瀬尾まいこのレビュー一覧

  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    ネタバレ

    お金も人間関係も自己肯定感もない、ないない尽くしの主人公・百合(リリー)。
    あらすじから自己再生のストーリーであることが読み取れたが、果たして288頁で再生できるのか不安になるほどである。

    傷つくことを病的に避けながら生きているリリーだが、社会で生きる以上、人間関係は否が応でも発生する。
    大家のばあさんとは毎日顔を合わせ罵り合う関係だ。
    しかしリリーがばあさんのことを心配する時、心の中での呼び方が「くそばばあ」になるのが実にツンデレである。

    そんなばあさんと、ある出会いがリリーを再生への道へといざなう。

    リリーの魅力は料理の才もあるが、手を抜いても構わない場面でベストを尽くす、彼女自身も

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    2026年08月17日
  • 私たちの世代は

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    さすが瀬尾まいこさんだなぁとつくづく。コロナ期の時の社会の様子、学校の様子、子ども達の心の声をすごく丁寧に表現してて、物語の世界に入り込んだ。
    最後は救われる優しい世界が大好き。

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    2026年08月15日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    途中まではこれまでの生い立ちが書かれているだけで何が面白いんだ?と思っていたけど最後の20ページぐらいで家族の大切さを知り、号泣してしまった。優子ちゃんの家族はいつも暖かく、愛で溢れていたし特に宮森さんはおかしいところもあるけど7年もの長い間、血のつながりがないのに大切に育ててくれていたんだなぁと実感し、泣けた。関係なく家族のつながりというものはお金よりも重く、人生で一番無くしたくないものなのかな。私もそう思うよ!!

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    2026年08月15日
  • そして、バトンは渡された

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    2019年本屋大賞受賞作。

    家族よりも大切な家族

    幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
    その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
    血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。

    最近読むのはミステリーなのもあってか日常的な感じでほっこりして読み進めることができました。娘がいるのもあるがラストは胸がジーンと暖かくなり不覚にも泣いてしまいました。血の繋がりとは何なのか、親として子供に関わることはどんなことなのか考えさせられた一冊でした。

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    2026年08月14日
  • ありか

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    最初はつらくてはらはらとしながら読んでいたけど、主人公の素直さと子どもを想う強い気持ちに心を揺さぶられた。親からの卒業。周りの人に恵まれたというよりも主人公の人柄が良い人を引き寄せたんだろうな。途中からは登場人物みんなを好きになって応援しながら読み進めた。子どもを持つ人だけでなく、かつて子どもだった人、すべての人に薦めたい作品。

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    2026年08月14日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    あることをきっかけに、人と深く関わることから距離を置くようになった主人公。

    ぶっきらぼうで、どこかやさぐれているようにも見える。けれど、「料理」を通して人と向き合う姿はとても真面目で、誠実だった。誰かのために料理を作り、その人が食べる姿を見て、また少し人と関わっていく。その不器用さも含めて、とても好きな主人公に出会えたと思った。

    周囲の登場人物たちも素敵だった。中でも大家さんとのやりとりが大好きになった。

    「傷つかない位置で手を伸ばしたって、何にも届かないよ」

    この言葉が特に心に残った。

    人と関われば、傷つくこともある。だから距離を取れば、自分を守ることはできるのかもしれない。でも、

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    2026年08月13日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    ちょっとくらいなら笑い飛ばしてくれたらいいけど、悲しい思いは隠さないで
                      〜本文より


    そばにいる人のありがたさ。
    たくさん支えてくれている人がいること、
    時には埋まるはずのないぽっかりとあいた穴をうめてくれる。
    ただこの人ににいてほしいと思ってしまうことがある。もちろんそばにいてくれるだけでありがたいけど、誰でもいいわけじゃない。この人にいてほしい。そう思うことがある。

    人とのつながりについて考えられる心温まる一冊。

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    2026年08月13日
  • そして、バトンは渡された

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    最後の1ページで泣かされた。最後の森宮さん視点はずるいな。たくましくいつも幸せそうに生きている優子が印象的なストーリーだったけど、その中でも気持ちの伝え方、愛情表現の仕方は人それぞれだと理解している姿が彼女のキャラクター性を物語っていた。たしかに考えてみればそうだし、どこの子供も多くは複数はいない両親からの愛しか、親から受ける愛は知らないわけで、ここまで客観的に親子愛を見つめられる作品は中々ないのではないなと思う。日常にできるだけたくさん愛と幸せを見つけられる人でありたいな。

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    2026年08月13日
  • そして、バトンは渡された

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    ものすごく良かった。関わり方も、時間も、関係の築き方もそれぞれ違ったけど、どの親も優子ちゃんのことをちゃんと愛していて、それが分かる時にすごく心にグッとくるものがあった。明日が2つになるっていう表現がとっても素敵で、親になることの幸せというか、子どもを持つことの嬉しさというか、そういったものを感じさせてくれる作品だった。
    良かったな。本当に良い作品だった。

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    2026年08月13日
  • 本屋さんのある街で

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    一穂ミチさんと坂木司さんをお目当で手に取った。

    一穂ミチさんはらこの中でもちょっと異色の作風だったけれど、苦いのに苦しいのにどこか暖かみを感じた。人と仲を深めるのって難しいな。
    坂木司さんは、エンターテイメントを感じて面白かった。登場人物みんながいいキャラしている。
    三浦しをんさんは、こういうのをこのアンソロジーで読みたかったんだよ!これだよ!これ!と、読んでいてクスっと笑ったり、ちょっと心がじんわりしたり、本屋ってやっぱりいいなと思わせてくれた。

    凪良ゆうさんのは1度読んだことがあるストーリーだったから、新作を読みたかった。

    本を売る人、買う人、書店との繋がりがある人、それぞれのストー

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    2026年08月12日
  • ありか

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    シングルマザーの生活を描いた本。お母さんが毒親だと苦労するね。瀬尾まいこさんの本はハズレがなくて面白い!

