瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    著者の作品「あと少し、もう少し」に登場するヤンキーの大田くんのお話。
    ろくに高校に行かない大田くんに、ある日先輩から娘(1歳と10ヶ月の鈴香ちゃん)の面倒を1ヶ月間みてほしいと連絡が来る。
    そんな大田くんと鈴香ちゃんの2人の生活、ヤンキー×赤ちゃんのお話。
    何と言っても、鈴香ちゃんが可愛くて、こんなに文章だけで癒されたのははじめてかもしれない。
    初めての子守に奮闘しつつも、自分にしかできないことを考えて動く大田くんに勇気がもらえました。

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    2026年02月15日
  • 天国はまだ遠く

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    生きていた中で1番気分が落ち込んでいた時に、手に取った本でした。
    自分の内側にある黒く重たい感情が主人公と似ている気がして、なんだか気持ちを分かってくれると思い、手に取りました。
    文章はあたたかく、優しい世界観で読んでいる時は時間がゆっくり、ゆっくり流れていきました。
    気持ちが落ち着かない時、不安で苦しい時に穏やかにのどかにすすむ物語を読むと落ち着くことが出来ました。
    雪国の田舎住みなこともあり、情景が浮かびやすく、毎回毎回食べ物に感動する主人公が可愛らしかったです。
    田村さんのさっぱりとした性格にもほっこりし、私も助けられながら読んでいました。
    瀬尾まいこさんの 「夜明けのすべて」もでしたが

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    2026年02月15日
  • 夜明けのすべて

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    普段味わうことのない、PMSとパニック障害の苦痛を体験できる。
    自分で自信を持つことは、自分を愛することは、到底できるものではない。
    人を好きになることができる、その気持ちこそが自分を少しだけ素敵に、素直にさせてくれるのかもしれない。

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    2026年02月15日
  • 私たちの世代は

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    瀬尾まいこさんの作品は、毎回心あたたかくなります。
    辛いこと、悲しいことが起こっても、大丈夫!前を向いて、生きていこう!って思わされます。
    感染症が大変だった頃を思い出しました。

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    2026年02月14日
  • そして、バトンは渡された

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    優子ちゃんのブレずにまっすぐなところが読んでいて気分が良かったです、悲しかったりモヤッとしたりする展開もほぼ無くて最初から最後まで楽しく読めました

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    2026年02月14日
  • 私たちの世代は

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    読みながらボロボロ泣いてしまった。

    「ディスタンス世代」
    その時、私はすでに就職しており感染症診療に当たっていたため、実際に感染症の恐ろしさや、パンデミックで不幸な転帰を迎える人々を見た。
    しかし、新興感染症が与えた不幸は生死に直結する部分だけではなく、人々の生活にも暗い影を落とした。
    とりわけ子供達には、「感染対策」が強い強制力をもって、楽しい学生生活や友達との付き合い、家族イベントに影響したことと察する。
    その中で、前半の小学生のパートでは子供達の脆さと母親のしなやかな強さを感じた。しかし、子供達が大学生になり、就職活動を迎える頃には、自分で道を切り開いていく、人間の強さを感じさせるよう

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    2026年02月14日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    水戸さん、泉ヶ原さん、森宮さん、梨花さん、みんなそれぞれ形は違うけど、優子ちゃんのことを大切に思っていて、愛だなぁと思った
    誰にも共感はできないし、「正しい」形ではない家族だけど、確かに愛があって
    こんなに愛を注がれて育った優子ちゃんがしなやかな強さを持って育っていったのもよくわかる。
    唯一、水戸さんの行動だけは意味不明だと思うけど(娘を血のつながらない再婚相手に託してブラジルに行くなんて選択肢、どんな世の中ならでてくる?就職氷河期?転職でもバイトでもしてなんとかブラジルに行かない道を探す以外の選択肢がないだろう)、水戸さんが優子ちゃんのことを大切に思っていたこともわかってよかった。
    今は1歳

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    2026年02月13日
  • そして、バトンは渡された

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    森宮さんの「淡々とした強さとやさしさ」が際立っていた。

    何かを繋いでいくことは、時として重荷に感じることもあるけれど、彼はそれを特別なことではなく、日々の料理を作るのと同じように当たり前のこととしてこなしていく。まずい料理をきちんと食べ切るように。

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    2026年02月13日
  • そして、バトンは渡された

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     主人公の優子ちゃんのなんというか、淡々とした感じがすごく好きでした。強い女というのとは違うけど、しなやかな女の子なところがかっこいいと思います。
     あとは、やっぱりご飯が美味しそうです。愛情がこもってるんだなと思うと尚更。いつも一緒に食卓を囲んでくれてありがとう。美味しいご飯でちょっとした会話が生まれて、その会話も含めて二人の食卓が好きです。
     日常が無理なく流れていく感じ、いいなぁと思います

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    2026年02月12日
  • そして、バトンは渡された

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    自分が家族にどれだけ愛情を注がれて育ったか再認識した。愛されて育ったからこそ素直にこの物語を受け入れられたのだと思う。

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    2026年02月12日
  • 私たちの世代は

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    小学校3-4年生コロナ世代の子供女の子二人。
    一人は割と恵まれた家庭だが、父単身赴任、母教育熱心な心晴と、シングルマザーだけど愛されてる冴の物語。

