瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    兄の死以来、人が死ぬ小説ばかり読んできた主人公は正反対の小春と出会い、付き合うことに。
    この話は途中で2人の関係が怪しくもなりましたがラストは自分的にはいい感じです!その後の2人を見てみたいです。やっぱり先が気になるような描写と会話のテンポがいいのでスラスラよめちゃう。
    瀬尾まいこさんの暖かいような雰囲気は超絶好みです。

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    2025年01月19日
  • ファミリーデイズ

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    瀬尾まいこさんの家族と過ごす日々のエッセイ。面白かった。笑いながら読んだ。
    そして、飾らないようで、でも、ふとした幸せを感じている瀬尾まいこさんの日常を垣間見たような気持ちになった。
    一番のお気に入りは「究極の共同生活」。読みながら感極まった。
    自分の子供を出産した時や赤ちゃんの時を懐かしく感じた。
    「娘との生活が始まってから、明日が二つやってくるようになった気がする。」という素敵な言葉で私も毎日乗り越えられそうな気がする。

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    2025年01月14日
  • 温室デイズ

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    ネタバレ

    第一章はみちるがいじめに加担してしまった後悔とまた新たにいじめが始まるかもしれない予感で包まれていましたね。一章ではいじめが始まる予感程度だったが、第二章からは本格的にいじめが始まるようになってしまいました。しかも、「このままではダメだ」と訴えたみちるがいじめられるようになってしまった。事態が深刻さを増していく章だったように思えます。第三章はみちるがいじめに心が折れ、学校に行くのをやめそうになる話でしたが、父親に頼っていいことを学んだ彼女は、学校に通い続けて戦うことを決意する流れが綺麗でした。第四章は、優子が教室ではない場所に身を置いて、安全な場所で過ごす上で感じた怠惰な気持ちが描写されていま

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    2025年01月02日
  • 図書館の神様

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    垣内くん、好き、、
    もっとたくさん本を読みたいと思った
    本を読んでどう感じでもいい
    こんなにも縛られることがないものはなかなかない
    本の前で私はとても自由なんだなと気づかされた

    主人公と名前が同じで親近感☻
    そして職業も同じでびっくり

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    2024年12月27日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    ぐだぐだ言ってんじゃないよ、と面倒くさい男と女のものがたり。ご飯の友、ふりかけ程度の味付け、でもその種類は山ほど有る。さて今日はどれにしようか?

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    2024年12月24日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    ネタバレ

    1番印象に残ったのは「ガラクタ効果」

    最初は「なんだこの女?」と彼氏側の立場に共感しかなく、理解不能だった。
    でも佐々木さんがいることで、彼女のいいところに気づくことができたし、彼女だったから今まで一緒にいることができたんだなと感じた。

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    2024年12月09日
  • あと少し、もう少し

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    大田くんにもう一度会いたくて

    「君が夏を走らせる」で大田くんのファンになりました。中学生だった彼は悪い生徒のレッテルを貼られていたけれど、信じてくれていた人がいて良かったなって思いました。あの頃から料理が上手だったと知れて嬉しくなりました。顧問の上原先生は陸上の知識がなく頼りないけど、あの抜けた感じ好きだなあ!私が上原先生の立場だったら、どう振る舞うかなって考えさせられました。私も教員として、揺る~く楽しくやっていくのが理想です。

    #ドキドキハラハラ #アツい #エモい

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    2024年12月04日
  • 見えない誰かと

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    私はもともと教師になりたくて大学時代は教職を取った。学校という世界だけでは自分の視野を狭めるのではないかと一般企業に入ったが、そのまま教師になることなく今に至っている。
    本書では瀬尾まいこさんの教師として経験した日々(学生時代もチラホラあるが)を書き綴ったエッセイである。多くの生徒や同僚の教師、保護者との関わりが今の瀬尾まいこを作り上げていることが分かり、そして何より文体や出来事が温かい。読めば読むほど教師としてのやりがいや喜びの一端を感じる。辛いことも多いことは言及されているが、それでも尚、教師という職業の素晴らしさが伝わる。特に好きなエピソードは『T先生』『図書室の神様』。
    教師という道も

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    2024年11月30日
  • わたしの名店

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    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

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    2024年11月28日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    2024/11/17
    瀬尾まいこさん入門編の本。(とあとがきに書いてありました笑)
    とても読みやすい3つの短編からなるお話しです。
    一つ目の話は、おそらくこのタイトルと1番関連が深いものだと思うのですが、通勤途中に駅で自分のことを探している喋ったこともない鈴木千波という大学生の女の子からもうアプローチを受けて、付き合うことになった永井タケル。千波の家に行くと、何で彼女が猛アプローチをしていたのかが明らかになる。
    家族も巻き込んでみんなで音楽がきっかけで打ち解けていくようになるのだけど、何でそうなれたのかは読んでみてわかるので割愛。
    二つ目の話は、不倫してる女の人の話。ある日不倫相手の平太と本妻

