瀬尾まいこのレビュー一覧
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すずかが今日は何ができるようになるだろうってワクワクしながらページをめくってた。きっとすずかは大田くんを覚えてないだろうけど、「愛された」という記憶が残っていればいいなと思った。Posted by ブクログ
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「理由はどうであれ、幼い我が子を、高校生の知人に日中見てもらうって…」と読み始めはハラハラしました。
でも鈴香の可愛い表情や仕草が、手に取るように
伝わってきて、主人公が、鈴香の喜ぶ顔を楽しみに、食事を作ったり、公園デビューしたり…
とても微笑ましかった。
読みながら、我が子の小さかった姿も思い...続きを読むPosted by ブクログ -
学校と実家ではお調子者であまり外に出たことのない弟・コウスケは、思い込みが激しく意外とネガティヴ。
兄・ヘイスケは社交性に長けており、自然と人が集まるタイプ。ただ関西人のノリに少しうんざりしている。だけど実は心底大阪が好き。
ちょっと自分に自信がない似たもの兄弟の、まさに青春を描く作品。最終的にそ...続きを読むPosted by ブクログ -
16歳の元(?)不良少年が、夏休みの間、もうすぐ2歳になる子供の世話をするというアルバイトを頼まれる。
これだけ聞くと、まったく現実味のない話のように思える。しかし、まだ言葉もしっかり話せない小さな女の子との悪戦苦闘から始まる物語は、どんどんリアリティを持ち、気づけばすっかり応援してしまっていた。...続きを読むPosted by ブクログ -
母を亡くし、実の父とは離れながらも、継母や何人もの継父に大切に育てられる。
血の繋がりよりも強く関係を結ぶ愛情が読んでいて伝わってきました。
ラストの結婚式シーンではなぜか涙が出てきました。Posted by ブクログ -
⚫️少子化時代の「育児のすすめ」である。何をしたら自分が満たされるのかはよく分からないから、自分のために生きることは案外難しい。しかし、自分より大事な子供のために生きることは、自分を確実に満たしてくれる。⚫️育児のある人生は幸せで、育児のない人生は多分つまらない。お金で買えない生きがいを得られる育児...続きを読む