瀬尾まいこのレビュー一覧
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ネタバレお金も人間関係も自己肯定感もない、ないない尽くしの主人公・百合(リリー)。
あらすじから自己再生のストーリーであることが読み取れたが、果たして288頁で再生できるのか不安になるほどである。
傷つくことを病的に避けながら生きているリリーだが、社会で生きる以上、人間関係は否が応でも発生する。
大家のばあさんとは毎日顔を合わせ罵り合う関係だ。
しかしリリーがばあさんのことを心配する時、心の中での呼び方が「くそばばあ」になるのが実にツンデレである。
そんなばあさんと、ある出会いがリリーを再生への道へといざなう。
リリーの魅力は料理の才もあるが、手を抜いても構わない場面でベストを尽くす、彼女自身も -
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2019年本屋大賞受賞作。
家族よりも大切な家族
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
最近読むのはミステリーなのもあってか日常的な感じでほっこりして読み進めることができました。娘がいるのもあるがラストは胸がジーンと暖かくなり不覚にも泣いてしまいました。血の繋がりとは何なのか、親として子供に関わることはどんなことなのか考えさせられた一冊でした。
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あることをきっかけに、人と深く関わることから距離を置くようになった主人公。
ぶっきらぼうで、どこかやさぐれているようにも見える。けれど、「料理」を通して人と向き合う姿はとても真面目で、誠実だった。誰かのために料理を作り、その人が食べる姿を見て、また少し人と関わっていく。その不器用さも含めて、とても好きな主人公に出会えたと思った。
周囲の登場人物たちも素敵だった。中でも大家さんとのやりとりが大好きになった。
「傷つかない位置で手を伸ばしたって、何にも届かないよ」
この言葉が特に心に残った。
人と関われば、傷つくこともある。だから距離を取れば、自分を守ることはできるのかもしれない。でも、 -
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一穂ミチさんと坂木司さんをお目当で手に取った。
一穂ミチさんはらこの中でもちょっと異色の作風だったけれど、苦いのに苦しいのにどこか暖かみを感じた。人と仲を深めるのって難しいな。
坂木司さんは、エンターテイメントを感じて面白かった。登場人物みんながいいキャラしている。
三浦しをんさんは、こういうのをこのアンソロジーで読みたかったんだよ!これだよ!これ!と、読んでいてクスっと笑ったり、ちょっと心がじんわりしたり、本屋ってやっぱりいいなと思わせてくれた。
凪良ゆうさんのは1度読んだことがあるストーリーだったから、新作を読みたかった。
本を売る人、買う人、書店との繋がりがある人、それぞれのストー -
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ネタバレ良かった。
最後にあれだけ泣かされるとは思ってなかったけど…
バラバラのようでいて、心の奥でちゃんと繋がっている。
誰も無理をしない、こういう家族の形もいいかもしれな
いと思った。
お父さんを辞めるという感覚も、なんとなくわかる。
直ちゃん同様、役割やら世間の”普通”から離れた結果、
自分自身や家族、環境を見つめる機会になったのかな。
選択肢があって、それが許される贅沢な環境は少しだけ
羨ましいと思った。
大浦くんの手紙が、声が聞こえてきそうなほど彼らしい
手紙で、ちょっと笑えて、とても悲しかった。
ヨシコもいい!姑に取り入ろうとするヨシコには注意
するよう母親に言う佐和子が面白い。
少し元気 -
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ネタバレはっきり言わないけどコロナテーマの作品。
序盤時系列がよくわからず混乱したが、心春が不登校になったあたりで衝撃を受け、一気に読み進めた。
久々に夢中になる読者体験だった。
始まったのはたったの6年前だが、当時は本当に衝撃的な体験をいくつもした。近所のバーの店員が、人通りの少ない路上で惣菜を叩き売りしている様子を見て、「世界ってこうやって終わるんだな」と思ったことが懐かしい。とある研修を住み込みで受けた時も、食堂で隣の人と話していたら「そこ話すなぁ!」と監視のメガホンもったおじさんに言われ、同期と「そのうち囚人番号で呼ばれんじゃね?」と話していたりもした(同じようなセリフあって感動した)。
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家族ってなんなんだろうなぁって考えさせられる〜…
家族の絆を強くするのは一緒にご飯を食べた回数なのかも?笑
平坦な文章で綴られた何気ない日々。丁寧にそんなストーリーが積み重なってるから空白の期間も、同じような平和な生活をしているんだろうなって想像できる。その空白の期間に思いを馳せながらのラストはやっぱり泣いちゃうよね…!!
印象深いセリフ
第二のお母さんから第三のお父さんへの説得のセリフ
「自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になることだよって」
ラスト主人公のセリフ
「お父さんやお母さんにパパやママ、どんな呼び名も森 -
Posted by ブクログ
テーマはものすごく重い⋯
昭和までのいじめは、どちらかと言うと家柄だったり体格や性格などで、方法も見えているところでやっていた(椅子に画びょうを置く、本人に向かってデブやブスと言い、なぜか男子VS女子の対立に発展)と違い、最近では誰が標的になるか分からないので、皆がおとなしく矢が飛んで来ないように身を潜めている
みちると優子はそれが出来なかった
小6〜中3迄を2人の視点から交互に描写され、学校(クラス)を良くするにはどうするべきなのか?
解決は出来ず、みちるは居続けたが、優子は逃げ出した
それでも2人は互いに認め合い離れずにいた
2025/1