瀬尾まいこのレビュー一覧

  • ファミリーデイズ

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんらしい、柔らかだけどくすっと笑える文章。
    中学教師だった頃の話、夫さんとの結婚や子育ての話、日常を、(*´꒳`*)←こんな顔で読めるような表現力が素敵だし、好きだなーって思いました☺︎

    0
    2025年09月21日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    すげぇ本。
    1人1人に物語があって、それが気安くない。
    誰しもが、どこか共感してしまうと思う。

    駅伝というスポーツなんだが、その人の人生をうつしてるようだ。
    走るという行為は苦しくて大嫌いだが、その苦しさのなかに人間の本質が現れる部分があるはず。

    この作者まじで大好きだ。

    0
    2025年09月20日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    表紙に書いてある通り、「めっっっちゃあったかでほんま、おもしろい」本でした。

    関西弁だからかな、笑いながらどんどんページが進みました。
    関西弁は人との距離が縮まる言葉なのかもしれないですね。

    ヘイスケの最後のセリフ、戸村飯店の扉をあける場面はじーーんとしました。
    ええ店や、ええ町や!

    「バトン」から瀬尾まいこさんの作品に苦手意識があったのですが、他の作品も読んでみたくなりました。

    0
    2025年09月19日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    生きている限り自力ではどうしようもないことは沢山あるけれど、それでもあなたは愛されて守られてるよと教えてくれるような小説。

    0
    2025年09月18日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    the青春小説。
    中学生活最後の駅伝で県大会出場を目指す桝井が仲間を集めて襷を繋いでいく物語。
    1区から6区までそれぞれの視点で襷を繋ぐように物語が繋がれていく。それぞれキャラが立っており、葛藤や人間らしさが描かれていてよい。1区の設楽の臆病さからくる努力や強さ、3区のジローの頼まれたら断れず、周りを明るくする素直さ、5区の俊介の桝井への秘めた思い、そのどれもがまっすぐ描かれていて読んでいて気持ちいい。ただのスポーツではなく、心を描いているのがよい。

    0
    2025年09月14日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    親がたくさんいる家庭なんてそうそう多くはないけど、それは不幸なんじゃなくて違う見方の幸せでもある。読んでいってもずっと森宮さんの考え方とか愛情の表現とかすごく好きだ!!食事のシーンも沢山あってすごく印象的だった。色々な場面で様々なご飯が出てきて面白かったな〜最後のバージンロードも電車で読んでたのに自然と涙が出てきた

    0
    2025年11月28日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    小学生の時代をコロナ禍を過ごした冴と心晴。
    心晴が不登校になってしまうきっかけは読んでいて辛かったな…
    あの時間がなかったら、2人は今とは違った人生を歩んだんだろうかなどなど考えてしまいます。
    そして、蒼葉、冴のお母さん、カナカナ。登場するのは、いわゆる順風満帆とは真逆の人生を送ってきた人たちばかり。
    けれどとても温かく愛情に溢れた素敵なお話しでした。

    0
    2025年09月09日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすい、面白い
    読んでて脳が気持ちよくなるテンポ感と新鮮さでした、!

    現実の無常さと、家族や色んな関係性におけるあたたかい情が、同居していた。
    兄妹と、それぞれの恋人が皆家族になる姿を見たかった、と思わずにはいられない。。
    登場人物全員がここまで記憶に残ることはあまりないと思う。

    1
    2025年09月08日
  • 夏の体温

    Posted by ブクログ

    「友達」がテーマとなった小説。過去に少しだけ入院したことがあり一週間くらいだったけど、とても心細かったことを思い出した。倉橋と大野は人付き合いが下手なだけでとてもいい人たちだった。

    1
    2025年09月06日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    2007年に映画化された小説
    それを知らずに手に取ったが個性的な家族の生き方が心に染みる素晴らしい小説でした
    作者が言葉をとても大切にしている事が隅々まで感じられ、一言一言や行動などが相手への思いやりや深い意味を持っているのが心地よい
    突然の悲しい事故が起こるがゆっくりと乗り越えていくんだな〜と期待がもてるエンディングも好感
    映画も観てみたくなりました

    0
    2025年09月02日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    きっと誰にでもその瞬間は訪れるんだと思う。誰にとってもそれは突然で、だからいつ訪れてもいいように、なるべく前を向けるように備えたい。結局水木さんも渡辺君も、ぼんくらもみんな世話焼きだったんだなー。

    0
    2025年09月01日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    心配ごとがある時は瀬尾まいこさんの本が最高です。コロナ禍で不登校になってしまった女の子、母親が夜の仕事をしている事でターゲットにされた女の子、育児放棄でお腹を空かせた男の子、引きこもりの女の子など登場人物が最後には前向きになって行くストーリーに思わず知らず癒されてしまいます。人のせいにせず自分がまずはかわろうと自分を鼓舞して行く人達にエールを送るのは私だけでしょうか。

