瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 本屋さんのある街で

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    本屋さんへの敬意と愛情にあふれた短編集。
    共通して言えるのは、読んだ後本屋さんに行きたい、本屋さんで手に取って本を買いたい と思えること。
    つい、手軽なネットで本を買いがちだけど、実際に本屋さんに出かけて、本を手に取りたい、そして、本屋さんで本との出会いを味わいたい、

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    2026年09月19日
  • 夏の体温

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    人との繋がりを描いた短編集。特に「夏の体温」では、入院している少年の心情が細かに描かれており
    、孤独から希望へと変わっていく様子がよくわかる。友達になるのになんの垣根もないのだと感じさせてくれた一冊。

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    2026年09月19日
  • 夜明けのすべて

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    パニック障害で苦しんでいる息子を理解できたらと読んだ本です。大変な中、それに寄り添って励まし、苦しさを分かち合える仲間がいることはとても大切だなと思いました。息子にも、そう言う存在がいたら良いのにと思います。内容は、とても深刻だけれど、ユーモアを交えながら描かれているので、さほど深刻な感情移入せずに読めました。

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    2026年09月18日
  • 本屋さんのある街で

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    アンソロジーは得意じゃないけど、「本屋さん」の文字で購入を決めた。
    どれも心地よい読みやすさでさすがと思った。
    特に好きだったのは凪良ゆうさんの「小鳥たち」。読み終えて「いい…♡」と心でつぶやいたほど笑。
    え?「多類婚姻譚」と繋がってるんですか…?あら、文庫化待とうと思ってたのに、買わなきゃだわ。
    そして、いつまでも残ったのは一穂ミチさんの「歌うように生きて」。いろいろと考えちゃった。
    ほかの御三方もとても良かったです。ほんと、5つとも良かった。これはきっとスキマ時間とかで再読もありそうだなぁ。
    本屋さんを守りたいな。

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    2026年09月18日
  • 私たちの世代は

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     コロナ禍の2人の小学生心晴ちゃんと冴ちゃん。学校も育った環境も違って接点のない2人だけど、コロナが流行り出してそれぞれが窮屈な毎日を送ることに。

     学校行事とか友達と過ごす時間とか失った物も多かったけど、コロナで気付けたこともあったんじゃない?コロナ禍を耐えたからこそ得られた物もあったんじゃない?と思わせてくれるお話しでした。

    当時、我が家にも中学生、小学生、幼稚園児がいて色々と工夫してたなと思い出しました。家の中で出来る遊びを探して粘土代わりにニョッキを作ったり。せめて美味しいものをって張り切り過ぎて家族でちょっと太った気もします。

     冴ちゃんのママが大好き。
    冴ちゃんの幼馴染・蒼葉くんと、心晴ちゃんの家庭教師・樋口先生も素敵な方でした。

     瀬尾さんやっぱり大好き。
    『あと少し、もう少し』『おしまいのデート』とエッセイの『ありがとう、さようなら』が大好きで私の中のベスト3だったんですが、この『私たちの世代は』と新巻『はじまりのスープ、夏ゼリー』も大好きなのでこれからはベスト5で。瀬尾さんの本全部好きだから、絞らなくても良いんだけどね。

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    2026年09月18日
  • そして、バトンは渡された

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    明日が二つになる。

    この言葉がとても似合う

    自分の明日と、自分よりたくさんの未来と可能性を含んだ明日がやってくる


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    2026年09月18日
  • 掬えば手には

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    きれいだった。
    僕には何もないなんてことはないんだと気付かされる1冊だった。
    人の気持ちや心の声は直接聞くことはできなくても、感じる努力やどれだけその人のことを見ているか、気にしているかが結局影響しているのだ。だから梨木以外の人物達も自分に焦点を当てない梨木の魅力に気づくことができたのだろう。
    店長が絶妙にいい。

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    2026年09月15日
  • 優しい音楽 <新装版>

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    昔買って読んだはずなのにそれを忘れてまた購入してしまった!手元に2冊もある。どの話もシチュエーションとしてはやばくないか?と思われるのに、のほほんと会話が進んでいく、瀬尾さんワールド満載の短編集だった。お気に入りは「がらくた効果」かな。おじさん拾ってきちゃうのはまずいだろう!しかし佐々木さん、いい人で彼氏の章太郎さんもいい人だった。読み終わって、疲れた心が癒されました。

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    2026年09月14日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    読んでいて全然飽きなかったし読みやすくてとってもよかった◎
    最後まで読んで、店長だいすきになった。
    最初はこんなところでは働けないとおもってたけど、だんだん可愛く思えた。梨木君の人のことばっかり気にして自分のこと後回しなところにも気づいて、オムライスにレンコン入れてくれたり。口は悪いけど目立たない思いやりがあって素敵だなと思った。梨木君との掛け合いも面白かったしアフターデイズも好きだった。
    態度が悪い人、意地悪な人にもそうなってしまう原因があったのかもと思えば人を憎まなくて済むのかと思った。
    常磐さんの話は泣いた。いい親子だと想う

    名刺がわりの一冊になった!

