瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 夜明けのすべて

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    息苦しさ、辛さ、いろんな感情に振り回されながらも少しずついい方向に変わっていくところに救われました。そして、病気や何かを理由にして自分の好きなものやことまで自ら手放さなくてもいいんだと気付かされました。
    2人のこれからはどんな風になっていくのか気になります。

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    2026年02月23日
  • ありか

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    ・たくさん転がっているんだ。こんなに幸せでいいのかと思える瞬間が。もっとよりよい明日を願う気持ちと、この日々が崩れないように守りたい気持ちが、私の中に同居していた。

    ・本当の自由は、好きな人を好きになって、会いたい人に会って、その気持ちに戸惑わず従うことだ。

    ・幸せはあちこちにある。ただ、ルリビタキやハクセキレイみたいな大きさで、うっかり見落としたり、するりと抜け落ちたりするものなのかもしれない。

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    2026年02月23日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    関西のボケとツッコミが日常にあふれていて、ものすごく面白いし、人情味があって暖かい話だった。
    自分も3歳下に弟がいる。自分はどちらかというと、兄のヘイスケタイプだと思う。以前は、一生懸命人を笑わそうと考えても弟のほうが面白いし、弟は自由だなと思う事もあって、兄のヘイスケの気持ちがわかるような気がした。
    でも、周りの人は、実は、差別しているつもりもないし、同じだけ愛情を持ってくれてると今では思う。同じ人間は、いないし、それでいいんだと思う。
    私も、ヘイスケのように暖かく迎えてくれる故郷があるのも、ありがたいし、母、姉、弟にも感謝です。
    そして、妻、二人の娘にも感謝してます。
    みんな、ありがとう。

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    2026年02月23日
  • 私たちの世代は

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    コロナが終わればいいのに、そう思ったのにコロナが続けばいいのに、続いていればいいのにそう思ったこと多くの人があるのではと思った。

    その日しかない約束の日を守れない絶望、わかって貰えない悔しさ、全てへのあきらめ。
    当たり前のように学校があるから生きられている子供がいること、将来に可能性しかないのに諦めるしかない子供。

    人と関わるからできる願いや、いじめ。
    でも人と関わるから寄り添える思い。

    いつか必ず自分がしたことは直接ではなくても帰ってくること、
    踏み出すことで周囲も良くなる、ピースが綺麗にハマったようで、誰も取りこぼさない作品だった。


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    2026年02月22日
  • ありか

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    子育てに奮闘し、目まぐるしい毎日を必死に生きているすべての人に読んでほしい一冊。

    主人公の悩みや葛藤は驚くほどリアルで、思わず自分の姿を重ねてしまう。
    思い通りにいかない日々の中で揺れる気持ちに、何度も胸が締めつけられた。

    それでも物語は教えてくれる。
    人は一人では生きていけないこと。
    周囲のさりげない優しさが、どれほど心を支えてくれるかということ。
    そして、子どもの無邪気な笑顔が、どんな疲れも溶かしてくれるということを。

    幸せのかたちは人それぞれ。
    「幸せって何だろう?」と問いかけながら、
    日常の中に散りばめられた小さな幸せに気づかせてくれる。

    読み終えたあと、
    忙しい日々の中で当た

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    2026年02月22日
  • ありか

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    読む前までは、結婚も母親経験もない私が読んでも共感できないかも…と思っていましたが、そこはさすがの瀬尾まいこさん!物語に引き込むのが相変わらずうますぎて、終盤では主人公のシングルマザー美空に感情移入して涙してしまう自分がいました。
    子供がいるお母さんはもちろん、子供がいない人や結婚していない人にも読んでもらいたい作品です。
    私も溺愛している姪っ子がいるので颯斗がひかりに与える無償の愛に共感する部分が多々あり、何度もじーんときました。

    もしかしたらもう遭遇したことがあるかもしれないハクセキレイ、ルリビタキ。これからは意識して探したいな。

    「過去を掘り返しても今ここにある以上のものは出てこない

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    2026年02月22日
  • 私たちの世代は

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    ぼろぼろ泣いた。
    温かいお話だけど、残酷な所もあり、ただのコロナ禍のお話ではない。
    自分と重なる所もあり、いつも以上に感情移入しながら読んだ。私にとって宝物のようなお話になった。

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    2026年02月20日
  • そして、バトンは渡された

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    人生の節目を迎えるごとに立ち返りたくなる作品。上白石萌音さんの解説が作品の素晴らしさを一段も二段も引き上げてくれる。
    主人公優子の置かれた場所で咲くことができる強さ、優子の義理の母親の梨花さんの思い立ったら行動せざるを得ない行動力、自由奔放だか芯のある強さに惹かれる。
    家族が複数回替わっていくなかで血のつながりを超えた家族の愛の形にあたたかい気持ちになる。

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    2026年02月19日
  • そして、バトンは渡された

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    自分の中の歴代一位を超えた最高に心が揺さぶられる、感動傑作!
    こんなに優しくて温かい小説、でも決して平坦ではない、それでいて不幸ではない、こんな面白い小説、かつてなかった!
    号泣しながら読む一冊。

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    2026年02月19日
  • 掬えば手には

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    これはこれまで読んできた中でも、上位に入る面白さ、あたたかさ。くすりと笑えて、ほんの少しじわっと泣けそうなくらい心が温かくなる。序盤から惹きつけられる。面白い!文句なしに好きな作品!

