瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 天国はまだ遠く

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    自然豊な集落で生きる意義に気付く?お話
    きっかけは置いておいて⋯日々の喧騒から抜け出して自然の中でのんびりと過ごす⋯⋯憧れますね、とても気分良く読めました
    瀬尾まいこさんの描く主人公⋯今作品も変わらずブレずに真っ直ぐなヒロインでした(悪い意味でも良い意味でも)

    このお話⋯⋯続編はあるのでしょうか

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    2026年09月12日
  • 幸福な食卓

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    今思うと本を読み始めの時に、読むことが出来て良かった。
    想像していた結末とは違ったけれど、だからこそ本って素敵だなと思えたし、もっと色んな作品を読んでみたいに繋がった大切な一冊。

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    2026年09月08日
  • 掬えば手には

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    すごく心があたたまる一冊でした。
    言葉にできない感情や、日常の機微が繊細な筆致で掬い上げられていて、ページをめくるたびに心が静かに揺さぶられます。
    読み終えたあとには、自分の手の中にある大切なものや、誰かと分かち合う温もりに改めて気づかせてくれるような、優しさが残ります。
    また、心が落ち込んだとき読み返したいと思います。

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    2026年09月07日
  • 掬えば手には

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    本当にめちゃくちゃ良かった。

    読んだあと、今を受け入れて進むということの本当の意味に気づかされた。
    今のままで十分だって自分を納得させられるところが、自分にもきっとある。
    それは自分を慰めるような意味じゃなくて、本当に今のままの自分にちゃんと素敵な部分があるんだってこと。

    自分ではなかなか気づけないけど、良い部分がきっとあるんだと、心から思わせてくれる物語だった。
    それを踏まえて、それがあればまたちょっと先に進むこともできるんだと、温かいエネルギーをもらった。

    そして、店長のキャラが最高。
    最初に登場したときは「いくらなんでもこのキャラは好きになれるか不安…」って思っていたのに、読み進めるうちにむしろ一番好きなキャラになってた。
    空回りすぎてユーモラスになるほどの不器用さが愛おしくなるほど。

    だからこそ、その後の掌編『アフターデイズ』がめちゃくちゃご褒美感。
    彼らのちょっと進んだ日常が読めてこれ以上ない幸せな余韻を感じられた。

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    2026年09月06日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    誰かと一緒に音楽を奏でたくなる、そして人に接したくなる一冊。
     カフェで見つけ、短いし、息抜きに良さそうだと思い読んでみました。さらっとして、楽しげな文章で読みやすく、小一時間ほどで読めてしまいました。
     神こと渡部くんとのやりとりも面白かったですが、何より、ホームの入居者さんたちとのやりとりが微笑ましかったです。主人公が彼らのために、悪態をつきながらも、差し入れの品を考えて渡したり、ウクレレを練習したりして、楽しみながら積極的に関わっていく様は、こちらまで嬉しくなりました。
     作中に出てくる楽曲も話に合っていて、とてもよかったです。特に、グリーンデイのWake me up when September endsの歌詞とのリンクが素敵でした。
    「無邪気じゃいられない。9月になったら起こしてくれ。」は主人公に、そして、「記憶を失っても、何を失ったかは、決して忘れない。」は彼と関わった入居者さんたちに繋がっています。
     そして、最後の手紙はうるっときてしまいました。
     主人公の演奏は、思ったのと違う方向、その恥ずかしさでですが、確かに1人の人の心を動かしていました。
     この作品からは、音楽と人とのつながり、誰かのために楽器を弾き、歌うことの楽しさが詰まってきました。
     この主人公が楽器を続けていたのは、自分の才能を示したいとか、本気でプロになりたいとかではなく、誰かと楽しい時間を過ごしたい、初めてバンドを組んだ時の青春をもう一度味わいたかったからなのでしょう。
     そんな主人公と本庄さんとのウクレレ練習はまさに青春を感じました。ラストで、記憶を失っても、演奏の楽しさは忘れなかったんだなと、やっぱり少し泣いてしまいました。

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    2026年09月04日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    普段機嫌の悪いあの人
    話を聞いているのかわからないあの人
    俺を嫌いかもしれないあの人

    それぞれに事情があるのかもしれない
    人に気を遣う余裕がないのかもしれない
    誰かに愛されるという経験がなかったのかもしれない

    一度立ち止まってそう考えるだけで、俺の心も、相手の心も救われる瞬間があるのかもしれない

    望まれていなくても、無理矢理にでも、
    掬えば手には
    誰かを救う一手があるのかもしれない

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    2026年09月04日
  • 掬えば手には

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    ページをめくる手が止まらなかった。
    すっごく読みやすくて、読み終わった後に心が満たされる感じがした。
    私はつい初対面で自分と合わないと感じた人とは距離を置くタイプだけど、梨木くんは一見冷たく見える大竹さんや常磐さんに、梨木くんなりのアプローチで相手のことを知ろうとしていて、私も見習いたいと思った。

