瀬尾まいこのレビュー一覧

  • あと少し、もう少し

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    すごく面白いし、読み終わって清々しい気持ちになりました!
    読んでいくにつれて物語に厚みが出てくるし、中学生ならではの葛藤が描かれているけど、大人になっても話の規模が大きくなるだけで本質的なことは変わらないなと感じました。
    心理描写が丁寧なので、スラスラ読める場面もあれば、ゆっくり読んでその時間を楽しみたくなる場面もあって(笑)
    読書があまり得意ではない方や長時間集中して読むことが苦手な方でもわりと読みやすいのかなと思います。

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    2026年05月05日
  • 夏の体温

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    ネタバレ

    うっすい小説だなぁと思いながら購入したら、この薄さで3つのお話があるというのに驚きました!
    表題作にもなっている『夏の体温』は、入院している男の子たちの友情のお話。私たちの普通をすること、感じることが当たり前じゃないって改めて心に刻んだ。暑い寒いと年がら年中、文句を言っている私ですが、それは、健康で仕事ができる、家に帰る、買い物へ出掛けられるからこそ、感じることができること。
    それらが当たり前じゃない彼らも、置かれている環境で精一杯生きている姿に応援したくなりました。
    『魅惑の極悪人ファイル』は、とにかく笑えました。極悪人と言いつつ、めちゃくちゃ愛があるお話でした。
    『花曇りの向こう』は、とて

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    2026年05月04日
  • 強運の持ち主

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    占い師の女性の物語。
    誰かと働くのがいやになった時や、人間関係に疲れた時に人間っていいなって思える本でした。
    恋人との話や家族の話誰にでもいい時と悪い時があるのをうまく乗り越えられそうです。

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    2026年05月04日
  • 春、戻る

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    お兄さんがぶっとんでいるけど、理由が分かると最後の方は泣いてしまいました…
    家族の形って色々あるんだなと、瀬尾さんの作品を読むたびに思います。

    遠い地にいても、何年も会ってなくても自分の事を案ずる人がいてくれるのは幸せな事ですね(^^)

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    2026年05月03日
  • 天国はまだ遠く

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    ネタバレ

    これからどこへ向かうかは分からないけど、とにかくここにずっと留まるのは違うと気付く。だからまた歩き出す。
    この前向きさのさじ加減にリアリティがあると思う。

    チェックアウトの日、寂しさからかいつもより多くタバコを吸ってしまう田村さん。
    八本目、としっかり数えてる主人公。
    このあたりの、田村さんへの意識というか距離感というか、それが絶妙。
    全く意識しないのは不自然だし、かといってコロッと恋に落ちるような展開も違う。
    ちょうどいい。

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    2026年05月03日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    今は小学生になった我が子たちが鈴香ちゃんと同じくらいの頃を思い出しながら読んだ。金髪ピアスで言葉はぶっきらぼうながらも、とても誠実な主人公。自分の見た目が周りにどう思われているか想像したり、その場所や役目に合わないと思いながらも、お世話になった先輩の頼みを引き受けて立派に勤め上げる姿は、私よりもちゃんと保護者でした。そして、鈴香ちゃん始め、登場する子供たちが可愛い!!公園の場面を想像するだけで、私は今とても優しい顔をしていると確信しながら読んでいた。鈴香ちゃんとのお別れをさみしく思いつつも、中学時代の先生の言葉「あと少し、もう少し」という願いを持てることは幸せなことだと感じながら、日常としてさ

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    2026年04月30日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    何も変化のない日常の中で、この物語を読みました。いつもの通勤時間が毎日ワクワクする時間に変わりました。
    今日はどんな風に成長していくのだろうか、この先2人はどんな大人になるのだろうか、物語と時間を共にしていく中で毎日楽しみでした。

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    2026年04月29日
  • 春、戻る

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    瀬尾まいこ先生が描く家族の物語が大好きだ〜〜!

    結婚を控えた主人公の前に、突然、「兄」を名乗る年下の青年が現れるところから始まる。
    かなり変わった設定なのに、深刻になりすぎず、でも私たちの常識を揺さぶってくる、そんな魅力

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    2026年04月25日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    登場人物、ストーリー、展開全てにおいて私好みの本だった。

    まず不良少年が小さい子の面倒を見るなんてそれだけで面白そう!
    何となく展開は予想できたけど、思った以上に素敵で可愛くて切なくて…一気に読みました。
    鈴香ちゃんが大田くんに懐いたあたりから私の顔はニヤけたままでずっと2人のやり取りがひたすらに可愛かった!

