瀬尾まいこのレビュー一覧

  • ありか

    Posted by ブクログ

    人は、誰かの“ありか”になれるだけで、生きる力を取り戻せるのかもしれない。

    母との関係に悩みながら、一人娘のひかりを育てるシングルマザーの美空。
    離婚後も美空とひかりを気にかける義弟・颯斗との関わりを通して、血縁だけでは測れない支えの形を描く物語。

    ホッとする物語でした。
    大きな事件で強く揺さぶるというより、日常の中にある小さな優しさや、誰かがそばにいてくれることのありがたさが、じんわり残ります。

    そして、ひかりちゃんがとにかくかわいい。
    その無邪気さやまっすぐさは、ただ場を明るくするだけではなく、美空に「自分も誰かを喜ばせることができる」と気づかせてくれる力になっていました。

    人は、

    0
    2026年05月31日
  • 優しい音楽 <新装版>

    Posted by ブクログ

    切なさを抱えながらも、人と人とのつながりの温かさが心に残る物語。

    “無念な思いをしていても、走らなければいけない。全てをなくしてしまっても、先に向かわなくてはいけない。”

    読後、その優しさが静かに心に残った。

    0
    2026年05月30日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ


    映画みてだいぶ経ってから本も読んでみた

    美味しそうなご飯、いろんな考えをもった親たち、
    優子の強さ優しさ
    どの時代の親も優子のことを1番に思ってたんやなと思うと目頭があつくなった

    すらっと読めて、重厚感あり、読み終わった後の幸せに包まれる感じ

    いい本でした

    0
    2026年05月30日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    コロナのような感染症で制限がたくさんある中で育った小学校三年生の子供たち「マスク世代」が大人になるまでの話。
    学校の給食がないことで空腹の毎日を過ごしたネグレクトの親を持つ青葉、唯一の家族は「夜のお仕事」をしている母親のみでその元で育った冴、感染症後不登校になった心晴。それぞれの子供たちが感染症のせいで人生に少なからず影響を受ける。

    でもそこで終わらないのがこの著者の凄み。
    一見不幸せでネガティブに見える中から、小さなでも確かな幸せを掬い取る。「感染症さえなかったら」から「感染症があったから」手にしたものもあるのではないか、という方向に話は進む。

    瀬尾さんの物語は読み終わった後、いつも温か

    0
    2026年05月30日
  • ありか

    Posted by ブクログ

    毒親育ちの主人公。
    温かい環境で育った人なら、おかしいと気付けることも、自分を尊重されない事が当たり前すぎて、酷いことをされている自覚がない。

    暴力を振るわれたことはないし、ちゃんと育ててもらったし、シングルマザーだった母親が必死で生きてきたのもわかる。と相手を思いやって、理解しようとばかりする主人公。
    薄情なのは母じゃなくて自分なのだと自分を責め、母は今こんな気持ちだろう。こんな様子だろうとお母さんのことばかり考えている。優しすぎるよ。
    親が子供を育てるのは当然のこと。子どもは未来の塊。親子逆転しちゃダメだよ。

    お母さんを思う気持ちは、よーく分かった。でも、あなたの気持ちは?
    お母さんの

    0
    2026年05月29日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    いい意味でお互いが気を遣わない相手に出会って、助け合うというより隣にいてあげて、自分の存在に向き合っていくようになる過程が素敵だった。あとはほんとに素敵な職場だと思った。今まで2つの病についてよく知らなくて、全部を知った訳じゃないけど少し知れて、よかった。

    0
    2026年05月28日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    どんなに暗闇の状況でも、ほんのちょっとしたきっかけで、明日が少し待ち遠しくなることがある。ほんの小さなわくわくがあるだけで、一歩踏み出す力になることがある。

    だけど、その小さなきっかけを自分自身で見つけ出すのは、なかなかに難しい。だから人はやっぱり、誰かとつながりたくなるし、わずかなきっかけの瞬間を見捨てず済むように、そばで見ていてくれる人の存在が必要なのだろうな。自分のことはどうしていいかわからないのに、人のことだと客観的に気付いて、何気なく背中を押せることもあるから。

    それは血のつながった親でもいいし、近所の人でも先生でも親友でもいい。そうやって心の温度が届く距離で顔を合わせて、声が聞

    0
    2026年05月28日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    良かった、面白い作品でした。

    登場人物も個性的で、キャラが立っていて
    物語をにぎやかに輝かせていました。

    普通じゃない家庭で…?、 って、そもそも「普通って」何っ!?てとこありますが、
    そこも含めてうならされた感がありました。


    映像版では、永野めいさんが配役されていますが、
    原作に充分にマッチしていると思います。
    珍しく映像版も、ほめたい作品です。

    0
    2026年05月28日
  • 図書館の神様

    Posted by ブクログ

    垣内君という存在に救われる。最初主人公はなんかいけすかなくって、あんまり好きになれなかったんだけれど、清涼剤のような、垣内君ー彼がいるから読み進められるし、主人公を見守りたくなってくる。最後の手紙は、涙がでる。潔い手紙で感動するなんて初めてかもしれない。

    0
    2026年05月28日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    掬えば手には
    瀬尾まいこ
    講談社文庫

