瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 戸村飯店 青春100連発

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    瀬尾まい子さんの作品の中で今のところ1番好きです!!
    クスクス笑ってしまうほっこりするお話♪またいつか読み返したい!

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    2025年11月02日
  • 幸福な食卓

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    登場人物全員の生き方が各々魅力的で惹かれた。それぞれのやり方で、それぞれ毎日を気楽ながらも大事に生きている感じが非常に羨ましく感じた。中原家はみんな自由人だが、それぞれの生き方を尊重し、食事を大切にしていることは共通していると思った。誰かと食事をとることは単純に楽しいし、日々の出来事を共有して、自分の日々を顧みることができる大事な時間になる。大学に入って以降、それ以前よりも1人で食事をすることが増えた。そのことに対して、特に寂しさを感じたことはなかったし、むしろ好きなものを好きな量食べられることのメリットの方が強く感じていた。でも真に「幸福な食卓」は、好きなものを腹に入れることではなく、誰か気

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    2025年11月02日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    悪い人は出てこない。人が嫌な感じだと思うのには理由がある。青春時代ははあっという間に終わる。青春時代じゃなくてもあっという間に過ぎる。人生、どう転ぶかわからないよね。みんな幸せになあれ。

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    2025年11月02日
  • 天国はまだ遠く

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    スマホ中心の自分に刺さる話。
    田舎の食事や風景、人々が温かくて、どこか少し冷たい。
    繊細とか気が弱いとか言うけど、えらい率直やし、適当にわがままやし、ほんま気楽な人やで。と千鶴に言う田村さん、自分に言ってるのかと思うほど見透かされたような言葉が頭に残った。

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    2025年11月01日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    ネタバレ

    ヘイスケ目線とコウスケ目線での話が交互にきて面白かった。自分が苦手だと感じて離れた場所、でも実際は敵ばかりじゃなかったんだとほっこりした。

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    2025年11月01日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    めっちゃ好き。本筋としては、面白いながらも梨木がそこまでの特別さを感じなかった。が、文末の店長目線での話の梨木がスーパーコミュ力オバケかつフットワークの軽さがよくわかる話で最高だった。
    自分視点では特別なことをしていないという意識から、マイルドに語られてたのか、と。語り部の妙を感じる、最高のエピローグだった。

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    2025年10月30日
  • 私たちの世代は

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    短い話が主人公も時系列もなんだかランダムに出てくる。読書初心者の自分は、なかなか話が繋がらずに苦戦した。話の間にあるりんごとかのマークには意味があるんだ。と今更思う。
    読み終えてみて…。
    いつもながら考えさせられる、自分の知らない世界を擬似体験しているような。
    やっぱり読書って素晴らしい!
    瀬尾まいこさんの本は好きだなぁ。
    今回もそう思えた。

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    2025年10月30日
  • あと少し、もう少し

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    いやあーー!!!よかった!!!!区を走る選手ごとに焦点を当てていて、とっても読みやすかった!!青春って良いですね。
    上原先生もポンコツそうだけどやる時はやる。

    6人&上原先生のことが大好きになりました。

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    2025年10月29日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    コロナ禍で学校が休校になった小学校3年生の二人の女の子。
    「当たり前」が「当たり前」じゃなくなって、新しい「当たり前」が作られていく日々。

    コロナ禍終息後の時代に就職活動をしている二人の女性。
    小学生の頃に経験したコロナ禍の影響を少なからず受けている。

    二人の就活生は、コロナ禍の二人の小学生の「その後」だということは予想外つくけど、どちらがどちらなのかは途中までわからない。
    二つの時代を行ったり来たりするので、若干頭が混乱…
    でも、その混乱も含め、続きが気になって、あっという間に読んでしまいました。

    私はコロナ禍の時にはすでにいい大人で、仕事もテレワークで対応可能で、さらに周囲に学校の通

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    2025年10月28日
  • あと少し、もう少し

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    おすすめポイント
    ・めちゃくちゃ瑞々しくてエモだ!!
    ・同じ事柄を同じ時系列で、但し6人の違う視点から、繰り返しなぞってる、ただそれだけの話なだけなのに、エモさと瑞々しさが表面張力を張ってて、最高に大満足
    ・私は個人的に5区と4区が、エモみのピークでした。アァ〜

    残念ポイント
    これ続きも読みたくなってしまうな〜ッ

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    2025年10月27日
  • 掬えば手には

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    瀬尾まいこさんの本ということで手に取った本。
    何でも平凡な主人公は自分に重ねてしまい読み進める。誰かのためになるなら、自分の事は気にせずに突き進める匠は全然平凡ではなく、みんなの進む力になっていた。それぞれの登場人物は個性的だったけど、それぞれの事を考えて動ける匠はすごい。
    最後は心にグッときて涙しました。

