瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 夜明けのすべて

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    こんなにも心励まされる作品だとは露とも知らず泣きました。仕事のこと、病気のこと、人生のこと、悩みは尽きない。そっと気持ちに寄り添ってくれる本だった。

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    2025年11月18日
  • あと少し、もう少し

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    私の好きな駅伝の話。主観が一人一人入れ違い面白かった。

    自分も冬になると少し走っているが、短い時間で、いろいろな事を、考えて走っているなって思うし、昔の事も思い出したり走るのは楽しい。

    駅伝は馴染み深く、私も中学生の時や、会社のトリムでも走った事があった。
    何か、みんなのために走るって青春で最高だと思う。
    明日から、またジョギング始めよう!

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    2025年11月18日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    PMSは初耳、パニック症状も可哀想、少し距離を置こうと自分の中でそんな印象しかなかったことに心から落胆した。自分の醜さに。自分自身、藤沢ほどでは無いがカッとなりやすい性格で自分を基準にしてその人をはかる事で生まれる差に対してイライラしてた。元々差なんてないのだけれど。私はその人の事を知ろうともしないで、自分勝手に苛立っていたことに気付かされた。無知や経験の無さが苛立ちの原因だと思う。相手がPMSやパニック障害で悩まされていたら?という思考もできず、ましてやその病がどんなものなのかすら知らないで。そういった知識や沢山の経験、周りを見て興味を示すことにより自分が寄り添う気持ちを持つことが出来るかも

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    2025年11月17日
  • 夜明けのすべて

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    私もPMS持ちなので読み進めて心境が藤沢さんに共感でき、読むのが楽しくなっていた

    藤沢さんはイライラするタイプですが、私は落ち込んで沈むタイプ。その時期は人と関わることもストレスになるから学生の頃も、今仕事をしている時もストレスをばっと抱えやすくてしんどい。そんな私にはこの本を読むと親近感が湧いて読むのが楽しくなっていた。
    男の人でPMSを理解してくれる人はあまりいないよな〜と思いつつ、山添くんは別の症状だけどパニック障害を患い、自分も苦しんでいるからこそ理解があるのが本当にいいなと思った。理解あるこんな男性必要!

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    2025年11月17日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    「もうすぐ2才になる子を、一ヶ月間日中預かってくれない?」
    16才の自分だったら、そんな頼みを受け入れることが出来るだろうか。
    ちょっとお人好しの太田くんは、鈴香ちゃんと忘れられない特別な夏を過ごすことになる。
    誰かの笑顔の為に、料理や掃除、一緒に遊んだりすることを苦もなくコツコツ出来るのは、本当に凄い。太田くんのファンになりました。彼の中学時代の作品も読んでみたい。

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    2025年11月16日
  • 夜明けのすべて

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    世の中には、他人にはなかなか理解してもらえない病気って沢山あると改めて感じた。ただでさえ症状が辛いのに…特に、目に見えない病気を持つ人は、単に怠け者みたいと思う、他人からの配慮のなさにも傷付かなければいけない現実を感じる人は少なくないんだなと読んでいて感じた。
    作品の内容的には激重ストーリーなのだが、主人公2人のやりとりには、かなり笑わせてもらいました!ツボにハマってしまいました。
    再読する時には、読む場所を気をつけようと思います!!

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    2025年11月16日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    今まで読んだ瀬尾さんの本の中で1番好きだな

    優しい瀬尾さんの世界観が大好き

    梨木君の心を読む力はすごい能力なんかじゃないっていうのが、なんていい設定なんだともう拍手

    香山と過去の暗い話を打ち明け合って距離を縮めるシーンが好き
    「打ち明け話にどうでもいい話。こんなことを繰り返しながら、ぼくたちは少しずつ確かなものを手に入れていくんだ。そんな当たり前のことを知ったような気がした。」

    梨木君は、それまで特別な力で距離を縮めてきたと思っているのだろうけど、本当は梨木君の共感力や行動力が人の心を動かしたんだね

    あったかい気持ちになりたくなったら、また読もう

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    2025年11月12日
  • 強運の持ち主

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    ネタバレ

    大好きな瀬尾さん!!
    占いに頼ったことは雑誌とかでしかないけど、実際に店に行く人の気持ちがわかった気がした。
    不安な気持ちを誰かに指摘、解決してほしくていろいろと試す。
    出てくる人物それぞれの占って欲しい内容と結末にほっこりした。
    通彦とルイーズ別れんくて良かった…!!
    夫婦間での相談も占いに頼るのはダメだね。
    結局は自分で決める、運命に従って一緒に乗越えていく様子が良かった。

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    2025年11月12日
  • 幸福な食卓

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    「ちゃんと幸せに生きてる?」
    誰かにそう聞かれたら、少し答えに詰まってしまう――そんな人に読んでほしい。

