瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 図書館の神様

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    垣内君という存在に救われる。最初主人公はなんかいけすかなくって、あんまり好きになれなかったんだけれど、清涼剤のような、垣内君ー彼がいるから読み進められるし、主人公を見守りたくなってくる。最後の手紙は、涙がでる。潔い手紙で感動するなんて初めてかもしれない。

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    2026年05月28日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    見かけも性格も違う兄弟の話が1話ずつ交代で進む。大阪弁でテンポもノリも良い。

    どちらの兄弟も良いがなんとなく兄の方にシンパシーを感じる。ラストに向かい父親が全部いいところを持って行ったような。悩んだり迷子になったりしながらも自分で選んで動いて決めたことは清々しい。

    東京の人間関係も大阪の人間関係もどちらも温かくて良かった。

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    2026年05月27日
  • あと少し、もう少し

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    中学生の駅伝の物語。
    新しく顧問になった上原先生、
    部長の桝井君をはじめ個性溢れるメンバー
    それぞれの区間を走る子の目線で描かれていて
    どっぷりのめり込んでしまった。。
    中学生ってこんなにしっかりしてたっけなぁ〜
    みんな自分の事だけじゃなく仲間の事も思いやってみんなの襷にかける思いに泣けます!

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    2026年10月15日
  • 春、戻る

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    最初の文章から世界観がすごくて一気読み!

    はじめは、ファンタジーか?と思ったけど、全然そんなことない。


    さくらがお兄さんに心を開いていく描写がたまらなく好き。
    まずは、家に通い詰めるお兄さんに
    「仕事帰りにここまで来てくれているのだ。夕飯くらい食べさせてあげてもいいだろう。いつもより心なしか疲れた男の子を見たせいか、心地よい春のせいか、私は太っ腹な気持ちになっていた」
    不審に思いつつも、はじめから若干心を許していたように思えたのは、お兄さんの日頃の行いや、心遣い!頑張りが伝わっていたからなのかな。

    お兄さんとの記憶を思い出している中、具沢山のきんぴらの味で封印していた過去の記憶を思い出したさくら。

    お兄さんが、時間をかけて丁寧に向き合ったことで、嫌な思い出としてではなく、良い部分も思い出せたんだろうな。

    思い出したくない過去の中にも光はある。

    封印してしまうよりも、肯定してあげるほうが、生きていく中でラクになるのかなあ…なんて思ったり。

    辛い記憶には蓋をする、その蓋が開く時、心の傷が癒えているかは、開き方次第で変わるのかもね。

    結末がわかるまで、ありえない!ファンタジーすぎる!とおもっていたけど、人の心は、時に人間関係で傷付き、時に人間関係で救われることも。深いな〜と。

    「あんなにも方法があるのに、愛情を形にするなんて、無意味だって僕は最初から放棄していました」
    と山田さんがこれに気づけたところも良い。
    誰かを思うことが、こんなにも温かくて、自分が知らないところで密かに思われてるいることの尊さを感じて、こんな気持ちをずっと心に留めておきたいな、と思った。

    何度でも読み返したい!!

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    2026年05月20日
  • 僕らのごはんは明日で待ってる

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    私は恋愛小説が好きではないけれど瀬尾まいこさんの力なのか、とにかく感銘を受けた。上村と葉山のテンポの良い会話のおかげか半日で読み終わってしまった。わざとらしくない(?)ふたりの描写が私的大ヒット。今日にでも瀬尾まいこさんの本を沢山仕入れる予定。
    明日。そんな言葉ってあったんだって、今更ながら思った。
    本のタイトルと関連しているこの一文が印象に残るのは、偶然か必然か。

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    2026年05月19日
  • 強運の持ち主

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    かなり前に読んでたけど再読。やっぱり登場人物が愛嬌があって可愛らしい瀬尾さんの本。人間味というか、面白いなぁと思い出し笑いに似た感覚というか。場面を色々想像できちゃう描写が、元気づけてもらえる。