    心晴は父が最初単身赴任だったが、コロナ禍でみなが自分がうつすのではないか、うつされるのではないかという疑心暗鬼の世の中で、小学校4年から父が糖尿病のために小学校にも、中学校にも、いけなくなった。家庭教師のおかげで通信制の高校大学に進む。

    冴は母がお水ということでいじめられてはいたが、なんとか中高には進む。同級生の青葉にコロナのことがあって小さい頃からパンなど差し入れていたために、勉強を教えてもらっている。彼は中卒だが頭が良いのだ。大学にいく。小

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    2026年02月11日
  • 夜明けのすべて

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    そして、バトンは渡されたを読んで瀬尾まいこさんの書く文章が好きだなと思ったので今回、夜明けのすべても読んでみました。
    最後まで美沙と山添くんの距離感が絶妙です。お互いに好きという気持ちが全くないからこういう行動ができるんだというところから始まります。ただ、それぞれの気のかけ方がお互いに心地よく、山添くんにとってはパニック障害発症以降止まっていた時が動き出すきっかけにもなっています。ちょっとずつ仲良くなっていく過程が非常に読んでいて心地よいものでした。

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    2026年02月11日
  • 夜明けのすべて

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    とっても良かった。鬱病で休職している私。私も性格的に鬱病になるわけないと勝手に思っていたし、仕事も楽しいしプライベートも充実しているし訳がわからなかった。でもなった。そして私も人を喜ばせるのが好きなんだと思う。誰かにありがとうと言われると生きていて良かったと思える。二人を少しずつかじっていて、勝手にわかるわかるってなってしまった。厚かましいかも。

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    2026年02月11日
  • そして、バトンは渡された

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    優子は7回も親が変わっていき親と別れる寂しさや悲しさを何度も経験してきているにも関わらず、よくブレずにまっすぐに育ったなぁと感慨深かったです!

    最初は梨花があまりにも自分勝手と思っていたけれど、読み進めていくうちに梨花なりの愛情表現をした上での決断をしていたのだとわかり感動しました( ; ; )

    森宮さんも守りたいものができて覚悟を決めて、本当の父親のように森宮さんなりのやり方で愛情を注いでいく姿が素敵!早瀬との結婚の承諾が手紙を通しての遠回しの言葉だったことが、最も長く愛情を注いだ父親だからこそのリアルな感じで素敵すぎました。゚(゚´ω`゚)゚。

    本当の父親である水戸も、決して優子を

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    2026年02月10日
  • そして、バトンは渡された

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    血が繋がっていようがいまいが、そこには確かな家族の愛情がある。

    物心がつく前に母を亡くし、父とも別れ、その後も家族の形が何度も替わってきた優子。
    どうしてこんなにもたくさんの別れを経験しなければいけないのだろう。死別でなくとも、別れはやはり大人になっても悲しく寂しいもの。子どもなんて尚更だ。時間が解決すると分かっていても。
    ただ、優子は寂しさを感じつつも捻くれず強く生きてきた。それは幼い頃からそれぞれの親がそれぞれの形でたっぷりと愛情を注いでくれたからだろう。リレーを途切らすことなく、バトンを落とさず。
    水戸はどれだけ離れていてもお父さんだし、梨花の自由さの裏には真面目な愛情と母性があったし

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    2026年02月09日
  • そして、バトンは渡された

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    決して悲しいお涙頂戴話じゃないのに、頭が痛くなるほど泣けた。
    涙で心が洗われるとはこの事か。
    大好きなマンガ「違国日記」を読んだ時に真っ先にこの作品を思い出した。
    こんなに感動的な物語に出会えた事に感謝。

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    2026年02月09日
  • 強運の持ち主

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    とても面白くて一気読みしてしまった。
    占いをする側の視点ってこんな感じなのかなと新たな発見だった。
    私も自分の直感を信じて過ごして行ったら人生楽しくなるかなと思った。

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    2026年02月07日
  • 戸村飯店 青春100連発

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    著者の真髄120%!と見た時は、そうかな?と思ったけど、しみじみそうかもしれないなと思った。人間味というか、表面からの中身、本質の大事なところに触れる感じがとても心地良かった。人が出るな〜と誰かお笑いの人が言ってた気がするけど、兄弟で家族で周りの人で、どこか違う。だけど同じ匂いって、どこにでもありそうだけど尊いことに気付かされた。

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    2026年02月07日
  • そして、バトンは渡された

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    私に選択なんてさせるべきじゃなかったのだ。お父さんと梨花さんが自分たちで決めて、私を納得させるべきだった。小学校高学年になると言ったって、まだ十歳なのだ。
    正しい判断が、そのあと悔やまない判断が、できるわけがない。

    百十二通の手紙よりも、三百万円のお祝い金よりも、価値のあることを言おうとけれど、間に合いそうになかった。

    どうしてだろう。こんなにも大事なものを手放す時が来たのに、今胸にあるのは曇りのない透き通った幸福感だけだ。

    すごく大きな事件が起きるでもなく、半分は少しずつ挟まれる回想で生い立ちを知る構成。家族が何度も変わることによる波は不自然なほどなくて、それはつまらなさではなく温かさ

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    2026年02月12日
  • あと少し、もう少し

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    ぜひ中学生の娘に読んでほしい
    もちろん大人のわたしでもひきこまれました
    ただ走る物語じゃなく、6人のそれぞれの悩みがかかれていて、すごく面白かった

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    2026年02月03日