瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 私たちの世代は

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    とても暖かい物語でした。

    瀬尾まいこさんの描く親子の関係は、あたたかく、愛情に溢れています。

    親になってから、また読み返したいです。

    親目線で読み直した時、また違った見え方ができるんだろうなと思います。


    また、コロナ時代を経験した人の方が、やはり共感しやすいだろうなと思います。

    コロナを知らない子供達たちに、この物語がどう映るのか気になります。

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    2026年06月13日
  • 掬えば手には

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    とってもとっても良かった。
    素晴らしい!!!!!
    やっぱり瀬尾まいこさんのお話は好きだなあ。
    心温かい気持ちになれる。

    主人公である梨木君が、人の心を読める力があるという。
    色んな人の心の声を読んで、助けたりして、みんなには『エスパーだ!』と言われるまでに。
    しかし、バイトの新人の常盤さんだけはなぜか心の声が読めず、なかなか心も開いてくれず‥というお話。

    『もっとこの人のことを知りたい』と思って、積極的に色んな人に接する梨木君がなんだか、かっこよかった。
    なんとなく見た目で声かけにくいと思ってしまったり、冷たい言い方をちょっとされたら怖い人かも‥と勝手に距離を置いてしまうことは誰しもあるだ

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    2026年06月13日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

     佐和子の家の朝の食卓はみんなが決心や悩みを告白する時間。父さんが「父さんを辞める」と宣言したのも、母さんが「家を出る」と言ったのも朝の食卓だった。みんなそれぞれの悩みを抱えながら生活している。 
     父さんの自殺未遂から、母さんは家で暮らせないと考えて別居し、佐和子の兄の直ちゃんは自分の精神的歪みを抑えるために真剣さを捨てて生活するようになった。そんな中、佐和子はくじ引きで学級委員になる。協調性のないクラスをまとめることに悩まされながらも、彼氏の大浦君の存在を頼りに困難を乗り越えてきた。
     しかし、付き合い始めて2年目のクリスマス1ヶ月前、大浦君が突然、佐和子へのクリスマスプレゼントのために働

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    2026年06月11日
  • 天国はまだ遠く

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    私は瀬尾まいこさんの書く文章が好きだ。
    まだ読書を始めてそんなに経っていないし、まだまだ読んだことない素敵な作家さんたちの物語もあるけれど、瀬尾まいこさんの作品は【君が夏を走らせる】と【天国までまだ遠く】の2作品を読んだ。
    どれも人とのめぐり逢いや出てくる登場人物の優しさやそういうのをすごく感じる文章だと思う。
    それはセリフのひとつひとつであったり、景色の描写であったり。
    読んだ後何となく心があったかくなるような、そんな作品だなと思う。
    今回の作品ももれなく心があったかくなった。
    優しい物語だった。

    瀬尾さんの本を集めたいなぁー

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    2026年06月10日
  • 天国はまだ遠く

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    自然豊かな場所に身を置き、人間関係に悩まず、自由で気ままにいられる。そんな生活いいなって、本書を読んでいて思った。

    私が実家に帰った時も、地方ということもあり、山があり田んぼがあり時には白鳥や狐がいる。自然が日常になると、心身共に浄化された気持ちになる。緑ってそれくらい影響あると思う。

    とにかく田村さんの懐が奥深過ぎて、裏表が無い純白な人だな〜って思った。本当にかっこいい。あ〜こんな人がいる環境で、自然に囲まれながら気ままに美味しい空気を吸って生きていけたらどんな幸せなのだろう。

    私の今の心情が千鶴と重なっている部分があった。千鶴の様に死にたいとは一切思わないが、仕事で上手くいかない、人

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    2026年06月10日
  • 天国はまだ遠く

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    文庫としてはかなり薄い部類に入ると思うのですが、大満足の1冊。
    再生、とはこういうことなのかなと漠然と感じます。
    私は田舎に住んでいるので、千鶴さんほど田舎暮らしというのに息のしやすさを感じることはないのですが、自分が触れてこなかった世界を見て触れて一喜一憂する千鶴さんを愛おしく感じました。
    とても面白かったです。素敵な一冊でした。

