瀬尾まいこのレビュー一覧
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大浦くんと佐和子の二人の会話のやり取りや関係性にほっこりした。
大浦くんが佐和子のことを大好きなのが伝わってきて可愛いなと思った。
最初の始まりでいきなり佐和子のお父さんが今日から父さんをやめる、って言ったところは意味がわからなくてちょっとイライラしたけど、読めば読むほどこの物語の世界が好きになっていった。
なにかでこの本は結構暗い?っていう感想を見た気がして意気込んで?読んでたけど、たしかに最後のほうで思わぬ展開があり、あまりにもびっくりしたのと悲しくて泣きそうになった。電車の中で読んでて止まらなくなりそうだったので読むのを一旦中断した。
たまにこういう展開になってしまう本に出会うことがあ -
Posted by ブクログ
PMSの症状で唐突にイライラして仕事にならない藤沢さんと、パニック障害によって元の生活に戻れなくなってしまった山添くん。お互いに、自分のことはどうにもならなくても相手を助けることはできそうだと優しい気持ちに溢れた物語。
『すごい病気だよなと時々思う。…外食もできないし、電車にも乗れない。誰かと共にいることを避けたくなる。家族に会うこともままならず、一人でいることを優先する生活。こんな日々がいつまで続くのだろうか。慣れてはきたが、先を想像するとぞっとする。』
自分が今まで深入りしてこなかった苦しみが、様々書かれていたけれど、この先のためにも読んで良かったなと思いました。
どことなく「夜明け」 -
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ネタバレ人の気持ちを読み取れる才能が自分にあると信じている主人公・梨木。根底に「特別な存在になりたい」という願いがあるから、自身に証明するために才能を利用して相手を慮る行動を取っていく。
文字通り受け取ると、自己肯定感を補うために動いているように見えるが、実際の梨木はそうじゃない。本当に相手を思いやる気持ちがないと出来ない行動をするので、見習いたくなる。
でも、優しさとはうらはらに、人に対する執着心がなさそうで、それがちょっと妙だった。実は全員に対して平たく関心が薄いのかも、とも感じ取れてしまった。よく言えば、博愛主義っぽいというか。
そんな梨木が、秋音との別れには躊躇する。この経験を通して、物 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社長すごく良い人!会社の人もみんな良い人!
きっと現実には、従業員も職場環境も(上司だけ、仕事内容だけ、はあるかも?全部良いなんてないよね)
あんなに良いところはないだろうし
藤沢さんみたいな人と山添くんみたいな人が
たまたま会って受け入れて良い方になって…
なんてことはないんだろうけど。
いきなり髪の毛切ってあげようと思って家に押しかける人、そしてそれを受け入れる人いないから!
山添くんが
出来ないことを受け入れること
好きなものは諦めなくて良いことに
気付けたのは良かったなあ
悪い人、悪い出来事が出てこないから
読んでて疲れなくてほっとした〜
この作家さんの本はストレスなく読めて
読後