    枯れる花はきっと大竹さんを悲しませてしまう。大竹さんは性格は悪いけど、世話好きな面である。

    な。愛情受けてたのに、どうしてこんなに性格がひんまがってるんだって、誰でも思うよな

    思い残すこと一つもなく大竹さんに愛情を注いだんだと思います。心残りがないくらいに大事にできたんだと。だから、大竹さんのこと、きれいに忘れられたんじゃないでしょうか。

    お前、人のことばっか気にしてるもんな。人に目を向けてばかりで、自分のことあまり見たくないって、もう訳ありあり

    『楽しもう』がモットーの空気にどこかしっくりいかなくて。ああ、そっか、俺、真剣にやりたいんだって、初

    0
    2026年06月08日
  • ありか

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの本からもう一冊ご紹介。簡単にいえば、母と子どもの物語なんだけど、私は子どもがいないから、正直、ピンとは来ないかなと思ったけど、親子の愛情という面では素直に感動した。瀬尾まいこさんはいつも温かい内容の物語が多い気かがする。若いときに読んだ「あと少し、もう少し」を読み返してみようと思った。

    0
    2026年05月28日
  • 戸村飯店 青春100連発

    Posted by ブクログ

    見かけも性格も違う兄弟の話が1話ずつ交代で進む。大阪弁でテンポもノリも良い。

    どちらの兄弟も良いがなんとなく兄の方にシンパシーを感じる。ラストに向かい父親が全部いいところを持って行ったような。悩んだり迷子になったりしながらも自分で選んで動いて決めたことは清々しい。

    東京の人間関係も大阪の人間関係もどちらも温かくて良かった。

    0
    2026年05月27日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    何もかも平凡で、突出した何かがないことにコンプレックスを抱く主人公。
    確かに目立つ特技がある方が注目される面はあるが、目に見えないその人の内面的な魅力が大事なのだと主人公を見て思った。
    普通がダメなんてことない!!
    サクサク読み進められる一冊。

    0
    2026年05月26日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    家族の物語というあらすじだったけど、読み進めても家族の絆はどこ?という印象を感じていた。でもドンドン進むにつれて、それぞれ点でしかなかった各家族のやり取りが、主人公の優子を包む円のような形で、みんな愛情深く接していたと、まったく前半と印象が変わった。
    卒業式、結婚式と節目のシーンでは、心にしみる言葉もあり、読んでいたのが昼休みのオフィスでなければ間違いなく泣いていた。とても良い本に出会いました。

    0
    2026年05月26日
  • あと少し、もう少し

    Posted by ブクログ

    まさに「傑作」と呼ぶのにふさわしい作品!!

    青春をもう一度味わうことができた!
    登場人物の視点が見事に描かれていて、みんなキャラがたっててどんどん引き込まれていく!!

    襷をつないでいく、って物理的な意味以上のものがあるんだなって感じた

    0
    2026年05月25日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    まだ子供視点でしか考えられないけれど、親も親である前にいち人間だということを忘れちゃいけない
    そして自分が親になったらいち人間である前に親でいられるようになりたい

    明日と自分よりもずっと希望と未来がある明日があると言えるようになれたら胸張れるかな

    ちゃんと母の日父の日はなにか贈ろう

    温泉のお休み処で読んだのだけミスった
    めちゃくちゃ目赤かったと思う

    0
    2026年05月24日
  • 夜明けのすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
     PMSの女性とパニック障害の男性が織りなす物語。お互いに悩みを抱えながら他者を思い支え合うシーンは心温まるものだった。
     二人が恋人とならず、将来も親友?の関係を築いていく、そんなイメージが浮かび、アゲだった。

    0
    2026年05月24日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰も亡くならない展開すごく良かった(実の母は亡くなってしまったが…)。
    バズ狙いの最近の創作物だと森宮さんが病気で亡くなるとかありそうだったから笑
    凄く幸せな終わり方で良かった。
    梨花さん自由人だなぁ笑
    でも梨花さんなりにちゃんと考えてたんだなぁと。
    でも実の父が可哀想だなとは思っちゃったかな。
    ここに出てくる男達みんな良かった。
    だれかクソ継父やクソ男が居ると思ったからめちゃくちゃ珍しい(脇田は怪しいが笑)。
    でも優子を嫌がらせしてた性悪女たちに制裁が与えられなかったのはなんかモヤッとしたけど、そういうダークなところが無いのもこの作品の良いところなのかな。

    なんだかんだ書きましたが、全体的

    0
    2026年05月23日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「あと少し、もう少し」は読んでいなくても楽しめました!文字からでも、赤ちゃんのかわいらしさが簡単に想像できます。鈴香、本当にかわいらしいんだろうな〜

    最後は少し切ないですが、それも好きでした。

    大田の、他人のためにできることはいくつか思い浮かべられる、って素敵だと思いました。

    鈴香にとっての毎日、大田にとっての鈴香や走ること、みたいに、私もなにかそういうことを見つけて日々を過ごしていきたいです。

    0
    2026年05月23日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    良い先生に巡り会えなくて、先生なんて大嫌いって思ってた人間だけど(瀬尾まいこさん好きなら教師の方も多いだろうにごめんなさい)、すごく良い話を読めて良かった。冴ちゃんのような先生だったのかなってちょっと思った。
    娘も小学生になって、娘のことを考える良いきっかけになった。

    0
    2026年05月22日