    瀬尾まいこ『幸福な食卓』は、“普通”の家族が壊れていく中で、もう一度“幸福”を探しなおす物語だ。
    冒頭の「父さんは今日で父さんをやめようと思う」という言葉から始まる家族の再構築。
    娘・佐和子は戸惑いながらも、父、兄、恋人との関わりを通じて「自分の生き方」を少しずつ見つけていく。

    どの登場人物も、とても愛おしい。
    そして瀬尾まいこの文体は、まるで湯気のように柔らかい。日常の温度をすくい取るその筆致に、いつの間にか自分の記憶が溶けていく感じ。

    涙と静かな温もりが心に残る。
    生きることに少

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    2025年11月11日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    読んでいると「あと少し、もう少し」の太田くんだと気がついて驚いた

    育児に関して何も知らない高校生が奮闘しているのが面白い

    中学校の時に変わった想いが高校に入って諦めてしまった主人公
    そんな簡単に変わらせてくれないんだと人生の厳しさを痛感会いました

    育児に関わっていくうちに、また走り出せるようになる成長具合に感動しました

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    2025年11月11日
  • あと少し、もう少し

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    おじさんになったからか、若者が抱えてる不安とかそれに立ち向かう姿が泣けすぎる。なんて立派な子達や…上原先生が若手教師ながら努力家でいい脱力感で素敵すぎる。立ち振る舞いがめちゃくちゃ優秀だということは大人にしかわかるまい。
    自分の子供が大きくなったら勧めたい本の一つ。

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    2025年11月10日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    一気に読んでしまった。。
    藤沢さんのおせっかい、とっても素敵な人だなあ。
    最後の山添くんとても元気で軽くて楽しそうだったな。

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    2025年11月10日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    日常生活にちょっとありえない設定を持ち込んでくるいつもの構成、大学生の年代なら何の取り柄もないという主人公のコンプレックスを抱えてる人も多いと思う。

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    2025年11月09日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    大田くんと鈴香のやり取りの丁寧な描写に妊娠中である自分にこれから待ち受ける子育てのリアルを垣間見るとともに、その子供と過ごす瞬間瞬間の喜びや感動がじんわり伝わってきてとてもよかった。
    最後の鈴香との別れのシーンは本当に胸がギューっとなって切なかった。

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    2025年11月09日
  • あと少し、もう少し

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    時系列は同じだけど、子どもと大人の狭間の時期。
    1人1人の葛藤などがありながら襷を繋いでいく。
    一生の友達になっていくんだろうな。

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    2025年11月08日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    あと少し、もう少しの続編とは知らなかった。読んで大分たつので、細かい話は覚えてなかった。
    大田は先輩から一歳十ヶ月の娘鈴香の面倒をみるというアルバイトを頼まれる。鈴香と大田の一ヶ月の話。
    一日一日成長する子供と何もなさない自分、親になり日々新しいことを学び、新しいことを見つける喜び、そんなことを思い出した。大きなイベントもないけれども、かつてあったひと時を懐かしく思い、また、あの時の楽しい思い出がよみがえった。
    鈴香と大田のたった一ヶ月の時間がこの後どうなるのかも気になる。

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    2025年11月07日
  • 夜明けのすべて

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    瀬尾まいこさんのファンで、本屋にて「人にやさしくなる」本として紹介されていたのが印象的で購入しました。
    PMSと鬱治療中のため、共感できるところがとても多かったです。もちろん症状は人それぞれなので、こういうことで辛い思いをしている人もいるんだな、と新たに学ぶこともできました。
    ふたりの程よい距離感が最後まで変わることなく、そらでもお互いの病気のために何かできることはないか二人が考えて少しでも良い方向に向かっていくさまが読んでいて、じんわり温かい気持ちになりました。
    現実にここまで相手のことを思いやれる人は私の周りにはいないと思って生きてきましたが、もしかしたらいるのかもしれないな、とも思えまし

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    2025年11月05日
  • 夜明けのすべて

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    すいすいと読み進められ、読み終わった瞬間、続きは?続きが読みたいと思った。

    気を使わないでいられる2人の関係性が羨ましい。今できること、今はこのぐらいできたことへ目を向けられるような自分でありたいと思いました。

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    2025年11月05日
  • 図書館の神様

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    有名どころの文学作品がたくさん出てきて、こんな書き方、自分も読まなきゃ気になっちゃうじゃん!という感じ!そして、人間の素敵なところも、もちろん表現されてますが、一般的に負とされているドロドロな場面もあり、ギャップがより面白かったです。
    読書好きにはたまらない一冊で、この本に出会えて嬉しかったです。

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    2025年11月05日
  • 夏の体温

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    短編集、とても読みやすく1日で読んでしまった。自分が感じている普通と相手の普通は同じではない。周りの評価と真実は同じではない。人の優しさがこぼれ落ちていく瞬間を感じることができた。

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    2025年11月03日