瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    なんて気持ちの良い作品だろう。瀬尾さんは初めて読んだけど、人気があるのがよく分かった。
    口の悪い店長が段々可愛く思えてくる笑

    主人公の梨木くんは人の良いところを見ようとするし、実際に見ている。人の様子にもよく気がついて、その上で相手にそっと寄り添える。それは全然平凡なことではなくて、むしろ宝物でしょう。
    彼のお陰もあって、つまづいてる人たちが進んでいけるようになっていくのが嬉しくて読後感が良かった。

    常盤さん、苦しかったね。
    先の道でどうか笑顔が増えますように。

    店長の大竹さんの言動が途中から可愛く感じられてニヤニヤしてしまった。随分捻くれてはいるけど困ってたら助けてくれる人ではあるもん

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    2026年04月11日
  • 幸福な食卓

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    主人公のヘンテコな関係の家族のお話。
    お父さん、心病んでしまって父を辞めるとか。お母さんは、別居してるけど、まだ家族との関係仲良くつづくなど。兄は、知能高いが女に弱いとか。そして、一番まともな主人公と周りは盛りだくさんの変な人たち。でも、憎めなく、なぜか愛着湧く。

    時は、主人公の中学時代から始まり大学受験までのストーリー。
    主人公、佐和子の周りでは、とにかく騒がしい。いい事もあれば、辛い事、悲しい事もあり、読んでいる私も心情穏やかになれない。

    しかしなぁ、ボーイフレンドの彼とハッピーに終われば満足なんだろうけど、それはそれで、普通の終わり方でつまらんしなぁ。でも切なかった(T ^ T)

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    2026年04月08日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    ちょっと現実離れしたところもあったけど、読みやすく暖かい話だった。
    口の悪い大竹店長が主人公のアフターデイズも面白かった。
    ずっと彼女を作らなかった梨木くんの彼女って誰?河野さん?
    もう少し続きが読みたかったなあ。

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    2026年04月08日
  • 幸福な食卓

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    星3と4で迷ったけど、やっぱり4!
    一つ一つのエピソードやキャラクターは正直言って「えっ?」と思うような個性なんですが、全体的にみると、家族や身近な人をもっと大切にしたくなるような、心が温かくなるストーリーでした。

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    2026年04月06日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    夢中になれるものもなく、日々をやり過ごしていた大田君が先輩からの頼みをきっかけに、幼児に真剣に向き合う姿がとても良かった。「自分なんて、、」と思っていたけど、「走ることは得意」と自分の得意なことを活かしてこどもたちを楽しませている大田君は、鈴香との関わりを通して前を向いていったと思う。

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    2026年04月05日
  • 夜明けのすべて

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    明るく楽しい時間を過ごせる相手が沢山いると人生は豊かになる。でも、言ってはいけない?触れてはいけない?ことを気にせず口に出して伝えあえる相手が1人いることもまた、心を穏やかに、前向きにさせるのだなと思いました。

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    2026年04月04日
  • 夜明けのすべて

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    心に病を持つ人々が少しずつ前向きに、人生に仕事に向き合って行く様子を淡々と綴った物語。登場人物が語る心境に似た様な気持ちになることは誰しも起こりうると思う。物語を通して事件やドラマチックな展開はないけれども、読み終えると何となく気持ちが明るく暖かになれる作品だと思う。

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    2026年04月04日
  • 私たちの世代は

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    大好きな瀬尾まいこさんの作品。
    温かい文体に心癒されながら読んだ。
    ジグソーパズルみたいに、読み進めることで話の全貌が見えてくる感じが楽しかった。

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    2026年04月04日
  • 私たちの世代は

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    コロナの流行時にすでに中年だった者が振り返れば、これまで生きてきたうちのわずかな年数にしかならないけれど、子どもだった人たちにとってはその年数が人生の大半を占めていたことになります。

    入学しても登校できないから、同級生の顔もわからない。世間にバイ菌が蔓延しているおかげで古来の「バイキン」と呼ばれるイジメが減ったというのは皮肉ですが、それとは違う過酷な状況に置かれていた彼ら彼女ら。

    子を思う親の気持ちの表し方もそれぞれ。一方で、親から愛情を注がれることなく育った子もいます。ひとりひとりの幸せを願ってやみません。

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    2026年04月04日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    2023.11.9