    0
    2025年08月25日
  • 春、戻る

    Posted by ブクログ

    ときめきはないけれど穏やかな婚約者との日常に、突然現れた見ず知らずの「兄」。本作は、封印していた過去の記憶に、他者との出会いを通して新たな光を当てていく物語です。婚約者が見せる、静かでありながらも確かな優しさが、頑なだった主人公の心をゆっくりと解きほぐしていく。そんな温かい心の機微が、深く胸に響きました。

    特に、かつて住んでいた土地を婚約者が表現する場面は最高に良かったです♪主人公自身、そんな風に感じたことすらなかったその場所が、他者の視点を経ることで、かけがえのない大切な場所へと生まれ変わっていく。重苦しいだけだと思っていた過去の記憶が、未来を照らす温かい光へと変わっていくその瞬間は、読み

    0
    2025年08月23日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    どんな困難でも、今まで経験したことのないことが起こっても、それでも前を向いて、自分なりの一歩が踏み出せそうな一冊。

    0
    2025年08月23日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    何かを理由に失ったものに目が行きがちだけど、そこで得ているものも確かにあるはず。人に、環境に、感謝の気持ちをもって、自分も誠実に向き合っていかないといけない。正直な気持ちって、ちゃんと相手に響くんだと思う。私も自分のそばにいてくれる人に、きちんと向き合いたい。嘘とか、適当な反応ではなく、しっかり対話できるようになりたい。

    この本はあと5〜10年くらい先の話だけど、現実はどうなるかな。子ども時代にコロナ禍だった人たちを、そういう括りで見るのではなく、どう生きてきたのか想像したり、話してくれるなら聞いたりして、理解していきたいと思う。

    0
    2025年08月22日
  • ありがとう、さようなら

    Posted by ブクログ

    自分や他人のために一生懸命頑張る生徒たちの姿は本当に微笑ましく可愛らしく輝かしい。
    自分も教員になったとき、進路指導をしたいだとか、古文の面白さを伝えたいだとかいうことも思っていたけれど(今も思っているけれど)、今はそれ以上に、生徒と一緒に成長したいという気持ちの方が強い。「教室という仕事」の章を読みながら、自分が教員を目指したときのことを思い返していた。
    そんなんだから〜とかつい言っちゃうけれど、学校という場でせっせと大きくなっている生徒たちは本当にキラキラしていて、そんな生徒たちと毎日一緒にいられる仕事は、やっぱりすばらしい、と思った。

    0
    2025年08月17日
  • 夏の体温

    Posted by ブクログ

    穏やかな時間が過ごせるような物語が
    読みたいなぁ と思っていました。

     

    書店で探していると
    紙飛行機が沢山飛んでいる中
    子供達が手を繋いでいる優しい色彩の本を
    みつけました。
    瀬尾まいこさんの作品!

     夏の体温

    とても穏やかな気持ちで本を開きました。


    全三遍の物語はどれも瀬尾まいこさんの
    温かい世界観で溢れていて思っていた以上に
    穏やかな優しい色彩を感じられる物語でした。

    最初の 夏の体温 
    ずっと瑛介君の優しさを感じながらの
    時間でした。自身の事で沢山の痛みや不安が
    あるのに、こんなにも思い遣りをもてる強さ。
    壮太君と超楽しかった時間を過ごせて
    良かったです!

    入院して何時

    0
    2025年08月15日
  • 幸福な食卓

    Posted by ブクログ

    かわいいカバーと、大好きな瀬尾さんの作品ということで購入。
    新幹線の中で読み始めて、一日で読み切ってしまいました。

    最初はへんてこな家族の描写から始まるけれど、主人公の佐和子から見る世界が痛いくらいに伝わる文章に、すぐにストーリーに引き込まれました。
    最後は、思わず声が出そうになった展開になっていますが、読んだ後絶対に後悔しない、そんな作品になっています。

    0
    2025年08月13日
  • 夏の体温

    Posted by ブクログ

    友達。
    いつ、どこで、どんな人と、
    友達になるかなんて誰にもわからない。
    身長が違ったって、見た目が違ったって、
    年齢が違ったって、性別が違ったって。
    なにかきっかけがあれば誰とでも友達になれる。
    自分はそう思ってなくても相手は友達と思っていてくれることだってある。
    いつどこで″友達″になれる人と巡り会えるかを、考えるとなんだかわくわくする。


    個人的に代表作の《夏の体温》が面白かった。

    病院の中での話で低身長の検査の辛さとか、瑛介がいつ退院できるかわからないのに病院で過ごさなければいけない辛さとかは苦しい気持ちになったが、壮太との出会いから始まり、楽しい時間を過ごしてる姿が本当に心温かか

    0
    2025年08月06日
  • その扉をたたく音

    Posted by ブクログ

    私は、今は自分のために小説を書いている。でも、いつかは誰かのために言葉を紡げたら、そう思わせてくれる物語でした。今のタイミングで読めてよかったです。

    0
    2025年08月04日