瀬尾まいこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレパニック障害もPMSも他人事ではなく、自分にも身に覚えのある症状がいくつもあった。
それらが重なって描かれることで気持ちが痛いほど分かり、強く共感する一方で、辛かった症状が蘇り、少し苦しくもなった。
それでも、主人公たちと一緒に追体験したからこそ嫌な感覚にはならず、むしろ浄化されるような不思議な感覚を覚えた。
藤沢さんと山添くんが、お互いの症状やつらさを少しずつ理解し合いながら、無理のない範囲での優しさや思いやり、そして行動力をそれぞれに示していくところがとても良かった。
藤沢さんの大胆さには思わず笑ってしまうし、山添くんの淡々とした言動にはこちらまで心が軽くなる。
恋愛とも友情とも違う、同 -
Posted by ブクログ
良かった…読みながら5回は泣いた。こんなに優しさにあふれた家族のお話は読んだことがない。もし何度も親が変わったら普通の女子ならグレるのでは?と想像するところだが、優子の歴代の親たち、とりまく大人たちの愛がすごくて優子が健やかに成長して行く様子がほほえましく感じられる。そして森宮さんのごはんのタイミングや的はずれな会話、男子に厳しい態度にも笑えてまたほのぼのしてしまう。私自身が日々忙しく子育てに追われている中で、「子どもがいると明日が二つになる」という素敵な言葉にも出会えた。瀬尾さんの作品を読むのは2冊目だが、出てくる曲や本のセレクトも良いなと思う。読後、あたたかく優しい、すっきりとした多幸感に
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Posted by ブクログ
どんだけどんだけどんだけ悲しいことが起きても
この1冊を思い出して心の拠り所にしたい……
『父さんは父さんを辞めようと思う』発言から始まる
ちょっと、もしかしたらかなり、ヘンな家族の話。
いろんな好きな人たちが出てきた。
佐和子と大浦くん。ヒーローになってくれた坂戸くんに吉沢くん。
父、母、直ちゃんはもちろん、ヨシコさんも。
やっぱり瀬尾さんの作品は嫌な人が出てこない…(と思ったけどいたわ!!!!佐和子をいじめたクラスの女子ぃぃぃ!!!!)
まぁでもやっぱり大浦くんが好きすぎた。
初めて読書してて、
物語中のあるめちゃくちゃ悲しい出来事で、
その場面を読んだ瞬間頭グワングワンして
焦点合わなく