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    2024年11月17日
  • ファミリーデイズ

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    子育てに行き詰まってる今、読めてとても良かった。素敵な日々は忙しく押し寄せてくる。子どもとの生活の素晴らしさを再確認。そして、私もやっぱり教師の仕事が好きだなと思った。

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    2024年11月07日
  • そして、バトンは渡された

    QM

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    愛情って1番大切なのではと思った。どんな状況でも愛情があればまっすぐ生きていける、そんな素敵な世界を信じたくなるお話。

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    2024年10月29日
  • 僕の明日を照らして

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    ネタバレ

    読み終わって感じるものは本当にこれでいいのかと思ってしまうけれど、心が温かくなるようなほっこりするような気持ちだった。
    継父による虐待、それは絶対に許されるものではないし文字にしたら悍ましいのに、それ以外の2人の時間はあまりにも穏やかで優しくて居心地が良さそうで、ずっと2人は一緒にいてほしいと思ってしまう。
    でも、きっと自分の身近にこんな人たちがいたら、絶対に離れなくてはいけないと思うし、それが正しいのだろう。
    優ちゃんに暴力を振るわせたものは、そしてそれをやめさせたものはなんだったのか。

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    2024年10月26日
  • おしまいのデート

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    卵丼とビスコが食べたくなった。
    なんだか、おいしいご飯が食べたくなる。
    ふとした時に読みたくなって、そのたびに好きが大きくなる。
    瀬尾まいこさんの書く世界が大好きです。
    この世界の住人になれるように生きていきたい。

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    2024年10月03日
  • おしまいのデート

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    解説に、瀬尾さんの本は薬膳とありました。正に私にとって瀬尾さんの本は心の癒しを与えてくれる薬膳そのものです。
     恋愛のデートでばかりではなく、同じ目的や感謝を伝える為のデートはちょっと切なくて、でもほっこりする物ばかりでした。人との関わりを持つことで、感謝の気持ちになったり、希望が持てたりするなと思わせてくれました。

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    2024年09月30日
  • ありがとう、さようなら

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    エッセイ集で読み易くあっという間に読み終えました。中学校の2年間担任してくださった先生とは年賀状のやりとりもあり、卒業後も何度か会いに行きました。生徒一人一人をよく見て考えてくれる先生です。誰にでも一人は素晴らしい先生との出会いがあると信じています。瀬尾さん素敵な先生です。

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    2024年09月27日
  • おしまいのデート

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    なんて優しい物語たちなんだろう。
    どの話も心が温かくなって日常の一コマを大切に過ごそう、と思わせてくれた。

    何も形がないところからこんなに優しい物語を紡ぎ出せる瀬尾まいこさんの筆力に心から惚れぼれしました。

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    2024年09月25日
  • ファミリーデイズ

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    面白かった!!
    瀬尾まいこ作品は初めて読んだが、あたたかい文章を書く方なんだなぁ。キツイ性格の方が登場人物にいないこともほっこり読めた理由かも。
    結婚してから赤ちゃんが生まれ、幼児に至るまでのエッセイなのだが、「あるある〜」な出来事も「愉快な家族だな…」と思わずニッコリな出来事もあり、一気読みした。
    旦那さんもムスメちゃんもそれぞれキャラがたっていて、愛おしい。
    読んでいて本当に子どもが小さいうちというのはあっという間で、それでいて感動は大きいが忘れゆくものだなぁ、としみじみ思う。
    折を見てまた読み返したい。

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    2024年09月25日
  • 見えない誰かと

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    サラッと読める短編のエッセイ集で、一つ一つが普通に起きる出来事なのに心に沁みました。瀬尾まいこさんらしい優しさに心が今日も癒されました。素敵な人達と沢山の出会いが瀬尾まいこを作り上げたと、感じました。

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    2024年09月20日
  • そして、バトンは渡された

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    訳あって何人もの親がいる優子と、いまの優子の父親である森宮さんの今を軸にした物語。

    優子の高校生活は平凡そのもので、決して大事件が起こるわけではないものの、小さないざこざやそれに向き合う優子や友人の心の動きが手に取るように分かり、古傷がチクチク。

    その合間に描かれる優子の生い立ちは、平凡な高校生活とは対照的にダイナミックで、読み応えがある。

    そして、何よりの魅力は、いつの間にか、通奏低音のように、その全てが大きな優しさに包まれていたことに気づいた瞬間の心地よさ。

    瀬尾さんの小説はいつも優しさに溢れているけれども、この作品も例外ではなかったです。
    夢中で読み進め、読み終えた瞬間はふと涙が

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    2024年09月18日