瀬尾まいこのレビュー一覧
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ネタバレタイトルがちょっと覚えにくかった。ひらがな三文字、登場人物の「ひかり」ばかり頭に浮かんで、読み始めてからもなかなかタイトルがすぐに出てこなかった。
瀬尾まいこさんの作品は久々な気がする。そして、最近のはほとんど読んでなかったことにも気付く。
シングルマザー美空とその娘で保育園年長のひかり。別れた夫の弟の颯斗(はやと)←読めなかったけど、これ予測変換で上がってきたから、今は割とポピュラーな名前なのかも?颯斗がゲイであることは割と早くからわかってるけど、その心の闇(?)がわかってくるのがいわばクライマックスと言えるかも?あと、同じくシングルマザーで一人娘を育て上げるが、娘美空の心に重くのしかかる母 -
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ネタバレ◯心がポカポカする愛が詰まったお話
心がポカポカする場面が何度もあった。美空さんとひかり、ハヤトくんの何気ない夕食、ランドセルを買う日、一緒にお出かけする時。それら全てがポカポカした午後にお昼寝するような安心感や幸せを感じる。 美空の悩みやハヤトくんの苦しみがあっても、ひかりの一言や仕草でその場があったかくなる感じ。まさに、子供といると「自分の中に太陽の空気が入ってくる」ような気分にさせられた。子供って本当に頼もしい存在だな。
また、登場人物のはやとくんも好きだな。美空たちの話にズカズカ入り込んで、手助けする姿と自分に対する苦しみを持っているところが、人としての深さを感じる。クソババア -
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ネタバレ母親との関係に悩みながら、一人娘のひかりを慈しむシングルマザーの美空の話。離婚した奏多の弟・颯斗くんや、職場の宮崎さん、ママ友の三池さんに助けられながら、本当に大事なことを学んでいく。
毒親である母から、美空は暴力は受けなかったものの、「分相応をわきまえなさい」「女手一つで育てた」という言葉で洗脳されてきた。美空が「将来ひかりに何かしてもらおうとは思わない」とはっきり言っても、「ずいぶんえらいんだね」と返す母は、親らしからぬ態度をとっている。そうはなりたくないと思った。子どもの存在が羨ましくも思った。ひかんぽの件が面白い。ひかんぽ使ってみたい。 -
Posted by ブクログ
【本屋大賞を読む】この作品も家族崩壊の話!?と一瞬思ったけれど違った。複数の「親」に大切に育てられた少女の物語。明るいのがいい。血がつながっていないからお互い遠慮もあるし、ぎこちなさもあるが、選んで親子となったのだから、覚悟も違う。最後の父親の森宮さんがいい。いや、他の親も皆良かった。後半から登場するピアノ関連のエピソードも、自分がピアノを再び習い始めたこともあって面白く読んだ。でも、電子ピアノの音はやはりアコースティックのには叶わないと思う。電子ピアノはヘッドフォンつけて練習できるのは確かにいいんだけど。
真面目にがむしゃらにやっていることをいったん辞めて後にふっきれて戻ってきたら結果どう -
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美空さん、人間ができすぎている
颯斗くんも、人間ができすぎている
美空さんはどこまでもフラットで、だからこそみんなから助けてもらえるんだろうな〜
美空さん母は所謂「毒親」なんだろう
でも私はこの人の事を「くそばばあ」とか思えないんだよ
現代日本において母親の人権は保障されていないから
母親は子供の奴隷である事を求められるから
大袈裟じゃない
子は母親を殺さない、でも環境が母親を変えて、社会が母親を殺すんだよ
そのことを母になった私は知っているから
美空さんの母は「余裕がなかった」と言ってるわけで、この親子にもしも人手があれば、お金があればこうはなっていなかったんじゃないかって思わざるを得な