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    2026年02月19日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    私自身、PMSで病院に通っており、作中と同じ薬を服用していたのでこの本を手に取りました。

    穏やかに進む物語、柔らかく優しい文章でさらさらと読めました。

    身体に馴染まないうちのあの凄い眠気に深く共感しました。
    お医者さんももう少し効き目のゆるやかなものから進めたら良かったのに……辛いよね……と序盤のシーンは慰めてあげたくなります。
    また、眠る前のふわふわした感覚が好きなのも分かるなぁと思いすごく身近に感じで読んでおりました。

    最初に映画の方を観たこともあり、物語が少し違う事で更に楽しめました。
    映画のネタバレにもなってしまうのですが、
    映画だと藤沢さんは栗田金属を退職してしまうのがすこし切

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    2026年02月19日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    瀬尾まいこという作家は美味しい食卓、料理の描写がピカイチだと私が思う一人です。この物語は、ひょんなことから1時11ヶ月の女の子の子守をすることになった16歳のヤンキー高校生のひと夏の話。なんと、この高校生は母子家庭であったため料理が得意。そんな特技がこの子守のバイトで役立つことに。高校生にとって未知の生物である乳幼児の食事を作る場面がとても良い。ただ食欲を満たすために料理をするのではなく、誰かのために、その人を思って作る料理。女の子に振り回されつつ、関係を築いていく様子には心揺さぶられる。

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    2026年02月19日
  • 私たちの世代は

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    会社の昼休憩にデスクで読んでたら、ドライアイも感涙で潤う話でした。2人のヒロインがそれぞれちゃんと大人になっていくのが嬉しい話。私は子供たちがコロナ禍に学生だったので、本当に人ごとじゃないし、あの時代に小学生だった世代をこれからも見守っていきたいと思った。

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    2026年02月19日
  • 私たちの世代は

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    コロナ禍で大きくなっていった子供たちが、それでも自分らしさを見つけて大人になっていく、めちゃくちゃいいお話。
    「職業には貴賎はない」と言われて私たちは育つ。だけど世間は時々それを平気で踏みにじる。大人も子供も、教える立場のはずの教師達でさえも。
    そこを軽やかに飛び越えるもの達の、なんと清々しいことか。
    そしてもう一つの「引きこもり」という社会問題にも、この本は光を当てる。
    求めていけば、信じていれば、必ず道があることを、この本は教えてくれる。
    いいな。この本。そう思う。

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    2026年02月18日
  • そして、バトンは渡された

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    周りから見たら、『親に振り回されて可哀想な女の子』なのかもしれない。

    でも違う、優子は『それぞれの親に深く深く愛された、幸せな女の子』なのだ。

    普遍的な子どもが受ける愛情の何倍もの愛情を受けてきたのだ。

    だからこそ優子は優子自身の大切な人をも深く愛することができるのだと思う。

    変わって(代わって)ゆく親たちが大切に、優子と言う命のバトンを守っていった。ラストシーンにその全てが詰まっていた。

    これからも愛と命のバトンは続いていく。

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    2026年02月18日
  • 掬えば手には

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    あの、これって大竹店長が主人公ですか?
    ってほどに萌えました。
    梨木君がのび太に見えたんだけど、結構辛辣だし
    図太くて笑う。
    ◯◯会をイソイソと準備する大竹店長かわいいよ。

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    2026年02月18日
  • そして、バトンは渡された

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    読みやすくて時折笑える軽い文体なのにとても感動した。愛情の形は人それぞれで明日が一人分から増えていくことが幸せなんだと思う。

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    2026年02月18日
  • 私たちの世代は

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    2026/02/16
    学校で楽しい時期を過ごすはずだった子たちが感染症により自宅での生活を余儀なくされ、その後、何かの喪失感と共に学校が再開するもののその波に乗り損ねてしまい満足いく学校生活を送ることができずに社会人となっていった人たちの過程を描いた物語。
    就職活動中に同じ会社を受けた冴と心晴は、同じ会社の面接を受けて話すようになり、お互い、感染症による休校の期間を経て満足いく学校生活を送ることなく社会人になった。
    その分を大人になってから取り戻そうとする過程で、これまでにも自分自身にとって大切にするべきものや大切だと気がつかなかったことが身の回りに多くあったことを知っていく。
    この過程の描き

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    2026年02月17日
  • そして、バトンは渡された

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    いい話でよかった。読んでよかったと素直に思えた。
    「本当に幸せなのは、誰かと共に喜びを紡いでいる時じゃない。自分の知らない大きな未来へとバトンを渡す時だ。」
    両親や先輩、恩師、先祖からバトンを受け取り、友へ、息子へ、娘へ、バトンを渡す。そうやって生きてきたし、これからそうやって生きて行くんだなあ。

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    2026年02月16日
  • その扉をたたく音

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    とても、清々しく明るく希望をもてる作品でした。
    「あと少し、もう少し」を読んだ後、サックスが上手な渡部くんが出てくる「その扉をたたく音」を勧められて読んでみた。
    介護士として働いている渡部くんと、ミュージシャンの夢をだらだらと追い求めている宮路くんの話。

    夢を少しあきらめているような青年がしっかりと信念をもつ青年と出会い、心を動かされていく。
    また、老人ホームで出会った老人たちと関わりあい自分の夢に向かっていくような気持ちになり、老人たちにも希望をあたえる存在として成長していった。

    最近になって、私は、これをやっていこうとすることに出会い挑戦することにした。この主人公のように前向きに夢や希

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    2026年02月16日