    「いつもなみちゃんは、僕が家に行くことをとても嫌がる。」
    ――「優しい時間」の1行目。ここに伏線がある。

    何気なく読み始めたときは心に残らなかったが、読み返してみると、この1行目がとても重要だと気づく。たけるくんとちなみちゃんの心の動きが、ここにすでに表れている。

    2度目に読むと、きっとまた違って見える。
    タイトルの「優しい時間」も、まさにこの章のためにつけられたものだと思う。優しさにはタイムラグがあり、それが心に刺さった。

    P95の一文。
    「なんか深雪さんってイザベラに似てるね」
    さなちゃんが深雪に言った言葉。

    馬みたいなイザベラは意地悪だけど、ピンチのときには

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    2026年04月03日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    兄弟どちらも全く違うけれど魅力的。
    兄、弟、お互いがお互いを自分より恵まれていると思っている。悩みを正直に言える人もいれば、要領良く順風満帆に見えても、本人はものすごい葛藤をしていたり、心って難しい。
    自分の短所に悩んだり、人を羨んだり妬んだりしてしまう時におすすめ。

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    2026年04月02日
  • 私たちの世代は

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    あたたかかった。コロナ禍を中高生として過ごしたけれど、さらに幼い時期に経験した主人公たちの世代には、また別の大変さがあっただろうと思った。
    あの数年間という共有された経験から、私たちは失っただけではなく、得たものもあったのかもしれない……そんなことに目を向けさせてくれる作品だった。コロナを経験した全ての人々にとって、前へ進むために背中を押してくれる一冊だと思う。

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    2026年04月02日
  • 夜明けのすべて

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    他人に理解されにくい疾患により、「生きづらさ」を抱えたふたりのお話。
    側にそっと手を貸してくれる人がいるだけで、真っ暗だった夜が少しずつ空が白んでいくような希望が感じられる作品。

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    2026年04月02日
  • その扉をたたく音

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    まさか駅伝で推しメンだった渡部くんが再登場するとは!!
    始めは本当にあの渡部くん?!と思うほど大人になっていたが、宮路がウジウジし出すと昔のズバズバ言う渡部くんが出てきて懐かしくなった。

    本庄のばあさんはせいぜい70代後半くらいかと思ってたら、まさかの91歳だったことにも少し驚いた。とにかく悪役が出てこない、心地のよい物語だった。

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    2026年04月02日
  • あと少し、もう少し

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    寄せ集めのメンバー6人と新しく顧問になった頼りない先生が、中学最後の駅伝にのぞむ青春小説。

    同じ時系列を1区から6区を走る生徒の視点で語られ、それぞれが「襷を繋いで走る」想いを受け取り次の走者へと引き継いでいきます。
    メンバーは中学生らしく、物事を斜に構えている子、グレている子、いじめられっ子など様々。
    それをまとめる部長の桝井くんも、掴みどころのない子に見えていちばん闇があったり…。
    わたしは特に渡部と俊介が一緒にお弁当を食べるシーンがすきです。
    駅伝がなければ関わることがなかった2人が、お互いに誰にも打ち明けられなかった心にほんの少し触れる。一緒に過ごすうちに目に見えない友情や信頼が築か

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    2026年04月01日
  • 強運の持ち主

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    占い師である主人公は占いで出た結果の伝え方の技術や表情•態度からその人の将来を読み解く技術が長けていてとても勉強になった。

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    2026年04月01日
  • 私たちの世代は

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    マスクを外してチョコを食べたらまたすぐマスクをつける。

    そんなことしてたなあ。今思えばおかしな話だが感染症が世界に拡がってしまった当時は本気でそんなことをしていたし、しなきゃ死ぬかもしれないと思っていた。
    こんな時代を経験した子供たちの成長の話。
    こんな時代じゃなかったら、と思う事はきっとあったと思うけど、でもこんな時代じゃなくても厳しい事はたくさんあっただろう、と想像することができた登場人物はきっとその後の人生も強く生きられるんだろうなと思った。
    登場人物がみんな優しくて心が落ち着く本。あっという間に読んだ。

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    2026年04月01日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    鈴香との出会いで前向きになる大田のまっすぐさに感情移入してしまった
    ラストで名残惜しさを感じながら部屋を出るシーンが1番心に残っている

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    2026年03月31日
  • 掬えば手には

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    何でも平均値だという思っている主人公の匠の素晴らしさはコミニュケーション能力。周りの人を助けようと思う優しい心根が、周りの人が心を開くきっかけを作り和やかになる。それは、どんな秀でた才能より素敵なことだなと思う。

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    2026年03月30日
  • おしまいのデート

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    5つのおしまい
    おしまいははじまりに必要
    読後は少し切ない気持ちになるが、それと同時に温かい気持ちが湧いてくる

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    2026年03月30日