瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んでる最中ももちろん心が温かになるけど
読み終わったあとからもじわじわ優しさ染み渡る
瀬尾まいこさんの大好きな作品、また出来た!
自分の平凡さにコンプレックスを感じる主人公の話。
父も母も姉もクリエイティブな才能に恵まれてて、
自分だけが何をしても平均点を取ってしまう。
そんな中で、見つけた自分だけの特別な力が人の考えてることが読める能力だった!
ちょっと不思議な、ファンタジー感と、
主人公の梨木くんが元々持ってる心優しい部分とコミュニケーション力で、軽快な会話が楽しい!
特に、バイト先の大竹店長との会話。
最初はなんて性格の悪い嫌な人なんだ……って思ってたのにどんどん店長のことが好きになる -
Posted by ブクログ
面白かった!同年代だから、土曜日学校終わって新喜劇観ながら昼食食べるのとか全く同じで、新喜劇の出演者やギャグもめちゃわかるし、懐かしかった。
コテコテの関西弁のおっさんのかけあいは、本当面白いけど、今の世代の関東の人には意味不明なワードが多いかもしれない。
「大阪人ならこうでなきゃいけない」みたいな型が、内輪にも外野からもあって、そうじゃない自分に居心地が悪くて、逃げ出したくて、頭冷やしたくて、、。「大阪人」に限らず、「長男だから」とか「営業担当だから」とか「体育会系出身だから」とか、誰しも周りが思い込んでいる型にハマらない自分に違和感を持つことがあると思う。慣れた環境を抜け出すのにパワーはい -
Posted by ブクログ
瀬尾まいこさんが、中学校の先生をしていた頃に雑誌連載されたエッセイをまとめた本です。
学校のこと、生徒さんのことなどが書かれています。
もう20年ほど前のことが書かれていますが、本質的なところは今も変わっていない気がします。
中学生というのは、しっかりしているようで幼く、幼いようでしっかりしているところがあって、学校は日常的に楽しく、またたいへんな所だと思います。
とても愛情深く生徒さんと向き合い、本音で語りあっていらしたことが文章の端々から読み取れて、ほのぼのとしつつ深く感動してしまいました。
わたしは、学校という場所が好きなほうなので、現在、学校に通っている生徒さんにも好 -
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態度も口も悪い店長と、
心が読めるぼく。
そして心を開かない常盤さん。
関係を作ることができたのは、
特別な能力じゃない。
無意識の『勇気』だった。
◇◇◇◇◇◇
掬えば手には
瀬尾まいこ
講談社文庫
◇◇◇◇◇◇
ココはオムライス店。
腕はいいのに、口も態度も悪いから
アルバイトは続くない。
それでもぼくが働けているのは、
店長の心をよめるから。
そう。
ぼくには特殊な能力があるのだ。
でもそんなぼくなのに、
なぜかよめない新人バイトの常盤さん。
彼女は決して心を開かない。
そしてバイトも辞めない。
なぜだ?
◇◇◇◇◇◇
人を想う小さな優しさ。
思い遣り。
それ -
Posted by ブクログ
最初の文章から世界観がすごくて一気読み!
はじめは、ファンタジーか?と思ったけど、全然そんなことない。
さくらがお兄さんに心を開いていく描写がたまらなく好き。
まずは、家に通い詰めるお兄さんに
「仕事帰りにここまで来てくれているのだ。夕飯くらい食べさせてあげてもいいだろう。いつもより心なしか疲れた男の子を見たせいか、心地よい春のせいか、私は太っ腹な気持ちになっていた」
不審に思いつつも、はじめから若干心を許していたように思えたのは、お兄さんの日頃の行いや、心遣い!頑張りが伝わっていたからなのかな。
お兄さんとの記憶を思い出している中、具沢山のきんぴらの味で封印していた過去の記憶を思い出 -
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最初はよくある「駅伝」を舞台にした走ることが大好きな若者の青春群像劇のようなキラキラとした物語を想像していたが、ひとりひとり走る背景や理由もそれぞれで決してポジティブだけではない、思春期ならではの悩みやその人の価値観などが色濃くじっくりと丁寧に描かれていて、ふとした瞬間に「あぁ、あの頃に戻りたいな」と思わずにはいられなかった。とても眩しい。
設楽、太田、ジロー、渡部、俊介、桝井
この6人が"走ること"を通じて繋ぐ物語をもっと見ていたい。
上原先生にイライラしたり、恐れたり、時に救われたり色んな感情を抱いた。とても不思議な魅力のある先生でこの人がいなかったらこの物語は成