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    2026年09月04日
  • 私たちの世代は

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    あの時から世界が一気に変わった。一人でも何不自由なく生きていける世界になった。いや、元からそうだったのかもしれないがそれに慣れて逆に人と関わることが難しいと感じてしまう、一人の方がどうしても居心地が良くなっている。
    町から人が消え、その分携帯の中に人が溢れている当時の異様な光景。SNSで簡単に人と出逢えること。その分簡単に離れることが出来てしまうこと。目に見えないウイルスだからこそ人々がピリピリしていること。『やっぱり他人より自分』それだけが目に見えて怖かった。誰も悪くないからこそ誰も責めることが出来ないからこそぶつける所がなくやるせなかったこと。これから先一生忘れることはないと思うし、忘れてはいけないことだと思います。

    幼少期から学生卒業までの時間は人をつくる一番大事で重要な時期だと思う。
    よく、「今の若い子は~~」と悲しい言葉を聞くとがあるけど、そらそうだよな。そういう言葉を吐く大人たちは当たり前だと思っていたことが当時の子達はあたりまえなんかじゃなかったのだから。
    人生の中で一番と言って良いほど大事な時期を家に閉じ込められ人との交流が出来ない状況で生きていなければならないこと。凄く心が痛かったです、その中で一生懸命自分を探しながら生きている子供たち、この先生活していくうえで生きづらいと感じることもあると思います、それでも生きていかなければならない、働かなければならない、そんな子どもたちを私は尊敬します。大人たちは少しでもそういう子達が生きやすく、働きやすくなる世界を一緒に作っていかなければならないのではないだろうかと思いました。

    凄く考えさせられるお話でした。
    始めは私の読解力がないため、時系列と人物がゴチャゴチャになってしまったりしたけど、読み進めるうちにいろんなことが繋がっていく感じもまたすごく面白くて気持ち良かったです。
    出会えてよかったお話でした

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    2026年09月03日
  • 天国はまだ遠く

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    田村さんと自然を通して主人公が自分を取り戻す様が穏やかで強くて優しかった
    少しのことで死にたくなるし、少しのことで自分らしく生きられる
    適当さと優しさの塩梅が完璧な田村さん 良い〜〜〜〜

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    2026年09月01日
  • そして、バトンは渡された

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    【愛する、愛される尊さ。】
    家族がコロコロ変わること、きっと「大変だったんだろうな」と思ってしまうけれども、当の本人は幸せに楽しく生きている。人の幸せを勝手に判断しちゃいけないし、常識や先入観にとらわれちゃいけないな。みんな、誰かのことを真剣に大切に想っている。本当の親子じゃなくても、いや、そんなこと全く関係なく、愛することの尊さを感じた。

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    2026年09月01日
  • 強運の持ち主

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    ルイーズ吉田は占い師。実はいいかげんな占いだけど、よく当たると評判。
    営業時代に培った記憶力と直感で相談者の悩みを聞き、適当なアドバイスを送るだけで客は満足して帰ってゆく。

    ルイーズにはあらゆる占いで「強運の持ち主」とされる恋人・通彦がいる
    そんなルイーズの元には、時おりちょっと変わった依頼もあり…。

    落ち込んだ時、だれかに話を聞いてもらって、背中を押してもらう。それだけで、ちょっとだけ勇気がでるのです。

    それは占いでも相談(最近ではAIに)でも、結局は同じことなのかもしれない。

    人って結局、自分以外の誰かに話を聞いてもらえて、「大丈夫だよ」って言ってもらいたいんですね。それだけでほんの少し元気になれる。

    「強運の持ち主」は、誰かに「大丈夫だよ」と言ってもらえるような、あったかい物語でした。

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    2026年08月31日
  • 私たちの世代は

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    あれ?もうそんなに経ったっけ?と一瞬思ったけど、まだそんなに昔じゃない、と気づいて不思議な気持ちで読み進めました。2026年の今から、まだ記憶に新しい過去と、まだ来ていない近い未来、そしてその間、今年の話も。
    私自身はあの時期の生活の仕方そのものには全く不便を感じず、なんなら快適でさえあったところもあるけど、子供にとっては重要な数年だったし、今もまだその余波は現在進行系なんだろうな、と。
    最後の方、ずっと涙が止まらず読みました。皆良い人。

