瀬尾まいこのレビュー一覧

  • ありか

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    どんな人生でも出会う人によって、人は良くも悪くも変わっていく。
    美空はひかりの存在、颯斗くん達のお陰で強く生きていけるようになったけど、美空のお母さんは不憫だ。
    確かに元々子どもがそんなに好きじゃなかったり、生き方が下手、人との関わり方が上手く出来なかったのかもしれないけど。
    主人公・美空を苦しめる母だけど、悪人ではない。
    不器用なんだ。


    自分を強くしてくれる人の存在、守りたい人がいること、心の拠り所があるかないか、幸せっていろんな因子で構成されている。
    何気ない日常がながれる穏やかな四季の中、そんなことを考えながら読み進めていける温かい物語だった。

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    2026年03月21日
  • ありか

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    母のようにはならない、と心に決める美空。その気持ちがよく分かります。
    美空の母親のように、子どもにあまり興味がない親はそれなりにいるのです。虐待されているわけではなく、ちゃんと育ててくれました。でも、一緒に喜んだり怒ったり心配したり楽しんだり、そういう記憶がほとんどないのです。あれは尽くしてもらったな〜などという経験が、記憶を遡っても思い出せないのです。これは美空のことであり、私自身の記憶でもあったので、なかなかに共感できるストーリーでした。

    それにしても娘のひかりちゃんは信じられないほど可愛いくて、天使のよう。母親であり主人公の美空も、理性的で愛情深く穏やかな性格。
    そして美空の母親以外の

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    2026年03月20日
  • ありか

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    私にも子供がいるので共感できる部分が多かった。
    ちょうど家庭と仕事の両立するバランスに迷っていた時期だったので、やはり子どもとの時間を大事にするべきだと思えた。
    ひかりちゃんが純粋でかわいい!

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    2026年03月20日
  • ありか

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    『ありか』を読んで|家族のかたちは、心でつながるもの

    ありかを読んで、人は一つの性質だけでできているのではないのだと、あらためて感じた。

    明るさも暗さも、優しさも厳しさも、おしゃべりな面も寡黙な面も、本当は誰の中にもある。ただ、その中のどの部分が強く表に出るかで、「その人らしさ」が形づくられているのだと思う。

    主人公の美空は、もともとは娘のひかりのように、無邪気で天真爛漫な子どもだったのではないだろうか。けれど、母親との関係の中で、「人に迷惑をかけてはいけない」「嫌われてはいけない」という思いを強く抱くようになり、「すみません」と繰り返す、自信のない大人へと変わっていった。

    そんな美空

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    2026年03月20日
  • 幸福な食卓

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    家族は作るのは大変だけど、その分、めったになくならないからさ。あんたが努力しなくたって、そう簡単に切れたりしないじゃん。だから、安心して甘えたらいいと思う。だけど、大事だってことは知っておかないとやばいって思う。

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    2026年03月20日
  • そして、バトンは渡された

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    血縁関係を超えた親子の愛を描いた物語。
    主人公・優子は、親が変わっても要領良く対応できているように感じていたけれど、自分が結婚することを機に、いかに親たちが自分に対して愛情を注いでくれていたか気付く場面がとても良かったです。
    継母の梨花さんが森宮さんに言った「母親になると明日が二つになる」という言葉が特に響きます。
    ちょっとズレているのに真っ直ぐな愛情を向けてくれる森宮さんも最高。
    カタチにとらわれない親子があってもいい。
    幸せに満たされる作品でした。

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    2026年03月20日
  • 夜明けのすべて

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    瀬尾まいこの物語はやっぱり暖かい。久しぶりに読書をしたが、スルッと内容が入ってきた。
    今までの自分では無くなってしまった時、私はどうなってしまうだろうか。誰もが抱える不安を暖かく包み込んでくれるような物語だった。

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    2026年03月19日
  • ありか

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    いろいろ大変なこともあるけど終始暖かい話。周りにいい人が多いし、人生にひとつ光があるだけで全て何とかなると思えるくらいの光。幸せになってほしいとしか思えない。

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    2026年03月19日
  • 私たちの世代は

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    コロナ禍に小学生で、
    別々に育っていった二人の女の子の話

    他の人のコメントで
    どちらの話かわからなくなるとありましたが
    話の切り替わりでの絵が目安になります。

    リンゴマーク:冴ちゃんの話
    チューリップ:心晴ちゃんの話
    カバン:子供時代の話の合間の大人になった二人の面接の話

    途中では「一年で辞める宣言ってなんなの」とか
    「登校日、なんで行かせてあげないの?」とか、
    「引きこもりのキッカケって、これ?それがこんなに長くなる?」とか、
    ぷりぷりしながら読んでましたが、
    全部読み終わって、いい本だったと。

    登場人物の何人かには、
    色々思うところがあるけど、
    現実もそんなものかもね。

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    2026年03月19日
  • 私たちの世代は

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    もし感染症がなかったら…今が少し違ったのかなと思うことがあります。敏感に物事を感じとる子どもたちなら尚更…そう思うかも。
    でも、逆にあの頃があったから「今」がある。
    言葉がいかに大切か。会えることがどれほど幸せなことか。
    忘れかけていたことを色々と思い出させてもらいました。

