

    ...続きを読む
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)
    子どもをお世話する不良少年の話だけどそもそも設定も内容も面白すぎてすぐ読めた。全力で頼る子どもの無条件の可愛さ、不良少年の母性とも言える優しさが伝わる。いくつになってもおいでって素敵な言葉なんだと気付かされた。
  • ありがとう、さようなら
    いつもあたたかいお話を書く瀬尾さんは、生徒達のことを同じように暖かく思っていてほっこりしました。
    そして中学生という多感な時期ですが、中学生でもこんなかわいくて素直な部分もあるんだと微笑ましくなりました!
  • おしまいのデート
    祖父と孫娘、元教師と教え子、公園に捨てられた犬の世話を通じて知り合ったOLと大学生、男子高校生同士、それぞれのデートの様子を描いたショートストーリー。そして、最後の話は、保育園児の父親と保育士が園児も含めてデートするために試行錯誤する様子を描いている。

    いずれも、心がほっこり温まるストーリーだけど...続きを読む
  • ありがとう、さようなら
    瀬尾まいこ、エッセイ集。

    数々の作品を読んだけど、
    なるほど、中学校の先生なのですね!


    寝ること、食べることを大事にする様子や、
    苦手といいつつ、なんだかんだで走るのが好きなのかなぁと思わせるエピソードの数々が、作品に表れてるんだなぁと納得。
    『もう少し、あと少し』の陸上部の先生は、自分がモデ...続きを読む
  • 図書館の神様
    大きな展開があるわけでもないが、淡々と美しい物語がこの一冊に綴られている。
    垣内くんの
    「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。見ず知らずの女の人に恋することだってできる。自分の中のものを切り出してくれることだってできる。とにかくそこにいながらにして、たいていのことができてしまう...続きを読む
  • 春、戻る
    いつもより少しだけお洒落なカフェで読みたい一冊。
    見ず知らずの年下の兄が現れるという奇想天外な設定なのに、違和感なく日常に上手く溶け込んでいる。
    登場人物は皆精一杯生きている普通の人たちで、悪人はいない。だからこそ、一見ぶっ飛んだ設定が無理なく溶け込んでいるのだと感じた。
    お洒落なカフェで日常を生き...続きを読む
  • ありがとう、さようなら
    カフェ併設の本屋さんでかるーく読むために物色しててこちらを購入。
    瀬尾さんの温かい作品そのままの日常の描き方にほっこりしました。
    短編小説は苦手なんだけど、エッセイだと短くても読めるなぁ、とわかったので、機会があったら「ファミリーデイズ」も購入しようっと。
  • 図書館の神様
    とても読みやすく
    さらっと読めてしまう一冊


    紆余曲折あるわけではないが
    じんわりと染みる作品


    垣内くんと出会って
    少しずつ変わっていく清


    所々の表現がとても綺麗で
    繰り返し唱えたくなるフレーズがあった


    特にラストの親御さんからの手紙は
    とても気に入っている
  • 僕の明日を照らして
    自分は好きな話でした。辛いことから逃げるのではなく向き合うということ。この世のこと全部がハッピーエンドではないこと、でもみんながちょっとずつ成長していくこと。それらを感じさせてくれました。変な気持ちで終わってしまう人もいるかも知れませんが、ぜひ読んでもらいたい一冊です。
  • おしまいのデート
    『玉子丼はにおいのとおりにおいしかった。長ネギも玉子もとろりとやわらかく、玉子と甘いだしが絡んだご飯はふっくらしていた』

    かつて同じ時間を共にした人のことを思い出す時、何故か食べ物のことが一緒に思い出されることってないでしょうか?もしくは、何かを食べていて、逆にそれをきっかけにして、あの時のこと、...続きを読む
  • 僕の明日を照らして
    『ずしりと重い頭を振ってみる。今日は何度か床に打ち付けられたから、まだぼんやりしている。そっと目を開けると、さっきまで僕を殴っていた優ちゃんは、すっかり力をなくして部屋の隅に座り込んでいた』

    全国の児童相談所に毎年13万件を超える対応依頼があると言う児童虐待。多くの親は虐待を行っても、それを認め...続きを読む
  • ファミリーデイズ
    瀬尾まいこエッセイもオモロいやん!
    子供が小さいときのことを思い出して、ウキウキしてしまった。

    旦那さんのキャラクター、いいわぁ。こういう旦那になったら、うちの奥さんも幸せに感じてくれるかなぁ。野球にはそこまでのめりこまれへんけど、その分ジョギングとボルダリングがんばるし、ムッサ寝るし(笑
  • 戸村飯店 青春100連発
    いい小説だった。
    私は関東人だから、東京と大阪の違いをそんなに意識してなかったが、この小説が言うように案外違いは大きいのかもしれない。
    体に染み付いた望郷の念を1年東京で暮らして思い出すノスタルジックな青春小説でした。
  • 図書館の神様
    20200831
    瀬尾まいこさんの本は何冊か読みましたが、全体に漂う優しさにどうしようもなく惹かれてしまいます。
    人と人がお互いを気遣いながら生活していくことの尊さに改めて気付くような作品。