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    2026年08月30日
  • 私たちの世代は

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    いい人しか出てこなくて、ハッピーエンドで終わる小説って、途中でシラけてしまうことが多い。しかし、瀬尾さんの作品はなぜかそう思わせない何かがあるんよな。そして、必ず魅力的なキャラが登場する。今回は、冴ちゃんのお母さんが最高で、好きになった。彼女が主人公の小説を、1冊書いてほしいって思ってしまった。

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    2026年08月29日
  • 天国はまだ遠く

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    便利な世の中になった今、何にもとらわれず、
    生きるためだけに毎日を送る生活はきっと味気ない。
    けど羨ましい。

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    2026年08月28日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    ネタバレ

    さみしいさみしいさみしい、とにかく幸せな気持ち

    鈴香は小さくても大田くんのこと覚えているだろうし、
    定期的に2人で遊んでいて欲しい泣

    かわいい妹がやってきても、そのあと弟とかがまたやってきたとしても、鈴香がすげえ大事なやつだってことはかわんねえからな
    のシーンと、
    別れだとはわからないであろう鈴香が言う
    「ばんばってー」は泣いた

    もうだいぶ大田くんのファン。前作あるの知らなかったら次読みたくなった

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    2026年08月27日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    《人は人との関わりの中で成長していく》

    「あと少し、もう少し」のスピンオフ。

    以前「あと少し、もう少し」を読んだ時に、みなさまのレビューとコメント欄で教えて頂いた作品です✧*。
    その節はありがとうございました♡
    今年の新潮文庫の100冊には選ばれていなかったのですが、無事GETしてきました(σ´∀`)σゲッツ!!
    タイトルに「夏」が入ってるので夏の間に読みたくて!なんとか滑り込めました⊂('ω'⊂ )))Σ≡

    金髪にピアスでふらふらしている俺が先輩の子どもの面倒をみる羽目に。何とかひと夏を乗り切ろうとする16歳の出会いと別れの物語。

    これは良すぎた…!
    夏の空気と子どもの成長と、主人公の心の変化がじわじわ沁みてきて、最後にドッバー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    幼い子どもを育てている今読んだからこそのこの破壊力!!!。゚(゚´ω`゚)゚。

    現実の育児って、なかなか子どもの成長を愛でる余裕ってなくて。
    でもこの物語は子どもの成長をその瞬間にしか見られないものとして、丸ごと味わうことの尊さを、ものすごく静かに突きつけてくる感じがあって。
    私も彼みたいに戸惑いながら、悩みながらも子どもの成長を楽しめる親でありたかった。゚(゚´ω`゚)゚。
    てか!16歳!育児うますぎない?
    母である私よりも人間力高いし!!!
    誰も勝負してないのに、なんか勝手に負けた気分になる←

    子どもの成長を見守っているようで、実は大人も一緒に成長させてもらってるんだよなぁ、としみじみ感じた。
    私も気付いてないだけで、子どもに成長させてもらってるのかな。
    元料理人の夫によると、料理はうまくなったらしいけど←

    タイトルも読み終わってから改めて見ると沁みる…!
    まさに今出会えてよかった1冊です✧*。
    でも子どもが大きくなって再読したらそれはそれで味わい深い1冊になりそう( ᴗ ̫ ᴗ )

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    2026年08月27日
  • おしまいのデート

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    どのお話もだいすきだった!!!
    『おしまいのデート』ってどんな意味なんだろうと思いながら読んだけど、タイトルそのものだった!
    『ランクアップ丼』がお気に入りでした!

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    2026年08月26日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    爽やかで柔らかな話だった
    眩しかったなぁ 笑
    鈴香の描写が手に取るように、、目の前にいるように感じられて愛おしかった
    その後の鈴香の成長や、金髪少年の高校生活の続編を書いてもらえたら嬉しいな
    是非 読んでみたい

    『あと少し、もう少し』の続編だったらしい
    そっちは読んでなかったので これから読んでみようかな
    中学時代の大田くん(金髪少年)も見てみたくなった

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    2026年08月26日
  • あと少し、もう少し

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    ネタバレ

    面白かった!元々駅伝はドラマティックだけど
    田舎の中学生の男の子たち。
    可愛くて爽やかな青春。
    駅伝の本番は読んでいてワクワクした。

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    2026年08月25日
  • ありがとう、さようなら

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    まさか全て中学校の先生の話題とは、、。
    いろいろな生徒がいて、読者も楽しませてくれる。
    瀬尾さんの正直な思いがたっぷりと詰まっていて、教師の仕事の醍醐味が伝わってくる。
    辛いこともあったであろうに、それらを吹っ飛ばす生徒との関係。これからのそして、今、教師の人々に読んでもらいたい。67ページのエッセイに集約されている。そこから読んで、どうしてそうなのかを掘り下げてみては。

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    2026年08月24日