瀬尾まいこのレビュー一覧
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ネタバレ評価で★5をつけることが増えてきてしまっているので、これからはもう少し厳選して★5をつけていきたい。
美紗と山添の気を使いすぎない距離感の会話が心地よくて、読んでいて癒された。
同じように何かを抱えているからこそ分かち合えることや、経験しているからこそ言える言葉には重みがあると感じた。山添の彼女もただ経験してなかっただけで、分かろうとはしていたんだと思う。自分の身近な人が、自分が分からないことで苦しんでいたら、どうしたらいいか分からなくなりそうだなと思った。
読んでいる中で、
「楽しいことがないから楽しくないだけで、面白そうなことがないからやる気が起きないんだよ」
という言葉が印象に残った -
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今は小学生になった我が子たちが鈴香ちゃんと同じくらいの頃を思い出しながら読んだ。金髪ピアスで言葉はぶっきらぼうながらも、とても誠実な主人公。自分の見た目が周りにどう思われているか想像したり、その場所や役目に合わないと思いながらも、お世話になった先輩の頼みを引き受けて立派に勤め上げる姿は、私よりもちゃんと保護者でした。そして、鈴香ちゃん始め、登場する子供たちが可愛い!!公園の場面を想像するだけで、私は今とても優しい顔をしていると確信しながら読んでいた。鈴香ちゃんとのお別れをさみしく思いつつも、中学時代の先生の言葉「あと少し、もう少し」という願いを持てることは幸せなことだと感じながら、日常としてさ
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感染症の流行により、普通の小学校生活を過ごすごとができなかった冴と心晴。
そんな二人が大人になるまでに経験する悩みや成長を描いた小説。
序盤は、教育熱心な母に翻弄される小晴、学校でイジメられる冴の姿に、心が重くなりました。
小学生の頃は親が言うことが全て正義。
親が間違っていようが、正しかろうが、全て正義で、それに抗うことは小学生には困難。
物語を読み、小学生の子どもを育てる親として、自分の意見を子どもに押し付けるのではなく、子どもとともに考え、選んでいかなければいけないと改めて思いました。
イジメも物語の中で描かれています。
私の学生の時にもイジメは学校にありました。
集団があった -
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感染症の流行で小学校が休校になり、不自由を余儀なくされた冴と心晴。
それぞれの家族との関わり、友人との関わり、人との関わりが難しかった時の子どもたちの悩みと成長の物語。
冴の母との関係性は羨ましいし、清塚くんとの些細なことの思い出が2人の関係にずっとついてくること、辛いとこもあるけれど周りに助けられて強く生きていくところ、すごく素敵だった。
心晴の母との関係性も大人になればなんとなくわかっていく、母の不器用な愛情だったのかな。
カナカナとの関係、手紙の相手との関係、すごくいい風に流れていってよかったーと思えた。
総じてとってもあったかい気持ちになって一気読み。
娘もちょうど小学一年生になっ -
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失ってしまったもの、できなくなってしまったことを喪失や欠陥と捉え続けるのではなく、そうじゃない別の道ややり方に出会う可能性があると捉えることができたら、世界は一気に変わって見えるということを教えてくれる一冊。
あれがやれない、これがやれないから、代わりにそれを受け入れるしかないんだという考えから、少し踏み出すことができたら、気持ちはずっと楽になるかもしれない。前に進めるかもしれない。何かの代替ではなく、そっちの方が楽しいと思える日がくるかもしれない。
おそらくとても優秀で、何でも完璧にこなし、周囲のことも自分のこともがっかりさせるような人生とは無縁だったはずの山添君。そんな彼がパニック障害 -
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登場人物、ストーリー、展開全てにおいて私好みの本だった。
まず不良少年が小さい子の面倒を見るなんてそれだけで面白そう!
何となく展開は予想できたけど、思った以上に素敵で可愛くて切なくて…一気に読みました。
鈴香ちゃんが大田くんに懐いたあたりから私の顔はニヤけたままでずっと2人のやり取りがひたすらに可愛かった!
私もふたりの子どもがいて、それこそ1歳から2歳にかけては大変だった、早く大きくなって欲しい、早く1人でなんでもできるようになって欲しい、そんな事ばかりを考えて過ごしてたのがもったいなかったな、と思いました。
大田くんはきっと素敵なパパになることでしょう。
1歳の頃の記憶なんてたしか