瀬尾まいこのレビュー一覧

  • 卵の緒
    再読です。

    「卵の緒」ですが、育生がとてもいい子。そしてなんと素晴らしいお母さんなんでしょう。てきぱきさばさばでなんだかコミカル。子どもの育生と対等に接している感じと育生への愛をまっすぐに示しているところが素敵でした。
    お母さんが昔の話をするところはたまらない気持ちになりました。本当のことを聞いた...続きを読む
  • 見えない誰かと
    現役中学校教諭の、瀬尾さんの書くストーリーの元ネタがいっぱいつまったエッセイ集。

    主に、講師時代だった頃が中心。

    瀬尾さんにも長い講師時代があったなんてにわかには信じられないけれども、まぁいい話書く人が教師に向いてるかどうかってのは確かに別の話ですね。


    最近、学校ネタの本を読むことが多いけれ...続きを読む
  • 見えない誰かと
    ジャケ買いな一冊でしたが、エッセイを読めば読むほど瀬尾さんのファンになっちゃう。
    懐が広く魅力的なひとたちがたくさん登場するけど、それも瀬尾さん自身の優しくて温厚な人柄ゆえではなかろうか!
    現実の中学生が本当は愛らしい生き物なのではなくて、大人になってから中学生と向き合うと可愛いんだろうな、とも思う...続きを読む
  • 見えない誰かと
    瀬尾さんのエッセイはどの話もすごく好きです。読んだ後に出てくる人物を愛おしく思ってしまうのは、瀬尾さんの魔法だなと思いました。
  • 夜明けのすべて
    パニック障害を患った山添君、PMSを患った藤澤さん。人生って思うようにいかないことばかりだけど、幸せも沢山落ちてるんだよ。そんなことを教えてくれる本でした。
    パニック障害もPMSも患っている私はそんな中でも生きてて偉い( ̄▽ ̄)
  • 幸福な食卓
    中原家はとても優しい4人家族。
    だけど、過去、ある事件があってから、みんなそれぞれ傷を抱えていた。
    そんな家族が育む、切なくも温かい物語。

    主人公は佐和子。真面目でごく普通の女の子。物語序盤は中学生。兄、直と同じ進学校に行くべく塾で猛勉強する。そこで出会った大浦くんと、ケンカしたり仲直りしたりしな...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    17歳の優子には、父親が三人、母親が二人いる。
    家族の形態は、17年間で7回も変わった。
    こんな普通ではない状況を、淡々と、しかも何だか不思議と心地よく物語の中に引き込ませてくれるのは、瀬尾さんしかいないのではないかと思った。
    優子と森宮さんとの、たくさんの食事のシーンが賑やかで微笑ましく、圧倒的な...続きを読む
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)
    16歳の不良少年大田が先輩に頼まれ、奥さんが出産のため入院する1ヶ月だけ1歳10ヶ月の娘 鈴香の面倒を見るバイトをすることに

    最初は泣きまくってご飯も食べてくれない鈴香がだんだん懐いてきたり、ほとんど「ぶんぶー!」しか喋らなかったのに色々言葉を話すようになるのがなんとも愛おしい。。!

    大田が鈴香...続きを読む
  • 夜明けのすべて
    自分の思い通りに行動できなくて、それに対してもっとつらくなってしまう。そんな2人だったからこそのお話だなと思った。私はPMSも生理痛もほとんどないから、最初は2人がどんな症状なのか具体的にわからなかったし、身近にいたら反応に困るかもしれないと思ってしまった。私は症状を軽減させたりはできないかもしれな...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    出てくる人がみんないい人ばかりで、形は違えど、主人公を応援する気持ちや大事にする気持ちが伝わってくる。
    実の父と長い間会えない理由が2度目の母が手紙を渡せなかったから。そんなことがあるものかな?と思った。けど、梨花さんみたいに、血を分けた実の子じゃなくても、手放したくないほど、愛する気持ちになること...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    実の父である水戸さんが可哀想だった、、けど最後には会えたし読後の幸福感は今まで読んだ本の中でも随一!また自分の人生の節目に読みたいです!!
  • 幸福な食卓

    <見えない所で、支えられている>

     家族の存在を、改めて考えさせられます。おかんの作ってくれたご飯、残してませんか?おとんの洗濯物は一緒に洗わんとって、て言ってませんか?お兄ちゃんと、最近話しましたか?
     どうであろうと、家族がいるのです。

     食卓を囲むシーン、活き活き描かれて素敵なんですよ。...続きを読む
  • そして、バトンは渡された
    良かった‼︎
    読み始めてから スルスルと小説の中に入り込んでいった。
    「塞いでいるときも元気なときも、ごはんを作ってくれるひとがいる。それはどんな献立よりも力を与えてくれることかもしれない」

    優子と森宮さんとのやりとりが好き。
    ほっこりして優しくて 泣きました。
    瀬尾まいこさんの小説を続けて読み...続きを読む
  • 図書館の神様

    ほっとできました。

    仲間の自死が、もしかしたら自分の言葉をきっかけにしたのではないか、また、周りもそのように思っているという、過酷な経験をしている主人公の、自分を見つめていく過程が、ユーモアのある表現描写と相まって、面白く読まさせてもらいました。ただ、「そして、バトンは渡された」同様、周りの人たちが、ほとんどいい人とい...続きを読む
  • 強運の持ち主
    OLを辞めて、占い師になったルイーズ吉田の元に、老若男女が訪れる。
    占いもできるけど、基本直感で適当なルイーズ吉田だが、相談にきた人達の背中を押していく。
    時に、ルイーズ自身も悩んでいる姿に、占いではどうにもならないこともあることが分かるし、結局は自分の気持ちの持ちようだったり、周りの温かな支えがあ...続きを読む
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)
    巡り合わせって妙。
    何かを失ったとしてその先に何を得られるのだろう。分からないから怖いんです。それでも進みたいと、進んでみたいと思わされる。
    きっとあるよね、そんな出会いが。たぶんこの出会いも、誰かの、何かの、きっかけ。
  • 夜明けのすべて
    自分の見えていないところで何かと戦っている人や
    底知れず努力している人もいることを知り、
    人は人と支え合うことで道を切り開く事ができることを学んだ
    人と関わっていく事は美しいなと思った
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)
    突然、1歳10ヶ月の子供の子守りを任された高校生男子。最初は伴うものの、徐々に慣れていく。子供に注ぐ彼の愛情、気遣いが素晴らしい。でも与えることによって、自分も大きなものを与えられているんだね。どんどん彼が変わっていくのも嬉しい。読んでよかったと思える一冊でした。それにしても、これだけ料理ができて、...続きを読む
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    自分と愛する人との距離感。その中で自分ってなんだろう?と疑問に思いひとり旅に出かける。「自分探しの旅」とはよく言うが、一人で行ったところで結局自分は見えてこない。他者との関わりの中で、気づくことが多いのだ。
    また、いくら愛する人、信頼する人だからといって、全てさらけ出すのがいい関係とは言えない。
    ...続きを読む
  • 図書館の神様
    イマイチやる気のない国語講師と文芸部の生徒、垣内君とのほっこりする物語。
    そんな垣内君が作った詩にハッとさせられる一文があった。
    「雑草の弱さを見つけてあげられる、そんな大人になりたい」
    最近、多くのビジネス書ではストレングス(強さ)が取り上げられているが、弱さを認めるという視点も大事なのではないか...続きを読む