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    2026年06月10日
  • おしまいのデート

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    物語のクロージングは見事。
    登場人物の未来がぼんやり見えるような締め方。

    かんちゃんの話が一番好き

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    2026年06月08日
  • あと少し、もう少し

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    6人の中学生だけでなく、彼らと関わる全ての人の想いを、ジンワリと涙が滲んでくるのを感じながら読みました。子供、大人、関係なくみんなにあとがきも含めて読んで欲しいです。

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    2026年06月08日
  • 私たちの世代は

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    小学校時代をコロナ禍で過ごした二人の少女。
    最初は主語の違う物語が交差していて、人物把握にちょっと戸惑います。人物が繋がってからは読みやすくなりました。

    実際に経験してきたコロナ禍を思い出します。
    当たり前が制限され、息苦しかったあの時代が、誇張なく、リアルに描かれています。大人からすると「制限されて可哀想な世代」だけど、当事者の子どもたちにとっては「かけがえのない学生時代」。
    2人は全く違う環境で、それぞれ悩みを抱えて成長します。そして、大人になった2人が出会います。

    この話みたいにそんなに上手くはいかないとは思うけど、苦悩だけでなく、希望を持てる話で読後感はとてもよかったです。

    コロ

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    2026年06月07日
  • 天国はまだ遠く

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    序章部分が自分ごとのようで
    読んでて共感だらけ。

    田村さんとの距離感も、絶妙でよかった。

    私も近いうちに
    自然が豊かなところに行きたい。
    緑って大きな力があるよね〜

    森林浴をしたような読後感でした。

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    2026年06月06日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    読んでる最中ももちろん心が温かになるけど
    読み終わったあとからもじわじわ優しさ染み渡る
    瀬尾まいこさんの大好きな作品、また出来た!
    自分の平凡さにコンプレックスを感じる主人公の話。
    父も母も姉もクリエイティブな才能に恵まれてて、
    自分だけが何をしても平均点を取ってしまう。
    そんな中で、見つけた自分だけの特別な力が人の考えてることが読める能力だった!
    ちょっと不思議な、ファンタジー感と、
    主人公の梨木くんが元々持ってる心優しい部分とコミュニケーション力で、軽快な会話が楽しい!
    特に、バイト先の大竹店長との会話。
    最初はなんて性格の悪い嫌な人なんだ……って思ってたのにどんどん店長のことが好きになる

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    2026年06月06日
  • 夏の体温

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    この本も瀬尾まいこさんの本にある優しい感じが伝わってきました!
    壮太が本当にいたら面白いだろうなー!

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    2026年06月05日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    面白かった!同年代だから、土曜日学校終わって新喜劇観ながら昼食食べるのとか全く同じで、新喜劇の出演者やギャグもめちゃわかるし、懐かしかった。
    コテコテの関西弁のおっさんのかけあいは、本当面白いけど、今の世代の関東の人には意味不明なワードが多いかもしれない。
    「大阪人ならこうでなきゃいけない」みたいな型が、内輪にも外野からもあって、そうじゃない自分に居心地が悪くて、逃げ出したくて、頭冷やしたくて、、。「大阪人」に限らず、「長男だから」とか「営業担当だから」とか「体育会系出身だから」とか、誰しも周りが思い込んでいる型にハマらない自分に違和感を持つことがあると思う。慣れた環境を抜け出すのにパワーはい

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    2026年06月04日
  • ありか

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    ひかりちゃんが信じられないくらいかわいい。
    よって星5です。

    冗談はさておき、文句なし星5。
    私は瀬尾さんの本をいくつか読ませてもらっているけれど
    どれも「家族というのは血のつながりではない」
    ということを伝えてくれている感じがして好きだ。
    でもよく考えたら家族の基になる夫婦がそもそも他人同士なのだから、
    血のつながりだけが家族じゃないって、当たり前なのかもな。