    私もふたりの子どもがいて、それこそ1歳から2歳にかけては大変だった、早く大きくなって欲しい、早く1人でなんでもできるようになって欲しい、そんな事ばかりを考えて過ごしてたのがもったいなかったな、と思いました。
    大田くんはきっと素敵なパパになることでしょう。

    1歳の頃の記憶なんてたしか

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    2026年04月23日
  • 掬えば手には

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    今まで読んできた本のなかでいちばんハートフルだったかも。すごくあったかくて、優しい気持ちになれる。
    人と人とが信頼関係を構築していくなかで自己開示をし、それによって少しだけ前を向いて進んでゆく物語。登場人物が抱える過去やそこから生まれた辛さや苦しみが矮小化されたり馬鹿にされたりせず、どれも等しく尊重されるべきものとして描かれているのがよかった。
    人を助けるためには相手の気持ちを考えるだけでなく行動にも移すこと。人との信頼関係を構築するためには、自己開示をする必要があるということ。このふたつの大切さを教えてくれる作品だった。
    それぞれがそれぞれの過去と向き合い、少しだけ前を向く。劇的な展開はない

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    2026年04月22日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    人を占うときは直感と探偵のような探りで、それらしく言えるのに、自分のことになるとぐるぐる考えてしまって占いに頼っているのが可愛い。
    ルイーズのように、結局、自分の今までの人生からくる直感や考えを大事にして生きていったほうが後悔はあまりしない気がする。

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    2026年04月21日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    先輩の娘の子守りのバイトを頼まれた
    高校生

    泣いてばかりの1歳の鈴香と
    高校生の大田の成長物語

    時間が経つにつれて大田に懐いていき
    最後の別れの場面で号泣!!!

    濃い1か月を過ごしたけれど
    きっと鈴香は忘れてしまう
    けれど大田はずっと覚えているはず
    ガンバレの応援を胸にこれから
    前向きに走っていけるよ。。。

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    2026年04月22日
  • 天国はまだ遠く

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    初めて本に救われた。逃げたら終わりだと思って生きてきたが逃げてもいいと思えるようになった。目の前が真っ暗になる前に一度立ち止まって自分を守る。

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    2026年04月18日
  • 春、戻る

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    職業体験でお世話になった事業所を思い出した。
    もう会うこともないけれど、どこかで幸せに生きていて欲しいと思う人は案外多い。

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    2026年04月17日
  • 掬えば手には

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    凄く爽やかで温かく優しい
    この本の文字からはそんな感覚がずっとある
    自分には何もなく平凡だと思っていても
    人を助けるのに躊躇がなく
    当たり前のように動ける
    それが特別とも思わずに

    この作品を読むと
    人に優しく人を助けることに
    肯定的に動きたくなる

    皆が読めばきっと世界は少し良くなる

    そう思わせてくれるような素敵な物語

    登場人物の今後も
    きっと素晴らしく優しく広がって
    物語を紡いで行く姿をまた読みたいと感じました

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    2026年04月15日
  • 幸福な食卓

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    タイトルと表紙からほのぼのした内容を予想したらまさかの感動の話だった。
    自殺未遂をして父をやめた父、別居中の母、恋愛をこじらせた兄、下品なその彼女。普通じゃない家族に見えるけど、みんなそれぞれが不器用ながらもお互いのことを思いやりながら寄り添って一生懸命に生きている姿に心が温まった。家族の形が一般的ではなくても別の形でそれぞれの役割を果たしてうまく成り立っていることも多くあるわけで、他人からの判断なんてできないんだなぁと思う。
    特に主人公の佐和子に降りかかる試練は高校生には重すぎるけど、それでも前向きに希望を見出そうとする姿が切なく、応援したくなった。
    “私は大きなものをなくしてしまったけど

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    2026年04月13日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    友人のおすすめで購入。
    やはり自分では買わないような小説を時々手に取って読んでみるのは良いなぁと感じた。

    何かが爆発的に刺さるわけでも、大どんでん返しがあるわけでもない。戸村兄弟の日々を温かく、面白く描いたStory展開で、でもそれがすごく心地良い。

    なんだか不思議な読書体験でした。

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    2026年04月12日
  • 天国はまだ遠く

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    人生に疲れた人にぜひ読んで欲しい作品でした。
    "生きるって案外悪くないのかな"と思えるような暖かいお話だった。

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    2026年04月08日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    どこかユーモラスで、時折クスッと笑いながら読み進めた。個性的な登場人物も面白い。

    悩みには結局最後は自分の直感に慕うのがいいのかな。占いに来ている人は背中を押してもらいたい人がほとんど。
    竹子が占いの結果通りに(悪いことも)伝えようとするのに対して、幸子は物は言いようで、うまくプラスになるように伝えるところはうまいなあと思った。物事は捉え方次第なんだなあという学びになった。

    「強運の持ち主」である通彦の「強運」は幸子といっしょになったことかな?と思う。通彦のために占いを駆使していろいろと頑張ってくれる。これは「強運」だ。幸子は気づいてないようだけど。

    『ありか』でも感じたが、瀬尾作品には

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    2026年04月05日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    2021.10.20
    ★5.0

    「あと少し、もう少し」の2区を走ったヤンキー大田くんの高校生になったある時のお話。ひょんなことから知り合いの頼みで、生後数か月の赤ちゃん・鈴香の世話を任されることになる大田くん。
    鈴香と一緒に過ごすひと夏の経験を通して大きく成長する物語。

    最初はあたふたしたり、周りの目を気にしすぎたりする大田くんだったけど、鈴香と接してるうちに鈴香のことを第1優先に考えてる姿に涙ちょちょぎれた。人が成長するのを見るってすごくいい。ラストはちょっと切ないような寂しいような感じがしたけど、決意というか前向きな姿が見れて良かった。
    大田くんの人柄がすごくいい不器用だけど優しい。

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    2026年04月03日