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    2026年03月19日
  • 私たちの世代は

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    新しいウイルスによる感染症が大流行した時 子供達は学校で授業を受けられないとか制限がたくさんあって行事が出来なかったり大変だったよね。それで
    その年代の子供達は人との距離の取りかたが下手だとか積極的に人とかかわろうとしないだとか 何かと理由をつけて世代でくくるなんてばかげている。という言葉が刺さった。
    これから 自分のやりたい事を見つけて進んでほしい。 人と会って話して一緒にご飯を食べての普通の生活を大事にしていきたい。

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    2026年03月18日
  • 私たちの世代は

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    タイトルと冒頭からのいくつかの展開から
    群像劇のようなものを想像しながら読み進めたけれど、
    登場人物は多くなかった作品。

    コロナ禍があったから生まれた物語であるし、
    コロナ禍がなくても、もともとそこにあった物語でもあった。

    環境で物語は少し変化が起こるけれど、ちゃんと人がいれば明日はやっぱり明るいのだ、と思える作品。

    ひねくれた自分には前向きな理由だけで教師という職に就くことに怖さを覚えてしまうのだけれど、そういう世界にたまに触れるのも、悪くない。

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    2026年03月17日
  • ありか

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    愛の物語。

    ひかりちゃんへの愛情の描写が細かくて、自分の子育て中の気持ちを言語化してもらったような気分でした
    物語の流れは特に優れていると思いませんが、子どもが可愛い子育て経験者なら☆5、それ以外の人には☆4ぐらいのオススメ度。
    登場人物は良い人が多くさらっと読めます

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    2026年03月17日
  • そして、バトンは渡された

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    まさかこんなに泣くとは思わなかった。
    映画版はピアノのシーンがメインっぽいけれど、私はこの本を読んで最も印象的だったのは、森宮さんと優子の食卓のシーンだった。

    読んでるだけで「うわ、そんなに食べちゃう?」って位の豪華な夕飯とスイーツの数々。

    だけど、「美味しいものを共有したい」という想いこそ、シンプルに家族に対する愛情表現だな…と思った。

    私も後から振り返った時、子供と過ごした時間の象徴みたいな場面をいっぱい作りたくなった。

    そして、梨花の「明日が二つになる」という言葉。
    ここで涙腺大崩壊!

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    2026年03月17日
  • ありか

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    本屋大賞ノミネート作。

    瀬尾さんの著書を読むのはこれで3作目である。
    少ししんどさのある家庭、それを重々しくなくポップに捉えるような雰囲気で生活する登場人物が印象的。

    今作は登場人物が、毒親である実母1人を除いて本当にみんな優しい。
    日常にある小さな幸せに「ラッキー」と言える強さと、それを明るく伝えてくれる優しさに心が軽くなる。
    実母の愛をたくさん受けてきたわけではない、そんな事分かっているけど、大人にさせてもらった恩もある。
    だから断ち切れない。
    もしかしたら優しい言葉をかけてくれる日が来るかも、母だって大変だったんだし、そこまで悪い人ではない、そう信じたいから負のスパイラルから抜け出せ

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    2026年03月17日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    瀬尾さんの作品本当にだいすき!
    やさしい世界観なんだけど、ちょっぴり変わった登場人物たちに癒される。
    今回は、通彦が特に印象的だったな〜
    のんきでマイペースな性格と独特の料理センスで、通彦が出てくるたびに空気がふわっと緩む感じがすごく良かった。

    短編の中だと、「ニベア」が1番好きでした。
    一見ヘンテコな家庭に見えるけど、読み進めると切なくて温かい。優しい嘘という言葉がぴったりのお話だった。

    結局、凄い占いの能力を持った人が問題を解決をするわけではなくて、人が人を思う気持ちが、少しずつ人生をやさしい方向に動かしていくんだなと思った。

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    2026年03月17日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    ひとりで思い耽ってたそがれたり、何かの意味を見つけようとして旅に出てみたり、結局そこに満足のいく答えは見つからないのだけど、まぁ何かはある。という、人生あるあるを言語化してくれてちょっと嬉しい。
    米袋ジャンプをこんなふうに自分のものにできてしまうのは、瀬尾まいこだからなんだよな。

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    2026年03月18日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    最後の最後でうるっときました。これだけの環境の変化に、特別な不満もなく、信頼関係を築いていける優子に感心しました。学校での友達関係にも強くたくましく、ブレることなく突き進める優子に羨ましさをも感じました。
    映画は号泣すると聞いているのでいつか観たいと思います。

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    2026年03月16日
  • ありか

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    自分が親になった場合を考えながら読み進めていると、親子の関係性についてもっと理解を深めたくなりました。
    美空のように日々迷いながらも自分で考え、自分なりの答えをだして、一生懸命に生きていきたいと思いました。

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    2026年03月16日
  • そして、バトンは渡された

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    心あたたまる話。愛情いっぱいの子育てをしたくなりました。最後はもう胸がいっぱいで涙が抑えられませんでした。

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    2026年03月16日