瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 天国はまだ遠く

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    スラスラ読めた!

    読み始めたら止まりませんでした。
    2人の独特な関係性が読んでいてとても心地良かったです!人間は環境の変化で大きく変わる事ができるのだなと思いました。
    とてもおすすめの一冊です。

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    2020年03月08日
  • 傑作はまだ

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    暖かい

    身体への栄養より、心への栄養を!
    そんな食卓シーンが素敵すぎる。心の奥にジワーっと暖かいものが広がるそんな本でした。

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    2019年11月01日
  • 天国はまだ遠く

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    心の栄養

    もっとこの本の中に居たかった。心地よい居場所のような本でした。

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    2019年10月06日
  • 卵の緒

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    とても心地の良いお話だった。
    家族のかたちって
    色々あるよね。
    大切な家族をもっともっともっと大切にしたくなる本

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    2019年07月19日
  • 幸福な食卓

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    急展開が待っていました

    瀬尾まいこさんの作品はこれが初でした。
    レビューを見てなんとなく読み始めたら、途中まで家族と恋人と学校を描いたどこかほのぼのとした青春モノの感じで読んでたんですが、急展開が…。
    私は「えっ!?!?」ってなって、その衝撃で5分くらいページがめくれませんでした…。主人公の佐和子に気持ちが入りすぎて涙が出ました。
    佐和子のお兄さんの一言でさらに涙。

    読み終わった時に、家族や周りの人を大切にしていかなきゃ!そう思える作品でした。

    瀬尾まいこさんの他の作品も読みたくなりました!!

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    2016年05月20日
  • 卵の緒

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    へその緒ならぬ「卵の緒」心に響く話だった。瀬尾まいこさんの本は初めて読んだが、もっといろいろ読んでみたい。

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    2016年02月24日
  • あと少し、もう少し

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    ネタバレ

    正に駅伝の襷を渡していくように、スムーズに繋がっていく物語でした。区間ごとの走者それぞれの気持ちや状況といった背景がどんどん次の走者(章)に受け渡されていくにつれて、自分自身も駅伝に参加して襷を受け渡していく一員となったように引き込まれていきました。駅伝というと個人競技だと単純に考えていたのですが、この物語を読んで駅伝は走る人達の思いがどんどん受け渡されていく団体競技であるということを強く実感しました。熱い青春を感じると同時に、爽快感にも包まれる読後感でした。

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    2025年12月21日
  • 掬えば手には

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    平凡な男子大学生が超能力を手に入れる物語――
    そう思って読み始めたんだけど、

    あれ、なんだ、これって普通のことじゃない?

    読み手によっては、この能力が本当にエスパーのように映ったりするのかもしれない。
    この、どっちなんだろ?っていう曖昧さが絶妙なバランスでたまらなかった。

    察する文化が根づく日本では、
    人の気持ちを読む力自体は、程度の差こそあれ多くの人が持っている。

    人の気持ちに気づくこと。
    そして、それを行動に移すこと。
    多くの人が気づいていながら見ないふりをする中で、選び取って行動することは確かに普通じゃないと気付かされた。

    それにしても…、、大きな起承転結や伏線回収があるわけじ

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    2025年12月21日
  • 強運の持ち主

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    やさしい雰囲気で、ふとした言葉にほっと安心を得ることができる物語。ゆっくりゆっくりと、歩いていきたいという気持ちが高まる作品。

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    2025年12月21日
  • 掬えば手には

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    「人のこころが読める」平凡な主人公が、周囲の大切な人たちへ優しさを分け与えていく物語。
    あったかくて優しいお話でした。食べもので例えるなら、風邪をひいたときのおかゆのよう。疲れた身体に沁みる…

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    2025年12月20日
  • あと少し、もう少し

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    瀬尾まいこさんの代表作の一つかな?中学駅伝をテーマにしたザ・青春小説です。読後感が最高です。僕も中学時代、陸上の長距離をやっていて、3年間駅伝にも出たのでその時のことも思い出しました。

    三浦しをんさんの解説にも有りましたが、なんでただ走っているだけなのに、あんなにも感動を与えるんでしょうね。陸上ってあまりにもシンプルな故の奥深さを感じます。

    この小説では、その内面を爽やかに描き切ったと思います。1区ずつ走者の視点で、前の走者、次の走者との関係性に焦点を当てながら襷(たすき)を繋いて行くので、1章が終わるたびに涙目になっていました。登場人物みんなの優しさが溢れているのも瀬尾まいこさんらしく、