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    2026年05月18日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    軽快なテンポで書かれていたため、サラッと読めました。一生懸命だったり、どことなくふわっとしていたり、色んな青春で溢れていました。

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    2026年05月13日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    癒される。短編中のタイムラグの設定は八日目の蝉。でも瀬尾ワールド。優しい縁の話。女の子可愛いな。トゲトゲしいとこも可愛い。皆むかしは女の子だったのに笑

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    2026年05月11日
  • ファミリーデイズ

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    今日はすばらしい。でも、明日はもっとすばらしい。中学生も子どもも、いつだって私に、それを示してくれる。

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    2026年05月06日
  • 夏の体温

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    ネタバレ

    うっすい小説だなぁと思いながら購入したら、この薄さで3つのお話があるというのに驚きました!
    表題作にもなっている『夏の体温』は、入院している男の子たちの友情のお話。私たちの普通をすること、感じることが当たり前じゃないって改めて心に刻んだ。暑い寒いと年がら年中、文句を言っている私ですが、それは、健康で仕事ができる、家に帰る、買い物へ出掛けられるからこそ、感じることができること。
    それらが当たり前じゃない彼らも、置かれている環境で精一杯生きている姿に応援したくなりました。
    『魅惑の極悪人ファイル』は、とにかく笑えました。極悪人と言いつつ、めちゃくちゃ愛があるお話でした。
    『花曇りの向こう』は、とても短い掌編でしたが、転校生特有の悩みについて少し触れることができました。仕方ない部分もあるかもだけど、転校って理不尽だよね…。

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    2026年05月04日
  • 春、戻る

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    お兄さんがぶっとんでいるけど、理由が分かると最後の方は泣いてしまいました…
    家族の形って色々あるんだなと、瀬尾さんの作品を読むたびに思います。

    遠い地にいても、何年も会ってなくても自分の事を案ずる人がいてくれるのは幸せな事ですね(^^)

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    2026年05月03日
  • 春、戻る

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    瀬尾まいこ先生が描く家族の物語が大好きだ〜〜!

    結婚を控えた主人公の前に、突然、「兄」を名乗る年下の青年が現れるところから始まる。
    かなり変わった設定なのに、深刻になりすぎず、でも私たちの常識を揺さぶってくる、そんな魅力

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    2026年04月25日
  • 春、戻る

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    職業体験でお世話になった事業所を思い出した。
    もう会うこともないけれど、どこかで幸せに生きていて欲しいと思う人は案外多い。

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    2026年04月17日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    友人のおすすめで購入。
    やはり自分では買わないような小説を時々手に取って読んでみるのは良いなぁと感じた。

    何かが爆発的に刺さるわけでも、大どんでん返しがあるわけでもない。戸村兄弟の日々を温かく、面白く描いたStory展開で、でもそれがすごく心地良い。

    なんだか不思議な読書体験でした。

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    2026年04月12日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    2021.10.20
    ★5.0

    「あと少し、もう少し」の2区を走ったヤンキー大田くんの高校生になったある時のお話。ひょんなことから知り合いの頼みで、1歳の鈴香の世話を任されることになる大田くん。
    鈴香と一緒に過ごすひと夏の経験を通して大きく成長する物語。

    最初はあたふたしたり、周りの目を気にしすぎたりする大田くんだったけど、鈴香と接してるうちに鈴香のことを第1優先に考えてる姿に涙ちょちょぎれた。人が成長するのを見るってすごくいい。ラストはちょっと切ないような寂しいような感じがしたけど、決意というか前向きな姿が見れて良かった。
    大田くんの人柄がすごくいい不器用だけど優しい。
    あと少し、もう少しのすぐあとに読んでよかった。

    ✍︎「あと少し、もう少し」どこかで苦しいそんな願いをもてるのはきっと幸せなことだ。

    #さとの本棚

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    2026年04月03日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