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    2026年09月14日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    森宮さんが色んな意味で最高でした。

    「なるほど。急いで梅干しをブラジルまで送ってくれとか書かれても、答えられないもんな」


    最後あんな泣かされる本だと思わなかった。

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    2026年09月13日
  • 私たちの世代は

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    冴ちゃんのお母さんがすてき。おおらかで朗らかで、人に優しくて、あたたかい。
    新型コロナがなかったら、違っていたかもしれないけど、それが良い未来ではないかもしれない。そんなことはわからないから、今と先をみて、いい心持ちで前を向いて歩いていきたい。そんなことを考えさせてくれる物語だった。

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    2026年09月13日
  • そして、バトンは渡された

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    梨花さんの人生を楽しんでいるような自由さが好きだった。私も梨花さんみたいな可愛いくて、真っ直ぐな大人になりたい。
    血が繋がっていない娘(優子)を、自分より大切なものとして大事にしている森宮さんが素敵だった。私は、自分勝手な部分があるため、自分より大切にしたいと思えるものに出会えるか分からないけど、それを探しながら生きる人生もいいなと思った。

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    2026年09月13日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    不良高校生と1歳10ヶ月。登場人物の設定がおもしろい。
    誰かと一緒に何かをやり切った後の爽快感、高揚感は確かに特別。そんな当時と今の自分との間で葛藤する中、鈴香のために時間を使う大田くんが微笑ましい。読み進めるにつれて、鈴香を大切に思う大田くんの気持ちと、限りある時間が切なく、涙がでた。

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    2026年09月13日
  • 私たちの世代は

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    とても素敵な一冊に出会えました。

    冴と心晴、2人の少女が感染症の時代に翻弄され、色々な感情を抱きながら進む物語には、苦しさ、切なさ、焦り、不安、希望、愛…全てが詰まっていた。

    感染症が広がり、ソーシャルディスタンスを強要され、主人公2人が3年生になった途端休校になった。
    私の子どももまさにその流れと同じ道を辿った。1つ年上の4年生だった。休校になり、オンライン授業に分散登校、一斉登校が始まってからもマスクは必須で誰とも話せない。給食は前を向いてアクリル板を立てて食べた。音楽の授業は歌うことやリコーダーなどの楽器も使えず机を叩いてリズムを取る。みんな先生の言いつけを守った。運動会や林間学校をはじめとした行事もなくなり、少年野球も出来なくなった。
    なんで子供だけあかんの?プロ野球はやってるやん、大人は仕事行ってるやん、ご飯食べながら喋ってるやん。って何度も言っていた息子に対し私は何と答えていただろうか…。
    経済活動に影響がない子供が犠牲になったとしか思えずモヤモヤしていたことをハッキリと覚えている。
    少しずつ日常が戻っても、大人の1年と子供の1年の重さは違うといつも思っていた。子供には原体験が必要なのに、と。
    そんなことを思い出して、とても共感しながら読み進めた。

    母からたっぷり愛情を受け、地域の人からも見守られながら真っ直ぐに育った冴。
    家族と少しだけ愛情のすれ違いがあった心晴。
    その2人が大人になって出会い、元々の気質も相まってお互いに良い相乗効果を生み出しながら前へ進んでいく。

    冴と冴の母との会話。
    心晴が友達と夕食に行くと言った時の母の気持ち。
    カナカナが作った羊毛フェルトのぬいぐるみ。
    自然と涙が溢れて止まらなかった。
    そして、とにかく蒼葉が良い男すぎる。好きにならないわけがない。本当にその通り。

    この物語には優しい人しか出て来ない。現実はそうじゃないかもしれないけど、「マスク世代」と呼ばれた子供達が自分らしく前を向けていることを願いたい。

    「愛も幸せも形はない。
    だけど、それが見える瞬間は本当にある。」

    明日の朝は5時起きで、野球部の試合に向かう息子のお弁当を作る。それも目に見える幸せの一つかもせれない。
    そんな日常を大事にしようと思う。

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    2026年09月12日
  • そして、バトンは渡された

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    最後まで読んで、最初の1ページに戻ると、さらに幸福感の増す本です

    映画も見てみたいけど、キャストがなー笑

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    2026年09月12日
  • 天国はまだ遠く

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    自然豊な集落で生きる意義に気付く?お話
    きっかけは置いておいて⋯日々の喧騒から抜け出して自然の中でのんびりと過ごす⋯⋯憧れますね、とても気分良く読めました
    瀬尾まいこさんの描く主人公⋯今作品も変わらずブレずに真っ直ぐなヒロインでした(悪い意味でも良い意味でも)

    このお話⋯⋯続編はあるのでしょうか

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    2026年09月12日
  • そして、バトンは渡された

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    初めての瀬尾まいこ先生の作品。

    映画のイメージ(主演二人のスキャンダル)のイメージが強かったのもあり、手に取るのが遅くなってしまった。

    クスリと笑えて、でもなんだろう。晴れやかな気持ちにもなる一方で少し寂しく。

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    2026年09月11日
  • ありか

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    とっても心に響くいい作品でした
    関わっている人達の優しさが羨ましかったり
    母親のラスト近くののシーンも少しだけでも救いがあって良かったなって思いました
    また読み返したくなる作品です

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    2026年09月11日
  • 幸福な食卓

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    今思うと本を読み始めの時に、読むことが出来て良かった。
    想像していた結末とは違ったけれど、だからこそ本って素敵だなと思えたし、もっと色んな作品を読んでみたいに繋がった大切な一冊。

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    2026年09月08日
  • 掬えば手には

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    すごく心があたたまる一冊でした。
    言葉にできない感情や、日常の機微が繊細な筆致で掬い上げられていて、ページをめくるたびに心が静かに揺さぶられます。
    読み終えたあとには、自分の手の中にある大切なものや、誰かと分かち合う温もりに改めて気づかせてくれるような、優しさが残ります。
    また、心が落ち込んだとき読み返したいと思います。

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    2026年09月07日