    私自身はかっこつけて甘えるのが下手で
    結局親しいママ友も出来ずじまいだったけど、
    三池さんみたいな人だったら友達になれたかな。
    あんなさっぱりしてる人の隣にいると
    どこか申し訳ない気持ちになったかもしれないな。
    あとできるとしたら

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    2026年07月16日
  • 私たちの世代は

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    登場人物の持つ感情が素敵で、たくさんのことを考えさせられる作品。不登校、夜の仕事、中卒。そうと聞いて煙たがる人もいる中で、恥じるべきことではない、その環境下に置かれた人しか感じられないこともあるんだということをこの本が伝えてくれ、他人の考えを深く知らずに勝手に可哀想だなんて思っちゃいけないんだと感じました。
    「愛も幸せも形はない。だけど、それが見える瞬間は本当にある。」という言葉が本当に綺麗で素敵。私も日常の中にある愛や幸せにもっと目を向けなきゃと思いました。

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    2026年06月03日
  • ありがとう、さようなら

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     瀬尾まいこさんが、中学校の先生をしていた頃に雑誌連載されたエッセイをまとめた本です。
     学校のこと、生徒さんのことなどが書かれています。
     もう20年ほど前のことが書かれていますが、本質的なところは今も変わっていない気がします。

     中学生というのは、しっかりしているようで幼く、幼いようでしっかりしているところがあって、学校は日常的に楽しく、またたいへんな所だと思います。

     とても愛情深く生徒さんと向き合い、本音で語りあっていらしたことが文章の端々から読み取れて、ほのぼのとしつつ深く感動してしまいました。

     わたしは、学校という場所が好きなほうなので、現在、学校に通っている生徒さんにも好

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    2026年05月31日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    切なさを抱えながらも、人と人とのつながりの温かさが心に残る物語。

    “無念な思いをしていても、走らなければいけない。全てをなくしてしまっても、先に向かわなくてはいけない。”

    読後、その優しさが静かに心に残った。

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    2026年05月30日
  • 私たちの世代は

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    コロナのような感染症で制限がたくさんある中で育った小学校三年生の子供たち「マスク世代」が大人になるまでの話。
    学校の給食がないことで空腹の毎日を過ごしたネグレクトの親を持つ青葉、唯一の家族は「夜のお仕事」をしている母親のみでその元で育った冴、感染症後不登校になった心晴。それぞれの子供たちが感染症のせいで人生に少なからず影響を受ける。

    でもそこで終わらないのがこの著者の凄み。
    一見不幸せでネガティブに見える中から、小さなでも確かな幸せを掬い取る。「感染症さえなかったら」から「感染症があったから」手にしたものもあるのではないか、という方向に話は進む。

    瀬尾さんの物語は読み終わった後、いつも温か

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    2026年05月30日
  • 私たちの世代は

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    どんなに暗闇の状況でも、ほんのちょっとしたきっかけで、明日が少し待ち遠しくなることがある。ほんの小さなわくわくがあるだけで、一歩踏み出す力になることがある。

    だけど、その小さなきっかけを自分自身で見つけ出すのは、なかなかに難しい。だから人はやっぱり、誰かとつながりたくなるし、わずかなきっかけの瞬間を見捨てず済むように、そばで見ていてくれる人の存在が必要なのだろうな。自分のことはどうしていいかわからないのに、人のことだと客観的に気付いて、何気なく背中を押せることもあるから。

    それは血のつながった親でもいいし、近所の人でも先生でも親友でもいい。そうやって心の温度が届く距離で顔を合わせて、声が聞

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    2026年05月28日
  • 図書館の神様

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    垣内君という存在に救われる。最初主人公はなんかいけすかなくって、あんまり好きになれなかったんだけれど、清涼剤のような、垣内君ー彼がいるから読み進められるし、主人公を見守りたくなってくる。最後の手紙は、涙がでる。潔い手紙で感動するなんて初めてかもしれない。

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    2026年05月28日