     思わずバスの中で涙が出るほど心に残る作品だった。優子が多くの人に愛されながら育ってきたことに感動し、「こんなに愛されて育ってくれてよかった」と感じた。

     特に印象的だったのは、最後に優子がバージンロードを歩く場面で、隣にいるのが森宮さんだったことだ。この描写から、血のつながりではなく、「旅立つ場所も、この先戻ってくる場所も森宮さんのところ」だという言葉がすごく感動した。物語の終盤は森宮さんの目線で描かれていることで、彼の優子に対する深い愛情がより伝わってきて良かった。
     梨花さんも想像以上に優子のことを大切に思っていたことが印象的で、愛情の深さに驚いた。
     現実ではなかなかないありえないかもしれないが、とても温かい物語だと感じた。

     物語の中でも特に印象に残ったのは、「親になること」について語られる場面である。梨花さんはそれを「明日が二つになること」と表現していた。

    314ページ
     「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になることだよって」

    と森宮さんも、優子と暮らす中でその言葉を実感していた。

    「自分のと、自分のよりずっと大事な明日が、毎日やってくる」

    この場面を読んで、大切な人ができるということは、自分の人生だけでなく、その人の未来も一緒に考えていくことなのだと感じた。その考え方がとても素敵だと思った。

     また、自分もそのように大切に思われている存在なのだとしたら、失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦し、経験を積んでいきたいと感じた。

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    2026年03月25日
  • 春、戻る

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    「思い描いたとおりに生きなくたって、自分が幸せだと感じられることが一番だ。」

    おにいさんの存在がとても愛おしく
    こういう家族のありかたもあるんじゃないかと思えた作品。
    読むたびに心が温かくなる本。

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    2026年03月18日
  • おしまいのデート

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    ほんわかしていて温かい、だけどしんみり切ないお話が詰まっていた。
    デートといえど、男女の恋愛だけじゃなく、おじいちゃんと孫、保育士と園児、社会人と学生、いろんな形の関係があって、ささいなきっかけから仲が深まったり一生忘れられない思い出ができたりする。
    別れ際に、感謝の言葉や照れくさくて言いづらい言葉を素直に口にする登場人物がたくさんいたのが印象的だった。
    どんな巡り合わせでも必ず最後には別れがあるけれど、日頃からお互いに思いを伝え合っておけば、後から温かく清々しい気持ちであの頃のデートを振り返ることができるのかもしれない。

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    2026年03月17日
  • その扉をたたく音

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    ネタバレ

    夢を諦めないでいることってやっぱりすばらしいんだな!宮路さんが夢を諦めなかったからこそ、渡部くんや老人ホームのみなさんと出会えた。諦めないこと大切なんだなと思う作品。

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    2026年03月13日
  • 春、戻る

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    結婚を間近に控えた望月さくらのもとにある日兄を名乗る年下の男の子が現れる。まったく覚えのない(しかも年下の)兄にさくらは戸惑うもいつのまにかこの「お兄さん」のペースに巻き込まれて自然と心を許していく……と同時に過去のトラウマが顔を出す……。

    再読。何回読んでもお兄さんの自由な振る舞いが可愛くて癒やされる。
    瀬尾まいこの作品に出てくる男性って良い意味で現実味がなくて好き。生臭さがなくて掴みどころがなくてどこかおとぼけてて。こんな人がいたら絶対に仲良くなりたい!実際に見ず知らずの男から意味不明な理由で付きまとわれたら恐怖以外の何物でもないけど、さくらがお兄さんに心を許してしまうのもわかる。
    引きこもっていた時期のことを鎖国と呼んだり和菓子屋に嫁ぐさくらのことを団子屋の一味になると表現したり言葉選びがユニークなのも面白くて好き。無駄にお姑さんに対抗意識を燃やしながら料理を作るシーンは笑った。
    とりたてて大きな出来事が起きるわけじゃないんだけどじんわり心が温かくなるお話でした

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    2026年03月08日