瀬尾まいこのレビュー一覧
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購入済み
急展開が待っていました
瀬尾まいこさんの作品はこれが初でした。
レビューを見てなんとなく読み始めたら、途中まで家族と恋人と学校を描いたどこかほのぼのとした青春モノの感じで読んでたんですが、急展開が…。
私は「えっ!?!?」ってなって、その衝撃で5分くらいページがめくれませんでした…。主人公の佐和子に気持ちが入りすぎて涙が出ました。
佐和子のお兄さんの一言でさらに涙。
読み終わった時に、家族や周りの人を大切にしていかなきゃ!そう思える作品でした。
瀬尾まいこさんの他の作品も読みたくなりました!! -
Posted by ブクログ
夫と離婚して1人で5才の娘ひかりを育てている美空
『ひかりがいない人生なんて考えられない。
私のすべてだと迷いなく言える』
この気持ちが最後までブレない。
前半の美空はあまり人に頼ろうとはせず、
自分ができる範疇だけでなんとか2人で生きていこうとゆう切迫感を感じた
2人だけの暮らしは時間と気持ちの余裕がない、、、
『大きな不安と底知れない安らぎ。ひかりの小さな体にはその二つが詰まっている』
毎週水曜日は義理の弟の颯斗君が、
ひかりのお迎えと夕飯の用意をしてくれる、
この親子に心の安らぎを与えてくれる
颯斗君は、ひかりのことが可愛くてサポートを惜しまないし、
保育園のカースト1軍保護者の -
Posted by ブクログ
身近な人たちの適度な距離感と温かさが心地良すぎて、実母との場面はもはやホラーのようで手に汗を握り、目を逸らしたくなる落差が凄まじい
美空とひかりの関係性はあくまで穏やかで親としての子育ての泥臭さはほとんど語られない
一方で、娘として母に支配され続けてる美空の葛藤から、ひかりにはただただ愛を注ぎたい、というのが痛々しいほどに伝わってきた
周囲の人の関わり方が理想的すぎて、全部の子育て世代がこうあればいいのになぁ
親子でも相性が悪いこともあるしそれでも簡単に切ることの出来ない血縁関係とは反対に、血の繋がりは重要ではなく情や友愛で繋がる関係性を丁寧に書きつつ、夫としてはどうしようも無かった人間 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社長すごく良い人!会社の人もみんな良い人!
きっと現実には、従業員も職場環境も(上司だけ、仕事内容だけ、はあるかも?全部良いなんてないよね)
あんなに良いところはないだろうし
藤沢さんみたいな人と山添くんみたいな人が
たまたま会って受け入れて良い方になって…
なんてことはないんだろうけど。
いきなり髪の毛切ってあげようと思って家に押しかける人、そしてそれを受け入れる人いないから!
山添くんが
出来ないことを受け入れること
好きなものは諦めなくて良いことに
気付けたのは良かったなあ
悪い人、悪い出来事が出てこないから
読んでて疲れなくてほっとした〜
この作家さんの本はストレスなく読めて
読後 -
Posted by ブクログ
なんとなく、はじめのナヨナヨした千鶴を見ていると、昔の自分を見ているようで少しイライラした。でも千鶴はパワフルだったし、ある程度の大胆さも持ち合わせていた。田村さんが言うように自己評価と実際の人柄は随分離れていた。
彼女の大胆さを表す行動に、記念に描いた絵を飾って貰おうと思ったが拒否された、とある。このシーンは好きだ。
彼女は良い人なのだと思う。車で数時間かかる場所までわざわざ来てくれる彼氏や、その彼氏に会わせるために封筒にマッチを入れた田村さんなどなど、彼女は良い人に恵まれていた。少しだけ精神が内に向きすぎていただけなのだ。
田村さんはとても優しい人だった。宿で自殺しようとしていたと打 -
Posted by ブクログ
昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。
「風が強く吹いている」は大学駅伝でしたが、こちらは中学駅伝です。
陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが…。
読み進めると見えてくるのは、メンバーの人間模様。
駅伝という同じ出来事、同じ時間を経験しているのに、見えている景色や抱えている不安、期待と劣等感の重さが一人一人全然違っていたことが印象的だった。
中学生ならではの繊細さをあちこちに感じられて、かつて私が経験したような思いも描かれていて、懐かしい気持ちになった。
誰かの正しさが、別の誰かの