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    2026年08月12日
  • 幸福な食卓

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    ネタバレ

    良かった。
    最後にあれだけ泣かされるとは思ってなかったけど…
    バラバラのようでいて、心の奥でちゃんと繋がっている。
    誰も無理をしない、こういう家族の形もいいかもしれな
    いと思った。
    お父さんを辞めるという感覚も、なんとなくわかる。
    直ちゃん同様、役割やら世間の”普通”から離れた結果、
    自分自身や家族、環境を見つめる機会になったのかな。
    選択肢があって、それが許される贅沢な環境は少しだけ
    羨ましいと思った。
    大浦くんの手紙が、声が聞こえてきそうなほど彼らしい
    手紙で、ちょっと笑えて、とても悲しかった。
    ヨシコもいい!姑に取り入ろうとするヨシコには注意
    するよう母親に言う佐和子が面白い。
    少し元気

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    2026年08月11日
  • 私たちの世代は

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    ネタバレ

    はっきり言わないけどコロナテーマの作品。
    序盤時系列がよくわからず混乱したが、心春が不登校になったあたりで衝撃を受け、一気に読み進めた。
    久々に夢中になる読者体験だった。

    始まったのはたったの6年前だが、当時は本当に衝撃的な体験をいくつもした。近所のバーの店員が、人通りの少ない路上で惣菜を叩き売りしている様子を見て、「世界ってこうやって終わるんだな」と思ったことが懐かしい。とある研修を住み込みで受けた時も、食堂で隣の人と話していたら「そこ話すなぁ!」と監視のメガホンもったおじさんに言われ、同期と「そのうち囚人番号で呼ばれんじゃね?」と話していたりもした(同じようなセリフあって感動した)。

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    2026年08月11日
  • そして、バトンは渡された

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    家族ってなんなんだろうなぁって考えさせられる〜…
    家族の絆を強くするのは一緒にご飯を食べた回数なのかも?笑
    平坦な文章で綴られた何気ない日々。丁寧にそんなストーリーが積み重なってるから空白の期間も、同じような平和な生活をしているんだろうなって想像できる。その空白の期間に思いを馳せながらのラストはやっぱり泣いちゃうよね…!!

    印象深いセリフ
    第二のお母さんから第三のお父さんへの説得のセリフ
    「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になることだよって」

    ラスト主人公のセリフ
    「お父さんやお母さんにパパやママ、どんな呼び名も森

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    2026年08月10日
  • 本屋さんのある街で

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    本屋さんが当たり前のように日常にあるってなんて幸せなことなんだろう。街の本屋さんを大切にしたいと思いました。

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    2026年08月10日
  • 温室デイズ

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    テーマはものすごく重い⋯

    昭和までのいじめは、どちらかと言うと家柄だったり体格や性格などで、方法も見えているところでやっていた(椅子に画びょうを置く、本人に向かってデブやブスと言い、なぜか男子VS女子の対立に発展)と違い、最近では誰が標的になるか分からないので、皆がおとなしく矢が飛んで来ないように身を潜めている

    みちると優子はそれが出来なかった
    小6〜中3迄を2人の視点から交互に描写され、学校(クラス)を良くするにはどうするべきなのか?
    解決は出来ず、みちるは居続けたが、優子は逃げ出した
    それでも2人は互いに認め合い離れずにいた
    2025/1

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    2026年08月10日
  • 夜明けのすべて

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    でも、夕日は必ず朝日になることを、今の俺は知っている。

    よかった。栗田金属の人たちが本当に温かいし、2人のお節介がお互いを徐々に打ち解けさせるもので。恋愛じゃなくても、愛とはなにかを教えてくれるもの。家族とかに近いもの。

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    2026年08月09日
  • 私たちの世代は

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    あの頃の閉塞感、混乱を思い出しながら読んだ。
    特に学校は大変だったなぁ、こどもの入学式が延期になったなぁと親の立場から。

    とにかくあたたかい小説だと思う。
    みんな一生懸命相手のこと思いやってて。でも絡まっちゃって、うまく伝わらなかったり。
    そして人の可能性を信じたくなる。希望に満ちた作品。

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    2026年08月09日
  • ありか

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    シングルマザーが主人公のお話
    娘が年長さんの1年間を季節ごとに綴っている
    主人公の美空が大切な義弟、ママ友、仕事仲間に出会えて本当によかった

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    2026年08月09日
  • 図書館の神様

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    素晴らしい。
    タイトルからは想像できない内容でしたが、今の自分にはとても「すっ」と入ってきた。
    やっぱり、この人の作品は好きですね。

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    2026年08月09日