瀬尾まいこのレビュー一覧
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PMSで感情のコントロールが効かなくなってしまうというのは自分もあったけれど、仕事や自分の将来にも支障してしまう程なんて、、主人公に深く同情してしまった。
そんな主人公が出会った職場の山添もパニック障害を患っていた。正直言って私はこの本を読んでパニック障害がどういう病気なのか全くわかっていなかったんだと思った。
想像以上に過酷ということ、人生を狂わされてしまうこと、、治療というよりどう付き合っていくかということ、、
25歳という未来がこれからって時に仕事、恋人、友人全てを失い、家と仕事の往復の生活。
主人公美沙と出会ったことで、できることを少しずつ探して、行動に移していく山添の姿に、は読んでい -
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大学生の頃から好きな小説家だ。どの作品も読んでいる時、読後も温かく、ゆったりした気持ちになる。20年以上前に雑誌ダビンチに掲載されていたショートストーリーに感動し一気にファンになったけど、最新の作品もその頃と全く変わらない温かく優しい気持ちになれるし、歳をとった私であっても全く変わらず作品を楽しめるから不思議だ。あの作品、もう一度読んでみたいけどタイトルも何も分からないなぁ…。そんな温かい作品ばかりだけど、物語が抱える問題は今我々の周りで起こっている課題そのものであり、テーマは時代に沿ってバージョンアップしているように思う。ぜひお盆休みに部屋をエアコンで涼しくして、この作品じっくり楽しんで欲し
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ネタバレ「好きになることはできます」
恋愛でも単なる友情でもなく、ただ自分のことを理解してくれていて何を言うでもなく寄り添ってくれる。
その人がいれば、どんな夜でもいつかは少しずつ明けてくるんじゃないか。
この本を読んで、男女の関係は恋愛だけじゃなくて本当にお互いわかり合って支え合うことができるんだって学びました。現実でそんなこと不可能かもしれないけど私はそんな関係の人がいたらどんなに心強く生きていけるんだろうと思いました。
この世にはいろんな人がいてこの時代どんな病気でも受け入れられるようにはなっているけれどまだ不完全なところはある。だからこそ、人間同士で支え合って生きていくことが必要になり誰かの -
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最近わが町の本屋さんもとうとう店仕舞いした。すでに徒歩圏内に本屋はなく、車か電車で行ける範囲に大手の書店があるばかりになってしまった。
そんな状況にあって、本作を手に取った。読んでいて、本屋を経営することの厳しさ、難しさとともに、本屋があることのありがたさ、心強さを実感した。
5つの短編それぞれが違った切り口から本屋を描写しているがどれも面白く、本屋で働くのも楽しそう…などと、さっきその困難さを言ったばかりなのに、思わず主人公たちと一緒に働く自分を想像してしまった。
とりわけ、一穂さんの作品は中身がぶっ飛んでいて、そんなふうに着地するのかと読み終わってしばらく放心状態になったほど…。おす -
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爽やかに駆け抜けるような読後感と、中学生駅伝メンバーの夏の成長物語。
自分が中学生の頃は、登場人物のように、自分の内面を分析したり素直に受け止めたりできてたかなーと思うと、絶対そういう事はなかったと思う。
でも、私が覚えていないだけで、当時の私は私なりに色々考えていたのかもしれない。
というふうに、自分の過去を振り返りながら読んでしまった。
このお話の面白いのは、章の構成と、話の進め方だと思う。
区の走者毎に話が進んで、その襷が次の区の走者に渡ると、また話し手が変わる。
駅伝本番の走り抜ける感じと、話し手の回想が同時に進み、最後には六区のゴールで締めくくる。
そして、同じ回想の場面でも