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    2025年10月26日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    登場人物がみんな温かくて、とても心癒やされる作品でした。子育てをこんな風に前向きに描いた作品も、リアリティは薄いのかもしれませんがありだと思います。
    なにより主人公の大田君の成長から目が離せませんでした。私は未読ですが前作の駅伝を通して変わって、でもそこから上手くいかなくて燻っていた大田君。そんな背中をまさかの1歳の鈴香ちゃんが押してくれます。
    この作品を通して、新たな出会いや別れから得られる経験が、いかに成長をもたらしてくれるのかがわかります。一期一会という言葉もありますが、ひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思います。

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    2025年10月24日
  • 天国はまだ遠く

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    自分の今の現状に疲れた時、ここまで思い切った行動に出るのは難しいかも知れないけれど、どこかに出掛けて普段見ないものや触れないものに触れて色々な経験をすることで気持ちが軽くなったり、新しい視点が生まれたりもするのかなーと思った。田村さんの不器用だけど温かさのある人間性に魅了された。

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    2025年10月22日
  • 強運の持ち主

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    クスッと笑える場面が多かった。
    迷った時、背中を押してもらいたい時に占いに行きたくなるものなのかなと思った。

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    2025年10月20日
  • 天国はまだ遠く

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    自殺目的で仕事もアパートも片付けて訪れた山の中の民宿での暮らしは一月足らずなのにとても濃い時間でした。瀬尾まいこさんが教師として過ごした同じような地域での暮らし参考に作られたものでした。なんでも揃う街の生活も良し、何も無いけど大自然の中で工夫して身体を動かして豊さを得られる暮らしも良し。主人公の千鶴は山奥の民宿での田村さんとの時間に癒されていき、結婚して民宿で共に暮らすのかと思いきや、自分がやるべきなのは違うと一念発起し山を降りやり直すことにする。その後の千鶴を思い私なりの後日談を考えてみまたくなりました。

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    2025年10月16日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    病気を抱える者同士が助け合っていく物語。
    自分も靴に炭をしのばせるように誰かにそっと手を差し伸べられる人になりたいと思った。
    山添君が少しずつゆっくり自分を作っていくところがじんわり沁みた。
    ついネガティブな方向に進んでしまいがちなことも前向きに物事を捉えて、代替ではなくそれ自体にしかない楽しさがあると教えてもらった。
    同情ではなく、寄り添う気持ち。
    人に優しくしようと思える、大丈夫だよって背中を推してくれるような小説。

    映画も見た
    推し、山添くんを演じてくれてありがとう( ; ; )

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    2025年10月15日
  • その扉をたたく音

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    コメディかと思ったらちゃんと青春だった。遅咲きのやつ。なんて言うか、恵まれているとか貧しいとかって、結局相対評価でしかなくて、自分自身の中で当たり前のことが、意外と他人からは凄いと思われているのかなぁと、思いました。
    「自分だけが分かってるお笑いが一番つまらん」ってパンチラインが最高。

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    2025年10月14日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    瀬尾まいこさんはちょっと変わった日常ながらも主人公の前向きさ故ポップな日常コメディのような作品が多く、最後の展開は油断していました。
    中盤までは外から見ると家庭崩壊している佐和子の家庭のあり方について描かれています。
    天才少年だった兄や父を辞めると言う父とのやり取りは面白く、それぞれの苦悩があるのだと分かります。それでも愛されて佐和子がここにいる事実は変わらないのがひしひしと伝わってくるのです。
    最後の展開はぶっちゃけ無くてもいいじゃないか、と思ってしまうのですが、家族の存在について伝える為に必要だったのかもしれません。

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    2025年10月14日
  • あと少し、もう少し

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    『君が夏を走らせる』に出てくる大田くんが
    中学生時代のお話。
    繋がりがあることを知らず、
    読む順番を逆にしてしまったが
    この作品もとても良かった!!

    1区~6区までそれぞれの章に分けて
    話が進んでいく。
    構成も相まってとても読みやすく、
    登場人物みんな細かい心情などが書かれていて
    ドキドキしながら読むことごできました!

    陸上部の名物顧問である満田先生が異動になり
    代わりに顧問になったのは美術教師。
    現実にあっても不安材料しかない展開だけど、
    この先生のおかげで部員も集まり出す。

    駅伝や陸上は個人競技であると言われているけど
    個々の力を合わせて頑張れる競技だなと
    元陸上部・駅伝経験者の私も

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    2025年10月13日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    「あと少し、もう少し」も好きな作品だけど、この本を読んでさらに好きになった。
    大田くんがすごく良くて、うるうるジーンとしながら読んだ。
    やり直そうとしてるのに、上手くいかない歯痒さがなんとも言えず応援したくなる。

    鈴香も可愛くて小さい子ってこうだったなと懐かしかった。大田くんが戸惑いながらもちゃんとお世話できてるのがすごい。

    その後の大田くんがどこかで走っていることを期待したい。

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    2025年10月13日