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    2025年12月18日
  • ありか

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    温かいお話だった。
    シングルマザーの美空が子育てや実母との関係に悩み疲弊する描写は辛かった。
    しかし、娘のひかりの天真爛漫な様子は、本当に微笑ましいし、美空を助けてくれる理解者の存在が美空を強くする。
    育児って大変だけど、とても幸せなひと時で、我が子たちの幼い頃を思い出すと、思わず微笑んでしまう。
    親も子供に育てられる。
    美空が立ち向かわなければならないのは実母だが、そのまま背を向けるのか、対峙できるのか、それとも我慢や妥協をするしかないのか?
    美空に頑張れと言って応援したくなった。

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    2025年12月17日
  • ありか

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    ネタバレ

    ひかりの可愛さにほんわかしたり、あまりにひどい美空の母親に苛々したり、読みながら色々な感情で忙しかった。
    シングルマザーで子供を育てていくのは想像しただけでも大変だけど、気を許せる友達がいたり、支えてくれる親戚がいたり、美空は人に恵まれて幸せだ!

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    2025年12月15日
  • 掬えば手には

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    自分の個性、特徴は?
    改めて考えた時、サラッとは言えないな…
    特別な能力は持っているのか?
    そんな能力あったら知りたいわ!笑

    本作は平凡な学生の生活が描かれていると思っていたけど、超能力を持っている梨木くんのあれこれ。
    目に見えない声が出て聞こえるって…

    梨木くんも一学生がもつ悩みを持ちながらも、自分の能力に驕ることなく、人のために行動する力!それこそ、素敵な力だな。そして、周囲に良い影響も与えていく。与えるだけではなく、その優しさも巡っていく。拘りよりも、周りに掬われている。
    優しい作品でした♪

    店長のオムライス食べたい!!!

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    2025年12月14日
  • 夜明けのすべて

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    PMSのイライラが抑えられず、人に当たり散らしてしまう美紗。パニック障害の発作に苦しむ山添君。そんな2人が、会社の同僚に見守られながら、なんとか前向きに歩み出すまでが描かれています。

    他者からの理解が得られにくい身体の不調は、大小はあると思いますが、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。頭痛であったり、緊張ゆえの腹痛であったり。それでも、自分の経験したことのない不調には、不寛容になってしまう。

    そのあたりが、会社の社長はじめ同僚の方々が素晴らしかったと思います。変に干渉するのではなく、無視する訳でもなく、まさに見守るという感じです。こんな会社も実在すればいいなと思います。

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    2025年12月14日
  • そして、バトンは渡された

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    何度も家族の形が変わった優子の、高校時代を軸として、その幼少期が少しづつ明かされていく物語。
    この作品で1番好きだったのは、森宮さん。優子の親歴が短いことに引け目を感じながら、一生懸命親であろうとする、不器用な温かさがすごく魅力的だった。

    最後まで読んでプロローグを読み返した。この場面は、きっと最後のエピローグに繋がってるんだろうな。

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    2025年12月14日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    最後の行を読み終えて、良かったなと思い、少しだけ胸が熱くなった。長い旅を終えて、ヘイスケの人生が始まって、良かったな、の良かったな。
    コウスケが帰ってきて、自分が継ぐはずだった戸村飯店で料理をしている兄を見て怒るだろう。自分の居場所が奪われるような気がして、不安で叫ぶだろう。それでも、すぐに仲直りするだろうと思う。思えるようになった。二人で店をやっていくのかもしれないし、戸村飯店が東京に出店するのかもしれないし、そもそもコウスケは埼玉の大学で自分のやりたいことを見つけるかもしれない。どれにしろ、良い方向に向かうだろうという予感がある。この二人なら大丈夫だろうという安心がある。素晴らしかった。

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    2025年12月12日
  • ありか

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    ネタバレ

    義弟のように、同僚のように、ママ友のように、ズカズカと優しく見抜いて生活に入ってきて、苦しさを和らげる。
    手を伸ばすまで、待たなくていい。
    小さな日常を支えるとは、そういう事かもしれない。

    あと、瀬尾さんの文章から「子ども」への愛情があふれ出ているようで、それがまた強く優しかった。

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    2025年12月12日
  • その扉をたたく音

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    薄めの文庫本で短時間で読めた。
    ギター弾きのボンボンのボンクラとサックスの上手い介護士とお年寄りたちとの関わりを描いた心温まる作品。

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    2025年12月11日
  • そして、バトンは渡された

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    最初は全体像がわからず始まるが、中盤から理解が進んで面白くなった。
    主人公は厳しい境遇ながらにどこか達観したような、でも自分なりの前向きな生き方であり、タイトルの「バトンは渡された」の通り、多くのバトンを受け継いできたことを感じさせる、気持ちの良い本だった。

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    2025年12月10日